JPH08163317A - 画像入力装置 - Google Patents

画像入力装置

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JPH08163317A
JPH08163317A JP6307716A JP30771694A JPH08163317A JP H08163317 A JPH08163317 A JP H08163317A JP 6307716 A JP6307716 A JP 6307716A JP 30771694 A JP30771694 A JP 30771694A JP H08163317 A JPH08163317 A JP H08163317A
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守泰 武田
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雅尚 中原
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 同一の装置を用いて2値画像でも多値画像で
も高品質に読み取り得る画像入力装置を提供すること。 【構成】 撮像部3は、光学系4とセンサ部6とを備え
る。光学系4は、線画を主体とする2値画像を読み取る
場合に、原稿2の画像を第1の倍率(比較的高倍率)で
結像するとともにセンサ部6を構成する3個のCCD1
6、26、36上に分割して投影する。また、光学系4
は、連続調画像を主体とする多値画像を読み取る場合に
原稿2の画像を上記第1の倍率よりも低い倍率(比較的
低倍率)で結像するとともにセンサ部6を構成する1個
のCCD16上に投影する。よって、同一の装置を用い
て2値画像でも多値画像でも高品質に読み取ることがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、固体リニアイメージセ
ンサを用いた画像入力装置に関し、さらに詳しくは入力
すべき画像の内容等に応じて光学系を切り替えて使用す
る画像入力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、画像入力装置として、線画を主体
とした画像から2値データを読み取るものと、写真など
のように連続調の画像から多値データを読み取るものと
が有る。
【0003】前者のように2値画像を読み取る装置にお
いては、光学系によって形成された走査線領域の画像を
複数のラインセンサに分割して投影し、各ラインセンサ
で分担してこの走査線領域の画像を読み取る。そして、
隣合うラインセンサの境界部分で、同じ原稿情報を受け
た画素をつなぎ処理することによって、高解像度で欠落
や重複のないの画像読み取りを行っている(特開平3−
1752号公報参照)。なお、このように画像を複数の
ラインセンサに分割して投影するのは、既存のラインセ
ンサでは画素密度の高いものでは読取有効長さの長尺な
ものが得られないため、このようなラインセンサに画像
をそのまま投影したのでは、この画像を高解像度で読み
取ることができなくなるためである。
【0004】また、後者のように多値画像を読み取る装
置においては、画像が連続調であるため、この画像を複
数のラインセンサに分割投影してそのまま読み取りを行
うと、各ラインセンサの微妙な感度の違いによってつな
ぎ部分で検出画像に原稿にない濃度差が生じるという問
題がある。そのため、予め原稿面上においてラインセン
サのつなぎ部分に相当する位置に、グレースケール等
の、1枚のタブレット上に濃度を段階的あるいは連続的
に表現したものを置き、実際に低濃度から高濃度までの
読み取りを行わせ、各読み取り位置において、それぞれ
つながれるラインセンサのつなぎ部分同士の出力レベル
が同じになるように電気的補正をかける方法が採用され
てきた。しかしこのこのような補正では完全なつなぎ処
理を達成できないため、多値画像を読み取る際は、通
常、単一のラインセンサへ原画像を縮小投影して読み取
っていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように、2値画像
用の画像入力装置と多値画像用の画像入力装置とは、そ
れぞれ要求される仕様が異なり、これに応じて読み取り
方式が本質的に異なっているため、2値画像用の画像入
力装置で多値画像を読み取るとCCDのつなぎ部分で不
連続部分が生じ易いという問題があり、多値画像用の画
像入力装置で2値画像を読み取ると解像度が低下すると
いう問題がある。すなわち、同一の画像入力装置で2値
画像及び多値画像をともに高品質に読み取ることができ
ないという問題がある。
【0006】本発明は、単一の装置を用いて2値画像で
も多値画像でも高品質に読み取り得る画像入力装置を提
供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1の画像入力装置は、原稿と撮像部とを相対
的に移動させつつ原稿の画像の読み取りを行う画像入力
装置において、前記撮像部が、複数の固体リニアイメー
ジセンサと、2値画像を読み取る場合に原稿の画像を第
1の倍率で結像するとともに前記複数の固体リニアイメ
ージセンサ上に分割して投影し、多値画像を読み取る場
合に原稿の画像を前記第1の倍率よりも低い第2倍率で
結像するとともに前記複数の固体リニアイメージセンサ
のいずれか一つの固体リニアイメージセンサの上に投影
する光学系とを備えることを特徴とする。
【0008】また、請求項2の画像入力装置は、前記光
学系が、原稿の画像を前記第1と第2の倍率の間で変倍
して結像する変倍光学系と、この変倍光学系からの前記
第1の倍率の原稿の画像を分割して前記複数の固体リニ
アイメージセンサ上に個々に投影する画像分割手段とを
備えることを特徴とする。
【0009】また、請求項3の画像入力装置は、前記変
倍光学系が、この変倍光学系の光軸上に進退可能である
とともに当該光軸上に配置された際に原稿の画像を前記
第1の倍率で結像する第1レンズと、前記光軸上に進退
可能であるとともに前記光軸上に配置された際に原稿の
画像を前記第2の倍率で結像する第2レンズと、前記第
1及び第2レンズを前記光軸上に交互に進退移動させる
レンズ駆動手段とを有することを特徴とする。
【0010】また、請求項4の画像入力装置は、前記変
倍光学系が、ズームレンズを有することを特徴とする。
【0011】また、請求項5の画像入力装置は、前記変
倍光学系が、バリフォーカルレンズを有することを特徴
とする。
【0012】また、請求項6の画像入力装置は、前記変
倍光学系が、この変倍光学系の光軸上に配置された結像
レンズと、前記光軸上に進退可能なコンバージョンレン
ズと、該コンバージョンレンズを前記光軸上に進退移動
させるレンズ駆動手段とを有することを特徴とする。
【0013】また、請求項7の画像入力装置は、前記画
像分割手段が、ミラーであることを特徴とする。
【0014】また、請求項8の画像入力装置は、前記複
数の固体リニアイメージセンサのいずれか1つが、前記
光軸上に配置され、前記画像分割手段が、前記変倍光学
系からの前記第1の倍率の原稿の画像を分割して前記複
数の固体リニアイメージセンサ上に個々に投影するとと
もに、前記変倍光学系からの前記第2の倍率の原稿の画
像を前記光軸上に配置された固体リニアイメージセンサ
上に投影することを特徴とする。
【0015】
【作用】請求項1の画像入力装置では、前記撮像部が、
2値画像を読み取る場合に原稿の画像を第1の倍率で結
像するとともに前記複数の固体リニアイメージセンサ上
に分割して投影し、多値画像を読み取る場合に原稿の画
像を前記第1の倍率よりも低い第2の倍率で結像すると
ともに前記複数の固体リニアイメージセンサのいずれか
一つの固体リニアイメージセンサの上に投影する光学系
を備えるので、線画を主体とする2値画像の読み取りで
高解像度を得ることができ、連続調画像を主体とする多
値画像の読み取りで十分な精度が得られにくいつなぎ処
理をなくすことができるので、単一の装置を用いて2値
画像でも多値画像でも高品質に読み取ることができる。
【0016】また、請求項2の画像入力装置では、前記
光学系が、原稿の画像を前記第1と第2の倍率の間で変
倍して結像する変倍光学系と、この変倍光学系からの前
記第1の倍率の原稿の画像を分割して前記複数の固体リ
ニアイメージセンサ上に個々に投影する画像分割手段と
を備えるので、簡易な構造の装置を用いて2値画像でも
多値画像でも高品質に読み取ることができる。
【0017】また、請求項3の画像入力装置は、前記変
倍光学系が、この変倍光学系の光軸上に進退可能である
とともに当該光軸上に配置された際に原稿の画像を前記
第1の倍率で結像する第1レンズと、前記光軸上に進退
可能であるとともに前記光軸上に配置された際に原稿の
画像を前記第2の倍率で結像する第2レンズと、前記第
1及び第2レンズを前記光軸上に交互に進退移動させる
レンズ駆動手段とを有するので、簡易な構造の装置を用
いて2値画像でも多値画像でも高品質に読み取ることが
できる。
【0018】また、請求項4の画像入力装置では、前記
変倍光学系が、ズームレンズを有するので、単一の光学
系で2値画像でも多値画像でも高品質に読み取ることが
できる。
【0019】また、請求項5の画像入力装置は、前記変
倍光学系が、バリフォーカルレンズを有するので、単一
の光学系で2値画像でも多値画像でも高品質に読み取る
ことができる。
【0020】また、請求項6の画像入力装置は、前記変
倍光学系が、この変倍光学系の光軸上に配置された結像
レンズと、前記光軸上に進退可能に配置されたコンバー
ジョンレンズと、該コンバージョンレンズを前記光軸上
に進退移動させるレンズ駆動手段とを有するので、簡易
な構造の装置を用いて2値画像でも多値画像でも高品質
に読み取ることができる。
【0021】また、請求項7の画像入力装置は、前記画
像分割手段が、ミラーであるので、簡易な構造の装置を
用いて2値画像でも多値画像でも高品質に読み取ること
ができる。
【0022】また、請求項8の画像入力装置は、前記複
数の固体リニアイメージセンサのいずれか1つが、前記
光軸上に配置され、前記画像分割手段が、前記変倍光学
系からの前記第1の倍率の原稿の画像を分割して前記複
数の固体リニアイメージセンサ上に個々に投影するとと
もに、前記変倍光学系からの前記第2の倍率の原稿の画
像を前記光軸上に配置された固体リニアイメージセンサ
上に投影するので、簡易な構造の装置を用いて2値画像
でも多値画像でも高品質に読み取ることができる。
【0023】
【実施例】図1は、第1実施例の画像入力装置の主要部
を示す斜視図である。図1(a)は、線画を主体とする
2値画像を読み取る場合における光学系の状態を示し、
図1(b)は、連続調画像を主体とする多値画像を読み
取る場合における光学系の状態を示す。
【0024】原稿2は、図示を省略する副走査機構によ
って、撮像部3に対してAB方向に相対的に移動する。
原稿2のうち原稿有効幅に対応する長さを有する線状の
走査領域2aからの画像光は、撮像部3の光学系4で適
宜縮小・分割されて撮像部3のセンサ部6に投影され
る。
【0025】光学系4は、第1及び第2の縮小投影レン
ズ14、24を備える。各縮小投影レンズ14、24
は、レンズ駆動装置34によって、光学系4の光軸OA
上に交互に進退する。すなわち、原稿2から線画を主体
とする2値画像を読み取る場合には、第1の縮小投影レ
ンズ14を光軸OA上に配置して、原稿2の走査領域2
aの画像を第1の倍率mで結像するとともにセンサ部6
を構成する3個のリニアイメージセンサであるCCD1
6、26、36に分割して投影する(図1(a)参
照)。また、原稿2から連続調画像を主体とする多値画
像を読み取る場合には、第2の縮小投影レンズ24を光
軸OA上に配置して、原稿2の走査領域2aの画像を、
上記第1の倍率mよりも低い第2の倍率m’で結像する
とともにセンサ部6を構成するCCD16、26、36
のうち、光軸OA上に配置されている中央のCCD16
に投影する(図1(b)参照)。
【0026】この実施例においては上記第1と第2の倍
率m,m’はともに縮小倍率(すなわち、m<1,m’
<1:ただしm’<m)である。このため、第1の(縮
小)倍率mは相対的に第2の(縮小)倍率m’よりも高
倍率であり、逆に第2の(縮小)倍率m’は第1の(縮
小)倍率mより低倍率である。したがって、以下の説明
ではこれらを一般的にそれぞれ「比較的高倍率」および
「比較的低倍率」と呼ぶとともに、第1と第2の縮小投
影レンズ14,24から得られる画像をそれぞれ「比較
的高倍率の画像」および「比較的低倍率の画像」と呼
ぶ。
【0027】なお、この発明はこのような場合に限ら
ず、たとえば第1の倍率mが等倍(m=1)であり、第
2の倍率m’が縮小倍率(m’<1)であるような場合
も包含する。
【0028】一方、レンズ駆動装置34は、第1の縮小
投影レンズ14を、光軸OAに平行でこれから所定間隔
だけ離間した回転軸RA1の回りに回転駆動するととも
に、第2の縮小投影レンズ24を、光軸OAに平行でこ
れから所定間隔だけ離間した回転軸RA2の回りに回転
駆動する。この結果、各縮小投影レンズ14、24は、
光学系4の光軸OA上の結像位置とこの光軸OA上から
待避した待避位置との間を往復動することとなる。この
際、各縮小投影レンズ14、24は、図示を省略する複
数のギヤから構成される歯車機構によって互いに逆方向
に回転する。したがって、各縮小投影レンズ14、24
は、光軸OA上に交互に進退移動することとなり、第1
の縮小投影レンズ14が光軸OA上の結像位置に配置さ
れた場合は、第2の縮小投影レンズ24が待避位置に配
置され(図1(a)参照)、第2の縮小投影レンズ24
が光軸OA上の結像位置に配置された場合は、第1の縮
小投影レンズ14が待避位置に配置される(図1(b)
参照)。
【0029】なお、第1または第2の縮小投影レンズ1
4、24は、その結像倍率が異なることから、それぞれ
が光軸OA上に配置される位置も異なる。すなわち、図
1(a)において、第1縮小投影レンズ14の倍率m
は、(物距離a/像距離b)にほぼ対応し、図1(b)
において、第2縮小投影レンズ24の倍率m’は、(物
距離a’/像距離b’)にほぼ対応する。
【0030】光軸OA上において、第1または第2の縮
小投影レンズ14、24と中央のCCD16との間に
は、分割用のミラー54が配置されている。このミラー
54は、結像位置に配置された第1の縮小投影レンズ1
4からの比較的高倍率の画像の光束を3分割して各CC
D16、26、36上に導く働きを有し、同時に、結像
位置に配置された第2の縮小投影レンズ24からの比較
的低倍率の画像の光束を中央のCCD16上に導く働き
を有する。
【0031】センサ部6を構成する各CCD16、2
6、36は、同一構造のもので、その線状の受光領域に
は、第1の縮小投影レンズ14からの比較的高倍率の画
像の光束が3分割されて投影される。また、中央のCC
D16の受光領域には、第2の縮小投影レンズ24から
の比較的低倍率の画像の光束も一度に投影される。
【0032】各CCD16、26、36の出力は、図示
を省略するCCD駆動回路及び信号処理回路によって処
理される。すなわち、線画を主体とする2値画像を読み
取る場合には、各CCD16、26、36の端部のつな
ぎ目に対応する部分の2値信号のパターンを判定し、こ
れらのパターンを一致させるように位置ズレを補償して
画像信号上でつなぎ処理を施す。これにより、各CCD
16、26、36を一直線上に切れ目なく配置したと同
様の1次元2値画像信号を得ることができる。また、連
続調画像を主体とする多値画像を読み取る場合には、中
央のCCD16のみから1次元多値画像信号を得る。
【0033】なお、上記第1実施例では、結像位置に配
置された第1の縮小投影レンズ14からの比較的高倍率
の画像を3分割して各CCD16、26、36上に投影
しているが、第1の縮小投影レンズ14からの比較的高
倍率の画像を4個以上の多数のCCDに分割して投影す
ることもできる。
【0034】図2は、第2実施例の画像入力装置の主要
部を示す斜視図である。図2(a)は、線画を主体とす
る2値画像を読み取る場合の状態を示し、図2(b)
は、連続調画像を主体とする多値画像を読み取る場合の
状態を示す。なお、第2実施例の画像入力装置は、第1
実施例の光学系4を変形してズームレンズを用いている
点を除いて第1実施例と同一であるので、共通する部分
には同一の符号を付して説明を省略する。
【0035】光学系4は、ズームレンズ64を備える。
ズームレンズ64は、図示を省略するレンズ駆動装置に
よって、その焦点距離を比較的高倍率と比較的低倍率と
の間で連続的に変化させるとともに、光学系4の光軸O
A上を前後に移動する。すなわち、原稿から線画を主体
とする2値画像を読み取る場合には、ズームレンズ64
の倍率を増加させるとともにこれを原稿側に移動させる
ことにより、原稿画像を比較的高倍率で結像し各CCD
16、26、36に投影する(図2(a)参照)、原稿
から連続調画像を主体とする多値画像を読み取る場合に
は、ズームレンズ64の倍率を減少させるとともにこれ
をミラー54側に移動させることにより、原稿画像を比
較的低倍率で結像しCCD16に投影する(図2(b)
参照)。
【0036】なお、上記第2実施例では、光学系4とし
て、焦点距離が連続的に変化するズームレンズからなる
ものを用いたが、焦点距離が2値以上で不連続に変化す
るバリフォーカルレンズから光学系4を構成することも
できる。
【0037】図3は、第3実施例の画像入力装置の主要
部を示す斜視図である。図3(a)は、線画を主体とす
る2値画像を読み取る場合の状態を示し、図3(b)
は、連続調画像を主体とする多値画像を読み取る場合の
状態を示す。なお、第3実施例の画像入力装置は、第1
実施例の光学系4を変形してコンバージョンレンズを用
いている点を除いて第1実施例と同一である。
【0038】光学系4は、縮小投影レンズ74とコンバ
ージョンレンズ84とを備える。縮小投影レンズ74
は、図示を省略するレンズ駆動装置によって、光学系4
の光軸OA上を前後に移動する。また、コンバージョン
レンズ84は、図示を省略するレンズ駆動装置によっ
て、縮小投影レンズ74の動きと同期して、光軸OAか
らはずれた回転軸RA3の回りに回転し、光学系4の光
軸OA上の位置とこの光軸OA上から待避した待避位置
との間を往復動(進退移動)する。この結果、原稿から
線画を主体とする2値画像を読み取る場合には、コンバ
ージョンレンズ84を待避位置に移動させるとともに、
縮小投影レンズ74を原稿側に移動させて原稿画像を比
較的高倍率で結像して各CCD16、26、36に分割
投影する(図3(a)参照)。また、原稿から連続調画
像を主体とする多値画像を読み取る場合には、コンバー
ジョンレンズ84を光軸上の位置に移動させるととも
に、縮小投影レンズ74をミラー54側に移動させて原
稿画像を比較的低倍率で結像してCCD16に投影する
(図3(b)参照)。
【0039】
【発明の効果】以上説明のように、請求項1から請求項
8の各画像入力装置によれば、原稿と撮像部とを相対的
に移動させつつ原稿の画像の読み取りを行う画像入力装
置において、前記撮像部が、2値画像を読み取る場合に
原稿の画像を第1の倍率で結像するとともに前記複数の
固体リニアイメージセンサ上に分割して投影し、多値画
像を読み取る場合に原稿の画像をこの第1の倍率よりも
低い第2倍率で結像するとともに前記複数の固体リニア
イメージセンサのいずれか一つの固体リニアイメージセ
ンサの上に投影する光学系を備えるので、単一の装置を
用いて2値画像でも多値画像でも高品質に読み取ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の構成を示す斜視図である。
【図2】第2実施例の構成を示す斜視図である。
【図3】第3実施例の構成を示す斜視図である。
【符号の説明】
2 原稿 3 撮像部 4 光学系 6 センサ部 14 第1の縮小投影レンズ 16 CCD 24 第2の縮小投影レンズ 26 CCD 36 CCD 64 ズームレンズ 74 縮小投影レンズ 84 コンバージョンレンズ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿と撮像部とを相対的に移動させつつ
    原稿の画像の読み取りを行う画像入力装置において、 前記撮像部は、複数の固体リニアイメージセンサと、2
    値画像を読み取る場合に原稿の画像を第1の倍率で結像
    するとともに前記複数の固体リニアイメージセンサ上に
    分割して投影し、多値画像を読み取る場合に原稿の画像
    を前記第1の倍率よりも低い第2の倍率で結像するとと
    もに前記複数の固体リニアイメージセンサのいずれか一
    つの固体リニアイメージセンサの上に投影する光学系と
    を備えることを特徴とする画像入力装置。
  2. 【請求項2】 前記光学系は、原稿の画像を前記第1と
    第2の倍率の間で変倍して結像する変倍光学系と、この
    変倍光学系からの前記第1の倍率の原稿の画像を分割し
    て前記複数の固体リニアイメージセンサ上に個々に投影
    する画像分割手段とを備えることを特徴とする請求項1
    記載の画像入力装置。
  3. 【請求項3】 前記変倍光学系は、この変倍光学系の光
    軸上に進退可能であるとともに当該光軸上に配置された
    際に原稿の画像を前記第1の倍率で結像する第1レンズ
    と、前記光軸上に進退可能であるとともに前記光軸上に
    配置された際に原稿の画像を前記第2の倍率で結像する
    第2レンズと、前記第1及び第2レンズを前記光軸上に
    交互に進退移動させるレンズ駆動手段とを有することを
    特徴とする請求項2記載の画像入力装置。
  4. 【請求項4】 前記変倍光学系は、ズームレンズを有す
    ることを特徴とする請求項2記載の画像入力装置。
  5. 【請求項5】 前記変倍光学系は、バリフォーカルレン
    ズを有することを特徴とする請求項2記載の画像入力装
    置。
  6. 【請求項6】 前記変倍光学系は、この変倍光学系の光
    軸上に配置された結像レンズと、前記光軸上に進退可能
    なコンバージョンレンズと、該コンバージョンレンズを
    前記光軸上に進退移動させるレンズ駆動手段とを有する
    ことを特徴とする請求項2記載の画像入力装置。
  7. 【請求項7】 前記画像分割手段は、ミラーであること
    を特徴とする請求項2記載の画像入力装置。
  8. 【請求項8】 前記複数の固体リニアイメージセンサの
    いずれか1つは、前記光軸上に配置され、前記画像分割
    手段は、前記変倍光学系からの前記第1の倍率の原稿の
    画像を分割して前記複数の固体リニアイメージセンサ上
    に個々に投影するとともに、前記変倍光学系からの前記
    第2の倍率の原稿の画像を前記光軸上に配置された固体
    リニアイメージセンサ上に投影することを特徴とする請
    求項2記載の画像入力装置。
JP6307716A 1994-12-12 1994-12-12 画像入力装置 Expired - Fee Related JP2892593B2 (ja)

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