JPH08163296A - 画像通信装置 - Google Patents

画像通信装置

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JPH08163296A
JPH08163296A JP6319147A JP31914794A JPH08163296A JP H08163296 A JPH08163296 A JP H08163296A JP 6319147 A JP6319147 A JP 6319147A JP 31914794 A JP31914794 A JP 31914794A JP H08163296 A JPH08163296 A JP H08163296A
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JP
Japan
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image data
power supply
transmission
main power
voltage
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JP6319147A
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English (en)
Inventor
Makoto Mikuni
誠 三国
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 主電源が一時的にオフになっても、一旦受け
つけたオペレーションについては極力実行することによ
り信頼性を向上させ、かつ、ユーザの負担を軽減させる
とともに、一時的な記憶を目的とした画像データについ
ては、速やかにそれに係る動作を実行することにより、
メモリの使用効率を向上させた画像通信装置を提供する
ことを目的とする。 【構成】 主電源の電圧が所定電圧以上となり画像デー
タ記憶部の電源供給端子に主電源が供給された場合に、
バックアップ電源により保持された画像データ記憶部内
の画像データの中に、送信時刻が指示されていない未送
信の画像データが存在したときには、通信回線が使用可
能であれば該画像データに対して自動的に送信動作を開
始するように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電源がバックアップさ
れているメモリ内に画像データを記憶することが可能な
画像通信装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、電源がバックアップされているメ
モリ内に画像データを記憶することが可能な画像通信装
置においては、主電源がオフになった時点でメモリ内に
記憶されていた送信用画像データは、主電源がオンに復
帰した後、ユーザのオペレーションによって通信動作が
行われるように制御されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、主電源がオフになった時点でメモリ内に記憶
されていた送信用画像データは、主電源がオンに復帰し
た後、ユーザのオペレーションが実行されるまでは通信
動作が行われないため、長時間送信されずに放置されて
しまうことがあり、装置の信頼性およびメモリの使用効
率が損なわれてしまうという欠点を有していた。
【0004】本出願に係る第1の発明の目的は、主電源
が一時的にオフになっても、一旦受けつけたオペレーシ
ョンについては極力実行することにより信頼性を向上さ
せ、かつ、ユーザの負担を軽減させるとともに、一時的
な記憶を目的とした画像データについては、速やかにそ
れに係る動作を実行することにより、メモリの使用効率
を向上させた画像通信装置を提供することにある。
【0005】本出願に係る第2の発明の目的は、前記第
1の発明の目的をより効果的に実現させるため、通信中
に主電源が短時間オフになった場合、主電源がオンに復
帰した直後に再発呼すると、通信相手が回線を捕捉した
ままで回線ビジーとなってしまうことを防止すること
で、より信頼性およびメモリの使用効率を向上させた画
像通信装置を提供することにある。
【0006】本出願に係る第3の発明の目的は、前記第
1の発明の目的に加えて、複数ページの送信中に主電源
がオフになった場合、主電源がオンに復帰した時点で、
原則として未送信のページのみ送信することで通信時間
の削減をも実現させた画像通信装置を提供することにあ
る。
【0007】本出願に係る第4の発明の目的は、一旦受
けつけたオペレーションについて、主電源がオフになっ
たことにより実行できなくなった場合、主電源がオンに
復帰した時点でその旨をユーザに視覚的にアピールする
とともに、動作の実行の是非をユーザに選択させること
で、一時的な記憶を目的とした画像データが長時間放置
されるのを防止し、信頼性およびメモリの使用効率を向
上させるとともに通信時間の削減をも実現させた画像通
信装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本出願の第1の発明にお
いては、主電源の電圧が所定電圧以上となり画像データ
記憶手段の電源供給端子に主電源が供給された場合に、
バックアップ電源により保持された画像データ記憶手段
内の画像データの中に、送信時刻が指示されていない未
送信の画像データが存在したときには、通信回線が使用
可能であれば該画像データに対して自動的に送信動作を
開始するように構成したので、ユーザの負担を軽減でき
るとともに、装置の信頼性およびメモリの使用効率を向
上させることができる。
【0009】本出願の第2の発明においては、主電源の
電圧が所定電圧以上となり画像データ記憶手段の電源供
給端子に主電源が供給された場合に、バックアップ電源
により保持された画像データ記憶手段内の画像データの
中に、送信時刻が指示されていない未送信の画像データ
が存在したときには、発呼動作が未実施の画像データに
対しては通信回線が使用可能であれば、直ちに自動的に
送信動作を開始し、発呼動作が実施済の画像データに対
しては所定時間経過後に送信動作を開始するように構成
したので、メモリの使用効率をより向上させることがで
きる。
【0010】本出願の第3の発明においては、主電源の
電圧が所定電圧以上となり画像データ記憶手段の電源供
給端子に主電源が供給された場合に、バックアップ電源
により保持された画像データ記憶手段内の画像データの
中に、送信時刻が指示されていない未送信の画像データ
が存在したときには、通信回線が使用可能であれば該画
像データに対して自動的に送信動作を開始し、送信が未
完了のページのみを、または最初の1ページと送信が未
完了のページとを送信するように構成したので、さらに
通信時間も削減させることができる。
【0011】本出願の第4の発明においては、主電源の
電圧が所定電圧以上となり画像データ記憶手段の電源供
給端子に主電源が供給された場合に、バックアップ電源
により保持された画像データ記憶手段内の画像データの
中に、送信時刻が指示されていない未送信の画像データ
が存在したときには、該画像データの存在することを可
視的出力手段に出力し、使用者が送信動作の開始の是非
を指示することが可能なように構成したので、装置の信
頼性およびメモリの使用効率を向上させるとともに、通
信時間も削減させることができる。
【0012】
【実施例】図1は、本発明の第1実施例における画像通
信装置の概略構成を示すブロック図である。
【0013】CPU1は、装置全体の制御を行うもので
あり、ROM2に格納されている制御プログラムに従っ
て制御動作を実施する。ROM2は、CPU1の制御プ
ログラムやユーザメッセージ等が格納されている。
【0014】操作部3は、装置の動作指示や各種の情報
入力を行うためのもので、複数のキー入力スイッチおよ
びキー入力スイッチの走査回路等により構成されてい
る。表示部4は、装置内部の状態や動作モード等を表示
するものであり、LCDやLED等から構成されてい
る。
【0015】モデム5は、画像通信データの変調・復調
および通信制御信号やDTMF信号の送信・受信を行う
ものである。回線制御部6は、モデム5と通信回線9を
接続するためのものであり、発呼・着呼の動作および通
信回線9の捕捉・解放等を行い、通信回線9が使用可能
であるか否かをCPU1へ通知している。
【0016】記録部7は、画像データの記録を行う装置
であり、CPU1の指示により画像メモリ10より転送
されてくる画像データを記録する。読取部8は、原稿を
光学的手段により電気信号に変換して画像データを作成
する装置であり、ラインイメージセンサや原稿搬送機構
を有し、作成された画像データはCPU1の指示により
画像メモリ10へ転送される。
【0017】画像メモリ10は、画像データを記憶する
ための画像メモリである。RAM11は、CPU1のワ
ークエリアとして活用されたり、ユーザが設定可能なデ
ータや画像メモリ10に記憶されている画像データの管
理情報等を格納するものである。
【0018】タイマ12は、各種の計時を行うものであ
り、1秒単位で時刻を更新する機能を有する。電源供給
端子20は、上記CPU1、ROM2、操作部3、表示
部4、モデム5、回線制御部6、記録部7および読取部
8に電源を供給する端子であり、主電源22の出力が接
続されている。電源供給端子21は、上記画像メモリ1
0、RAM11、タイマ12に電源を供給する端子であ
り、スイッチ24により主電源22の出力またはバック
アップ電源23の出力が接続されている。
【0019】主電源22は、通常5V(ボルト)の電源
を供給するものである。また、バックアップ電源23
も、出力5Vのバックアップ電源を供給するものであ
る。
【0020】スイッチ24は、電源供給端子21へ主電
源22の出力を接続するのか、または、バックアップ電
源23の出力を接続するのかを切り替えるスイッチであ
り、通常は主電源22の出力が接続されている。
【0021】電圧監視IC25は、主電源22の出力を
監視して、たとえば主電源の出力が4.7V以下となっ
たときに、出力が反転してスイッチ24が切り替わり、
電源供給端子21へバックアップ電源23の出力を接続
するようになっている。
【0022】次に、上記構成における主な動作モードに
ついて説明する。
【0023】まず、コピー時においては、読取部8に原
稿がセットされ、操作部3のコピー起動指示キーの入力
により原稿の読み取りが開始され、作成された画像デー
タは画像メモリ10へ転送される。所定量の画像データ
が転送されると、記録部7が起動され、画像メモリ10
より出力されてくる画像データが順次記録される。
【0024】送信時においては、読取部8に原稿がセッ
トされ、操作部3により読み取りの解像度・濃度や時刻
指定・同報などの送信モード、および通信相手を識別す
るための番号が入力される。そして、送信開始を指示す
るキーが入力されると、原稿の読み取りが開始され、こ
れにより作成された画像データが画像メモリ10へ転送
される。
【0025】また、読み取りが終了すると、回線制御部
6により通信回線9が使用可能であることを確認し、発
呼動作を行う。呼が確立されると、手順信号の交信の
後、画像メモリ10より順次画像データを読み出し、C
PU1により符号化された後、モデム5へ転送され変調
された画像データが回線制御部6を通じて通信回線9へ
出力される。なお、時刻指定送信の時には、指定された
時刻になると発呼動作が行われる。
【0026】また、受信時においては、回線制御部6に
より着信を検出すると、通信回線9を捕捉し、手順信号
の交信の後、通信回線9より回線制御部6を通じて送ら
れてくる画像データをモデム5により復調し、さらにC
PU1により復号化された画像データを画像メモリ10
へ転送する。所定量の画像データが転送されると記録部
7が起動され、画像メモリ10より出力されてくる画像
データが順次記録される。なお、記録部7が記録紙無し
等の理由で使用不可の時は受信された画像データは画像
メモリ10へ蓄積される。
【0027】また、画像メモリ10内の画像データは、
主電源22の出力が低下しても、電圧監視IC25によ
りスイッチ24が切り替わり、電源供給端子21へバッ
クアップ電源23の出力を接続するようになっているた
め、RAM11およびタイマ12の情報とともに保持さ
れる。
【0028】次に、本実施例の特徴である動作につい
て、図2のフローチャートに基づいて説明する。
【0029】本装置は、主電源22がオン状態となり、
出力が5Vとなると、電圧監視IC25によりスイッチ
24が切り替わり、電源供給端子21へ主電源22の出
力が接続されるとともに、電源供給端子20へも5Vが
供給されるため、S201において、CPU1が装置の
イニシャル動作を行う。
【0030】次いで、S202において、RAM11内
の画像データ管理情報を検索して画像データの有無を確
認する。この画像データ管理情報は、画像メモリ10へ
画像データが格納された時点で作成され、図3に示すよ
うに、管理番号・動作モード・頁数・メモリアドレス・
相手先番号・送信時刻等が記憶されている。なお、送信
時刻は、ユーザが特に指示した場合のみ記憶される。
【0031】そして、上記S202で画像データ無しと
判断された場合には、そのまま待機状態となり、反対に
画像データ有りと判断された場合には、S203におい
て、前述の画像データ管理情報を検索し、送信画像デー
タの有無を確認する。
【0032】ここで送信画像データが無ければ、そのま
ま待機状態となり、反対に送信画像データが有るとき
は、S204において、さらに画像データ管理情報を検
索して送信時刻の指示の有無を確認する。すなわち、送
信時刻が指示されている画像データに関しては、指示さ
れた時刻となるまで送信は保留されるため、一旦待機状
態となる。
【0033】そして、S204において、送信時刻が指
示されていない画像データが有った場合、S205にお
いて、回線制御部6により通信回線9が使用可能か否か
を確認し、通信回線9が使用可能であれば、S206へ
進み、前述した送信動作を行い、終了後、待機状態とな
る。
【0034】今、画像データ管理情報が図3に示した状
態であったとすると、番号2の画像データがS206に
おいて送信されることになる。なお、送信すべき画像デ
ータが複数有る場合や同一の画像データを複数の相手先
へ送信するような場合には、再びS205に戻り、前述
の動作を繰り返す。
【0035】また、S205において、通信回線9が使
用不可の時、例えば通話中や着信が有った場合には、S
207において、所定の処理を行い、通信回線9が使用
可能となったら、S206へ進み、送信動作を行う。
【0036】以上述べた動作により、第1に、主電源が
一時的にオフになっても、一旦受けつけた送信画像は、
主電源22の復帰後、速やかに送信することができる効
果がある。また、第2に、送信終了後の画像データは記
憶しておく必要がなくなるため、画像メモリ10の使用
効率をアップさせることができる効果がある。
【0037】次に、本発明の第2実施例について説明す
る。この第2実施例おける画像通信装置の構成は、上記
図1に示したものと同じであるが、画像データ管理情報
として記憶される情報が一部追加される。すなわち、図
4に示すように、図3のものに加えて、各々の送信画像
データについて発呼実績の有無を記憶しておく。
【0038】以下、本実施例の特徴である動作につい
て、図5のフローチャートに基づいて説明する。
【0039】本装置の主電源22がオン状態となってか
らS204までの動作は、図2において説明した通りで
ある。S204において、送信時刻が指示されている画
像データに関しては、指示された時刻となるまで送信は
保留されるため、一旦待機状態となる。
【0040】そして、S204において送信時刻が指示
されていない画像データが有った場合、S501におい
て、図4に示したような画像データ管理情報を検索し、
該画像データに関して発呼実績が有った場合(例えば図
4における番号2の画像データ)には、S502に進
み、タイマ12を使用して所定時間のタイマ、ここでは
2分タイマを起動させ、S503において、2分間待機
し、2分経過後、S205へ進む。
【0041】S501において、該画像データに関して
発呼実績が無い場合(例えば図4における番号4の画像
データ)には、直ちにS205に進む。そして、S20
5以降の動作については、図2において説明した通りで
ある。
【0042】以上述べた動作により、上記第1実施例で
述べた効果に加えて、相手先の通信回線がビジーである
確率が高いタイミングにおける発呼を避けることができ
る。特に、発呼したが相手無応答のためのリダイヤル待
機状態となった直後や送信中に短時間の主電源オフが発
生した場合に有効である。
【0043】次に、本発明の第3実施例について説明す
る。この第3実施例における画像通信装置の構成は、上
記図1に示したものと同じであるが、画像データ管理情
報として記憶される情報が一部追加される。すなわち、
図6に示すように、図3または図4のものに加えて、送
信画像データの各々の頁について送信が終了したか未了
であるかを記憶しておく。
【0044】以下、本実施例の特徴である動作につい
て、図7のフローチャートに基づいて説明する。
【0045】本装置の主電源22がオン状態となってか
らS204までの動作は、上記図2において説明した通
りである。S204において、送信時刻が指示されてい
る画像データに関しては、指示された時刻となるまで送
信は保留されるため、一旦待機状態となる。
【0046】そして、S204において、送信時刻が指
示されていない画像データが有った場合、S701にお
いて、図6に示したような画像データ管理情報を検索
し、既に送信が終了している頁(例えば図6における番
号6の1頁目および2頁目の画像データ)を除外すると
いう処理を行うことにより送信頁を決定し、S205へ
進む。
【0047】その後の動作については、上記図2におい
て説明した通りである。なお、このようなS701の処
理を、上記図5におけるS501またはS503の動作
後に実行しても良い。
【0048】以上述べた動作により、第1実施例で述べ
た効果に加えて、不要な頁の送信を防止することができ
るようになり、通信時間を削減できる。
【0049】また、S701の処理において、最初の頁
は送信が終了したか未了であるかにかかわらず送信頁と
することができる。例えば図6における番号6の画像デ
ータに関しては、1頁と3頁が送信されることになる。
これは、最初のページには宛先・発信元などの重要情報
が記載されていることが多いためであり、途中の頁から
送信する場合に、受信側のユーザの負担を軽減すること
ができる。
【0050】さらに、送信を行わない頁が存在する場合
には、その旨のメッセージを画像データに先立って送信
するようにしても、同様の効果が得られる。
【0051】次に、本発明の第4実施例について説明す
る。この第4実施例における画像通信装置の構成は、上
記図1に示したものと同じである。
【0052】以下、本実施例の特徴である動作につい
て、図8のフローチャートに基づいて説明する。
【0053】本装置の主電源22がオン状態となってか
らS204までの動作は、上記図2において説明した通
りである。S204において送信時刻が指示されている
画像データに関しては、指示された時刻となるまで送信
は保留されるため一旦待機状態となる。
【0054】そして、S204において、送信時刻が指
示されていない画像データ(例えば図6の番号4の画像
データ)が有った場合、S801において、該当する画
像データが存在することを表示部4のLCD上に相手先
番号等とともに表示する。なお、この時、記録部7に該
当する画像データの一覧リストを出力しても良い。
【0055】そして、S802へ進み、操作部3からの
キー入力を待ち、送信を取り消す指示があった場合に
は、S803において、該当する画像データを消去し
(画像データ管理情報からも抹消される)、S804へ
進む。
【0056】また、上記S802において、送信実行の
指示があった場合にはS205へ進み、上記図2におい
て説明したS205〜S207の処理を実行し、S80
4へ進む。
【0057】S804においては、次に表示すべき画像
データがあるか否かを検索し、表示すべき画像データが
なければ、待機状態となり、次に表示すべき画像データ
がある時は、S801へ戻り、前述の動作を繰り返す。
【0058】以上述べた動作により、第1に、主電源が
一時的にオフになっても、一旦受けつけた送信画像は、
主電源22の復帰後、容易なオペレーションにより送信
することができる効果がある。また、第2に、送信する
画像データを選択できるので、きわめて即時性を要求さ
れる内容で、主電源22が復帰した時点では既に無意味
となってしまった情報を無駄に送信することがなくなる
効果がある。さらに、第3に、送信取り消しの画像デー
タおよび送信終了後の画像データは記憶しておく必要が
なくなるため、画像メモリの使用効率をアップさせるこ
とができる効果がある。
【0059】
【発明の効果】本出願の第1の発明によれば、主電源の
電圧が所定電圧以上となり画像データ記憶手段の電源供
給端子に主電源が供給された場合に、バックアップ電源
により保持された画像データ記憶手段内の画像データの
中に、送信時刻が指示されていない未送信の画像データ
が存在したときには、通信回線が使用可能であれば該画
像データに対して自動的に送信動作を開始するように構
成したので、ユーザの負担を軽減できるとともに、装置
の信頼性およびメモリの使用効率を向上させることがで
きる。
【0060】本出願の第2の発明によれば、主電源の電
圧が所定電圧以上となり画像データ記憶手段の電源供給
端子に主電源が供給された場合に、バックアップ電源に
より保持された画像データ記憶手段内の画像データの中
に、送信時刻が指示されていない未送信の画像データが
存在したときには、発呼動作が未実施の画像データに対
しては通信回線が使用可能であれば、直ちに自動的に送
信動作を開始し、発呼動作が実施済の画像データに対し
ては所定時間経過後に送信動作を開始するように構成し
たので、メモリの使用効率をより向上させることができ
る。
【0061】本出願の第3の発明によれば、主電源の電
圧が所定電圧以上となり画像データ記憶手段の電源供給
端子に主電源が供給された場合に、バックアップ電源に
より保持された画像データ記憶手段内の画像データの中
に、送信時刻が指示されていない未送信の画像データが
存在したときには、通信回線が使用可能であれば該画像
データに対して自動的に送信動作を開始し、送信が未完
了のページのみを、または最初の1ページと送信が未完
了のページとを送信するように構成したので、さらに通
信時間も削減させることができる。
【0062】本出願の第4の発明によれば、主電源の電
圧が所定電圧以上となり画像データ記憶手段の電源供給
端子に主電源が供給された場合に、バックアップ電源に
より保持された画像データ記憶手段内の画像データの中
に、送信時刻が指示されていない未送信の画像データが
存在したときには、該画像データの存在することを可視
的出力手段に出力し、使用者が送信動作の開始の是非を
指示することが可能なように構成したので、装置の信頼
性およびメモリの使用効率を向上させるとともに、通信
時間も削減させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における画像通信装置の構成を
示すブロック図である。
【図2】本発明の第1実施例の動作を示すフローチャー
トである。
【図3】上記第1実施例における画像データ管理情報の
例を示す説明図である。
【図4】本発明の第2実施例における画像データ管理情
報の例を示す説明図である。
【図5】上記第2実施例の動作を示すフローチャートで
ある。
【図6】本発明の第3実施例における画像データ管理情
報の例を示す説明図である。
【図7】上記第3実施例の動作を示すフローチャートで
ある。
【図8】上記第4実施例の動作を示すフローチャートで
ある。
【符号の説明】
1…CPU、 2…ROM、 3…操作部、 4…表示部、 5…モデム、 6…回線制御部、 7…記録部、 8…読取部、 9…通信回線、 10…画像メモリ、 11…RAM、 12…タイマ、 20、21…電源供給端子、 22…主電源、 23…バックアップ電源、 24…スイッチ、 25…電圧監視IC。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信用画像データを記憶する画像データ
    記憶手段と、前記送信用画像データに対して通信単位ご
    とに送信時刻が指示されているか否かを判断する送信時
    刻判断手段と、通信回線の使用状態を監視する通信回線
    監視手段と、バックアップ電源と主電源の電圧を監視す
    る電圧監視手段と、前記画像データ記憶手段の電源供給
    端子に前記主電源または前記バックアップ電源を供給す
    るための電源切り替え手段と、前記電圧監視手段が主電
    源の電圧が所定電圧以下に降下したことを検出した場合
    に、前記画像データ記憶手段の電源供給端子に前記バッ
    クアップ電源を供給するように制御する制御手段とを有
    する画像通信装置において、 前記主電源の電圧が所定電圧以上となり、前記画像デー
    タ記憶手段の電源供給端子に前記主電源が供給された場
    合に、前記バックアップ電源により保持された前記画像
    データ記憶手段内の画像データの中に未送信の画像デー
    タが存在し、前記送信時刻判断手段により該画像データ
    に対して送信時刻が指示されていないと判断したときに
    は、前記通信回線監視手段により通信回線が使用可能で
    あれば、該画像データについて自動的に送信動作を開始
    することを特徴とする画像通信装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記送信用画像データに対して通信単位ごとに発呼動作
    が実施済か未実施かを記憶する発呼記憶手段を有し、前
    記主電源の電圧が所定電圧以上となり、前記画像データ
    記憶手段の電源供給端子に前記主電源が供給された場合
    に、前記バックアップ電源により保持された前記画像デ
    ータ記憶手段内の画像データの中に未送信の画像データ
    が存在し、前記送信時刻判断手段により該画像データに
    対して送信時刻が指示されていないと判断されたときに
    は、前記発呼記憶手段により、発呼動作が未実施の該画
    像データに対しては前記通信回線監視手段により通信回
    線が使用可能であれば、直ちに自動的に送信動作を開始
    し、発呼動作が実施済の該画像データに対しては、所定
    時間経過後に送信動作を開始することを特徴とする画像
    通信装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、 送信用画像データに対してページ単位に送信が完了か未
    完了かを記憶する送信完了記憶手段を有し、前記主電源
    の電圧が所定電圧以上となり、前記画像データ記憶手段
    の電源供給端子に前記主電源が供給された場合に、前記
    バックアップ電源により保持された前記画像データ記憶
    手段内の画像データの中に未送信の画像データが存在
    し、前記送信時刻判断手段により該画像データに対して
    送信時刻が指示されていないと判断されたときには、前
    記通信回線監視手段により通信回線が使用可能であれ
    ば、該画像データに対して自動的に送信動作を開始し、
    前記送信完了記憶手段により送信が未完了のページのみ
    を、または最初の1ページと送信が未完了のページとを
    送信することを特徴とする画像通信装置。
  4. 【請求項4】 送信用画像データを記憶する画像データ
    記憶手段と、前記送信用画像データに対して通信単位ご
    とに送信時刻が指示されているか否かを判断する送信時
    刻判断手段と、装置内部の情報を出力するための可視的
    出力手段と、使用者が装置の動作を指示するための動作
    指示手段と、バックアップ電源と主電源の電圧を監視す
    る電圧監視手段と、前記画像データ記憶手段の電源供給
    端子に前記主電源または前記バックアップ電源を供給す
    るための電源切り替え手段と、前記電圧監視手段が主電
    源の電圧が所定電圧以下に降下したことを検出した場合
    に、前記画像データ記憶手段の電源供給端子に前記バッ
    クアップ電源を供給するように制御する制御手段を有す
    る画像通信装置において、 前記主電源の電圧が所定電圧以上となり、前記画像デー
    タ記憶手段の電源供給端子に前記主電源が供給された場
    合に、前記バックアップ電源により保持された前記画像
    データ記憶手段内の画像データの中に未送信の画像デー
    タが存在し、前記送信時刻判断手段により該画像データ
    に対して送信時刻が指示されていないと判断されたとき
    には、該画像データの存在することを前記可視的出力手
    段に出力し、使用者が送信動作の開始の是非を前記動作
    指示手段により指示することを可能としたことを特徴と
    する画像通信装置。
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