JPH08161488A - 入力装置 - Google Patents

入力装置

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JPH08161488A
JPH08161488A JP5133805A JP13380593A JPH08161488A JP H08161488 A JPH08161488 A JP H08161488A JP 5133805 A JP5133805 A JP 5133805A JP 13380593 A JP13380593 A JP 13380593A JP H08161488 A JPH08161488 A JP H08161488A
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Akihiko Kuriyama
昭彦 栗山
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Sharp Corp
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Ezel Inc
Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 紋を有する身体部分の入力画像が照合に適正
か否かを判断する身体的特徴入力装置を提供することを
目的とする。 【構成】 指紋等、紋を有する身体部分を挿入する挿入
部と、この挿入された身体部分の幅に応じて動く可動ガ
イド部と、この可動ガイド部の移動量を検出するセンサ
ーを有する。この検出した移動量から身体部分の幅に応
じた閾値面積が算出され、カメラから取り込んだ画像面
積と比較する。身体部分を挿入部から外すと復元手段が
可動ガイド部を元の位置に復元する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、指、掌等、紋を有す
る身体部分に基づいて照合を行う際の入力装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、身体の紋に基づいて照合を行なう
入力装置として、指紋入力装置と掌紋入力装置がよく知
られている。これら装置は指または掌を挿入する部分の
大きさが異なるだけで構造的には同じであり、ここでは
指紋入力装置を例として説明する。
【0003】まず、通常の接触型指紋入力装置の一例を
図8に示す。接触型指紋入力装置では、プリズム51
と、この下方に光源52と撮影デバイス53が配置され
ている。プリズム51の上部面に指54を接触させ、光
源52がその接触面を照射すると、指紋パターンの凹凸
による反射光の差を指紋パターンとして撮像デバイス5
3が取り込むものである。図8の装置は全反射光を用い
て指紋パターンを取り込むが、乱反射光を用いる装置も
ある。
【0004】指紋照合を行う際、どのような指紋画像を
取り込むかは、照合精度の点において極めて重要な問題
であるが、この入力装置が取り込む指紋画像は、指の押
え方や指の表面状態に大きく影響される。例えば、指の
表面が乾燥していたり、指を押す度合が弱い(指圧不
足)と指紋の隆線がとぎれてしまう(図5)。また、反
対に指の表面に非常に多くの汗が付着している場合や指
を押す度合いが強すぎる(指圧過多)と隆線や端点がく
っついてしまう(図6)。このような場合、入力画像は
悪くなってしまう。従来の装置では、入力画像の良否に
関係なく、悪い画像も良い画像と一緒に用いられてい
た。このため、指紋の照合精度は極めて悪いものであっ
た。
【0005】例えば、図5の場合は隆線の途切れる箇所
はすべて端点となり、図6の場合は隆線や端点の接続し
た箇所がすべて隆線の分岐点となる。指紋照合装置の多
くは、分岐点や端点に基づいて照合を行なうため本来分
岐点や端点でない点を分岐点や端点とすると照合率低下
の原因となる。また、分岐点や端点ではなく隆線の方向
に基づき指紋を照合する場合、図5に示すように隆線が
途切れると隆線方向を正しく判断できないことがあり、
照合率低下の原因となる。
【0006】そこで、これらの欠点を補うため、指紋画
像を2値化し、この2値画像の面積が一定閾値内である
ときのみ画像を取り込む方法が採用された。通常、2値
画像面積は指が太ければ増加し、指が細ければ減少する
が、面積は指圧過多の場合でも増加し、指圧不足の場合
でも減少するという問題を抱えている。
【0007】そのため、面積閾値を一定とした場合、例
えば、指圧不足で図5のような不良画像であっても指が
太いために面積が閾値内におさまり良質画像と判断さ
れ、指圧過多で図6のような画像であっても指が細いた
めに面積が閾値内におさまり良質画像と判断され照合が
行なわれた。しかし、当然のことながら、このような画
像に基づいた照合率は悪いものであった。閾値を一定と
することで普通の太さの指の場合は画像判定がうまく行
なわれ照合率は向上したが、指の太さが変化すると照合
率が低下するという問題を解決することができなかっ
た。これは、掌紋の入力装置においても同様であった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、従来画像
の良否に関わりなく画像が取り込まれて照合が行なわれ
ていた問題点を解消すべく創案されたもので、入力され
た画像が照合に適正か否かを判断する入力装置を提供す
ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明に係る入力装置
は、入力者の指の幅をセンサーが検出することで指の太
さを計測し、この挿入された指の太さに合った指紋2値
画像面積を画像良否判断の閾値として設定するものであ
る。
【0010】
【作用】この発明に係る入力装置は、挿入部に指を挿入
すると指の太さをセンサーが検出する。このセンサーの
検出データにより指の太さを測定し、指の太さに応じた
2値面積が算出可能である。
【0011】
【実施例】次に、この発明に係る入力装置の1実施例を
図面に基づいて説明する。図1は本発明の1実施例を示
すフローチャートである。図2は本発明を用いた指紋入
力装置のブロック図であり、指を挿入する挿入部1、指
が挿入されると指幅に応じて動く可変ガイド部2,3、
この可変ガイド部2,3の移動量を測定するセンサー
4、挿入された指の画像を入力するカメラ8、指幅に基
づいて指面積等を演算する制御部7及び指を外した後、
ガイド部2,3を元の位置に復元する復元手段5,6か
ら構成される。
【0012】まず、指紋入力者は図2に示す挿入部1に
指を挿入する(ステップ1−1)。指を挿入すると、指
の太さに応じて可動ガイド部2,3が動き、一定の箇所
で停止する(ステップ1−2)。その際、センサー4が
可動ガイド部2,3の動きを捉え、可動ガイド部2,3
の始動箇所から停止箇所までの距離、すなわち移動量が
計算される。ここにセンサー4としてはリニアエンコー
ダ、ロータリエンコーダ等を使用し得る。
【0013】図2に示すように可動ガイド部2,3の幅
X(図2)及び移動量Y(図3)を加算することによ
り、入力者の指幅が算出可能となる(ステップ1−
3)。ここで、指先全体の面積は指幅2乗に比例すると
すると、その面積はα(X+Y)2で算出される。ここ
において、αは比例定数である。図3に指を挿入した場
合の概念図を示す。
【0014】次に、ステップ1−3で求めた指幅に基づ
き、この指幅の画像を取り込んだ場合の適正な2値画像
面積、すなわち閾値面積を算出する(ステップ1−
4)。この場合、指先全体の面積に対する指紋の隆線部
分の割合を基準とし、誤差許容範囲を考慮した隆線部分
の割合をβ1〜β2とすると、2値面積の範囲はαβ
1(X+Y)2 〜αβ2(X+Y)2と表わせる。ここ
で、α,β1,β2およびYは予め算出されており、Xの
みが可変数値、すなわち指の太さにより変化する。次
に、当該指の画像を入力して(ステップ1−5)、2値
化し(ステップ1−6)、この2値画像の面積を求める
(ステップ1−7)。
【0015】次に、この求めた面積が所定時間t内に閾
値内におさまるか否かを、それぞれステップ1−8及び
ステップ1−9で判断する。ここで、所定時間t内に面
積が閾値内におさまれば、画像は良好と判断され、ステ
ップ1−10に至り、画像が取り込まれる。
【0016】しかし指圧不足や指圧過多の場合はステッ
プ1−9で閾値内に入らず、ステップ1−5からの処理
が繰り返される。しかし所定時間t内に指圧が適正とな
り面積が閾値内になれば、入力画像は良好であり、ステ
ップ1−10に至り画像が取り込まれる。ところが、指
に異物が付着している場合や指が濡れている場合は、ス
テップ1−5からの処理を繰り返しても異物等を取り除
かない限り良好な画像と判断されない。すなわち所定時
間tを超えても画像取り込みが行なわれない場合は、ス
テップ1−13で異物等が指に付着しているので再入力
する指示がなされ、改めてステップ1−1からの処理が
行なわれる。
【0017】ステップ1−10で画像が取り込まれる
と、入力者には取り込み終了の表示がなされる(ステッ
プ1−11)。表示後、入力者が挿入部から指を外す
と、可動ガイド部は復元手段により復元する(ステップ
1−12)。なお、指幅を算出するのに上記実施例では
可動指ガイド、その復元手段及びセンサーを用いたが、
光学的に算出しても良い。
【0018】図7に光学的入力装置の一例を示す。図7
において、複数の指向性の強い光源15が、入力する指
と直角なるように入力用の台に埋め込まれている。この
入力用の台と平行した面に前述の指向性の強い光源15
と同じ数の指向性の強い受光部16が設置されている。
指を入力すると受光部16から信号が発生し、この信号
から指幅が算出可能である。ここで算出された指幅は上
記実施例におけるX+Yに相当し、ステップ1−4以後
の処理は同様である。以上、指紋入力装置を例として述
べたが、紋を有する身体部分、例えば掌紋、足裏の紋に
基づいて照合を行なう入力装置にも応用可能である。
【0019】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、挿入部に
指を挿入すると指幅をセンサーが測定して、この測定に
基づいて指幅が算出され、指幅に応じた2値面積の閾値
が決定されるので、入力された指紋の2値画像が照合に
適しているか否かを容易に判断し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例を示すフローチャートであ
る。
【図2】本発明を用いた装置の1例を示すブロック図で
ある。
【図3】指をガイド部へ挿入した概念図である。
【図4】適正に入力された2値画像の概念図である。
【図5】指圧不足の2値画像の概念図である。
【図6】指圧過多の2値画像の概念図である。
【図7】光学的入力装置の1例を示すブロック図であ
る。
【図8】従来の指紋入力装置の1例を示すブロック図で
ある。
【符号等の説明】
1 挿入部 2,3 ガイド部 4 センサー 5 ,6 復元手段 7 制御部 8,13,53 カメラ 11,51 プリズム 12,52 光源 14,54 指 15 指向性の強い光源 16 指向性の強い受光部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 紋を有する身体部分を挿入する挿入部
    と、この挿入された前記の身体部分の幅を検出するセン
    サーとを備え、上記センサーの検出データに基づいて前
    記紋を有する身体部分の画像を入力することを特徴とす
    る入力装置。
JP5133805A 1993-05-12 1993-05-12 入力装置 Expired - Fee Related JP2906312B2 (ja)

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JPH08161488A true JPH08161488A (ja) 1996-06-21
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009122729A (ja) * 2007-11-12 2009-06-04 Fujitsu Ltd ガイド装置、撮像装置、撮像システム、ガイド方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009122729A (ja) * 2007-11-12 2009-06-04 Fujitsu Ltd ガイド装置、撮像装置、撮像システム、ガイド方法

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