JPH08161484A - 二値化回路 - Google Patents

二値化回路

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JPH08161484A
JPH08161484A JP6306147A JP30614794A JPH08161484A JP H08161484 A JPH08161484 A JP H08161484A JP 6306147 A JP6306147 A JP 6306147A JP 30614794 A JP30614794 A JP 30614794A JP H08161484 A JPH08161484 A JP H08161484A
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JP
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circuit
threshold value
threshold
average
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JP6306147A
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English (en)
Inventor
Yukio Masuda
幸雄 増田
Keiko Daiguuji
恵子 大宮司
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 平均隣接数二値化法を用いて従来の二値化回
路に極小値計測回路と差分値計測回路を加えることで、
対象領域内に輝度差があるため対象の正確な形状の検出
が困難な場合でも、常に最適な閾値を決定して二値化を
行い、対象領域全体を検出する。 【構成】 アナログ画像信号1をA/D変換回路2でデ
ジタル画像信号3に変換し、平均隣接数計測回路4で領
域のまとまり具合を表わす平均隣接数5を出力し、極大
値計測回路6で極大値7を算出し、極小値計測回路12
で極小値13を算出し、差分値計測回路14で算出され
た差分値15が最大の点を閾値決定回路8で閾値9とし
て出力する。比較回路10ではデジタル画像信号3の輝
度を閾値9と比較し、閾値9より大きければ”1”、そ
れ以外は”0”の二値画像11を出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は対象領域に輝度分布が
ある場合にも、領域が分割されることなく、適切な閾値
で二値化を行い正確に対象領域を検出する二値化回路に
関するものである。ここで対象領域とは、外界の物体に
対応する画像中の1まとまりの領域を示す。
【0002】
【従来の技術】画像中の対象領域を背景から分離する二
値化処理においては、閾値の決定が非常に重要である。
適切な閾値を得る手法として、閾値を変えながら二値化
した時の連結成分のまとまりの良さに着目する平均隣接
数二値化法が特開平2−300979で提案されてい
る。図15は従来の平均隣接数二値化法を用いた二値化
回路のブロック図であり、図において、1はアナログ画
像信号、2はA/D変換回路、3はデジタル画像信号、
4は平均隣接数計測回路、5は平均隣接数、6は極大値
計測回路、7は極大値、8は閾値決定回路、9は閾値、
10は比較回路、11は二値画像である。
【0003】従来の二値化回路は上記のように構成され
ている。まず二値化回路に入力されたアナログ画像信号
1はA/D変換回路2によってデジタル化され、デジタ
ル画像信号3として出力される。平均隣接数計測回路4
はデジタル画像信号3より平均隣接数5を演算する。
【0004】ここで平均隣接数の定義について説明す
る。まず、図16のような隣接数を定義する。すなわ
ち、3×3の二値パターンにおいて中心が輝度1である
とき、その8近傍で輝度1の数を隣接数と呼ぶことにす
る。領域の内部点では隣接数は8である。領域の境界点
では隣接数はその近傍の形状に応じて0から7までの値
を取り、領域の内部点に近いほど大きな値となる。従っ
て輝度1の点に関して隣接数の総和を求め、これを輝度
1の点の面積すなわち総数で割った値を平均隣接数と定
義すれば、内部点の比率が高いほど、つまりまとまりが
良いほど平均隣接数は大きい値を取る。
【0005】いま、閾値Tに対する二値画像において、
隣接数がi(i=0、・・・、8)である輝度1の点の
個数をai(T)で表わすと、隣接数の総和A(T)お
よび面積S(T)はそれぞれ”数1”及び”数2”で表
わされ、平均隣接数R(T)は”数3”により算出され
る。
【0006】
【数1】
【0007】
【数2】
【0008】
【数3】
【0009】しかし、閾値を変えながら実際に二値化し
て適切な閾値を決定する前記の方法では、変化させる閾
値の数に比例した処理時間或いはハードウェア規模を必
要とする。そこで、最小値フィルタとヒストグラム処理
の組み合わせにより、実際に二値化を行わずに平均隣接
数を高速に算出する方法が特開平3−068084で提
案されている。まず、二値化すべき濃淡画像G(x,
y)に対して、”数4”のような9種類のフィルタ処理
を施した画像Fn(x,y)(n=0、・・・、8)を
生成し、それぞれの画像に対してヒストグラムhn
(k)(k=0、・・・、255;n=0、・・・、
8)を作成する。ここでhn(k)は、フィルタ処理後
の画像Fn(x,y)において輝度値kを持つ画素数を
表わす。この時、隣接数の総和A(T)及び面積S
(T)は”数5”及び”数6”で表わされ、前記2つの
式を”数3”に代入すれば実際に二値化を行わずに平均
隣接数R(T)を算出することができる。よって、平均
隣接数計測回路4では数種類のヒストグラムを作成して
平均隣接数5を算出する。
【0010】
【数4】
【0011】
【数5】
【0012】
【数6】
【0013】
【数7】
【0014】図17は、閾値Tに対する平均隣接数R
(T)の変化を示している。図17より対象がまとまっ
た領域として抽出される時は、R(T)に極大点が現わ
れると予想される。従って極大値計測回路6では、平均
隣接数5を微分して極大値7を算出し、閾値決定回路8
で極大値が最大となる閾値を閾値9として出力する。比
較回路10ではデジタル画像信号3と閾値9を比較し、
前記画像信号の輝度が閾値9より大きければ”1”、そ
れ以外は”0”とする二値画像11を出力する。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】図18(a)は従来の
二値化回路では適切な閾値を得られない場合の例を示す
図であり、対象の輝度分布を表わしている。図18
(b)は図18(a)の点線を座標軸Xとした時の輝度
を示している。図18(c)は図18(a)の閾値に対
する平均隣接数の変化を示している。この例では、二値
化に最適な閾値は対象領域全体を二値化するT1である
が、極大値が最大であるT2を閾値とすると図18
(b)から分かるように、対象領域内の高輝度部分のみ
が切り出されて、対象領域全体の正確な形状を得ること
が困難になるという問題点があった。
【0016】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、次のような構成になっている。
【0017】
【課題を解決するための手段】すなわち、この発明の実
施例1によれば、この発明に係わる二値化回路は平均隣
接数二値化法によって二値化する際の閾値を決定する従
来の回路に加えて、平均隣接数の極小値を計測する極小
値計測回路と、隣り合う極大値と極小値の差分値を演算
する差分値計測回路を備えたものである。
【0018】また、この発明の実施例2によれば、この
発明に係わる二値化回路は上記の回路に加えて、差分値
が下限値を下回る極大値を閾値選択の対象から除外す
る、差分値の下限値チェック回路を備えたものである。
【0019】また、この発明の実施例3によれば、この
発明に係わる二値化回路は上記の回路に加えて、平均隣
接数が極大値を取る閾値に対して平均隣接数計測回路で
作成されるヒストグラムより算出される平均輝度に満た
ない場合は閾値選択の対象から除外する、閾値の下側レ
ンジチェック1回路を備えたものである。
【0020】また、この発明の実施例4によれば、この
発明に係わる二値化回路は閾値の下側レンジチェック1
回路の代わりに、平均隣接数が極大値を取る閾値に対し
て平均隣接数計測回路で作成されるヒストグラムのピー
ク点に満たない場合は閾値選択の対象から除外する、閾
値の下側レンジチェック2回路を備えたものである。
【0021】また、この発明の実施例5によれば、この
発明に係わる二値化回路は上記の回路に加えて、前フレ
ームでの対象領域の輝度を保存する前フレームの輝度保
存回路と、平均隣接数が極大値を取る閾値に対して前フ
レームの対象領域の輝度と撮像装置のノイズの標準偏差
より定まる値を越える場合は閾値選択の対象から除外す
る、閾値の上側レンジチェック回路を備えたものであ
る。
【0022】また、この発明の実施例6によれば、この
発明に係わる二値化回路は上記の回路に加えて、前フレ
ームで二値化を行う際に使用した閾値を保存する前フレ
ームの閾値保存回路と、閾値決定回路の代わりに、複数
の閾値候補点と前フレームの閾値とを比較して近い方の
点を閾値に決める閾値比較決定回路を備えたものであ
る。
【0023】また、この発明の実施例7によれば、この
発明に係わる二値化回路は上記の回路に加えて、極大値
の存在の有無を調べる極大値の有無チェック回路と、極
大値がない場合に極大値が現われるまで前フレームの閾
値をそのまま出力し続ける閾値維持回路を備えたもので
ある。
【0024】
【作用】この発明の実施例1によれば、この発明におけ
る二値化回路は、極小値計測回路と差分値計測回路を加
えることにより、算出される差分値が最大の点を二値化
を行う際の閾値とするので、背景と対象領域の適切な分
離を行い、対象とする領域を正しい形状のまま検出し、
適切な二値画像を得ることができる。
【0025】また、この発明の実施例2によれば、上記
の回路に差分値の下限値チェック回路を加えることによ
り、差分値がある値以下であれば閾値選択の対象から除
外した上で輝度が低い極大値を閾値とするので、対象領
域内の高輝度部分のみを検出したり、対象領域以外に背
景領域を検出することなく、適切な二値画像を得ること
ができる。
【0026】また、この発明の実施例3によれば、上記
の回路に閾値の下側レンジチェック1回路を加えること
により、現フレームの平均輝度を閾値の下限値とし、前
記下限値に満たない閾値候補点を除外するので、背景領
域ごと対象領域が切り出されて正確な対象領域の形状が
検出できないような場合でも、適切な二値画像を得るこ
とができる。
【0027】また、この発明の実施例4によれば、上記
の回路に閾値の下側レンジチェック1回路の代わりに閾
値の下側レンジチェック2回路を加えることにより、ヒ
ストグラムのピーク点を閾値の下限値とするので、閾値
の下限値が上記発明より低くなり、対象領域より高輝度
の背景領域の影響で上記発明による閾値の下限値が高く
なり対象領域が検出できないような場合でも、適切な二
値画像を得ることができる。
【0028】また、この発明の実施例5によれば、上記
の回路に前フレームの輝度保存回路と閾値の上側レンジ
チェック回路を加えることにより、撮像装置のノイズを
考慮して前フレームまでの対象領域の輝度から前記ノイ
ズの標準偏差の定数倍を減算した値を閾値の上限値とす
ると、突然現われる広い高輝度領域の影響で対象領域が
検出できないような場合でも、前記上限値以下の閾値で
二値化を行えば確実に対象領域を検出できるので、適切
な二値画像を得ることができる。
【0029】また、この発明の実施例6によれば、上記
の回路に前フレームの閾値保存回路と、閾値決定回路の
代わりに閾値比較決定回路を加えることにより、複数の
物体が存在する複雑背景下で閾値選択の範囲を狭めた上
でなお、同程度の差分値を持つ極大値が複数存在する場
合でも、前フレームの閾値と比較し近い方を選択するの
で、適切な二値画像を得ることができる。
【0030】また、この発明の実施例7によれば、上記
の回路に極大値の有無チェック回路と閾値維持回路を加
えることにより、極大値がない場合には極大値が現われ
るまで前フレームの閾値を出力するので、適切な二値画
像を常に得ることができる。
【0031】
【実施例】
実施例1.図1は、この発明の実施例1を示す二値化回
路のブロック図であって、12は極小値計測回路、13
は極小値、14は差分値演算回路、15は差分値であ
る。図において、1から11は従来の回路と同じであ
る。
【0032】図1に示す実施例においては、平均隣接数
5の演算までは従来の回路と同様であるが、極大値7を
算出するのと同時に、極小値計測回路12で平均隣接数
5を微分して極小値13を算出する。そして差分値演算
回路14で隣り合う極大値7と極小値13の差分である
差分値15を演算する。「差分値」とは隣り合う極小値
と極大値の平均隣接数の差で、二値化による抽出領域が
乱雑な状態からまとまった状態に落ち着くまでのまとま
り具合の変化量を表わす。図8はある極大値における差
分値を示していて、図において、gaは極大値、iaは
極小値、faがgaにおける差分値である。
【0033】図9(a)は対象領域内に高輝度部分が存
在する場合の例を示している。図9(b)は座標軸Xに
対する輝度を示し、図9(c)は図9(a)の閾値に対
する平均隣接数の変化を示している。この例では、二値
化に最適な閾値は対象領域全体を二値化するT1である
が、従来の発明では極大値が最大であるT2を閾値とす
るので、対象領域内の高輝度部分のみが切り出される。
しかしこの発明では、閾値決定回路8で前記差分値15
が最大である値を閾値9として決定するので、図9
(c)で示すT1が閾値になり、対象領域の形状を正確
に切り出すことができる。比較回路10以降の動作は従
来の回路と同様である。このように、上記の構成によれ
ば、対象領域内に高輝度部分があっても対象領域の形状
を正確に検出できる。
【0034】実施例2.次に実施例1で用いたブロック
図で閾値決定回路の前に差分値の下限値チェック回路を
付け加えたときの例を図2に示す。1から15までは実
施例1と同じであり、16は差分値の下限値チェック回
路、17は下限値をチェックした後の差分値である。差
分値15を算出するまでの動作は実施例1と同様であ
る。
【0035】図10(a)は対象領域内に高輝度部分が
存在し、さらにまとまりのある低輝度領域も存在する場
合の例を示している。図10(b)は座標軸Xに対する
輝度を示し、図10(c)は図10(a)の閾値に対す
る平均隣接数の変化を示している。この例では、図10
(c)より差分値が最大であるT3を閾値とすると、対
象領域内の高輝度部分のみが切り出される。よって低い
輝度の極大値の方が対象領域の形状を正確に検出できる
と考え、閾値決定回路8で輝度の低い極大値を閾値9と
して出力する。しかし、図10(c)で最も低い輝度の
極大値T1は背景内の低輝度領域のまとまりに関する点
であって、二値化の閾値としては最適でない。そこで、
背景と低輝度領域では輝度差が少ないので差分値が小さ
いことに注目して、差分値の下限値チェック回路16で
は、差分値15が設けられた下限値を下回る極大値は閾
値候補点から除外して、下限値をチェックした後の差分
値17を出力する。そして、閾値決定回路8で下限値を
チェックした後の差分値17に対し輝度の低い値を閾値
9として出力する。比較回路10以降の動作は従来の回
路と同様である。このように、上記の構成によれば、対
象領域内に高輝度部分があり、さらに背景にまとまりの
ある低輝度領域があっても、低輝度領域を検出せずに対
象領域の正確な形状を検出できる。
【0036】実施例3.次に実施例2で用いたブロック
図で閾値決定回路の前に閾値の下側レンジチェック1回
路を付け加えたときの例を図3に示す。1から17まで
は実施例2と同じであり、18は現フレームの平均輝
度、19は閾値の下側レンジチェック1回路、20は閾
値の下側レンジチェック1をした後の差分値である。下
限値をチェックした後の差分値17を算出するまでの動
作は実施例2と同様である。
【0037】図11(a)はまとまりのある背景領域の
上に対象領域が重なっている場合の例を示している。図
11(b)は座標軸Xに対する輝度を示し、図11
(c)は図11(a)の閾値に対する平均隣接数の変化
を示している。この例では、低い輝度の極大値T1を閾
値として二値化を行うと、図11(b)より背景領域ご
と対象領域を切り出すので対象領域の正確な形状が検出
できない。よって、平均隣接数計測回路4で作成される
ヒストグラムより”数7”に従って現フレームの平均輝
度であるBaveを演算する。”数7”において、h
(k)は二値化すべき濃淡画像G(x,y)で輝度値k
を持つ画素数を表わす。算出された現フレームの平均輝
度18は、背景領域のまとまりに関する点T1より高く
なる。
【0038】そこで、閾値の下側レンジチェック1回路
19では入力された下限値をチェックした後の差分値1
7について、現フレームの平均輝度18に満たない輝度
を持つ極大値を閾値候補点から除外して、閾値の下側レ
ンジチェック1をした後の差分値20を出力する。よっ
て、閾値決定回路9は図11(c)より極大値T2を閾
値9と決定する。比較回路10以降の動作は従来の回路
と同様である。このように、上記の構成によれば、まと
まりのある背景領域の上に対象領域が重なっていても、
対象領域のみの検出が可能である。
【0039】実施例4.次に実施例3で用いたブロック
図で閾値の下側レンジチェック1回路を閾値の下側レン
ジチェック2回路に置き換えたときの例を図4に示す。
1から17までは実施例3と同じであり、21はヒスト
グラムのピーク点、22は閾値の下側レンジチェック2
回路、23は閾値の下側レンジチェック2をした後の差
分値である。下限値をチェックした後の差分値17を算
出するまでの動作は実施例3と同様である。
【0040】図12(a)は対象領域とそれより高輝度
の広い領域がある場合の例を示している。図12(b)
は座標軸Xに対する輝度を示し、図12(c)は図12
(a)の閾値に対する平均隣接数の変化を示し、図12
(d)は図12(a)に対するヒストグラムを示してい
る。この例では、二値化に最適な閾値は対象領域を検出
するT1であるが、高輝度の背景領域があるため実施例
3で設けた閾値の下限値である現フレームの平均輝度1
8が高くなり、T1は実施例3の閾値の下側レンジチェ
ック1回路19で閾値候補から除外される。その結果、
図12(c)より閾値はT2になり対象領域が検出でき
ない。よって、平均隣接数計測回路4で作成されるヒス
トグラムよりピーク点を求める。図12(d)よりヒス
トグラムのピーク点21は背景領域で画素数の多い輝度
値になり、対象領域のまとまりに関する点T1より低く
なる。そこで、閾値の下側レンジチェック2回路22で
は入力された下限値をチェックした後の差分値17につ
いて、ヒストグラムのピーク点21に満たない輝度を持
つ極大値を閾値候補点から除外して、閾値の下側レンジ
チェック2をした後の差分値23を出力する。よって、
閾値決定回路9は図12(c)より極大値T1を閾値9
と決定する。比較回路10以降の動作は従来の回路と同
様である。このように、上記の構成によれば、対象領域
以外に高輝度領域があっても、対象領域の検出が可能で
ある。
【0041】実施例5.次に実施例4で用いたブロック
図で前フレームの輝度保存回路と閾値の下側レンジチェ
ック2回路の前に閾値の上側レンジチェック回路を付け
加えたときの例を図5に示す。1から17、21から2
3までは実施例4と同じであり、24は前フレームの輝
度保存回路、25は前フレームの対象領域の輝度、26
は閾値の上側レンジチェック回路、27は閾値の上側レ
ンジチェックをした後の差分値である。下限値をチェッ
クした後の差分値17を算出するまでの動作は実施例4
と同様である。
【0042】図13(a)は前フレームまでは対象領域
が検出されている状態で、突然広い高輝度領域が現われ
たような場合の例を示している。図13(b)は座標軸
Xに対する輝度を示し、図13(c)は図13(a)の
閾値に対する平均隣接数の変化を示し、図13(d)は
図13(a)に対するヒストグラムを示している。この
例では、二値化に最適な閾値は対象領域を検出するT1
であるが、高輝度領域が大きいため実施例4で設けた閾
値の下限値であるヒストグラムのピーク点21が高くな
り(図13(d))、T1は実施例4の閾値の下側レン
ジチェック2回路22で閾値候補から除外される。その
結果、図13(c)より閾値はT2になり対象領域が検
出できない。よって前フレームの輝度保存回路24を設
けて、前フレームの二値画像11で検出された対象領域
について前フレームのデジタル画像信号より輝度を計測
する。ここではあらかじめ計測されている撮像装置のノ
イズを考慮して、前フレームの対象領域の輝度25から
前記ノイズの標準偏差の定数倍を減算した値を閾値の上
限とする。閾値の上側レンジチェック回路26では入力
された下限値をチェックした後の差分値17について、
前記閾値を越える輝度を持つ極大値を閾値候補点から除
外して、閾値の上側レンジチェックをした後の差分値2
7として出力する。そして閾値の下側レンジチェック2
回路22では、閾値の上側レンジチェック回路26で閾
値候補点が1点でも除外された場合は閾値の下側レンジ
チェックを行わないよう設定し、閾値の下側レンジチェ
ック2をした後の差分値23を出力する。その結果、閾
値決定回路9は図13(c)より極大値T1を閾値9と
決定する。比較回路10以降の動作は従来の回路と同様
である。このように、上記の構成によれば、対象領域以
外に広い高輝度領域があっても、対象領域の検出が可能
である。
【0043】実施例6.次に実施例5で用いたブロック
図で前フレームの閾値保存回路を付け加え、閾値決定回
路に代わり閾値比較決定回路を加えたときの例を図6に
示す。1から7、9から17、21から27までは実施
例5と同じであり、28は前フレームの閾値保存回路、
29は前フレームの閾値、30は閾値比較決定回路であ
る。閾値の下側レンジチェック2をした後の差分値23
を算出するまでの動作は実施例5と同様である。
【0044】図14は複数の物体が存在する複雑背景に
おいて、閾値に対する平均隣接数の変化を示している。
この例では、同程度の差分値を持つ極大値が複数存在す
るので、実施例5の発明では閾値候補点を除外しても閾
値の下側レンジチェック2をした後の差分値23が複数
の閾値候補点を持ち、閾値決定回路8で輝度の低い極大
値を閾値とするが、前記極大値が対象領域のまとまり具
合に関する点ではない可能性が高い。よって、閾値の下
側レンジチェック2をした後の差分値23が複数ある場
合、前フレームで決定した閾値と比較して近い方の値を
閾値とする。対象領域の輝度は連続フレームにおいては
大きく変動しないので、前フレームの閾値に近い値で二
値化を行えば、対象領域は検出できる。この発明では、
閾値比較決定回路30で前フレームの閾値保存回路28
が持つ前フレームの閾値29と比較して、近い方の値を
閾値9として出力する。比較回路10以降の動作は従来
の回路と同様である。このように、上記の構成によれ
ば、複数の物体が存在する複雑背景下においても、対象
領域の検出が可能である。
【0045】実施例7.次に実施例6で用いたブロック
図で極大値の有無チェック回路と閾値維持回路を付け加
えたときの例を図7に示す。1から7、9から17、2
1から30までは実施例6と同じであり、31は極大値
の有無チェック回路、32は極大値の有無情報、33は
閾値維持回路、34は維持されている閾値である。閾値
の下側レンジチェック2をした後の差分値23を算出す
るまでの動作は実施例6と同様である。
【0046】この例では、閾値比較決定回路30に入力
される閾値の下側レンジチェック2をした後の差分値2
3が極大値を持たず、閾値が決定できない場合を考え
る。この発明では、極大値7、下限値をチェックした後
の差分値17、閾値の上側レンジチェック2をした後の
差分値27、閾値の下側レンジチェック2をした後の差
分値23を極大値の有無チェック回路31に入力し、極
大値があるかどうかを極大値の有無情報32として閾値
維持回路33に出力する。閾値維持回路33には前フレ
ームの閾値保存回路28から前フレームの閾値29が入
力されており、極大値の有無情報32より極大値が存在
しない場合は、維持されている閾値34として比較回路
10に入力する。比較回路10以降の動作は従来の回路
と同様である。このように、上記の構成によれば、二値
化を行う際の閾値となる極大値が存在しなくても、常に
適切な閾値が得られるので、対象領域の検出が可能であ
る。
【0047】
【発明の効果】以上のように、この発明の実施例1によ
れば、平均隣接数二値化法によって二値化する際の閾値
を決定する従来の回路に、平均隣接数の極小値を求める
極小値計測回路と、領域のまとまり具合の変化量である
差分値を求める差分値計測回路を加えることで、適切な
閾値を決定し、形状を損なうことなく対象領域を検出
し、適切な二値画像を得ることができる。
【0048】また、この発明の実施例2によれば、全体
的に低コントラストの画面において対象領域内の高輝度
部分ははっきりしているために、対象領域内の高輝度部
分のみを検出するような場合や、或いは対象領域を正確
に検出するが同時にまとまりのある背景領域も検出する
ような場合でも、差分値の下限値チェック回路を加える
ことで、差分値の下限値を下回る極大値を閾値選択の対
象から除外でき、その後で輝度が低い極大値を閾値とす
るので、適切な二値画像を得ることができる。
【0049】また、この発明の実施例3によれば、まと
まりのある背景領域の上に対象領域が重なっているため
に、背景領域ごと対象領域が切り出されて正確な対象領
域の形状が検出できないような場合でも、閾値の下側レ
ンジチェック1回路を加えることで、適切でない閾値を
除外でき、確実に対象領域を検出できる。
【0050】また、この発明の実施例4によれば、対象
領域より高輝度な背景領域の影響で閾値が対象輝度を上
回り対象領域が検出できないような場合でも、閾値の下
側レンジチェック1回路の代わりに閾値の下側レンジチ
ェック2回路を加えることで、適切でない閾値を除外で
きるので、対象領域を検出できる。
【0051】また、この発明の実施例5によれば、突然
現われる広い高輝度領域の影響で閾値が対象輝度を上回
り対象領域が検出できないような場合でも、前フレーム
の輝度保存回路と閾値の上側レンジチェック回路を加え
ることで、適切な範囲内にある閾値から最適な閾値を決
定できるので、対象領域を検出できる。
【0052】また、この発明の実施例6によれば、前フ
レームの閾値保存回路と、閾値決定回路の代わりに閾値
比較決定回路を加えることで、前記発明による閾値選択
後でもなお、極大値が複数存在する複雑背景下において
も、前フレームでの閾値と比較して近い方を閾値とする
ことができる。
【0053】また、この発明の実施例7によれば、極大
値の有無チェック回路と閾値維持回路を加えることで、
極大値がない場合に極大値が現われるまで前フレームの
閾値をそのまま出力し続けることができるので、常に適
切な閾値が得られ、安定した二値画像を得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施例1による二値化回路を示す
ブロック図である。
【図2】 この発明の実施例2による二値化回路を示す
ブロック図である。
【図3】 この発明の実施例3による二値化回路を示す
ブロック図である。
【図4】 この発明の実施例4による二値化回路を示す
ブロック図である。
【図5】 この発明の実施例5による二値化回路を示す
ブロック図である。
【図6】 この発明の実施例6による二値化回路を示す
ブロック図である。
【図7】 この発明の実施例7による二値化回路を示す
ブロック図である。
【図8】 ある極大値における差分値を示す図である。
【図9】 実施例1で適切な閾値を決定できる場合の例
を示す図である。
【図10】 実施例2で適切な閾値を決定できる場合の
例を示す図である。
【図11】 実施例3で適切な閾値を決定できる場合の
例を示す図である。
【図12】 実施例4で適切な閾値を決定できる場合の
例を示す図である。
【図13】 実施例5で適切な閾値を決定できる場合の
例を示す図である。
【図14】 実施例6で適切な閾値を決定できる場合の
例を示す図である。
【図15】 従来の平均隣接数二値化法を用いた二値化
回路を示すブロック図である。
【図16】 隣接数の定義を示す図である。
【図17】 閾値に対する平均隣接数の変化を示す図で
ある。
【図18】 従来の二値化回路で適切な閾値を決定でき
ない場合の例を示す図である。
【符号の説明】
1 アナログ画像信号、2 A/D変換回路、3 デジ
タル画像信号、4 平均隣接数計測回路、5 平均隣接
数、6 極大値計測回路、7 極大値、8 閾値決定回
路、9 閾値、10 比較回路、11 二値画像、12
極小値計測回路、13 極小値、14 差分値計測回
路、15 差分値、16 差分値の下限値チェック回
路、17 下限値をチェックした後の差分値、18 現
フレームの平均輝度、19 閾値の下側レンジチェック
1回路、20 閾値の下側レンジチェック1をした後の
差分値、21 ヒストグラムのピーク点、22 閾値の
下側レンジチェック2回路、23 閾値の下側レンジチ
ェック2をした後の差分値、24 前フレームの輝度保
存回路、25 前フレームの対象領域の輝度、26閾値
の上側レンジチェック回路、27 閾値の上側レンジチ
ェックをした後の差分値、28 前フレームの閾値保存
回路、29 前フレームの閾値、30 閾値比較決定回
路、31 極大値の有無チェック回路、32 極大値の
有無情報、33 閾値維持回路、34 維持されている
閾値。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 1/403 H04N 1/40 101 B 103 A

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置に入力したアナログ画像信号をデジ
    タル画像信号に変換するA/D変換回路と、デジタル画
    像信号を二値化する際の閾値を決定するため評価関数と
    して領域のまとまりの良さを表わす平均隣接数を求める
    平均隣接数計測回路と、平均隣接数の極大値を求める極
    大値計測回路と、平均隣接数の極小値を求める極小値計
    測回路と、隣り合う極大値と極小値の差分値を演算する
    差分値計測回路と、差分値が最大の点を二値化する際の
    閾値とする閾値決定回路と、閾値と前記デジタル画像信
    号とを比較し二値画像を出力する比較回路を備えたこと
    を特徴とする二値化回路。
  2. 【請求項2】 装置に入力したアナログ画像信号をデジ
    タル画像信号に変換するA/D変換回路と、デジタル画
    像信号を二値化する際の閾値を決定するため評価関数と
    して領域のまとまりの良さを表わす平均隣接数を求める
    平均隣接数計測回路と、平均隣接数の極大値を求める極
    大値計測回路と、平均隣接数の極小値を求める極小値計
    測回路と、隣り合う極大値と極小値の差分値を演算する
    差分値計測回路と、差分値に下限値を設けてそれを下回
    る極大値を閾値選択の対象としない差分値の下限値チェ
    ック回路と、輝度が低い極大値を二値化する際の閾値と
    する閾値決定回路と、閾値と前記デジタル画像信号とを
    比較し二値画像を出力する比較回路を備えたことを特徴
    とする二値化回路。
  3. 【請求項3】 装置に入力したアナログ画像信号をデジ
    タル画像信号に変換するA/D変換回路と、デジタル画
    像信号を二値化する際の閾値を決定するため評価関数と
    して領域のまとまりの良さを表わす平均隣接数を求める
    平均隣接数計測回路と、平均隣接数の極大値を求める極
    大値計測回路と、平均隣接数の極小値を求める極小値計
    測回路と、隣り合う極大値と極小値の差分値を演算する
    差分値計測回路と、差分値に下限値を設けてそれを下回
    る極大値を閾値選択の対象としない差分値の下限値チェ
    ック回路と、平均隣接数が極大値を取る閾値に対して現
    フレームの平均輝度に満たない場合は閾値選択の対象と
    しない閾値の下側レンジチェック1回路と、輝度が低い
    極大値を二値化する際の閾値とする閾値決定回路と、閾
    値と前記デジタル画像信号とを比較し二値画像を出力す
    る比較回路を備えたことを特徴とする二値化回路。
  4. 【請求項4】 装置に入力したアナログ画像信号をデジ
    タル画像信号に変換するA/D変換回路と、デジタル画
    像信号を二値化する際の閾値を決定するため評価関数と
    して領域のまとまりの良さを表わす平均隣接数を求める
    平均隣接数計測回路と、平均隣接数の極大値を求める極
    大値計測回路と、平均隣接数の極小値を求める極小値計
    測回路と、隣り合う極大値と極小値の差分値を演算する
    差分値計測回路と、差分値に下限値を設けてそれを下回
    る極大値を閾値選択の対象としない差分値の下限値チェ
    ック回路と、平均隣接数が極大値を取る閾値に対して現
    フレームのヒストグラムのピーク点に満たない場合は閾
    値選択の対象としない閾値の下側レンジチェック2回路
    と、輝度が低い極大値を二値化する際の閾値とする閾値
    決定回路と、閾値と前記デジタル画像信号とを比較し二
    値画像を出力する比較回路を備えたことを特徴とする二
    値化回路。
  5. 【請求項5】 装置に入力したアナログ画像信号をデジ
    タル画像信号に変換するA/D変換回路と、デジタル画
    像信号を二値化する際の閾値を決定するため評価関数と
    して領域のまとまりの良さを表わす平均隣接数を求める
    平均隣接数計測回路と、平均隣接数の極大値を求める極
    大値計測回路と、平均隣接数の極小値を求める極小値計
    測回路と、隣り合う極大値と極小値の差分値を演算する
    差分値計測回路と、差分値に下限値を設けてそれを下回
    る極大値を閾値選択の対象としない差分値の下限値チェ
    ック回路と、前フレームでの対象領域の輝度を保存する
    前フレームの輝度保存回路と、平均隣接数が極大値を取
    る閾値に対して前フレームの対象領域の輝度から撮像装
    置のノイズの標準偏差の定数倍を減算した値を越える場
    合は閾値選択の対象としない閾値の上側レンジチェック
    回路と、平均隣接数が極大値を取る閾値に対して現フレ
    ームのヒストグラムのピーク点に満たない場合は閾値選
    択の対象としない閾値の下側レンジチェック2回路と、
    輝度が低い極大値を二値化する際の閾値とする閾値決定
    回路と、閾値と前記デジタル画像信号とを比較し二値画
    像を出力する比較回路を備えたことを特徴とする二値化
    回路。
  6. 【請求項6】 装置に入力したアナログ画像信号をデジ
    タル画像信号に変換するA/D変換回路と、デジタル画
    像信号を二値化する際の閾値を決定するため評価関数と
    して領域のまとまりの良さを表わす平均隣接数を求める
    平均隣接数計測回路と、平均隣接数の極大値を求める極
    大値計測回路と、平均隣接数の極小値を求める極小値計
    測回路と、隣り合う極大値と極小値の差分値を演算する
    差分値計測回路と、差分値に下限値を設けてそれを下回
    る極大値を閾値選択の対象としない差分値の下限値チェ
    ック回路と、前フレームでの対象領域の輝度を保存する
    前フレームの輝度保存回路と、平均隣接数が極大値を取
    る閾値に対して前フレームの対象領域の輝度から撮像装
    置のノイズの標準偏差の定数倍を減算した値を越える場
    合は閾値選択の対象としない閾値の上側レンジチェック
    回路と、平均隣接数が極大値を取る閾値に対して現フレ
    ームのヒストグラムのピーク点に満たない場合は閾値選
    択の対象としない閾値の下側レンジチェック2回路と、
    前フレームで二値化を行う際に使用した閾値を保存する
    前フレームの閾値保存回路と、複数の極大点を前フレー
    ムでの閾値と比較して近い方を二値化する際の閾値とし
    て出力する閾値比較決定回路と、閾値と前記デジタル画
    像信号とを比較し二値画像を出力する比較回路を備えた
    ことを特徴とする二値化回路。
  7. 【請求項7】 装置に入力したアナログ画像信号をデジ
    タル画像信号に変換するA/D変換回路と、デジタル画
    像信号を二値化する際の閾値を決定するため評価関数と
    して領域のまとまりの良さを表わす平均隣接数を求める
    平均隣接数計測回路と、平均隣接数の極大値を求める極
    大値計測回路と、平均隣接数の極小値を求める極小値計
    測回路と、隣り合う極大値と極小値の差分値を演算する
    差分値計測回路と、差分値に下限値を設けてそれを下回
    る極大値を閾値選択の対象としない差分値の下限値チェ
    ック回路と、前フレームでの対象領域の輝度を保存する
    前フレームの輝度保存回路と、平均隣接数が極大値を取
    る閾値に対して前フレームの対象領域の輝度から撮像装
    置のノイズの標準偏差の定数倍を減算した値を越える場
    合は閾値選択の対象としない閾値の上側レンジチェック
    回路と、平均隣接数が極大値を取る閾値に対して現フレ
    ームのヒストグラムのピーク点に満たない場合は閾値選
    択の対象としない閾値の下側レンジチェック2回路と、
    前フレームで二値化を行う際に使用した閾値を保存する
    前フレームの閾値保存回路と、複数の極大点を前フレー
    ムでの閾値と比較して近い方を二値化する際の閾値とし
    て出力する閾値比較決定回路と、極大値の存在の有無を
    調べる極大値の有無チェック回路と、極大値がない場合
    に極大値が現われるまで前フレームの閾値をそのまま出
    力し続ける閾値維持回路と、閾値と前記デジタル画像信
    号とを比較し二値画像を出力する比較回路を備えたこと
    を特徴とする二値化回路。
JP6306147A 1994-12-09 1994-12-09 二値化回路 Pending JPH08161484A (ja)

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JP6306147A JPH08161484A (ja) 1994-12-09 1994-12-09 二値化回路

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10302171A (ja) * 1997-04-28 1998-11-13 Mitsubishi Electric Corp 監視画像記録装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH10302171A (ja) * 1997-04-28 1998-11-13 Mitsubishi Electric Corp 監視画像記録装置

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