JPH08161306A - 表編集装置 - Google Patents

表編集装置

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JPH08161306A
JPH08161306A JP6301041A JP30104194A JPH08161306A JP H08161306 A JPH08161306 A JP H08161306A JP 6301041 A JP6301041 A JP 6301041A JP 30104194 A JP30104194 A JP 30104194A JP H08161306 A JPH08161306 A JP H08161306A
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JP
Japan
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data
cell
area
alignment
cells
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Application number
JP6301041A
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English (en)
Inventor
周市 ▲弥▼永
Shuichi Yanaga
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数のセルにバランス良く文字を配置できる
表編集装置を提供する。 【構成】 セル間移動部21とセル選択部22により1
または複数のセルを選択領域に選択する。連続したセル
を選択領域として選択したとき、セル連結部24により
その選択領域を一つの入力単位になるように連結する。
データ配置設定部25は、セルデータ入力エディタ部2
3からの編集され、上記選択領域に入力されるデータの
配置書式を設定する。上記データ配置設定部25により
設定された選択領域の書式を書式データ記憶部28に記
憶する一方、セルデータ入力エディタ部23からの編集
されたデータをデータ記憶部29に記憶する。そして、
編集部30は、データ記憶部29に記憶されたデータを
書式データ記憶部28に記憶された書式に基づいて整形
して編集する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ワークステーショ
ン、パーソナルコンピュータ、ワードプロセッサ等の文
書作成処理装置において、表計算を行う場合にセル(入
力欄)の編集とセル内のデータの書式の設定を行う表編
集装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、表編集装置としては、表計算を行
う場合にセルの編集とセル内のデータの書式の処理を行
うものがある(特開平2−132549号公報参照)。こ
の表編集装置は、図23に示すように、図24に示す編
集属性データに従って、表の枠内に入力される文字や数
字のデータを編集する。
【0003】また、もう一つの表編集装置としては、図
25に示すように、セルに文字を入力するとき、入力さ
れた文字が表の枠で囲まれた領域のセルからあふれたか
否かを検出し、あふれが検出されたとき、現在のセルの
文字サイズ,文字ピッチ(文字の幅),行ピッチ(行の間隔)
および表示,印刷可能な登録サイズから、そのセルに入
力可能な文字数を増加できるような文字サイズ,文字ピ
ッチおよび行ピッチを求め、求められた文字サイズ,文
字ピッチおよび行ピッチに従ってセル内の文字データを
再配置するものがある(特開平2−255958号公報
参照)。
【0004】さらに、もう一つの表編集装置としては、
図26に示すように、セル単位にセル開始文字+テキス
ト+セル終了文字によってセルの情報を表現し、このセ
ルの情報を多数連結して表全体を構成することにより、
セル単位の編集を可能とするものがある(特開平2−2
89057号公報参照)。
【0005】さらにまた、もう一つの表編集装置として
は、矩形のセルの組み合わせにより表現される表を編集
すると共に、セル内のデータの内容を比較する手段と隣
接する2つのセルを統合する手段とを有するものがある
(特開平3−123963号公報参照)。この表編集装置
は、図27に示す表を行列操作し、あるいはセル内のデ
ータを編集して、隣接するセルの一辺が同じ長さを有す
る2つのセル内のデータが等しい場合(例えば図27に
示すセル4Aと4B,3Bと3C等)、その隣接する2つ
のセルを統合して、図28に示すように、1つのセルに
する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記特開平
2−132549号公報に記載の表編集装置において、
表計算を行う数値部分のセルを除く表題部分のセル(図
23に示す最上段の1行)では、1つの選択領域に収ま
るデータの配置を左揃え,右揃え,中央揃えおよび両端揃
え等にする設定が可能となっている。ただし、上記デー
タの配置を中央揃えにすると、図29(A)に示すような
表題の文字に対してバランスの良いセル幅であればよい
が、特に広いセル幅のときは、図29(B)に示すよう
に、全体のセル幅に比べて文字同士が近接し、バランス
が悪い場合がある。また、上記データの配置を両端揃え
にした場合、図29(C)に示すような表題の文字に対し
てバランスの良いセル幅であればよいが、特に広いセル
幅のときは、図29(D)に示すように、文字同士が離れ
すぎて、バランスが悪く間延びするという欠点がある。
【0007】また、上記表編集装置では、表題部分のセ
ルにおいて、1つの選択領域にデータが収まる場合に1
つのセル内で属性を設定するが、複数のセルを連結する
手段がないため、その連結された複数のセルの領域を一
つの入力単位としてデータの属性を一括して設定できな
いという欠点がある。例えば、行方向に並んだ2つ以上
のセルにまたがる表題を入力する場合、図30に示すよ
うに、一番最初のセルのみに表題を入力するか、図31
に示すように、その複数のセルに表題のデータを分割し
て夫々入力し、個々のセル内のデータの配置を右揃え,
中央揃えおよび左揃え等に夫々設定しなければならな
い。したがって、データを複数のセル毎に入力しなけれ
ばならず、また入力されたデータの配置等の書式設定を
個々のセルに対して行うため、表題を作成するのが煩わ
しいという欠点がある。
【0008】また、上記特開平3−123963号公報
に記載の表編集装置では、隣接するセルの互いに接する
一辺が同じ長さであり、2つのセル内のデータが等しい
ときにセルを統合するが、連結するセルの全てのセルに
同じデータがあるという条件と、隣接するセルの一辺の
高さが同じか、またはセル幅が同じであるという条件が
必要なため、制約が多く使いづらいという問題がある。
【0009】また、上記全ての表編集装置では、列方向
に並んだ2つ以上のセルにまたがる表題を入力する場
合、図32に示すように、一番上のセルのみに表題をい
れるか、その表題を一番バランスの良い行のセルに入力
し、そのセルの配置を右揃え,中央揃および左揃え等に
する書式設定を行う。上記複数のセルの数が奇数の場
合、図33に示すように、その中央に位置するセルにデ
ータを配置すればよいが、複数のセルの数が偶数の場
合、図34に示すように、正確に中央にデータを配置す
ることができないため、表題としてのバランスが悪いと
いう欠点がある。
【0010】また、上記全ての表編集装置では、セル幅
が充分取れない場合や、バランスの良い表にしたい場合
は、表題の文字の向きを縦書きとして、セル幅を必要最
小限の幅にすることができる。この場合、上記表題を1
文字毎にバランスの良い行のセルに分割して入力し、そ
のセルの配置を右揃え,中央揃および左揃え等にする書
式設定を行って、その複数のセルの略中央に配置するよ
うにする。しかしながら、縦書きにしても、その複数の
セルの数が偶数で文字数が奇数の場合、またはセルの数
が奇数で文字数が偶数の場合、正確に中央に配置するこ
とができないため、表題としてのバランスが悪いという
欠点がある。また、横書きの形式で1文字毎にセルに配
置するため、“「”,“」”,“。”,“、”,“ー”等の
文字があるとき、図35,37に示すように、非常に見
苦しいという欠点がある。
【0011】また、上記特開平2−255958号公報
に記載の表編集装置では、図25に示すように、セルか
らあふれた文字があったとき、文字サイズを縮小してセ
ル内に収まるようにしており、表全体のバランス等を考
慮しておらず、単に予め設定されたセル内でデータを入
力しているだけなので、決して見やすい表とは言えな
い。
【0012】また、上記特開平2−289057号公報
に記載の表編集装置では、図26に示すように、セル幅
が一定のセル内にあふれた場合、そのセルの高さを拡大
してデータを自動的に次の行になるようにしているた
め、行の区切りを制御できず、またその拡大されたセル
内のデータの配置はベタとなり、バランスの良い表題と
するためには、行の開始時および終了時にスペース文字
を適宜入れなければならないので、操作が煩わしいとい
う問題がある。
【0013】そこで、この発明の目的は、セル幅に関係
なく、入力されたデータをセル内でバランス良く配置で
きる表編集装置を提供することにある。
【0014】また、この発明のもう一つの目的は、行方
向に連続する複数のセルにまたがるデータの場合、その
複数のセルを一つの入力単位になるように連結すること
によって、入力されたデータをその選択領域にバランス
良く配置できると共に、その連結されたセル領域の幅よ
りも、さらに多くのデータが必要なとき、長文のデータ
を連結されたセルの領域に簡単に入力することができる
表編集装置を提供することにある。
【0015】また、この発明のもう一つの目的は、列方
向に連続する複数のセルにまたがるデータの場合、その
複数のセルを一つの入力単位になるように連結すること
によって、入力されたデータをその選択領域でバランス
良く配置できると共に、その連結されたセル領域の幅よ
りも、さらに多くの長文のデータが入力されたときに、
連結されたセルの領域に容易に入力できる表編集装置を
提供することにある。
【0016】また、この発明のもう一つの目的は、セル
内のデータを縦書きにした場
合、“「”,“」”,“。”,“、”,“ー”等の文字を違
和感無く表示できると共に、そのセルの高さを越える長
文のデータが入力されたときにも、連結されたセルの領
域に容易に入力できる表編集装置を提供することにあ
る。
【0017】また、この発明のもう一つの目的は、入力
されたデータを所定の規則にしたがって改行して、複数
行のデータを選択領域に入力できる表編集装置を提供す
ることにある。
【0018】さらに、この発明のもう一つの目的は、同
一行のセルのうちの少なくとも一つのセルに複数行のデ
ータを入力した場合、同一行のセルの高さを統一するこ
とによって、全体としてバランスの良い表を作成できる
表編集装置を提供することにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の表編集装置は、矩形のセルの組み合わせ
により表現される表を編集する表編集装置において、デ
ータを入力すべき上記セルを選択して、上記セルからな
る選択領域を定義するセル選択手段と、上記選択領域に
データを入力するデータ入力手段と、上記選択領域の上
記データを編集するデータ編集手段と、上記データ編集
手段により編集された上記データを記憶する選択領域用
データ記憶手段と、上記選択領域内のデータの配置を設
定する選択領域用データ配置設定手段と、上記選択領域
用データ配置設定手段により設定されたデータの配置の
情報を表わす書式データを記憶する選択領域用書式デー
タ記憶手段と、上記選択領域用データ記憶手段に記憶さ
れたデータを上記選択領域用書式データ記憶手段に記憶
された上記書式データに基づいて編集する選択領域用編
集手段と、上記選択領域用編集手段により編集された上
記選択領域のデータを表示する表示手段とを備えたこと
を特徴としている。
【0020】また、請求項2の表編集装置は、請求項1
の表編集装置において、上記セル選択手段は、行方向に
連続した複数のセルを選択したときに、上記複数のセル
を連結して一つの上記選択領域を定義するセル連結手段
を含み、上記選択領域用データ配置設定手段は、上記選
択領域内のデータの行方向の配置を左揃え,中央揃え,右
揃え,両端揃えおよび両端中央揃えのうちの少なくとも
一つに設定できることを特徴としている。
【0021】また、請求項3の表編集装置は、請求項1
の表編集装置において、上記セル選択手段は、列方向に
連続した複数のセルを選択したときに、上記複数のセル
を連結して一つの上記選択領域を定義するセル連結手段
を含み、上記選択領域用データ配置設定手段は、上記選
択領域内のデータの行方向の配置を左揃え,中央揃え,右
揃え,両端揃えおよび両端中央揃えのうちの少なくとも
一つに設定できると共に、上記選択領域内のデータの列
方向の配置を上揃え,中央揃え,下揃え,両端揃えおよび
両端中央揃えのうちの少なくとも一つに設定できること
を特徴としている。
【0022】また、請求項4の表編集装置は、請求項1
の表編集装置において、上記セル選択手段は、列方向に
連続した複数のセルを選択したときに、上記複数のセル
を連結して一つの上記選択領域を定義するセル連結手段
を含み、上記選択領域用データ配置設定手段は、上記選
択領域内のデータの組み方を縦組みとすると共に、上記
選択領域内のデータの行方向の配置を左揃え,中央揃え,
右揃え,両端揃えおよび両端中央揃えのうちの少なくと
も一つに設定できると共に、上記選択領域内のデータの
列方向の配置を上揃え,中央揃え,下揃え,両端揃えおよ
び両端中央揃えのうちの少なくとも一つに設定できるこ
とを特徴としている。
【0023】また、請求項5の表編集装置は、請求項1
の表編集装置において、上記選択領域に行の終わりとし
て改行コードを入力すると、上記選択領域の高さを拡大
するセル高さ拡大手段と、上記セル高さ拡大手段が上記
選択領域を拡大すると、その拡大された上記選択領域に
おいて上記改行コードに続くデータを次の行に入力可能
にする選択領域用複数行設定手段とを備えて、上記選択
領域用データ配置設定手段は、上記選択領域に入力され
たデータの行方向の配置を左揃え,中央揃え,右揃え,両
端揃えおよび両端中央揃えのうちの少なくとも一つに設
定できると共に、上記データの列方向の配置を上揃え,
中央揃え,下揃え,両端揃えおよび両端中央揃えのうちの
少なくとも一つに設定できることを特徴としている。
【0024】また、請求項6の表編集装置は、請求項1
の表編集装置において、上記選択領域に行の終わりとし
て禁則文字を入力すると、上記選択領域の高さを拡大す
るセル高さ拡大手段と、上記セル高さ拡大手段が上記選
択領域を拡大すると、その拡大された上記選択領域にお
いて上記禁則文字に続くデータを次の行に入力可能にす
る選択領域用複数行設定手段とを備えて、上記選択領域
用データ配置設定手段は、上記選択領域に入力されたデ
ータの行方向の配置を左揃え,中央揃え,右揃え,両端揃
えおよび両端中央揃えのうちの少なくとも一つに設定で
きると共に、上記データの列方向の配置を上揃え,中央
揃え,下揃え,両端揃えおよび両端中央揃えのうちの少な
くとも一つに設定できることを特徴としている。
【0025】また、請求項7の表編集装置は、請求項5
または6の表編集装置において、上記セル高さ拡大手段
は、上記選択領域の高さを拡大するとき、上記選択領域
と同一行の他のセルからなる領域の高さを上記選択領域
の高さに拡大することを特徴としている。
【0026】また、請求項8の表編集装置は、請求項4
の表編集装置において、上記選択領域にその選択領域の
高さを越えるデータを入力する場合、上記データが上記
選択領域に納まるように上記選択領域の高さを拡大する
と共に、上記選択領域と同一行の他のセルからなる領域
の高さを上記拡大された選択領域の高さになるように上
記他のセルの高さを同じ比率で夫々拡大するセル高さ拡
大手段を備えたことを特徴としている。
【0027】
【作用】上記請求項1の表編集装置によれば、表計算で
使用される数値データや計算データ以外の他のデータ例
えば表の見出し(以下、表題という)のデータを1つのセ
ルに入力する場合、または行方向および列方向に連続し
た複数のセルに入力する場合、上記セル選択手段により
データを入力すべきセルを選択して、上記セルからなる
選択領域を定義する。その後、上記データ入力手段によ
り表題のデータを選択領域に入力すると共に、上記デー
タ編集手段により選択領域のデータを必要に応じて編集
する。そして、上記データ編集手段により編集されたデ
ータを選択領域用データ記憶手段に記憶する一方、上記
選択領域用データ配置設定手段は、選択領域内のデータ
の配置を設定する。例えば、上記選択領域内のデータの
行方向の配置を左揃え,中央揃え,右揃え等から選んで設
定し、またデータの列方向の配置であれば、上揃え,中
央揃え,下揃え等のうちから選んで設定して、上記選択
領域が複数のセルからなる場合は、データの配置をまと
めて設定する。上記選択領域用データ配置設定手段によ
り設定された配置の情報を表わす書式データを上記選択
領域用書式データ記憶手段に記憶する。そして、上記選
択領域用編集手段は、選択領域用データ記憶手段に記憶
されたデータを選択領域用書式データ記憶手段に記憶さ
れた書式データに基づいて編集して、選択領域用編集手
段により編集された選択領域のデータを上記表示手段に
表示する。
【0028】したがって、上記選択領域のデータの配置
の書式(編集属性)を一括して設定することによって、選
択領域の幅や高さに応じて、入力されたデータを選択領
域にバランス良く配置できる。
【0029】また、上記請求項2の表編集装置によれ
ば、請求項1の表編集装置において、上記セル選択手段
は、行方向に連続した複数のセルを選択したとき、セル
連結手段により上記複数のセルを連結して一つの選択領
域を定義する。そして、上記選択領域に入力されたデー
タの行方向の配置を、上記選択領域用データ配置設定手
段により右揃え,中央揃え,左揃え,両端揃えおよび両端
中央揃えのうちの少なくとも一つに設定するのである。
したがって、上記選択領域のセルのうち例えば一番左側
のセルのみに、選択領域の他のセルの配置書式も合わせ
て共通の配置書式を設定し、その選択領域内のデータを
自由に配置するができ、セル毎にデータの入力と配置書
式の設定とを行うというような煩わしさがない。
【0030】したがって、上記選択領域を一つの入力単
位としてデータの配置書式を設定できるので、表を編集
するときの操作性を向上できると共に、表題等の文字の
配置をさらにバランスよくすることができる。
【0031】また、上記請求項3の表編集装置によれ
ば、請求項1の表編集装置において、上記セル選択手段
は、列方向に連続した複数のセルを選択したとき、セル
連結手段により上記複数のセルを一つの上記選択領域に
定義する。そして、上記選択領域に入力されたデータの
行方向の配置を、上記選択領域用データ配置設定手段に
より右揃え,中央揃え,左揃え,両端揃えおよび両端中央
揃えのうちの少なくとも一つに設定できると共に、上記
データの列方向の配置を上揃え,中央揃え,下揃え,両端
揃えおよび上記両端中央揃えのうちの少なくとも一つに
設定するのである。したがって、上記選択領域のセルの
うち例えば一番上側のセルのみに、選択領域の他のセル
の配置書式も合わせて共通の配置書式を設定し、その選
択領域において、入力されたデータを自由に配置するが
でき、セル毎にデータの入力と配置書式の設定とを行う
というような煩わしさがない。
【0032】したがって、上記選択領域を一つの入力単
位としてデータの配置書式を設定できるので、表を編集
するときの操作性を向上できると共に、表題等の文字の
配置をさらにバランスよくすることができる。
【0033】また、上記請求項4の表編集装置によれ
ば、請求項1の表編集装置において、上記セル選択手段
は、列方向に連続した複数のセルを選択したとき、上記
セル連結手段により一つの上記選択領域を定義する。そ
して、上記選択領域内のデータの組み方を縦組みすなわ
ち縦書きとする。つま
り、“「”,“」”,“。”,“、”等の文字を縦書きに
対応した配置とし、横書き対応の“ー”は“|”とする
のである。また、上記選択領域の表題の行方向の配置を
右揃え,中央揃え,左揃え,両端揃えおよび両端中央揃え
のうちの少なくとも一つに設定できると共に、列方向の
配置を上揃え,中央揃え,下揃え,両端揃えおよび上記両
端中央揃えのうちの少なくとも一つに設定する。したが
って、上記選択領域の列方向に連続した複数のセルのう
ち例えば一番上側のセルのみに連結された他のセルの行
揃え,列揃えの配置書式も合わせて設定し、選択領域内
のデータを自由に配置することができ、セル毎にデータ
の入力と配置書式の設定とを行うというような煩わしさ
がない。
【0034】したがって、表題等の文字の向きを縦書き
とできるため、セルの領域の幅を小さくでき、上記表示
手段の画面の幅が限られていたり、印刷するときの用紙
の幅が限られている場合、セルの領域の幅を小さくした
分他のセルのセル幅を拡大でき、より自由なレイアウト
の表を作成でき、バランスが良く、かつ見やすい表とな
る。
【0035】また、上記請求項5の表編集装置によれ
ば、請求項1の表編集装置において、上記選択領域にそ
の選択領域の幅を越えるデータを入力する場合、上記選
択領域に行の終わりとして改行コードを入力すると、上
記セル高さ拡大手段は、上記選択領域の高さを拡大す
る。そして、上記選択領域用複数行設定手段により改行
コードに続く次の行のデータを拡大された選択領域に入
力できるので、一つの選択領域に2行以上のデータの入
力を可能とする。また、上記選択領域用データ配置設定
手段は、選択領域内のデータの行方向の配置を右揃え,
中央揃え,左揃え,両端揃えおよび両端中央揃えのうちの
少なくとも一つに設定できると共に、上記データの列方
向の配置を上揃え,中央揃え,下揃え,両端揃えおよび両
端中央揃えのうちの少なくとも一つに設定する。
【0036】したがって、上記選択領域に2行以上のデ
ータを入力できるので、幅が限られた選択領域に多くの
データを収納できる。また、上記選択領域のデータの配
置書式を行揃え,列揃えに設定できるので、自由なレイ
アウトの表を作成できる。
【0037】また、上記請求項6の表編集装置によれ
ば、請求項1の表編集装置において、上記選択領域にそ
の選択領域の幅を越えるデータを入力する場合、上記選
択領域に行の終わりとして上記禁則文字例えばスペース
または「、」,「。」等を入力すると、その禁則文字に
続くデータを次の行とする禁則処理によって、上記セル
高さ拡大手段は、上記選択領域の高さを拡大する。そし
て、上記選択領域用複数行設定手段により禁則文字に続
く次の行のデータの入力を可能とするので、一つの選択
領域に2行以上のデータを入力できる。また、上記選択
領域用データ配置設定手段は、選択領域内のデータの行
方向の配置を右揃え,中央揃え,左揃え,両端揃えおよび
両端中央揃えのうちの少なくとも一つに設定できると共
に、列方向の配置を上揃え,中央揃え,下揃え,両端揃え
および両端中央揃えのうちの少なくとも一つに設定す
る。
【0038】したがって、上記選択領域に2行以上のデ
ータを入力できるので、幅が限られた選択領域に多くの
データを収納できる。また、上記選択領域のデータの配
置書式を行揃え,列揃えに設定できるので、自由なレイ
アウトの表を作成できる。
【0039】また、上記請求項7の表編集装置によれ
ば、請求項5または6の表編集装置において、上記選択
領域に複数行のデータを入力する場合、上記セル高さ拡
大手段によってその選択領域の高さを拡大するとき、上
記選択領域と同一行の他のセルからなる領域の高さを拡
大された上記選択領域の高さに拡大する。なお、先に他
のセルが選択領域に選択されて拡大し、そのときに後に
選択される選択領域がすでに拡大されている場合は、そ
の選択領域がデータを入力するに十分な高さを有すると
きは、後に選択される選択領域の高さは拡大しない。
【0040】したがって、上記選択領域と同一行の全て
のセルの高さを合わせることができるので、バランスの
良い表が作成できる。
【0041】また、上記請求項8の表編集装置によれ
ば、請求項4の表編集装置において、上記選択領域にそ
の選択領域の高さを越えるデータを入力するとき、上記
セル高さ拡大手段は、選択領域に上記データが納まるよ
うに選択領域の高さを拡大し、その選択領域と同一行の
他のセルからなる領域の高さを上記拡大された選択領域
の高さに拡大する。このとき、上記高さ設定手段は、上
記選択領域と同一行の他のセルの高さを夫々同じ比率で
拡大する。
【0042】したがって、上記拡大された選択領域と同
一行の他のセルからなる領域との高さを合わせることに
よって、より自由なレイアウトで、かつバランスの良い
表を作成できる。
【0043】
【実施例】以下、この発明の表編集装置を一実施例によ
り詳細に説明する。
【0044】図1はこの発明の一実施例の表編集装置の
構成図を示している。上記表編集装置は、キーボード
(図示せず)等のキー入力により文字や記号等を入力する
データ入力手段としての入力部20と、キーボードおよ
びポインティングデバイスとしての図示しないペンまた
はマウス(以下、マウスという場合はペンも含むものと
する)により入力しようとするセルの領域を移動させる
セル間移動部21と、上記セル間移動部21により移動
したセルの領域に基づいて入力部20のキーボードまた
はマウスにより1または連続した複数のセルを選択領域
として選択するセル選択部22と、上記入力部20から
の入力されたデータまたは内容が更新されたデータを編
集するデータ編集手段としてのセルデータ入力エディタ
部23と、上記セル間移動部21とセル選択部22によ
り連続したセルを選択するとき、その複数のセルを連結
して一つの選択領域を定義するセル連結手段としてのセ
ル連結部24と、上記選択領域に入力されたデータの配
置書式を設定する選択領域用データ配置設定手段として
のデータ配置設定部25と、上記入力部20からの入力
され、または上記セルデータ入力エディタ部23により
編集されたデータが上記選択領域の幅を越えるとき、上
記選択領域に複数行のデータを入力可能とする選択領域
用複数行設定手段としての複数行設定部26とを備えて
いる。また、上記複数行設定部26により選択領域を複
数行に設定するとき、その選択領域の高さを拡大するセ
ル高さ拡大手段としてのセル高さ拡大部27と、上記複
数行設定部26により設定された行数に基づいて、デー
タ配置設定部25により設定された選択領域のデータの
配置を表わす書式データを記憶する選択領域用書式デー
タ記憶手段としての書式データ記憶部28と、上記入力
部20からの入力され、または上記セルデータ入力エデ
ィタ部23からの編集されたデータを記憶する選択領域
用データ記憶手段としてのデータ記憶部29と、上記デ
ータ記憶部29に記憶されたデータを書式データ記憶部
28に記憶された書式に基づいて編集する選択領域用編
集手段としての編集部30と、上記編集部30により編
集されたデータを有する表を後述する表示部33の画面
に表示する表示手段としての表示制御部31と、上記編
集部30により整形編集されたデータを有する表を印刷
する印刷制御部32と、上記表示制御部31からの表示
信号を受けて、LCD(液晶ディスプレイ)またはCRT
(カソード・レイ・チューブ)等に表を表示する表示部3
3と、上記印刷制御部32からの印刷信号を受けて、サ
ーマルプリンタ,レーザープリンタ等に表を印刷する印
刷部34とを備えている。なお、上記セル間移動部21
とセル選択部22とセル連結部24でセル選択手段を構
成している。
【0045】図2は上記選択領域に入力されたデータが
記憶されているデータ記憶部29と上記データの書式が
記憶されている書式データ記憶部28の内部データの構
造を示している。
【0046】図2に示すように、上記データ記憶部2
9,書式データ記憶部28の内部データの構造は、表計
算ファイルのヘッダ情報としてのヘッダ部210と、表
中のセル毎の全データを格納するセルデータ1(22
0),セルデータ2(280),…,セルデータZ(290)と
で構成している。上記ヘッダ部210は、表の列数21
1と行数212とその他(日付等)のデータを格納する。
また、上記セルデータ1(220)は、属性部230とデ
ータ部260とからなり、属性部230は、セルの位置
を示す列番号231,行番号232,セル内のデータの文
字サイズ233,セル高さ234,セル幅235,セル内
のデータの文字の配置が横方向にはどうなっているかを
表わすID236,セル内のデータの文字の配置が縦方
向にはどうなっているかを表わすID237,セル内の
データの文字が横書きとなっているのか縦書きとなって
いるのかを表わすID238,そのセルが連結されてい
るかどうかを表わすID239,上251/下252/
左253/右254に罫線があるかどうかを表わす罫線
ID250およびその他(フォント名等の属性を表わす
データ)240で構成されている。また、上記データ部
260は、そのデータの種類(例えば数値,数式,文字)を
表わすデータID261と、実際のデータが記憶されて
いるデータ262で構成されている。なお、上記セルデ
ータ1(220)に続くセルデータ2(280)は、次のセ
ルの情報を格納したもので、セルデータ1(220)と同
様の構成をしており、以下、ヘッダ部210の列数21
1および行数212で構成される表の最終のセルの情報
を格納したセルデータZ(290)まで続く。
【0047】また、図22は上記入力部20に使用する
キーボードの一例を示し、データの編集を行う編集キー
701と上記選択領域のデータの配置を行う配置キー7
02と上記選択領域を移動させる矢印キー703,70
4,705,706(以下、省略して矢印キーという)と実
行キー708と解除キー707等を備えている。
【0048】図21は図1に示すデータ配置設定部25
により上記選択領域のデータの配置書式を設定するとき
に表示部33に表示される画面を示し、図22に示す配
置キー705を押下することによりセル内の配置設定の
処理が起動する。図21において、セル内のデータの横
位置410の設定は、左詰め411/中央412/右詰
め413/両端揃え414/両端中央415の5種類の
うちのいずれか一つを選択する。すなわち、マウスによ
り該当する項目の左側の丸ボタンを選択することにより
横位置を設定し、選択された丸ボタンは2重丸となる。
また、上記入力部20のキーボードにより該当する項目
の左側にある数字を数値キーより入力することで選択す
ることもできる。また、上記セル内のデータの縦位置4
20の設定は、上詰め421/中央422/下詰め42
3/両端揃え424/両端中央425の5種類のうちの
いずれか一つを選択し、マウスにより該当する項目の左
側の丸ボタンを選択することにより縦位置を設定し、選
択された丸ボタンは2重丸となる。また、入力部20の
キーボードにより該当する項目の左側にある数字を数値
キーより入力することで選択することもできる。
【0049】また、上記セル内のデータの横書きと縦書
きの選択は、Y/文字列450の左側の丸ボタンをマウ
スにより選択すると横書きとなる一方、T/文字列46
0の左側の丸ボタンをマウスにより選択すると縦書きと
なる。このとき、選択された丸ボタンは2重丸となる。
また、上記入力部20のキーボードにより“Y”を入力
することにより横書きとなる一方、“T”を入力するこ
とにより縦書きとすることもできる。そして、上記セル
内の書式設定を終了する場合は、マウスにより実行ボタ
ン430を選択するか、または入力部20の実行キー7
80を押下する。
【0050】なお、現在設定中の書式設定を解除する場
合は、マウスにより解除ボタン440を選択するか、入
力部20の解除キー707を押下する。また、上記デー
タ配置設定部25により配置設定をしていないセルの初
期の設定は、横位置を左詰め,縦位置を中央とし、横書
き/縦書きを縦書きとする。
【0051】以下、複数のセルの選択,連結および移動
について、図5,図6のフローチャートと図7,図8,図
9の表示画面例により説明する。
【0052】まず、図6において、セルの選択,連結に
ついて説明をする。図7(a)に示すように、現在のセル
の位置がA1にある場合、B1からC1までのセルの選
択領域を選択するとき、図7(b)に示すように、矢印キ
ーにてA1からB1まで選択領域を移動する。そして、
図6において、ステップS3101で現在のセルが連結して
いるか否かを判別して、セルが連結していないと判別す
るとステップS3111に進む。次に、ステップS3111で複
数のセルの選択を行うか否かを判別して、ステップS31
12に進み、複数のセルを選択する。このとき、キーであ
れば“シフト”キーを押しながら矢印キーを押して選択
領域を移動させることによって、図7(c)に示すよう
に、B1からC1までのセルを選択領域として選択す
る。また、マウスの場合は、B1をマウスで選択し、ド
ラッグによりC1まで移動させることによって、B1か
らC1までのセルを選択領域として選択する。次に、ス
テップS3113でこのB1からC1までの選択領域に該当
する書式データ記憶部28の複数の連結ID261を夫
々オンとし、ステップS3114に進み、連結された複数の
セルを1ブロックとして表示して、セルの選択,連結の
処理を終了する。
【0053】一方、ステップS3111で複数のセルを選択
しないと判別すると、ステップS3115に進み、現在のセ
ル位置が選択されて、このセルの選択,連結の処理を終
了する。すなわち、現在選択されているB1のみが選択
されることになる。
【0054】次に、連結されているセルを移動する場
合、例えば、B1とC1が連結されていてB1からC1
までは1ブロックとして表示し、現在のセル位置かA1
にあるものとする(図8(a)に示す)。まず、図5に示す
ステップS3051で現在のセルが連結されているか否かを
判別する。そして、右向きの矢印キーを押下すると、ス
テップS3051でセルが連結されていないと判別して、ス
テップS3055に進み、1つのセルの移動でB1に移動す
る(図8(b)に示す)。次に、図6のセルの選択,連結の処
理に進み、ステップS3101で現在のB1が連結されてい
るか否かを判別する。そして、B1とC1のセルが連結
されているため、ステップS3101で連結されていると判
別して、S3102に進み、連結された複数のセルを1ブロ
ックとして表示する(図8(b)ではB1とC1)。次に、
ステップS3103で複数のセルを選択するか否かを判別し
て、複数のセルを選択しないと判別すると、ステップS
3107に進み、移動のために現在のセルを選択する(図8
(b))。
【0055】次に、右向きの矢印キーを押下すると、再
びステップS3051で現在のセルが連結されているか否か
を判別して、現在のセルが連結されていると判別する
と、ステップS3053に進み、連結された範囲外のD1に
移動して、図6のセルの選択,連結の処理でステップS3
101,S3111,S3115と進んで、現在のD1を選択する。
【0056】さらに、複数のセルの選択領域の更新の処
理を図9により説明する。図9(a)に示すように、現在
B1からC1までのセルが選択されているとき、B1か
らD1までの選択領域に変更する場合、ステップS310
1,S3102,S3103,S3104と進み、ステップS3104で複数
のセルの選択を行う。すなわち、図9(b)に示すよう
に、セルの選択領域を拡大する場合、B1からC1が選
択されている状態で、キーであれば“シフト”キーを押
しながら右向きの矢印キーを押下して移動させることに
よって、B1からD1までのセルを選択領域として選択
する。また、マウスの場合は、B1をマウスで選択し、
ドラッグによりD1まで移動させることでB1からD1
までのセルを選択領域として選択する。また、図9(c)
に示すように、セルの選択領域を縮小する場合は、B1
からC1までのセルが選択されている状態で、キーであ
れば“シフト”キーを押しながら左向きの矢印キーを押
下して移動させることによって、ステップS3104でB1
のセルのみを選択することになる。また、マウスの場合
は、B1をマウスで選択するとB1からC1までのセル
が選択されている状態となり、C1からドラッグにより
B1まで移動させることでB1のセルのみの選択とな
る。そして、ステップS3105で書式データ記憶部28の
以前選択されていたB1からC1までのセルの連結ID
をクリアし、ステップS3106に進み、現在選択中のB1
のセルのみを選択して、選択領域の更新の処理を終了す
る。
【0057】以下、データの入力,編集処理を図3のフ
ローチャートに沿って説明する。
【0058】図10(E),図10(F)に示すように、一つ
のセル内で両端中央揃えとする場合、まず、ステップS
305で矢印キーまたはマウスにより選択領域を移動し、
ステップS310に進み、セルの選択と連結を行う。そし
て、ステップS315で対象となるセルか否かを判別し
て、対象となるセルであると判別すると、ステップS32
0に進む一方、対象となるセルでないと判別するとステ
ップS305に戻る。
【0059】次に、ステップS320でセル内にデータの
入力を行うか否かを判別して、セル内にデータの入力を
行うと判別すると、ステップS321に進み、ステップS3
21でデータの入力を行って、ステップS335に進む。一
方、ステップS320でセル内にデータの入力を行わない
と判別すると、ステップS330に進む。次に、ステップ
S330でセル内のデータを修正するか否かを判別して、
データを修正する場合、ステップS331に進み、編集キ
ー701を押下して、ステップS333に進む。そして、
ステップS333でデータの修正を行う。次に、ステップ
S335に進み、ステップS321で入力されたデータおよび
ステップS333で修正されたデータをデータ記憶部29
に記憶する。次に、ステップS336で入力データが複数
行か否かを判別して、入力データが複数行でない場合、
図4に示すステップS340に進み、セル内でのデータの
配置を行う場合、配置キー702を押下し、ステップS
350に進み、データ配置設定部25を起動する。そし
て、ステップS351で横位置の配置を選択し、ステップ
S352で縦位置の配置を選択し、ステップS353で文字列
の方向の選択をする。つまり、上記表示部33に表示さ
れたセル内配置設定画面(図21に示す)において、例え
ば、横位置を両端中央415に設定し、縦位置,文字方
向は夫々省略値である中央422と横方向450とす
る。そして、ステップS359で実行ボタン430を実行
すると、ステップS360に進み、データ配置設定部25
は、設定した属性データを書式データ記憶部28に記憶
する。
【0060】次に、ステップS370で連結されたセル高
さを拡大するか否かを判別する。すなわち、連結された
複数のセルからる選択領域の高さを拡大するか否かを判
別するのである。そして、ステップS370で連結された
セル高さを拡大する場合、ステップS377に進む一方、
連結されたセル高さを拡大しない場合、ステップS378
に進む。次に、ステップS378で表示部33は、データ
記憶部29に記憶されたデータを有する表を書式データ
記憶部28に記憶された書式データに基づいて表示す
る。このとき、例えば、上記セルの属性が両端中央揃え
としての両端中央415の場合、そのセルの幅をそのセ
ルに入力された文字数+1の数で除算を行い、その結果
を文字間ピッチCP1として、その文字列の先頭文字の
前と最終文字の後にCP1/2分のスペースを自動的に
配置させるように表示部33の画面に表示する(図10
(F))。そして、ステップS379でセルの選択を解除す
る。
【0061】次に、ステップS390で印刷の指示がある
か否かを判別して、印刷の指示がある場合、ステップS
391に進む一方、印刷の指示がない場合、この処理を終
了する。そして、ステップS391で印刷部34は、デー
タ記憶部29に記憶されたデータを有する表を書式デー
タ記憶部28に記憶された書式データに基づいて印刷し
て、この処理を終了する。このとき、その属性が両端中
央415の場合、そのセルの幅を入力された文字数+1
の数で除算を行いその結果を文字間ピッチCP1とし
て、その文字列の先頭文字の前と最終文字の後にCP1
/2分のスペースを自動的に配置させるようにして、印
刷部34により印刷する(図10(F))。
【0062】なお、図10(E)は、セルの幅があまり広
くないときの表示例である。また、図10(A),(B)は従
来の両端揃えの表示例であり、図10(C),(D)は従来の
中央揃えの表示例である。さらに、図10(A),(C),(E)
はセルの幅があまり広くないときの表示例であり、図1
0(B),(D),(F)はセルの幅が広いときの表示例である。
【0063】次に、図11に示すように、行方向に連続
する複数のセルにまたがるデータの配置について説明を
する。
【0064】まず、ステップS305で矢印キーまたはマ
ウスによりセルの選択領域を移動し、ステップS310に
進み、キーボードの矢印キーまたはマウスによりB1か
らD1までのセルを選択領域として選択する。すなわ
ち、キーボードの場合は、B1を矢印キーでまず選択し
て、“シフト”キーを押しながら矢印キーを移動させる
ことによって、B1からD1までのセルを選択領域とし
て選択するのである。また、マウスの場合は、B1をマ
ウスで選択して、ドラッグによりD1まで移動させるこ
とによって、B1からD1までのセルを選択領域として
選択する。
【0065】そして、ステップS315で対象となるセル
か否かを判別して、対象となるセルであると判別する
と、ステップS320に進む一方、対象となるセルでない
と判別するとステップS305に戻る。次に、ステップS3
20でセル内にデータを入力するか否かを判別して、セル
内にデータを入力する場合、ステップS321に進み、ス
テップS321でデータの入力を行って、ステップS335に
進む。一方、ステップS320でセル内にデータを入力し
ない場合、ステップS330に進む。そして、ステップS3
30でセル内のデータを修正するか否かを判別して、セル
内のデータを修正する場合、ステップS331に進み、編
集キー701を押下して、ステップS333に進む。次
に、ステップS333でデータの編集を行って、ステップ
S335に進み、ステップS321で入力されたデータとステ
ップS333で編集されたデータをデータ記憶部29に記
憶する。
【0066】次に、図4に示すステップS340でセル内
のデータの配置を行う場合、配置キー702を押下し、
ステップS350でデータ配置設定部25を起動する。そ
して、ステップS351で横位置の配置を選択し、ステッ
プS352で縦位置の配置を選択し、ステップS353で文字
列の方向を選択する。つまり、上記データ配置設定部2
5によって、例えば、図11(a)に示すように、横位置
を中央に設定したり、図11(b)に示すように、横位置
を両端揃えに設定したり、図11(c)に示すように、横
位置を両端中央に設定したりすると共に、文字方向を省
略値である横方向のままとする。そして、ステップS35
9で実行ボタン430を実行すると、ステップS360に進
み、データ配置設定部25は、設定した属性データを書
式データ記憶部28に記憶する。次に、ステップS370
で連結されたセル高さを拡大するか否かを判別する。す
なわち、連結された複数のセルからなる選択領域の高さ
を拡大するか否かを判別するのである。そして、ステッ
プS370で連結されたセル高さを拡大する場合、ステッ
プS377に進む一方、連結されたセル高さを拡大しない
場合、ステップS378に進む。そして、ステップS378で
表示部33はデータ記憶部29に記憶されたデータを有
する表を書式データ記憶部28に記憶された書式データ
に基づいて表示する。
【0067】次に、ステップS390で印刷の指示がある
か否かを判別して、印刷の指示がある場合、ステップS
391に進む一方、印刷の指示がない場合、この処理を終
了する。そして、ステップS391で印刷部34は、デー
タ記憶部29に記憶されたデータを有する表を書式デー
タ記憶部28に記憶された書式データに基づいて印刷し
て、この処理を終了する。
【0068】次に、図12(a),(b)に示すように、列方
向に連続する複数のセルにまたがるデータについて説明
をする。
【0069】まず、図11と同様の方法でステップS30
5,S310,S315によりA2からA5までの列方向に連続
する複数のセルを選択して連結する。そして、ステップ
S320でセル内にデータを入力するか否かを判別して、
セル内にデータを入力する場合、ステップS321に進
み、そのままキーボードよりデータを入力した後、ステ
ップS335に進む。また、ステップS320でセル内にデー
タを入力しない場合は、ステップS330に進み、セル内
のデータを編集するか否かを判別して、セル内のデータ
を編集する場合、ステップS331に進み、編集キー70
1を押下して、ステップS331でデータの修正を行う。
そして、ステップS333でデータの編集を行う。次に、
ステップS335で入力されたデータまたは修正されたデ
ータをデータ記憶部29に記憶する。次に、ステップS
336で入力データが複数行か否かを判別して、入力デー
タが複数行でないものとして、図4に示すステップS34
0に進む。
【0070】そして、ステップS340でセル内でのデー
タの配置を行う場合、配置キー702を押下し、ステッ
プS350でデータ配置設定部25を起動する。以下、上
述のステップS351からステップS377までを処理して、
データ配置設定部25によって、図12(a)では横位置
を両端揃えに設定し、図12(b)では横位置を両端中央
に設定し、縦位置を中央に設定すると共に、文字方向を
省略値である横方向のままとする。そして、実行ボタン
430を実行した後、配置設定の属性は書式データ記憶
部28に記憶する。そして、ステップS378で表示部3
3は、データ記憶部29に記憶されたデータを有する表
を書式データ記憶部28に記憶された書式データに基づ
いて表示する。次に、ステップS379でセルの選択を解
除した後、ステップS390に進む。
【0071】次に、ステップS390で印刷の指示がある
か否かを判別して、印刷の指示がある場合、ステップS
391に進む一方、印刷の指示がない場合、この処理を終
了する。そして、ステップS391で印刷部34は、デー
タ記憶部29に記憶されたデータを有する表を書式デー
タ記憶部28に記憶された書式データに基づいて印刷し
て、この処理を終了する。
【0072】なお、図13(a),(b)に示すように、列方
向に連続する複数のセルにまたがるデータの配置を縦書
きとする場合には、文字方向を縦書きに設定する以外は
図12(a),(b)と同様にし、説明を省略する。
【0073】次に、図14に示すように、1つのセル内
に複数行の入力を行う場合について説明をする。
【0074】まず、1つのセル内にそのセル幅を越える
データを入力するとき、そのセル内の行の終わりとして
改行コードを入力すると、入力されたデータおよび修正
されたデータをデータ記憶部29に記憶し(S335)、セ
ル高さ設定部27は、書式データ記憶部28のセル高さ
を拡大させた値を記憶すると共に、このセルの高さを自
動的に拡大する。そして、上記複数行設定部26は、次
の行に続くデータを入力可能として、2行以上のデータ
を入力できる(S337)。このとき、選択されたセルの高
さが同一行のセルの中で最大となるとき、セル高さ設定
部27は、同一行のセルの高さも変更する(S338)。す
なわち、上記選択されたセルの高さを拡大するとき、そ
のセルと同一行のセルの高さを拡大されたセルの高さに
合わせるのである。そして、セルの配置設定を行う場
合、データ配置設定部25を起動し(S350)、セル内で
の書式の自由な行方向の配置を左揃え/中央揃え/右揃
え/両端揃え/両端中央揃えのうちのいずれか一つに設
定すると共に、列方向の配置を上揃え/中央揃え/下揃
え/両端揃え/両端中央揃えのうちのいずれか一つにす
る(S351,S352,S353,S359)。
【0075】また、図15に示すように、1つのセル内
における複数行の入力を行う場合について説明をする。
【0076】まず、1つのセル内にそのセル幅を越える
データを入力するとき、そのセル内の行の終わりとして
スペースまたは「、」,「。」等の禁則文字を入力して
禁則処理が発生すると、入力されたデータおよび修正さ
れたデータをデータ記憶部29に記憶し(S335)、セル
高さ設定部27は、書式データ記憶部28にセル高さを
拡大させた値を記憶すると共に、このセルの高さを自動
的に拡大する。そして、上記複数行設定部26は、次の
行に続くデータを入力可能として、2行以上のデータを
入力できる(S337)。このとき、選択されたセルの高さ
が同一行のセルの中で最大となるとき、セル高さ設定部
27は、同一行のセルの高さも変更する(S338)。すな
わち、上記選択されたセルの高さを拡大するとき、その
セルと同一行のセルの高さを拡大されたセルの高さに合
わせるのである。そして、セルの配置設定を行う場合、
データ配置設定部25を起動し(S350)、セル内での書
式の自由な行方向の配置を左揃え/中央揃え/右揃え/
両端揃え/両端中央揃えのうちのいずれか一つに設定す
ると共に、列方向の配置を上揃え/中央揃え/下揃え/
両端揃え/両端中央揃えのうちのいずれか一つにする
(S351,S352,S353,S359)。
【0077】なお、図16は上記改行コードと禁則処理
の両方を用いて、セル内に複数行を夫々入力した場合の
表を示している。
【0078】次に、図17に示すように、行方向に連続
する複数のセルを連結した選択領域において自由な配置
を行うと共に、その選択領域に複数行の入力を行う場合
について説明をする。
【0079】まず、キーボードの矢印キーまたはマウス
によりB1からD1までのセルを選択領域として選択す
る(S310)。この複数のセルをキーボードにより選択す
る場合、B1を矢印キーでまず選択し、“シフト”キー
を押しながら矢印キーを移動させることによって、B1
からD1までのセルを選択領域として選択する。また、
マウスの場合、B1をマウスで選択し、ドラッグにより
D1まで移動させることでB1からD1までのセルの領
域を選択する(S310)。このとき、データ入力であれば
(S320)、そのままキーボードよりデータを入力し(S32
1)、そのセルのデータを修正する場合(S330)、編集キ
ー701を押下して(S331)、データの修正(S333)を行
う。
【0080】このとき、上記選択領域の幅を越えるデー
タを入力するときは、その選択領域の行の終わりとして
改行コードを入力するか、スペースまた
は「、」,「。」等の禁則文字を入力して禁則処理が発
生したとき、入力されたデータおよび修正されたデータ
をデータ記憶部29に記憶し(S335)、セル高さ設定部
27は、書式データ記憶部28にセル高さを拡大させた
値を記憶すると共に、このセルの高さを自動的に拡大す
る。そして、上記複数行設定部26は、次の行に続くデ
ータを入力可能として、2行以上のデータを入力する
(S337)。このとき、選択されたセルの高さが最大とな
るとき、関連する行すなわち選択されたセルと同一行の
セルの高さも変更する(S338)。そして、選択されたセ
ル内においてデータの配置を行う場合、配置キー702
を押下(S340)し、データ配置設定部25を起動する(S
350)。図17では、データ配置設定部25によって、横
位置を中央にし、文字方向を省略値である横方向のまま
として、実行ボタンを実行すると、横位置の配置設定の
属性を書式データ記憶部28に記憶する。上記表示部3
3は、データ記憶部29に記憶されたデータを有する表
を書式データ記憶部28に記憶された書式データに基づ
いて表示する(S378)。また、印刷の指示があった場合
(S390)、印刷部34は、データ記憶部29に記憶され
たデータを有する表を書式データ記憶部28に記憶され
た書式データに基づいて印刷する(S391)。
【0081】また、図18に示すように、列方向に連続
する複数のセルを連結した選択領域で自由な配置を行う
と共に、その選択領域に複数行の入力を行う場合につい
て説明をする。
【0082】まず、キーボードの矢印キーまたはマウス
によりA2からA5までのセルを選択領域として選択す
る(S310)。この複数のセルをキーボードにより選択す
る場合、A2を矢印キーでまず選択し、“シフト”キー
を押しながら矢印キーを移動させることによって、A2
からA5までのセルの領域を選択する。また、マウスの
場合、A2をマウスで選択し、ドラッグによりA5まで
移動させることでA2からA5までのセルを選択領域と
して選択する(S310)。このとき、データ入力であれば
(S320)、そのままキーボードよりデータを入力し(S32
1)、そのセルのデータを修正する場合(S330)、編集キ
ー701を押下して(S331)、データの修正(S333)を行
う。
【0083】このとき、上記選択領域の幅を越えるデー
タを入力するとき、そのセル内の行の終わりとして改行
コードを入力するか、スペースまたは「、」,「。」等
の禁則文字の入力により禁則処理が発生したとき、この
入力されたデータおよび修正されたデータをデータ記憶
部29に記憶し(S335)、セル高さ設定部27は、書式
データ記憶部28にセル高さを拡大させた値を記憶する
と共に、このセルの高さを自動的に拡大する。そして、
上記複数行設定部26は、次の行に続くデータを入力可
能として、2行以上のデータを入力できる(S337)。こ
のとき、選択されたセルの高さが最大となるとき、関連
する行すなわち選択されたセルと同一行のセルの高さも
変更する(S338)。そして、選択されたセル内のデータ
の配置を行う場合、配置キー702を押下し(S340)、
データ配置設定部25を起動する(S350)。図18で
は、上記データ配置設定部25によって、横位置を中央
にし、列方向の配置を両端中央揃えにし、文字方向を省
略値である横方向のままとして、実行ボタンを実行する
と、横位置の配置設定の属性を書式データ記憶部28に
記憶する。また、表示部33は、データ記憶部29に記
憶されたデータを有する表を書式データ記憶部28に記
憶された書式データに基づいて表示する(S378)。ま
た、印刷の指示があった場合(S390)、印刷部34は、
データ記憶部29に記憶されたデータを有する表を書式
データ記憶部28に記憶された書式データに基づいて印
刷する(S391)。
【0084】また、図20に示すように、列方向に連続
した複数のセルを連結した選択領域において、縦書き文
字のデータが増加してセルの高さが拡大したとき、その
複数のセルに関連する同一行のセルの高さを増加する場
合について説明をする。
【0085】図19に示す表が既に作成されている場
合、A2に移動した後(S305)、セルを選択する(S31
0)。このA2のセルからA5のセルまでを選択領域とし
て選択しており、その選択領域を連結して、1つのブロ
ックを示している。このセルを編集キー701を押下し
て(S330,S331)、データの内容を編集する(S333)。こ
の入力されたデータおよび修正されたデータをデータ記
憶部29に記憶し(S335)、修正されたデータの長さが
選択された選択領域の高さよりデータの長さが長い場合
(S370)、セル高さ設定部27によりその選択領域の高
さを拡大し、選択されたセルすなわち選択領域以外の関
連する同一行のセルの高さを編集部30により同じ比率
にて増加する(S377)。また上記表示部33は、データ
記憶部29に記憶されたデータを有する表を書式データ
記憶部28に記憶された書式データに基づいて表示する
(S378)。また、印刷の指示があった場合(S390)、印刷
部34は、データ記憶部29に記憶されたデータを有す
る表を書式データ記憶部28に記憶された書式データに
基づいて印刷する(S391)。なお、図19は、セルの高
さが自動的に拡大する前の図を示している。
【0086】このように、表計算で使用される数値デー
タや計算データ以外のデータの部分例えば表の見出し用
として選択された選択領域において、その選択領域のデ
ータの配置書式(編集属性)を一括して設定することによ
って、選択領域の幅や高さに制約されるなく、選択領域
に文字をバランス良く配置することができる。
【0087】また、上記セル連結部24によって行方向
に連続した複数のセルの選択領域において、上記選択領
域を1つの入力単位(1つのブロック)として連結するこ
とによって、その先端領域のデータの配置を自由に設定
することができ、セル毎にデータの入力と配置書式の設
定とを行うような煩わしさがない。したがって、上記選
択領域の行方向に連続したセルのうちの一番左側のセル
のみに配置の書式を集めて設定でき、表を編集するとき
の操作性を向上できる。また、上記セル連結部24によ
って行方向に連結された選択領域で配置の書式、例えば
左揃え,中央揃え,右揃え,両端揃えおよび両端中央揃え
の行揃えをデータ配置設定部25により設定することに
よって、表題等の文字の配置をよりバランスよくするこ
とができる。
【0088】また、上記セル連結部24によって列方向
に連続する複数のセルの選択領域において、上記選択領
域を一つの入力単位として連結することによって、その
選択領域のデータの配置を自由に設定することができ、
セル毎にデータの入力と配置書式の設定とを行うという
ような煩わしさがない。したがって、上記選択領域の列
方向に連続したセルのうち一番上側のセルのみに配置の
書式を集めて設定でき、表を編集するときの操作性を向
上できる。また、上記選択領域において、配置の書式、
すなわち上揃え,中央揃え,下揃え,両端揃え,両端中央揃
えの列揃えをデータ配置設定部25により設定すること
によって、表題等の文字の配置を特にバランスよくする
ことができる。
【0089】また、上記データ配置設定部25によりデ
ータの向きを縦書きとできるため、例えば表題にするセ
ルのセル幅を小さくすることができ、表示部33の画面
幅が限られていたり、印刷部34の用紙幅が限られてい
る場合、セル幅を小さくした分他のセルのセル幅を拡大
でき、より自由なレイアウトの表を作成でき、バランス
が良く、かつ見やすい表となる。
【0090】また、上記選択領域にその選択領域の幅を
越えるデータを入力するとき、行の終わりとして改行コ
ードおよび禁則文字を入力することによって、セル高さ
設定部27により選択領域の高さを自動的に拡大して、
複数行設定部26により次の行に続くデータを入力する
ことができる。したがって、2行以上のデータを1また
は2以上のセルからなる選択領域に入力できるので、幅
が限られた選択領域に多くのデータを収納することがで
きる。
【0091】また、上記セル高さ設定部27によって、
選択された選択領域の高さを拡大するとき、拡大された
選択領域の高さと同一行の全てのセルの高さとを合わせ
ることができるので、バランスの良い表を作成すること
ができる。
【0092】また、上記セル高さ設定部27と複数行設
定部26によって、行方向または列方向に連結された選
択領域にその選択領域の幅を越えるデータを入力すると
き、より長文のデータを選択領域に入力することができ
る。
【0093】さらに、列方向に連続する複数のセルの選
択領域にその選択領域の高さを越えるデータを入力する
とき、セル高さ設定部27により自動的にその選択領域
の高さを拡大し、その拡大された選択領域と同一行の他
のセルの領域の高さを上記拡大された選択領域の高さに
なるように他のセルの高さを夫々同じ比率で拡大して、
拡大された選択領域と同一行の他のセルからなる領域と
の高さを合わせることによって、特にバランスの良い表
を作成することができる。
【0094】上記実施例では、上記セル間移動部21と
セル選択部22を用いて、行方向または列方向のいずれ
か一方の方向に連続する複数のセルを選択領域として選
択したが、セル選択手段は、行方向と列方向の両方向に
連続する複数のセルを連結してもよいのは勿論である。
【0095】
【発明の効果】以上より明らかなように、請求項1の発
明の表編集装置は、矩形のセルの組み合わせにより表現
される表を編集する表編集装置において、セル選択手段
によりデータを入力すべきセルを選択し、その選択され
たセルの選択領域にデータ入力手段によりデータを入力
すると共に、データ入力手段により入力されたデータを
データ編集手段により編集し、データ入力手段により入
力されたデータとデータ編集手段により編集されたデー
タとをセルデータ記憶手段に記憶する一方、上記選択領
域に入力された上記データの配置を設定し、選択領域配
置設定手段により設定された配置の情報を表わす書式デ
ータをセル書式記憶手段に記憶し、セル整形編集手段に
よりセルデータ記憶手段に記憶されたデータをセル書式
記憶手段に記憶された書式データに基づいて整形し編集
して、セル整形編集手段により整形し編集された選択領
域のデータを表示手段に表示するものである。
【0096】したがって、請求項1の発明の表編集装置
によれば、表計算で使用される数値データや計算データ
以外のデータの部分例えば表の見出し用として選択され
たセルの選択領域において、データの配置の書式を一括
して設定することによって、選択領域の幅や高さに応じ
て、文字をバランス良く配置することができる。
【0097】また、請求項2の発明の表編集装置は、請
求項1の表編集装置において、上記セル選択手段により
行方向に連続した上記セルを上記選択領域として選択し
たとき、その選択領域を一つの入力単位になるように連
結するセル連結手段を備えて、上記選択領域配置設定手
段は、セル連結手段により連結された選択領域のデータ
の行方向の配置を左揃え,中央揃え,右揃え,両端揃えお
よび両端中央揃えのうちのいずれか一つに設定するもの
である。
【0098】したがって、請求項2の発明の表編集装置
によれば、行方向に連続する2つ以上のセルが連結され
た選択領域においてデータの配置を自由に設定すること
によって、セル毎にデータの入力と配置書式の設定とを
行うというような煩わしさがない。したがって、上記選
択領域の行方向に連続するセルのうち例えば一番左側の
セルのみに配置書式の設定を集中することによって、上
記連結されたセルの選択領域を一つの入力単位として配
置書式を設定できるので、表を編集するときの操作性を
向上できと共に、表題等の文字の配置をさらにバランス
よくすることができる。
【0099】また、請求項3の発明の表編集装置は、請
求項1の表編集装置において、上記セル選択手段により
列方向に連続した上記セルを上記選択領域と選択したと
き、上記選択領域を一つの入力単位になるように連結す
るセル連結手段を備えて、上記選択領域配置設定手段
は、セル連結手段により連結された選択領域のデータの
行方向の配置を左揃え,中央揃え,右揃え,両端揃えおよ
び両端中央揃えのうちのいずれか一つに設定すると共
に、選択領域のデータの列方向の配置を上揃え,中央揃
え,下揃え,両端揃えおよび両端中央揃えのうちのいずれ
か一つに設定するものである。
【0100】したがって、請求項3の発明の表編集装置
によれば、列方向に連続する2つ以上のセルが連結され
た選択領域においてデータの配置を自由に設定すること
によって、セル毎にデータの入力と配置書式の設定とを
行うというような煩わしさがない。したがって、上記選
択領域の列方向に連続するセルのうち例えば一番上側の
セルのみに配置書式の設定を集中することによって、上
記連結されたセルの領域を一つの入力単位として配置書
式を設定できるので、表を編集するときの操作性を向上
できると共に、表題等の文字の配置をさらにバランスよ
くすることができる。
【0101】また、請求項4の発明の表編集装置は、請
求項1の表編集装置において、上記セル選択手段により
列方向に連続した上記セルを上記選択領域に選択したと
き、上記選択領域を一つの入力単位になるように連結す
るセル連結手段を備えて、上記選択領域配置設定手段
は、セル連結手段により連結された選択領域のデータの
うちの文字の組み方を縦組みとすると共に、選択領域の
データの行方向の配置を左揃え,中央揃え,右揃え,両端
揃えおよび両端中央揃えのうちのいずれか一つに設定す
ると共に、選択領域のデータの列方向の配置を上揃え,
中央揃え,下揃え,両端揃えおよび両端中央揃えのうちの
いずれか一つに設定するものである。
【0102】したがって、請求項4の発明の表編集装置
によれば、データを縦書きにすることによって、例えば
表題にするセルのセル幅を小さくすることができ、表示
手段の画面幅が限られていたり、印刷するときの用紙幅
が限られたりする場合、セル幅を小さくする分他の列の
セルのセル幅を拡大することができる。したがって、よ
り自由なレイアウトの表を作成でき、バランスの良い見
やすい表となる。
【0103】また、請求項5の発明の表編集装置は、請
求項1の表編集装置において、上記セル選択手段により
選択された上記選択領域に行の終わりとして改行コード
を入力すると、上記選択領域の高さを拡大するセル高さ
設定手段と、上記セル高さ設定手段が上記選択領域を拡
大すると、その拡大された上記選択領域において上記改
行コードに続くデータを次の行に入力可能にする選択領
域複数行設定手段とを備えて、上記選択領域配置設定手
段は、選択領域に入力されたデータの行方向の配置を左
揃え,中央揃え,右揃え,両端揃えおよび両端中央揃えの
うちのいずれか一つに設定すると共に、データの列方向
の配置を上揃え,中央揃え,下揃え,両端揃えおよび両端
中央揃えのうちのいずれか一つに設定するものである。
【0104】したがって、請求項5の発明の表編集装置
によれば、上記選択領域にその選択領域の幅を越えるデ
ータを入力するとき、行の終わりとして改行コードを入
力することによって、上記選択領域の高さを拡大し、選
択領域複数行設定手段より改行コードに続くデータを拡
大された選択領域に次の行として入力することができ
る。したがって、2行以上のデータを一つの選択領域に
入力できるので、幅が限られた選択領域に多くのデータ
を収納することができる。また、上記選択領域のデータ
の行方向の配置を左揃え,中央揃え,右揃え,両端揃えお
よび両端中央揃えのうちのいずれか一つに設定し、列方
向の配置を上揃え,中央揃え,下揃え,両端揃えおよび両
端中央揃えのうちのいずれか一つに設定することによっ
て、自由なレイアウトの表を作成することができる。
【0105】また、請求項6の発明の表編集装置は、請
求項1の表編集装置において、上記セル選択手段により
選択された上記選択領域に行の終わりとして禁則文字を
入力すると、上記選択領域の高さを拡大するセル高さ設
定手段と、上記セル高さ設定手段が上記選択領域を拡大
すると、その拡大された上記選択領域において上記禁則
文字に続くデータを次の行に入力可能にする選択領域複
数行設定手段とを備えて、上記選択領域配置設定手段
は、選択領域に入力されたデータの行方向の配置を左揃
え,中央揃え,右揃え,両端揃えおよび両端中央揃えのう
ちのいずれか一つに設定すると共に、データの列方向の
配置を上揃え,中央揃え,下揃え,両端揃えおよび両端中
央揃えのうちのいずれか一つに設定するものである。
【0106】したがって、請求項6の発明の表編集装置
によれば、選択された選択領域にその選択領域の幅を越
えるデータを入力するとき、行の終わりとしてテキスト
で使用するスペースまたは「、」,「。」等の禁則文字
を入力すると、上記セル高さ設定手段は選択領域の高さ
を拡大し、選択領域複数行設定手段により禁則文字に続
くデータを拡大された選択領域に次の行として入力する
ことができる。したがって、2行以上のデータを一つの
選択領域に入力できるので、幅が限られた選択領域に多
くのデータを収納することができる。また、上記選択領
域のデータの行方向の配置を左揃え,中央揃え,右揃え,
両端揃え,両端中央揃えのうちのいずれか一つに設定
し、列方向の配置を上揃え,中央揃え,下揃え,両端揃え,
両端中央揃えのうちのいずれか一つに設定するので、自
由なレイアウトの表を作成することができる。
【0107】また、請求項7の発明の表編集装置は、請
求項5または6のいずれか一つの表編集装置において、
上記セル高さ設定手段は、上記セル選択手段により選択
された上記選択領域の高さを拡大するとき、上記選択領
域と同一行の他のセルからなる領域の高さを上記選択領
域の高さに拡大するものである。
【0108】したがって、請求項7の発明の表編集装置
によれば、上記選択領域の高さと同一行の他の全てのセ
ルの高さとを合わせることができるので、バランスの良
い表を作成することができる。
【0109】また、請求項8の発明の表編集装置は、請
求項4の表編集装置において、上記セル選択手段により
選択された上記選択領域にその選択領域の高さを越える
データを入力する場合、上記セル高さ設定手段は、上記
データが上記選択領域に納まるように上記選択領域の高
さを拡大すると共に、選択領域と同一行の他のセルから
なる領域の高さを拡大された選択領域の高さになるよう
に他のセルの高さを同じ比率で夫々拡大するものであ
る。
【0110】したがって、請求項8の発明の表編集装置
によれば、列方向に連続したセルの選択領域にその選択
領域の高さを越えるデータを入力するとき、自動的にそ
の選択領域の高さを拡大する。このとき、上記拡大され
た選択領域と同一行の他のセルからなる領域の高さを拡
大された選択領域の高さに拡大し、しかも、上記他のセ
ルの高さを夫々同じ比率で拡大する。 したがって、上
記拡大された選択領域の高さと同一行の他のセルからな
る領域の高さを合わせることによって、より自由なレイ
アウトで、かつバランスの良い表を作成することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1はこの発明の一実施例の表編集装置の構
成図である。
【図2】 図2は上記表編集装置の書式データ記憶部と
データ記憶部の内部データの構造を示す図である。
【図3】 図3は上記表編集装置の動作を示すフローチ
ャートである。
【図4】 図4は上記表編集装置の動作を示すフローチ
ャートである。
【図5】 図5は上記表編集装置のセルの移動の処理動
作を示すフローチャートである。
【図6】 図6は上記表編集装置のセルの選択,連結の
処理動作を示すフローチャートである。
【図7】 図7(a)〜(c)は複数のセルの選択を示す図で
ある。
【図8】 図8は(a)〜(c)はセルの移動を示す図であ
る。
【図9】 図9(a)〜(c)は複数のセルの領域の更新を示
す図である。
【図10】 図10は(A)〜(F)は一つのセル内における
行揃えを示す図である。
【図11】 図11は(a)〜(c)は行方向に並ぶ選択領域
における行揃えを示す図である。
【図12】 図12は(a),(b)は列方向に並ぶ選択領域
における行揃えを示す図である。
【図13】 図13は(a),(b)は列方向に並ぶ選択領域
における列揃えを示す図である。
【図14】 図14は改行コードによる複数行の入力を
示す図である。
【図15】 図15はスペース,「、」による複数行の
入力を示す図である。
【図16】 図16は禁則処理により複数行が入力され
た表を示す図である。
【図17】 図17は行方向に並ぶ選択領域における複
数行の入力を示す図である。
【図18】 図18は列方向に並ぶ選択領域における複
数行の入力を示す図である。
【図19】 図19は列方向に並ぶ複数のセルの高さを
拡大する前の状態を示す図である。
【図20】 図20は列方向に並ぶ複数のセルの高さを
拡大した後の状態を示す図である。
【図21】 図21はセル内の配置設定画面を示す図で
ある。
【図22】 図22は入力部のキーボードのキー配列を
示す図である。
【図23】 図23は従来の表編集装置により作成され
た表を示す図である。
【図24】 図24は上記表の文字属性等を示す図であ
る。
【図25】 図25は従来の他の例の表編集装置により
作成された表を示す図である。
【図26】 図26は従来の他の例の表編集装置により
作成された表を示す図である。
【図27】 図27は従来の他の例の表編集装置により
作成された表を示す図である。
【図28】 図28は上記表編集装置により作成された
表のセルの連結を示す図である。
【図29】 図29(A)〜(D)は従来の一つのセルにおけ
る行揃えを示す図である。
【図30】 図30は従来の行方向に並んだ複数のセル
における行揃えを示す図である。
【図31】 図31は従来の行方向に並んだ複数のセル
における行揃えを示す図である。
【図32】 図32は従来の列方向に並んだ複数のセル
における行揃えを示す図である。
【図33】 図33は従来の列方向に並んだ複数のセル
における行揃えを示す図である。
【図34】 図34は従来の列方向に並んだ複数のセル
における行揃えを示す図である。
【図35】 図35は従来の列方向に並んだ複数のセル
における縦書きを示す図である。
【図36】 図36は従来の列方向に並んだ複数のセル
における縦書きを示す図である。
【符号の説明】
20…入力部、21…セル間移動部、22…セル選択
部、23…セルデータ入力エディタ部、24…セル連結
部、25…データ配置設定部、26…複数行設定部、2
7…セル高さ設定部、28…書式データ記憶部、29…
データ記憶部、30…編集部、31…表示制御部、32
…印刷制御部、33…表示部、34…印刷部。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 矩形のセルの組み合わせにより表現され
    る表を編集する表編集装置において、 データを入力すべき上記セルを選択して、上記セルから
    なる選択領域を定義するセル選択手段と、 上記選択領域にデータを入力するデータ入力手段と、 上記選択領域の上記データを編集するデータ編集手段
    と、 上記データ編集手段により編集された上記データを記憶
    する選択領域用データ記憶手段と、 上記選択領域内のデータの配置を設定する選択領域用デ
    ータ配置設定手段と、上記選択領域用データ配置設定手
    段により設定されたデータの配置の情報を表わす書式デ
    ータを記憶する選択領域用書式データ記憶手段と、 上記選択領域用データ記憶手段に記憶されたデータを上
    記選択領域用書式データ記憶手段に記憶された上記書式
    データに基づいて編集する選択領域用編集手段と、 上記選択領域用編集手段により編集された上記選択領域
    のデータを表示する表示手段とを備えたことを特徴とす
    る表編集装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の表編集装置において、
    上記セル選択手段は、行方向に連続した複数のセルを選
    択したときに、上記複数のセルを連結して一つの上記選
    択領域を定義するセル連結手段を含み、上記選択領域用
    データ配置設定手段は、上記選択領域内のデータの行方
    向の配置を左揃え,中央揃え,右揃え,両端揃えおよび両
    端中央揃えのうちの少なくとも一つに設定できることを
    特徴とする表編集装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の表編集装置において、
    上記セル選択手段は、列方向に連続した複数のセルを選
    択したときに、上記複数のセルを連結して一つの上記選
    択領域を定義するセル連結手段を含み、上記選択領域用
    データ配置設定手段は、上記選択領域内のデータの行方
    向の配置を左揃え,中央揃え,右揃え,両端揃えおよび両
    端中央揃えのうちの少なくとも一つに設定できると共
    に、上記選択領域内のデータの列方向の配置を上揃え,
    中央揃え,下揃え,両端揃えおよび両端中央揃えのうちの
    少なくとも一つに設定できることを特徴とする表編集装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の表編集装置において、
    上記セル選択手段は、列方向に連続した複数のセルを選
    択したときに、上記複数のセルを連結して一つの上記選
    択領域を定義するセル連結手段を含み、上記選択領域用
    データ配置設定手段は、上記選択領域内のデータの組み
    方を縦組みとすると共に、上記選択領域内のデータの行
    方向の配置を左揃え,中央揃え,右揃え,両端揃えおよび
    両端中央揃えのうちの少なくとも一つに設定できると共
    に、上記選択領域内のデータの列方向の配置を上揃え,
    中央揃え,下揃え,両端揃えおよび両端中央揃えのうちの
    少なくとも一つに設定できることを特徴とする表編集装
    置。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の表編集装置において、
    上記選択領域に行の終わりとして改行コードを入力する
    と、上記選択領域の高さを拡大するセル高さ拡大手段
    と、上記セル高さ拡大手段が上記選択領域を拡大する
    と、その拡大された上記選択領域において上記改行コー
    ドに続くデータを次の行に入力可能にする選択領域用複
    数行設定手段とを備えて、上記選択領域用データ配置設
    定手段は、上記選択領域に入力されたデータの行方向の
    配置を左揃え,中央揃え,右揃え,両端揃えおよび両端中
    央揃えのうちの少なくとも一つに設定できると共に、上
    記データの列方向の配置を上揃え,中央揃え,下揃え,両
    端揃えおよび両端中央揃えのうちの少なくとも一つに設
    定できることを特徴とする表編集装置。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載の表編集装置において、
    上記選択領域に行の終わりとして禁則文字を入力する
    と、上記選択領域の高さを拡大するセル高さ拡大手段
    と、上記セル高さ拡大手段が上記選択領域を拡大する
    と、その拡大された上記選択領域において上記禁則文字
    に続くデータを次の行に入力可能にする選択領域用複数
    行設定手段とを備えて、上記選択領域用データ配置設定
    手段は、上記選択領域に入力されたデータの行方向の配
    置を左揃え,中央揃え,右揃え,両端揃えおよび両端中央
    揃えのうちの少なくとも一つに設定できると共に、上記
    データの列方向の配置を上揃え,中央揃え,下揃え,両端
    揃えおよび両端中央揃えのうちの少なくとも一つに設定
    できることを特徴とする表編集装置。
  7. 【請求項7】 請求項5または6に記載の表編集装置に
    おいて、上記セル高さ拡大手段は、上記選択領域の高さ
    を拡大するとき、上記選択領域と同一行の他のセルから
    なる領域の高さを上記選択領域の高さに拡大することを
    特徴とする表編集装置。
  8. 【請求項8】 請求項4に記載の表編集装置において、
    上記選択領域にその選択領域の高さを越えるデータを入
    力する場合、上記データが上記選択領域に納まるように
    上記選択領域の高さを拡大すると共に、上記選択領域と
    同一行の他のセルからなる領域の高さを上記拡大された
    選択領域の高さになるように上記他のセルの高さを同じ
    比率で夫々拡大するセル高さ拡大手段を備えたことを特
    徴とする表編集装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100424683C (zh) * 2006-11-22 2008-10-08 北京北大方正电子有限公司 一种单调区域的文字排版方法
JP2016019099A (ja) * 2014-07-07 2016-02-01 キヤノン株式会社 情報処理装置、情報処理方法、プログラム
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