JPH08160897A - 商品紹介装置 - Google Patents

商品紹介装置

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JPH08160897A
JPH08160897A JP30658594A JP30658594A JPH08160897A JP H08160897 A JPH08160897 A JP H08160897A JP 30658594 A JP30658594 A JP 30658594A JP 30658594 A JP30658594 A JP 30658594A JP H08160897 A JPH08160897 A JP H08160897A
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JP
Japan
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product
products
identification signal
introduction device
description
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP30658594A
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English (en)
Inventor
Takeshi Nakayama
健 中山
Tatsuichi Ito
達一 伊藤
Tadashi Kosakai
正 小堺
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Taiyo Yuden Co Ltd
Original Assignee
Taiyo Yuden Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 商品の紹介を行っている間、該紹介説明と紹
介対象となる商品とを対応づけると共に紹介対象の商品
を顧客にアピールできる商品紹介装置を提供する。 【構成】 商品陳列棚1に陳列された各商品の説明文が
録音されたCDを再生し、商品紹介を音声によってスピ
ーカー3から流すと共に、CDにおける各商品に対する
説明文の録音開始位置のトラックナンバ或いは絶対時間
を検出したときに、該商品に対応するネームプレート2
aと、該商品の背後に配置された装飾板4を点灯させ、
説明が流されている間この点灯状態を維持し、紹介対象
の商品を顧客に対してアピールする。 【効果】 紹介対象となる商品に対応したネームプレー
ト2aのランプ及び装飾板4のLEDが発光し、商品陳
列棚1に並ぶ紹介対象の商品に対して顧客の目を引きつ
け、商品販売促進を図ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の商品を陳列し、
これらの商品を音声若しくは映像等を用いて紹介する商
品紹介装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、商品を紹介する場合、紹介対象と
なる商品を陳列し、商品を説明したポスター等を掲示し
て商品の紹介を行っていた。
【0003】また、音声や画像を用いて商品の説明を行
っていることもある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た前者の商品の紹介方法においては、複数種の商品を紹
介する場合、商品毎にポスター等を掲示する必要があり
商品の陳列スペースが広く必要になると共に、商品の見
栄えを損ねるという問題点があった。また、後者の商品
紹介方法においては、商品を紹介する音声や画像が順次
流されるので、説明の途中においてはどの商品が紹介さ
れているのか分からないことがあり、顧客に対して商品
をアピールする効果が薄れてしまうという問題点があっ
た。
【0005】本発明の目的は上記の問題点に鑑み、商品
の紹介を行っている間、該紹介説明と紹介対象となる商
品とを対応づけると共に紹介対象の商品を顧客にアピー
ルできる商品紹介装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するために請求項1では、複数の商品を順次顧客に紹
介する商品紹介装置であって、識別信号と、該識別信号
に続く商品説明情報が、紹介対象となる商品毎に連続し
て記録された記録媒体と、該記録媒体から前記識別信号
と商品説明情報を再生する再生手段と、前記再生手段に
よって再生された識別信号に基づいて、顧客に対して紹
介対象となる商品を特定して示す商品指示手段と、前記
再生手段により再生された商品説明情報に基づいて、前
記紹介対象となる商品の説明を音声によって報知する音
声報知手段とを備えた商品紹介装置を提案する。
【0007】また、請求項2では、複数の商品を順次顧
客に紹介する商品紹介装置であって、識別信号と、該識
別信号に続く商品説明情報が、紹介対象となる商品毎に
連続して記録された記録媒体と、該記録媒体から前記識
別信号と商品説明情報を再生する再生手段と、前記再生
手段によって再生された識別信号に基づいて、顧客に対
して紹介対象となる商品を特定して示す商品指示手段
と、前記再生手段により再生された商品説明情報に基づ
いて、前記紹介対象となる商品の説明を画像によって報
知する画像表示手段とを備えた商品紹介装置を提案す
る。
【0008】また、請求項3では、複数の商品を順次顧
客に紹介する商品紹介装置であって、識別信号と、該識
別信号に続く商品説明情報が、紹介対象となる商品毎に
連続して記録された記録媒体と、該記録媒体から前記識
別信号と商品説明情報を再生する再生手段と、前記再生
手段によって再生された識別信号に基づいて、顧客に対
して紹介対象となる商品を特定して示す商品指示手段
と、前記再生手段により再生された商品説明情報に基づ
いて、前記紹介対象となる商品の説明文を表示する説明
文表示手段とを備えた商品紹介装置を提案する。
【0009】また、請求項4では、請求項1乃至3の何
れかに記載の商品紹介装置において、前記記録媒体がコ
ンパクトディスクであり、前記識別信号として前記商品
説明情報の記録位置先頭における絶対時間情報又はトラ
ックナンバー情報等の位置情報を用いる商品紹介装置を
提案する。
【0010】また、請求項5では、請求項1乃至4の何
れかに記載の商品紹介装置において、紹介対象となる複
数の商品は商品棚に陳列され、前記商品指示手段は前記
各商品に対応して配置された発光手段を有する商品紹介
装置を提案する。
【0011】また、請求項6では、請求項1乃至4の何
れかに記載の商品紹介装置において、前記商品指示手段
は前記紹介対象となる商品に対して光を照射する照光手
段を有する商品紹介装置を提案する。
【0012】また、請求項7では、請求項1乃至4の何
れかに記載の商品紹介装置において、紹介対象となる複
数の商品は、商品に対応して窓が形成された商品棚に陳
列されると共に、前記商品指示手段は前記各窓に配置さ
れた複数のシャッターを有する商品紹介装置を提案す
る。
【0013】また、請求項8では、請求項7記載の商品
紹介装置において、前記シャッターは、印加電圧値によ
って透光性及び非透光性が切り替えられる液晶シャッタ
ーからなる商品紹介装置を提案する。
【0014】また、請求項9では、請求項1乃至4の何
れかに記載の商品紹介装置において、前記商品指示手段
は、紹介対象となる商品を撮影するテレビカメラと、該
テレビカメラによって撮影した映像を表示するモニター
テレビとを有する商品紹介装置を提案する。
【0015】また、請求項10では、複数の商品を顧客
に紹介する商品紹介装置であって、紹介対象となる商品
を選択する商品選択手段と、紹介対象となる商品の説明
情報が記録された記録媒体と、前記商品選択手段によっ
て選択された商品に対応する商品説明情報を、前記記録
媒体から再生する再生手段と、前記再生手段により再生
された商品説明情報に基づいて、前記紹介対象となる商
品の説明を報知する説明報知手段とを備えた商品紹介装
置を提案する。
【0016】また、請求項11では、請求項10記載の
商品紹介装置において、前記商品選択手段は紹介対象と
なる商品に対応して設けられた複数のスイッチを有する
商品紹介装置を提案する。
【0017】また、請求項12では、請求項10記載の
商品紹介装置において、前記商品選択手段は、紹介対象
となる商品に添付されたバーコードを読み取るバーコー
ド読み取り手段を有する商品紹介装置を提案する。
【0018】
【作用】本発明の請求項1によれば、再生手段によって
記録媒体に記録されている識別信号及び商品説明情報が
再生され、前記識別信号が再生されたときに、該識別信
号に基づいて、商品指示手段により複数の商品のうちの
紹介対象となる商品が特定して示される。この後、前記
再生された商品説明情報に基づいて、音声報知手段によ
り、前記紹介対象となる商品の説明が音声によって報知
される。また、前記記録媒体の記録情報再生が進むに伴
い、再生された識別信号に対応して前記商品指示手段に
よる紹介対象商品が切り替えられる。
【0019】また、請求項2によれば、再生手段によっ
て記録媒体に記録されている識別信号及び商品説明情報
が再生され、前記識別信号が再生されたときに、該識別
信号に基づいて、商品指示手段により複数の商品のうち
の紹介対象となる商品が特定して示される。この後、前
記再生された商品説明情報に基づいて、画像表示手段に
より、前記紹介対象となる商品の説明が画像によって報
知される。また、前記記録媒体の記録情報再生が進むに
伴い、再生された識別信号に対応して前記商品指示手段
による紹介対象商品が切り替えられる。
【0020】また、請求項3によれば、再生手段によっ
て記録媒体に記録されている識別信号及び商品説明情報
が再生され、前記識別信号が再生されたときに、該識別
信号に基づいて、商品指示手段により複数の商品のうち
の紹介対象となる商品が特定して示される。この後、前
記再生された商品説明情報に基づいて、説明文表示手段
により、前記紹介対象となる商品の説明文が表示され
る。また、前記記録媒体の記録情報再生が進むに伴い、
再生された識別信号に対応して前記商品指示手段による
紹介対象商品が切り替えられる。
【0021】また、請求項4によれば、前記記録媒体と
してコンパクトディスクが用いられる。また、前記コン
パクトディスクにはトラックナンバー情報や絶対時間情
報等の位置情報が予め記録されているので、前記識別信
号として前記商品説明情報の記録位置先頭における位置
情報が用いられる。
【0022】また、請求項5によれば、前記紹介対象と
なる複数の商品は商品棚に陳列され、前記商品指示手段
により複数の商品のうちの紹介対象となる商品に対応し
て配置された発光手段が発光され、紹介対象商品が特定
して示される。
【0023】また、請求項6によれば、前記商品指示手
段によって前記紹介対象となる商品に対して光が照射さ
れ、複数の商品のうちの紹介対象となる商品が特定して
示される。
【0024】また、請求項7によれば、紹介対象となる
複数の商品は、商品に対応して窓が形成された商品棚に
陳列されると共に、前記商品指示手段によって紹介対象
となる商品に対応する窓のシャッターが開かれて、複数
の商品のうちの紹介対象となる商品が特定して示され
る。
【0025】また、請求項8によれば、前記シャッター
は、印加電圧値によって透光性及び非透光性が切り替え
られる液晶シャッターからなり、前記商品指示手段によ
って紹介対象となる商品に対応する窓の液晶シャッター
のみが透光性に切り替えられて、複数の商品のうちの紹
介対象となる商品が特定して示される。
【0026】また、請求項9によれば、前記商品指示手
段により紹介対象となる商品がテレビカメラを用いて撮
影されると共に、該テレビカメラによって撮影された映
像がモニターテレビに表示され、複数の商品のうちの紹
介対象となる商品が特定して示される。
【0027】また、請求項10によれば、商品選択手段
によって顧客が所望する紹介対象となる商品が選択され
ると、該選択された商品に対応する説明情報が、再生手
段によって記録媒体から再生され、該再生された商品説
明情報に基づいて、説明報知手段により、前記紹介対象
となる商品の説明が報知される。
【0028】また、請求項11によれば、紹介対象とな
る商品に対応して設けられた複数のスイッチの何れかを
オンすることによって、複数の商品のうちの紹介対象と
なる商品が特定して示される。
【0029】また、請求項12によれば、バーコード読
み取り手段によって紹介対象となる商品に添付されたバ
ーコードを読み取ることにより、複数の商品のうちの紹
介対象となる商品が特定して示される。
【0030】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の一実施例を説
明する。図1は、本発明の第1の実施例の主要部を示す
外観図である。図において、1は例えばコンパクトディ
スク(以下、CDと称する)を陳列する商品陳列棚で、
階段状の複数の商品棚1aを有し、各商品棚1aは仕切
板1bによって横方向に複数に区画されている。また、
商品陳列棚1の最上部中央には商品名紹介パネル2が設
けられ、この左右にはそれぞれスピーカー3が配置され
ている。
【0031】商品名紹介パネル2は、図2に示すよう
に、商品陳列棚1に陳列されている商品の名前、例えば
CDのタイトルが透光性部材からなるネームプレート2
aに描かれ、これらのネームプレート2aが商品の配置
に対応して配置されている。さらに、各ネームプレート
2aの背後にはランプ2bが設けられ、後述するように
商品の紹介に対応してランプ2bが点灯される。
【0032】また、各商品棚1aの各区画には、商品の
背後に商品よりも丈長の装飾板4が配置されている。こ
の装飾板4は、図3に示すように、透明板42と、該透
明板42の下部に嵌合された筐体43とから構成されて
いる。透明板42は、例えば10mm前後の厚さを有す
る長方形のアクリル樹脂板からなり、その長手方向一端
部側面(上面)42aは表裏面に対して所定の角度をも
って傾斜するように形成され、他端部中央にはLED4
4の挿入孔42bが形成されている。LED44はプリ
ント配線基板(以下、基板と称する)45に取り付けら
れ、基板45は透明板42の端部側面(下面)に固定さ
れている。さらに、透明板42の裏面中央部には水平方
向に延びる複数本の溝42cが形成されている。
【0033】また、LED44の取付位置を含む透明板
42の下端部は、筐体43内に嵌入され固定されてい
る。筐体43は、例えば非透光性の合成樹脂からなる直
方体形状を有し、その上面に透明板嵌入用の開口が形成
され、下端は開口されて蓋体43aが嵌入されている。
また、一端が基板45を介してLED44に接続された
電源ケーブル46が、蓋体43aに形成された引き出し
孔を介して外部に引き出され、この電源ケーブル46の
他端には接続用のコネクタ47が設けられている。
【0034】さらに、筐体43の裏面には取付具43b
が設けられており、後述するように商品棚等に引っかけ
ることにより容易に他の物体に取り付けることができる
ようになっている。
【0035】図4は、本実施例における電気系回路を示
すブロック図である。図において、5は周知のCDプレ
ーヤー、6はオーディオ増幅器で、CDプレーヤー5か
ら出力されるオーディオ信号を増幅してスピーカー3に
出力する。7は駆動切替制御部で、CDプレーヤー5か
ら出力される再生ディジタル信号を入力し、該ディジタ
ル信号に含まれるトラックナンバ情報又は絶対時間情報
に基づく駆動切替制御信号を出力する。8は切替部で、
後述するようにリレードライバ、及び前述した商品名紹
介パネル2のランプ2b並びに装飾板4のLED44に
接続された複数のリレーから構成され、駆動切替制御部
から出力される駆動切替制御信号に基づいて各リレーの
動作状態を切り替えて、ランプ2b及びLED44の点
灯状態を切り替える。
【0036】駆動切替制御部7及び切替部8のブロック
図を図5に示す。駆動切替制御部7は、スイッチ制御部
71及び操作部72から構成され、スイッチ制御部71
は、情報インタフェース回路711 、サブコード検出回路
712 、CPUからなる制御回路713 及びメモリ714 によ
って構成されている。ここで、メモリ714 は、書き替え
可能な不揮発性のメモリ或いは電池によってバックアッ
プされたRAMによって構成されている。
【0037】情報インタフェース回路711 はCDプレー
ヤー5と接続されて、CDから再生されたディジタル信
号を入力する。サブコード検出回路712 は、情報インタ
フェース回路711 からCDの再生ディジタルデータを入
力し、このディジタルデータからサブコード情報を検出
して、制御回路713 に出力する。制御回路713 は、後述
する操作部72のスイッチ状態を検出すると共に、この
スイッチの操作に基づいて操作部72の表示器及びLE
Dに所定の表示を行う。
【0038】さらに、制御回路713 は操作部72のスイ
ッチの操作に基づいて登録対象のトラックナンバのデー
タをメモリ714 に記憶し、この登録されたトラックナン
バと、サブコード検出回路712 によって検出されたサブ
コード情報中のトラックナンバとを比較し、この比較結
果に基づいて後述する切替部8の各リレーRL1〜RL
nの駆動を制御する。また、制御回路713 はメモリ714
におけるトラックナンバの未登録エリアが所定の基準値
以下となったときに残り容量を、後述する操作部72の
ドット付きの7セグメント表示器に表示する。ここで
は、1つのトラックナンバに対する各リレーRL1〜R
Lnのオンオフ状態の設定を1ステップとし、例えばメ
モリ714 は、全体で50ステップまでを登録できる容量
を備え、制御回路713 は未登録ステップ数が6ステップ
以下となったときに、7セグメント表示器のドットによ
ってそのステップ数を表示する。
【0039】操作部72は、図6に示すように操作パネ
ル72aに配置されたドット表示付きの7セグメント表
示器721 〜726 、モーメンタリスイッチからなるディク
リメントスイッチ727 、インクリメントスイッチ728 、
モード切替えスイッチ729 、コントロールスイッチ730
、ライトスイッチ731 、クリアスイッチ732 、LED7
33 〜736 、モニタスイッチ737 、及びリレー動作設定
スイッチ741 〜74n から構成されている。また、リレー
動作設定スイッチ741 〜74n のそれぞれにはLED741a
〜74naが内蔵されている。
【0040】切替部8は、複数のリレーRL1〜RLn
(途中図示省略)及びリレードライバ721 によって構成
されている。各リレーRL1〜RLnの常開接点NO、
常閉接点NC及び接片Pのそれぞれは、外部装置(ラン
プ2b及びLED44)との接続端子a1,b1,c1 〜a
n,bn,cn に接続されている。また、各リレーRL1〜
RLnのソレノイドSLの一端は接地され、他端はリレ
ードライバ721 の対応する出力端子に接続されている。
リレードライバ721 は、複数の出力端子に対応する複数
の入力端子を有し、各入力端子への入力信号に基づいて
対応する出力端子に通電する。
【0041】また、各商品に対応するランプ2b及びL
ED44の電源供給線の途中に切替部72の各リレーR
L1〜RLnが介在されている。即ち、リレーRL1〜
RLnがオンになったときに、各リレーRL1〜RLn
に対応するランプ2b及びLED44が点灯するように
なっている。
【0042】次に、前述の構成よりなる本実施例の動作
を説明する。以下の説明においては、商品陳列棚1に陳
列された複数種の商品(CD)を所定の順序で説明する
方法を例として説明する。まず、録音可能なCDと、こ
のCDに録音するための録音装置を用意し、所定の順序
で各商品の説明文を順次CDに録音する。この際、各商
品に対する説明文の録音開始位置をCDのトラックナン
バTN或いは絶対時間Tで確認しておく。
【0043】また、駆動切替制御部7の操作部72を介
して、CDにおける各商品の説明の開始位置に対応する
トラックナンバTN1〜TNn或いは絶対時間T1〜T
n、及びCDのトラックナンバTN或いは絶対時間T
が、これらのトラックナンバTN1〜TNn或いは絶対
時間T1〜Tnに一致したときのリレーRL1〜RLn
の切替え状態を登録しておく。以下、トラックナンバに
よる設定方法を説明する。絶対時間による設定も同様に
行うことができる。
【0044】前述したトラックナンバTN1〜TNn及
びリレーRL1〜RLnの切替え状態の登録の際には、
モード切替えスイッチ729 を押してLED734 が点灯し
たプログラム可能状態にすると共に、コントロールスイ
ッチ730 を押してトラックナンバによる設定が行えるよ
うにする。コントロールスイッチ730 を押すことにより
トラックナンバによる設定状態と絶対時間による設定状
態が交互に切替えられる。トラックナンバによる設定状
態になっているときはLED735 が点灯し、絶対時間に
よる設定状態になっているときはLED736 が点灯す
る。
【0045】コントロールスイッチ730 を押してLED
735 が点灯した状態でインクリメントスイッチ728 或い
はディクリメントスイッチ727 によってリレーRL1〜
RLnの切替え位置のトラックナンバTN1〜TNnを
選択する。このとき選択されたトラックナンバは表示器
721,722 に表示される。絶対時間による設定のときは、
絶対時間が表示器723 〜726 に表示される。さらに、こ
の状態でリレー動作設定スイッチ741 〜74n を押してリ
レーRL1〜RLnの切替え状態を設定する。
【0046】ここで、リレー動作設定スイッチ741 〜74
n を押すと、これに対応して各リレー動作設定スイッチ
741 〜74n のLED741a〜74naが点灯或いは消灯する。
LED741a〜74naが点灯しているときは、対応するリレ
ーRL1〜RLnが動作することを表している。
【0047】リレー動作設定スイッチ741 〜74n によっ
て各リレーRL1〜RLnの動作状態を設定した後、ラ
イトスイッチ731 を押すと、表示器721,722 に表示され
ているトラックナンバに対する各リレーRL1〜RLn
の動作状態がメモリ714 に記憶される。前述した操作を
必要に応じて複数回繰り返す。この設定操作の際、前述
したようにメモリ714 の未登録領域が6ステップ分以下
となったときには、表示器721 〜726 のドットによって
未登録ステップ数が表示される。
【0048】さらに、入力を間違えた場合にはクリアス
イッチ732 を押すことにより指定したトラックナンバ及
びこれに対応するリレーの設定がメモリ714 から消去さ
れる。また、メモリ714 に記録されたプログラム内容を
確認する場合には、モニタスイッチ737 をオンにし、イ
ンクリメントスイッチ728 或いはディクリメントスイッ
チ727 を押すことによりトラックナンバ或いは絶対時間
が表示器721 〜726 に表示されると共に、これに対応し
て動作するリレーRL1〜RLnの状態がリレー動作設
定スイッチ741 〜74n のLED741a〜74naによって表示
される。
【0049】また、ここでは前述したように陳列商品の
説明を順次行うので、トラックナンバTN1〜TNnそ
れぞれに対応してリレーRL1〜RLnをオンさせ説明
対象の商品に対応するランプ2b及びLED44のみを
点灯するようにリレーRL1〜RLnの切替え状態を設
定する。
【0050】このような設定において、モード切替えス
イッチ729 を押して動作状態を表示するLED733 を点
灯させた後、各商品の説明文を録音したCDを再生する
と、CDプレーヤー5によって再生された商品の説明文
は、オーディオ増幅器6によってスピーカ3から音声に
よって出力される。
【0051】この際、第1番目の商品の説明が開始され
るとき、CDのトラックナンバTNは先に登録したトラ
ックナンバTN1と等しくなり、このときリレーRL1
がオンにされて、第1番目の商品に対応するランプ2b
及びLED44のみが点灯される。第1番目の商品の説
明が行われている間、この商品対応するランプ2b及び
LED44は点灯状態に維持され、第1番目の商品の説
明が終了して第2番目の商品の説明が開始されるとき、
即ちトラックナンバTNが登録トラックナンバTN2と
等しくなったときに、リレーRL1がオフにされると共
に、リレーRL2がオンにされる。これにより、第1番
目の商品に対応するランプ2b及びLED44が消灯
し、第2番目の商品に対応するランプ2b及びLED4
4が点灯して、説明対象の第2番目の商品のみがアピー
ルされる。この後、同様にリレーRL1〜RLnが切替
えられ、説明に同期して紹介対象の商品に対応するラン
プ2b及びLED44のみが点灯される。
【0052】これにより、紹介対象となる商品に対応し
たネームプレート2aのランプ2b及び装飾板4のLE
D44が発光し、透明板42の溝42c及び上面42a
が輝き、商品陳列棚1に並ぶ商品に対して顧客の目を引
きつけ、商品販売促進を図ることができる。
【0053】この際、装飾板4のLED44が発光する
と、LED44から出射した光は下端部から上端部に向
けて透明板42内を伝搬する。このとき、筐体43によ
ってLED44から出射した光が直接外部に放射される
ことはない。透明板42内を伝搬する光は、まず溝42
cにおいて屈折及び反射され、ついで上端面42aにお
いて屈折及び反射される。これにより、透明板42の前
方より見たときには溝42c及び上端面42aが輝いて
見える。
【0054】また、赤、青、緑等の有色のLED44を
用いると、これらの色にて溝42c及び上端面42aを
輝かせることができ、装飾効果を増すことができる。
【0055】次に、スイッチ制御部71の動作を図7乃
至図10の制御フローチャートに基づいてさらに詳細に
説明する。制御回路713 のCPUは、初期設定として変
数Nをメモリ714 の登録可能最大ステップ数50に、ま
た変数Kを0にそれぞれ設定する(S1)と共に、プロ
グラム可能状態を示すLED734 を点灯した後(S
2)、モード切替えスイッチ729 がオンされたか否かを
判定する(S3)。この判定の結果、モード切替えスイ
ッチ729 がオンされたときは後述するS43の処理に移
行し、オンされないときはモニタスイッチ737 がオンで
あるか否かを判定する(S4)。この判定の結果、モニ
タスイッチ737 がオンのときはメモリ324 内の一の登録
内容を表示した後(S5)、インクリメントスイッチ72
8 或いはディクリメントスイッチ727 がオンされたか否
かを判定する(S6)。この判定の結果、インクリメン
トスイッチ728 或いはディクリメントスイッチ727 がオ
ンされないときは前記S4の処理に移行し、オンされた
ときは登録内容の表示を更新して(S7)、前記S4の
処理に移行する。
【0056】前記S4の判定の結果、モニタスイッチ73
7 がオフのときは、制御回路713 のCPUは、コントロ
ールスイッチ730 がオンされたか否かを判定し(S8)
オンされたときは変数Kが0であるか否かを判定し(S
9)、0のときは変数Kを1に設定し(S10)、0で
ないときは変数Kを0に設定する(S11)。この後、
変数Kが0であるか否かを判定し(S12)、0でない
ときは後述するS28の処理に移行する。また、変数K
が0のときは、表示器723 〜726 の絶対時間の表示を消
灯し(S13)、トラックナンバ指定状態を示すLED
735 を点灯する(S14)と共に、表示器721,722 にト
ラックナンバを表示した後(S15)、インクリメント
スイッチ728 或いはディクリメントスイッチ727 がオン
されたか否かを判定する(S16)。この判定の結果、
インクリメントスイッチ728 或いはディクリメントスイ
ッチ727 がオンされたときは、表示器721,722 のトラッ
クナンバの表示を更新する(S17)。この後、リレー
動作設定スイッチ741〜74nがオンされたか否かを判定し
(S18)、オンされたときはオンされたリレー動作設
定スイッチ741 〜74n のLED741a〜74naを点灯する
(S19)。
【0057】次に、制御回路713 のCPUは、ライトス
イッチ731 がオンされたか否かを判定し(S20)、オ
ンされたときは表示器721,722 に表示しているトラック
ナンバに対応してリレー動作状態をメモリ714 に記憶す
る(S21)と共に、変数Nから1を減算する(S2
2)。この後、クリアスイッチ732 がオンされたか否か
を判定し(S23)、オンされたときは表示器721,722
に表しているトラックナンバ及びこれに対応するリレー
動作状態をメモリ714 から消去する(S24)と共に、
変数Nに1を加算する(S25)。次いで、変数Nが6
以下であるか否かを判定し(S26)、変数Nが6以下
のときは変数Nの値に対応して表示器721〜726 のドッ
トの点灯状態を更新する(S27)。この後、前記S3
の処理に移行する。
【0058】前記S9の判定の結果、コントロールスイ
ッチ730 がオンされたときは、制御回路713 のCPUは
絶対時間による設定に移行する。即ち、制御回路713 の
CPUは表示器721,722 のトラックナンバの表示を消灯
し(S28)、表示器723 〜726 に絶対時間を表示する
(S29)と共に、LED736 を点灯して絶対時間によ
るプログラム入力状態にあることを表示する(S3
0)。次いで、、インクリメントスイッチ728 或いはデ
ィクリメントスイッチ727 がオンされたか否かを判定す
る(S31)。この判定の結果、インクリメントスイッ
チ728 或いはディクリメントスイッチ727 がオンされた
ときは、表示器723 〜726 の絶対時間の表示を更新する
(S32)。この後、リレー動作設定スイッチ741 〜74
n がオンされたか否かを判定し(S33)、オンされた
ときはオンされたリレー動作設定スイッチ741 〜74n の
LED741a〜74naを点灯する(S34)。
【0059】次に、制御回路713 のCPUは、ライトス
イッチ731 がオンされたか否かを判定し(S35)、オ
ンされたときは表示器723 〜726 に表示している絶対時
間に対応してリレー動作状態をメモリ714 に記憶する
(S36)と共に、変数Nから1を減算する(S3
7)。この後、クリアスイッチ732 がオンされたか否か
を判定し(S38)、オンされたときは表示器723 〜72
6 に表している絶対時間及びこれに対応するリレー動作
状態をメモリ714 から消去する(S39)と共に、変数
Nに1を加算する(S40)。次いで、変数Nが6以下
であるか否かを判定し(S41)、変数Nが6以下のと
きは変数Nの値に対応して表示器721 〜726 のドットの
点灯状態を更新する(S42)。この後、前記S3の処
理に移行する。
【0060】前記S3の判定の結果、モード切替えスイ
ッチ729 がオンされたときは、制御回路713 のCPU
は、LED734 〜736 を消灯する(S43)と共に、L
ED733 を点灯して動作状態であることを表示する(S
44)。次いで、サブコード検出回路712 からサブコー
ド情報が入力されたか否かを判定する(S45)。この
判定の結果、サブコード情報が入力されないときはモー
ド切替えスイッチ729 がオンされたか否かを判定し(S
46)、モード切替えスイッチ729 がオンされたときは
LED733 を消灯した後(S47)、前記S2の処理に
移行する。また、モード切替えスイッチ729 がオンされ
ないときは前記S45の処理に移行する。
【0061】前記S45の判定の結果、サブコード情報
が入力されたときは、サブコード情報中からトラックナ
ンバTN及び絶対時間Tを検出し(S48)、このトラ
ックナンバTN或いは絶対時間Tを表示器721 〜726 に
表示する(S49)。さらに、このトラックナンバTN
或いは絶対時間Tがメモリ714 に登録されているか否か
を判定する(S50)。この判定の結果、トラックナン
バTN或いは絶対時間Tがメモリ714 に記憶されていな
いときは前記S45の処理に移行し、トラックナンバT
N或いは絶対時間Tがメモリ714 に記憶されているとき
は、このトラックナンバTN或いは絶対時間Tに対応す
る各リレーRL1〜RLnの動作設定状態をメモリ714
から読みだして(S51)、これに基づいて各リレーR
L1〜RLnの動作状態を切替える(S52)と共に、
リレーRL1〜RLnの動作状態をLED741a〜74naに
表示する(S53)。この後、前記S45の処理に移行
する。
【0062】前述したように第1の実施例によれば、紹
介対象となる商品を示してその説明を順次行うことがで
きると共に、CDから再生される各商品の説明に同期し
てネームプレート2aのランプ2b及び装飾板4のLE
D44の点灯状態が切替えられ、紹介対象となる商品を
アピールすることができる。これにより、商品と紹介説
明とを強く関連付けることができ、顧客に対して非常に
分かりやすく商品を紹介することができる。
【0063】また、商品の紹介説明を収録するコンパク
トディスクに予め記録されているトラックナンバ又は絶
対時間等の位置情報を紹介対象商品を切り替える識別信
号として使用しているので、商品説明情報の記録位置先
頭において簡単に識別信号を設定することができる。
【0064】また、周知のCDプレーヤー5を用いるこ
とができるため、任意の情報記録位置を即時にアクセス
することができ、説明の開始位置がずれるようなことが
ない。
【0065】さらに、汎用のCDプレーヤー5に接続し
て使用できるので、CDプレーヤー5に備わるリモコン
機能、ランダムプレイ或いはプログラムプレイ等のCP
U制御機能を利用することもできる。
【0066】尚、本実施例においては、ランプ2b及び
LED44の点灯切替をリレーRL1〜RLnを用いて
行ったが、リレー以外の手段、例えばトランジスタ等を
用いることもできる。
【0067】次に、本発明の第2の実施例を説明する。
図11は、第2の実施例の電気系回路を示すブロック図
である。図において、前述した第1の実施例と同一構成
部分は同一符号をもって表しその説明を省略する。ま
た、第1の実施例と第2の実施例との相違点は、第2の
実施例ではCDプレーヤー5及び駆動切替制御部7に代
えてCDオートチェンジャー9を設けたことにある。こ
の場合、切替部8はCDオートチェンジャー9によって
何番目のCDが再生されているかを表す信号を入力し、
この信号に基づいて、商品名紹介パネル2のランプ2b
及び装飾板4のLED44の点灯状態を切り替える。
【0068】前述の構成からなる第2の実施例によれ
ば、CDオートチェンジャー9には商品陳列棚1に陳列
される商品(CD)の全てが装着されると共に、各CD
の再生順序及びそれぞれのCDにおいて何番目の曲を再
生するかが設定される。これにより、CDオートチェン
ジャー9によって再生されている曲が流れている間、こ
の曲が収録されている商品陳列棚1に陳列されたCDに
対応するランプ2b及び装飾板4のLED44が点灯す
る。従って、顧客は流れている曲が収録されているCD
を容易に視認でき、顧客に対して商品を強くアピールす
ることができ、商品と説明とを強く関連付けることがで
きる。これにより、顧客に対して非常に分かりやすく商
品を紹介することができる。
【0069】次に、本発明の第3の実施例を説明する。
図12は、本発明の第3の実施例の主要部を示す外観
図、図13は第3の実施例の電気系回路を示すブロック
図である。図において、前述した第1の実施例と同一構
成部分は同一符号をもって表しその説明を省略する。ま
た、第1の実施例と第3の実施例との相違点は、第3の
実施例ではCDプレーヤー5に代えてCDビデオプレー
ヤー10を設けると共に、CDビデオプレーヤー10か
ら再生された映像を映すモニターテレビ11を備え、該
モニターテレビ11を商品陳列棚1の最上部に配置した
ことにある。また、オーディオ増幅器6は、CDビデオ
プレーヤー10から出力されるオーディオ信号を増幅し
てスピーカー3に出力し、駆動切替制御部7は、CDビ
デオプレーヤー10から出力される再生ディジタル信号
を入力し、該ディジタル信号に含まれるトラックナンバ
情報又は絶対時間情報に基づく駆動切替制御信号を切替
部8に出力する。
【0070】前述の構成よりなる第3の実施例によれ
ば、紹介対象となる商品を示してその説明を順次行うこ
とができると共に、説明に同期して商品紹介の画像(映
像)をモニターテレビに映し出すことができ、さらにC
Dから再生される各商品の説明に同期してネームプレー
ト2aのランプ2b及び装飾板4のLED44の点灯状
態が切替えられ、紹介対象となる商品を顧客に対してア
ピールすることができる。
【0071】また、周知のCDビデオプレーヤー10を
用いることができるため、任意の情報記録位置を即時に
アクセスすることができ、説明の開始位置がずれるよう
なことがない。
【0072】次に、本発明の第4の実施例を説明する。
図14は第4の実施例の主要部を示す外観図、図15は
第4の実施例の電気系回路を示すブロック図である。図
において、前述した第2の実施例と同一構成部分は同一
符号をもって表しその説明を省略する。また、第2の実
施例と第4の実施例との相違点は、CDオートチェンジ
ャー9に接続された検索部12及び操作部13を設け、
顧客が紹介対称の商品を任意に選択できるようにしたこ
とにある。
【0073】即ち、操作部13は商品陳列棚1に陳列さ
れた商品に対応した複数のモーメンタリスイッチ13a
を備え、検索部12は操作部13のスイッチ13aが顧
客等によって押されると、このスイッチ13aに対応し
た商品、例えばCDをCDオートチェンジャー9によっ
て選択させ、このCDがCDオートチェンジャー9によ
って再生される。これにより、CDオートチェンジャー
9によって再生されている曲が流れている間、この曲が
収録されている商品陳列棚1に陳列されたCDに対応す
るランプ2b及び装飾板4のLED44が点灯する。従
って、顧客は自己が選択したCD並びに該CDの収録曲
を容易に視認でき、顧客に対して商品を強くアピールす
ることができる。また、陳列商品がCD以外の場合は顧
客が選択した商品の説明が音声によって流される。これ
により顧客は商品の内容などを把握することができ、ど
の商品が自己に適しているかを容易に判断することがで
きる。
【0074】次に、本発明の第5の実施例を説明する。
図16は第5の実際例の主要部を示す外観図、図17は
第5の実施例の電気系回路を示すブロック図である。図
において、前述した第4の実施例と同一構成部分は同一
符号をもって表しその説明を省略する。また、第4の実
施例と第5の実施例との相違点は、第4の実施例におけ
る複数のスイッチ13aからなる操作部13に代えて、
バーコード読み取り装置14を設け、顧客が任意の商品
のバーコードを読み取らせることにより、該商品の紹介
を行うようにしたことにある。
【0075】即ち、顧客によって商品のバーコードが読
み取られると、検索部12はバーコード読み取り装置1
4によって読み取られたバーコードに対応する商品、例
えばCDをCDオートチェンジャー9によって選択さ
せ、このCDがCDオートチェンジャー9によって再生
される。これにより、CDオートチェンジャー9によっ
て再生されている曲が流れている間、この曲が収録され
ている商品陳列棚1に陳列されたCDに対応するランプ
2b及び装飾板4のLED44が点灯する。従って、顧
客は自己が選択したCD並びに該CDの収録曲を容易に
視認でき、顧客に対して商品を強くアピールすることが
できる。また、陳列商品がCD以外の場合は顧客が選択
した商品の説明が音声によって流される。これにより、
顧客は商品の内容などを把握することができ、どの商品
が自己に適しているかを容易に判断することができる。
【0076】次に、本発明の第6の実施例を説明する。
図18は第6の実施例の主要部を示す外観図、図19は
第6の実施例における商品展示ボックスを示す外観図、
第20図は第6の実施例の電気系回路を示すブロック図
である。図において、前述した第1の実施例と同一構成
部分は同一符号をもって表しその説明を省略する。
【0077】図において、15は商品陳列棚で、商品1
6を収納展示する複数の商品展示ボックス17を上下左
右にマトリックス状に配置して一体形成し、その最上部
にスピーカー3が配置されたものである。各商品展示ボ
ックス17には、その前面に液晶シャッター18が、ま
た内部には商品16を照明するライト19が備えられて
いる。
【0078】液晶シャッター18は所定の電圧が印加さ
れたときだけ透光状態、即ち透明な状態となり、電圧が
印加されていないときは不透明な状態となっている。こ
の液晶シャッター18及びライト19はそれぞれ切替部
8のリレーRL1〜RLnに接続され、該リレーRL1
〜RLnのオンオフ状態によって、電圧の印加状態が切
り替えられるようになっている。
【0079】次に、前述の構成よりなる本実施例の動作
を説明する。以下の説明においては、商品陳列棚15の
各商品展示ボックス17に展示された複数種の商品を所
定の順序で説明する方法を例として説明する。まず、前
述した第1の実施例と同様に、録音可能なCDと、この
CDに録音するための録音装置を用意し、所定の順序で
各商品の説明文を順次CDに録音する。この際、各商品
に対する説明文の録音開始位置をCDのトラックナンバ
TN或いは絶対時間Tで確認しておく。
【0080】また、駆動切替制御部7の操作部72を介
して、CDにおける各商品の説明の開始位置に対応する
トラックナンバTN1〜TNn或いは絶対時間T1〜T
n、及びCDのトラックナンバTN或いは絶対時間T
が、これらのトラックナンバTN1〜TNn或いは絶対
時間T1〜Tnに一致したときのリレーRL1〜RLn
の切替え状態を登録しておく。
【0081】このような設定において、各商品の説明文
を録音したCDを再生すると、CDプレーヤー5によっ
て再生された商品の説明文は、オーディオ増幅器6によ
ってスピーカ3から音声によって出力される。
【0082】この際、第1番目の商品の説明が開始され
るとき、CDのトラックナンバTNは先に登録したトラ
ックナンバTN1と等しくなり、このときリレーRL1
がオンにされて、第1番目の商品に対応する液晶シャッ
ター18が透明な状態とされると共に該商品に対応する
ライト19のみが点灯される。第1番目の商品の説明が
行われている間、この商品対応する液晶シャッター18
は透明な状態に、またライト19は点灯状態に維持さ
れ、第1番目の商品の説明が終了して第2番目の商品の
説明が開始されるとき、即ちトラックナンバTNが登録
トラックナンバTN2と等しくなったときに、リレーR
L1がオフにされると共に、リレーRL2がオンにされ
る。これにより、第1番目の商品に対応する液晶シャッ
ター18が不透明な状態にされると共にライト19が消
灯し、第2番目の商品に対応する液晶シャッター18が
透明な状態とされると共に該商品に対応するライト19
のみが点灯され、説明対象の第2番目の商品のみがアピ
ールされる。この後、同様にリレーRL1〜RLnが切
替えられ、説明に同期して紹介対象の商品に対応する液
晶シャッター18が透明な状態とされると共に該商品に
対応するライト19のみが点灯される。
【0083】これにより、紹介対象となる商品に顧客の
目が引きつけられ、顧客は商品内容を容易に理解するこ
とができ、商品販売促進を図ることができる。
【0084】また、赤、青、緑等の有色のライト19を
用いると、装飾効果を増すことができる。
【0085】尚、本実施例では、商品陳列棚15の各商
品展示ボックス17に展示された複数種の商品を所定の
順序で説明する例を述べたが、前述した第4の実施例の
ようにCDプレーヤー5に接続された検索部12及び操
作部13を設け、顧客が任意に選択した商品の説明を行
うようにしてもよい。
【0086】また、本実際例では、液晶シャッター18
を用いたが、これに代えて商品展示ボックス17内が明
るくなると外部からボックス内の商品が見えるようにな
る偏光フィルタや機械的なシャッターを用いても同様の
効果が得られる。
【0087】次に、本発明の第7の実施例を説明する。
図21は第7の実施例の主要部を示す外観図、図22は
第7の実施例の電気系回路を示すブロック図である。図
において、前述した第1の実施例と同一構成部分は同一
符号をもって表しその説明を省略する。
【0088】即ち、20は商品陳列棚で、その上には複
数種の商品21が陳列されている。また、商品陳列棚2
0の下部には複数台のモニターテレビ22が並べて設置
され、これらのモニターテレビ22の両側にはスピーカ
ー3が配置されている。さらに、商品陳列棚20の上
部、天井付近には商品を照明する複数のライト23と、
並設された商品21に沿って移動可能なテレビカメラ2
4が設けられている。
【0089】テレビカメラ24は、商品棚20に対して
平行に配置された支持軸25に沿って移動するカメラ移
動部26に取り付けられ、該カメラ移動部26が支持軸
25に沿って移動することにより、テレビカメラ24が
所定の商品21を撮像できるようになっている。
【0090】カメラ移動部26はモーター等から構成さ
れ、テレビカメラ移動制御部27からの制御信号によっ
てモーターが回転することにより支持軸25に沿って移
動する。
【0091】また、テレビカメラ移動制御部27は周知
のCPU、駆動電圧発生部、カメラ移動部26の位置を
検出する位置検出部からなり、切替部8における各リレ
ーRL1〜RLnの状態に応じて、カメラ移動部26の
モーターを駆動し、カメラ移動部26の停止位置を制御
する。例えば、テレビカメラ移動制御部27は、切替部
8のリレーRL1がオンのときは商品陳列棚20に陳列
された右から1番目の商品21上にカメラ移動部26が
停止するようにカメラ移動部26のモーターを駆動し、
リレーRLnがオンのときは商品陳列棚20に陳列され
た右からn番目の商品21上に停止するようにカメラ移
動部26のモーターを駆動制御する。
【0092】また、テレビカメラ24によって撮像され
た商品21の映像は、複数のモニターテレビ22に映し
出される。
【0093】次に、前述の構成よりなる本実施例の動作
を説明する。以下の説明においては、商品陳列棚20に
陳列された複数種の商品21を所定の順序で説明する方
法を例として説明する。まず、前述した第1の実施例と
同様に、録音可能なCDと、このCDに録音するための
録音装置を用意し、所定の順序で各商品の説明文を順次
CDに録音する。この際、各商品に対する説明文の録音
開始位置をCDのトラックナンバTN或いは絶対時間T
で確認しておく。
【0094】また、駆動切替制御部7の操作部72を介
して、CDにおける各商品の説明の開始位置に対応する
トラックナンバTN1〜TNn或いは絶対時間T1〜T
n、及びCDのトラックナンバTN或いは絶対時間T
が、これらのトラックナンバTN1〜TNn或いは絶対
時間T1〜Tnに一致したときのリレーRL1〜RLn
の切替え状態を登録しておく。さらに、テレビカメラ移
動制御部27に各リレーRL1〜RLnのオンオフ状態
に対応してカメラ移動部26の停止位置を設定してお
く。
【0095】このような設定において、各商品の説明文
を録音したCDを再生すると、CDプレーヤー5によっ
て再生された商品の説明文は、オーディオ増幅器6によ
ってスピーカ3から音声によって出力される。
【0096】この際、第1番目の商品の説明が開始され
るとき、CDのトラックナンバTNは先に登録したトラ
ックナンバTN1と等しくなり、このときリレーRL1
がオンにされて、第1番目の商品21上にカメラ移動部
26が移動して停止する。第1番目の商品21の説明が
行われている間、この商品21がモニターテレビ22に
映し出され、第1番目の商品の説明が終了して第2番目
の商品の説明が開始されるとき、即ちトラックナンバT
Nが登録トラックナンバTN2と等しくなったときに、
リレーRL1がオフにされると共に、リレーRL2がオ
ンにされる。これにより、第1番目の商品21上に停止
していたカメラ移動部26は、第2番目の商品21上に
移動して停止し、説明対象の第2番目の商品のみがモニ
ターテレビ22に映し出されて該商品21がアピールさ
れる。この後、同様にリレーRL1〜RLnが切替えら
れ、説明に同期して紹介対象の商品21上にカメラ移動
部26が移動して停止し、該商品21がモニターテレビ
22に映し出される。
【0097】これにより、紹介対象となる商品21に顧
客の目が引きつけられ、顧客は商品内容を容易に理解す
ることができ、商品販売促進を図ることができる。
【0098】尚、本実施例では、商品陳列棚20に陳列
された複数種の商品21を所定の順序で説明する例を述
べたが、前述した第4の実施例のようにCDプレーヤー
5に接続された検索部12及び操作部13を設け、顧客
が任意に選択した商品21の説明を行うようにしてもよ
い。
【0099】次に、本発明の第8の実施例を説明する。
図23は第8の実施例の主要部を示す外観図、図24は
第8の実施例における電気系回路を示すブロック図であ
る。図において、前述した第1の実施例と同一構成部分
は同一符号をもって表しその説明を省略する。
【0100】図において、30は商品陳列ステージで、
この上には大型の商品31、例えば展示商品となる洋服
或いは和服等の商品31を着せたマネキン人形32が陳
列展示されている。さらに、商品陳列ステージ30の上
部、天井付近には、各マネキン人形32に対応して複数
の照明用ライト33が設けられている。また、商品陳列
ステージ30の近傍にはスピーカー3が配置されてい
る。
【0101】する複数の商品展示ボックス17を上下左
右にマトリックス状に配置し、一体形これらの照明用ラ
イト33はそれぞれ切替部8のリレーRL1〜RLnに
接続され、該リレーRL1〜RLnのオンオフ状態によ
って、電圧の印加状態が切り替えられ、点灯状態と消灯
状態とが切り替えられるようになっている。
【0102】次に、前述の構成よりなる本実施例の動作
を説明する。以下の説明においては、商品陳列ステージ
30に陳列された複数種の商品31を所定の順序で説明
する方法を例として説明する。まず、前述した第1の実
施例と同様に、録音可能なCDと、このCDに録音する
ための録音装置を用意し、所定の順序で各商品の説明文
を順次CDに録音する。この際、各商品に対する説明文
の録音開始位置をCDのトラックナンバTN或いは絶対
時間Tで確認しておく。
【0103】また、駆動切替制御部7の操作部72を介
して、CDにおける各商品の説明の開始位置に対応する
トラックナンバTN1〜TNn或いは絶対時間T1〜T
n、及びCDのトラックナンバTN或いは絶対時間T
が、これらのトラックナンバTN1〜TNn或いは絶対
時間T1〜Tnに一致したときのリレーRL1〜RLn
の切替え状態を登録しておく。
【0104】このような設定において、各商品の説明文
を録音したCDを再生すると、CDプレーヤー5によっ
て再生された商品の説明文は、オーディオ増幅器6によ
ってスピーカ3から音声によって出力される。
【0105】この際、第1番目の商品31の説明が開始
されるとき、CDのトラックナンバTNは先に登録した
トラックナンバTN1と等しくなり、このときリレーR
L1がオンにされて、第1番目の商品を着たマネキン人
形32に対応する照明用ライト33のみが点灯状態とさ
れ、第1番目のマネキン人形32のみがアピールされ
る。第1番目のマネキン人形32が着ている商品31の
説明が行われている間、このマネキン人形32に対応す
る照明用ライト33は点灯状態に維持され、第1番目の
商品の説明が終了して第2番目の商品の説明が開始され
るとき、即ちトラックナンバTNが登録トラックナンバ
TN2と等しくなったときに、リレーRL1がオフにさ
れると共に、リレーRL2がオンにされる。これによ
り、第1番目の商品31を着たマネキン人形32に対応
する照明用ライト33が消灯し、第2番目の商品31を
着たマネキン人形32に対応する照明用ライト33のみ
が点灯され、説明対象の第2番目の商品31を着たマネ
キン人形32のみがアピールされる。この後、同様にリ
レーRL1〜RLnが切替えられ、説明に同期して紹介
対象の商品31を着たマネキン人形32に対応する照明
用ライト33のみが点灯される。
【0106】これにより、紹介対象となる商品31を着
たマネキン人形32に顧客の目が引きつけられ、顧客は
商品内容を容易に理解することができ、商品販売促進を
図ることができる。また、赤、青、緑等の有色の照明用
ライト33を用いると、装飾効果を増すことができる。
【0107】また、本実施例では、商品陳列ステージ3
0に陳列展示された複数種の商品31を所定の順序で説
明する例を述べたが、前述した第4の実施例のようにC
Dプレーヤー5に接続された検索部12及び操作部13
を設け、顧客が任意に選択した商品31の説明を行うよ
うにしてもよい。
【0108】次に、本発明の第9の実施例を説明する。
図25は、本発明の第9の実施例の主要部を示す外観
図、図26は第9の実施例の電気系回路を示すブロック
図である。図において、前述した第1の実施例と同一構
成部分は同一符号を持って表しその説明を省略する。ま
た、第1の実施例と第2の実施例との相違点は、第2の
実施例では第1の実施例の構成に加えて、リモコン信号
出力部35、画像出力装置36及びモニターテレビ37
を設けたことにある。
【0109】リモコン信号出力部35は、図27に示す
ように、情報インタフェース回路351 、サブコード検出
回路352 、CPUからなる制御回路353 、メモリ354 、
操作部355 、及び赤外線発生回路356 によって構成され
ている。ここで、メモリ354は、書き替え可能な不揮発
性のメモリ或いは電池によってバックアップされたRA
Mによって構成されている。
【0110】情報インタフェース回路351 はCDプレー
ヤー5と接続されて、CDから再生されたディジタル信
号を入力する。サブコード検出回路352 は、情報インタ
フェース回路351 からCDの再生ディジタルデータを入
力し、このディジタルデータからサブコード情報を検出
して、制御回路353 に出力する。制御回路353 は、操作
部355 のスイッチ状態を検出すると共に、このスイッチ
の操作に基づいて操作部355 の表示器及びLEDに所定
の表示を行う。
【0111】さらに、制御回路353 は操作部355 のスイ
ッチの操作に基づいて登録対象のトラックナンバのデー
タ及びリモコン用の送信コマンドをメモリ354 に記憶
し、この登録されたトラックナンバ或いは絶対時間と、
サブコード検出回路352 によって検出されたサブコード
情報中のトラックナンバ或いは絶対時間とを比較し、こ
の比較結果に基づいて、これらが一致したときに登録さ
れているリモコン用の送信コマンドを赤外線発生回路35
6 に出力する。
【0112】操作部355 は複数のスイッチ及び表示器を
備え、これらのスイッチの操作により任意のトラックナ
ンバ或いは絶対時間と共に画像切替装置36に対するリ
モコン用送信コマンドを登録できるようになっている。
赤外線発生回路356 は、制御回路353 から入力した送信
コマンドに対応して赤外線を出射する。
【0113】画像切替装置36は、周知のディジタルイ
メージファイル装置と称されるもので、赤外線受光回路
361 、制御回路362 、ビデオメモリ363 及び画像信号出
力回路364 から構成されている。
【0114】赤外線受光回路361 は、赤外線発生回路35
6 から出射された赤外線を受光し、リモコン信号出力部
35から送られたコマンドを電気信号に変換する。
【0115】制御回路362 は、赤外線受光回路361 から
受信したコマンドを入力し、該コマンドに基づいて、ビ
デオメモリ363 に記憶されている複数の画像データのう
ちからデータを選択してこれを画像信号出力回路364 に
送出する。
【0116】ビデオメモリ363 は、VTR等のビデオ信
号から抽出された一部の静止画像データを記憶する。
【0117】画像信号出力回路364 は、制御回路362 か
ら送出された画像データに基づく画像信号を生成して、
これをモニターテレビ37に出力する。
【0118】モニターテレビ37は、商品陳列棚1の最
上部に配置され、画像信号出力回路364 から出力された
画像信号に基づく静止画像を表示する。
【0119】次に、前述の構成よりなる第9の実施例の
動作を説明する。以下の説明においては、商品陳列棚1
に陳列された複数種の商品(CD)を所定の順序で説明
する方法を例として説明する。まず、第1の実施例と同
様に、録音可能なCDと、このCDに録音するための録
音装置を用意し、所定の順序で各商品の説明文を順次C
Dに録音する。この際、各商品に対する説明文の録音開
始位置をCDのトラックナンバTN或いは絶対時間Tで
確認しておく。
【0120】また、駆動切替制御部7の操作部72を介
して、CDにおける各商品の説明の開始位置に対応する
トラックナンバTN1〜TNn或いは絶対時間T1〜T
n、及びCDのトラックナンバTN或いは絶対時間T
が、これらのトラックナンバTN1〜TNn或いは絶対
時間T1〜Tnに一致したときのリレーRL1〜RLn
の切替え状態を登録しておく。
【0121】また、画像切替装置36のビデオメモリ36
3 に各商品に対応した静止画像を記憶させておく。さら
に、リモコン信号出力部35の操作部355 を介して、C
Dにおける各商品の説明の開始位置に対応するトラック
ナンバTN1〜TNn或いは絶対時間T1〜Tn、及び
CDのトラックナンバTN或いは絶対時間Tが、これら
のトラックナンバTN1〜TNn或いは絶対時間T1〜
Tnに一致したときに送出するコマンドを登録してお
く。このコマンドとしては、画像切替装置36におい
て、ビデオメモリ363 に記録されているどの画像データ
を出力するか等の命令が設定される。
【0122】このような設定において、各商品の説明文
を録音したCDを再生すると、CDプレーヤー5によっ
て再生された商品の説明文は、オーディオ増幅器6によ
ってスピーカ3から音声によって出力される。
【0123】この際、第1番目の商品の説明が開始され
るとき、CDのトラックナンバTNは先に登録したトラ
ックナンバTN1と等しくなり、第1番目の商品に対応
するランプ2b及びLED44のみが点灯される。第1
番目の商品の説明が行われている間、この商品対応する
ランプ2b及びLED44は点灯状態に維持されると共
に、第1番目の商品に対応した静止画像がモニターテレ
ビ37に表示される。
【0124】第1番目の商品の説明が終了して第2番目
の商品の説明が開始されるとき、即ちトラックナンバT
Nが登録トラックナンバTN2と等しくなったときに、
第1番目の商品に対応するランプ2b及びLED44が
消灯し、第2番目の商品に対応するランプ2b及びLE
D44が点灯すると共に第2番目の商品に対応した静止
画像がモニターテレビ37に表示され、説明対象の第2
番目の商品のみがアピールされる。この後同様に、説明
に同期して紹介対象の商品に対応するランプ2b及びL
ED44のみが点灯されると共に、紹介対象の商品に対
応する静止画像がモニターテレビ37に表示される。
【0125】これにより、紹介対象となる商品に対して
顧客の目を引きつけ、商品販売促進を図ることができ
る。
【0126】尚、前述した第1乃至第9の実施例におい
ては、説明情報の記録媒体としてCDを用いたがこれに
限定されることはなく、例えばミニディスク(MD)を
用いるようにしてもよい。
【0127】また、第1乃至第9の実施例においては、
説明情報の記録媒体としてCDを用い、CDに記録され
ている説明情報を再生すると共に、これに同期して専用
のハード構成により紹介対象商品特定用のランプ、ライ
ト等の切替を行ったが、周知のパーソナルコンピュータ
を用い、ハードディスク等に商品の説明情報を記録して
おきこれに同期して前述と同様の切替を行うことも可能
である。
【0128】
【発明の効果】以上説明したように本発明の請求項1に
よれば、複数の商品のうちの紹介対象となる商品が特定
して示され、該紹介対象となる商品の説明が音声によっ
て報知されるので、紹介する商品を顧客に対してアピー
ルすることができると共に、該商品と説明とを強く関連
付けることができる。これにより、顧客に対して非常に
分かりやすく商品を紹介することができる。
【0129】また、請求項2によれば、複数の商品のう
ちの紹介対象となる商品が特定して示され、該紹介対象
となる商品の説明が画像によって報知されるので、紹介
する商品を顧客に対してアピールすることができると共
に、該商品と説明とを強く関連付けることができる。こ
れにより、顧客に対して非常に分かりやすく商品を紹介
することができる。
【0130】また、請求項3によれば、複数の商品のう
ちの紹介対象となる商品が特定して示され、該紹介対象
となる商品の説明文が表示されるので、紹介する商品を
顧客に対してアピールすることができると共に、該商品
と説明文とを強く関連付けることができる。これによ
り、顧客に対して非常に分かりやすく商品を紹介するこ
とができる。
【0131】また、請求項4によれば、上記の効果に加
えて、記録媒体として用いるコンパクトディスクに予め
記録されている位置情報を識別信号として使用している
ので、商品説明情報の記録位置先頭において簡単に識別
信号を設定することができる。
【0132】また、請求項5によれば、上記の効果に加
えて、商品棚に陳列された複数の商品のうち、紹介対象
となる商品に対応して配置された発光手段が発光され、
紹介対象商品が特定して示されるので、顧客が紹介対象
商品を容易に認識することができると共に、装飾効果も
得ることができる。
【0133】また、請求項6によれば、上記の効果に加
えて、紹介対象となる商品に対して光が照射され、複数
の商品のうちの紹介対象となる商品が特定して示される
ので、顧客が紹介対象商品を容易に認識することができ
ると共に、装飾効果も得ることができる。
【0134】また、請求項7によれば、上記の効果に加
えて、紹介対象となる複数の商品は、商品に対応して窓
が形成された商品棚に陳列されると共に、前記商品指示
手段によって紹介対象となる商品に対応する窓のシャッ
ターが開かれて、複数の商品のうちの紹介対象となる商
品が特定して示されるので、紹介対象商品のみを顧客に
強くアピールすることができる。
【0135】また、請求項8によれば、上記の効果に加
えて、紹介対象となる商品に対応する窓の液晶シャッタ
ーのみが透光性に切り替えられて、複数の商品のうちの
紹介対象となる商品が特定して示されるので、機械的な
シャッターに比べて故障が少なく、騒音の発生もなく、
且つすばやく切替を行うことができる。
【0136】また、請求項9によれば、上記の効果に加
えて、テレビカメラによって撮影された映像がモニター
テレビに表示され、複数の商品のうちの紹介対象となる
商品が特定して示されるので、紹介対象商品のみを顧客
に強くアピールすることができる。
【0137】また、請求項10によれば、商品選択手段
を介して顧客が所望する商品が選択されると、該選択さ
れた商品に対応する説明が報知されるので、顧客自身が
詳細内容の説明を受けたい商品を自由に選択することが
でき、商品を顧客に対してアピールすることができると
共に、該商品と説明とを強く関連付けることができる。
これにより、顧客に対して非常に分かりやすく商品を紹
介することができる。
【0138】また、請求項11によれば、上記の効果に
加えて、紹介対象となる商品に対応して設けられた複数
のスイッチの何れかをオンすることによって、複数の商
品のうちの紹介対象となる商品が特定して示されるの
で、顧客が簡単に所望の商品を選択することができる。
【0139】また、請求項12によれば、上記の効果に
加えて、バーコード読み取り手段によって紹介対象とな
る商品に添付されたバーコードを読み取ることにより、
複数の商品のうちの紹介対象となる商品が特定して示さ
れるので、顧客が簡単に所望の商品を選択することがで
きると共に、スイッチによる選択に比べて構造を簡略化
することができ、紹介対象となる商品の数を増すことが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の主要部を示す外観図
【図2】第1の実施例における商品紹介パネルを示す外
観図
【図3】第1の実施例における装飾板を示す構成図
【図4】第1の実施例における電気系回路を示すブロッ
ク図
【図5】第1の実施例における駆動切替制御部及び切替
部を示すブロック図
【図6】第1の実施例における操作パネルを示す構成図
【図7】第1の実施例におけるスイッチ制御部の動作を
説明する制御フローチャート
【図8】第1の実施例におけるスイッチ制御部の動作を
説明する制御フローチャート
【図9】第1の実施例におけるスイッチ制御部の動作を
説明する制御フローチャート
【図10】第1の実施例におけるスイッチ制御部の動作
を説明する制御フローチャート
【図11】本発明の第2の実施例の電気系回路を示すブ
ロック図
【図12】本発明の第3の実施例の主要部を示す外観図
【図13】第3の実施例の電気系回路を示すブロック図
【図14】本発明の第4の実施例の主要部を示す外観図
【図15】第4の実施例の電気系回路を示すブロック図
【図16】本発明の第5の実施例の主要部を示す外観図
【図17】第5の実施例の電気系回路を示すブロック図
【図18】本発明の第6の実施例の主要部を示す外観図
【図19】第6の実施例における商品展示ボックスを示
す外観図
【図20】第6の実施例における電気系回路を示すブロ
ック図
【図21】本発明の第7の実施例の主要部を示す外観図
【図22】第7の実施例における電気系回路を示すブロ
ック図
【図23】本発明の第8の実施例の主要部を示す外観図
【図24】第8の実施例における電気系回路を示すブロ
ック図
【図25】本発明の第9の実施例の主要部を示す外観図
【図26】第9の実施例における電気系回路を示すブロ
ック図
【図27】第9の実施例におけるリモコン信号出力部及
び画像切替装置を示すブロック図
【符号の説明】
1…商品陳列棚、1a…商品棚、1b…仕切板、2…商
品紹介パネル、2a…ネームプレート、2b…ランプ、
3…スピーカー、4…装飾板、42…透明板、43…筐
体、44…LED、45…基板、46…電源ケーブル、
47…コネクタ、5…CDプレーヤー、6…オーディオ
増幅器、7…駆動切替制御部、71…スイッチ制御部、
711 …情報インタフェース回路、712 …サブコード検出
回路、713 …制御回路、714 …メモリ、72…操作部、
72a…操作パネル、8…切替部、RL1〜RLn…リ
レー、721 〜726 …7セグメント表示器、727 …ディク
リメントスイッチ、728 …インクリメントスイッチ、72
9 …モード切替スイッチ、730 …コントロールスイッ
チ、731 …ライトスイッチ、732 …クリアスイッチ、73
3 〜736 …LED、737 …モニタスイッチ、741 〜74n
…リレー動作設定スイッチ、741a〜74na…LED、9…
CDオートチェンジャー、10…CDビデオプレーヤ
ー、11…モニターテレビ、12…検索部、13…操作
部、13a…モーメンタリスイッチ、14…バーコード
読み取り装置、15…商品陳列棚、16…商品、17…
商品展示ボックス、18…液晶シャッター、19…ライ
ト、20…商品陳列棚、21…商品、22…モニターテ
レビ、23…ライト、24…テレビカメラ、25…支持
軸、26…カメラ移動部、27…テレビカメラ移動制御
部、30…商品陳列ステージ、31…商品、32…マネ
キン人形、33…照明用ライト、35…リモコン信号出
力部、351 …情報インタフェース回路、352 …サブコー
ド検出回路、353 …制御回路、354 …メモリ、355 …操
作部、356 …赤外線発生回路、36…画像出力装置、36
1 …赤外線受光回路、362 …制御回路、363 …ビデオメ
モリ、364 …画像信号出力回路、37…モニターテレ
ビ。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の商品を順次顧客に紹介する商品紹
    介装置であって、 識別信号と、該識別信号に続く商品説明情報が、紹介対
    象となる商品毎に連続して記録された記録媒体と、 該記録媒体から前記識別信号と商品説明情報を再生する
    再生手段と、 前記再生手段によって再生された識別信号に基づいて、
    顧客に対して紹介対象となる商品を特定して示す商品指
    示手段と、 前記再生手段により再生された商品説明情報に基づい
    て、前記紹介対象となる商品の説明を音声によって報知
    する音声報知手段とを備えたことを特徴とする商品紹介
    装置。
  2. 【請求項2】 複数の商品を順次顧客に紹介する商品紹
    介装置であって、 識別信号と、該識別信号に続く商品説明情報が、紹介対
    象となる商品毎に連続して記録された記録媒体と、 該記録媒体から前記識別信号と商品説明情報を再生する
    再生手段と、 前記再生手段によって再生された識別信号に基づいて、
    顧客に対して紹介対象となる商品を特定して示す商品指
    示手段と、 前記再生手段により再生された商品説明情報に基づい
    て、前記紹介対象となる商品の説明を画像によって報知
    する画像表示手段とを備えたことを特徴とする商品紹介
    装置。
  3. 【請求項3】 複数の商品を順次顧客に紹介する商品紹
    介装置であって、 識別信号と、該識別信号に続く商品説明情報が、紹介対
    象となる商品毎に連続して記録された記録媒体と、 該記録媒体から前記識別信号と商品説明情報を再生する
    再生手段と、 前記再生手段によって再生された識別信号に基づいて、
    顧客に対して紹介対象となる商品を特定して示す商品指
    示手段と、 前記再生手段により再生された商品説明情報に基づい
    て、前記紹介対象となる商品の説明文を表示する説明文
    表示手段とを備えたことを特徴とする商品紹介装置。
  4. 【請求項4】 前記記録媒体がコンパクトディスクであ
    り、前記識別信号として前記商品説明情報の記録位置先
    頭における絶対時間情報又はトラックナンバー情報等の
    位置情報を用いることを特徴とする請求項1乃至3の何
    れかに記載の商品紹介装置。
  5. 【請求項5】 紹介対象となる複数の商品は商品棚に陳
    列され、前記商品指示手段は前記各商品に対応して配置
    された発光手段を有することを特徴とする請求項1乃至
    4の何れかに記載の商品紹介装置。
  6. 【請求項6】 前記商品指示手段は前記紹介対象となる
    商品に対して光を照射する照光手段を有することを特徴
    とする請求項1乃至4の何れかに記載の商品紹介装置。
  7. 【請求項7】 紹介対象となる複数の商品は、商品に対
    応して窓が形成された商品棚に陳列されると共に、前記
    商品指示手段は前記各窓に配置された複数のシャッター
    を有することを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記
    載の商品紹介装置。
  8. 【請求項8】 前記シャッターは、印加電圧値によって
    透光性及び非透光性が切り替えられる液晶シャッターか
    らなることを特徴とする請求項7記載の商品紹介装置。
  9. 【請求項9】 前記商品指示手段は、紹介対象となる商
    品を撮影するテレビカメラと、該テレビカメラによって
    撮影した映像を表示するモニターテレビとを有すること
    を特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の商品紹介
    装置。
  10. 【請求項10】 複数の商品を顧客に紹介する商品紹介
    装置であって、 紹介対象となる商品を選択する商品選択手段と、 紹介対象となる商品の説明情報が記録された記録媒体
    と、 前記商品選択手段によって選択された商品に対応する商
    品説明情報を、前記記録媒体から再生する再生手段と、 前記再生手段により再生された商品説明情報に基づい
    て、前記紹介対象となる商品の説明を報知する説明報知
    手段とを備えたことを特徴とする商品紹介装置。
  11. 【請求項11】 前記商品選択手段は紹介対象となる商
    品に対応して設けられた複数のスイッチを有することを
    特徴とする請求項10記載の商品紹介装置。
  12. 【請求項12】 前記商品選択手段は、紹介対象となる
    商品に添付されたバーコードを読み取るバーコード読み
    取り手段を有することを特徴とする請求項10記載の商
    品紹介装置。
JP30658594A 1994-12-09 1994-12-09 商品紹介装置 Withdrawn JPH08160897A (ja)

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