JPH08159954A - グリコヘモグロビン測定用の吸光度計 - Google Patents

グリコヘモグロビン測定用の吸光度計

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JPH08159954A
JPH08159954A JP30378494A JP30378494A JPH08159954A JP H08159954 A JPH08159954 A JP H08159954A JP 30378494 A JP30378494 A JP 30378494A JP 30378494 A JP30378494 A JP 30378494A JP H08159954 A JPH08159954 A JP H08159954A
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JP
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light
receiving system
sample cell
light receiving
light emitting
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Shingo Fukunaga
信吾 福永
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Abstract

(57)【要約】 【目的】従来の、タングステンランプやハロゲンランプ
を用いたグリコヘモグロビン測定装置で見られた課題を
解決し、小型でランニングコスト等が良好な装置を提供
する。 【構成】少なくとも415nmの波長の光を発する高輝
度青色発光ダイオ−ドを単一の発光源とした発光系と、
グリコヘモグロビンが測定されるべき試料を保持する光
透過性の試料セルと、試料セルを通過した光を受光して
電圧変換する光量検出素子からなる受光系と、前記発光
系からの光を前記試料セルへ導きかつ試料セルを透過し
た光を前記受光系へ導く光路系と、を含む試料中のグリ
コヘモグロビン測定用の吸光度計。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、グリコヘモグロビン測
定用の吸光度計に関するものである。
【0002】
【従来の技術】グリコヘモグロビンは、ヘモグロビンに
グルコ−ス分子が非酵素反応的に化学結合した物質であ
り、従来から糖尿病診断のマ−カ−として臨床的に利用
されている。
【0003】グリコヘモグロビンの最大吸収波長が41
5nmであることから、吸光度計を用いて試料中のグリ
コヘモグロビン濃度を測定することが行われているが、
従来は、その光源にタングステンランプやハロゲンラン
プが使用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のタングステンラ
ンプやハロゲンランプを用いたグリコヘモグロビン測定
装置では、これら光源の安定性が気温等の外部環境の変
化の影響を受けるため、設置場所が限定される等という
課題がある。一方、これらの光源からの発熱量もかなり
のものとなるため、前記外部環境以外にも装置内部の温
度変化によっても影響を受け、結果的に熱容量の大きな
ヒ−トシンク等を用いて安定性を得る必要があったた
め、装置全体として大型化を避けられないという課題も
ある。
【0005】また、これらの光源では電源投入から一定
時間を経過しないと光源自体が安定しないという課題も
あり、このために従来では装置の電源を入れたままにし
たり、使用に先立ち、例えば30分程度前に電源を投入
する必要もあり、装置の運転効率が高いとはいえず、緊
急測定が必要な場合等、特に課題となる。
【0006】更に、これらの光源では発光波長に熱線を
有するため、これを除去するために高価な熱線吸収フィ
ルタ−が必須となり、安定連続点灯時間が4000時間
程度であるためランニングコストが上昇し、かつ消費電
力が大きいというコスト的な課題もある半面、電球であ
るために外部衝撃に弱いという課題もある。
【0007】
【課題を解決するための手段】従来のグリコヘモグロビ
ン測定用の吸光度計にみられた課題を解決すべく、本発
明者は鋭意検討を行った結果、本発明を完成するに至っ
た。即ち本発明は、少なくとも415nmの波長の光を
発する高輝度青色発光ダイオ−ドを単一の発光源とした
発光系と、グリコヘモグロビンが測定されるべき試料を
保持する光透過性の試料セルと、試料セルを通過した光
を受光して電圧変換する光量検出素子からなる受光系
と、前記発光系からの光を前記試料セルへ導きかつ試料
を透過した光を前記受光系へ導く光路系と、を含む試料
中のグリコヘモグロビン測定用の吸光度計である。以
下、本発明を詳細に説明する。
【0008】本発明で光源として使用する、少なくとも
415nmの波長の光を発する高輝度青色発光ダイオ−
ドは、発熱がなく小型で安価なうえ、衝撃に強く消費電
力の少ない光源である。しかも発光ダイオ−ドは高速で
のパルス点灯が簡単にできるという好適な特徴を有す
る。
【0009】なお発光ダイオ−ドは、通常、発光部を樹
脂モ−ルドして製造されたものであるが、光の均一性を
高める等のためには当該樹脂モ−ルドが拡散性を有する
ことが好ましい。具体的には透明な樹脂にシリカ微粉や
酸化チタン微粉等を混入して得た樹脂を用いてモ−ルド
したものが例示できる。
【0010】より具体的に、本発明の光源として用いる
好適な発光ダイオ−ドとして、中心波長が450nmで
半値幅が50nmの超光輝度発光ダイオ−ド(拡散性樹
脂モ−ルド型、日亜化学(株)製)が例示できる。
【0011】グリコヘモグロビンが測定されるべき試料
を保持する光透過性の試料セルは、例えばガラスやプラ
スチック等で製造されたものを使用することができる。
セルは少なくとも光源からの光が透過し得るものであれ
ば完全な透過性を有するものでなく一部分が透過性のも
のでも良い。またその形状としては、通常使用される直
方体型のもの等を使用することができる。
【0012】受光系を構成する光量検出素子は特に限定
されるものではないが、例えばフォトダイオ−ドや光電
管等を用いることができる。
【0013】発光系からの光を前記試料セルへ導きかつ
試料セルを透過した光を受光系に導く光路系は、特に限
定されるものではなく、通常の吸光度計と同様にミラ−
等を配した構成とすることができる。また当然ながら、
前記ミラ−等を一切しようせず、単に発光系、試料セル
及び受光系を直線上に配置するような構成としても良
い。更に、発光系、試料セル及び受光系を直線上に配置
できないような場合等には、例えば光ファイバ−を用い
る等しても良い。
【0014】光源として使用する発光ダイオ−ドは点光
源であるため光は平行光ではない。従って、セル内で乱
反射が生じたり、干渉フィルタ−の通過波長のシフト等
の問題が発生する場合等、これを平行光線とする必要が
生じる場合には、例えば発光系から試料セルに至る光路
中に発光ダイオ−ドからの光を平行光線に変換するため
のコリメ−タ−レンズを配置することが好ましい。ま
た、発光ダイオ−ドの光が試料中のグリコヘモグロビン
の吸光度を測定する上で必要な415nm付近の波長の
光以外に、測定上無用の波長の光を含んでいる場合に
は、例えば発光ダイオ−ドから試料セルに至る光路中に
特定波長の光以外をカットする干渉フィルタ−を配置す
ることが好ましい。このように平行光でない光の場合に
は干渉フィルタ−は通過させる光の波長がずれるため、
前記コリメ−タ−レンズの後方に配置することが好まし
い。また波長の違いによるセル内の乱反射の悪影響を軽
減するためにもこの様に干渉フィルタ−を前記コリメ−
タ−レンズの後方に配置することが特に好ましい。
【0015】本願発明の吸光度計においては、前記受光
系に加えて対照用受光系や対照用光路系等を付加するこ
とが好ましい。このような対照機構を設ければ、複数回
の測定を容易に同一条件下で実施できるようになり、グ
リコヘモグロビン吸光度の測定に際して測定精度を向上
させることが可能となる。特に後述のようなフィ−ドバ
ック制御するための機構を付加すれば、単に比較器にお
ける基準電圧を変化させることで、前記対照用受光系に
導かれる光量を任意の一定の値にすることが可能とな
り、特に意識しなくとも、自動的に高精度のグリコヘモ
グロビン測定が可能となる。
【0016】対照用受光系において使用する光量検出素
子は、測定用の受光系と同一の光量検出素子を使用する
が、これ以外に、一の光量検出素子を測定用と対照用に
切り替えて使用することも可能である。この場合には、
対照用光路系自体を測定用の光路系と重複させ、試料セ
ルを配置しない状態又は試料を保持していない試料セル
を配置した状態での測定値を対照用の値として用いるこ
とが例示できるが、対照用光路系を別途配置し、光源か
らの光を受光系の光量検出素子に導くように構成すれば
試料セルの配置に留意する必要等が不要となるため特に
好ましい。このように対照用光路系は、測定用光路系と
は別途配置することが好ましいが、この場合には試料用
セルに該当する対照用セル等を配置する必要はない。
【0017】光源である発光ダイオ−ドの点灯は、通常
の電源回路を用いた連続点灯でも良いが、より測定精度
を向上させるためにはパルス点灯、より好ましくは高速
パルス点灯させ、光源のパルス点灯と同期させつつパル
ス点灯周波数が通過周波数となるバンドパスフィルタを
通過した受光系からの出力を測定値とすると良い。光源
をパルス点灯させるためには、パルス周波数を発生する
発信回路や電源供給回路からなる光源駆動系を設ければ
良い。このように発光ダイオ−ドをパルス点灯すれば、
発光系からの光とは無関係に受光系に到達し、測定結果
に悪影響を与える外部からの迷光の影響等を排除するこ
とが可能である。
【0018】ここで、発光ダイオ−ドから対照用光路系
を通して対照用受光系に導かれた光を該対照用受光系の
光量検出素子で電圧変換した信号を任意の時間内の積算
を行う積算器に入力し、ある区間を平均化し、該比較器
で比較し、その出力により光源駆動系を駆動するように
構成することにより、対照用受光系に導かれる光量が一
定となるように好ましくフィ−ドバック制御することが
可能となる。即ち、光源から光が発せられると対照用光
路系を通して対照用受光系に導かれた光をまず当該受光
系の光量検出素子により電流変換した後、電圧変換器で
電圧変換する。次ぎにこのようにして得られた信号を積
分器に入力して平均化し、比較器に入力する。比較器に
おいて基準電圧と入力信号を比較し、入力信号が基準電
圧より大きい場合には光源駆動系の駆動を停止する信号
を出力するように構成する。
【0019】このような構成によれば、例えば基準電圧
より入力信号が大きい場合、即ち積分器の時定数で決定
される、時間の平均値が基準値より大きい場合には光源
駆動系の駆動が停止し、基準電圧より入力信号が小さい
場合、即ち積分器の時定数で決定される時間の平均値が
小さい場合には光源駆動系が駆動されるから、対照用受
光系に到達する光量をパルス点灯しながら一定に保ち、
結果的に測定精度を向上させることが可能となる。な
お、対照用受光系と測定用の受光系は互いに固定された
位置関係を保っているため、対照用受光系に到達する光
量を一定に保つことは即ち、測定用の受光系に到達する
光量を一定に保つことに他ならない。
【0020】以上のようなフィ−ドバック制御を可能と
する本発明の装置において、光量の調整は比較器におけ
る基準電圧を調整することにより実現できる。
【0021】
【実施例】以下、本発明を図面に示す実施例に基づき更
に詳細に説明する。
【0022】図1は本発明のグリコヘモグロビン用の吸
光度計の一例を示したものである。図中、1は中心波長
が450nmで半値幅が50nmの超光輝度発光ダイオ
−ドであり、当該ダイオ−ドの発光点を中心とするピン
ホ−ル板2と所定の位置関係をなすように固定されてい
る。3はピンホ−ル板2の直径1mmのピンホ−ルを通
過した光を平行光線に変換するためのコリメ−タ−レン
ズである。なおこの例では、光源をパルス点灯するよう
に構成してある。
【0023】コリメ−タ−レンズによって平行光線に変
換された光は、干渉用フィルタ−7を通過した後にブロ
ック4を照射する。ブロック4には、対照用光路系の一
部である貫通穴5及びフロ−セルとして構成された試料
用セル6が構成されている。貫通穴5は正に単なる穴で
あり、当然の事ながら空気で満たされている。一方試料
用セル6のコリメ−タ−レンズ側6a及びその他端6b
は光透過性のプラスチックで密閉され、6c及び6dの
みが開口した構造となっている。これら6c及び6d
は、不図示の試料導入装置及び廃液溜にポンプを介して
接続され、6cから導入された血液試料は吸光度測定の
後6dから排出されるようになっている。貫通穴5及び
試料用セル6を通過した光は、受光系を構成する光量検
出素子であるフォトダイオ−ド8(a、b)に到達す
る。ここでフォトダイオ−ドは対照用の8a及び測定用
の8bが使用され、それぞれ前記対照用の貫通穴5又は
試料用セル6に対向して配置されている。
【0024】フォトダ−オ−ド8により電流変換された
信号は電流電圧変換器9(a、b)により電圧変換され
た後、発光ダイオ−ドのレスポンスを考慮してパルス点
灯と同期される(具体的には、アナログスイッチによ
り、スイッチングしながらサンプリングされる)。更に
そのパルス点灯周波数信号のみを通過させるバンドパス
フィルタ−10a又は10bを通過する。この後、バン
ドパスフィルタ−10bを通過した信号は、不図示の対
数変換器、A/D変換器等を通して受光された光信号強
度に基づき吸光度を算出するようにプログラムされたコ
ンピュ−タ−に入力される。一方、バンドパスフィルタ
−10aを通過した信号は、積分器14に入力されて平
均化された後、可変型基準電圧発生器とオペレ−ション
アンプにより構成された、ヒステリシス幅を持つ比較器
11に入力される。このようにして入力された信号は、
比較器で基準電圧と比較され、基準電圧と比較器のヒス
テリシス幅を加算した電圧(100+0.05mV)よ
りも高い電圧時には光源駆動系13を停止する信号を出
力する。これによって光源である発光ダイオ−ドが消灯
される。その結果、積分器からの電圧信号は、基準電圧
より小さくなる。従ってその後は、駆動系13は駆動信
号を出力し、光源である発光ダイオ−ドは点灯すること
になる。
【0025】発光ダイオ−ドの駆動により積分器からの
電圧信号は増大する。そして、基準電圧よりも大きくな
るが、比較器はヒステリシス幅を有しているため、この
幅を越えた時点で駆動系13は停止信号を出力して光源
である発光ダイオ−ドは消灯される。
【0026】以上の動作を繰り返すことで、発光ダイオ
−ドはパルス点灯しながらフィ−ドバック制御されるこ
ととなり、単位時間当たりの光量を一定に保つことが可
能となる。この際のパルス点灯周波数は、積分器の時定
数と比較器12のヒステリシスによって決定されるが、
この様子を図2にタイムチャ−トとして示す。
【0027】以上の装置を用いて、ヒトの血を試料とし
てグリコヘモグロビンを測定した。なおグリコヘモグロ
ビンの415nmの吸光係数は1.5(ABS)であ
る。結果を図3に示す。
【0028】図3から明らかなように、発光ダイオ−ド
のパルス点灯に従ってa〜fの5つの吸光度のピ−クが
出現する。この測定中に外気温度を約10℃変化させた
が、前述のようなフィ−ドバック制御により、ベ−スラ
インは外気温変化という環境変化に対して安定であっ
た。
【0029】
【発明の効果】本発明のグリコヘモグロビン測定用吸光
度計は、光源として発光ダイオ−ドを使用した結果、気
温等の外部環境が変化しても光源の安定性は影響され
ず、このため設置場所に影響のないという効果を達成す
る。また光源からの発熱、即ち外部環境以外の装置内部
の温度変化による影響がなく、熱容量の大きなヒ−トシ
ンク等を用いる必要がないために装置全体として小型化
できるという効果もある。また、発光ダイオ−ドは電源
投入から10秒程度で安定するために、必要に応じて電
源を投入して測定を実施することができ、装置の運転効
率を格段に向上すると共に、緊急測定が必要な場合にも
十分に対応可能となる。
【0030】更に、発光ダイオ−ドは発光波長に熱線を
有さないため、これを除去するための高価な熱線吸収フ
ィルタ−は不要であり、一般に連続点灯時間も1000
00時間程度であるからランニングコストを低減でき、
かつ消費電力も小さいというコスト的にも効果的であ
る。
【0031】本発明において光源系をパルス点灯させた
場合には、発光系からの光とは無関係に受光系に到達
し、測定結果に悪影響を与える外部からの迷光の影響等
を排除することも可能となる。また、光源系をフィ−ド
バック制御すれば、比較器の基準電圧を変化させること
で光源の光量をフィ−ドバック制御しながら調整するこ
とも可能で、この結果、一定時間に試料用セルに到達す
る光量の積算量が任意の一定量になるように素早く、か
つ、確実に可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明のグリコヘモグロビン用の吸光
度計の具体例の概要を示した図である。
【図2】図2は、図1に示した本発明のグリコヘモグロ
ビン用の吸光度計における光源のパルス点灯周波数が積
分器の時定数と比較器のヒステリシスによって決定され
る様子をタイムチャ−トとして示したものである。
【図3】図3は、図1及び図2に示された装置を用いて
ヒトの血についてグリコヘモグロビンの吸光度を測定し
た結果を示した図である。図中、縦軸は吸光度を示し、
横軸は時間を示す。
【符号の簡単な説明】
1 発光ダイオ−ド 2 ピンホ−ル板 3 コリメ−タ−レンズ 4 ブロック 5 対照用光路系 6 試料用セル 7 干渉フィルタ− 8 フォトセンサ− 9 電流電圧変換器 10 バンドパスフィルタ−(同期回路付) 11 遅延器 12 比較器 13 駆動系 14 積分器

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも415nmの波長の光を発す
    る高輝度青色発光ダイオ−ドを単一の発光源とした発光
    系と、グリコヘモグロビンが測定されるべき試料を保持
    する光透過性の試料セルと、試料セルを通過した光を受
    光して電圧変換する光量検出素子からなる受光系と、前
    記発光系からの光を前記試料セルへ導きかつ試料セルを
    透過した光を前記受光系へ導く光路系と、を含む試料中
    のグリコヘモグロビン測定用の吸光度計。
  2. 【請求項2】 前記光路系が、発光系から試料セルに至
    る光路中に前記発光系中の単一の発光源からの光を平行
    光線に変換するためのコリメ−タ−レンズを有する請求
    項1の吸光度計。
  3. 【請求項3】 前記光路系が、更にコリメ−タ−レンズ
    の後方に干渉フィルタ−を有する請求項2の吸光度計。
  4. 【請求項4】 前記受光系に加えて対照用受光系を有
    し、ここで該対照用受光系は前記受光系と同一の光量検
    出素子を有し、そして更に前記光路系に加えて前記発光
    系からの光を試料セルを介さずに当該対対照受光系に導
    く対照用光路系を有する請求項1又は2の吸光度計。
  5. 【請求項5】 前記発光源が発光ダイオ−ドを高速パル
    ス点灯するための光源駆動系を有し、前記受光系が当該
    パルス点灯に同期して測定を行うことを特徴とする請求
    項1又は4の吸光度計。
  6. 【請求項6】 前記対照受光系が更に変換された電圧の
    任意の時間内の積算を行う積分器と、任意の可変基準電
    圧を保持し、入力信号が基準電圧より小さい場合に限っ
    て前記光源駆動系を駆動するための信号を出力する比較
    器を有しており、単一の発光源である発光ダイオ−ドか
    ら対照用光路系を通して対照用受光系に導かれた光を該
    対照用受光系の光量検出素子で電圧変換した信号を該任
    意の時間内の積算を行う行う積算器を通過させて平均化
    し、該比較器で比較し、その出力により前記光源駆動系
    を駆動する、前記対照用受光系に導かれる光量が一定と
    なるようにフィ−ドバック制御するための機構を供えた
    請求項1、4又は5の吸光度計。
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