JPH08159754A - 車間距離検出装置 - Google Patents

車間距離検出装置

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JPH08159754A
JPH08159754A JP6305769A JP30576994A JPH08159754A JP H08159754 A JPH08159754 A JP H08159754A JP 6305769 A JP6305769 A JP 6305769A JP 30576994 A JP30576994 A JP 30576994A JP H08159754 A JPH08159754 A JP H08159754A
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JP
Japan
Prior art keywords
distance
preceding vehicle
optical sensor
vehicle
inter
Prior art date
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Pending
Application number
JP6305769A
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English (en)
Inventor
Hideo Shimizu
秀雄 清水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
Priority to JP6305769A priority Critical patent/JPH08159754A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】先行車との車間距離を、光センサアレイを有す
る受光器を用いて安定、正確かつ簡単に求める。 【構成】先行車9に対する装置において、結像レンズ
1,2が光軸間隔Bで配置され、受光器3,4が焦点距
離fの位置に配置される。結像レンズ1,2と受光器
3,4の間には、赤外帯域透過フィルタ1A,2Aが配
置されて、結像レンズ1,2を通過した光の内、赤外光
のみを透過して受光器3,4に入射する。受光器3は、
光軸に対して垂直な平面内に平行に配設された3本の光
センサアレイ3a〜3cからなり、受光器4についても
同様である。したがって、光センサアレイ3aと4a、
同じく3bと4b、同じく3cと4cが同一の視野を有
するように配置される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、先行車との車間距離
を、光センサアレイを有する受光器を用い、正確、安定
かつ簡単に求める車間距離検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、車間距離を検出する車間距離検出
装置として、左右2つの光学系により結像された像を電
気的に比較して、三角測量の原理により測距を行うもの
が知られている。図3は従来の車間距離検出装置を示す
ブロック図である。図3において、結像レンズ1,2は
光軸間隔Bで配置され、光センサアレイ3A,4Aは、
たとえば、CCDリニアアレイセンサであり、それぞれ
結像レンズ1,2に対して焦点距離fの位置に配置され
ている。光センサアレイ3A,4Aは、結像レンズ1,
2によりおのおの結像された対象物11Aの像を像信号
30A,40Aに変換し信号処理部5に出力する。信号
処理部5は増幅器51,52、 A/D変換器53,5
4、記憶装置55からなり、光センサアレイ3A,4A
からの像信号30A,40Aは増幅器51,52で増幅
され、A/D変換器53、54でデジタルデータに変換
され、像データ31A,41Aとして記憶装置55に出
力される。距離検出回路6は、マイクロコンピュータか
らなる回路で、記憶装置55に記憶された左右の像デー
タ31A,41Aを比較して、対象物までの距離を算出
し、距離信号7として外部に出力する。
【0003】次に、距離算出の原理を図4を用いて説明
する。各結像レンズ1,2の中点を原点Oとして、横軸
X、縦軸Yを設定し、結像位置L1 ,R1 の座標をそれ
ぞれ(aL1,−f)、(aR1,−f)とする。ここで、
結像レンズ1の中心点OL の座標は(−B/2,0)、
結像レンズ2の中心点OR の座標は(B/2,0)であ
り、対象物11Aの点Mの座標を(x,y)とすれば、
点MからX軸に下ろした垂線とX軸との交点Nの座標は
(x,0)、点OL から光センサアレイ3Aに下ろした
垂線の位置L0 の座標は(−B/2,−f)、点OR
ら光センサアレイ4Aに下ろした垂線の位置R0 の座標
は(B/2,−f)である。このとき△MOL Nと△O
L 1 0 、△MOR Nと△OR 1 0 はそれぞれ相
似であるから、
【0004】
【数1】 (X+B/2)f=(−aL1−B/2)y …(1)
【0005】
【数2】 (X−B/2)f=(−aR1+B/2)y …(2) 各式(1) ,(2) から
【0006】
【数3】 y=B・f/(−aL1 +aR1−B) …(3) となり、結像位置L1 ,R1 のX座標aL1,aR1がわか
れば、対象物までの距離が算出できる。次に距離検出回
路6の動作の詳細を説明する。距離検出回路6は、図5
の実線に示すような、左右の像データ31A,41Aを
比較して、像が一致しなければ、同図の破線のように、
例えば左の像データ31Aを右に、右の像データ41A
を左に順次シフトして比較していき、左右の像データが
一致したときのシフト量を検出する。左右の結像位置L
1,R1 のX座標aL1,aR1はこのシフト量に一致するの
で、距離検出回路6は、シフト量aL1、aR1から、対象
物までの距離yを式(3) により算出できる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来例では、次のよう
な場合に不具合が起こる。図2は先行車と背景との混在
時の画像を示す模式図である。図2において、光センサ
アレイの視野8内に先行車9と、ガードレール10など
の構造物が同時に含まれる、といった状態が起こりう
る。このような場合には、光センサアレイ上に、先行車
9の像と、ガードレール10の像が結像されるため、前
述の左右の像の一致検出が不正確になる。したがって、
車間距離の検出が不安定、不正確になるだけでなく、そ
の検出自体が意味をなさないことになる。
【0008】その改善策として、測距範囲を設定して、
先行車だけを捉えるように、常に自動追尾する方式がと
られることがある。しかし、この自動追尾方式には、追
尾のための画像処理に時間を要するため、先行車が一定
速度で走行するときならよいが、一般にはそれは期待で
きず、その速度変化に充分対応して車間距離を検出する
ことが出来ない、という問題がある。この問題は高速の
画像処理方式をとれば技術的には解決可能であるが、装
置の大型化やコストの増大が避けられず、実用化は不可
能に近い。
【0009】この発明が解決すべき課題は、従来の技術
がもつ以上の問題点を解消し、先行車との車間距離を、
光センサアレイを有する受光器を用いて安定、正確かつ
簡単に求める車間距離検出装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明は、一または二
以上の平行な光センサアレイを有する受光器の一対が光
センサアレイの長手方向に並設され、その対をなす光セ
ンサアレイの各組の上の結像位置に基づき先行車との車
間距離を求める装置であって、赤外帯域透過フィルタ
を、各受光器に前置したというものである。
【0011】
【作用】この発明では、赤外帯域透過フィルタによっ
て、赤外光のみを光センサアレイ上に透過させるため、
先行車のマフラー部分などの高温部分のみが像として光
センサアレイ上に結像され、ガードレールなどの低温部
分の像は結像されない。したがって、先行車についての
みの安定した距離検出が可能となる。
【0012】
【実施例】この発明に係る車間距離検出装置の実施例に
ついて、以下に図1を参照しながら説明する。図1は実
施例の構成図である。図において、車間距離を測定すべ
き先行車9が図示していない自車両の前方を走行してい
る。結像レンズ1,2は光軸間隔Bで配置され、受光器
3,4は焦点距離fの位置に配置される。また、結像レ
ンズ1,2と受光器3,4の間には、赤外帯域透過フィ
ルタ1A,2Aが配置され、結像レンズ1,2を通過し
た光の内、赤外光のみを透過して受光器3,4に入射す
る。受光器3は、光軸に対して垂直な平面内に平行に配
設された3本の光センサアレイ3a〜3cからなり、同
様に受光器4は、光軸に対して垂直な平面内に平行に配
設された3本の光センサアレイ4a〜4cからなり、光
センサアレイ3aと4a、同じく3bと4b、同じく3
cと4cが同一の視野を有するように配置される。
【0013】結像レンズ1により結像された対象物であ
る先行車9の像は受光器3の光センサアレイ3a〜3c
により像信号30a〜30cに変換され、同様に結像レ
ンズ2により結像された対象物の像は受光器4の光セン
サアレイ4a〜4cにより像信号40a〜40cに変換
され、それぞれ信号処理部5に出力される。信号処理部
5は、増幅器51a〜51cおよび52a〜52cと、
A/D変換器53a〜53cおよび54a〜54cと、
記憶装置55とからなり、受光器3の光センサアレイ3
a〜3cからの像信号30a〜30cは、増幅器51a
〜51cにより増幅され、A/D変換器53a〜53c
によりデジタルデータに変換され、像データ31a〜3
1cとして記憶装置55に出力される。同様に、受光器
4の光センサアレイ4a〜4cからの像信号40a〜4
0cは、増幅器52a〜52cにより増幅され、A/D
変換器54a〜54cによりデジタルデータに変換さ
れ、像データ41a〜41cとして記憶装置55に出力
される。距離検出回路6は従来例と同様に、マイクロコ
ンピュータからなる回路であり、記憶装置55に記憶さ
れた左右の像データ31aと41a、同じく31bと4
1b、同じく31cと41cから、光センサアレイ3a
と4a、同じく3bと4b、同じく3cと4cの視野内
の先行車9(対象物)までの距離を前述の距離測定原理
に基づいて演算し、距離信号7として外部に出力する。
【0014】
【発明の効果】この発明では、赤外帯域透過フィルタに
よって、先行車の高温部のみを像として結像し、その結
像位置に基づいて、三角測量法を用いて、その先行車と
の車間距離が演算されて求められる。したがって、ガー
ドレールなどの背景と、先行車とが混在するような場合
でも、安定して正確な車間距離を簡単に検出することが
できる。また、先行車の追尾などが不必要となるため、
信号処理の時間短縮を図れるとともに、信号処理回路が
小規模で簡単になるから、信頼性向上とコスト低減が図
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る実施例の構成図
【図2】車間距離検出における先行車と背景の混在時の
画像を示す模式図
【図3】従来の車間距離検出装置を示すブロック図
【図4】距離算出の原理説明図
【図5】距離算出における左右の像データの模式図
【符号の説明】
1,2 結像レンズ 1A,2A 赤外帯域透過フィルタ 3,4 受光器 3a,3b,3c,4a,4b,4c 光センサアレイ 5 信号処理部 6 距離検出回路 9 先行車(対象物)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一または二以上の平行な光センサアレイを
    有する受光器の一対が、光センサアレイの長手方向に並
    設され、その対をなす光センサアレイの各組の上の結像
    位置に基づき先行車との車間距離を求める装置であっ
    て、赤外帯域透過フィルタを、各受光器に前置したこと
    を特徴とする車間距離検出装置。
JP6305769A 1994-12-09 1994-12-09 車間距離検出装置 Pending JPH08159754A (ja)

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JP6305769A JPH08159754A (ja) 1994-12-09 1994-12-09 車間距離検出装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005119175A1 (ja) * 2004-06-03 2005-12-15 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. カメラモジュール
JP2009186336A (ja) * 2008-02-06 2009-08-20 Keyence Corp 光学式変位計

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005119175A1 (ja) * 2004-06-03 2005-12-15 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. カメラモジュール
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