JPH08159515A - Icテスタ用冷却装置 - Google Patents
Icテスタ用冷却装置Info
- Publication number
- JPH08159515A JPH08159515A JP6321552A JP32155294A JPH08159515A JP H08159515 A JPH08159515 A JP H08159515A JP 6321552 A JP6321552 A JP 6321552A JP 32155294 A JP32155294 A JP 32155294A JP H08159515 A JPH08159515 A JP H08159515A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tester
- air
- cooling
- fan
- unit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Ventilation (AREA)
- Testing Or Measuring Of Semiconductors Or The Like (AREA)
- Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)
- Testing Of Individual Semiconductor Devices (AREA)
- Tests Of Electronic Circuits (AREA)
- Central Air Conditioning (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、空調室内で稼動させるICテスタ
の排気熱温気の冷却装置の最適手段を提供することを目
的とする。 【構成】 上記目的を達成するために、本発明は冷気を
ICテスタの上部より吸気し、ICテスタ内部で昇温し
た温気を下部より排気し、その温気排気物をファンと熱
交換器と受け皿と制御器とからなる冷却部で冷却する
が、その冷却部をグレーチング床下に設置する構成とす
る。よって設置床面積を最小にし、重心バランスが良
く、ICテスタで発生する発熱量を完全に冷却できる構
成となった。
の排気熱温気の冷却装置の最適手段を提供することを目
的とする。 【構成】 上記目的を達成するために、本発明は冷気を
ICテスタの上部より吸気し、ICテスタ内部で昇温し
た温気を下部より排気し、その温気排気物をファンと熱
交換器と受け皿と制御器とからなる冷却部で冷却する
が、その冷却部をグレーチング床下に設置する構成とす
る。よって設置床面積を最小にし、重心バランスが良
く、ICテスタで発生する発熱量を完全に冷却できる構
成となった。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ICテスタの内部で
発生する熱の冷却手段、特にクリーンルームでICテス
タを稼動させる場合のICテスタ用冷却装置に関する。
発生する熱の冷却手段、特にクリーンルームでICテス
タを稼動させる場合のICテスタ用冷却装置に関する。
【0002】
【従来の技術】当初のICテスタの冷却については、I
C自体がピン数16本以下と小規模でありICテスタも
小型であったので自然空冷で特に問題はなかった。その
後ICはMSI、LSIと規模が大きくなり、ピン数も
2百数10ピンから5百数10ピンとなり、最近では1
000ピンを越えるLSIも出現してきた。それらのL
SIを測定するICテスタも大型化してきた。それに伴
ってICテスタの発熱量が非常に多くなり、自然空冷に
よる冷却では不十分となってきた。
C自体がピン数16本以下と小規模でありICテスタも
小型であったので自然空冷で特に問題はなかった。その
後ICはMSI、LSIと規模が大きくなり、ピン数も
2百数10ピンから5百数10ピンとなり、最近では1
000ピンを越えるLSIも出現してきた。それらのL
SIを測定するICテスタも大型化してきた。それに伴
ってICテスタの発熱量が非常に多くなり、自然空冷に
よる冷却では不十分となってきた。
【0003】図3に従来のICテスタ用冷却装置の一例
を示す。図3(A)に正面図を、図3(B)に側面断面
図を示す。空気は温まると上昇するので、空気の吸気口
は下部に、排気口は上部に設け、ICテスタ30に隣接
して冷却器架台37を設置し、この両者間を上部のエア
ーダクト36で空気の流れを接続して、ICテスタ30
で発熱した温気を内部ファン38で引き込み、内部熱交
換器39で冷却して床下から排気する構造である。
を示す。図3(A)に正面図を、図3(B)に側面断面
図を示す。空気は温まると上昇するので、空気の吸気口
は下部に、排気口は上部に設け、ICテスタ30に隣接
して冷却器架台37を設置し、この両者間を上部のエア
ーダクト36で空気の流れを接続して、ICテスタ30
で発熱した温気を内部ファン38で引き込み、内部熱交
換器39で冷却して床下から排気する構造である。
【0004】内部熱交換器39は水冷式であり、ICテ
スタ30の排熱を空気/水に熱交換して、空気はテスト
室の外に放出する方式である。熱交換後の排気温度を2
5゜C以下にすると、テスト室内の空気を還流式で再利
用もできるので、有効な装置といえる。しかしながら、
冷却器架台37を増設するため床面積が大きくなるとい
う欠点がある。
スタ30の排熱を空気/水に熱交換して、空気はテスト
室の外に放出する方式である。熱交換後の排気温度を2
5゜C以下にすると、テスト室内の空気を還流式で再利
用もできるので、有効な装置といえる。しかしながら、
冷却器架台37を増設するため床面積が大きくなるとい
う欠点がある。
【0005】図4は、従来のICテスタ用冷却装置の他
の例である。図4(A)に正面図を図4(B)に側面断
面図を示す。図3と対応する部分には同一符号を付す。
図4の例は、図3例の床面積の欠点を無くすために、内
部熱交換器39をICテスタ30本体の上部に設けたも
のである。つまり、ICテスタ30の排熱をエアーダク
ト36で排気流の方向を前方あるいは後方に変え、IC
テスタ30本体から少しずらした位置に内部熱交換器3
9を設置して冷却し排気する構造である。
の例である。図4(A)に正面図を図4(B)に側面断
面図を示す。図3と対応する部分には同一符号を付す。
図4の例は、図3例の床面積の欠点を無くすために、内
部熱交換器39をICテスタ30本体の上部に設けたも
のである。つまり、ICテスタ30の排熱をエアーダク
ト36で排気流の方向を前方あるいは後方に変え、IC
テスタ30本体から少しずらした位置に内部熱交換器3
9を設置して冷却し排気する構造である。
【0006】内部熱交換器39の位置をICテスタ30
本体から少しずらすのは、内部熱交換器39で漏水のあ
った場合や結露ができて水滴がICテスタ30内部に進
入してくるのを防ぐためである。それでも水分の問題は
残る。またこの構造では重心のアンバランスの問題があ
り転倒防止の手段が必要である。床の耐荷重性の問題も
ある。
本体から少しずらすのは、内部熱交換器39で漏水のあ
った場合や結露ができて水滴がICテスタ30内部に進
入してくるのを防ぐためである。それでも水分の問題は
残る。またこの構造では重心のアンバランスの問題があ
り転倒防止の手段が必要である。床の耐荷重性の問題も
ある。
【0007】従来のICテスタ30の冷却装置は上記の
ように冷却器架台37を設けるか、上部に内部熱交換器
39を設置するかで行っていた。クリーンルームにIC
テスタ30を設置する場合も同様であった。
ように冷却器架台37を設けるか、上部に内部熱交換器
39を設置するかで行っていた。クリーンルームにIC
テスタ30を設置する場合も同様であった。
【0008】クリーンルームは防塵ルームであり温度や
湿度も一定範囲内に保たれている。防塵するために空調
された空気を天井に設けられたエアフィルタを通してク
リンルームの室内に導入し、クリンルーム内の空気を床
下より排気し、その空気を空調器を通して再び用いる還
流式が一般的である。半導体ICのウェハは品質上や製
造の歩留まり上から、塵を一番の敵としている。従って
半導体ICの製造は一般的にクリンルーム内で行い、引
き続いてクリンルーム内でウェハの状態でICテスタ3
0を用い性能テストを行なっている。
湿度も一定範囲内に保たれている。防塵するために空調
された空気を天井に設けられたエアフィルタを通してク
リンルームの室内に導入し、クリンルーム内の空気を床
下より排気し、その空気を空調器を通して再び用いる還
流式が一般的である。半導体ICのウェハは品質上や製
造の歩留まり上から、塵を一番の敵としている。従って
半導体ICの製造は一般的にクリンルーム内で行い、引
き続いてクリンルーム内でウェハの状態でICテスタ3
0を用い性能テストを行なっている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】今までは従来のICテ
スタの冷却装置を用いてクリンルーム内でも半導体IC
の性能テストを行っていたが、半導体ICの超高密度化
に伴うパターン幅1μm以下という狭幅化によってクリ
ーン度の向上が求められ、ICテスタからの排気の問題
で、主に図3(A)の冷却器架台37を設けて床下に排
気するという方法が採られていた。
スタの冷却装置を用いてクリンルーム内でも半導体IC
の性能テストを行っていたが、半導体ICの超高密度化
に伴うパターン幅1μm以下という狭幅化によってクリ
ーン度の向上が求められ、ICテスタからの排気の問題
で、主に図3(A)の冷却器架台37を設けて床下に排
気するという方法が採られていた。
【0010】更に、半導体ICの増産に伴いICテスタ
の数も増加し、クリンルームの空調の強化やICテスタ
の床面積の縮小化の要求が生じ、更にICテスタの排気
温度は吸気温度と等しいかそれ以下にするというような
要求も生じてきた。この発明は上記の要求に応えるもの
である。
の数も増加し、クリンルームの空調の強化やICテスタ
の床面積の縮小化の要求が生じ、更にICテスタの排気
温度は吸気温度と等しいかそれ以下にするというような
要求も生じてきた。この発明は上記の要求に応えるもの
である。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明は温気は上部より排気するという従来の発
想を逆転させ、冷気をICテスタの上部より吸引し、温
気を下部より強制的に排気し、床下にこのICテスタに
合う冷却部を設けて、吸引した冷気の温度と同等かそれ
以下に冷却して排気するという構成にした。
に、この発明は温気は上部より排気するという従来の発
想を逆転させ、冷気をICテスタの上部より吸引し、温
気を下部より強制的に排気し、床下にこのICテスタに
合う冷却部を設けて、吸引した冷気の温度と同等かそれ
以下に冷却して排気するという構成にした。
【0012】上記の構成により、従来のICテスタ用冷
却装置の欠点を解決した。つまり、図3(A)の構成に
よる冷却器架台37を除去することによる省スペース
化。図3(B)の構成による水滴によるICテスタ本体
への影響の排除、重心バランス、耐荷重性の問題等々の
解決。更にクリーンルームに従来から用いられているグ
レーチング床の下の空間に冷却部を設置するので、必要
に応じて複数のユニットによる強力な冷却部が増設でき
るので、ICテスタの排気温度は吸気温度と等しいかそ
れ以下にするという要求にも充分応えられる。なお、こ
の発明はクリンルーム以外の一般の空調室での使用にも
充分の効果が有る。以下、実施例について説明する。
却装置の欠点を解決した。つまり、図3(A)の構成に
よる冷却器架台37を除去することによる省スペース
化。図3(B)の構成による水滴によるICテスタ本体
への影響の排除、重心バランス、耐荷重性の問題等々の
解決。更にクリーンルームに従来から用いられているグ
レーチング床の下の空間に冷却部を設置するので、必要
に応じて複数のユニットによる強力な冷却部が増設でき
るので、ICテスタの排気温度は吸気温度と等しいかそ
れ以下にするという要求にも充分応えられる。なお、こ
の発明はクリンルーム以外の一般の空調室での使用にも
充分の効果が有る。以下、実施例について説明する。
【0013】
【実施例】図1に本発明の一実施例の構成図を、図2に
グレーチング床21下の冷却部の一実施例の平面図を示
す。図1(A)は正面図であり、図1(B)は側面断面
図である。図3、図4と対応する部分には同一符号を付
す。ICテスタ30の重量は500kgから1トン程度
であり、消費電力は10KW程度から多いものでは10
0KW程度のものまである。従って、空気温度の上昇は
状況にもよるが、10゜Cから15゜C程度上昇する。
そこでこの温度上昇した空気を冷却部13で元の温度に
戻してやる。
グレーチング床21下の冷却部の一実施例の平面図を示
す。図1(A)は正面図であり、図1(B)は側面断面
図である。図3、図4と対応する部分には同一符号を付
す。ICテスタ30の重量は500kgから1トン程度
であり、消費電力は10KW程度から多いものでは10
0KW程度のものまである。従って、空気温度の上昇は
状況にもよるが、10゜Cから15゜C程度上昇する。
そこでこの温度上昇した空気を冷却部13で元の温度に
戻してやる。
【0014】図1(B)に示すように、ICテスタ30
は一般にボードが組み込まれた測定部A31及び測定部
B32と、その測定部A31、B32に電源を供給する
電源部A33及び電源部B34が主要素で構成されてい
る。しかも発熱する主な部所も測定部A31、B32と
電源部A33、B34である。
は一般にボードが組み込まれた測定部A31及び測定部
B32と、その測定部A31、B32に電源を供給する
電源部A33及び電源部B34が主要素で構成されてい
る。しかも発熱する主な部所も測定部A31、B32と
電源部A33、B34である。
【0015】図示していないが、空調器からの25゜C
程度の冷気がエアフィールタ20を通してクリーンルー
ムに送出される。ICテスタ30はICテスタの筐体1
0の上方に設けられた吸気口11よりその空気を吸入す
る。吸気口11は上面でも、あるいは上方側面にでも設
ければよい。ICテスタ30内部にはファンモータ35
を複数個必要な場所に設けており、そのファンモータ3
5により冷気を上方より下方に吸い込んでいる。空気は
測定部A31、B32及び電源部A33、B34を通過
することにより、そこで発生している熱を吸収して温気
となり、下方の排気口12より排気される。
程度の冷気がエアフィールタ20を通してクリーンルー
ムに送出される。ICテスタ30はICテスタの筐体1
0の上方に設けられた吸気口11よりその空気を吸入す
る。吸気口11は上面でも、あるいは上方側面にでも設
ければよい。ICテスタ30内部にはファンモータ35
を複数個必要な場所に設けており、そのファンモータ3
5により冷気を上方より下方に吸い込んでいる。空気は
測定部A31、B32及び電源部A33、B34を通過
することにより、そこで発生している熱を吸収して温気
となり、下方の排気口12より排気される。
【0016】図1及び図2に示すように、クリーンルー
ムの床は、一般的に格子タイプのグレーチング床21で
構成されれいる。そのグレーチング床21はその下の真
の床(土台)から約60cm四方間隔に立てられた約5
0cm高の支柱22の上に敷設されている。そこで空気
はグレーチング床21を通過して土台との間を流れて空
調器に至る。
ムの床は、一般的に格子タイプのグレーチング床21で
構成されれいる。そのグレーチング床21はその下の真
の床(土台)から約60cm四方間隔に立てられた約5
0cm高の支柱22の上に敷設されている。そこで空気
はグレーチング床21を通過して土台との間を流れて空
調器に至る。
【0017】ICテスタ30はそのグレーチング床21
の上に設置されるので、ICテスタ用筐体10の排気口
12から排気される温気はそのまま床下に送出される。
通風を良くするために、排気口12の下のグレーチング
床21に穴を設けた方が良い。グレーチング床21は四
本の支柱22間の約60cm四方の物を敷き詰めてい
る。よってICテスタ30の冷却用に穴を開けた特別の
グレーチング床21を用意すると便利である。
の上に設置されるので、ICテスタ用筐体10の排気口
12から排気される温気はそのまま床下に送出される。
通風を良くするために、排気口12の下のグレーチング
床21に穴を設けた方が良い。グレーチング床21は四
本の支柱22間の約60cm四方の物を敷き詰めてい
る。よってICテスタ30の冷却用に穴を開けた特別の
グレーチング床21を用意すると便利である。
【0018】排気口12下のグレーチング床21の下に
冷却部13を設ける。図2に一例の冷却部13の平面図
を示す。冷却部13はファン14と熱交換器15と受け
皿16と制御器17とで構成される。ここで1個のファ
ン14と1個の熱交換器15と1個の受け皿16とで1
ユニットとしてユニット化すると便利である。グレーチ
ング床21下は支柱22によって約60cm平方に区切
られているので、この範囲に1ユニットが設置できるか
らである。つまり、1ユニットの外形の大きさを4本の
支柱22内、平面で60cm以下の約40cm平方、高
さが約35cm程度の範囲とし、受け皿16の上にファ
ン14と熱交換器15が納まる大きさとするとよい。こ
こで受け皿16は水分を受ける皿である。前述のように
熱交換器15が水漏れしたり、結露して水滴が落ちたり
するからである。土台に排水機能が有る場合には受け皿
16は不要である。
冷却部13を設ける。図2に一例の冷却部13の平面図
を示す。冷却部13はファン14と熱交換器15と受け
皿16と制御器17とで構成される。ここで1個のファ
ン14と1個の熱交換器15と1個の受け皿16とで1
ユニットとしてユニット化すると便利である。グレーチ
ング床21下は支柱22によって約60cm平方に区切
られているので、この範囲に1ユニットが設置できるか
らである。つまり、1ユニットの外形の大きさを4本の
支柱22内、平面で60cm以下の約40cm平方、高
さが約35cm程度の範囲とし、受け皿16の上にファ
ン14と熱交換器15が納まる大きさとするとよい。こ
こで受け皿16は水分を受ける皿である。前述のように
熱交換器15が水漏れしたり、結露して水滴が落ちたり
するからである。土台に排水機能が有る場合には受け皿
16は不要である。
【0019】図2での冷却部13は、この1ユニットで
ある受け皿16とファン14と熱交換器15を1ユニッ
トとしたものを4ユニット設置しているが、これはIC
テスタ30の発熱量でユニット数を決めればよい。必要
により1ユニットでも8ユニットでもよい。要はICテ
スタ30内部での温度上昇分を吸気冷気の温度まで下げ
ることである。この各ユニットを制御する冷却部13の
制御器17も、図示していないが、このユニットと同じ
大きさで構成して別置きにしたり、あるいはICテスタ
30内部に設けても良い。
ある受け皿16とファン14と熱交換器15を1ユニッ
トとしたものを4ユニット設置しているが、これはIC
テスタ30の発熱量でユニット数を決めればよい。必要
により1ユニットでも8ユニットでもよい。要はICテ
スタ30内部での温度上昇分を吸気冷気の温度まで下げ
ることである。この各ユニットを制御する冷却部13の
制御器17も、図示していないが、このユニットと同じ
大きさで構成して別置きにしたり、あるいはICテスタ
30内部に設けても良い。
【0020】そして、図示していないが、冷却部13は
ICテスタ30の温気排気口12からファン14を含め
て熱交換器15までの冷却部13をエアーダクトで構成
する方が効率が良い。温気の全てを冷却できるからであ
る。エアーダクトは土台がしっかりしている場合は上部
のみ被せる簡易型でもよい。また状況によってはエアー
ダクトが無くても効果はある。
ICテスタ30の温気排気口12からファン14を含め
て熱交換器15までの冷却部13をエアーダクトで構成
する方が効率が良い。温気の全てを冷却できるからであ
る。エアーダクトは土台がしっかりしている場合は上部
のみ被せる簡易型でもよい。また状況によってはエアー
ダクトが無くても効果はある。
【0021】ファン14はプロペラファンでも良いが、
温気の流通方向を90度変えるのでシロッコファンの方
が効果がある。図2では吸引力を大きくするため2連シ
ロッコファンを縦置きに用い温気を横から吸引している
が、1個のシロッコファンを横置きにし、上方の温気を
吸引して左右の方向に向きを変えさせても良い。
温気の流通方向を90度変えるのでシロッコファンの方
が効果がある。図2では吸引力を大きくするため2連シ
ロッコファンを縦置きに用い温気を横から吸引している
が、1個のシロッコファンを横置きにし、上方の温気を
吸引して左右の方向に向きを変えさせても良い。
【0022】冷却水は外部より引き込み、熱交換後に外
部に取り出す。図1、図2に示すように数個の熱交換器
15を連結ホース18で連結して縦続接続しても良い
が、熱交換器15毎に冷却水を並列に導入した方が効率
は良い。
部に取り出す。図1、図2に示すように数個の熱交換器
15を連結ホース18で連結して縦続接続しても良い
が、熱交換器15毎に冷却水を並列に導入した方が効率
は良い。
【0023】今までクリーンルームでの使用について詳
しく説明してきたが、この発明はクリーンルーム以外の
一般の空調室における使用にも充分な効果がある。つま
り、完成品のLSIを含むIC検査の空調室での使用で
も同等の効果がある。
しく説明してきたが、この発明はクリーンルーム以外の
一般の空調室における使用にも充分な効果がある。つま
り、完成品のLSIを含むIC検査の空調室での使用で
も同等の効果がある。
【0024】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、この発明は
空調室内に設置するICテスタにおいて上記の構成とし
たので、設置床面積を最小面積にでき、重心バランスが
良く、水分に関しては心配も無く、しかもICテスタ3
0で発生する発熱量を完全に冷却して空調室の空調器に
戻すので、空調室内に多数のICテスタを設置できる。
よって効率よくIC、LSI、のテストができるので、
その技術的効果、量産的効果は大である。
空調室内に設置するICテスタにおいて上記の構成とし
たので、設置床面積を最小面積にでき、重心バランスが
良く、水分に関しては心配も無く、しかもICテスタ3
0で発生する発熱量を完全に冷却して空調室の空調器に
戻すので、空調室内に多数のICテスタを設置できる。
よって効率よくIC、LSI、のテストができるので、
その技術的効果、量産的効果は大である。
【図1】本発明の一実施例の構成図である。(A)は正
面図、(B)は側面断面図である。
面図、(B)は側面断面図である。
【図2】図1実施例の冷却部の平面図である。
【図3】従来例の構成図である。
【図4】従来の他の例の構成図である。
10 ICテスタ用筐体 11 吸気口 12 排気口 13 冷却部 14 ファン 15 熱交換器 16 受け皿 17 制御器 18 連結ホース 20 エアーフィルタ 21 グレーチング床 22 支柱 30 ICテスタ 31 測定部A 32 測定部B 33 電源部A 34 電源部B 35 ファンモータ 36 エアーダクト 37 冷却器架台 38 内部ファン 39 内部熱交換器
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G01R 31/28 H05K 7/20 H // H01L 21/66 Z 7735−4M
Claims (4)
- 【請求項1】 空調室内に設置するICテスタ(30)
からの排気熱冷却装置において、 空調室のグレーチング床(21)上に設置され、冷気を
吸入する吸気口(11)を上部に、温気を下方に排出す
る排気口(12)を下部に有する筐体(10)を用いた
ICテスタ(30)と、 上記ICテスタ(30)下の上記グレーチング床(2
1)下に設置され、ICテスタ(30)からの温気を吸
排するファン(14)と上記温気を冷却する熱交換器
(15)とから成る冷却部(13)と、 を具備することを特徴とするICテスタ用冷却装置。 - 【請求項2】 冷却部(13)は、1個のファン(1
4)と1個の熱交換器(15)とで1ユニットとし、I
Cテスタ(30)の発熱量に応じて1ユニットあるいは
複数のユニットから成る冷却部(13)で構成された請
求項1記載のICテスタ用冷却装置。 - 【請求項3】 ICテスタ(30)下部の排気口(1
2)から冷却部(13)までの温気流通路をエアーダク
トで構成された請求項1又は2記載のICテスタ用冷却
装置。 - 【請求項4】 冷却部(13)のファン(14)はシロ
ッコ・ファンで構成された請求項1、2又は3記載のI
Cテスタ用冷却装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6321552A JPH08159515A (ja) | 1994-11-30 | 1994-11-30 | Icテスタ用冷却装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6321552A JPH08159515A (ja) | 1994-11-30 | 1994-11-30 | Icテスタ用冷却装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08159515A true JPH08159515A (ja) | 1996-06-21 |
Family
ID=18133846
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6321552A Pending JPH08159515A (ja) | 1994-11-30 | 1994-11-30 | Icテスタ用冷却装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08159515A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1163577A (ja) * | 1997-08-14 | 1999-03-05 | Takasago Thermal Eng Co Ltd | クリーンルーム用局所冷却装置 |
CN104977526A (zh) * | 2015-07-27 | 2015-10-14 | 佛山市中格威电子有限公司 | 一种空调通用测试工装 |
Citations (2)
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