JPH0641141U - Icテスタの排熱冷却構造 - Google Patents

Icテスタの排熱冷却構造

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JPH0641141U
JPH0641141U JP8153192U JP8153192U JPH0641141U JP H0641141 U JPH0641141 U JP H0641141U JP 8153192 U JP8153192 U JP 8153192U JP 8153192 U JP8153192 U JP 8153192U JP H0641141 U JPH0641141 U JP H0641141U
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JP
Japan
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tester
heat
air
exhaust heat
exhaust
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Pending
Application number
JP8153192U
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English (en)
Inventor
信哉 鈴木
Original Assignee
安藤電気株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ダウンフロークリーンルーム内に設置される
ICテスタ1の排熱を容易にする。 【構成】 ICテスタ1の底部に熱交換器2を配置す
る。熱交換器2は複数の熱交換ユニット21・22・2
3で構成され、各熱交換ユニットの流路管6には複数の
フィン7をが取り付ける。流路管6は着脱可能にホース
3で接続し、流路管6に水を流すことのよりICテスタ
1の排熱空気を冷却する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、ダウンフロークリーンルーム内に設置されるICテスタの排熱排 熱冷却構造についてのものである。ダウンフロークリーンルームは天井全面に高 性能エアフィルタを設置して吹き出し口とし、床全面にグレーティング床を設置 して吸込口とする方式で気流は天井から床に垂直に流れる。
【0002】
【従来の技術】
次に、従来技術によるICテスタの排熱冷却構造を図4により説明する。図4 はクリーンルーム内にICテスタ11が設置された状態を示し、ICテスタ11 は底部から空気を取り入れて、内部の排熱空気をファンにより天井から排気する 。図4はアップフロークリーンルームであり、室内天井の吹出口10から空気を 吹き出し、室内に適当に設けられた吸込口から還気する。
【0003】 図4の室内は室温を25℃前後に保つよう管理されているが、ICテスタのよう に排熱量が多いと室温調整が追いつかない場合がある。また、図4では、ICテ スタ11の排気は吹出口10からの吹出風で乱流となり、ICテスタ11が床面 から排気を吸い上げ循環するので、ICテスタ11の排熱を困難にする。
【0004】 一方、図4の状態で、空調室の冷却能力を上げると、ICテスタ11が設置さ れた場所以外では、冷えすぎて作業者へ悪影響を与える結果となる。したがって 、ICテスタ11周辺の温度と他の場所との温度むらが生じないように、排熱バ ランスを考えたレイアウトを行う必要がある。
【0005】 図5は、図4の問題を解消するため考案された排熱方法である。図5の12は フード、12Aはダクト、13は熱交換器である。図5では、ICテスタ11の 上方にフード12を配置し、フード12にダクト12Aを接続し、ダクト12A の終端に熱交換器13を接続する。熱交換器13は室内に設置され、ICテスタ 11の排熱空気は熱交換器13で冷却され、冷却した空気がICテスタ11に吹 き付けられ、還気するので排熱バランスが良い。
【0006】 次に、ダウンフロークリーンルーム内に設置されるICテスタの排熱冷却構造 を図6により説明する。図6の1はICテスタ、4はダウンフロークリーンルー ム、5はファンである。図4・5のICテスタ11が天井に向けて排熱されてい たのに対し、図6のICテスタ1は床に向けて排熱される。
【0007】 図6では、ICテスタ1の排熱空気はICテスタ1の下からグレーティング床 4Aを通過して床下ダクト4Bへ排気される。そして、排熱空気は室内空気と共 に床下ダクト4Bから空気調和機4Cに取り込まれ、室温に熱交換され、天井ダ クト4Dを経て、吹出口4Eから室内に流れる。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】
図5では室内の熱交換器を設けたり、ダクトを設置してICテスタを排熱処理 するため、空調費や空調設備費が多いという問題がある。また、一度設置すると レイアウト変更が簡単にできないため、設置場所が制限されるという問題がある 。したがって、ダウンフロークリーンルーム内にICテスタを設置すれば前述の 問題は解決される。しかし、図6では、ICテスタの排熱空気と室内空気は温度 と風圧が異なっており、条件の異なる空気を空気調和機4Cで吸引するため、I Cテスタ1から排出される局所的に大量の排熱空気は床下ダクト4Bに淀む場合 がある。さらには、排熱空気がグレーティング床4Aから室内に逆流する場合も ある。図6では、ICテスタの排熱を容易にするため床下ダクト4Bにファン5 を追加しているが、空気調和機4Cに必要以上の風量が必要になることに変わり はない。
【0009】 この考案は、ICテスタの底部に熱交換器を配置することによりダウンフロー クリーンルーム内に設置されるICテスタの排熱を容易にする冷却構造を提供す ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために、この考案では、ICテスタ1は上部から吸気し、内 部で温められた空気を下部から排気し、ICテスタ1をダウンフロークリーンル ーム内に設置して排熱する場合に、ICテスタ1の底部に熱交換器2を配置する 。また、熱交換器2は複数の熱交換ユニット21・22・23で構成され、前記 熱交換ユニットの流路管6には複数のフィン7が取り付けられ、流路管6は着脱 可能にホース3で接続され、流路管6に水を流すことのより排熱空気を冷却する 。
【0011】
【作用】
次に、この考案によるICテスタIの排熱冷却構造を図1により説明する。図 1の2は熱交換器、3はホースであり、その他のものは図6と同じものである。 すなわち、図1は図6のファン5のかわりに熱交換器2をICテスタ1の底部に 配置したものである。
【0012】 図1では、ICテスタ1はファンユニット1Aで吸気され、シェルフ1Cで温 められた排熱空気は、内部のファンユニット1Bにより下向きに吹き出すように 配置されているので、排熱空気は熱交換器2に吹き付けられ、グレーティング床 4Aに流れる。熱交換器2は複数の熱交換ユニット21・22・23で構成され 、各熱交換ユニットはホース3で接続される。熱交換ユニットに水を流すことに よって、ICテスタ1の排熱空気の温度を室温と同等にでき、空気調和機の負担 を軽減できる。
【0013】 図1では、熱交換器2は複数のユニットで構成され、折曲げ自在なホース3で 接続されているため、設置が容易であり、ICテスタ1の大きさに合わせてユニ ット構成を変化できる。また、熱交換器2はICテスタ1の下方に設置するため 、通風面積を大きく取ることができるので、熱交換器2の厚みを薄くすることが でき、スペース効率が良い。
【0014】
【実施例】
次に、熱交換ユニット2の実施例による構成を図2により説明する。図2の6 は流路管、7はフィンである。図2では、流路管6は、上段の給水元管6Aと、 下段の排水元管6Bと、給水元管6Aと排水元管6BをUの字状に接続する複数 の支管6Cで構成される。支管6Cには複数のフィン7が取り付けられる。給水 元管6Aと排水元管6Bの両端には接続口6Dをもち、ホース3または栓6Eが 接続される。水は給水元管6A、支管6C、排水元管6Bの順に流れ、この過程 で水は、複数のフィン7の表面でICテスタ1の排熱を吸収する。
【0015】 次に、熱交換ユニットを接続し水の流れる状態を図3により説明する。図3ア は図2のA矢視の断面図であり、図3イは図2のB矢視の断面図である。図3は 接続の一例であり、熱交換ユニット21・22・23を接続している。水は、熱 交換ユニット23の給水元管6Aの片端から入り、ホース3を通じて熱交換ユニ ット22の給水元管6Aへ流れ、熱交換ユニット21の給水元管6Aへ流れる。 水は各給水元管6Aからそれぞれの支管6Cを通じて、排水元管6Bへと流れる 。すなわち、各熱交換ユニットへの水の供給は並列になるので、各熱交換ユニッ トは同じ水温と流量の水が供給される。したがって、熱交換ユニット21・22 ・23は同等の冷却能力を得ることができるので、ICテスタ1の位置によって 冷却能力が変わることはない。
【0016】 熱交換ユニット21の給水元管6Aと排水元管6Bの接続口6Dは栓6Eでふ さがれているが、熱交換ユニットの設置数が多かったり、ICテスタ1の熱量が 多く水量を多く必要とする場合は、給排水口にすることもできる。
【0017】 図2の冷却水には、水温が15〜20℃のものを用いればICテスタ1の排気温度 を25℃前後に制御できる。冷却水は、例えば、地下水を使用する。地下水は年間 を通じて水温が15〜18℃なので、この考案に使用するのに適している。
【0018】 また、通常の空調室は室温25℃、湿度50%程度の環境であるので、15〜18℃の 水温によって結露は発生しないので、図2の熱交換器2にはドレン配管の必要が ない。地下水を用意できない環境や、複数台の水冷システムの設置で水量が多く なるなどの場合は、冷却水循環装置を室外に設置する。この方法によれば、水温 を自由に調整することができ、冷却水を循環して利用するため、ランニングコス トを安くすることができる。
【0019】 各熱交換ユニットを接続するホース3は、高圧ゴムホースなどを使用し、接続 部分にカップラをつければ、取り付け取り外しが容易となり、熱交換ユニットの 増減が容易である。熱交換器2はICテスタ1の底面に水平に設置するため、通 風面積を広く取ることができる。したがって、熱交換器2の空気の圧力損失が小 さいので、ブロアなどの高静圧のファンを付ける必要が無く、ICテスタ1内の ファンで十分排気できる。このように、スペース効率が良いので、従来のアップ フロー時の吸気口のスペースに熱交換器2が設置でき、従来のICテスタ1とほ ぼ同等の寸法で排気冷却構造を実現できる。
【0020】
【考案の効果】
この考案は、上部から吸気し、内部で温められた空気を下部から排気するIC テスタをダウンフロークリーンルーム内に設置して排熱する場合に、ICテスタ の底部に熱交換器を配置しているので、空調費および空調設備を軽減できる。ま た、室温に戻して排気するために、室内の温度分布が一様になる。さらに、熱交 換機はユニット構造であるので、設置および取り外しが容易であり、増減も容易 である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案によるICテスタの排熱構造の構成図
である。
【図2】図1の熱交換器2の実施例による構成図であ
る。
【図3】熱交換ユニットを接続し水の流れる状態図であ
る。
【図4】従来技術によるICテスタの排熱構造の構成図
である。
【図5】図4の他の排熱構造の構成図である。
【図6】ダウンフロークリーンルーム内に設置されるI
Cテスタの排熱冷却構造の構成図である。
【符号の説明】
1 ICテスタ 1A ファンユニット 1B ファンユニット 1C シェルフ 2 熱交換器 3 ホース 3A ファン 4 熱交換器 6 流路管 7 フィン 21 熱交換ユニット 22 熱交換ユニット 23 熱交換ユニット

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ICテスタは上部から吸気し、内部で温
    められた空気を下部から排気し、前記ICテスタをダウ
    ンフロークリーンルーム内に設置して排熱する場合に、 前記ICテスタの底部に熱交換器を配置することを特徴
    とするICテスタの排熱冷却構造。
  2. 【請求項2】 熱交換器は複数の熱交換ユニットで構成
    され、前記熱交換ユニットの流路管には複数のフィンが
    取り付けられ、前記流路管は着脱可能にホースで接続さ
    れ、前記流路管に水を流すことのより排熱空気を冷却す
    ることを特徴とする請求項1のICテスタの排熱冷却構
    造。
JP8153192U 1992-10-30 1992-10-30 Icテスタの排熱冷却構造 Pending JPH0641141U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8153192U JPH0641141U (ja) 1992-10-30 1992-10-30 Icテスタの排熱冷却構造

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JP8153192U JPH0641141U (ja) 1992-10-30 1992-10-30 Icテスタの排熱冷却構造

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JPH0641141U true JPH0641141U (ja) 1994-05-31

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ID=13748904

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JP8153192U Pending JPH0641141U (ja) 1992-10-30 1992-10-30 Icテスタの排熱冷却構造

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JP (1) JPH0641141U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08159515A (ja) * 1994-11-30 1996-06-21 Advantest Corp Icテスタ用冷却装置
JPH1163577A (ja) * 1997-08-14 1999-03-05 Takasago Thermal Eng Co Ltd クリーンルーム用局所冷却装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08159515A (ja) * 1994-11-30 1996-06-21 Advantest Corp Icテスタ用冷却装置
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