JPH08159454A - テント用暖房機の排気構造 - Google Patents

テント用暖房機の排気構造

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JPH08159454A
JPH08159454A JP6323790A JP32379094A JPH08159454A JP H08159454 A JPH08159454 A JP H08159454A JP 6323790 A JP6323790 A JP 6323790A JP 32379094 A JP32379094 A JP 32379094A JP H08159454 A JPH08159454 A JP H08159454A
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exhaust
tent
exhaust gas
tube
cylinder
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Michitaka Okura
通孝 大蔵
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Toyotomi Kogyo Co Ltd
Toyotomi Co Ltd
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Toyotomi Kogyo Co Ltd
Toyotomi Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 テントの屋根に排気筒を貫通する孔を設け、
孔の周囲に耐熱処理を施した特殊仕様のテントを用いな
いで、排気式の暖房機を使用可能にする。 【構成】 暖房機の枠体1の下部背面に排気口2を設
け、枠体1の排気口2と枠体1底面との寸法よりも大き
な寸法に入口部3aと出口部3bとをクランク状に偏心
させて排気接続筒3を構成し、更に、排気接続筒3の出
口部3bは、L形もしくはクランク状に形成した排気放
出筒4と連結する。一体に連結する排気接続筒3と排気
放出筒4は二重筒で構成して内筒を排気通路とし、排気
口2と排気接続筒3との取付け部には回動手段5を設
け、該回動手段5は排気接続筒3の出口部3bの外壁を
床面と密着状態で固定する。そして、この排気接続筒3
の出口部3bの外壁にテント6の下端を位置させること
によって、テント6の下端と床面との間から室外に排気
ガスを放出するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は屋外のテント内で使用
する暖房機に関する。
【0002】
【従来の技術】テント内で使用する暖房機は室内で使用
するよりも放熱が大きいから、大発熱量が要求されるも
のである。そして、大発熱量燃焼が可能な暖房機は排気
を外に排出する構造を備えており、テントの屋根に排気
筒を貫通する孔を設け、孔の周囲に耐熱処理を施した特
殊仕様のテントが必要であった。
【0003】一方、テントは設置と収納を繰返して夏期
・冬期のいつでも使用されるものであるから、冬期専用
のテントを多数所有することは不合理であり、冬期専用
のテントが不足する時は夏期用のテントを使い、排気筒
のいらない小形の暖房器を多数配置して暖房している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】夏期用のテントの中で
多数の小形の暖房器を使い、排気による空気の汚れに気
遣いながら使用することは、取扱者にとってかなりの負
担であり、好ましい使い方とは言えなかった。また、テ
ントに排気筒取付け用の孔をあける事は、テントの強度
が劣化し、排気温度対策が必要になり、更に、夏期使用
を考えるとこの孔を塞ぐ工夫が必要で、かなり特殊な高
価格のテントになってしまうものである。この為、夏期
に使用するテントもすべて冬期用のものを使うには、多
くの費用が必要となり、好ましいことではなかった。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は上記の課題を
暖房機の構造を改良することによって解決するもので、
暖房機の枠体1の下部背面に位置する排気口2と、枠体
1の排気口2と枠体1底面との寸法よりも大きな寸法に
入口部3aと出口部3bとをクランク状に偏心させた排
気接続筒3と、排気接続筒3の出口部3bに連結するL
形もしくはクランク状に形成した排気放出筒4とを設
け、一体に連結する排気接続筒3と排気放出筒4は二重
筒で構成して内筒を排気口2に連結して排気通路を構成
すると共に、前記枠体1の排気口2と排気接続筒3との
取付け部には回動手段5を設け、該回動手段5は排気接
続筒3の出口部3bの外壁を床面と密着状態で固定し、
該排気接続筒3の出口部3bの外壁にテント6の下端を
位置させたものである。
【0006】
【作用】排気口2に取付けする排気接続筒3はクランク
状に形成しており、出口部3bが床面(地面)と密着で
き、更に排気接続筒3の出口部3bに連結する排気放出
筒4の端は出口部3bよりも高い位置となっている。そ
して、排気接続筒3と排気放出筒4は二重筒で形成して
外壁を低温度に保持しており、床面と密着する排気接続
筒3の出口部3bの外壁にテント6の下端を位置させる
ことで、一般使用のテント内であっても排気形の大形暖
房機が使用可能となった。
【0007】
【実施例】図に示す実施例によってこの発明を説明する
と、1は排気式の暖房機の枠体、7は枠体1内に取付け
た圧力噴霧ポット式のバーナ、8はバーナ7に連続する
燃焼室、9は燃焼室に接続する放熱筒であり、放熱筒9
と枠体1の背板との間に反射板10を取付け、放熱筒9
から発生した熱線を枠体1の前面から放射して暖房に供
する。
【0008】2は枠体1の下部背面に位置させた排気口
であり、枠体1内の放熱筒9と連通する。11は枠体1
の底面に取付けた大形の車輪であり、暖房機の枠体1は
車輪11によって任意の場所に移動して使用できる。
【0009】3は入口部3aが枠体1の排気口2と連結
する排気接続筒、3bは排気接続筒3の出口部3bであ
り、該排気接続筒3はクランク状に形成し、かつ、入口
部3aと出口部3bとの偏心寸法t1は、枠体1の排気
口2と枠体1の下端(地面)との間の寸法t2よりも大
きな寸法に設定している。
【0010】4は排気接続筒3の出口部3bと連結する
排気放出筒であり、該排気放出筒4はL形もしくはクラ
ンク状に形成して、排気放出筒4の端部が排気接続筒3
の出口部3bから寸法t3だけ離れるように設定してい
る。
【0011】排気接続筒3と排気放出筒4は二重筒で構
成しており、全体を二重筒で形成したものは排気口2の
周囲の枠体1の背板によって、また、排気接続筒3の出
口部3b付近だけのように途中を二重筒で構成する時に
は、適宜な位置で内筒と外筒との間隙を塞ぎ、空気の流
通がないようにしている。
【0012】5は枠体1の排気口2と排気接続筒3との
接続部に設けた回動手段であり、図1の実施例は最も簡
単な回動手段5を示しており、排気口2の外側に取付筒
5aを固着し、排気接続筒3の端を排気口2と取付筒5
aに嵌合し、この嵌合位置を変えることで回動自在とし
ている。
【0013】また図3の実施例は排気口2の外側に、回
動手段5を構成する取付筒5aを回動自在に取付け、二
重筒で形成した排気接続筒3の外筒を取付筒5aに固定
し、かつ、内筒を排気口2と嵌合することによって、排
気接続筒3を回動自在としている。そして、回動手段5
を構成する枠体1の背板に取付けた取付筒の働きで、排
気接続筒3の抜け止めを構成している。
【0014】排気接続筒3は回動手段5の働きで、出口
部3bの外壁が床面と密着状態で固定されており、偏心
寸法t1が枠体1の下端との寸法t2よりも大としたか
ら、暖房機を使用する床面に段差があったり、地面に置
いて使用する時に地面に凹凸があったり、また地面の一
部を掘り下げて排気接続筒3の一部を地面に埋めたりし
ても確実に床面(地面)と密着状態に取付けて使用が可
能となるものである。また、L形もしくはクランク状に
形成した排気放出筒4の端部は、排気接続筒3の出口部
3bから寸法t3離して設けたから、排気放出筒4の端
部は床面より高い位置に開口できる。
【0015】6は床面と密着する排気接続筒3の出口部
3bに端部を位置させたテントであり、床面(地面)と
接するテント6の端に排気接続筒3の出口部3bが位置
したから、テント6に特別な排気筒取付け用の孔をあけ
る必要はなくなり、夏期に使用するテント6が冬期でも
使用できるようになったものである。
【0016】12は排気放出筒4の端部に取付け、テン
ト6の外側に設けた垂直立上げ用の排気筒であり、従来
ではテント6内で暖房機の枠体1の上面から直接立上げ
た排気筒と同じものである。13は排気放出筒4の端部
に直立する排気筒12に代って取付ける拡散排気口であ
り、暖房機に使用する燃焼用送風機の出力が大の時に
は、排気筒12に代って取付けることができる。
【0017】
【発明の効果】以上のように暖房機の排気口は給排気タ
イプ以外は枠体1の上面に形成され、排気口2に排気筒
を直立して排気するものが一般的であったが、この発明
では枠体1の下部背面に排気口2を形成し、排気口部分
を延長する特殊な排気接続筒3と排気放出筒4を設けた
から、排気接続筒3の出口部3bにテント6の端を位置
させてテントを張ることができ、初めて大形の暖房機が
排気筒取付け用の孔のないテントでも使用できるように
なったものである。
【0018】この為、従来特殊仕様として高価格の排気
筒取付け用の孔のある冬期専用のテントを使用していた
が、すべて夏期に使用する一般形のテントを備えるだけ
でよくなり、管理がしやすくなったものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明となる排気構造を備えた暖房機の断面
図である。
【図2】この発明となる暖房機の背面図である。
【図3】この発明となる暖房機の他の実施例を示す回動
手段部の要部断面図である。
【図4】この発明となる暖房機の排気部分の他の実施例
を示す要部断面図である。
【符号の説明】
1 枠体 2 排気口 3 排気接続筒 3a 入口部 3b 出口部 4 排気放出筒 5 回動手段 6 テント

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 暖房機の枠体1の下部背面に位置する排
    気口2と、枠体1の排気口2と枠体1底面との寸法より
    も大きな寸法に入口部3aと出口部3bとをクランク状
    に偏心させた排気接続筒3と、排気接続筒3の出口部3
    bに連結するL形もしくはクランク状に形成した排気放
    出筒4とを設け、一体に連結する排気接続筒3と排気放
    出筒4は二重筒で構成して内筒を排気口2に連結して排
    気通路を構成すると共に、前記枠体1の排気口2と排気
    接続筒3との取付け部には回動手段5を設け、該回動手
    段5は排気接続筒3の出口部3bの外壁を床面と密着状
    態で固定し、該排気接続筒3の出口部3bの外壁にテン
    ト6の下端を位置させてなるテント用暖房機の排気構
    造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002340330A (ja) * 2001-05-18 2002-11-27 Noritz Corp 燃焼装置用排気管及び燃焼装置
JP2009121816A (ja) * 2009-03-12 2009-06-04 Toyotomi Co Ltd 使用可能状態で保管できる暖房機装置

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JP2002340330A (ja) * 2001-05-18 2002-11-27 Noritz Corp 燃焼装置用排気管及び燃焼装置
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