JPH081587Y2 - 埋込型情報コンセント - Google Patents

埋込型情報コンセント

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JPH081587Y2
JPH081587Y2 JP1987043990U JP4399087U JPH081587Y2 JP H081587 Y2 JPH081587 Y2 JP H081587Y2 JP 1987043990 U JP1987043990 U JP 1987043990U JP 4399087 U JP4399087 U JP 4399087U JP H081587 Y2 JPH081587 Y2 JP H081587Y2
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JP
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door
information outlet
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mounting plate
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博之 立石
貞正 田中
光弘 高城
正明 中村
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [技術分野] 本考案は、規格化された既製の配線器具の取付枠を用
いて壁面に取り付けられ扉を備えた埋込型情報コンセン
トに関するものである。
[背景技術] 情報コンセント本体としてはDサブコネクタ、BNC接
栓ジャック、F型接栓ジャックなどがあり、このような
情報コンセント本体は、情報伝送機器あるいはワープロ
やコンピュータなどに使用されている。最近では、これ
らの情報伝送機器などの使用台数が急激に増加し、これ
らの機器と情報信号線とを接続する情報コンセント本体
の使用数も増加している。このため、これら情報コンセ
ント本体を壁面などに容易に設置できる埋込型情報コン
セントが商品化されている。この埋込型情報コンセント
は、既製の規格化された配線器具の寸法モジュールに形
成されたケーシング内に情報コンセント本体を収納した
ものであり、既製の配線器具を壁面に取り付ける取付枠
によって、既製の配線器具と同様に容易に情報コンセン
ト本体を壁面に設置できる。
ところで、この種の情報コンセント本体は、未使用時
において機器側のプラグが接続される接続部を露出させ
ておくと、埃やごみなどが接続部に付着したりして、使
用時に好ましくない現象が発生する可能性がある。そこ
で、これら埋込型情報コンセントは、未使用のときに接
続部を被覆する開閉自在な扉を備えている。ところが、
従来の扉は、閉塞状態を保持する保持部の形状が大き
く、情報コンセント本体を配設するスペースが小さくな
る問題があった。すなわち、第11図は情報コンセント本
体3を既製の規格化された配線器具の寸法モジュールに
形成されたケーシングCに収納し、既製の配線器具を壁
面に取り付ける取り付け枠7によって壁面に設置できる
ようにした埋込型情報コンセントの一例を示すものであ
り、ケーシングCに係止片91を設けたプッシュ釦92を取
り付け、ケーシングCに枢支して取り付けた扉4の先端
に係止突起93を突設し、扉4を閉じてプンッシュ釦92の
係止片91に係止突起93を係止させることによって、扉4
の閉塞状態を保持するようにしている。そしてプッシュ
釦92を第11図(d)の鎖線に示すように押すことによっ
て、係止片91と係止突起93との係止を外して扉4が開く
ことができるようになっている。この従来例にみられる
ように、扉4の閉塞状態を保持するプッシュ釦92、すな
わち上記保持部は形状が大きく、上記のように情報コン
セント本体3を配設するスペースが小さくなるものであ
った。
[考案の目的] 本考案は上述の点に鑑みて為されたものであり、その
目的とするところは、扉の閉塞状態を保持する保持部の
形状を小さくして、情報コンセント本体を配設するスペ
ースを大きくすることができる埋込型情報コンセントを
提供することにある。
[考案の開示] (構成) 本考案は、規格化された既製の壁面取付型の配線器具
の一連の寸法モジュールに形成されたケーシング内に情
報コンセント本体を収納し、既製の配線器具を壁面に取
り付ける取付枠にて壁面に埋め込まれ、上記情報コンセ
ント本体の接続部を露呈させるケーシングの開口窓を情
報コンセント本体の未使用時に閉塞する扉を備えた埋込
型情報コンセントであって、上記扉の長手方向の一端が
ケーシングの一端側に回動自在に軸着されるとともに、
この扉の他端に係止爪を形成し、上記扉をケーシングに
被着したとき上記扉の係止爪に係止して上記扉の閉塞状
態を保持する係止部をケーシングに形成した埋込型情報
コンセントであり、扉の他端の係止爪をケーシングの係
止部に係止するだけで扉の閉塞状態を保持できるように
して、扉の閉塞状態を保持する保持部の形状を小さくす
ることを可能とし、これにより扉の長手方向の一端に小
さな保持部を設けるだけで済むようにして、情報コンセ
ント本体の配設スペースを大きくできるようにし、また
情報コンセント本体の導電性を有する外殻の一部を構成
する取付鍔がねじ止めされる金属製の取付板を備え、こ
の取付板をケーシングを構成するボディの開口する底面
部全体を閉塞する形で取り付けることにより、この埋込
型情報コンセントを既製の配線器具と同様にして壁面に
埋設された壁面ボックスに取付枠を用いて取り付ける
と、情報コンセント本体の装着部を除いて取付板で情報
コンセント本体を室内側からシールドすることができ、
室内側からの外部ノズルが飛び込むことを防止できるよ
うにし(壁面を通しての屋外からのノイズの作用はあま
りないので室外からのシールドは特に考慮する必要はな
い)、さらにこの金属製の取付板を備えることにより、
多芯ケーブルや同軸ケーブルなどの比較的に固い信号線
を2枚の止め金具間に挟んで張力止めする張力止め具を
上記取付板に取り付けることができ、この張力止め具に
より多芯ケーブルや同軸ケーブなどの比較的に固い信号
線の線処理が埋込型情報コンセント単体で行なえるよう
にしたものである。
(実施例) 第1図及び第2図に本考案の一実施例を示す。本実施
例の埋込型情報コンセントは、Dサブコネクタなどの情
報コンセント本体3を壁面に取り付けるものである。
本実施例のケーシングは、下面が開口され規格化され
た既製の壁面取付型の配線器具の寸法モジュールに形成
された矩形箱状のボディ1と、上面に上記情報コンセン
ト本体3が取り付けられるとともに、上記ボディ1の下
面に取り付けられる取付板2とで構成されている。
本実施例のボディ1は、後述する既製の取付枠7に取
り付けられる一連の大きさである3個モジュールの大き
さに形成され、上面中央に開口窓11が形成されている。
上記ボディ1には、開口窓11を閉塞する扉4が取り付け
られる。このボディ1の両側下部には夫々外鍔部14を形
成してあり、側面に壁面取付用の既製の金属製取付枠
(図示せず)に本実施例の埋込型情報コンセントを取り
付けるための係止凹所13が一対形成してあり、夫々の外
鍔部14の側端からは合成樹脂製の取付枠7に本実施例の
埋込型情報コンセントを取り付けるための係止爪12が4
個側方に突設してある。上面の開口窓11の一端側には扉
4を回動自在にボディ1に取り付ける枢支部15が形成し
てある。この枢支部15は、扉4を枢支部15に取り付ける
軸42を両側から挿通する挿通穴16が穿設された断面略U
字状に形成され、枢支部15の両側の開口窓11側を切欠し
て、後述するスプリング43のコイル状部43aを枢支部15
内に収納できるようにしてある。このスプリング43はコ
字状に形成してあり、両端に軸42が挿通されるコイル状
部43aが形成され、このコイル状部43aの端部からは枢支
部15の内面に弾接する係止片が突設してある。ボディ1
の開口窓11の他端側には上記扉4の内面に係止され上記
スプリング43の力に抗して扉4を閉塞状態に保持する係
止部としての爪片18が突設してある。
扉4は矩形箱状であり、一端側に上記ボディ1の枢支
部15を嵌め込む切欠凹所41を形成してあり、凹所41を介
して両側から軸42を挿入する挿入孔44が両側面に穿孔し
てある。そして、上記ボディ1の爪片18の形成位置に応
じた扉4の他端の開口縁には、第2図に示す上記爪片18
に係止して扉4の閉塞状態を保持する係止爪49を形成し
てある。この扉4は、枢支部15内にスプリング43を装着
し、上記挿入孔44及びスプリング43のコイル状部43aを
通すとともに、軸42を扉4の挿入孔44及び枢支部15の挿
通穴16に通すことにより、ボディ1に回動自在に軸着さ
れる。上記枢支部15に装着されたスプリング43の中央部
は、扉4の内面に弾接され、開口窓11を閉塞するように
扉4が被着された状態、つまりボディ1の爪片18と扉の
係止爪49とが係合した状態では、扉4を開ける方向に付
勢している。従って、爪片18及び係止爪49との係合を外
せば、扉4はスプリング43のばね力で容易に開く。この
ように、扉4の他端の開口縁に形成された係止爪49をボ
ディ1の爪片18に係止するだけで、扉4の閉塞状態を保
持することができ、このように扉4の閉塞状態を保持す
る保持部を係止するだけの保持部とすることで、保持部
の形状を小さくすることが可能となり、従って扉4の長
手方向の一端に小さな保持部を設けることが可能にな
り、情報コンセント本体3の配設スペースを大きくでき
る。
取付板2は導電性を有する金属製の平板を下方に開口
した断面コ字状に形成し、両下端の外側に取付片21を長
手方向の全長にわたって形成してある。この取付片21に
穿孔されたねじ孔23を通してタッピンねじ81を上記ボデ
ィ1の外鍔部14下面に螺合することにより、取付板2が
ボディ1に取り付けられる。このように取付板2をコ字
状に形成して下面に凹所を形成することにより、多芯ケ
ーブルなどの複数本の芯線を有する信号線を情報コンセ
ント本体3に接続するスペースを確保できる。なお、取
付板2の両側面に夫々一対の係合孔を形成し、この係合
孔にボディ1の内側面に形成された突起を係合して、取
付板2をねじなしで取り付けるようにしても良い。この
取付板2の上面には情報コンセント本体3を装着する装
着穴22が穿設してあり、装着穴22の両端側方に情報コン
セント本体3をスライデングポスト82によって取り付け
る取付孔24が穿孔してある。一方の取付片21の下面には
後述する張力止め具5を取り付ける略コ字状の取付部25
が形成され、この取付部25の両側片には、内側に開口し
た保持孔26を形成してあり、この保持孔26にて後述する
張力止め具5の一端に形成された耳片53,55を回動自在
に保持するようになっている。
本実施例では情報コンセント本体3としてDサブコネ
クタを示してあり、この情報コンセント本体3は情報伝
送機器などの複数本のピンを有するプラグが装着される
ものであり、上記プラグのピンを受ける複数個の装着孔
33が穿孔されたコンセント本体部31の周面に平板状の取
付鍔32が形成されている。上記コンセント本体31の外殻
及び取付鍔32は導電性を有する金属にて形成され、この
外殻などにてアースを取るようにしてある。この取付鍔
32の両側には夫々挿通孔34が穿孔してあり、情報コンセ
ント本体3を取付板2の装着穴22に装着した状態で、座
金83及びスプリングワッシャ84を噛ませてスライデング
ポスト82にて取付鍔32を取付板2に取り付けて、情報コ
ンセント本体3を取付板2に取り付ける。なお、スライ
デングポスト82の代わりにロッキングポストを用いて、
情報コンセント本体3を取付板2に取り付けても良い。
張力止め具5は、2枚の止め金具51,52にて形成さ
れ、多芯ケーブルなどの信号線を取付板2の下面に固定
するものであり、取付板2の両側に形成された取付片21
間に架橋して取り付けられる。一方の止め金具52の一端
の両側に、上記取付板2の下面に形成された取付部25の
保持孔26の奥部に回動自在に係入される耳片53が形成さ
れ、他端部に張力止め具5を取付板2の他方の取付片21
に取り付けるねじ85用の透孔54が形成されている。他方
の止め金具51は、一端をL字状に折り曲げ、この折曲片
の先端両側にも上記取付部25を切り起こした切り起こし
部分に係止する耳片55が形成され、他端部には張力止め
具5を取付板2の取付片21に取り付けるねじ85用の透孔
56が形成されている。この止め金具51の長手方向の中央
には断面略U字状の湾曲部57を形成してある。つまり、
上記夫々の止め金具51,52は、止め金具52を取付板2下
面側にして、夫々の耳片53を取付部25の保持孔26に挿入
し、取付部25の開口側をめることにより、取付部25に
取り付けられる。このとき両止め金具51,52は回動する
ように取付部25の側片にめられている。信号線の張力
止めは、止め金具52と止め金具51の湾曲部57との間に信
号線を挟んで、この状態で止め金具5の他端部をファス
ナ86を夫々の止め金具51,52の他端部間に挟んでねじ85
にて取付板2の取付片21にねじ止めして行われる。この
多芯ケーブルなどの信号線のアース線は、取付板2の取
付片21に形成されたねじ孔28に螺合されるアース端子ね
じ87に巻回し、アース端子ねじ87を螺合して取付板2に
接続される。これにより、情報コンセント本体3のアー
スが取られる。
以上のようにして構成された埋込型情報コンセント
は、規格化された既製の1個モジュールの大きさに形成
された配線器具を壁面に取り付ける既製の合成樹脂製の
取付枠7にて壁面に取り付けられる。この取付枠7は1
個モジュールの配線器具が3個並べて取付できる一連の
大きさに形成されている。取付枠7の左縦枠72には各1
個モジュールの配線器具の取付位置に対応する位置に各
一対の係止孔73が穿設され、右縦枠74には各1個モジュ
ールの配線器具の取付位置に対応する位置に右縦枠74か
ら離間してそれぞれ側枠75が設けられている。各側枠75
の中央部にはそれぞれ解除片76が突設されており、解除
片76の両側に右縦枠74と側枠75と解除片76とに囲まれた
保持孔77が形成されている。従って、埋込型情報コンセ
ントのボディ1の左右に突設された係止爪12を係止孔7
3、および保持孔77に挿入すれば、ボディ1が取付枠7
に保持されるのである。ボディ1を取付枠7から外すに
は、ドライバ等の治具の先端部を用いて右縦枠74と側枠
75との距離を広げるように解除片76を押圧すれば、係止
爪12との係合が解除される。取付枠7の上下両端部には
壁に埋設される壁面ボックスに取り付けるための横長の
取付孔78、および化粧プレート(図示せず)をねじ止め
するためのねじ孔79が形成されている。
第3図及び第4図は考案の他の実施例を示すものであ
り、上記扉4の他端下面から係止爪45を下方に突設し、
ボディ1にこの係止爪45を挿入して係止する係止孔19を
穿設したものであり、係止爪45の内側面に形成された爪
部45aが係止孔19の内側の開口縁に係止して、係止爪45
と係止孔19との係止状態が保持されるようになってい
る。第5図及び第6図は上記扉4の他端下面から爪部46
aが夫々互いに異なる外側端面に形成された2個の係止
爪46を突設し、係止孔19の両側の開口縁に夫々爪部46a
を係止するようにしたものである。
第7図及び第8図は本考案のさらに他の実施例を示す
図であり、第3図と同様の爪片47を他端下面の最も外側
の端部に形成し、この爪片47をボディ1の上面から側面
にかけて凹設された凹所20に係止するようにしたもので
あり、爪片47の爪部47aが係止する係止段部20aを凹所20
に形成してある。
第9図および第10図は、本考案のさらに他の実施例を
示す図であり、扉4の表面にケーシング内に収納された
情報コンセント本体3を示す表示48を付したものであ
り、扉4を開けない状態でも埋込型情報コンセントが備
える情報コンセント本体3の種別が分かるようにしたも
のである。第10図(a)は情報コンセント本体3として
15ピンのDサブコネクタ、同図(b)は25ピンのDサブ
コネクタ、同図(c)はF型接栓ジャック、同図(d)
にBNC接栓ジャックを備えた埋込型情報コンセントを合
成樹脂製の取付枠7に取り付けた状態を示す。
[考案の効果] 本考案は上述のように、規格化された既製の壁面取付
型の配線器具の一連の寸法モジュールに形成されたケー
シング内に情報コンセント本体を収納し、既製の配線器
具を壁面に取り付け取付枠にて壁面に埋め込まれ、上記
情報コンセント本体のケーシングより露呈する接続部を
情報コンセント本体の未使用時に被覆する扉を備えた埋
込型情報コンセントであって、上記扉の長手方向の一端
がケーシングの一端側に回動自在に軸着されるとともに
他端の下面に係止爪が形成され、上記扉をケーシングに
被着した状態で上記扉の係止爪に係止して上記扉の被着
状態を保持する係止部をケーシングに形成してあるの
で、扉の他端に形成された係止爪をケーシングの係止部
に係止するだけで、扉の閉塞状態を保持することがで
き、このように係止するだけで扉の閉塞状態を保持する
保持部とすることで保持部の形状を小さくすることが可
能となり、従って扉の長手方向の一端に小さな保持部を
設けることが可能になり、情報コンセント本体の配線ス
ペースを大きくできる効果がある。また、情報コンセン
ト本体の導電性を有する外殻の一部を構成する取付鍔が
ねじ止めされる金属製の取付板を備え、この取付板をケ
ーシングを構成するボディの開口する底面部全体を閉塞
する形で取り付けてあるので、この埋込型情報コンセン
トを既製の配線器具と同様にして壁面に埋設された壁面
ボックスに取付枠を用いて取り付けると、情報コンセン
ト本体の装着部を除いて取付板で情報コンセント本体を
室内側からシールドすることができ、室内側からの外部
ノズルなどが飛び込むことを防止できる利点も得られ
る。しかも、上記取付板を備えていないと、合成樹脂製
のケーシングでは、多芯ケーブルあるいは同軸ケーブル
などの信号線を張力止めした張力止め具から及ぶ力で、
ケーシングが容易に破損するために、埋込型情報コンセ
ント自体に張力止め具は設けられないが、この金属製の
取付板を備えているので、信号線を張力止めする張力止
め具を取り付けることができ、またこの張力止め具を備
えれば、埋込型情報コンセント単体で多芯ケーブルや同
軸ケーブルなどの比較的に固い信号線の線処理が行な
え、壁面に埋設された壁面ボックスなどへの取付作業を
容易に行なうことができる。そしてこの張力止め具は多
芯ケーブルあるいは同軸ケーブルなどの信号線を間に挟
む2枚の止め金具から形成されており、各止め金具の一
方の端部を取付板に回動自在に枢支すると共に他方の端
部を取付板にねじ止めして取付板に取り付けるようにし
ているので、張力止め具を構成する2枚の取付板間に信
号線を挟んで確実に保持することができ、信号線の張力
止めを強固に行なわせることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の分解斜視図、第2図は同上
の断面図、第3図は本考案の他の実施例の分解斜視図、
第4図は同上の断面図、第5図は同上の別の実施例の分
解斜視図、第6図は同上の断面図、第7図は本考案のさ
らに他の実施例の分解斜視図、第8図は同上の断面図、
第9図は本考案のさらに他の実施例を示す分解斜視図、
第10図(a)〜(d)は同上の夫々異なる情報コンセン
ト本体を備えた埋込型情報コンセントを取付枠に取り付
けたときの正面図、第11図は従来例を示すものであり、
(a)は蓋を閉じた状態の正面図、(b)は蓋を閉じた
状態の側面図、(c)は蓋を開いた状態の正面図、
(d)は蓋を開いた状態の断面図である。 1はボディ、2は取付板、3は情報コンセント本体、4
は扉、5は張力止め具、18は爪片、19は係止孔、20は凹
所、32は取付鍔、45〜47,49は係止爪、51,52は止め金具
である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 高城 光弘 三重県津市白塚町2856番地 旭電器工業株 式会社内 (72)考案者 中村 正明 三重県津市白塚町2856番地 旭電器工業株 式会社内 (56)参考文献 特開 昭55−23754(JP,A) 特開 昭58−115782(JP,A) 実開 昭51−43429(JP,U)

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】規格化された既製の壁面取付型の配線器具
    の一連の寸法モジュールに形成されたケーシング内に情
    報コンセント本体を収納し、既製の配線器具を壁面に取
    り付ける取付枠にて壁面に埋め込まれ、上記情報コンセ
    ント本体の接続部を露呈させるケーシングの開口窓を情
    報コンセント本体の未使用時に閉塞する扉を備え、上記
    扉の長手方向の一端がケーシングの一端側に回動自在に
    軸着されるとともに、この扉の他端に係止爪を形成し、
    上記扉をケーシングに被着したとき上記扉の係止爪に係
    止して上記扉の閉塞状態を保持する係止部をケーシング
    に形成し、上記情報コンセント本体の導電性を有する外
    殻の一部を構成する取付鍔がねじ止めされる金属製の取
    付板を備え、この取付板をケーシングを構成するボディ
    の開口する底面部全体を閉塞する形で取り付け、多芯ケ
    ーブルあるいは同軸ケーブルなどの信号線を間に挟む2
    枚の止め金具から形成される張力止め具を備え、各止め
    金具の一方の端部を取付板に回動自在に枢支すると共に
    他方の端部を取付板にねじ止めしてこの張力止め具を取
    付板に取り付けて成ることを特徴とする埋込型情報コン
    セント。
  2. 【請求項2】上記扉の表面にケーシング内に収納された
    情報コンセント本体を示す表示を付して成ることを特徴
    とする実用新案登録請求の範囲第1項記載の埋込型情報
    コンセント。
JP1987043990U 1987-03-25 1987-03-25 埋込型情報コンセント Expired - Lifetime JPH081587Y2 (ja)

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JPS5523754A (en) * 1978-08-04 1980-02-20 Toshiba Electric Equip Device for mounting wiring instrument
JPS58115782A (ja) * 1981-12-29 1983-07-09 松下電工株式会社 化粧枠付接続器

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