JPH08158335A - 衝撃緩衝式ガードケーブル - Google Patents
衝撃緩衝式ガードケーブルInfo
- Publication number
- JPH08158335A JPH08158335A JP33050994A JP33050994A JPH08158335A JP H08158335 A JPH08158335 A JP H08158335A JP 33050994 A JP33050994 A JP 33050994A JP 33050994 A JP33050994 A JP 33050994A JP H08158335 A JPH08158335 A JP H08158335A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wire rope
- hanging wire
- shock
- cable
- front side
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Refuge Islands, Traffic Blockers, Or Guard Fence (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 支柱の前側に適宜の緩衝間隔を置きかつアン
カーした各吊りワイヤロープと、吊りワイヤロープに固
着して張設した複数のケーブルにより、優れた眺望性を
有し衝撃緩衝性を高めかつ損傷を低減して補修等を容易
とし、ガード性能、信頼性を向上するとともにコスト節
減を可能にしている。 【構成】 多数の支柱1,11を相互間隔を置き建て込
み、各支柱1,11の上部に突設した水平アーム2,1
2の先端部に吊りワイヤロープ5を垂下しかつ下端部を
地中にアンカー5して、吊りワイヤロープ5を支柱1,
11の前側に間隔Lを置き張設し、各吊りワイヤロープ
5の前側に複数のケーブル10を上下間隔を置き固着し
て張設したことに特徴を有する。
カーした各吊りワイヤロープと、吊りワイヤロープに固
着して張設した複数のケーブルにより、優れた眺望性を
有し衝撃緩衝性を高めかつ損傷を低減して補修等を容易
とし、ガード性能、信頼性を向上するとともにコスト節
減を可能にしている。 【構成】 多数の支柱1,11を相互間隔を置き建て込
み、各支柱1,11の上部に突設した水平アーム2,1
2の先端部に吊りワイヤロープ5を垂下しかつ下端部を
地中にアンカー5して、吊りワイヤロープ5を支柱1,
11の前側に間隔Lを置き張設し、各吊りワイヤロープ
5の前側に複数のケーブル10を上下間隔を置き固着し
て張設したことに特徴を有する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、道路の側部や中間帯、
鉄道の側部等の地面に沿つて構築し自動車等を緩衝して
受け止める衝撃緩衝式ガードケーブルに関するものであ
る。
鉄道の側部等の地面に沿つて構築し自動車等を緩衝して
受け止める衝撃緩衝式ガードケーブルに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来のガードケーブルは、図2に示すよ
うに道路の側部や中間帯等の地面aに打設したコンクリ
ート基礎bに端末支柱p1を建て込み、かつ多数の中間
支柱p2を地下に埋め込んで間隔を置き建て込み、複数
のケーブルcの端部を端末支柱p1に座金、ナツトe等
で連結し、中間支柱p2の前側(道路側)に断面U形状
のブラケツトfをボルト・ナツトg等で装着して、各ケ
ーブルcの中間部をブラケツトfの前部に金具hで取り
付けて構築し、ケーブル群の強靭性及び弾性、ブラケツ
トの弾性、支柱の支持力等で自動車等を緩衝して受け止
める構造になつている。
うに道路の側部や中間帯等の地面aに打設したコンクリ
ート基礎bに端末支柱p1を建て込み、かつ多数の中間
支柱p2を地下に埋め込んで間隔を置き建て込み、複数
のケーブルcの端部を端末支柱p1に座金、ナツトe等
で連結し、中間支柱p2の前側(道路側)に断面U形状
のブラケツトfをボルト・ナツトg等で装着して、各ケ
ーブルcの中間部をブラケツトfの前部に金具hで取り
付けて構築し、ケーブル群の強靭性及び弾性、ブラケツ
トの弾性、支柱の支持力等で自動車等を緩衝して受け止
める構造になつている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のガードケーブル
は、前記のように各ケーブルを端末支柱に直接に連結し
かつ中間支柱に装着したブラケツトの前部に取り付ける
ため、支柱と各ケーブルの間に十分な間隔を確保でき
ず、緩衝支持性に限界があり支柱に大きな衝撃が負荷さ
れて損傷し易く、車両が支柱に衝突して支柱とともに破
壊や損傷、破壊されて、補修工事に多くの手数、手間を
要しコスト高になつている。また、最近の車両の大型化
や高速化に対応できず、転落事故の原因になるなどの課
題がある。
は、前記のように各ケーブルを端末支柱に直接に連結し
かつ中間支柱に装着したブラケツトの前部に取り付ける
ため、支柱と各ケーブルの間に十分な間隔を確保でき
ず、緩衝支持性に限界があり支柱に大きな衝撃が負荷さ
れて損傷し易く、車両が支柱に衝突して支柱とともに破
壊や損傷、破壊されて、補修工事に多くの手数、手間を
要しコスト高になつている。また、最近の車両の大型化
や高速化に対応できず、転落事故の原因になるなどの課
題がある。
【0004】本発明は、前記のような課題に対処するた
めに開発されたものであつて、その目的とする処は、支
柱の前側に適宜の緩衝間隔を形成しかつアンカーした吊
りワイヤロープを張設して、吊りワイヤロープにケーブ
ルを固着して張設したことにより、優れた眺望性を有し
衝撃緩衝性を高めかつ損傷を低減して補修等を容易と
し、ガード性能、信頼性を向上するとともにコスト節減
を可能にした衝撃緩衝式ガードケーブルを提供するにあ
る。
めに開発されたものであつて、その目的とする処は、支
柱の前側に適宜の緩衝間隔を形成しかつアンカーした吊
りワイヤロープを張設して、吊りワイヤロープにケーブ
ルを固着して張設したことにより、優れた眺望性を有し
衝撃緩衝性を高めかつ損傷を低減して補修等を容易と
し、ガード性能、信頼性を向上するとともにコスト節減
を可能にした衝撃緩衝式ガードケーブルを提供するにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、多数の支柱を
相互間隔を置き建て込み、各支柱の上部に突設した水平
アームの先端部に吊りワイヤロープを垂下し下端部を地
中にアンカーして、吊りワイヤロープを支柱の前側に緩
衝間隔を形成して張設し、各吊りワイヤロープの前側に
複数のケーブルを上下間隔を置き固着して張設したこと
により、衝撃緩衝性を高めかつ損傷を低減して補修等を
容易にして、前記のような課題を解消している。
相互間隔を置き建て込み、各支柱の上部に突設した水平
アームの先端部に吊りワイヤロープを垂下し下端部を地
中にアンカーして、吊りワイヤロープを支柱の前側に緩
衝間隔を形成して張設し、各吊りワイヤロープの前側に
複数のケーブルを上下間隔を置き固着して張設したこと
により、衝撃緩衝性を高めかつ損傷を低減して補修等を
容易にして、前記のような課題を解消している。
【0006】
【作用】各支柱の前側に緩衝間隔を形成して配設しかつ
アンカーした各吊りワイヤロープと各ケーブルからなる
ロープ群は、強靭で優れた弾性特性を有し、強大な衝撃
荷重が負荷されても、この衝撃エネルギーを効果的に吸
収して優れた緩衝性を発揮し、支柱に車両が衝突するの
が回避されるとともに、この衝撃荷重は著しく緩和され
主として水平アームの先端部からこの水平アームを介し
支柱の軸方向に負荷されて、支柱は効率良く支持力を発
揮し総合的に優れた緩衝支持性能、信頼性が得られる。
また、支柱や車両の損傷が著しく低減され、ロープ群の
損傷は容易に取り替えて補修される。衝撃荷重に対応し
て吊りワイヤロープの長さ、ケーブルの増設やこれらの
強靭性や弾性等の調整が容易になり、車両の乗り越え転
落事故等が効果的に防止される。また、優れた眺望性が
得られる。
アンカーした各吊りワイヤロープと各ケーブルからなる
ロープ群は、強靭で優れた弾性特性を有し、強大な衝撃
荷重が負荷されても、この衝撃エネルギーを効果的に吸
収して優れた緩衝性を発揮し、支柱に車両が衝突するの
が回避されるとともに、この衝撃荷重は著しく緩和され
主として水平アームの先端部からこの水平アームを介し
支柱の軸方向に負荷されて、支柱は効率良く支持力を発
揮し総合的に優れた緩衝支持性能、信頼性が得られる。
また、支柱や車両の損傷が著しく低減され、ロープ群の
損傷は容易に取り替えて補修される。衝撃荷重に対応し
て吊りワイヤロープの長さ、ケーブルの増設やこれらの
強靭性や弾性等の調整が容易になり、車両の乗り越え転
落事故等が効果的に防止される。また、優れた眺望性が
得られる。
【0007】
【実施例】図1(A)(B)(C)に本発明の第1実施
例、図1(D)に支柱の第2実施例を示す。図中1,1
1は支柱、2,12は支柱の上部に突設した水平アー
ム、3は支柱1のコンクリート基礎、5は水平アームの
先端部に連結金具6や座金、ナツト7で垂下した吊りワ
イヤロープ、8は吊りワイヤロープの下端部に固着した
アンカー、9はケーブルの固着金具、10は吊りワイヤ
ロープに上下間隔を置き固着して張設したケーブル、1
3は水平アーム12を取付金具14で連結して支持した
ワイヤロープ、15は各ケーブルの端部のコンクリート
基礎、16は各ケーブルの端部のアンカー、Lは支柱と
吊りワイヤロープとの間に形成した緩衝間隔である。
例、図1(D)に支柱の第2実施例を示す。図中1,1
1は支柱、2,12は支柱の上部に突設した水平アー
ム、3は支柱1のコンクリート基礎、5は水平アームの
先端部に連結金具6や座金、ナツト7で垂下した吊りワ
イヤロープ、8は吊りワイヤロープの下端部に固着した
アンカー、9はケーブルの固着金具、10は吊りワイヤ
ロープに上下間隔を置き固着して張設したケーブル、1
3は水平アーム12を取付金具14で連結して支持した
ワイヤロープ、15は各ケーブルの端部のコンクリート
基礎、16は各ケーブルの端部のアンカー、Lは支柱と
吊りワイヤロープとの間に形成した緩衝間隔である。
【0008】本発明の第1実施例は(図1A,B,C参
照)、多数の支柱1を相互間隔を置き建て込み、各支柱
1の上部に突設した水平アーム2の先端部に吊りワイヤ
ロープ5を垂下しかつ下端部を地中にアンカー8して、
吊りワイヤロープ5を支柱1の前側に衝撃間隔Lを形成
して張設し、各吊りワイヤロープ5の前側に複数のケー
ブル10を上下間隔を置き固着して張設した衝撃緩衝式
ガードケーブルになつている。
照)、多数の支柱1を相互間隔を置き建て込み、各支柱
1の上部に突設した水平アーム2の先端部に吊りワイヤ
ロープ5を垂下しかつ下端部を地中にアンカー8して、
吊りワイヤロープ5を支柱1の前側に衝撃間隔Lを形成
して張設し、各吊りワイヤロープ5の前側に複数のケー
ブル10を上下間隔を置き固着して張設した衝撃緩衝式
ガードケーブルになつている。
【0009】さらに詳述すると、第1実施例において、
支柱1は、好ましくは適宜の径サイズの鋼管あるいはま
た各種の形鋼材で形成し、上部を水平に折曲して適宜の
長さサイズの水平アーム2を一体に連設して、支柱と水
平アームとの間にサポート2aを斜設して補強した構造
になつている。この支柱1は、好ましくは図示のように
下部をコンクリート基礎3に埋設して建て込まれ、主と
して中間支柱にあるいはまた端末支柱として適宜の間隔
を置き建て込まれる。
支柱1は、好ましくは適宜の径サイズの鋼管あるいはま
た各種の形鋼材で形成し、上部を水平に折曲して適宜の
長さサイズの水平アーム2を一体に連設して、支柱と水
平アームとの間にサポート2aを斜設して補強した構造
になつている。この支柱1は、好ましくは図示のように
下部をコンクリート基礎3に埋設して建て込まれ、主と
して中間支柱にあるいはまた端末支柱として適宜の間隔
を置き建て込まれる。
【0010】また、吊りワイヤロープ5は、ケーブル1
0と同等かそれ以上の耐強度及び適度の伸びを有し、下
端部を地中にアンカー8して上端部を水平アーム2の先
端部に連結金具6や座金、ナツト7で固着しかつ適度の
張力を負荷して、支柱1の前側に緩衝間隔Lを確保して
垂直に張設される。この吊りワイヤロープ5は、それ自
体の適度の伸びあるいはまた下端部のアンカー力によ
り、各ケーブル10を上下間隔を置き保持するととも
に、各ケーブル10に負荷される衝撃荷重を緩衝して受
け止める。車両等を緩衝支持して受け止め支柱1に直接
に衝突するのを防止する構造になつている。
0と同等かそれ以上の耐強度及び適度の伸びを有し、下
端部を地中にアンカー8して上端部を水平アーム2の先
端部に連結金具6や座金、ナツト7で固着しかつ適度の
張力を負荷して、支柱1の前側に緩衝間隔Lを確保して
垂直に張設される。この吊りワイヤロープ5は、それ自
体の適度の伸びあるいはまた下端部のアンカー力によ
り、各ケーブル10を上下間隔を置き保持するととも
に、各ケーブル10に負荷される衝撃荷重を緩衝して受
け止める。車両等を緩衝支持して受け止め支柱1に直接
に衝突するのを防止する構造になつている。
【0011】さらに、ケーブル10は、想定される衝撃
荷重に対応させて7×7構造や7×19構造、7×37
構造等の各種のワイヤロープを適用し、衝撃荷重に対応
した強靭性、弾性を有するワイヤロープの選択ととも
に、必要に応じ本数の増加が容易になつている。また、
吊りワイヤロープ5の優れた衝撃性により比較的に小さ
い伸び特性のワイヤロープが適用可能である。各ケーブ
ル10の端部は、例えばコンクリート基礎15にアンカ
ー16して取り付けられる。固着金具9は、従来の各種
の構造のものが適用される。
荷重に対応させて7×7構造や7×19構造、7×37
構造等の各種のワイヤロープを適用し、衝撃荷重に対応
した強靭性、弾性を有するワイヤロープの選択ととも
に、必要に応じ本数の増加が容易になつている。また、
吊りワイヤロープ5の優れた衝撃性により比較的に小さ
い伸び特性のワイヤロープが適用可能である。各ケーブ
ル10の端部は、例えばコンクリート基礎15にアンカ
ー16して取り付けられる。固着金具9は、従来の各種
の構造のものが適用される。
【0012】第1実施例の衝撃緩衝式ガードケーブルに
おいて、各支柱1の前側に緩衝間隔Lを形成して配設し
た各吊りワイヤロープ5及び各ケーブル10からなるロ
ープ群5,10は、強靭で優れた弾性を有し車両が衝突
して強大な衝撃荷重が負荷されても、この衝撃エネルギ
ーを効果的に吸収して優れた緩衝性を発揮し、支柱1に
車両が衝突するのが回避される。また、この衝撃荷重は
著しく低減されて各吊りワイヤロープ5から水平アーム
2の先端部及び水平アームを介し主として支柱1の軸荷
重として負荷され、支柱1は効率良く支持力を発揮し総
合的に優れた緩衝支持性能が得られる。この衝撃緩衝式
ガードケーブルでは、支柱1の損傷が著しく低減され、
ロープ群5,10の損傷は容易に取り替えて補修でき
る。また、車両の損傷が最小限にとどめられるとともに
優れた眺望性を有し、衝撃荷重に対応させて吊りワイヤ
ロープ5の長さやケーブル10の増設、さらにこれらの
選択が容易であつて、車両の乗り越えや転落等の事故が
効果的に防止される。
おいて、各支柱1の前側に緩衝間隔Lを形成して配設し
た各吊りワイヤロープ5及び各ケーブル10からなるロ
ープ群5,10は、強靭で優れた弾性を有し車両が衝突
して強大な衝撃荷重が負荷されても、この衝撃エネルギ
ーを効果的に吸収して優れた緩衝性を発揮し、支柱1に
車両が衝突するのが回避される。また、この衝撃荷重は
著しく低減されて各吊りワイヤロープ5から水平アーム
2の先端部及び水平アームを介し主として支柱1の軸荷
重として負荷され、支柱1は効率良く支持力を発揮し総
合的に優れた緩衝支持性能が得られる。この衝撃緩衝式
ガードケーブルでは、支柱1の損傷が著しく低減され、
ロープ群5,10の損傷は容易に取り替えて補修でき
る。また、車両の損傷が最小限にとどめられるとともに
優れた眺望性を有し、衝撃荷重に対応させて吊りワイヤ
ロープ5の長さやケーブル10の増設、さらにこれらの
選択が容易であつて、車両の乗り越えや転落等の事故が
効果的に防止される。
【0013】図1(D)に示す支柱の第2実施例は、支
柱11の上部に水平アーム12をピン12a等で取り付
けて連結するとともに、支柱11の上端部と水平アーム
12の先端部との間にワイヤロープ13を適宜の取付金
具14で連結して、水平アーム12の先端部に吊りワイ
ヤロープ5を連結金具6や座金、ナツト7で垂下した構
造になつており、第1実施例の支柱1に替えて適用され
る。第1実施例に比べ支柱11に対し水平アーム12の
先端側を上下方向に傾動可能として、ワイヤロープ13
で水平アーム12を水平に支持した構造に特徴を有し、
ワイヤロープ13により吊りワイヤロープ5の張力を適
度に調節可能にするとともに支柱11の損傷を低減し、
水平アーム12部の取り替えを可能とし補修を容易にし
ている。この支柱11は、図示のように地中に埋め込ん
で建て込むこともでき、基本的には第1実施例の支柱1
と同様な構造になつており、第1実施例と同様を作用、
効果も得られる。
柱11の上部に水平アーム12をピン12a等で取り付
けて連結するとともに、支柱11の上端部と水平アーム
12の先端部との間にワイヤロープ13を適宜の取付金
具14で連結して、水平アーム12の先端部に吊りワイ
ヤロープ5を連結金具6や座金、ナツト7で垂下した構
造になつており、第1実施例の支柱1に替えて適用され
る。第1実施例に比べ支柱11に対し水平アーム12の
先端側を上下方向に傾動可能として、ワイヤロープ13
で水平アーム12を水平に支持した構造に特徴を有し、
ワイヤロープ13により吊りワイヤロープ5の張力を適
度に調節可能にするとともに支柱11の損傷を低減し、
水平アーム12部の取り替えを可能とし補修を容易にし
ている。この支柱11は、図示のように地中に埋め込ん
で建て込むこともでき、基本的には第1実施例の支柱1
と同様な構造になつており、第1実施例と同様を作用、
効果も得られる。
【0014】
【発明の効果】本発明は、前述のように構成され、各支
柱の前側に緩衝間隔を形成して配設した各吊りワイヤロ
ープと各ケーブルからなるロープ群は、強靭で優れた弾
性を有し強大な衝撃荷重が負荷されても、この衝撃エネ
ルギーを効果的に吸収して優れた緩衝性を発揮し、支柱
に車両が衝突するのが回避されるとともに、この衝撃荷
重は著しく低減されて水平アームの先端部から水平アー
ムを介し支柱に負荷されて、支柱は効率良く支持力を発
揮し総合的に衝撃緩衝性を高めかつ損傷を低減して補修
等を容易とし、優れた眺望性を有しガード性能、信頼性
が著しく向上されている。
柱の前側に緩衝間隔を形成して配設した各吊りワイヤロ
ープと各ケーブルからなるロープ群は、強靭で優れた弾
性を有し強大な衝撃荷重が負荷されても、この衝撃エネ
ルギーを効果的に吸収して優れた緩衝性を発揮し、支柱
に車両が衝突するのが回避されるとともに、この衝撃荷
重は著しく低減されて水平アームの先端部から水平アー
ムを介し支柱に負荷されて、支柱は効率良く支持力を発
揮し総合的に衝撃緩衝性を高めかつ損傷を低減して補修
等を容易とし、優れた眺望性を有しガード性能、信頼性
が著しく向上されている。
【0015】また、支柱や車両の損傷が著しく低減さ
れ、ロープ群の損傷は容易に取り替えて補修されるなど
コスト節減され、衝撃荷重に対応して吊りワイヤロープ
の長さやケーブルの増設、さらにこれらの選択が容易で
あり、車両の乗り越えや転落等の事故が効果的に防止さ
れる。
れ、ロープ群の損傷は容易に取り替えて補修されるなど
コスト節減され、衝撃荷重に対応して吊りワイヤロープ
の長さやケーブルの増設、さらにこれらの選択が容易で
あり、車両の乗り越えや転落等の事故が効果的に防止さ
れる。
【図1】本発明の第1実施例を示す正面図(A)と平面
図(B)と支柱の側視図(C)及び支柱の第2実施例を
示す側視図(D)
図(B)と支柱の側視図(C)及び支柱の第2実施例を
示す側視図(D)
【図2】従来例を示す正面図(A)と平面図(B)であ
る。
る。
1,11 支柱 2,12 水平アーム 5 吊りワイヤロープ 10 ケーブル L 緩衝間隔
Claims (1)
- 【請求項1】 多数の支柱を相互間隔を置き建て込み、
各支柱の上部に突設した水平アームの先端部に吊りワイ
ヤロープを垂下しかつ下端部を地中にアンカーして、同
吊りワイヤロープを支柱の前側に緩衝間隔を形成して張
設し、各吊りワイヤロープの前側に複数のケーブルを上
下間隔を置き固着して張設したことを特徴とする衝撃緩
衝式ガードケーブル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33050994A JPH08158335A (ja) | 1994-12-08 | 1994-12-08 | 衝撃緩衝式ガードケーブル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33050994A JPH08158335A (ja) | 1994-12-08 | 1994-12-08 | 衝撃緩衝式ガードケーブル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08158335A true JPH08158335A (ja) | 1996-06-18 |
Family
ID=18233432
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33050994A Pending JPH08158335A (ja) | 1994-12-08 | 1994-12-08 | 衝撃緩衝式ガードケーブル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08158335A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106087812A (zh) * | 2016-08-23 | 2016-11-09 | 中国电建集团贵阳勘测设计研究院有限公司 | 一种提高公路防护栏安全性能的方法及装置 |
CN106087738A (zh) * | 2016-08-19 | 2016-11-09 | 交通运输部公路科学研究所 | 自张紧的缆索护栏 |
-
1994
- 1994-12-08 JP JP33050994A patent/JPH08158335A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106087738A (zh) * | 2016-08-19 | 2016-11-09 | 交通运输部公路科学研究所 | 自张紧的缆索护栏 |
CN106087812A (zh) * | 2016-08-23 | 2016-11-09 | 中国电建集团贵阳勘测设计研究院有限公司 | 一种提高公路防护栏安全性能的方法及装置 |
CN106087812B (zh) * | 2016-08-23 | 2018-06-01 | 贵州建工集团第八建筑工程有限责任公司 | 一种提高公路防护栏安全性能的方法及装置 |
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