JPH08157114A - 巻取機における巻芯管切断供給装置及び同装置を用いた自動巻取システム - Google Patents

巻取機における巻芯管切断供給装置及び同装置を用いた自動巻取システム

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JPH08157114A
JPH08157114A JP32373794A JP32373794A JPH08157114A JP H08157114 A JPH08157114 A JP H08157114A JP 32373794 A JP32373794 A JP 32373794A JP 32373794 A JP32373794 A JP 32373794A JP H08157114 A JPH08157114 A JP H08157114A
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tube
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春美 森
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 巾広一本物の巻芯管をスリット巾に合わせて
切断、供給し、巻芯管の大きさの変更に容易に対応し
て、スリット巻取り装置の巻取効率の向上をはかる。 【構成】 左右対称位置に巻芯管マンドレル24,25
を片持的に有するターレット装置21と、その一側方近
傍に配設され、広巾一本物の巻芯管15,16を1本宛
取り出し巻芯管マンドレルの一方に挿入する装置と、巻
芯管を巻芯管マンドレルで保持し、その巻芯管を所要裁
数に合わせて複数の狭巾巻芯管に切断する巻芯管切断装
置54と、上部に複数の狭巾巻芯管を一体に保持する受
け台77を有して上下に昇降する巻芯管移送装置55′
と、巻芯管マンドレルに保持された上記一体の狭巾巻芯
管を上昇した受け台上に抜き取る巻芯管抜取り装置55
の各装置を備え、それら各装置がシーケンス制御によっ
て制御されている巻取機の巻芯管切断供給装置である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は巻取機における巻芯管切
断供給装置ならびに該装置を使用した巻取りシステムに
係り、詳しくは前工程より送り込まれて来るシートを複
数条にスリットして、巻芯軸に配列された裁断条数と同
数の巻芯管に巻取る巻取りにおいて、巾広一本物の巻芯
管をスリット巾に合わせて切断し、巻取機に供給する装
置ならびに同装置を用いた自動巻取りシステムに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】前工程より送り込まれてくるシートを複
数条にスリットして巻芯軸に配列された裁断条数と同数
の巻芯管に巻取る巻取機はスリット巻取り装置として知
られており、フイルム、シート等の巻取りに広く用いら
れている。
【0003】ところが、このような裁断巻取りにおい
て、スリット巾は必ずしも一定でなく、また巻取り時の
巻芯管、通常紙管であるが、この紙管の大きさも異なる
ことが屡々ある。
【0004】従来、このような巻芯管の大きさ、即ち径
と巾に変更がある場合、その都度、予め所要の大きさに
切断された巻芯管を購入し、人手でによってセットがな
されていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、巻芯管の大き
さの変わる度に新たにセットしなければならないことは
頗る煩雑であり、しかも、巻取機をその都度、停止しな
ければならないことから生産効率の低下は争えない状況
であった。
【0006】本発明は上述の如き事実に対処し、巾広一
本物の巻芯管をスリット巾に合わせて切断し供給するこ
とを可能ならしめることにより上記巻芯管の大きさの変
更に自動的、かつ容易に対応して、スリット巻取り装置
の巻取効率の向上をはかることを目的とするものであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】しかして、上記目的に適
合する本発明の特徴の1つは本発明の要部をなす巻芯管
切断供給装置であり、もう1つは同装置を巻取機と組み
合わせた一連の自動巻取システムであって、巻芯管切断
供給装置は以下の如き装置、即ち 中心軸に対し左右対称位置に巻芯管マンドレルを片
持的に有する回動可能なターレット装置 該ターレット装置の一側方近傍に配設され、広巾一
本物の巻芯管を1本宛取り出し、把持して前記巻芯管マ
ンドレルの一方に該巻芯管を挿入する装置 巻芯管を上記巻芯管マンドレルで保持し、ターレッ
ト回動方向下方位置に回動する途中に設けられ、回動可
能な切断アームの先端に切断刃を有して前記広巾一本物
の巻芯管を所要裁数に合わせて複数の狭巾巻芯管に切断
する巻芯管切断装置 前記ターレット装置下方の巻芯管マンドレル回動位
置の側方に設けられ、上部に前記切断された複数の狭巾
巻芯管を一体に保持する巻芯管受け台を有して上下に昇
降可能な巻芯管移送装置 該巻芯管移送装置を挟み、前記巻芯管切断装置と反
対側に配設され、巻芯管マンドレルに保持された一体の
狭巾巻芯管を前記移送装置により上昇させた巻芯管受け
台上に抜き取る巻芯管抜取り装置 の各装置を備えてなり、前記各装置の一連作動がシーケ
ンス制御によって自動的に制御されていることを特徴と
する。
【0008】なかでも、特に、本発明はその課題より径
の異なる巻芯管の切断供給の自動化をはかるものであ
り、請求項2記載の発明はこれを明確にし対称位置にあ
る巻芯管マンドレルの一方を大径用、他方を小径用とし
て巻芯管切断装置の切断刃及び巻芯管移送装置の巻芯管
受け台を巻芯管の径に合わせて切込み深さ及び受け台高
さを変え得るよう、各々ストロークを選択可能なエアー
シリンダに連結せしめている。
【0009】また、巻芯管切断供給装置を用いた本発明
自動巻取システムは (イ)巾広シートを所要狭巾の複数条に裁断し同一巻芯
軸に配設された複数の狭巾巻芯管に巻取る巻取機 (ロ)巻き取った満巻ロールを回動傾斜可能な受皿上に
受け取り、前方へ移送する満巻ロール移送装置 (ハ)受皿上の満巻ロールと、巻取機の巻取部との間に
展延するシートを切断し、その巻終端部を満管ロールに
巻き込む切断及び巻終端巻き込み装置 (ニ)前記満巻ロール移送前方にあって受皿上の満巻ロ
ールより巻芯軸を側方に抜き取り巻芯軸レスト上に巻芯
軸を載置する巻芯軸抜き取り装置 (ホ)巻芯軸の抜き取られた受皿上の満巻ロールを排出
する装置 の各装置を備え、巻取機近傍の巻芯管供給待機位置より
供給される同一巻芯軸に配設された複数の狭巾巻芯管に
スリット装置により複数条に裁断された狭巾シートを巻
取り、満巻後、受け皿上に移して巻終端を切断し、満巻
ロールに巻き込んだ後、前方に移送し、巻芯軸を側方に
抜き取り巻芯軸レスト上に該巻芯軸に載置保持させる一
方、巻芯軸の抜き取られた満巻ロールを前方に移送し、
排出する巻取システムにおいて、 (へ)満巻ロール排出位置側方に、前記請求項1又は2
記載の巻芯管切断供給装置を配設し、一連のシーケンス
制御による作動に従って上記装置でスリット巾に合致す
る巻芯巾に切断されたスリット裁数と同数の新巻芯管を
巻取機の受皿上に受け取り、巻芯軸抜き取り位置へ後退
して、該位置で受皿を巻芯軸挿入高さまで上昇させ、さ
きに満巻ロールより引き抜かれ巻芯軸レスト上に載置さ
れている巻芯軸を巻取機方向に移送し新巻芯管を挿入
し、新巻芯として、この形成された新巻芯をコンベア装
置で引取り前記巻取機近傍の巻芯管供給待機位置まで搬
送し次回巻取りに備えしめたことを特徴とする。
【0010】
【作用】上記巻芯管切断供給装置によれば広巾、一本物
の巻芯管を一本宛送り出し、ターレット装置の一方の巻
芯管マンドレルに挿入しターレット装置を時計方向に旋
回させて巻芯管切断位置へ移すと巻芯管切断装置が作動
し、広巾、一本物の巻芯管を巻芯管マンドレルに挿入し
たまま回転させ所要スリット裁数に適合する複数の狭巾
巻芯管に形成する。
【0011】そして、所要複数に切断された上記狭巾巻
芯管は次に巻芯管の径に適合する受け取り位置まで上昇
して来ている樋型の巻芯管受け台に、上記巻芯管マンド
レルより順次移され、次の作業に備える。なお巻芯管切
断時、生じた端尺巻芯管は適宜、排除装置でライン外へ
排除する。
【0012】一連の自動巻取システムでは、上記巻芯管
切断供給装置は、巻取機の自動巻替動作と関連して発信
される作動開始信号により遂行され、広巾、一本物巻芯
管の先頭の1本が送り出されて巻芯管の切断、供給が始
まる。
【0013】即ち、巻取機で同一巻芯軸上の狭巾巻芯管
に巻取られ満管となったロールは、巻取機の直後、満管
ロール受け取り位置にある満巻ロール移送装置の受皿上
へ移され、巻終端部の切断、巻き込みを行って前方へ移
行させ巻芯軸を引き抜き巻芯軸レスト上に載置してお
く。
【0014】満巻ロールから巻芯軸が抜き取られると、
巻芯軸を抜き取った満巻ロールを載せたまま、満巻ロー
ル移送装置を新巻芯受取位置へ移動させ、受皿を回動さ
せて満巻ロールを次工程に向かって排出する。そして満
巻ロール移送装置は該位置で巻芯管切断供給装置でスリ
ット巾に合致する巻芯巾に切断されたスリット裁数と同
数の新巻芯管を受皿上に受け取り、後退して受皿を巻芯
軸挿入高さまで上昇させ、さきに満巻ロールより引き抜
かれ巻芯軸レスト上に載置されている巻芯軸を挿入し、
次回巻取用新巻芯を形成しておく。
【0015】一方、巻取機において満巻ロールが撤去さ
れて、空席になっている巻取部へ巻芯供給待機位置に載
置されている別の巻芯を送り込み圧接すると共に、前述
の切断装置で満巻ロールから切離されたシートの切断先
端を該新巻芯に巻き付かせ次回巻き取りが開始される。
そしてこのとき前記の位置で形成された新巻芯をコンベ
ア装置で引取り、巻芯供給待機位置まで搬送載置してお
くようにして一連の作業が完了する。なお、上述した一
連の作動ならびに制御は一連のシーケンス制御によって
行われる。
【0016】
【実施例】以下、更に本発明の具体的実施例を添付図面
にもとづいて詳述する。
【0017】図1は本発明に係る巻取自動化装置の側面
図、図2は同平面図であり、これら、図1、図2におい
て、Iは本発明の要部をなす巻芯管切断供給装置、II
は巻取機で、該巻取機の入口にスリット装置IIIを配
設し、前工程より送り込まれて来るシートSを複数条の
ストリップに裁断し同一軸上にロールRに巻き上げる。
IVは満巻ロール移送装置、Vは満管ロールR′から巻
芯軸を抜き取り、新巻芯管を挿入する巻芯軸抜き挿し装
置である。
【0018】そこで以下、本発明の要部に係る巻芯管切
断供給装置Iの詳細について説明に入るが、その前に先
ず上述の構成よりなる自動化装置全般に亘り、その概要
を述べる。
【0019】図においてシートSはスリット装置III
で複数条の所要巾ストリップにスリットされ2本の巻取
りローラ1,1′の谷間上で同一列に巻芯軸と該軸に挿
入された巻芯管とで構成される巻芯2に巻き取られ。満
巻きになったロールRは巻取機IIの直後、満巻ロール
受け取り位置Aにある満巻ロール移送装置IV上へ移さ
れる。該満巻ロール移送装置IVは送られて来たロール
Rを満巻ロールR′として載置するが、必要に応じて回
動傾斜する受皿3、満巻ロール巻終端巻込ローラ4、ロ
ール押し出しスイングローラ5とこれ等装置3,4,5
を一体的に昇降させる昇降装置6、およびこれら装置を
自走させる車体7を備えて構成されている。勿論、かか
る構成、機能を有するロール移送装置は既に公知であ
る。
【0020】次に受皿3上に移された満巻ロールR′と
前記巻取りローラ1′間に展延するシートS′を公知の
切断装置8で切離し、その巻終端部を巻終端巻込ローラ
で満巻ロールR′に巻き込み、満巻ロール移送装置IV
を巻芯軸抜き挿し部Bへ移動させ、該部で満巻ロール
R′から巻芯軸を図2において矢印方向に引き抜き、巻
芯軸レスト9上に載置する。該巻芯軸には後述するとこ
ろの新巻芯管が挿入される。なお巻芯軸抜き挿し装置は
例えば特公昭48−36480号公報の通り公知であ
る。
【0021】満巻ロールから巻芯軸が抜き取られると、
巻芯軸を抜き取った満巻ロールを載せたまま、満巻ロー
ル移送装置を図1に示す新巻芯受取位置Cへ移動させ、
その受皿3を回動させ、ロール押し出しスイングローラ
5を回動上昇して満巻ロールR′を次工程Dに向かって
排出する。満巻ロール移送装置IVは該位置Cで後述す
る本発明巻芯管切断供給装置Iでスリット巾に合致する
巻芯巾に切断されたスリット裁数と同数の新巻芯管を受
皿3上に受け取り、B位置へ後退する。そして該位置B
で受皿3を巻芯軸挿入高さ3′まで上昇させ、さきに満
巻ロールR′より引き抜かれ巻芯軸レスト9上に載置さ
れている巻芯軸を巻取機方向に移送し新巻芯管を挿入
し、次回巻取用新巻芯を形成しておく。
【0022】一方、巻取機IIにおいてはロールRが撤
去されて、空席になっている2本の巻取りローラ1,
1′の谷間へ、巻芯供給待機位置10に載置されている
別の巻芯2′をスイングアーム11、巻芯チャック12
を用いて送り込み圧接すると共に、前述の切断装置8で
満巻ロールR′から切離されたシートの切断先端を該新
巻芯2′に巻き付かせ次回巻き取りが開始される。
【0023】そしてこのとき前記B位置で形成された新
巻芯をコンベア装置13で引取り、巻芯供給待機位置1
0まで搬送載置しておく。
【0024】以上が巻芯管切断、巻芯形成、巻取機へ供
給する自動化全般の概要説明であるが、本実施例には2
本ローラ谷巻き式自動巻取機が適用されているが、これ
に限定されるものではなく、その他多軸ターレット巻取
機等他の型式の自動巻取機に対しても同様に本発明巻芯
管切断供給装置が適用可能である事は勿論である。
【0025】しかして以上のような装置全体のうち、本
発明は特に前述した巻芯管切断供給装置に特徴を有する
ものであり、以下、この装置の実施例を更に図3〜図8
にもとづいて説明する。
【0026】図3は上記巻芯管切断供給装置の要部を示
す側面図、図4はそのうち、巾広一本物の巻芯管のマガ
ジン装置部の平面図、図5はタレット装置の説明図、図
6はタレット装置のマンドレルに巻芯管を挿入する装置
の正面図、図7はマンドレル先端支持装置の概要説明
図、図8は巻芯管抜取り装置の説明図である。
【0027】図3,図4において、14は巻芯管マガジ
ンレールで、この上に広巾の巻芯管15又は16を載置
する。(本実施例では内径の異なる2種類の巻芯管を適
用する巻取機に巻芯管切断供給装置を配設した場合を例
示している。)17はマガジンストッパでエアーシリン
ダ18で回動させられ、マガジンレール14上の巻芯管
を1本取り出し巻芯管ストッパー19へ送り出す。該巻
芯管ストッパー19はエアーシリンダ20で図示実線位
置と破線位置19′の2位置を回動させられるようにな
っている。
【0028】ターレット装置21は図5に示す通り機枠
Fに片持的に回転自在にターレット盤22を軸支し、電
動機M1 で適宜伝動装置(実施例ではウォーム、ウォー
ム車伝動)を介して回転させられる。ターレット盤22
はその中心軸23に対し、対称的に大径巻芯管マンドレ
ル24、小径巻芯管マンドレル25を片持的に固着しそ
れぞれ、巻芯管チャック26,27を回軸自在に装着す
る。ターレット中心軸23は中空円筒状をなし、該円筒
内部に回転軸28が挿入軸支され、ベルト或いはチェー
ン等適宜の伝動機構を介して、電動機M2 で駆動され、
回転軸28の入力側と反対側で、ターレット盤の内側に
突出した軸端に大径巻芯管チャック26、小径巻芯管チ
ャック27をそれぞれ駆動するプーリ29,30を固着
する。該プーリより各巻芯管チャックへ至る伝動機構は
同じであるので、大径巻芯管チャック26への駆動機構
で代表して説明すると、回転軸28と大径巻芯管チャッ
ク26の間に中間軸31を軸支し、該軸上に電磁クラッ
チ32を装着し、該クラッチのドライブメンバーにプー
リ33を、一方ドリブンメンバーにプーリ35を固着
し、プーリ30と33間にベルト34を巻き掛け、大径
巻芯管チャック26に固着したプーリ36と前記プーリ
35の間にベルト37を巻き掛ける。そして電磁クラッ
チ32の接合、離反により後述する大径巻芯管マンドレ
ル24に嵌装され大径巻芯管チャック26でチャックさ
れた大径巻芯管15を回転、停止させるようになってい
る。巻芯管マンドレル24をターレット中心軸23に対
し水平位置A′に位置せしめ該位置で巻芯管マンドレル
24に巻芯管15を挿入する。そして該位置A′よりタ
ーレット盤を90°回転させ巻芯管マンドレル24をタ
ーレット中心軸の垂直下方位置B′へ移し、該位置で巻
芯管を切断刃60により所定巾に切断する。
【0029】つぎに図3,図6に基づき巻芯管供給装置
38について説明する。ターレット装置21の斜上方に
横架フレームF′を架設し、該フレームF′の側面にレ
ール39を固着し、スライドベアリング40を係合させ
る。そして該スライドベアリング40にステー41を連
結し、ステーの両端に支持板42,42を吊下固着する
と共に、横架フレームF′の上面に固着したロッドレス
シリンダ43の移動片44と前記ステー41を連結片4
5で連結し、ロッドスレシリンダ43の作動により支持
板42,42およびステー41をレール39に沿って横
行可能としている。支持板42,42間に軸46を軸支
しその両端に回動アーム47,47を固着吊下する共
に、ステー41に枢着したエアーシリンダ48で実線で
図示する巻芯管ストッパー19上と図示省略鎖線で中心
位置のみ表示の巻芯管マンドレールの中心に向かう位置
の2位置を回動するようになっており、さらに前記回動
アーム47には、これに装着したエアーシリンダ49の
作動を歯車列50を介して開閉する巻芯管掴み51,5
1が枢着されている。なお、52はマンドレル24の先
端を支持する支持アームで、エアーシリンダー53で回
動上昇させられ、ターレット盤22に片持的に固着され
た巻芯管マンドレル24の自重による撓みを支承するよ
うになっている。
【0030】上記装置でターレット装置の下方には更に
巻芯管切断装置54、巻芯管抜取り装置55、移送装置
55′を配設しているが、巻芯管切断装置54を図3,
図5に基づき以下説明する。
【0031】F″は機枠基部で、その上面にスライドレ
ール65を固着し切断機枠56の下部に枢着したスライ
ドベアリング57と係合せしめる。58は送りねじで、
図5に示すとおり機枠Fに軸支59′され、切断機枠5
6に装着したナット58′と係合し電動機M3 の正逆転
駆動により、該巻芯管切断装置54をレール65に沿っ
て往復動させる。切断機枠56に切断アーム59を装着
し、その先端に切断刃60を固着すると共に、エアーシ
リンダ61で該切断アーム60を回動させ、ターレット
装置の旋回により切断位置B′へ来ている巻芯管マンド
レル24に挿入された巻芯管15に切断刃60を押し当
てると共に、電動機M2 で該巻芯管を回転し、巻芯管を
切断する。図3,4に示す如く巻芯管先端支持アーム6
2をターレット装置の斜横で巻芯管マンドレルの先端近
くに回動自在に機枠に固着し、エアーシリンダ63で巻
芯管マンドレル先端に向かって回動させ、図7に示す如
く該アーム62の先端円錐体64を巻芯管マンドレル先
端テーパ孔65と係合させ、該マンドレル24の先端を
支持し、巻芯管切断のため押し当てた切断刃60の押圧
力に抗して該マンドレルを支持している。なお、本実施
例は径の異なる2種類の巻芯管切断に合致する切断刃6
0の切込深さが得られるよう、前記エアーシリンダ61
は2通りのストロークが選択出来る2段式エアーシリン
ダが採用されている。
【0032】一方、上記巻芯管切断位置B′に来ている
巻芯管マンドレル24を狭んで巻芯管切断装置54と反
対側に巻芯管抜取り装置55が配設されている。機枠基
部F″にガイドレール66を固着し摺動体67に装着し
たスライドベアリング68と係合させ、図5に示す如く
送りねじ69を機枠Fに軸支し、該送りねじ69を摺動
体67に装着したナットと係合させ、電動機M4 による
正逆転により、摺動体67をガイドレール66に沿って
往復動させる。図8に示す通りさらに該摺動体67に巻
芯管押えアーム70を回動自在に装着しエアーシリンダ
72により回動操作する。押えアーム70の先端には複
数の突起71′を有する逆L型に延長した巻芯押え71
が固着されている。
【0033】つぎに前記巻芯管切断装置54と巻芯管抜
取り装置55の近傍に配設された巻芯管移送装置55′
について、図3,図9に基づき説明する。
【0034】巻芯管マンドレル24の先端近傍下方にマ
ンドレル24の軸芯と平行に並べて機枠基部F″にブラ
ケット73,73′を配設しその先端にエアーシリンダ
74,74′(詳細図示省略)で回動させられるアーム
75,75′を装着し該アーム先端にころ76,76′
を回転自在に装着する。
【0035】巻芯管マンドレル24の軸芯延長線上の下
方に樋型巻芯管受け台77を配設するが、該樋型受け台
77の脚部78は機枠基部F″の案内孔79,79で案
内されて昇降自在な棒体80,80を有する架台81に
軸支された軸82に枢着されている。そして架台81の
中央下部をエアーシリンダ83に連結し、該シリンダで
樋型受け台77を上昇させたとき、巻芯マンドレル24
から抜き取られた巻芯管を正しく受け取る高さになるよ
うになっている。本実施例は径の異なる2種類の巻芯管
が適用されているので、樋型受け台77はそれぞれの巻
芯管に合致する高さまで上昇させるを要し、従ってエア
ーシリンダ83はそのストロークを2種選択出来るよう
2段式エアーシリンダが採用されている。
【0036】さらに樋型受け台77の脚部78は図示を
省略したエアーシリンダを連結し、該シリンダーにより
図3の鎖線図示位置まで樋型受け台77が回動するよう
になっている。そして該樋型受け台77の回動下降した
先端の延長線上にガイド板84を経て端尺巻芯管収容箱
85が併設されている。
【0037】本発明装置は以上のような構成を有してな
り、次にその作動について説明すると、本発明では巻取
機IIに於いて自動巻替え動作と関連して発信される本
発明巻芯管切断供給装置Iの作動開始信号により、以下
に述べるような一連の巻芯管切断供給動作が遂行され
る。即ち、図3において作動開始信号を受けて、先ずエ
アーシリンダ18でマガジンストッパー17を回動さ
せ、マガジンレール14上に載置された広巾、一本物巻
芯管の先頭の一本を巻芯管ストッパー19上へ送り出
す。引き続き巻芯管供給装置38の巻芯管掴み51,5
1をエアーシリンダ49で互いに接近する方向に回動さ
せ、巻芯管ストッパー19上の巻芯管を握把すると共に
ロッドレスシリンダ43で巻芯管供給装置38全体をレ
ール39に沿って図6に鎖線で示す通り巻芯管掴み5
1,51で掴かまれた巻芯管15の後端が、ダーレット
盤22に片持的に固着された巻芯管マンドレル24の先
端よりやや進んだ位置まで摺動移動させる。そして該装
置38が移動している間に支持アーム52をエアーシリ
ンダ53で回動上昇させ巻芯管マンドレル24の先端を
支持し、該マンドレル24の自重による撓みを矯正して
おき、シリンダ48により回動アーム47,47を回動
させ、巻芯管掴み51,51で掴まれた巻芯管15の軸
線と巻芯管マンドレル24の軸線を一致させ、ロッドレ
スシリンダー43で巻芯管供給装置38を逆送して巻芯
管15を巻芯管マンドレル24に挿入する。巻芯管15
挿入終点で前記の巻芯管後端は巻芯チャック26に押し
込まれた後、該チャックでチャックされる。以上で巻芯
管挿入動作を終わり巻芯管掴み51,51を互いに離反
する対向に回動開放させ、挿入時と逆の動作順序を辿っ
て、巻芯管供給装置38を旧位置に戻し、次回作動開始
信号受信まで該位置で待機させておく。
【0038】次に巻芯管切断工程に移るが、その前に電
動機M2 でターレット装置21を図3に示すとおり、時
計方向に90°旋回させて、巻芯管挿入位置A′にあっ
た巻芯管マンドレル24を巻芯管切断位置B′へ移す。
【0039】一般に切断前の一本物広巾巻芯管は或る一
定長さLに製作されており、巻取機IIにおける広巾シ
ートSが狭巾ストリップlにn裁スリットされると(L
−nl)の巾を有する端尺巻芯管を生ずる。
【0040】上記巻芯管の切断については図5に示すと
おり電磁クラッチ32を付勢して連結し、電動機M2
巻芯管チャック26を回転させる。巻芯管15は巻芯管
マンドレル24に挿入され、その後、端部が巻芯チャッ
ク26でチャックされているので、電動機M2 に駆動さ
れて巻芯管マンドレル上で回転する。この回転している
巻芯管15に巻芯管切断装置54の切断刃60をエアー
シリンダ61で切断アーム59を回動させて押し当て、
巻芯管15を切断するが、この切断作業に先立ち図7の
とおり巻芯管マンドレル24の先端をマンドレル支持ア
ーム62で支持し、切断刃60の押し当て力による巻管
管マンドレル24の撓みに対抗し、切断反力を生ぜしめ
ている。以上の切断作業を終わると切断アーム59を巻
芯管から離遠させ図5に示す電動機M3 で送りねじ58
を回転して、巻芯管切断装置で次の切断位置へ移動し再
び同一の動作を繰り返し巻芯管15の他の部位を切断
し、かかる動作を繰り返し、巻芯管15の全巾に亘って
スリット裁数nに見合った狭巾の巻芯管に切断する。通
常、前記切断は巻芯管15の先端部から順次巻芯管チャ
ック26側へ向かって切断して行くが、図11に全長L
を有する広巾一方物巻芯管をlなる長さの狭巾巻芯管6
ケに切断する場合を例示説明する。基準点よりスリット
巾lにスリット数nを乗じた長さ6lの位置を第1の切
断位置C1 とする該位置で切断するとその先端部(L−
6l)になる長さの巻芯管15−wは端尺巻芯管で後述
のとおり端尺巻芯管排除装置でライン外へ排除する。つ
ぎに巻芯管切断装置を図11に於いて右へ長さlだけ移
動し、C2 位置で切断すると長さlなる狭巾巻芯管15
−1を得る。該位置より右へlだけ移動した切断位置C
3で巻芯管を切断すると長さlなる狭巾巻芯管15−2
を終わる。順次同様の動作を繰り返しC4 ,C5 ,C6
位置で巻芯管を切断し狭巾巻芯管15−3,15−4,
15−5,15−6を得て合計巻取機IIのスリット
数、スリット巾に見合った狭巾巻芯管が得られる。各切
断位置を制御するため、巻芯管切断装置54を移動させ
る送りねじ58に回転エンゴーダ(図示省略)を枢着す
る事により、その移動位置を検知し、巻取機IIに於い
て、スリット巾、スリット数の設定すると、該設定情報
をプログラマブルコントローラで受け、前記の位置検知
と設定情報とを対比して自動的に切断装置の切断位置で
制御する。
【0041】なお、上述した一連の作動ならびに制御は
一連のシーケンス制御技術によって行なわれるが、かか
るシーケンス制御は公知であるので詳細は省略する。
【0042】次に前記巻芯管切断供給作動と関連して動
作される巻芯管抜取装置55、巻芯管移送装置55′の
作動について説明する。
【0043】図5は見易く図示説明する都合上、巻芯管
抜取装置55をターレット盤22の外側で巻芯管マンド
レル25に対向する位置を示しているが、実際には前述
の通り、図3に示す巻芯管切断位置B′に於いて、巻芯
管マンドレル24に対し、巻芯管切断装置54の反対側
に位置している。
【0044】巻芯管押えアーム70は巻芯管チャック2
6(27)に接近した位置にあり、先ず巻芯管チャック
26で切断を完了した巻芯管のチャックを開放した後、
図3に示すとおりエアーシリンダ72で巻芯管押えアー
ム70を鎖線で示す如く中央の巻芯管マンドレル24に
向かって回動させ巻芯管押え71の突起71′(図8)
を巻管芯に押し当てると共に図9に示すエアーシリンダ
74でアーム75を回動上昇させ、該アーム先端のころ
76で巻芯管マンドレル24の先端を支える。同時に巻
芯管移送装置55′においてエアーシリンダ83で樋型
巻芯管受け台77を巻芯管の径に適合する受け取り高さ
まで上昇させ、巻芯管マンドレ24から押し出されて来
る巻芯管が円滑に樋型巻芯管受け台77上へ移行出来る
ようにした後、電動機M4 で送りねじ69を回転させ摺
動フレーム67をチッャク26から離遠する方向に摺動
移動させ、巻芯チャック26に一番近い側に切離された
図11の巻芯管15−6を巻芯管押え71で巻芯管マン
ドレル24上を移動させると、該巻芯管前方の巻芯管1
5−5,15−4,・・・・・15−1,15−wは巻
芯管15−6に押されて巻芯管マンドレル24を押し出
されて行くが、最先端の端尺巻芯管15−wの先端が前
記の支持ころ76に接当し鼻突き現象を起こすのを避け
るため併設の巻芯管マンドレル支持装置の支持ころ7
6′の上方を前記巻芯管先端が通過すると該支持ころ7
6′で巻芯管マンドレル24を巻芯管15を介して支持
し、先行して巻芯管マンドレル24を支持していた支持
ころ76を巻芯管マンドレル24から離反させている。
先端の端尺巻芯管15−wが巻芯管マンドレル24から
押し出されて、上昇して来ている樋型巻芯管受け台77
上へ移行すると電動機M4 を停止して、巻芯管抜き取り
作業を中断し、樋型巻芯管受け台77の脚部78を回動
させ、該受け台上に移されて来た端尺巻芯管15−wを
端尺巻芯管収容箱85へ放出した後、樋型巻芯管受け台
77を再び巻芯管受け取り位置に戻し、再び電動機M4
で送りねじ69を回転させて巻芯管押え71を移動さ
せ、図10(イ)に示す最終巻芯管15−6を巻芯管受
け台77に移行し、該巻芯管15−6の後端がわづかに
巻芯管マンドレル24に載置されている状態まで巻芯管
を抜き取った後、電動機M4 を停止し送りを停めて巻芯
管押えアーム70を巻芯管マンドレル24に対し離反す
る方向にエアーシリンダを回動させ、電動機M4 を逆転
し、摺動体67を最終巻芯管15−6の後端より巻芯管
押え71の先端が軸線の方向で僅かに離れる位置まで逆
送して電動機M4 を停止し、つづいて巻芯管アーム70
をエアーシリンダー72で巻芯管マンドレル24に向か
って回動させ、再び電動機M4 を運転して摺動フレーム
67を前進させると、図10(ロ)で示すように巻芯管
押え71の先端が最終巻芯管15−6の後端面に接当
し、巻芯管押え71の移動と共に巻芯管15−6を押し
出し、摺動体67を、送りねじ69の終点まで移動させ
ると、図10(ハ)に示すとおり切断されたすべての有
用巻芯管は樋型巻芯管受け台77上を摺動移動し、満巻
ロール搬送装置へ押し出される。
【0045】樋型巻芯管受け台77に隣接して前記概要
説明で述べた通り、満巻ロール移送装置IVが新巻芯受
取位置に移動して来ているので、該装置の受皿3上へ樋
型巻芯管受け台77を通って排出された巻芯管が横一列
に並んで移される。
【0046】以降、これら巻芯管が巻芯軸に挿入されて
新巻芯を形成しコンベア装置13により搬送されて巻取
機IIへ供給されるが、その順序は概要説明で述べた通
りである。
【0047】そしてこれ等一連の自動巻芯管切断供給装
置の作動の制御は、シーケンス制御技術が適用されるが
該技術は公知であるので詳細説明は省略する。
【0048】
【発明の効果】本発明は以上、説明したように広巾、一
本物の巻芯管を所要スリット巾に合うように切断し、巻
取機に供給する如く構成したものであり、従来、巻芯管
の径や巾が変わるとき、一々、所定の径で所定の巾に切
断したものを購入し、人手により配置し、供給していた
のを、そのような必要をなくし、予め、広巾、一本物の
巻芯管を用意するのみで、自動的に大小の径に応じ、あ
るいは裁数に合わせて切断し、供給することを可能なら
しめ、これを使用して一連の巻取りを行なうときはスリ
ット切断の作業効率を高め、人為を排して自動化を推進
する顕著な効果を奏する。
【0049】特に、本発明巻芯管切断供給装置は従来の
巻取機に併設して使用することが可能であり、実用上、
極めて有利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る巻取システムの一例を示す側面概
要図である。
【図2】上記システムの平面概要図である。
【図3】本発明の要部をなす巻芯管切断供給装置の概要
側面図である。
【図4】広巾、一本物巻芯管供給用のマガジン装置の平
面図である。
【図5】ターレット装置の側面概要図である。
【図6】ターレット装置のマンドレルに巻芯管を挿入す
る装置の側面概要図である。
【図7】マンドレル先端支持装置の概要を示す一部断面
図である。
【図8】巻芯管抜き取り装置の一部を示す概要図であ
る。
【図9】切断し、マンドレルから抜き取られた巻芯管を
受け取る装置を示す側面概要図である。
【図10】(イ)(ロ)(ハ)は巻芯管を受け取り態様
を示す順序工程説明図である。
【図11】巻芯管切断態様を示す説明図である。
【符号の説明】
I 巻芯管切断供給装置 II 巻取機 III スリット装置 IV 満巻ロール移送装置 V 巻芯軸抜き挿し装置 S シート R′満巻ロール 3 受皿 8 切断装置 9 巻芯軸レスト 10 巻芯管供給待機位置 13 コンベア装置 15,16 巻芯管 21 ターレット装置 23 ターレット中心軸 24,25 巻芯管マンドレル 54 巻芯管切断装置 55 巻芯管抜取り装置 55′巻芯管移送装置 59 切断アーム 60 切断刃 61,83 エアーシリンダ 77 巻芯管受け台

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中心軸に対し左右対称位置に巻芯管マン
    ドレルを片持的に有する回動可能なターレット装置と、
    該ターレット装置の一側方近傍に配設され、広巾一本物
    の巻芯管を1本宛取り出し、把持して前記巻芯管マンド
    レルの一方に該巻芯管を挿入する装置と、巻芯管を上記
    巻芯管マンドレルで保持し、ターレット回動方向下方位
    置に回動する途中に設けられ、回動可能な切断アームの
    先端に切断刃を有して前記広巾一本物の巻芯管を所要裁
    数に合わせて複数の狭巾巻芯管に切断する巻芯管切断装
    置と、前記ターレット装置下方の巻芯管マンドレル回動
    位置の側方に設けられ、上部に前記切断された複数の狭
    巾巻芯管を一体に保持する巻芯管受け台を有して上下に
    昇降可能な巻芯管移送装置と、該巻芯管移送装置を挟
    み、前記巻芯管切断装置と反対側に配設され、巻芯管マ
    ンドレルに保持された一体の狭巾巻芯管を前記移送装置
    により上昇させた巻芯管受け台上に抜き取る巻芯管抜取
    り装置の各装置を備えてなり、前記各装置の一連作動が
    シーケンス制御によって自動的に制御されていることを
    特徴とする巻取機における巻芯管切断供給装置。
  2. 【請求項2】 対称位置にある巻芯管マンドレルは径の
    異なる巻芯管に合わせて一方が大径用、他方が小径用で
    あり、巻芯管切断装置の切断刃及び巻芯管移送装置の巻
    芯管受け台が前記巻芯管の径に合わせて切込み深さ及び
    受け台高さを変え得るよう、各々ストロークを選択可能
    なエアーシリンダに連結されている請求項1記載の巻取
    機における巻芯管切断供給装置。
  3. 【請求項3】 巾広シートを所要狭巾の複数条に裁断し
    同一巻芯軸に配設された複数の狭巾巻芯管に巻取る巻取
    機と、巻き取った満巻ロールを回動傾斜可能な受皿上に
    受け取り、前方へ移送する満巻ロール移送装置と、受皿
    上の満巻ロールと、巻取機の巻取部との間に展延するシ
    ートを切断し、その巻終端部を満管ロールに巻き込む切
    断及び巻終端巻き込み装置と、前記満巻ロール移送前方
    にあって受皿上の満巻ロールより巻芯軸を側方に抜き取
    り巻芯軸レスト上に巻芯軸を載置する巻芯軸抜き取り装
    置と、巻芯軸の抜き取られた受皿上の満巻ロールを排出
    する装置の各装置を備え、巻取機近傍の巻芯管供給待機
    位置より供給される同一巻芯軸に配設された複数の狭巾
    巻芯管にスリット装置により複数条に裁断された狭巾シ
    ートを巻取り、満巻後、受け皿上に移して巻終端を切断
    し、満巻ロールに巻き込んだ後、前方に移送し、巻芯軸
    を側方に抜き取り巻芯軸レスト上に該巻芯軸に載置保持
    させる一方、巻芯軸の抜き取られた満巻ロールを前方に
    移送し、排出する巻取システムにおいて、満巻ロール排
    出位置側方に、前記請求項1又は2記載の巻芯管切断供
    給装置を配設し、一連のシーケンス制御による作動に従
    って該装置でスリット巾に合致する巻芯巾に切断された
    スリット裁数と同数の新巻芯管を巻取機の受皿上に受け
    取り、巻芯軸抜き取り位置へ後退して、該位置で受皿を
    巻芯軸挿入高さまで上昇させ、さきに満巻ロールより引
    き抜かれ巻芯軸レスト上に載置されている巻芯軸を巻取
    機方向に移送し新巻芯管を挿入し、新巻芯として、この
    形成された新巻芯をコンベア装置で引取り前記巻取機近
    傍の巻芯管供給待機位置まで搬送し次回巻取りに備えし
    めることを特徴とする自動巻取システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100469164B1 (ko) * 2002-07-10 2005-02-02 가부시키가이샤 후지텍코죠 웹을 감는 방법 및 그 장치
JP2009528236A (ja) * 2006-02-27 2009-08-06 ア.チエルリ ノンヴオヴエンス ソチエタ ペル アチオーニ 筒状巻芯を準備する方法及び装置
CN102602728A (zh) * 2012-03-16 2012-07-25 浙江海森纺机科技有限公司 一种绳编无结网绕线机上的送管装置
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CN109454808A (zh) * 2018-12-10 2019-03-12 江苏双腾管业有限公司 一种电熔管件模芯绕丝升降装置

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