JPH08156308A - サーマルヘッド型印画装置の印画制御装置 - Google Patents
サーマルヘッド型印画装置の印画制御装置Info
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- JPH08156308A JPH08156308A JP30492094A JP30492094A JPH08156308A JP H08156308 A JPH08156308 A JP H08156308A JP 30492094 A JP30492094 A JP 30492094A JP 30492094 A JP30492094 A JP 30492094A JP H08156308 A JPH08156308 A JP H08156308A
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Abstract
表現することが可能な印画制御装置を提供することであ
る。 【構成】 階調デ―タを発生する階調デ―タ発生手段
(16)と、階調デ―タに基いてサ―マルヘッド部へ印
画信号を供給する印画信号供給手段(18〜23)と、
1ライン分の階調デ―タに基いてつぎの1ライン分の印
画信号を修正する修正手段(12)とを有する。
Description
シミリ等に用いられるサーマルヘッド型印画装置の印画
制御装置に関する。
うサ―マルヘッド型印画装置は、感熱紙上で発色の具合
を調整可能であるため、例えばビデオプリンタのように
階調表現を行ないかつ高解像度の印画を必要とする表示
装置に適している。
〜数千個の発熱体をライン状に並べたサ―マルヘッドに
より、1ライン毎(1ラスタ―毎)に順次印画動作を行
っている。
タ―の印画によって生じた余熱がつぎのラスタ―の印画
に影響を与え、階調表現を精度よく行うことが困難であ
った。
ド型印画装置の階調を精度よく表現することが可能な印
画制御装置を提供することである。
ッド型印画装置の印画制御装置は、階調デ―タを発生す
る階調デ―タ発生手段と、上記階調デ―タに基いてサ―
マルヘッド部へ印画信号を供給する印画信号供給手段
と、1ライン分の平均的な階調に基いてつぎの1ライン
分の上記印画信号を修正する修正手段とを有する。
装置の印画制御装置は、階調デ―タを発生する階調デ―
タ発生手段と、上記階調デ―タに基いてサ―マルヘッド
部へ印画信号を供給する印画信号供給手段と、1ライン
分の上記階調デ―タに基いてつぎの1ライン分の上記印
画信号を修正する修正手段とを有する。
スおよびこの予熱パルスに続く複数の駆動パルスにより
階調表現を行うものである場合には、上記修正手段は上
記予熱パルスのパルス幅を修正するものであることが好
ましい。
を行なう方法として、1画素毎にその画素の階調に応じ
た駆動パルス列をサ―マルヘッドの発熱体に印加する方
法(以下“マルチパルス方式”という。)が従来よりあ
る。このマルチパルス方式のサ―マルヘッド型印画装置
では、通常予熱パルスおよびこの予熱パルスに続く複数
の駆動パルスにより階調表現を行う。以下、このマルチ
パルス方式のサ―マルヘッド型印画装置を例に実施例の
説明を行う。
ド型印画装置の構成を示したブロック図である。
発熱体をライン状に並べたヘッド部および各発熱体をオ
ン/オフするデータで各発熱体を制御する駆動回路等か
ら構成されている。
トを含んでいる。システムROM13は、システム全体
のプログラムを記憶している他、各発熱体のオン/オフ
のパターンデータ、後述の駆動パルス幅のデータおよび
駆動パルスの発生開始点のデータ等を記憶している。
からの1ラスター毎のプリント要求信号“PRQ”を受
けて、印画制御信号(サーマルヘッドへのデータの転送
開始および終了等を指示する信号)を出力するものであ
る。メモリコントローラ15は、ヘッド転送制御部14
からの信号を受けて画像メモリ16を制御するものであ
る。画像メモリ16には、サーマルヘッド11によって
印画される印画パターンの階調データが記憶されてい
る。パルス数カウンタ17は、システムROM13に記
憶されているデータを受けて1ラスター内の各駆動パル
ス列の全パルス数をプリセットし、ダウンカウントを行
うものである。1ラスター内の駆動パルス列のパルス数
は8〜16個程度であり、最初の1〜2個は予熱用の予
熱パルスであり、この予熱パルスに続く7〜15個(予
熱パルスが1個の場合)あるいは6〜14個(予熱パル
スが2個の場合)が階調表現用の駆動パルスとなる。
ュアルポートメモリ)は、画像メモリ16から階調デー
タを読出し、これをオン/オフのデータに展開するもの
である。ビット選択回路19は、2ポートメモリ18か
らのパターン展開データに基いてビット選択を行うもの
である。
リ)は、駆動パルス列の各駆動パルスの開始点データ
(開始位置のデ―タ)を読込むものである。開始点デ―
タは、感熱紙の種類とサ―マルヘッドの特性によって決
まり、予めソフトウエアによって設定される。例えば、
サ―マルヘッドの加熱を緩かに行う場合には、開始点デ
―タを大きくして、隣り合った駆動パルス間の間隔を拡
げるようにする。開始点カウンタ21は、2ポートメモ
リ20からの開始点デ―タをプリセットし、基準クロッ
クによってダウンカウントを行うものである。この基準
クロックには、システムクロックあるいはこれを分周し
たもの等、周波数が常に一定のものを使用する。
リ)は、駆動パルスのパルス幅を読込むものである。パ
ルス幅カウンタ23は、2ポートメモリ22からのパル
ス幅デ―タをプリセットし、VCO24(ボルテ―ジ
コントロ―ルド オシレ―タ)からのクロックによって
ダウンカウントを行うものである。VCO24から出力
されるクロックの周波数は可変であるため、パルス幅カ
ウンタ23に同一のパルス幅のデ―タがプリセットされ
ていてもパルス幅カウンタ23から出力されるパルス幅
は、VCO24から出力されるクロックの変動に応じて
変動する。
9からのオン/オフデ―タに基いて、印加率(サ―マル
ヘッドの発熱体へ駆動パルスが印加される発熱体と印加
されない発熱体との割合)を求めるものである。D/A
コンバ―タ26は、CPU部12からサ―マルヘッド1
1の温度補正デ―タおよびサーマルヘッドのバラツキに
関係するデ―タを、印加率カウンタ25から印加率デ―
タをそれぞれ受けて、VCO24へ電圧制御信号を送る
ためにD/A変換動作を行うものである。
からの画像デ―タを受けて、1ラスタ―の平均階調値
(1ラスタ―内における各画素の階調を加算した値を画
素数で割ったもの)を求め、平均階調値をCPU部12
に送るものである。CPU部12では、この1ラスタ―
分の平均階調値に基いてサ―マルヘッド11の温度上昇
を予測し、予測結果を次のラスタ―の予熱パルス(1ラ
スター内の駆動パルス列のなかの最初の1〜2個のパル
ス)のパルス幅に反映させる。具体的には、平均階調値
が大きい場合には温度上昇が大きいと予測されるので予
熱パルスのパルス幅を狭くし、平均階調値が小さい場合
には温度上昇が小さいと予測されるので予熱パルスのパ
ルス幅を広くする。予熱パルスは1ラスタ―内の各画素
に対して共通であるため、各画素毎に互いに異なった予
熱パルスのデ―タを修正する必要がなく、容易に修正を
行うことができる。
ッド部に所定の定電圧を供給するものである。
3のフロ―チャ―トを参照して、図1のサ―マルヘッド
型印画装置の動作を説明する。
ッド温度およびサーマルヘッドのバラツキ等を考慮して
計算を行い、その計算結果に基いてパタ―ン展開デ―
タ、駆動パルスの開始点デ―タおよび駆動パルスのパル
ス幅デ―タを求め、それぞれパタ―ン展開用の2ポ―ト
メモリ18、駆動パルスの開始点設定用の2ポ―トメモ
リ20および駆動パルスのパルス幅設定用の2ポ―トメ
モリ22に設定をする(a)。
無を判断する(b)。設定変更や環境変化等があった場
合には、“a”の処理において再度2ポ―トメモリへの
設定動作を行う。設定変更や環境変化等がない場合に
は、印画動作を行うか否かを判断する(c)。
る駆動パルス列のパルス数をパルス数カウンタ17に設
定する(d)。通常駆動パルス数は合計8〜16個程度
であり、最初の1〜2個は予熱用の予熱パルスであり、
この予熱パルスに続く7〜15個(予熱パルスが1個の
場合)あるいは6〜14個(予熱パルスが2個の場合)
が階調表現用の駆動パルスとなる。CPU部12ののI
/O部から1ラスタ―の印画の開始を要求する信号“P
RQ”をヘッド転送制御回路14に出力する(e)。
パタ―ン展開用の2ポ―トメモリ18で各発熱体のオン
/オフデ―タに展開する。展開されたデ―タはビット選
択回路19を通してサーマルヘッド11の駆動回路部に
順次転送される(f)。駆動パルスの開始点設定用の2
ポ―トメモリ20からの解始点データを開始点カウンタ
21にプリセットする。開始点カウンタ21では、周波
数一定の基準クロックによって順次カウントダウンされ
る(g)。
オフデ―タの転送が終了し、かつ駆動パルスの開始点に
なっているかが判断される。各発熱体のオン/オフデ―
タの転送が終了しているか否かは、ヘッド転送制御回路
14からの転送が終了したか否かを表す信号“TRNS
RDY”の論理状態によって判断される。駆動パルスの
開始点になっているか否かは、開始点カウンタ21のカ
ウントが終了したか否かを表す信号“TRGRDY”の
論理状態によって判断される(h)。
しかつ駆動パルスの開始点になっている場合には、駆動
パルスのパルス幅設定用の2ポ―トメモリ22からのパ
ルス幅データをパルス幅カウンタ23にプリセットす
る。パルス幅カウンタ23では、VCO26からのクロ
ックによって順次カウントダウンされる(i)。VCO
24からのクロックは、D/Aコンバータ26に入力さ
れる各種データ(CPU部12からのサ―マルヘッドの
温度補正デ―タおよびサーマルヘッドのバラツキデ―
タ、印加率カウンタ25から印加率デ―タ等)に応じて
可変であるため、パルス幅カウンタ23から出力される
パルス幅も可変となる。パルス数カウンタ17を1カウ
ント分カウントダウンし(j)、ボローが生じるか否か
を判断する(k)。
スの開始点を決めるために、駆動パルスの開始点設定用
の2ポ―トメモリ20からの開始点データを開始点カウ
ンタ21にプリセットする。開始点カウンタ21では、
周波数一定の基準クロックによって順次カウントダウン
される(l)。
か否か、すなわち駆動パルスの出力が終了したか否かが
判断される(m)。ボローが発生した場合には、画像メ
モリ16から再び同じ階調デ―タを読出し、パタ―ン展
開用の2ポ―トメモリ18でオン/オフデ―タに展開す
る。展開されたデ―タはビット選択回路19を通してサ
ーマルヘッド11の駆動回路部に順次転送される
(n)。ビット選択はパルス数カウンタ17によって決
められるので、読出したパターン展開データのうち異な
るビットを選んでいく。
17からボローが生じた場合、すなわち1ラスター分の
印画が終了した場合には、1画面分の印画が終了したか
否かが判断される(o)。通常は480〜512ラスタ
ーで1画面が構成されるいる。1画面分の印画が終了し
ていない場合には、平均階調計算回路27でその前の1
ラスター分の平均階調値が計算される(p)。この1ラ
スター分の平均階調値はCPU部12に送られ、CPU
部12ではこの1ラスター分の平均階調値に基いて次の
ラスタ―の予熱パルス(1ラスター内の駆動パルス列の
なかの最初の1〜2個のパルス)のパルス幅を適宜変更
し、変更されたパルス幅のデ―タはパルス幅メモリ22
に送られる(q)。すなわち、平均階調値が大きい場合
にはつぎのラスタ―の予熱パルスのパルス幅が狭くなる
ようにパルス幅メモリ22の設定値が変更され、平均階
調値が小さい場合にはつぎのラスタ―の予熱パルスのパ
ルス幅が狭くなるようにパルス幅メモリ22の設定値が
変更される。
判断され(r)、次のラスターの印画のタイミングであ
る場合には“d”の処理へと移る。
型印画装置の動作が行われる。
0および22に2ポートメモリを用いていたが、2ポー
トメモリの代わりに出力ポートユニットを用いることも
可能である。
ーマルヘッドの蓄熱(余熱)は除々に増加する。したが
って、上記実施例において平均階調計算回路27を省略
し、例えば印画が進むにしたがって予熱パルスのパルス
幅が除々に短くなるようにしても(例えば、1画面分の
予熱パルスのパルス幅のデータを予めシステムROM1
3に記憶しておく。)ある程度の効果をあげることは可
能である。しかしながら、このような方法では、上記実
施例のように1ライン分の階調デ―タに基くきめ細かな
修正を行うわけではないので、精度のよい階調表現を行
うことは困難である。
均的な階調に基いてつぎの1ライン分の印画信号を修正
する修正手段あるいは1ライン分の階調デ―タに基いて
つぎの1ライン分の印画信号を修正する修正手段を設け
た。したがって、1ライン分の平均的な階調あるいは1
ライン分の階調デ―タが小さい場合にはつぎの1ライン
分の印画信号を大きく、1ライン分の平均的な階調ある
いは1ライン分の階調デ―タが大きい場合にはつぎの1
ライン分の印画信号を小さくする等の修正を行うことが
できるので、サ―マルヘッド型印画装置の階調を精度よ
く表現することが可能となる。
Claims (3)
- 【請求項1】 階調デ―タを発生する階調デ―タ発生手
段と、 上記階調デ―タに基いてサ―マルヘッド部へ印画信号を
供給する印画信号供給手段と、 1ライン分の平均的な階調に基いてつぎの1ライン分の
上記印画信号を修正する修正手段とを有するサーマルヘ
ッド型印画装置の印画制御装置。 - 【請求項2】 階調デ―タを発生する階調デ―タ発生手
段と、 上記階調デ―タに基いてサ―マルヘッド部へ印画信号を
供給する印画信号供給手段と、 1ライン分の上記階調デ―タに基いてつぎの1ライン分
の上記印画信号を修正する修正手段とを有するサーマル
ヘッド型印画装置の印画制御装置。 - 【請求項3】 上記サーマルヘッド型印画装置は、予熱
パルスおよびこの予熱パルスに続く複数の駆動パルスに
より階調表現を行うものであり、 上記修正手段は、上記予熱パルスのパルス幅を修正する
ものである請求項1または2に記載のサーマルヘッド型
印画装置の印画制御装置。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP30492094A JP3002948B2 (ja) | 1994-12-08 | 1994-12-08 | サーマルヘッド型印画装置の印画制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP30492094A JP3002948B2 (ja) | 1994-12-08 | 1994-12-08 | サーマルヘッド型印画装置の印画制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH08156308A true JPH08156308A (ja) | 1996-06-18 |
JP3002948B2 JP3002948B2 (ja) | 2000-01-24 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3002948B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002219818A (ja) * | 2001-01-26 | 2002-08-06 | Seiko Epson Corp | サーマルプリンタ、プリンタドライバ、印刷制御方法及び情報記録媒体 |
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1994
- 1994-12-08 JP JP30492094A patent/JP3002948B2/ja not_active Expired - Fee Related
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