JPH08156034A - モールド装置および方法 - Google Patents

モールド装置および方法

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JPH08156034A
JPH08156034A JP30005094A JP30005094A JPH08156034A JP H08156034 A JPH08156034 A JP H08156034A JP 30005094 A JP30005094 A JP 30005094A JP 30005094 A JP30005094 A JP 30005094A JP H08156034 A JPH08156034 A JP H08156034A
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JP
Japan
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resin
void
cavity
pot
plunger
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Pending
Application number
JP30005094A
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English (en)
Inventor
Yoichi Kawada
洋一 河田
Atsushi Nanri
淳 南里
Koji Koizumi
浩二 小泉
Bunji Kuratomi
文司 倉富
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Encapsulation Of And Coatings For Semiconductor Or Solid State Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ボイドを含む部分の樹脂をキャビティ内から
低減できるモールド装置を提供する。 【構成】 相対的に接近離反移動自在に設けられ、それ
ぞれ型合わせ面を有する下金型1および上金型2と、こ
の金型1,2内のキャビティ14に連通させて形成され
たポット10内に投入されたタブレット11aを押圧す
るプランジャ9と、型合わせ面においてポット10に連
通して形成され、キャビティ14内に所定量の樹脂が充
填されるまでは樹脂の漏出を防止し、所定量充填された
後にはプランジャ9の押圧により発生するボイドを含む
部分の樹脂を漏出させてボイドを含まない部分の樹脂を
キャビティ14に向かわせる流動抵抗を与えるボイドベ
ント18と、ボイドベント18に連通して形成され、こ
のボイドベント18を通過したボイドを含む部分の樹脂
を取り込むボイド樹脂取込み部19とを有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はモールド装置および方法
に関し、特に、半導体チップが搭載されたリードフレー
ムをモールド封止する場合において発生するボイド(気
泡)をキャビティ内から低減することのできる技術に関
する。
【0002】
【従来の技術】リードフレーム上に半導体チップをマウ
ントしてワイヤボンディングした後、この半導体チップ
やワイヤを塵埃や湿度などの外的雰囲気や機械的衝撃な
どから保護するために、あるいは取扱いを容易にするた
めに、たとえば樹脂によってこれらをモールド封止して
いる。
【0003】たとえばトランスファモールド装置による
モールド封止は、180℃程度に加熱した下金型に半導
体チップの搭載されたリードフレームを設置して金型を
閉じ、タブレット状の樹脂(以下、ポットに投入される
樹脂を「タブレット」という。)に圧力をかけてキャビ
ティ内に充填してこれを硬化させるものである。その
後、リードフレームを切断成形して半導体装置が完成す
ることになる。そして、今日においては、量産性に優れ
たこのモールド封止は、たとえばDIP(Dual in-Line
Package)といった挿入形や、QFP(Quad Flat Packag
e) といった面実装形の種々の半導体装置の封止に用い
られている。
【0004】このようなモールド封止についての技術を
詳しく記載している例としては、たとえば、工業調査会
発行、「電子材料」1987年8月号(昭和62年8月
1日発行)、P73〜P79があり、該文献には、複数
のランナが延在された多数個取りのシングルプランジャ
型トランスファモールド装置が開示されている。
【0005】ここで、モールド装置においては、リード
フレームを十分な力でクランプすることを重視してセン
タブロックの上下金型の隙間が0.01mm〜0.05mmに設計さ
れており、このセンタブロックに形成されたポットの中
にタブレットを投入して押圧するので、プランジャで密
封された状態のポット内から空気をなくすことは困難な
ものと考えられる。ポット内の空気は樹脂に取り込まれ
てボイドとなるが、ボイドを含んだ部分の樹脂がキャビ
ティ内に充填されると、半導体チップのボンディングワ
イヤの形状が崩れる現象つまりワイヤ流れが発生する。
ワイヤ流れによりボンディングワイヤ相互間が接触する
と導通不良となるので、ボイドを含んだ部分の樹脂をキ
ャビティ内から低減することが必要となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明者等はボイドが
発生するメカニズムおよびボイドがキャビティ内に至る
メカニズムを解析し、その結果、以下のようなことが判
明した。
【0007】先ず、ボイドが発生するメカニズムについ
ては、次のようなものである。
【0008】つまり、図4(a)に示すように、タブレ
ット11aが溶融して行くときに周辺の空気を巻き込み
ボイドVが発生する(以下、このようにして発生したボ
イドを「一次ボイドV1 」という)。その後、図4
(b)に示すように、タブレット11aをプランジャ9
で押圧して変形させて行くと、図4(c)に示すように
再びボイドVが発生する(以下、このようにして発生し
たボイドを「二次ボイドV2 」という)。二次ボイドV
2 は一次ボイドV1 に比べて大きく3〜4mm程度の径の
ものもあり、この二次ボイドV2 がワイヤ流れを発生さ
せる原因となる。
【0009】このとき本発明者等が検討対象としたモー
ルド金型は図11および図12に示すようなもので、タ
ブレット11aが投入されてこれをプランジャ39が押
圧するポット30が形成されたセンタブロック32と、
リードフレームに搭載された半導体チップが位置するキ
ャビティ34が形成されたチェイスブロック33とから
構成され、ポット30とキャビティ34とがランナ31
で連通されたものである。
【0010】次に、発生したボイドVがキャビティ34
内に至るメカニズムについては、図13に示すようなも
のである。つまり、最初に発生した一次ボイドV1 はプ
ランジャ39(図12)によってキャビティ34内に充
填され(図13(a))、プランジャ39の押圧によっ
てその後発生した二次ボイドV2 もまたプランジャ39
によってランナ31を通って(図13(b))キャビテ
ィ34内に充填される(図13(c))。ここで、図1
3(c)に示すように、二次ボイドV2 を含んだ部分の
樹脂11がキャビティ34内に充填されると一次ボイド
1 を含んだ部分の樹脂11はエアベント43に押しや
られるので、最終的には二次ボイドV2がキャビティ3
4内に残ることになる。
【0011】したがって、二次ボイドV2 を如何に処理
するかをポイントに実験を重ね、後述する発明が完成し
たものである。
【0012】ところで、モールド封止においては、前記
のように軟化した樹脂に圧力をかけてこれをキャビティ
44内に注入するものであるため、樹脂が注入される側
つまり図14に示すマルチプランジャ型のモールド金型
における符号41で表されたゲートの側が特に高圧とな
り、漏れ出た樹脂は外枠すなわちリードフレーム45の
幅方向の一方の側面にまで達して図15に示すようなバ
リ46となる。そして、モールド封止終了後に行われる
ゲートブレイク作業(=リードフレームとランナとを切
り離す作業)でバリ46が除去されないと、実質的にリ
ードフレーム45の幅が広くなってしまうので、次のリ
ードフレーム切断成形工程で搬送レールに乗せることが
できなかったり、たとえ乗せることができたとしてもバ
リ46のためにリードフレーム45が大きく変形してし
まうことになる。
【0013】そこで、本発明の目的は、モールド装置に
おいて発生するボイドを含んだ部分の樹脂をキャビティ
内から低減することのできる技術を提供することにあ
る。
【0014】本発明の他の目的は、モールド封止におけ
るリードフレームの側面におけるバリの発生を防止する
ことのできる技術を提供することにある。
【0015】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述及び添付図面から明らかにな
るであろう。
【0016】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を説明すれば、次の通
りである。
【0017】すなわち、本発明によるモールド装置は、
相対的に接近離反移動自在に設けられ、それぞれ型合わ
せ面を有する一対の金型と、この金型内のキャビティに
連通させて形成されたポット内に投入されたタブレット
状の樹脂を押圧するプランジャと、型合わせ面において
ポットに連通して形成され、キャビティ内に所定量の樹
脂が充填されるまでは樹脂の漏出を防止し、所定量充填
された後にはプランジャの押圧により発生するボイドを
含む部分の樹脂を漏出させてボイドを含まない部分の樹
脂をキャビティに向かわせる流動抵抗を与えるボイドベ
ントと、同様に型合わせ面においてボイドベントに連通
して形成され、このボイドベントを通過したボイドを含
む部分の樹脂を取り込むボイド樹脂取込み部とを有する
ものである。
【0018】また、本発明によるモールド装置は、相対
的に接近離反移動自在に設けられ、それぞれ型合わせ面
を有する一対の金型と、この金型内のキャビティに連通
させて形成されたポットに投入されたタブレット状の樹
脂を押圧するプランジャと、型合わせ面においてポット
に連通して形成され、キャビティ内に所定量の樹脂が充
填されるまでは樹脂の漏出を防止し、所定量充填された
後にはプランジャの押圧により発生するボイドを含む部
分の樹脂を漏出させてボイドを含まない部分の樹脂をキ
ャビティに向かわせる流動抵抗を与えるとともに、ボイ
ドを含む部分の樹脂を取り込むボイド樹脂取込み部とを
有するものである。
【0019】これらの場合において、前記した一対の金
型にワイヤボンディングされた半導体チップが搭載され
たリードフレームをクランプしてこれをモールドし、半
導体装置を製造するモールド装置とすることができる。
この場合、前記したボイド樹脂取込み部は、リードフレ
ームの幅方向の一方の側面に面して形成するのが望まし
い。
【0020】また、これらの場合において、前記したボ
イド樹脂取込み部には、このボイド樹脂取込み部内の気
体を外部に送り出すエアベントを形成することができ
る。
【0021】さらに、これらの場合において、ポットお
よびプランジャを複数組設け、マルチプランジャ型のモ
ールド装置としてもよい。
【0022】そして、本発明によるモールド方法は、相
対的に接近離反移動自在に設けられた一対の金型を閉
じ、ポットにセットされたタブレット状の樹脂をプラン
ジャで押圧してその一部の樹脂をキャビティ内に充填
し、プランジャの押圧により発生するボイドを含む部分
の樹脂をポットの周囲に押し出し、その後、ボイドを含
まない部分の樹脂を再びキャビティ内に充填するもので
ある。
【0023】
【作用】上記した手段によれば、ボイドを含む部分の樹
脂はボイド樹脂取込み部に充填され、ボイドを含まない
部分の樹脂がキャビティ内へ充填されてキャビティに既
に充填されていた樹脂の一部がキャビティ外へ押し出さ
れる。したがって、ボイドを含む樹脂がキャビティ内か
ら大幅に低減される。
【0024】該手段を半導体装置の製造のための樹脂封
止に適用すれば、ボイドを含んだ部分の樹脂がキャビテ
ィ内に充填されることによるワイヤ流れが防止され、良
好な品質の半導体装置を製造することが可能になる。
【0025】また、ボイド樹脂取込み部をリードフレー
ムの幅方向の一方の側面に面して形成することにより、
リードフレームの一側面にまで達した樹脂がボイド樹脂
取込み部に充填された樹脂に捕捉されることになるの
で、モールド成形終了後のリードフレームの側面におけ
るバリの発生を未然に防止することが可能になる。
【0026】
【実施例】以下、本発明の実施例を、図面に基づいてさ
らに詳細に説明する。
【0027】(実施例1)図1は、本発明の一実施例で
あるモールド装置を概略的に示す側面図、図2はそのモ
ールド装置に用いられる金型の構造を示す平面図、図3
は図2のIII −III 線に沿う断面図、図4は樹脂による
ボイドの発生メカニズムを示す説明図、図5は図2の金
型において充填される樹脂に含まれるボイドの流れを示
す説明図である。
【0028】図1に示す本実施例のモールド装置は、シ
ングルプランジャ型トランスファモールド装置であり、
ワイヤボンディングされた半導体チップが搭載されたリ
ードフレーム(図示せず)が設置される下金型1の上方
には、この下金型1と接合して前記リードフレームをク
ランプする上金型2が位置している。下金型1は台座3
に、上金型2は可動盤4にそれぞれ固定されており、可
動盤4がガイド5に沿って下降することで上下金型1,
2が型締めされる。この場合、下金型1を上金型2に接
近させて型締めするようにしても、また、水平移動させ
て型締めするようにしてもよく、一対の金型1,2が相
対的に接近離反移動自在に設けられていればよい。な
お、金型1,2にはそれぞれヒータ6が埋設されて、た
とえば180℃に加熱されるようになっている。
【0029】可動盤4の上方に位置する固定盤7には、
油圧シリンダ8で上下動するプランジャ9が設けられ、
下降したプランジャ9が上金型2に形成されたポット1
0内に投入されたタブレット11a(図3)を押圧して
モールド封止が行われるようになっている。
【0030】このモールド装置に用いられる一対の金型
1,2を図2および図3に示す。図示するように、上金
型2と下金型1との型締めによって、センタブロック1
2の型合わせ面には、上金型2の上面に開口してタブレ
ット11aが投入されるポット10、このポット10の
終端を形成してプランジャの押圧力を維持するためのカ
ル溜り部15、およびポット10に連通して側面に開口
するメインランナ16が形成されている。なお、最終的
にキャビティ14の方向に押し出されなかった部分の樹
脂11であるカルはカル溜り部15に溜まる。このカル
溜り部15の中央を横断するようにしてメインランナ1
6につながるカルランナ17が形成され、ポット10と
連通してたとえば環状のボイドベント18が形成されて
いる。さらに、ボイドベント18の外側には、このボイ
ドベント18と連通するボイド樹脂取込み部19が形成
され、ボイド樹脂取込み部19には、この中の空気やガ
ス(以下「気体」という。)を外部に逃がすためのエア
ベント20が形成されている。
【0031】センタブロック12に隣接するチェイスブ
ロック13の型合わせ面には、リードフレームに搭載さ
れた半導体チップが位置してこれをモールド封止するキ
ャビティ14、このキャビティ14への樹脂注入口であ
るゲート21、およびそれぞれのゲート21に連通して
前記したメインランナ16と連なるランナ22が形成さ
れている。したがって、ポット10とキャビティ14と
はメインランナ16およびランナ22によって連通さ
れ、プランジャ9によって押圧されたポット10内のタ
ブレット11aは、メインランナ16からランナ22を
通り、ゲート21から各キャビティ14内に充填され
る。なお、各キャビティ14にも、この中の気体を逃が
すエアベント23が形成されている。
【0032】図3に示すように、各ランナ16,17,
22は最も深く形成され、カル溜り部15、ゲート2
1、ボイドベント18の順に浅く形成されている。つま
り、ボイドベント18とゲート21とを比較すると前者
の方が浅く、よって、プランジャ9に押圧された樹脂1
1(図4)の初期流動抵抗は、ゲート21を通ってキャ
ビティ14内に流入する方向よりボイドベント18を通
ってボイド樹脂取込み部19に流入する方向の方が大き
くなっている。
【0033】したがって、初期の流動状態においては、
樹脂11はボイドベント18によってボイド樹脂取込み
部19への漏出が防止された状態でキャビティ14内へ
所定量だけ充填される。そして、所定量充填されてキャ
ビティ14へ向かう流動抵抗の方が相対的に大きくなる
と、樹脂11はボイドベント18を通過してボイド樹脂
取込み部19へ漏出し、ボイド樹脂取込み部19に樹脂
11が充填されて再びボイドベント18を通過する流動
抵抗の方が大きくなると、樹脂11はあらためてキャビ
ティ14内へ充填される。
【0034】ここで、前記したボイドVが発生するメカ
ニズムを、図4を参考にして改めて詳述する。
【0035】タブレット11aがポット10にセットさ
れると、図1に示すヒータ6で加熱された金型1,2に
より溶融されて表層から軟化して行き、図4(a)に示
すように、軟化した表層の部分が周辺の空気を巻き込ん
で、比較的小さなボイドVである一次ボイドV1 が発生
する。プランジャ9によるタブレット11aの押圧が開
始されると、図4(b)に示すように、このタブレット
11aは臼状に変形する。そして、プランジャ9の押圧
によって残余の空気を包み込むような状態で変形し、早
く溶融された表層部分が再び周辺の空気を巻き込んで、
図4(c)に示すように、一次ボイドV1 に比べて大き
な径の二次ボイド(ボイド)V2 が発生する。
【0036】このようなボイドVの発生メカニズムを考
慮に入れ、本金型1,2が用いられたモールド装置によ
る樹脂モールドの動作を、図5に示す樹脂11の流れと
ともに説明する。
【0037】先ず、一対の金型1,2をそれぞれ台座3
と可動盤4とにセットしてヒータ6でこれを加熱し、た
とえば180℃まで昇温の後、下金型1の所定位置に図
示しないリードフレームをセットし、上金型2を接近さ
せてクランプする。次に、ポット10内にタブレット1
1aを投入する。投入されたタブレット11aは、表層
部から徐々に加熱・溶融され、ここで図4(a)に示す
一次ボイドV1 が発生する。
【0038】プランジャ9によるタブレット11aの押
圧が開始されると、この一次ボイドV1 を含んだ部分の
樹脂は、ボイドベント18から漏出するよりも小さな初
期流動抵抗が与えれたキャビティ14に向かってカルラ
ンナ17から、メインランナ16そしてランナ22と、
金型1,2内の気体をエアベント23から排出しながら
進んで行き、図5(a)に示すように、ゲート21から
各キャビティ14に注入される。ここで、図示するよう
に、プランジャ9の加圧によってポット10内のタブレ
ット11aには二次ボイドV2 が発生している(図4
(c)参照)。なお、樹脂11の流動特性上、ポット1
0に近いキャビティ14の方が遠くのキャビティ14よ
りも、より多くの樹脂11が注入される。
【0039】プランジャ9がタブレット11aを押圧し
キャビティ14内に所定量の樹脂が充填されると、前記
のようにキャビティ14へ向かう流動抵抗の方が相対的
に大きくなるので、図5(b)に示すように、二次ボイ
ドV2 を含む部分の樹脂11はボイドベント18を通過
してボイド樹脂取込み部19へ流入する。このとき、ボ
イド樹脂取込み部19内の気体は樹脂11の充填ととも
にエアベント20によって外部へ排出されるので、樹脂
11はボイド樹脂取込み部19の全体に充填されること
になる。なお、ここでは樹脂11はキャビティ14へは
殆ど流入しないので、ボイド樹脂取込み部19へ樹脂1
1が充填されているときのキャビティ14内の樹脂量は
図5(a)の場合とほぼ同一である。
【0040】ボイド樹脂取込み部19に樹脂11が充填
されると、再びキャビティ14に向かう流動抵抗の方が
小さくなり、図5(c)に示すように、今度は二次ボイ
ドV2 を含まない部分の樹脂11があらためてキャビテ
ィ14内に注入されることになる。図示するように、樹
脂11がキャビティ14内に注入されると、既に充填さ
れていた一次ボイドV1 を含む部分の樹脂11はエアベ
ント23に押し出されるので、結果としてキャビティ1
4内はボイドVのない状態となり、この状態で樹脂11
が硬化してキャビティ14の形状にモールドされた半導
体装置(図示せず)が得られる。
【0041】このように、本実施例のモールド装置によ
れば、ゲート21を通ってキャビティ14内に流入する
方向より大きな初期流動抵抗を与えてキャビティ14内
に所定量の樹脂11が充填されるまでは樹脂11の漏出
を防止し、その後のプランジャ9の押圧によって発生す
る二次ボイドV2 を含む部分の樹脂11を漏出させるボ
イドベント18が形成され、このボイドベント18に連
通してボイド樹脂取込み部19が形成されている。そし
て、二次ボイドV2 を含む部分の樹脂11がボイドベン
ト18を通ってボイド樹脂取込み部19に充填される
と、再びボイドベント18へ向かう流動抵抗が大きくな
って樹脂11は再度キャビティ14内へ充填され、既に
充填されていた樹脂11の一部(つまり、一次ボイドV
1 を含んだ部分の樹脂11)はキャビティ14の外へ押
し出される。したがって、キャビティ14内のボイドV
は大幅に低減され、ワイヤ流れのない良好な品質の半導
体装置を製造することが可能になる。
【0042】(実施例2)図6は本発明の他の実施例で
あるモールド装置に用いられる金型の構造を示す概略図
である。なお、本実施例において、前記実施例と共通す
る部材には同一の符号が付されている。
【0043】本実施例に示す場合には、キャビティ14
が72個形成されたいわゆる多数個取りのシングルプラ
ンジャ型トランスファモールド用金型であり、ポット1
0から延びる2本のメインランナ16がそれぞれ3本の
サブランナ24に分岐している。なお、符号20はボイ
ド樹脂取込み部19に形成されたエアベントである。
【0044】このように、サブランナ24が形成された
多数個取りの金型の場合には、ポット10の周囲のみで
はなく、センタブロック12のメインランナ16からサ
ブランナ24にかけてボイドベント18を形成し、この
ボイドベント18に連通させてボイド樹脂取込み部19
を形成してもよい。
【0045】本実施例に示すモールド装置によっても、
一次ボイドを含んだ部分の樹脂は各キャビティ14に形
成されたエアベントに、二次ボイドを含んだ部分の樹脂
はボイドベント18からボイド樹脂取込み部19に、そ
れぞれ取り込まれる。したがって、キャビティ14内の
ボイドは大幅に低減され、良好な品質の半導体装置が製
造される。
【0046】(実施例3)図7は本発明のさらに他の実
施例であるモールド装置に用いられる金型の構造を示す
概略図である。なお、本実施例においても、前記実施例
1,2と共通する部材には同一の符号が付されている。
【0047】本実施例においては、センタブロック12
に複数のポット10が形成され、樹脂の充填効率を向上
させて成形時間を短縮するマルチプランジャ型トランス
ファモールド用金型であり、図示する場合には2つのキ
ャビティ14に対して1つのポット10が設けられ、ポ
ット10は合計6つとされている。したがって、ポット
10内のタブレットを押圧するプランジャ(図示せず)
も各ポット10に対応させて10個設けられている。な
お、1つのポット10に対応するキャビティ14の数、
およびポット10とこれに対応するプランジャの数は、
本実施例に示すものに限定されることなく自由に設定す
ることができる。
【0048】このようなマルチプランジャ型の場合に
は、それぞれのポット10に連通するボイドベント18
を形成し、これらのポット10を横切るようにしてボイ
ドベント18と連通するボイド樹脂取込み部19を形成
し、該ボイド樹脂取込み部19の両端にエアベント20
を形成することができる。
【0049】本実施例に示すモールド装置によっても、
前記した場合と同様に、一次ボイドを含んだ部分の樹脂
は各キャビティ14に形成されたエアベント23に、二
次ボイドを含んだ部分の樹脂はボイドベント18からボ
イド樹脂取込み部19に、それぞれ取り込まれて、キャ
ビティ14内のボイドを大幅に低減させることができ
る。
【0050】(実施例4)図8は本発明のさらに他の実
施例であるモールド装置に用いられる金型の構造を示す
平面図、図9は図8のIX−IX線に沿う断面図である。な
お、本実施例においても、前記実施例1〜3と共通する
部材には同一の符号が付されている。
【0051】本実施例では、ゲート21よりも浅く形成
されたボイド樹脂取込み部19が合わせ面においてポッ
ト10と連通して形成されているものである。したがっ
て、この場合においても、プランジャ9に押圧されたタ
ブレット11aである樹脂の初期流動抵抗は、ゲート2
1を通ってキャビティ14内に流入する方向よりもボイ
ド樹脂取込み部19に流入する方向の方が大きくなり、
ボイド樹脂取込み部19への漏出が防止された樹脂は、
先ず最初にキャビティ14内へ所定量だけ充填される。
そして、流動抵抗が逆転すると、樹脂はボイド樹脂取込
み部19へ漏出し、ここに樹脂が充填されて再び流動抵
抗が逆転すると、樹脂はあらためてキャビティ14内へ
充填される。なお、その他の箇所においては、前記した
実施例1と同様の構成とされている。
【0052】このように、本実施例に示すモールド装置
によっても、一次ボイドを含んだ部分の樹脂は各キャビ
ティ14に形成されたエアベント23に、二次ボイドを
含んだ部分の樹脂はボイドベント18からボイド樹脂取
込み部19に、それぞれ取り込まれて、キャビティ14
内のボイドを大幅に低減させることが可能になる。
【0053】(実施例5)図10は本発明のさらに他の
実施例であるモールド装置に用いられる金型の構造を示
す概略図である。なお、本実施例においても、前記実施
例1〜4と共通する部材には同一の符号が付されてい
る。
【0054】本実施例においては、センタブロック12
に複数のポット10が形成され、各ポット10に対応し
たプランジャ(図示せず)が設けられたマルチプランジ
ャ型トランスファモールド用金型であり、それぞれのポ
ット10に連通してボイドベント18が形成されている
点で、前記実施例3に示したモールド装置と共通であ
る。
【0055】一方、図示するように、センタブロック1
2において各ポット10を横切るようにしてボイドベン
ト18と連通して形成されたボイド樹脂取込み部19
が、搭載されるリードフレーム(図示せず)の幅方向の
一方の側面に面するように、チェイスブロック13のリ
ードフレーム搭載部25にまで広がって形成されている
点で異なっている。なお、シングルプランジャ型のモー
ルド装置に対して、このようにリードフレーム搭載部2
5にまで広がったボイド樹脂取込み部19を形成しても
よい。
【0056】本実施例によるモールド装置によっても、
前記の場合と同様に、キャビティ14内のボイドを大幅
に低減させることが可能になる。さらに、これに加え
て、モールド封止において特に高圧となるゲート21側
のリードフレーム搭載部25から漏れ出してリードフレ
ームの一側面にまで達した樹脂がボイド樹脂取込み部1
9に充填された樹脂に捕捉されるようになるので、モー
ルド成形終了後のリードフレームの側面におけるバリの
発生を防止することが可能になる。
【0057】以上、本発明者によってなされた発明を実
施例に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施例
に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲
で種々変更が可能であることは言うまでもない。
【0058】たとえば、本実施例においては、何れも半
導体チップの搭載されたリードフレームを樹脂封止して
半導体装置を製造するためのモールド装置に本発明を適
用した場合について説明されているが、他の種々の部材
を樹脂封止するモールド装置に対して、さらには、何ら
かの部材を封止するのではなく、単にキャビティ14の
形状に対応した成型品を製造するモールド装置に対して
も適用することが可能である。
【0059】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち、代
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば以
下の通りである。
【0060】(1).すなわち、本発明のモールド装置によ
れば、キャビティ内に流入する方向より大きな初期流動
抵抗を与えてキャビティ内に所定量の樹脂が充填される
までは樹脂の漏出を防止し、プランジャの押圧によって
発生するボイドを含む部分の樹脂を漏出させるボイドベ
ントが形成され、このボイドベントに連通してボイド樹
脂取込み部が形成されているので、ボイドを含む部分の
樹脂がボイド樹脂取込み部に充填されると、ボイドを含
まない部分の樹脂がキャビティ内へ充填されることにな
る。そして、既に充填されていた樹脂の一部はキャビテ
ィの外へ押し出される。したがって、ボイドを取り込ん
だ樹脂がキャビティ内から大幅に低減される。
【0061】(2).また、本発明のモールド装置によれ
ば、キャビティ内に流入する方向より大きな初期流動抵
抗を与えてキャビティ内に所定量の樹脂が充填されるま
では樹脂の漏出を防止し、プランジャの押圧によって発
生するボイドを含む部分の樹脂を漏出させるとともに、
ボイドを含む部分の樹脂が取り込まれるボイド樹脂取込
み部が形成されているので、ボイドを含まない部分の樹
脂がキャビティ内へ充填され、既に充填されていた樹脂
の一部はこの樹脂によってキャビティの外へ押し出され
る。したがって、前記した(1) と同様に、ボイドを含む
部分の樹脂がキャビティ内から大幅に低減される。
【0062】(3).前記(1) および(2) により、このモー
ルド装置を半導体装置の製造のための樹脂封止に適用す
れば、ボイドを含んだ部分の樹脂がキャビティ内に充填
されることによるワイヤ流れが防止されるので、ボンデ
ィングワイヤ相互間が接触する導通不良が排除され、良
好な品質の半導体装置を製造することが可能になる。
【0063】(4).さらに、ボイド樹脂取込み部をリード
フレームの幅方向の一方の側面に面して形成することに
より、リードフレームの一側面にまで達した樹脂がボイ
ド樹脂取込み部に充填された樹脂に捕捉されることにな
るので、モールド成形終了後のリードフレームの側面に
おけるバリの発生を未然に防止することが可能になる。
【0064】(5).前記(4) により、側面にバリのないモ
ールド処理後のリードフレームを切断成形金型に搬送す
ることができるので、搬送レールに乗せることができず
に搬送不能となったり、あるいは搬送途中においてバリ
のためにリードフレームが大きく変形することもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1によるモールド装置を概略的
に示す側面図である。
【図2】図1のモールド装置に用いられる金型の構造を
示す平面図である。
【図3】図2のIII −III 線に沿う断面図である。
【図4】樹脂によるボイドの発生メカニズムを示す説明
図であり、(a)は一次ボイドが発生する状態を、
(b)はタブレットが押圧されて変形する状態を、
(c)は二次ボイドが発生する状態をそれぞれ示す。
【図5】図2の金型において充填される樹脂に含まれる
ボイドの流れを示す説明図であり、(a)はキャビティ
内の一次ボイドとポット内の二次ボイドを、(b)はキ
ャビティ内の一次ボイドとボイド取込み部内の二次ボイ
ドを、(c)はエアベント内の一次ボイドとボイド取込
み部内の二次ボイドをそれぞれ示す。
【図6】本発明の実施例2によるモールド装置に用いら
れる金型の構造を示す概略図である。
【図7】本発明の実施例3によるモールド装置に用いら
れる金型の構造を示す概略図である。
【図8】本発明の実施例4によるモールド装置に用いら
れる金型の構造を示す平面図である。
【図9】図8のIX−IX線に沿う断面図である。
【図10】本発明の実施例5によるモールド装置に用い
られる金型の構造を示す概略図である。
【図11】本発明者等が検討対象とした金型の構造を示
す平面図である。
【図12】図11のXII −XII 線に沿う断面図である。
【図13】図11の金型において充填される樹脂に含ま
れるボイドの流れを示す説明図であり、(a)はキャビ
ティ内の一次ボイドとポット内の二次ボイドを、(b)
はキャビティ内の一次ボイドとランナ内の二次ボイド
を、(c)はエアベント内の一次ボイドとキャビティ内
の二次ボイドをそれぞれ示す。
【図14】本発明者等が検討対象としたマルチプランジ
ャ型モールド金型の構造を示す概略図である。
【図15】図14のモールド金型によりモールド処理が
された後のリードフレームを示す斜視図である。
【符号の説明】
1 下金型 2 上金型 3 台座 4 可動盤 5 ガイド 6 ヒータ 7 固定盤 8 油圧シリンダ 9 プランジャ 10 ポット 11 樹脂 11a タブレット 12 センタブロック 13 チェイスブロック 14 キャビティ 15 カル溜り部 16 メインランナ 17 カルランナ 18 ボイドベント 19 ボイド樹脂取込み部 20 エアベント 21 ゲート 22 ランナ 23 エアベント 24 サブランナ 25 リードフレーム搭載部 30 ポット 31 ランナ 32 センタブロック 33 チェイスブロック 34 キャビティ 39 プランジャ 41 ゲート 43 エアベント 44 キャビティ 45 リードフレーム 46 バリ V ボイド V1 一次ボイド V2 二次ボイド(ボイド)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // B29L 31:34 (72)発明者 倉富 文司 東京都小平市上水本町5丁目20番1号 株 式会社日立製作所半導体事業部内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相対的に接近離反移動自在に設けられ、
    それぞれ型合わせ面を有する一対の金型と、 前記金型内のキャビティに連通させて形成されたポット
    内に投入されたタブレット状の樹脂を押圧するプランジ
    ャと、 前記型合わせ面において前記ポットに連通して形成さ
    れ、前記キャビティ内に所定量の樹脂が充填されるまで
    は樹脂の漏出を防止し、所定量充填された後には前記プ
    ランジャの押圧により発生するボイドを含む部分の樹脂
    を漏出させてボイドを含まない部分の樹脂を前記キャビ
    ティに向かわせる流動抵抗を与えるボイドベントと、 前記型合わせ面において前記ボイドベントに連通して形
    成され、前記ボイドベントを通過したボイドを含む部分
    の樹脂を取り込むボイド樹脂取込み部とを有することを
    特徴とするモールド装置。
  2. 【請求項2】 相対的に接近離反移動自在に設けられ、
    それぞれ型合わせ面を有する一対の金型と、 前記金型内のキャビティに連通させて形成されたポット
    に投入されたタブレット状の樹脂を押圧するプランジャ
    と、 前記型合わせ面において前記ポットに連通して形成さ
    れ、前記キャビティ内に所定量の樹脂が充填されるまで
    は樹脂の漏出を防止し、所定量充填された後には前記プ
    ランジャの押圧により発生するボイドを含む部分の樹脂
    を漏出させてボイドを含まない部分の樹脂を前記キャビ
    ティに向かわせる流動抵抗を与えるとともに、ボイドを
    含む部分の樹脂を取り込むボイド樹脂取込み部とを有す
    ることを特徴とするモールド装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載のモールド装置に
    おいて、前記一対の金型には、ワイヤボンディングされ
    た半導体チップが搭載されたリードフレームが前記半導
    体チップを前記キャビティに位置させてクランプされる
    ことを特徴とするモールド装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のモールド装置において、
    前記ボイド樹脂取込み部は、前記リードフレームの幅方
    向の一方の側面に面して形成されていることを特徴とす
    るモールド装置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれか一項に記載のモ
    ールド装置において、前記ボイド樹脂取込み部には、こ
    のボイド樹脂取込み部内の気体を外部に送り出すエアベ
    ントが形成されていることを特徴とするモールド装置。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれか一項に記載のモ
    ールド装置において、前記ポットおよび前記プランジャ
    は複数組設けられていることを特徴とするモールド装
    置。
  7. 【請求項7】 相対的に接近離反移動自在に設けられた
    一対の金型を閉じ、 ポットにセットされたタブレット状の樹脂をプランジャ
    で押圧してその一部の樹脂をキャビティ内に充填し、 前記プランジャの押圧により発生するボイドを含む部分
    の樹脂を前記ポットの周囲に押し出し、 その後、ボイドを含まない部分の樹脂を再び前記キャビ
    ティ内に充填することを特徴とするモールド方法。
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