JPH08155816A - ホーニング加工方法およびホーニング加工装置 - Google Patents

ホーニング加工方法およびホーニング加工装置

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JPH08155816A
JPH08155816A JP6298639A JP29863994A JPH08155816A JP H08155816 A JPH08155816 A JP H08155816A JP 6298639 A JP6298639 A JP 6298639A JP 29863994 A JP29863994 A JP 29863994A JP H08155816 A JPH08155816 A JP H08155816A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ホーニング加工装置の動作が停止しても、シ
リンダボア内径の仕上り径の誤差の室温に対応するワー
ク相互間の変化を連続的なものとし、室温に応じた径補
正値のフィードバックを可能として加工精度の向上を図
る。 【構成】 ホーニング加工装置の動作が停止しても、ク
ーラント供給機25によるクーラントノズル23からの
クーラントの供給を継続して行うことで、シリンダブロ
ック9の熱的安定が保たれ、シリンダボア11内径の仕
上り径の誤差の室温に対応するシリンダブロック9相互
間の変化が連続的なものとなる。しかも、クーラントは
シリンダブロック9の下部に設けたクーラントノズル2
3から上方に向けて噴射しているので、ウォータジャケ
ット10にクーラントは入り込まず、ホーニング加工終
了後の後工程へのクーラントの持ち出しが防止される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、研削砥石がワークの
加工孔内面に対し所定の拡張圧力で拡張移動して押付け
られつつ、その砥石が取付けられたホーニングヘッドが
回転かつ軸方向移動して加工孔内面を研削加工するホー
ニング加工方法およびホーニング加工装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ワークの加工孔内面、例えばエ
ンジンのシリンダブロックにおけるシリンダボア内面を
仕上げ加工する際には、ホーニング加工装置を用いてホ
ーニング加工がなされる。ホーニング加工は、加工孔内
面を砥石を用いて研削するもので、この砥石は、通常直
方体形状のものを加工孔の中心軸方向を長手方向として
円周方向に複数等間隔に配置してある。複数の砥石は、
加工孔内に挿入されてその中心軸に対して放射状に配置
したホーンと称する工具により加工孔内面に押圧される
とともに、回転運動と軸方向の往復運動を行わせて加工
孔の内面を平滑かつ精度よく加工する(特開昭56−7
6374号公報参照)。
【0003】図4は、ホーンング加工装置の概略的な構
成図であり、砥石を備えたホーニングヘッド1により、
ワークであるシリンダブロック3の加工孔となるシリン
ダボア5に対し、ホーニング加工を行っている状態を示
している。このホーニング加工の過程においては、通常
クーラント供給機7により、所定温度に制御された冷却
液であるクーラントが、ホーニング加工装置における主
としてホーニングヘッド1とシリンダボア5との間に供
給される。クーラント供給機7は、ホーニング加工装置
と連動して動作する。つまり、ホーニング加工装置の動
作に伴いクーラントが供給され、ホーニング加工装置の
動作が停止すれば、クーラントの供給も停止する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記したよ
うなホーニング加工においては、シリンダボア5の内径
値は室温によって微妙に影響される。図5は、(a)が
室温の時間的変化を示し、(b)が個々のシリンダボア
の目標とする内径値に対する誤差の時間的変化を示して
いる。これによれば、目標とする内径値に対する誤差
は、室温に追従して変化していることがわかる。このた
め、室温に基づいて、目標とする内径値に対する補正値
をホーニング加工装置にフィードバックしてホーニング
加工することで、室温変化による加工誤差を小さくする
ことが可能となる。
【0005】しかしながら、シリンダボア内径が異なる
シリンダブロックをホーニング加工するためなどにホー
ニングヘッドを交換したり、あるいはホーニング加工前
後の生産ライン上でなんらかのトラブルが発生するなど
して、ホーニング加工装置が停止した場合には、室温に
よって熱的影響を受けるクーラントの供給も停止するこ
とになるので、停止前には連続してクーラントの供給を
受けていたシリンダブロックは、停止後にはクーラント
の供給を受けないことから、今までの室温に対応した熱
的安定が崩れ、前記図5で示したような室温に追従した
シリンダボア内径の変化については、図6に示すよう
に、径変化の不連続点Aが発生することになる。
【0006】上記不連続点Aの部分では、前記図5
(a)の室温に対して不一致となり、このため、室温に
応じた径補正値をフィードバックすることができず、加
工精度の低下を招くことになる。
【0007】そこで、この発明は、ホーニング加工装置
の動作が停止しても、加工孔における仕上り径の誤差の
室温に対応するワーク相互間の変化を連続的なものとす
ることを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、この発明は、第1に、ワークの加工孔内面に所定の
加工圧力をもって押圧される砥石を保持するホーニング
ヘッドが、回転かつ軸方向移動しつつ冷却液の供給を受
けながら、前記加工孔内面に対して研削加工を行うホー
ニング加工方法において、複数のワークを連続して加工
する際、この連続加工の途中で前記ホーニングヘッドを
備えたホーニング加工装置の動作が停止したときにも、
前記冷却液の供給を継続して行う加工方法としてある。
【0009】第2に、第1の加工方法において、加工孔
の外周部にホーニングヘッドの挿入側と同方向に開口す
る開口孔を備えたワークに対してホーニング加工を行う
に際し、冷却液をホーニングヘッドの挿入方向と反対側
から供給する加工方法としてある。
【0010】第3に、第1の加工方法において、加工孔
の外周部にホーニングヘッドの挿入側と同方向に開口す
る開口孔を備えたワークに対してホーニング加工を行う
に際し、前記開口孔を塞いだ状態で冷却液をホーニング
ヘッドの挿入方向と同方向から供給する加工方法として
ある。
【0011】第4に、ワークの加工孔内面に所定の加工
圧力をもって押圧される砥石を保持するホーニングヘッ
ドが、回転かつ軸方向移動しつつ冷却液供給手段から冷
却液の供給を受けながら、前記加工孔内面に対して研削
加工を行うホーニング加工装置において、前記冷却液供
給手段の動作は、複数のワークを連続して加工している
途中で本装置の動作が停止したときにも、継続して行わ
れる構成としてある。
【0012】第5に、第4の構成において、ワークは、
加工孔の外周部にホーニングヘッドの挿入側と同方向に
開口する開口孔を備えており、冷却液供給手段における
冷却液吐出口は、前記ホーニングヘッドの加工孔に対す
る挿入方向と反対側に配置されている。
【0013】第6に、第4の構成において、ワークは、
加工孔の外周部にホーニングヘッドの挿入側と同方向に
開口する開口孔を備えており、この開口孔の開口を閉塞
する閉塞部材を、前記ワーク上に配置してある。
【0014】第7に、第6の構成において、閉塞部材
は、ホーニングヘッドが挿入可能な貫通孔を備え、この
貫通孔の内面に冷却液供給手段における冷却液吐出口が
設けられている。
【0015】
【作用】第1の方法または第4に構成によれば、ホーニ
ング加工装置の動作が停止したときにも、冷却液の加工
孔内面への供給を継続して行うので、停止後のワークに
ついても停止前の加工中のワークと同様に冷却液が供給
され、ワークは装置の停止前後にわたって熱的安定が保
たれ、加工孔内径の誤差のワーク相互間の変化も室温に
追従した連続的なものとなる。
【0016】第2の方法または第5の構成によれば、加
工孔の外周部における開口孔の開口と反対側から冷却液
を供給するので、供給した冷却液の開口孔への流入は防
止される。
【0017】第3の方法または第6の構成によれば、ホ
ーニングヘッドが挿入される方向と同方向に開口する開
口孔の開口側から冷却液を供給しても、開口は塞がれて
いるので、開口孔への冷却液の流入は回避される。
【0018】第7の構成によれば、ホーニングヘッドが
挿入される方向と同方向に位置する冷却液吐出口から冷
却液が吐出されても、開口は塞がれているので、開口孔
への冷却液の流入は回避される。
【0019】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づき説明
する。
【0020】図1は、この発明の一実施例を示すホーニ
ング加工装置の概略的な構成図であり、ワークであるシ
リンダブロック9は加工テーブル10上にセットされて
おり、このシリンダブロック9の加工孔であるシリンダ
ボア11の内面に対し、ホーニングヘッド13によりホ
ーニグ加工がなされる。シリンダブロック9には、シリ
ンダボア11の外周部に、上部に開口する開口孔として
のウォータジャケット10が形成されている。
【0021】ホーニングヘッド13は、本体15内に挿
入されて図示しない油圧シリンダによって上下動可能な
二つのテーパコーン17と、テーパコーン17の下降に
よってシリンダボア11の内面に向けて押付けられ円周
方向に複数配置されたシュー19と、シュー19の外周
面に装着されシリンダボア11の内面を研削加工する図
中で上下方向に長い直方体状の砥石21とを備えてい
る。このようなホーニングヘッド13は、テーパコーン
17およびシュー19によって砥石21がシリンダボア
11の内面に所定の押付圧力(拡張圧)で押付けられた
状態で、全体として図示しない上下動シリンダおよび回
転モータを駆動源として上下動すると同時に回転しなが
らホーニング加工を行う。
【0022】シリンダブロック9とホーニングヘッド1
3との間には、ホーニング加工装置の本体側に設けられ
るガイド部材21が配置されており、ガイド部材21
は、ホーニングヘッド13をシリンダボア11内に導く
ためのガイド孔21aを備えている。
【0023】シリンダブロック9内における加工テーブ
ル10上には、シリンダボア11内面に冷却液であるク
ーラントを噴射し供給する冷却液吐出口としてのクーラ
ントノズル23が設置されている。クーラントノズル2
3から噴射されるクーラントは、ウォータジャケット1
0の上部開口までは届かないものとする。クーラントノ
ズル23には、冷却液供給手段としてのクーラント供給
機25に一端が接続された供給配管27の他端が接続さ
れている。クーラント供給機25は、クーラントノズル
23から吐出されたクーラントを回収する回収配管29
が接続されており、回収配管29で回収したクーラント
を所定温度に管理し、内蔵するポンプにより供給配管2
7に供給する。上記クーラント供給機25は、操作部3
1からの操作によりホーニング加工装置の動作とは別に
運転開始および停止がなされる。
【0024】上記したようなホーニング加工装置によれ
ば、ホーニングヘッド13にてシリンダボア11内面を
ホーニング加工すべくホーニング加工装置を動作させる
際に、クーラント供給機25も操作部31からの操作に
よって動作させる。これにより、クーラントノズル23
からシリンダボア11の内面に向けてクーラントが供給
された状態で、ホーニングヘッド13が回転かつ上下動
しながらシリンダボア11の内面がホーニング加工され
る。
【0025】このようなホーニング加工においては、ホ
ーニング加工装置自体が動作している間はクーラントの
供給を続け、これにより前記図5に示したように、シリ
ンダボア11の内径は、シリンダブロック9相互間で室
温に追従して連続的に変化する。ここで、ホーニングヘ
ッド13を交換したり、あるいはホーニング加工前後の
生産ライン上でなんらかのトラブルが発生するなどし
て、ホーニング加工装置が停止した場合にも、クーラン
ト供給機25は、ホーニング加工装置とは別に動作して
いることから、クーラントの供給はこの間も継続され
る。このため、上記のようにホーニング加工装置が停止
したとしても、シリンダボア11の内径の室温に追従し
た連続的な変化は保たれ、室温に基づいて、目標とする
内径値に対する補正値をホーニング加工装置にフィード
バックすることが可能となり、加工精度は所望に維持さ
れる。
【0026】また、このときクーラントは、シリンダブ
ロック9の下方に設置したクーラントノズル23からシ
リンダボア11に向けて供給され、シリンダブロック9
の上端にまでは届かない構成であるので、ウォータジャ
ケット10内にクーラントが入り込むことはなく、ホー
ニング加工後の後工程へのクーラントの持ち出しが防止
され、クーラントの消費量が減少する。
【0027】後工程へのクーラントの持ち出しが防止さ
れることで、ホーニング加工に通常使用される油性のク
ーラントの、後工程の例えば仕上げ工程で通常使用され
る水溶性のクーラントへの混入が回避され、水溶性のク
ーラントの性能低下や劣化が防止される。
【0028】図2は、この発明の他の実施例を示すホー
ニング加工装置の概略的な構成図である。この実施例
は、シリンダブロック9とホーニングヘッド13との間
に配置されるガイド部材33に、前記図1の実施例にお
けるクーラントノズル23に代えて、冷却液吐出口とし
てのクーラント吐出口35aを備えたクーラント通路3
5を複数形成したものである。
【0029】ガイド部材33は、ホーニングヘッド13
をシリンダボア11内に導くための貫通孔としてのガイ
ド孔33aを備え、このガイド孔33aに前記クーラン
ト吐出口35aが設けられており、シリンダボア11を
三つ備えたシリンダブロック9に対して対応可能となっ
ている。つまり、ガイド孔33aは、図2のB−B矢視
断面図である図3に示すように、三つ設けられている。
ガイド孔33aは、直径がシリンダボア11とほぼ同じ
か若干大きく、かつ内周縁部がウォータジャケット10
より内周側に位置するよう形成されている。
【0030】また、ガイド部材33は、一対のアーム3
6が側方に突出して形成されており、アーム36の先端
上部には、ホーニング加工装置の本体側に固定された油
圧シリンダ37の作動ロッド39が装着されている。ガ
イド部材33は、油圧シリンダ37の動作により、図2
中で上下方向に移動可能であり、ホーニング加工時には
シリンダブロック9の上面に密着した状態とする。これ
により、ホーニング加工時にはガイド部材33の底面
が、シリンダブロック9のウォータジャケット10の上
部開口を塞いだ状態となる。
【0031】上記図2のホーニング加工装置において
も、クーラント供給機25はホーニング加工装置が停止
した状態であっても、クーラントの供給は継続して行
え、上記図1の実施例と同様に、シリンダボア11の内
径の室温に追従したシリンダブロック9相互間の連続的
な変化が保たれ、室温に基づいて、目標とする内径値に
対する補正値をホーニング加工装置にフィードバックす
ることが可能となり、加工精度は所望に維持される。
【0032】そして、この実施例においては、クーラン
トがシリンダブロック9の上方から供給されるものの、
ウォータジャケット10は、ガイド部材33の底面によ
って塞がれているので、ウォータジャケット10へのク
ーラントの流入は回避され、後工程での水溶性クーラン
トへの油性クーラントの混入は防止される。
【0033】
【発明の効果】以上説明してきたように、第1の発明ま
たは第4の発明によれば、ホーニング加工装置の動作が
停止したときにも、冷却液の加工孔内面への供給を継続
して行うようにしたため、停止後のワークについても停
止前の加工中のワークと同様に冷却液が供給され、ワー
クは装置の停止前後にわたって熱的安定が保たれ、加工
孔内径の誤差の変化も室温に追従した連続的なものとな
り、室温に基づいて、目標とする内径値に対する補正値
をホーニング加工装置にフィードバックすることがで
き、加工精度を向上させることができる。
【0034】第2の発明または第5の発明によれば、加
工孔の外周部における開口孔の開口と反対側から冷却液
を供給するので、供給した冷却液の開口孔への流入は回
避され、冷却液の後工程への持ち出しを防止できる。
【0035】第3の発明または第6の発明によれば、ホ
ーニングヘッドが挿入される方向と同方向に開口する開
口孔の開口側から冷却液を供給しても、開口は塞がれて
いるので、開口孔への冷却液の流入は回避され、冷却液
の後工程への持ち出しを防止できる。
【0036】第7の発明によれば、ホーニングヘッドが
挿入される方向と同方向に位置する冷却液吐出口から冷
却液が吐出されても、開口は塞がれているので、開口孔
への冷却液の流入は回避され、冷却液の後工程への持ち
出しを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示すホーニング加工装置
の概略的な構成図である。
【図2】この発明の他の実施例を示すホーニング加工装
置の概略的な構成図である。
【図3】図2のB−B矢視断面図である。
【図4】従来例を示すホーンング加工装置の概略的な構
成図である。
【図5】室温変化に対するシリンダボアの目標とする内
径値の誤差の時間的変化特性図である。
【図6】ホーニング加工装置が停止し、クーラントの供
給が停止した状態を含むシリンダボアの径の誤差の変化
特性図である。
【符号の説明】
9 シリンダブロック(ワーク) 10 ウォータジャケット(開口孔) 11 シリンダボア(加工孔) 13 ホーニングヘッド 21 砥石 23 クーラントノズル(冷却液吐出口) 25 クーラント供給機(冷却液供給手段) 33 ガイド部材(閉塞部材) 33a ガイド孔(貫通孔) 35a クーラント吐出口(冷却液吐出口)

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワークの加工孔内面に所定の加工圧力を
    もって押圧される砥石を保持するホーニングヘッドが、
    回転かつ軸方向移動しつつ冷却液の供給を受けながら、
    前記加工孔内面に対して研削加工を行うホーニング加工
    方法において、複数のワークを連続して加工する際、こ
    の連続加工の途中で前記ホーニングヘッドを備えたホー
    ニング加工装置の動作が停止したときにも、前記冷却液
    の供給を継続して行うことを特徴とするホーニング加工
    方法。
  2. 【請求項2】 加工孔の外周部にホーニングヘッドの挿
    入側と同方向に開口する開口孔を備えたワークに対して
    ホーニング加工を行うに際し、冷却液をホーニングヘッ
    ドの挿入方向と反対側から供給することを特徴とする請
    求項1記載のホーニング加工方法。
  3. 【請求項3】 加工孔の外周部にホーニングヘッドの挿
    入側と同方向に開口する開口孔を備えたワークに対して
    ホーニング加工を行うに際し、前記開口孔を塞いだ状態
    で冷却液をホーニングヘッドの挿入方向と同方向から供
    給することを特徴とする請求項1記載のホーニング加工
    方法。
  4. 【請求項4】 ワークの加工孔内面に所定の加工圧力を
    もって押圧される砥石を保持するホーニングヘッドが、
    回転かつ軸方向移動しつつ冷却液供給手段から冷却液の
    供給を受けながら、前記加工孔内面に対して研削加工を
    行うホーニング加工装置において、前記冷却液供給手段
    の動作は、複数のワークを連続して加工している途中で
    本装置の動作が停止したときにも、継続して行われるこ
    とを特徴とするホーニング加工装置。
  5. 【請求項5】 ワークは、加工孔の外周部にホーニング
    ヘッドの挿入側と同方向に開口する開口孔を備えてお
    り、冷却液供給手段における冷却液吐出口は、前記ホー
    ニングヘッドの加工孔に対する挿入方向と反対側に配置
    されていることを特徴とする請求項4記載のホーニング
    加工装置。
  6. 【請求項6】 ワークは、加工孔の外周部にホーニング
    ヘッドの挿入側と同方向に開口する開口孔を備えてお
    り、この開口孔の開口を閉塞する閉塞部材を、前記ワー
    ク上に配置したことを特徴とする請求項4記載のホーニ
    ング加工装置。
  7. 【請求項7】 閉塞部材は、ホーニングヘッドが挿入可
    能な貫通孔を備え、この貫通孔の内面に冷却液供給手段
    における冷却液吐出口が設けられていることを特徴とす
    る請求項6記載のホーニング加工装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011041987A (ja) * 2009-08-19 2011-03-03 Nsk Ltd 内面研削装置
CN105458935A (zh) * 2015-12-28 2016-04-06 宁波鑫晟工具有限公司 一种散热方便的磨光机
CN107186608A (zh) * 2017-07-21 2017-09-22 上汽通用五菱汽车股份有限公司 珩磨头冲洗装置及珩磨机

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