JPH08154825A - 回転加熱機器 - Google Patents

回転加熱機器

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Publication number
JPH08154825A
JPH08154825A JP30464794A JP30464794A JPH08154825A JP H08154825 A JPH08154825 A JP H08154825A JP 30464794 A JP30464794 A JP 30464794A JP 30464794 A JP30464794 A JP 30464794A JP H08154825 A JPH08154825 A JP H08154825A
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JP
Japan
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inverter
coil
attachment
heated
radio wave
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Pending
Application number
JP30464794A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Matsuo
亮 松尾
Kazuo Nishida
一夫 西田
Hidekazu Yamashita
秀和 山下
Katsunori Zaizen
克徳 財前
Kazuhiko Asada
和彦 麻田
Tetsuro Nagahisa
哲朗 長久
Hideki Omori
英樹 大森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP30464794A priority Critical patent/JPH08154825A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 煮込み料理に使用した場合には定期的にしゃ
もじ等でかき混ぜなくとも調理物が焦げ付かず、かつ他
の回転調理機も併せて使用可能として、保管場所が少な
くて済む回転加熱機器を実現することを目的とする。 【構成】 商用電源から商用電源とは周波数の異なる交
流電圧を作り出すインバータ3の出力を受けて磁界を発
生する複数部に分割されたコイル8の上方にアタッチメ
ント5の種類を符合化して電波により送信する符合発生
手段を有したアタッチメント5を載置し、被加熱体の場
合にはこの被加熱体を加熱し、磁界により回転する回転
体の場合にはこの回転体を回転させ、内部に回転する回
転体を有した非磁性金属製の被加熱体の場合には、前記
被加熱体の加熱と回転体の回転の両方を行う回転加熱機
器とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、家庭内で用いる電気式
の加熱機器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年加熱機器として、ガスレンジやヒー
タ式の電熱器の他に誘導加熱機器が普及しつつある。誘
導加熱機器の原理は既知のものであり、商用電源をイン
バータで高周波電源電圧に変換して加熱用コイル(以下
単にコイルと称する)に加え、コイルから発生する高周
波の磁力線をコイルの上方に置いた金属性の鍋に通し
て、鍋内に生じた渦電流によるジュール熱を用いて鍋を
加熱するものである。
【0003】この誘導加熱機器は炎を使わないため安全
であり、また火力の調整が容易であるという長所を有し
ている。この長所を活かして、カレーやシチューのよう
に時間をかけて煮込む煮込み料理には頻繁に使用されて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】誘導加熱調理器は煮込
み料理に使用すると便利ではあるが、煮込み料理では定
期的にしゃもじ等でかき混ぜないと調理物が焦げ付くと
いう問題を有している。また誘導加熱調理器とは別に、
ミキサーやスピードカッターのように回転切削を用いた
回転調理器もある。これらの回転調理器は機能別に個別
の製品であるため、使用場所や収納場所が個別に必要と
なるという課題を有している。
【0005】本発明は上記従来の課題を解決しようとす
るもので、煮込み料理に使用した場合には定期的にしゃ
もじ等でかき混ぜなくとも調理物が焦げ付かず、かつ他
の回転調理器も併せて使用可能として、保管場所が少な
くて済む回転加熱機器を提供することを第一の目的とし
ている。また第一の目的を達成するための第二・第三・
第四の手段を提供することを、第二・第三・第四の目的
としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】第一の目的を達成するた
めの本発明の第一の手段は、商用電源から商用電源とは
周波数の異なる交流電圧を作り出すインバータと、前記
インバータに対し制御信号を送るインバータ制御手段
と、前記インバータ制御手段につながり電波を受信する
電波受信手段と、前記インバータの出力を受けて磁界を
発生する複数部に分割したコイルと、前記コイルの上方
にアタッチメントの種類を符合化して電波により送信す
る符合発生手段を有したアタッチメントを有し、符合発
生手段からの電波を受信した電波受信手段はアタッチメ
ントの種類の情報を前記インバータ制御手段に伝達し、
前記インバータ制御手段は前記インバータに対しこのア
タッチメントの種類の情報に基づきコイルへ供給する交
流電圧を変化させることにより、アッタチメントが誘導
加熱を受ける被加熱体を有する場合にはこの被加熱体を
加熱し、磁界により回転する回転体を有する場合にはこ
の回転体を回転させ、内部に回転体を有した非磁性金属
製の被加熱体の場合には、前記被加熱体の加熱と回転体
の回転の両方を行う回転加熱機器を提供する。
【0007】第二の目的を達成するための本発明の第二
の手段は、商用電源から商用電源とは周波数の異なる交
流電圧を作り出すインバータと、前記インバータに対し
制御信号を送るインバータ制御手段と、前記インバータ
制御手段につながり電波を受信する電波受信手段と、前
記インバータの出力を受けて加熱を行うための第一のコ
イルと、回転を行うための複数部に分割された第二のコ
イルと、コイルの上方にアタッチメントの種類を符合化
して電波により送信する符合発生手段を有したアタッチ
メントを載置し、符合発生手段からの電波を受信した電
波受信手段はアタッチメントの種類の情報をインバータ
制御手段に伝達し、インバータ制御手段はインバータに
対しこのアタッチメントの種類の情報に基づき第一及び
第二コイルへ供給する交流電圧を変化させることによ
り、アタッチメントが誘導加熱を受ける被加熱体を有す
る場合には第一のコイルでこの被加熱体を加熱し、磁界
により回転する回転体を有する場合には第二のコイルで
この回転体を回転させ、内部に回転体を有した非磁性金
属製の被加熱体の場合には、第一、二のコイルで前記被
加熱体の加熱と回転体の回転の両方を行う回転加熱機器
を提供する。
【0008】第三の目的を達成するための本発明の第三
の手段は、商用電源から商用電源よりも高い周波数の交
流電圧を作り出す第一のインバータと、商用電源から商
用電源よりも低い周波数の交流電圧を作り出す第二のイ
ンバータと、前記第一のインバータ及び第二のインバー
タに対し制御信号を送るインバータ制御手段と、前記イ
ンバータ制御手段につながり電波を受信する電波受信手
段と、前記第一のインバータと第二のインバータの出力
を受けて磁界を発生する複数部に分割したコイルと、前
記コイルの上方にアタッチメントの種類を符合化して電
波により送信する符合発生手段を有したアタッチメント
を載置し、符合発生手段からの電波を受信した電波受信
手段はアタッチメントの種類の情報を前記インバータ制
御手段に伝達し、前記インバータ制御手段はこのアタッ
チメントの種類の情報に基づきコイルへ供給する交流電
圧を変化させることにより、アタッチメントが誘導加熱
を受ける被加熱体を有する場合には前記第一のインバー
タによりこの被加熱体を加熱し、磁界により回転する回
転体を有する場合には前記第二のインバータによりこの
回転体を回転させ、内部に回転体を有した非磁性金属製
の被加熱体の場合には、前記第一のインバータ及び第二
のインバータにより前記被加熱体の加熱と回転体の回転
の両方を行う回転加熱機器を提供する。
【0009】また第四の目的を達成するための本発明の
第四の手段は、商用電源から商用電源よりも高い周波数
の交流電圧を作り出す第一のインバータと、商用電源か
ら商用電源よりも低い周波数の交流電圧を作り出す第二
のインバータと、インバータに対し制御信号を送るイン
バータ制御手段と、前記インバータ制御手段につながり
電波を受信する電波受信手段と、前記第一のインバータ
の出力を受けて加熱を行うための第一のコイルと、前記
第二のインバータの出力を受けて回転を行うための複数
部に分割した第二のコイルと、コイルの上方にアタッチ
メントの種類を符合化して電波により送信する符合発生
手段を有したアタッチメントを載置し、符合発生手段か
らの電波を受信した電波受信手段はアタッチメントの種
類の情報を前記インバータ制御手段に伝達し、前記イン
バータ制御手段は前記第一のインバータ及び第二のイン
バータに対しこのアタッチメントの種類の情報に基づき
第一のコイル及び第二のコイルへ供給する交流電圧を変
化させることにより、アタッチメントが誘導加熱を受け
る被加熱体を有する場合には前記第一のインバータの出
力により第一のコイルでこの被加熱体を加熱し、磁界に
より回転する回転体を有する場合には前記第二のインバ
ータの出力により第二のコイルでこの回転体を回転さ
せ、内部に回転体を有した非磁性金属製の被加熱体の場
合には、前記第一のインバータ及び第二のインバータの
出力より前記第一のコイル及び第二のコイルで前記被加
熱体の加熱と回転体の回転の両方を行う回転加熱機器を
提供する。
【0010】
【作用】本発明の第一の手段は、インバータに接続した
複数部に分割されたコイルがインバータの出力に応じ
て、高周波磁界または低周波磁界あるいはこの両方の混
合磁界を発生し、被加熱体の加熱、磁界により回転する
回転体の回転、内部に回転する回転体を有した非磁性金
属性の被加熱体を載置した場合は、被加熱体の加熱と回
転体の回転の両方を行うように作用するものである。
【0011】本発明の第二の手段は、特に加熱用の高周
波磁界を発生するコイルと回転用の低周波磁界を発生す
るコイルとを別体として、前記本発明の第一の手段と同
様に作用する第二の構成とするものである。
【0012】同様に本発明の第三の手段は、特にインバ
ータを高周波磁界を発生するためのものと低周波磁界を
発生するためのものとに分け、これらのインバータの出
力を受けるコイルによって、前記本発明の第一の手段と
同様に作用するものである。
【0013】また本発明の第四の手段は、特にインバー
タを分けると共にコイルもそれぞれのインバータに接続
する専用のものに分けて、本発明の第一の手段と同様に
作用するものである。
【0014】
【実施例】以下本発明の第一の実施例について、図1を
参照しながら説明する。図1において、回転加熱機器の
本体1の内部には、電源コード2を介して商用電源電圧
を受けて、商用電源の周波数と電圧とを変換するインバ
ータ3を設けている。インバータ3は、本体1の外部に
突出して設けた電波受信手段4でアタッチメント5の種
類を符号化して電波により送信する符号発生手段6から
の電波を受けてインバータ制御手段7により、アタッチ
メント5の種類を識別し、高周波電圧・低周波電圧、ま
たはこの両方の電圧を発生する。この電圧は、コイル8
に印加される。コイル8は、この電圧に応じた周波数の
磁力線を発生する。つまり、高周波磁界・低周波磁界あ
るいはこの両方の磁界を発生するものである。
【0015】以下本実施例の動作について説明する。本
体1の上のアタッチメント5に設けられた符号発生手段
6の電波が本体に設けられた電波受信手段4により受け
取られ、インバータ制御手段7により、磁性体で構成し
た被加熱体と識別された場合は、インバータ3は約20kH
z以上の高周波電圧を発生する。この高周波電圧を受け
たコイル8は、この高周波の磁力線を発生するものであ
る。前記被加熱体は、この磁力線を受けて公知の誘導加
熱を受けるものである。つまり、被加熱体内には渦電流
が発生し、この渦電流によるジュール熱によって被加熱
体自体が発熱するものである。
【0016】また本体1上のアタッチメント5に設けら
れた符号発生手段6の電波が本体に設けられた電波受信
手段4により受け取られ、インバータ制御手段7によ
り、非磁性金属製の被加熱体内に磁界により回転する回
転体9と識別された場合、インバータ3は前記約20kHz
の高周波と約1〜10Hzの低周波電圧の混合電圧を発生す
る。従ってこの電圧を受けたコイル8は、約20kHzの高
周波磁界と約1〜10Hzの低周波磁界の両方を発生する。
この場合、コイル8は複数部に分割しており前記インバ
ータの電圧を順次印加する構成としているため、コイル
8が発生する低周波磁界は回転磁界となるものである。
このとき本実施例で使用しているアタッチメント5はSU
S304を使用しているため、前記約20kHzの高周波磁界に
よって誘導加熱はされるが、低周波磁界による影響を受
けることはないものである。従ってアタッチメント5内
にセットされている回転体9は、約1〜10Hzの回転磁界
を受けることになるものである。つまり、本実施例によ
ればアタッチメント5を加熱しながら回転体9を回転さ
せることができるものである。
【0017】なお本実施例では、インバータ3は一つで
高周波電圧と低周波電圧の両方を発生させるようにし、
この電圧を複数部に分割した一つのコイルで受けて、こ
のコイルで加熱用の高周波磁界と回転用の低周波磁界の
両方を発生させるようにしているが、前記コイルを、高
周波電圧を受けるための第一のコイルと低周波電圧を受
けるための第二のコイルに分割するようにしても良いも
のである。この場合、第二のコイルは回転磁界を生ずる
ために都合の良い形状に自由に分割することができ、ま
たコイルの配置も自由に設定することができるものであ
る。
【0018】また、前記インバータを商用電源から高周
波電圧に変換するための第一のインバータと低周波電圧
に変換するための第二のインバータの二つに分けて、そ
れぞれのインバータに一つのコイルを接続するようにし
て、このコイルで高周波磁界と低周波磁界の両方を発生
させるような構成も考えられる。
【0019】また、前記同様第一のインバータと第二の
インバータの二つのインバータと、それぞれのインバー
タだけに専用に接続するための第一のコイルと第二のコ
イルを使用する構成も考えられるものである。
【0020】以上のように本実施例によれば、アタッチ
メント5に対しては加熱を回転体9に対しては回転を生
じさせることができ、例えばシチューのように定期的に
かき混ぜながら長期間加熱する必要のある調理物に対し
て非常に有効なものである。つまり、このような調理に
従来頻繁に発生している焦げ付きを解消することができ
るものである。また、加熱しながら積極的に回転させる
ことによって、すりつぶしや混ぜ合わせや泡立ての効果
も得ることができる。従って、従来の加熱だけではでき
なかったスープや離乳食などの調理も簡単に作ることが
できるものである。また材料の混ぜ合わせ時に、同時に
粉ものを溶かす必要がある調理にも有効である。
【0021】続いて図2に基づいて本発明の第二の実施
例について説明する。11は、本体1の上に載置してい
るミキサーである。なお本体1・電源コード2・インバ
ータ3・コイル8は、図1のものと同じである。ミキサ
ー11はコップ低部に回転刃12を備えており、回転刃
12は磁石14を有したロータ13によって回転駆動さ
れるようになっている。
【0022】以上の構成で、図示していないスイッチを
オンしてインバータ3が駆動を開始すると、磁石14は
コイル8が発生する低周波の回転磁界によって回転力を
得て回転し、従って回転刃12が回転するものである。
こうしてコップ内に入れた調理物は切削され、撹拌され
るものである。なおこの場合は、インバータ3は回転用
の低周波の交流電圧だけを発生させればよいものであ
る。またアタッチメントとしては、ミキサーだけではな
く、スピードカッターやコーヒーミルも同様に使用する
ことができるものである。
【0023】以上のように本実施例によれば、本体1上
に載置するアタッチメントの種類を替えることによっ
て、各種の調理器として使える。この場合、各アタッチ
メントにはモータ等の電気部品が不要となるため小型軽
量にできるものである。従ってこれらのアタッチメント
を収納する収納スペースも小さくすることができるもの
である。
【0024】
【発明の効果】本発明の第一の手段は、商用電源から商
用電源とは周波数の異なる交流電圧を作り出すインバー
タと、このインバータの出力を受けて磁界を発生する複
数部に分割したコイルとを備え、コイルの上方にアタッ
チメントの種類を符号化して電波発生手段により送信す
る符号発生手段を有したアタッチメントを載置し、前記
コイルの上方のアタッチメントが誘導加熱を受ける被加
熱体の場合にはこの被加熱体を加熱し、磁界により回転
する回転体の場合にはこの回転体を回転させ、内部に回
転体を有した非磁性金属製の被加熱体の場合には、前記
被加熱体の加熱と回転体の回転の両方を行う構成とし
て、アタッチメントに応じたインバータの制御を行い、
煮込み料理に使用した場合には定期的にしゃもじ等でか
き混ぜなくとも調理物が焦げ付かず、かつ他の回転調理
機も併せて使用可能として、保管場所が少なくて済む回
転加熱機器を実現するものである。
【0025】また本発明の第二の手段は、商用電源から
商用電源とは周波数の異なる交流電圧を作り出すインバ
ータと、このインバータに接続する加熱を行うための第
一のコイルと、回転を行うための複数部に分割した第二
のコイルとを備え、前記第一のコイルの上方にアタッチ
メントが誘導加熱を受ける被加熱体の場合にはこの被加
熱体を加熱し、第二のコイルの上方に磁界により回転す
る回転体を載置した場合はこの回転体を回転させる構成
として、特に加熱用の高周波磁界を発生するコイルと回
転用の低周波磁界を発生するコイルとを別体として、コ
イルの形状の設計が自由である回転加熱機器を実現する
ものである。
【0026】本発明の第三の手段は、商用電源から商用
電源よりも高い周波数の交流電圧を作り出す第一のイン
バータと、商用電源から商用電源よりも低い周波数の交
流電圧を作り出す第二のインバータと、前記第一のイン
バータと第二のインバータの両方に接続した複数部に分
割したコイルとを備え、前記コイルの上方のアタッチメ
ントが誘導加熱を受ける被加熱体の場合にはこの被加熱
体を加熱し、磁界により回転する回転体の場合にはこの
回転体を回転させ、内部に回転する回転体を有した非磁
性金属製の被加熱体の場合には、前記被加熱体の加熱と
回転体の回転の両方を行う構成として、特にインバータ
の配置を自由とした回転加熱機器を実現するものであ
る。
【0027】更に本発明の第四の手段は、商用電源から
商用電源よりも高い周波数の交流電圧を作り出す第一の
インバータと、第一のインバータに接続した第一のコイ
ルと、商用電源から商用電源よりも低い周波数の交流電
圧を作り出す第二のインバータと、第二のインバータに
接続した複数部に分割した第二のコイルとを備え、前記
第一のコイルの上方のアタッチメントが誘導加熱を受け
る被加熱体の場合にはこの被加熱体を加熱し、第二のコ
イルの上方に磁界により回転する回転体を載置した場合
はこの回転体を回転させる構成として、特に、コイルの
形状の設計とインバータの配置の両方が自由である回転
加熱機器を実現するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施例である回転加熱調理器の
一部切り欠き断面図
【図2】本発明の第二の実施例である回転加熱調理器の
一部切り欠き断面図
【符号の説明】
3 インバータ 4 電波受信手段 5 アタッチメント 6 符号発生手段 7 インバータ制御手段 8 コイル 9 回転体 10 磁石
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 財前 克徳 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 麻田 和彦 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 長久 哲朗 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 大森 英樹 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商用電源から商用電源とは周波数の異な
    る交流電圧を作り出すインバータと、前記インバータに
    対し制御信号を送るインバータ制御手段と、前記インバ
    ータ制御手段につながり電波を受信する電波受信手段
    と、前記インバータの出力を受けて磁界を発生する複数
    部に分割したコイルと、前記コイルの上方にアタッチメ
    ントの種類を符合化して電波により送信する符合発生手
    段を有したアタッチメントを有し、符合発生手段からの
    電波を受信した電波受信手段はアタッチメントの種類の
    情報を前記インバータ制御手段に伝達し、前記インバー
    タ制御手段は前記インバータに対しこのアタッチメント
    の種類の情報に基づきコイルへ供給する交流電圧を変化
    させることにより、アッタチメントが誘導加熱を受ける
    被加熱体を有する場合にはこの被加熱体を加熱し、磁界
    により回転する回転体を有する場合にはこの回転体を回
    転させ、内部に回転体を有した非磁性金属製の被加熱体
    の場合には、前記被加熱体の加熱と回転体の回転の両方
    を行う回転加熱機器。
  2. 【請求項2】 商用電源から商用電源とは周波数の異な
    る交流電圧を作り出すインバータと、前記インバータに
    対し制御信号を送るインバータ制御手段と、前記インバ
    ータ制御手段につながり電波を受信する電波受信手段
    と、前記インバータの出力を受けて加熱を行うための第
    一のコイルと、回転を行うための複数部に分割された第
    二のコイルと、コイルの上方にアタッチメントの種類を
    符合化して電波により送信する符合発生手段を有したア
    タッチメントを載置し、符合発生手段からの電波を受信
    した電波受信手段はアタッチメントの種類の情報をイン
    バータ制御手段に伝達し、インバータ制御手段はインバ
    ータに対しこのアタッチメントの種類の情報に基づき第
    一及び第二コイルへ供給する交流電圧を変化させること
    により、アタッチメントが誘導加熱を受ける被加熱体を
    有する場合には第一のコイルでこの被加熱体を加熱し、
    磁界により回転する回転体を有する場合には第二のコイ
    ルでこの回転体を回転させ、内部に回転体を有した非磁
    性金属製の被加熱体の場合には、第一、二のコイルで前
    記被加熱体の加熱と回転体の回転の両方を行う回転加熱
    機器。
  3. 【請求項3】 商用電源から商用電源よりも高い周波数
    の交流電圧を作り出す第一のインバータと、商用電源か
    ら商用電源よりも低い周波数の交流電圧を作り出す第二
    のインバータと、前記第一のインバータ及び第二のイン
    バータに対し制御信号を送るインバータ制御手段と、前
    記インバータ制御手段につながり電波を受信する電波受
    信手段と、前記第一のインバータと第二のインバータの
    出力を受けて磁界を発生する複数部に分割したコイル
    と、前記コイルの上方にアタッチメントの種類を符合化
    して電波により送信する符合発生手段を有したアタッチ
    メントを載置し、符合発生手段からの電波を受信した電
    波受信手段はアタッチメントの種類の情報を前記インバ
    ータ制御手段に伝達し、前記インバータ制御手段はこの
    アタッチメントの種類の情報に基づきコイルへ供給する
    交流電圧を変化させることにより、アタッチメントが誘
    導加熱を受ける被加熱体を有する場合には前記第一のイ
    ンバータによりこの被加熱体を加熱し、磁界により回転
    する回転体を有する場合には前記第二のインバータによ
    りこの回転体を回転させ、内部に回転体を有した非磁性
    金属製の被加熱体の場合には、前記第一のインバータ及
    び第二のインバータにより前記被加熱体の加熱と回転体
    の回転の両方を行う回転加熱機器。
  4. 【請求項4】 商用電源から商用電源よりも高い周波数
    の交流電圧を作り出す第一のインバータと、商用電源か
    ら商用電源よりも低い周波数の交流電圧を作り出す第二
    のインバータと、インバータに対し制御信号を送るイン
    バータ制御手段と、前記インバータ制御手段につながり
    電波を受信する電波受信手段と、前記第一のインバータ
    の出力を受けて加熱を行うための第一のコイルと、前記
    第二のインバータの出力を受けて回転を行うための複数
    部に分割した第二のコイルと、コイルの上方にアタッチ
    メントの種類を符合化して電波により送信する符合発生
    手段を有したアタッチメントを載置し、符合発生手段か
    らの電波を受信した電波受信手段はアタッチメントの種
    類の情報を前記インバータ制御手段に伝達し、前記イン
    バータ制御手段は前記第一のインバータ及び第二のイン
    バータに対しこのアタッチメントの種類の情報に基づき
    第一のコイル及び第二のコイルへ供給する交流電圧を変
    化させることにより、アタッチメントが誘導加熱を受け
    る被加熱体を有する場合には前記第一のインバータの出
    力により第一のコイルでこの被加熱体を加熱し、磁界に
    より回転する回転体を有する場合には前記第二のインバ
    ータの出力により第二のコイルでこの回転体を回転さ
    せ、内部に回転体を有した非磁性金属製の被加熱体の場
    合には、前記第一のインバータ及び第二のインバータの
    出力より前記第一のコイル及び第二のコイルで前記被加
    熱体の加熱と回転体の回転の両方を行う回転加熱機器。
JP30464794A 1994-12-08 1994-12-08 回転加熱機器 Pending JPH08154825A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30464794A JPH08154825A (ja) 1994-12-08 1994-12-08 回転加熱機器

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JP30464794A JPH08154825A (ja) 1994-12-08 1994-12-08 回転加熱機器

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JPH08154825A true JPH08154825A (ja) 1996-06-18

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ID=17935554

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JP30464794A Pending JPH08154825A (ja) 1994-12-08 1994-12-08 回転加熱機器

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013523363A (ja) * 2010-04-15 2013-06-17 エーゲーオー エレクトロ・ゲレーテバウ ゲーエムベーハー 調理容器、加熱装置及び調理システム
KR101356718B1 (ko) * 2012-05-29 2014-02-04 한국과학기술원 교반기능을 갖는 컵
KR101637113B1 (ko) 2015-02-03 2016-07-07 김태중 교반용 컵 및 이를 이용한 첨가물 투입 방법

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