JPH08154571A - 小魚等の移送及び洗浄装置 - Google Patents
小魚等の移送及び洗浄装置Info
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- JPH08154571A JPH08154571A JP6323865A JP32386594A JPH08154571A JP H08154571 A JPH08154571 A JP H08154571A JP 6323865 A JP6323865 A JP 6323865A JP 32386594 A JP32386594 A JP 32386594A JP H08154571 A JPH08154571 A JP H08154571A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 移送される小魚の損傷を防止して、この損傷
に起因する煮炊釜の煮汁の劣化をなくし、歩留まりを高
めた小魚等の移送及び洗浄装置を提供することを目的と
する。 【構成】 予め洗浄水が注入された原料魚投入用の原料
槽1と、この原料槽1に配置された水車式コンベア装置
27及び搬送用トイ28と、該搬送用トイ28の放出口
に近接して配置された無端ベルト式のメッシュコンベア
16と、該メッシュコンベア16の放出端に近接して配
置された貯留槽30とを具備して成り、原料槽1中の原
料魚を水車式コンベア装置27ですくいとって搬送用ト
イ28に順次供給して搬送するようにした小魚等の移送
及び洗浄装置を提供する。原料槽1の底壁面にはくみあ
げ溝1bが形成される。更に水車式コンベア装置27の
片側部もしくは両側部を覆ってダンパー38を配設した
装置を提供する。
に起因する煮炊釜の煮汁の劣化をなくし、歩留まりを高
めた小魚等の移送及び洗浄装置を提供することを目的と
する。 【構成】 予め洗浄水が注入された原料魚投入用の原料
槽1と、この原料槽1に配置された水車式コンベア装置
27及び搬送用トイ28と、該搬送用トイ28の放出口
に近接して配置された無端ベルト式のメッシュコンベア
16と、該メッシュコンベア16の放出端に近接して配
置された貯留槽30とを具備して成り、原料槽1中の原
料魚を水車式コンベア装置27ですくいとって搬送用ト
イ28に順次供給して搬送するようにした小魚等の移送
及び洗浄装置を提供する。原料槽1の底壁面にはくみあ
げ溝1bが形成される。更に水車式コンベア装置27の
片側部もしくは両側部を覆ってダンパー38を配設した
装置を提供する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は小魚等の移送及び洗浄装
置に関し、特にはシラス,チリメンジャコ,イリコ等の小
魚を食用或いはダシ取り用の干物として加工する工程に
おいて、これら小魚等を洗浄する装置に関するものであ
る。
置に関し、特にはシラス,チリメンジャコ,イリコ等の小
魚を食用或いはダシ取り用の干物として加工する工程に
おいて、これら小魚等を洗浄する装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来から知られている小魚等の加工工程
としては、原料槽への原料の供給工程、原料槽から洗浄
装置への移送工程、洗浄工程、煮炊釜への移送工程、煮
炊工程、乾燥工程及び製品梱包工程がある。上記の原料
槽から洗浄装置への移送工程と洗浄工程及び煮炊釜への
移送工程を行うために本出願人は先に特願平5−953
77号として図19に示す装置例を提案した。
としては、原料槽への原料の供給工程、原料槽から洗浄
装置への移送工程、洗浄工程、煮炊釜への移送工程、煮
炊工程、乾燥工程及び製品梱包工程がある。上記の原料
槽から洗浄装置への移送工程と洗浄工程及び煮炊釜への
移送工程を行うために本出願人は先に特願平5−953
77号として図19に示す装置例を提案した。
【0003】同図において1はチリメンジャコ等の生の
原料魚が投入される原料槽、3は投入された原料の移送
機構であり、この移送機構3内にはモータ12の駆動力
によって回転するバケット方式の原料移送装置11が内
蔵されている。16は移送機構3の放出口3aに近接し
て配置された無端ベルト式のメッシュコンベアであり、
このメッシュコンベア16はメッシュ状の網ベルト17
と、この網ベルト17に固定された複数段のストッパ1
8,18を主体として構成されている。該ストッパ1
8,18は移送される原料が滑落することを防止する機
能を有している。
原料魚が投入される原料槽、3は投入された原料の移送
機構であり、この移送機構3内にはモータ12の駆動力
によって回転するバケット方式の原料移送装置11が内
蔵されている。16は移送機構3の放出口3aに近接し
て配置された無端ベルト式のメッシュコンベアであり、
このメッシュコンベア16はメッシュ状の網ベルト17
と、この網ベルト17に固定された複数段のストッパ1
8,18を主体として構成されている。該ストッパ1
8,18は移送される原料が滑落することを防止する機
能を有している。
【0004】19はメッシュコンベア16の放出端16
a近傍に配置された洗浄装置であり、この洗浄装置19
の内方には原料を受け止めるパンチング網20が配備さ
れ、該パンチング網20の周囲に複数個の水パイプ21
及び洗浄ノズル22が設けられている。
a近傍に配置された洗浄装置であり、この洗浄装置19
の内方には原料を受け止めるパンチング網20が配備さ
れ、該パンチング網20の周囲に複数個の水パイプ21
及び洗浄ノズル22が設けられている。
【0005】図20,図21はバケット方式を採用した
原料移送装置11の構造例を示しており、両図ともに軸
11aに固定された複数本の支持杆13,13の先端部
に原料をすくい取るためのバケット本体14,14が配
備された構造となっている。この軸11aとモータ12
間にはギヤによって駆動されるチエーン機構が配設され
ていて、モータ12の駆動力が該チエーン機構を解して
軸11aに伝えられるようになっている。更に図20に
示す例では、軸11aに所定半径の円盤11bが一体に
軸着されており、この円盤11bによって小魚等の原料
をが軸11a周辺に集まることがなくなり、スムーズに
バケット本体14にすくい取られる。
原料移送装置11の構造例を示しており、両図ともに軸
11aに固定された複数本の支持杆13,13の先端部
に原料をすくい取るためのバケット本体14,14が配
備された構造となっている。この軸11aとモータ12
間にはギヤによって駆動されるチエーン機構が配設され
ていて、モータ12の駆動力が該チエーン機構を解して
軸11aに伝えられるようになっている。更に図20に
示す例では、軸11aに所定半径の円盤11bが一体に
軸着されており、この円盤11bによって小魚等の原料
をが軸11a周辺に集まることがなくなり、スムーズに
バケット本体14にすくい取られる。
【0006】かかる構成によれば、原料槽1内に原料と
しての小魚を投入すると、これら小魚は原料槽1の自然
な傾斜面1aに沿って移送機構3に流下し、モータ12
の駆動力によって放出口3a側に順次移送されて放出さ
れる。そして原料移送装置11の軸11aを図20,図
21に示す矢印B方向に回転させることにより、複数本
の支持杆13,13の先端部に配備されたバケット本体
14,14に小魚等がすくい取られて放出口3a側に放
出される。
しての小魚を投入すると、これら小魚は原料槽1の自然
な傾斜面1aに沿って移送機構3に流下し、モータ12
の駆動力によって放出口3a側に順次移送されて放出さ
れる。そして原料移送装置11の軸11aを図20,図
21に示す矢印B方向に回転させることにより、複数本
の支持杆13,13の先端部に配備されたバケット本体
14,14に小魚等がすくい取られて放出口3a側に放
出される。
【0007】放出された小魚は無端ベルト式のメッシュ
コンベア16に移行して、ストッパ18,18によって
原料の滑落が防止されながら傾斜面に沿って一定の速度
で上昇してから放出端16aから放出され、洗浄装置1
9内に落下してパンチング網20に受け止められる。そ
して該パンチング網20の周囲に設けられている複数個
の水パイプ21に図外の水ポンプから所定圧の洗浄水を
供給することにより、この洗浄水が洗浄ノズル22から
噴出して小魚の上下方向及び斜め上下方向から万遍なく
注水が行われて十分な洗浄が行われる。
コンベア16に移行して、ストッパ18,18によって
原料の滑落が防止されながら傾斜面に沿って一定の速度
で上昇してから放出端16aから放出され、洗浄装置1
9内に落下してパンチング網20に受け止められる。そ
して該パンチング網20の周囲に設けられている複数個
の水パイプ21に図外の水ポンプから所定圧の洗浄水を
供給することにより、この洗浄水が洗浄ノズル22から
噴出して小魚の上下方向及び斜め上下方向から万遍なく
注水が行われて十分な洗浄が行われる。
【0008】上記洗浄工程の終了した小魚は、洗浄装置
19の放出端19aから煮炊釜に供給され、所定の温度
及び時間で煮炊後に乾燥加工が行われる。図22は小魚
を大量に煮沸加工するための装置例であり、水槽6内に
投入された原料小魚はコンベア7,8を経て複数本の熱
交換用の加熱パイプが長手方向に収納された煮沸釜9a
内に塩水とともに流入されて加熱沸騰処理され、スクリ
ューフィーダ4の回転により煮沸釜1内を搬送されてか
ら開口部9を通して並列した煮沸釜9b内に移動して、
この煮沸釜9b内で逆方向へ回転するスクリューフィー
ダ5によって煮沸釜9bの端部に至ると、コンベア10
ですくい揚げられて上昇しながら汁切りが行われ、回転
円筒かご23によりほぐされながら空冷用エアを吹き付
けるコンベア24によって小魚受箱25に搬送され、製
品として収納される。
19の放出端19aから煮炊釜に供給され、所定の温度
及び時間で煮炊後に乾燥加工が行われる。図22は小魚
を大量に煮沸加工するための装置例であり、水槽6内に
投入された原料小魚はコンベア7,8を経て複数本の熱
交換用の加熱パイプが長手方向に収納された煮沸釜9a
内に塩水とともに流入されて加熱沸騰処理され、スクリ
ューフィーダ4の回転により煮沸釜1内を搬送されてか
ら開口部9を通して並列した煮沸釜9b内に移動して、
この煮沸釜9b内で逆方向へ回転するスクリューフィー
ダ5によって煮沸釜9bの端部に至ると、コンベア10
ですくい揚げられて上昇しながら汁切りが行われ、回転
円筒かご23によりほぐされながら空冷用エアを吹き付
けるコンベア24によって小魚受箱25に搬送され、製
品として収納される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の小魚等の移送及び洗浄装置は、移送される小
魚に損傷が生じ易い上、これらの損傷に起因して小魚等
の内臓により煮炊釜の煮汁が劣化するという問題があっ
た。
うな従来の小魚等の移送及び洗浄装置は、移送される小
魚に損傷が生じ易い上、これらの損傷に起因して小魚等
の内臓により煮炊釜の煮汁が劣化するという問題があっ
た。
【0010】即ち、前記移送機構3を構成する原料移送
装置11にはギヤによって駆動されるチエーン機構が配
設されており、このチエーン機構によってモータ12の
駆動力が原料移送装置11の軸11aに伝えられるよう
になっていたため、原料としての小魚がチェーンとギア
の間に噛み込まれてしまうという事態が生じ易く、これ
に伴って歩留まりが低下することにより製品のコストが
高くなり、しかも小魚等に損傷が発生して商品価値が下
がってしまうという難点がある。更に小魚を大量に煮沸
加工するための前記コンベア7,8,10でも同様な問
題点がある。
装置11にはギヤによって駆動されるチエーン機構が配
設されており、このチエーン機構によってモータ12の
駆動力が原料移送装置11の軸11aに伝えられるよう
になっていたため、原料としての小魚がチェーンとギア
の間に噛み込まれてしまうという事態が生じ易く、これ
に伴って歩留まりが低下することにより製品のコストが
高くなり、しかも小魚等に損傷が発生して商品価値が下
がってしまうという難点がある。更に小魚を大量に煮沸
加工するための前記コンベア7,8,10でも同様な問
題点がある。
【0011】小魚等に損傷が発生すると、これら小魚等
の内臓等の汚れが次段の煮炊釜に悪影響を与え易く、煮
汁を早期に劣化させてしまうため、該煮汁の交換時期が
早くなって経済的な面での不利が発生する。
の内臓等の汚れが次段の煮炊釜に悪影響を与え易く、煮
汁を早期に劣化させてしまうため、該煮汁の交換時期が
早くなって経済的な面での不利が発生する。
【0012】そこで本発明はこのような従来の小魚等の
移送及び洗浄装置における移送される小魚の損傷を防止
して、この損傷に起因する煮炊釜の煮汁の劣化をなく
し、歩留まりを高めた小魚等の移送及び洗浄装置を提供
することを目的とするものである。
移送及び洗浄装置における移送される小魚の損傷を防止
して、この損傷に起因する煮炊釜の煮汁の劣化をなく
し、歩留まりを高めた小魚等の移送及び洗浄装置を提供
することを目的とするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、予め洗浄水が注入された原料魚投入用の原
料槽と、この原料槽に配置された水車式コンベア装置及
び搬送用トイと、該搬送用トイの放出口に近接して配置
された無端ベルト式のメッシュコンベアと、該メッシュ
コンベアの放出端に近接して配置された貯留槽とを具備
して成り、原料槽中の原料魚を水車式コンベア装置です
くいとって搬送用トイに順次供給し、メッシュコンベア
から貯留槽に搬送するようにした小魚等の移送及び洗浄
装置を提供する。
するために、予め洗浄水が注入された原料魚投入用の原
料槽と、この原料槽に配置された水車式コンベア装置及
び搬送用トイと、該搬送用トイの放出口に近接して配置
された無端ベルト式のメッシュコンベアと、該メッシュ
コンベアの放出端に近接して配置された貯留槽とを具備
して成り、原料槽中の原料魚を水車式コンベア装置です
くいとって搬送用トイに順次供給し、メッシュコンベア
から貯留槽に搬送するようにした小魚等の移送及び洗浄
装置を提供する。
【0014】上記水車式コンベア装置は、十字状に組付
けた支持杆の周縁部に円環状のパイプを固定し、このパ
イプの適宜位置に取付角度が調整可能なバケットを装備
した構成を有している。また、上記原料槽の中央部分も
しくは一方の側壁に近接した部分に水車式コンベア装置
を配置し、この水車式コンベア装置の下方に相当する原
料槽の底壁面に、該底壁面を部分的に先細りの形状に成
形したくみあげ溝を形成してある。更に搬送用トイの一
部に、深みの大きな部分を設けて原料魚の洗浄槽を形成
した構造を提供する。
けた支持杆の周縁部に円環状のパイプを固定し、このパ
イプの適宜位置に取付角度が調整可能なバケットを装備
した構成を有している。また、上記原料槽の中央部分も
しくは一方の側壁に近接した部分に水車式コンベア装置
を配置し、この水車式コンベア装置の下方に相当する原
料槽の底壁面に、該底壁面を部分的に先細りの形状に成
形したくみあげ溝を形成してある。更に搬送用トイの一
部に、深みの大きな部分を設けて原料魚の洗浄槽を形成
した構造を提供する。
【0015】更に前記水車式コンベア装置の片側部もし
くは両側部を覆って原料魚が水車式コンベア装置に接触
することを防止するダンパーとを配設した装置構成にし
てある。該ダンパーは固定式とするか、締結位置を上下
方向へ調整自在とする。
くは両側部を覆って原料魚が水車式コンベア装置に接触
することを防止するダンパーとを配設した装置構成にし
てある。該ダンパーは固定式とするか、締結位置を上下
方向へ調整自在とする。
【0016】
【作用】かかる小魚等の移送及び洗浄装置によれば、原
料槽内に投入された原料としての小魚は洗浄槽を兼ねた
原料槽の中央部底壁面に形成されたくみあげ溝に向かっ
て流れ、水車式コンベア装置のバケットで洗浄されつつ
すくい取られて搬送用トイ内に放出され、該搬送用トイ
の放出口から無端ベルト式のメッシュコンベアに移行し
て傾斜面に沿って上昇して、放出端から貯留槽内に放出
され、更に次段の煮炊釜に供給されて所定の温度及び時
間での煮炊工程と乾燥加工とが行われる。
料槽内に投入された原料としての小魚は洗浄槽を兼ねた
原料槽の中央部底壁面に形成されたくみあげ溝に向かっ
て流れ、水車式コンベア装置のバケットで洗浄されつつ
すくい取られて搬送用トイ内に放出され、該搬送用トイ
の放出口から無端ベルト式のメッシュコンベアに移行し
て傾斜面に沿って上昇して、放出端から貯留槽内に放出
され、更に次段の煮炊釜に供給されて所定の温度及び時
間での煮炊工程と乾燥加工とが行われる。
【0017】搬送用トイの一部に深みの大きな洗浄槽を
形成したことにより、原料魚が水車式コンベア装置にす
くいとられて搬送用トイ内に形成された洗浄槽に順次供
給された際に、この洗浄槽で洗浄水を利用して洗浄が行
われてから搬送用トイに沿って流れ、以下上記と同様な
煮炊工程と乾燥加工に移行する。
形成したことにより、原料魚が水車式コンベア装置にす
くいとられて搬送用トイ内に形成された洗浄槽に順次供
給された際に、この洗浄槽で洗浄水を利用して洗浄が行
われてから搬送用トイに沿って流れ、以下上記と同様な
煮炊工程と乾燥加工に移行する。
【0018】更に上記水車式コンベア装置の片側部もし
くは両側部にダンパーとを配設したことにより、原料槽
内に投入された原料魚は該ダンパーによって水車式コン
ベア装置に直接接触せずにくみあげ溝方向に流れ、水車
式コンベア装置によってくみあげ溝からすくいとられて
搬送用トイに移送され、以下の煮炊工程と乾燥加工に移
行する。
くは両側部にダンパーとを配設したことにより、原料槽
内に投入された原料魚は該ダンパーによって水車式コン
ベア装置に直接接触せずにくみあげ溝方向に流れ、水車
式コンベア装置によってくみあげ溝からすくいとられて
搬送用トイに移送され、以下の煮炊工程と乾燥加工に移
行する。
【0019】
【実施例】以下図面を参照して本発明にかかる小魚等の
移送及び洗浄装置の具体的な実施例を、前記従来の構成
部分と同一の構成部分に同一の符号を付して説明する。
図1は本発明の第1実施例を全体的に示す正面図であっ
て、図中の1は生の原料魚が投入される原料槽であり、
この原料槽1内には予め洗浄水が注入されている。従っ
て原料槽1自体が原料魚の初期の洗浄槽を兼ねている。
移送及び洗浄装置の具体的な実施例を、前記従来の構成
部分と同一の構成部分に同一の符号を付して説明する。
図1は本発明の第1実施例を全体的に示す正面図であっ
て、図中の1は生の原料魚が投入される原料槽であり、
この原料槽1内には予め洗浄水が注入されている。従っ
て原料槽1自体が原料魚の初期の洗浄槽を兼ねている。
【0020】この原料槽1には水車式コンベア装置27
と搬送用トイ28とが配置されていて、洗浄水中の原料
魚が水車式コンベア装置27にすくいとられて搬送用ト
イ28に順次供給されるようになっている。
と搬送用トイ28とが配置されていて、洗浄水中の原料
魚が水車式コンベア装置27にすくいとられて搬送用ト
イ28に順次供給されるようになっている。
【0021】16は搬送用トイ28の放出口28aに近
接して配置された無端ベルト式のメッシュコンベアであ
り、このメッシュコンベア16はメッシュ状の網ベルト
17と、この網ベルト17に固定された複数段のストッ
パ18,18を主体として構成されている。該ストッパ
18,18は移送される原料魚が滑落することを防止す
る機能を有している。29はメッシュコンベア16を駆
動するためのモータである。
接して配置された無端ベルト式のメッシュコンベアであ
り、このメッシュコンベア16はメッシュ状の網ベルト
17と、この網ベルト17に固定された複数段のストッ
パ18,18を主体として構成されている。該ストッパ
18,18は移送される原料魚が滑落することを防止す
る機能を有している。29はメッシュコンベア16を駆
動するためのモータである。
【0022】30はメッシュコンベア16の放出端16
aに近接して配置された貯留槽であり、この貯留槽30
の内方には原料を受け止めて水切りを行うパンチング網
20が配備されている。
aに近接して配置された貯留槽であり、この貯留槽30
の内方には原料を受け止めて水切りを行うパンチング網
20が配備されている。
【0023】図2は本発明の第2実施例を示すものであ
って、基本的な装置構成は第1実施例と同一であるが、
この例では搬送用トイ28の放出口28aに近接して貯
留槽30が配置されていて、この貯留槽30の放出口3
0aに近接して駆動用モータ29付きの搬送用コンベア
31が配置されている。
って、基本的な装置構成は第1実施例と同一であるが、
この例では搬送用トイ28の放出口28aに近接して貯
留槽30が配置されていて、この貯留槽30の放出口3
0aに近接して駆動用モータ29付きの搬送用コンベア
31が配置されている。
【0024】図3は上記第1,第2実施例で用いた水車
式コンベア装置27の構成を示しており、図3の例では
十字状に組付けた支持杆32の周縁部に円環状のパイプ
33を固定し、このパイプ33の適宜位置に所定の間隔
を保って原料をすくい取るためのバケット34,34が
装備された構造となっている。図4は他の水車式コンベ
ア装置27の構成を示すものであって、多角形に構成し
たパイプ33の角部にバケット34,34が装備されて
いる。このバケット34,34はパイプ33に対する取
付角度が調整可能となっている。
式コンベア装置27の構成を示しており、図3の例では
十字状に組付けた支持杆32の周縁部に円環状のパイプ
33を固定し、このパイプ33の適宜位置に所定の間隔
を保って原料をすくい取るためのバケット34,34が
装備された構造となっている。図4は他の水車式コンベ
ア装置27の構成を示すものであって、多角形に構成し
たパイプ33の角部にバケット34,34が装備されて
いる。このバケット34,34はパイプ33に対する取
付角度が調整可能となっている。
【0025】図5,図6は第1,第2実施例で用いた水
車式コンベア装置27の駆動手段を示しており、支持杆
32の中心部に挿通固定された駆動軸35の端部に固定
されたスプロケット35aと、駆動用モータ36の出力
軸に固定されたスプロケット36aとの間にチェーン3
7が掛け渡されており、駆動軸35に駆動用モータ36
の駆動力が伝達される。
車式コンベア装置27の駆動手段を示しており、支持杆
32の中心部に挿通固定された駆動軸35の端部に固定
されたスプロケット35aと、駆動用モータ36の出力
軸に固定されたスプロケット36aとの間にチェーン3
7が掛け渡されており、駆動軸35に駆動用モータ36
の駆動力が伝達される。
【0026】上記搬送用トイ28はバケット34の直下
に位置して配置しなければならないので、図7に示した
ように該搬送用トイ28に曲折部28bを形成し、円運
動をしているバケット34の直下に相当する部分に逃げ
部28c,28cを形成してある。この逃げ部28c,
28cによってバケット34が搬送用トイ28に当たら
ずにスムーズな回転運動を行う。図8は上記と同様に搬
送用トイ28に曲折部28bを形成するとともに、バケ
ット34を水車本体側のパイプ33から搬送用トイ28
方向に僅かに傾けて原料魚を投入する動作態様を示して
いる。
に位置して配置しなければならないので、図7に示した
ように該搬送用トイ28に曲折部28bを形成し、円運
動をしているバケット34の直下に相当する部分に逃げ
部28c,28cを形成してある。この逃げ部28c,
28cによってバケット34が搬送用トイ28に当たら
ずにスムーズな回転運動を行う。図8は上記と同様に搬
送用トイ28に曲折部28bを形成するとともに、バケ
ット34を水車本体側のパイプ33から搬送用トイ28
方向に僅かに傾けて原料魚を投入する動作態様を示して
いる。
【0027】図9〜図11は上記第1,第2実施例で用
いた原料槽1の具体例を示しており、この原料槽1の中
央部分に水車式コンベア装置27が配置されており、か
つ、該原料槽1の中央部底壁面にくみあげ溝1bが形成
されている。このくみあげ溝1bは該中央部底壁面を部
分的に先細りの形状に成形して形成されており、水車式
コンベア装置27の回転に伴う原料魚のすくいとりを容
易とし、しかも魚が傷付けられることを防止する機能が
ある。尚、水車式コンベア装置27とくみあげ溝1bは
原料槽1の中央部に限定されることなく、原料槽1の側
壁に近接した位置に配置しても良い。
いた原料槽1の具体例を示しており、この原料槽1の中
央部分に水車式コンベア装置27が配置されており、か
つ、該原料槽1の中央部底壁面にくみあげ溝1bが形成
されている。このくみあげ溝1bは該中央部底壁面を部
分的に先細りの形状に成形して形成されており、水車式
コンベア装置27の回転に伴う原料魚のすくいとりを容
易とし、しかも魚が傷付けられることを防止する機能が
ある。尚、水車式コンベア装置27とくみあげ溝1bは
原料槽1の中央部に限定されることなく、原料槽1の側
壁に近接した位置に配置しても良い。
【0028】かかる第1,第2実施例の小魚等の移送及
び洗浄装置によれば、原料槽1内に原料としての小魚を
投入すると、これら小魚は洗浄槽を兼ねた原料槽1の自
然な傾斜面1aに沿って流下し、駆動用モータ36の駆
動力がスプロケット35a,36a及びチェーン37を
介して支持杆32の中心部に挿通固定された駆動軸35
に伝えられて駆動軸35が回転を開始し、原料槽1の中
央部底壁面に形成されたくみあげ溝1bでバケット3
4,34に小魚等がすくい取られて搬送用トイ28内に
上昇して放出される。
び洗浄装置によれば、原料槽1内に原料としての小魚を
投入すると、これら小魚は洗浄槽を兼ねた原料槽1の自
然な傾斜面1aに沿って流下し、駆動用モータ36の駆
動力がスプロケット35a,36a及びチェーン37を
介して支持杆32の中心部に挿通固定された駆動軸35
に伝えられて駆動軸35が回転を開始し、原料槽1の中
央部底壁面に形成されたくみあげ溝1bでバケット3
4,34に小魚等がすくい取られて搬送用トイ28内に
上昇して放出される。
【0029】そして図1に示す第1実施例の場合には、
放出された小魚は搬送用トイ28の放出口28aから無
端ベルト式のメッシュコンベア16に移行して、ストッ
パ18,18によって原料の滑落が防止されながら傾斜
面に沿って一定の速度で上昇して放出端16aから貯留
槽30内に放出され、パンチング網20に受け止められ
る。図2に示す第2実施例の場合には、放出された小魚
が先ず放出口28aから貯留槽30内に放出され、更に
該貯留槽30の放出口30aから搬送用コンベア31を
介して搬送されて次段の煮炊釜に供給され、所定の温度
及び時間での煮炊工程と乾燥加工とが行われる。
放出された小魚は搬送用トイ28の放出口28aから無
端ベルト式のメッシュコンベア16に移行して、ストッ
パ18,18によって原料の滑落が防止されながら傾斜
面に沿って一定の速度で上昇して放出端16aから貯留
槽30内に放出され、パンチング網20に受け止められ
る。図2に示す第2実施例の場合には、放出された小魚
が先ず放出口28aから貯留槽30内に放出され、更に
該貯留槽30の放出口30aから搬送用コンベア31を
介して搬送されて次段の煮炊釜に供給され、所定の温度
及び時間での煮炊工程と乾燥加工とが行われる。
【0030】図12は本発明の第3実施例を示す正面
図、図13は同平面図であって、前記実施例と同様に1
は生の原料魚が投入される原料槽、27は水車式コンベ
ア装置、28は搬送用トイである。そして該搬送用トイ
28の一部に深みの大きな部分を設けて洗浄槽28dが
形成される。
図、図13は同平面図であって、前記実施例と同様に1
は生の原料魚が投入される原料槽、27は水車式コンベ
ア装置、28は搬送用トイである。そして該搬送用トイ
28の一部に深みの大きな部分を設けて洗浄槽28dが
形成される。
【0031】この第3実施例によれば、原料槽1内に投
入された原料魚が水車式コンベア装置27にすくいとら
れて搬送用トイ28内に形成された洗浄槽28dに順次
供給され、この洗浄槽28dで洗浄水を利用して洗浄が
行われてから搬送用トイ28に沿って流れ、放出口28
aに近接して配置された次段のメッシュコンベアに移送
され、以下前記した煮炊工程と乾燥加工とが行われる。
入された原料魚が水車式コンベア装置27にすくいとら
れて搬送用トイ28内に形成された洗浄槽28dに順次
供給され、この洗浄槽28dで洗浄水を利用して洗浄が
行われてから搬送用トイ28に沿って流れ、放出口28
aに近接して配置された次段のメッシュコンベアに移送
され、以下前記した煮炊工程と乾燥加工とが行われる。
【0032】図14〜図16は本発明の第4実施例を示
しており、図14,図15の例では原料槽1内に投入さ
れた原料魚と水車式コンベア装置27の接触を防止する
ために、該水車式コンベア装置27の両側部を覆うよう
にしてダンパー38,38が設けられている。この原料
槽1の中央部底壁面には前記例で示したくみあげ溝1b
が形成されている。図16の例は原料槽1の一方側の側
壁に近接した位置にコンベア装置27を配置し、このコ
ンベア装置27の原料魚投入側にダンパー38を配置し
た例である。
しており、図14,図15の例では原料槽1内に投入さ
れた原料魚と水車式コンベア装置27の接触を防止する
ために、該水車式コンベア装置27の両側部を覆うよう
にしてダンパー38,38が設けられている。この原料
槽1の中央部底壁面には前記例で示したくみあげ溝1b
が形成されている。図16の例は原料槽1の一方側の側
壁に近接した位置にコンベア装置27を配置し、このコ
ンベア装置27の原料魚投入側にダンパー38を配置し
た例である。
【0033】上記ダンパー38は固定式であっても良い
が、図17,図18に示したように該ダンパー38に上
下方向の長穴42を開口しておき、この長穴42の適宜
位置でボルト39と支持板40に固着されたウエルドナ
ット42との締結位置を選択して、該ボルト39と支持
板40との間でダンパー38を固定することにより、ダ
ンパー38の高さに任意に変更可能である。
が、図17,図18に示したように該ダンパー38に上
下方向の長穴42を開口しておき、この長穴42の適宜
位置でボルト39と支持板40に固着されたウエルドナ
ット42との締結位置を選択して、該ボルト39と支持
板40との間でダンパー38を固定することにより、ダ
ンパー38の高さに任意に変更可能である。
【0034】かかる第4実施例によれば、原料槽1内に
投入された原料魚はダンパー38によって水車式コンベ
ア装置27に直接接触することなく傾斜面1aに沿って
くみあげ溝1b方向に流れ、水車式コンベア装置27に
回動によってくみあげ溝1bからすくいとられて搬送用
トイ28に移送されて上記と同様な煮炊工程と乾燥加工
に移行される。
投入された原料魚はダンパー38によって水車式コンベ
ア装置27に直接接触することなく傾斜面1aに沿って
くみあげ溝1b方向に流れ、水車式コンベア装置27に
回動によってくみあげ溝1bからすくいとられて搬送用
トイ28に移送されて上記と同様な煮炊工程と乾燥加工
に移行される。
【0035】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明にか
かる小魚等の移送及び洗浄装置によれば、以下に記す作
用効果がもたらされる。即ち、投入された小魚は原料槽
の中央部底壁面に形成されたくみあげ溝から水車式コン
ベア装置のバケットで洗浄されつつすくい取られて搬送
用トイ内に放出され、更に無端ベルト式のメッシュコン
ベアに移行して貯留槽内に放出され、次段の煮炊釜に供
給されて所定の温度及び時間での煮炊工程と乾燥加工と
が行われ、この上記に原料槽自体が洗浄槽を兼ねている
ため、原料魚の洗浄工程を簡易に、かつ、確実に実施す
ることができる。
かる小魚等の移送及び洗浄装置によれば、以下に記す作
用効果がもたらされる。即ち、投入された小魚は原料槽
の中央部底壁面に形成されたくみあげ溝から水車式コン
ベア装置のバケットで洗浄されつつすくい取られて搬送
用トイ内に放出され、更に無端ベルト式のメッシュコン
ベアに移行して貯留槽内に放出され、次段の煮炊釜に供
給されて所定の温度及び時間での煮炊工程と乾燥加工と
が行われ、この上記に原料槽自体が洗浄槽を兼ねている
ため、原料魚の洗浄工程を簡易に、かつ、確実に実施す
ることができる。
【0036】また、搬送用トイの一部に深みの大きな洗
浄槽を形成したことにより、原料魚が搬送用トイ内順次
供給された際に、この洗浄槽で洗浄水を利用して洗浄を
行うことが出来て、洗浄工程の効率が高められる。
浄槽を形成したことにより、原料魚が搬送用トイ内順次
供給された際に、この洗浄槽で洗浄水を利用して洗浄を
行うことが出来て、洗浄工程の効率が高められる。
【0037】更に水車式コンベア装置の片側部もしくは
両側部にダンパーとを配設したことにより、原料槽内に
投入された原料魚は水車式コンベア装置に直接接触せず
にくみあげ溝からすくいとられて搬送用トイに移送され
るので、従来の原料移送装置に配備されているギヤとか
チエーンの駆動に起因する小魚の噛み込み現象がなくな
り、歩留まり及び商品価値が高められるとともに製品の
コストが低減されるという効果が得られる。
両側部にダンパーとを配設したことにより、原料槽内に
投入された原料魚は水車式コンベア装置に直接接触せず
にくみあげ溝からすくいとられて搬送用トイに移送され
るので、従来の原料移送装置に配備されているギヤとか
チエーンの駆動に起因する小魚の噛み込み現象がなくな
り、歩留まり及び商品価値が高められるとともに製品の
コストが低減されるという効果が得られる。
【0038】特に本発明によれば、小魚等の損傷による
内臓等の汚れが次段の煮炊釜に悪影響を与えることが防
止され、煮汁の早期劣化をなくして経済的な面でも有利
であり、原料槽から洗浄装置に至る小魚の移送がスムー
ズに行われて生産性を高めた小魚等の移送及び洗浄装置
を提供することが可能となり、小魚を食用或いはダシ取
り用の干物として加工する工場等で採用して有用であ
る。
内臓等の汚れが次段の煮炊釜に悪影響を与えることが防
止され、煮汁の早期劣化をなくして経済的な面でも有利
であり、原料槽から洗浄装置に至る小魚の移送がスムー
ズに行われて生産性を高めた小魚等の移送及び洗浄装置
を提供することが可能となり、小魚を食用或いはダシ取
り用の干物として加工する工場等で採用して有用であ
る。
【図1】本発明にかかる小魚等の移送及び洗浄装置の第
1実施例を示す正面図。
1実施例を示す正面図。
【図2】本発明の第2実施例を示す正面図。
【図3】第1,第2実施例で用いた水車式コンベア装置
の構成を示す要部正面図。
の構成を示す要部正面図。
【図4】第1,第2実施例で用いた水車式コンベア装置
の他の構成を示す要部正面図。
の他の構成を示す要部正面図。
【図5】第1,第2実施例で用いた水車式コンベア装置
の駆動手段を示す正面図。
の駆動手段を示す正面図。
【図6】第1,第2実施例で用いた水車式コンベア装置
の駆動手段を示す側面図。
の駆動手段を示す側面図。
【図7】第1,第2実施例で用いた実施例で用いた移送
及び洗浄装置を示す平面図。
及び洗浄装置を示す平面図。
【図8】第1,第2実施例で用いた移送及び洗浄装置の
要部を部分的に示す平面図。
要部を部分的に示す平面図。
【図9】第1,第2実施例で用いた原料槽の具体例を示
す正面図。
す正面図。
【図10】第1,第2実施例で用いた原料槽の平面図。
【図11】第1,第2実施例で用いた原料槽の側面図。
【図12】本発明の第3実施例を示す正面図。
【図13】本発明の第3実施例を示す平面図。
【図14】本発明の第4実施例を示す要部側断面図。
【図15】本発明の第4実施例を示す要部正面図。
【図16】本発明の第4実施例を示す要部側断面図。
【図17】第4実施例の要部を部分的に示す要部断面
図。
図。
【図18】第4実施例の要部を部分的に示す要部平面
図。
図。
【図19】従来の小魚等の移送及び洗浄装置の一例を示
す正面図。
す正面図。
【図20】通常のバケット方式を採用した原料移送装置
の構造例を示す要部正面図。
の構造例を示す要部正面図。
【図21】通常のバケット方式を採用した原料移送装置
の他の構造例を示す要部正面図。
の他の構造例を示す要部正面図。
【図22】小魚を大量に煮沸加工するための装置例を示
す概要図。
す概要図。
1…原料槽 1b…くみあげ溝 16…メッシュコンベア 17…網ベルト 18…ストッパ 27…水車式コンベア装置 28…搬送用トイ 29,36…駆動用モータ 30…貯留槽 31…搬送用コンベア 32…支持杆 33…パイプ 34…バケット 35…駆動軸 38…ダンパー 40…支持板 42…ウエルドナット 42…長穴
Claims (7)
- 【請求項1】 予め洗浄水が注入された原料魚投入用の
原料槽と、この原料槽に配置された水車式コンベア装置
及び搬送用トイと、該搬送用トイの放出口に近接して配
置された無端ベルト式のメッシュコンベアと、該メッシ
ュコンベアの放出端に近接して配置された貯留槽とを具
備して成り、原料槽中の原料魚を水車式コンベア装置で
すくいとって搬送用トイに順次供給し、メッシュコンベ
アから貯留槽に搬送するようにしたことを特徴とする小
魚等の移送及び洗浄装置。 - 【請求項2】 予め洗浄水が注入された原料魚投入用の
原料槽と、この原料槽に配置された水車式コンベア装置
及び搬送用トイと、該搬送用トイの放出口に近接して配
置された貯留槽と、該貯留槽の放出端に近接して配置さ
れたとを具備して成り、原料槽中の原料魚を水車式コン
ベア装置ですくいとって搬送用トイに順次供給し、貯留
槽から搬送用コンベアに搬送するようにしたことを特徴
とする小魚等の移送及び洗浄装置。 - 【請求項3】 上記水車式コンベア装置は、十字状に組
付けた支持杆の周縁部に円環状のパイプを固定し、この
パイプの適宜位置に取付角度が調整可能なバケットを装
備した請求項1又は2記載の小魚等の移送及び洗浄装
置。 - 【請求項4】 上記原料槽の中央部分もしくは一方の側
壁に近接した部分に水車式コンベア装置を配置し、この
水車式コンベア装置の下方に相当する原料槽の底壁面
に、該底壁面を部分的に先細りの形状に成形したくみあ
げ溝を形成した請求項1又は2記載の小魚等の移送及び
洗浄装置。 - 【請求項5】 搬送用トイの一部に、深みの大きな部分
を設けて原料魚の洗浄槽を形成したことを特徴とする請
求項1,2又は4記載の小魚等の移送及び洗浄装置。 - 【請求項6】 予め洗浄水が注入された原料魚投入用の
原料槽と、この原料槽に配置された水車式コンベア装置
及び搬送用トイと、この水車式コンベア装置の下方に相
当する原料槽の底壁面にあって先細りの形状に成形した
くみあげ溝と、該水車式コンベア装置の片側部もしくは
両側部を覆って配設され、原料魚が水車式コンベア装置
に接触することを防止するダンパーとを具備して成る小
魚等の移送及び洗浄装置。 - 【請求項7】 上記ダンパーを固定式、又は上下方向へ
締結位置を調整自在とした請求項6記載の小魚等の移送
及び洗浄装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6323865A JP2792623B2 (ja) | 1994-11-30 | 1994-11-30 | 小魚等の移送及び洗浄装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6323865A JP2792623B2 (ja) | 1994-11-30 | 1994-11-30 | 小魚等の移送及び洗浄装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08154571A true JPH08154571A (ja) | 1996-06-18 |
JP2792623B2 JP2792623B2 (ja) | 1998-09-03 |
Family
ID=18159461
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6323865A Expired - Fee Related JP2792623B2 (ja) | 1994-11-30 | 1994-11-30 | 小魚等の移送及び洗浄装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2792623B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102316744A (zh) * | 2009-06-30 | 2012-01-11 | 北欧机械制造鲁道夫巴德尔有限及两合公司 | 自动向鱼加工机供鱼的鱼类传送装置以及带有上述鱼类传送装置且能够调整鱼类首/尾方向的装置 |
CN111758765A (zh) * | 2020-07-16 | 2020-10-13 | 深圳市名剑日用品有限公司 | 一种黑鱼表面黏液处理装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54111497A (en) * | 1978-02-16 | 1979-08-31 | Kawanishi Kikai Kougiyou Yuuge | Sorting apparatus for small fishes |
JPH06276924A (ja) * | 1993-03-30 | 1994-10-04 | Kawakubo Seisakusho:Yugen | 小魚等の移送及び洗浄装置 |
-
1994
- 1994-11-30 JP JP6323865A patent/JP2792623B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54111497A (en) * | 1978-02-16 | 1979-08-31 | Kawanishi Kikai Kougiyou Yuuge | Sorting apparatus for small fishes |
JPH06276924A (ja) * | 1993-03-30 | 1994-10-04 | Kawakubo Seisakusho:Yugen | 小魚等の移送及び洗浄装置 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102316744A (zh) * | 2009-06-30 | 2012-01-11 | 北欧机械制造鲁道夫巴德尔有限及两合公司 | 自动向鱼加工机供鱼的鱼类传送装置以及带有上述鱼类传送装置且能够调整鱼类首/尾方向的装置 |
CN111758765A (zh) * | 2020-07-16 | 2020-10-13 | 深圳市名剑日用品有限公司 | 一种黑鱼表面黏液处理装置 |
CN111758765B (zh) * | 2020-07-16 | 2021-04-16 | 乐清市同丰大鲵驯养繁殖有限公司 | 一种黑鱼表面黏液处理装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2792623B2 (ja) | 1998-09-03 |
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Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |