JPH08154121A - 障害報知方法及び通信システム - Google Patents

障害報知方法及び通信システム

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Publication number
JPH08154121A
JPH08154121A JP29252994A JP29252994A JPH08154121A JP H08154121 A JPH08154121 A JP H08154121A JP 29252994 A JP29252994 A JP 29252994A JP 29252994 A JP29252994 A JP 29252994A JP H08154121 A JPH08154121 A JP H08154121A
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JP
Japan
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interface
power supply
analog transmission
fault
transmission path
Prior art date
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Withdrawn
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JP29252994A
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English (en)
Inventor
Masamichi Igura
正道 井倉
Yoshihiko Asatani
嘉彦 浅谷
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Toshiba Corp
Toshiba Telecommunication System Engineering Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba Telecommunication System Engineering Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 交換機と前記LANを接続するアナログ伝送
路に未接続、又は切断という障害の発生を表示してユー
ザに報知する。 【構成】 インタフェース回路1のフック検出器11が
内線電話機7のフックオフを検出してCPU15に通知
する。CPU15はこの検出をインタフェース回路2の
CPU26に通知する。これにより、CPU26はフッ
クスイッチ23をオンとして、インタフェース回路2を
フックオフすると共に、給電検出器21がアナログ伝送
路8に対する給電器33からの給電を検出しているかど
うかチェックする。その結果、所定時間以上給電がなさ
れていないことが分かると、CPU26は点灯表示器2
7を点滅制御して、アナログ伝送路8の障害発生を報知
する。この時、CPU15はCPU26から給電検出器
21の給電検出情報を貰って、CPU26と同様に点灯
表示器16の点滅制御を行って、アナログ伝送路8の障
害発生を報知する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は交換機にローカルエリア
ネットワーク(LAN)を介して電話機を接続する通信
システムに係わり、特にこのシステムのアナログデータ
伝送路の障害発生を表示する障害報知方法及び通信シス
テムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種の障害報知を行う通信システ
ムでは、交換機の内線側を形成する第1のインタフェー
スは第1のアナログ伝送路を介して第2のインタフェー
スに接続され、この第2のインタフェースは前記LAN
を構成するデジタル伝送路に接続されている。一方、電
話機は第2のアナログ伝送路を介して第3のインタフェ
ースに接続され、この第3のインタフェースは前記LA
Nを構成するデジタル伝送路に接続されている。即ち、
上記構成を交換機側から見れば、その内線側にLANを
介して内線電話機が接続されていることになる。従っ
て、この内線電話機は前記交換機を通して、他の内線電
話機(図示せず)と通話したり、或いは前記交換機の局
線側に接続されている局線を介して外線の電話機と通話
することができる。
【0003】ところで、上記した交換機の内線側を形成
する第1のインタフェースからは、直接内線電話機が接
続されている場合と同様に前記第2のアナログ伝送路を
介して前記第2のインタフェースに給電がなされてお
り、この給電により上記した第2のインタフェースが正
常に動作して、前記LANを介した内線電話機の通話動
作を可能にしている。ここで、上記した前記第2のアナ
ログ伝送路に切断やインタフェースに対する未接続など
の障害が発生すると、第1のインタフェースから第2の
インタフェースへの給電が行われなくなり、上記した内
線電話機の通話が不能になるという故障が発生する。
【0004】しかし、上記のような障害が発生しても、
このことが、内線電話機側のユーザに報知されることが
全くなされないため、ユーザは直ぐに前記障害の発生を
正確に把握することができず、何があったのかは以下に
述べる調査をしてみないと分からないという不具合があ
った。
【0005】図5は内線電話機をオフフックしたユーザ
が電話通話の動作が正常に行われないため、通信システ
ムを視認又は測定器などを使用して検査することによ
り、上記した第2のアナログ伝送路に障害が発生したか
どうかを調査する従来の調査手順を示したフローチャー
トである。まず、ユーザはステップ501にて電話機を
オフフックし、ステップ502にてこの内線電話機の送
話器からダイアルトーンが聞こえる(無音)かどうを判
定し、聞こえる場合は調査を終了し、聞こえない場合は
ステップ503に進む。ステップ503にて、ユーザは
通信システムを構成するデジタル伝送路及びアナログ伝
送路全てを視覚により調査し、その結果、異常がなかっ
た場合は、調査を終了し、異常を発見した場合はステッ
プ505に進む。ユーザはステップ505にて前記発見
した異常が第2のアナログ伝送路の障害であったかどう
かを判定し、そうでない場合は調査を終了し、第2のア
ナログ伝送路の異常であった場合は、これをステップ5
06にて認識して、この調査を終了する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の交換機
にLANを介して内線電話機に接続する通信システムで
は、交換機と前記LANを接続するアナログ伝送路に未
接続、又は切断という障害が発生した場合、これを前記
内線電話機側のユーザに報知するための報知方法及び報
知装置が全く無いため、上記のような障害が発生して
も、内線電話機側のユーザにとって、この障害の発生を
直ぐに把握することができず、何があったのかは調査を
してみないと分からないという欠点があり、前記障害に
対する対応も遅くなってしまうという欠点があった。
【0007】そこで本発明は上記の欠点を除去し、交換
機と前記LANを接続するアナログ伝送路に未接続又は
切断という障害が発生したことをユーザに報知すること
ができる障害報知方法及び通信システムを提供すること
を目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、交換
機の内線回路を構成する第1のインタフェースに、ロー
カルエリアネットワークを介して電話機を接続して成る
通信システムにおける前記第1のインタフェースを前記
ローカルエリアネットワーク側の第2のインタフェース
に接続するアナログ伝送路に障害が発生したことを報知
する障害報知方法にあって、前記第1のインタフェース
側からの前記アナログ伝送路への給電の停止を前記第2
のインタフェース側で所定時間以上検出した際に、前記
第2のインタフェースでの障害報知の駆動制御によっ
て、前記アナログ伝送路に障害が発生したことを報知し
ている。
【0009】請求項2の発明は、交換機の内線回路を構
成する第1のインタフェースに、ローカルエリアネット
ワークを介して電話機を接続して成る通信システムにお
ける前記第1のインタフェースを前記ローカルネットワ
ーク側の第2のインタフェースに接続するアナログ伝送
路に障害が発生したことを報知する障害報知方法にあっ
て、前記第1のインタフェース側からの前記アナログ伝
送路への給電停止を前記第2のインタフェース側で所定
時間以上検出した際に、前記電話機を前記ローカルエリ
アネットワークに接続するための第3のインタフェース
に前記給電停止情報及びこれ以降の前記アナログ伝送路
への給電の有無情報を前記ローカルエリアネットワーク
を介して伝送し、この伝送された情報に基づいて前記第
3のインタフェースでの障害報知の駆動制御によって、
前記アナログ伝送路に障害が発生したことを報知してい
る。
【0010】請求項3の発明は、交換機の内線回路を構
成する第1のインタフェースに、ローカルエリアネット
ワークを介して電話機を接続して成る通信システムにお
ける前記第1のインタフェースを前記ローカルエリアネ
ットワーク側の第2のインタフェースに接続するアナロ
グ伝送路に障害が発生したことを報知する障害報知方法
にあって、前記第1のインタフェース側からの前記アナ
ログ伝送路への給電の停止を前記第2のインタフェース
側で所定時間以上検出した際に、前記第2のインタフェ
ースでの第1の障害報知を駆動制御すると共に、前記給
電停止情報及びこれ以降の前記アナログ伝送路への給電
の有無情報を前記ローカルエリアネットワークを介して
伝送し、この伝送された情報に基づいて前記第3のイン
タフェースでの第2の障害報知を駆動制御することによ
って、前記アナログ伝送路に障害が発生したことを報知
している。
【0011】請求項4の発明は、前記アナログ伝送路の
障害発生の報知は、前記アナログ伝送路への給電が再開
された時点で停止する方法を採用している。
【0012】請求項5の発明は、前記アナログ伝送路の
障害発生の報知は、前記電話機がオフフックしている期
間のみ行う方法を採用している。
【0013】請求項6の発明は、前記障害報知が、障害
発生を示す点滅光を発生している。
【0014】請求項7の発明は、前記障害報知が、障害
発生を示す警報音を発生している。
【0015】請求項8の発明は、前記ローカルネットワ
ークには前記電話機の代わりにファクシミリ装置を接続
している。
【0016】請求項9の発明は、交換機の内線回路を構
成する第1のインタフェースにローカルエリアネットワ
ークを介して電話機を接続して成る通信システムにおい
て、前記第1のインタフェースを前記ローカルエリアネ
ットワーク側の第2のインタフェースに接続するアナロ
グ伝送路への前記第1のインタフェース側からの給電の
有無を前記第2のインタフェース側で検出する給電検出
手段と、前記第2のインタフェースに搭載されている障
害報知手段と、前記給電検出手段により前記アナログ伝
送路への給電の停止が所定時間以上検出されたかどうか
を判定する判定手段と、この判定手段により前記アナロ
グ伝送路への給電の停止が所定時間以上検出されたと判
定された場合に前記障害報知手段を駆動制御する報知制
御手段とを具備した構成である。
【0017】請求項10の発明は、交換機の内線回路を
構成する第1のインタフェースにローカルエリアネット
ワークを介して内線電話機を接続して成る通信システム
において、前記第1のインタフェースを前記ローカルエ
リアネットワーク側の第2のインタフェースに接続する
アナログ伝送路への前記第1のインタフェース側からの
給電の有無を前記第2のインタフェース側で検出する給
電検出手段と、前記第2のインタフェースに搭載されて
いる障害報知手段と、前記給電検出手段により前記アナ
ログ伝送路への給電の停止が所定時間以上検出されたか
どうかを判定する判定手段と、この判定手段により前記
アナログ伝送路への給電の停止が所定時間以上検出され
たと判定された場合に、この給電停止情報及びこれ以降
の前記給電検出手段の検出情報を前記ローカルエリアネ
ットワークを介してこのネットワークを前記電話機に接
続するための第3のインタフェースに伝送する伝送手段
と、前記第3のインタフェースに搭載されている障害報
知手段と、前記伝送手段によって伝送された情報に基づ
いて前記第3のインタフェースに搭載された障害報知手
段を駆動制御して、前記アナログ伝送路に障害が発生し
たことを報知する報知制御手段とを具備した構成であ
る。
【0018】請求項11の発明は、交換機の内線回路を
構成する第1のインタフェースにローカルエリアネット
ワークを介して電話機を接続して成る通信システムにお
いて、前記第1のインタフェースを前記ローカルエリア
ネットワーク側の第2のインタフェースに接続するアナ
ログ伝送路への前記第1のインタフェース側からの給電
の有無を前記第2のインタフェース側で検出する給電検
出手段と、前記第2のインタフェースに搭載されている
第1の障害報知手段と、前記給電検出手段により前記ア
ナログ伝送路への給電の停止が所定時間以上検出された
かどうかを判定する判定手段と、この判定手段により前
記アナログ伝送路への給電の停止が所定時間以上検出さ
れたと判定された場合に前記第1の障害報知手段を駆動
制御する第1の報知制御手段と、前記判定手段により前
記アナログ伝送路への給電の停止が所定時間以上検出さ
れたと判定された場合に、この給電停止情報及びこれ以
降の前記給電検出手段の検出情報を前記ローカルエリア
ネットワークを介してこのネットワークを前記電話機に
接続するための第3のインタフェースに伝送する伝送手
段と、前記第3のインタフェースに搭載されている第2
の障害報知手段と、前記伝送手段によって伝送された情
報に基づいて前記第3のインタフェースに搭載された第
2の障害報知手段を駆動制御して、前記アナログ伝送路
に障害が発生したことを報知する第2の報知制御手段と
を具備した構成である。
【0019】請求項12の発明は、前記報知制御手段に
よる障害報知手段の駆動制御は前記給電検出手段によっ
て前記アナログ伝送路への給電が検出された時点で停止
する構成である。
【0020】請求項13の発明は、前記報知制御手段に
よる障害報知手段の駆動制御は、別途設けられるフック
検出手段によって前記電話機がオフフックしていること
が検出されている期間のみ行う構成である。
【0021】
【作用】請求項1の発明の障害報知方法において、前記
第1のインタフェース側からの前記アナログ伝送路への
給電の停止を前記第2のインタフェース側で所定時間以
上検出すると、前記第2のインタフェースでの障害報知
の駆動制御することによって、前記アナログ伝送路に障
害が発生したことを報知される。
【0022】請求項2の発明の障害報知方法において、
前記第1のインタフェース側からの前記アナログ伝送路
への給電停止を前記第2のインタフェース側で所定時間
以上検出した際に、前記内線電話機を前記ローカルエリ
アネットワークに接続するための第3のインタフェース
に前記給電停止情報及びこれ以降の前記アナログ伝送路
への給電の有無情報を前記ローカルエリアネットワーク
を介して伝送し、この伝送された情報に基づいて前記第
3のインタフェースでの障害報知を駆動制御することに
よって、前記アナログ伝送路に障害が発生したことが報
知される。
【0023】請求項3の発明の障害報知方法において、
前記第1のインタフェース側からの前記アナログ伝送路
への給電の停止を前記第2のインタフェース側で所定時
間以上検出すると、前記第2のインタフェースでの第1
の障害報知を駆動制御すると共に、前記給電停止情報及
びこれ以降の前記アナログ伝送路への給電の有無情報を
前記ローカルエリアネットワークを介して伝送し、この
伝送された情報に基づいて前記第3のインタフェースで
の第2の障害報知を駆動制御することによって、前記ア
ナログ伝送路に障害が発生したことが報知される。
【0024】請求項4の発明の障害報知方法において、
前記アナログ伝送路の障害発生の報知は、前記アナログ
伝送路への給電が再開された時点で停止する。
【0025】請求項5の発明の障害報知方法において、
前記アナログ伝送路の障害発生の報知が、前記電話機が
オフフックしている期間のみ行われる。
【0026】請求項6の発明の障害報知方法において、
前記障害報知が、障害発生を示す点滅光を発生して行わ
れる。
【0027】請求項7の発明の障害報知方法において、
前記障害報知が、障害発生を示す警報音を発生して行わ
れる。
【0028】請求項8の発明の障害報知方法において、
前記ローカルネットワークには前記電話機の代わりにフ
ァクシミリ装置を接続している。
【0029】請求項9の発明の通信システムにおいて、
給電検出手段は前記第1のインタフェースを前記ローカ
ルエリアネットワーク側の第2のインタフェースに接続
するアナログ伝送路への前記第1のインタフェース側か
らの給電の有無を前記第2のインタフェース側で検出す
る。障害報知手段は前記第2のインタフェースに搭載さ
れている。判定手段は前記給電検出手段により前記アナ
ログ伝送路への給電の停止が所定時間以上検出されたか
どうかを判定する。報知制御手段は前記判定手段により
前記アナログ伝送路への給電の停止が所定時間以上検出
されたと判定された場合に前記障害報知手段を駆動制御
している。
【0030】請求項10の発明の通信システムにおい
て、給電検出手段は前記第1のインタフェースを前記ロ
ーカルエリアネットワーク側の第2のインタフェースに
接続するアナログ伝送路への前記第1のインタフェース
側からの給電の有無を前記第2のインタフェース側で検
出する。障害報知手段は前記第2のインタフェースに搭
載されている。判定手段は前記給電検出手段により前記
アナログ伝送路への給電の停止が所定時間以上検出され
たかどうかを判定する。伝送手段は前記判定手段により
前記アナログ伝送路への給電の停止が所定時間以上検出
されたと判定された場合に、この給電停止情報及びこれ
以降の前記給電検出手段の検出情報を前記ローカルエリ
アネットワークを介してこのネットワークを前記内線電
話機に接続するための第3のインタフェースに伝送す
る。障害報知手段は前記第3のインタフェースに搭載さ
れている。報知制御手段は前記伝送手段によって伝送さ
れた情報に基づいて前記第3のインタフェースでの障害
報知手段を駆動制御して、前記アナログ伝送路に障害が
発生したことを報知している。
【0031】請求項11の発明の通信システムにおい
て、給電検出手段は前記第1のインタフェースを前記ロ
ーカルエリアネットワーク側の第2のインタフェースに
接続するアナログ伝送路への前記第1のインタフェース
側からの給電の有無を前記第2のインタフェース側で検
出する。第1の障害報知手段は前記第2のインタフェー
スに搭載されている。判定手段は前記給電検出手段によ
り前記アナログ伝送路への給電の停止が所定時間以上検
出されたかどうかを判定する。第1の報知制御手段は前
記判定手段により前記アナログ伝送路への給電の停止が
所定時間以上検出されたと判定された場合に前記第1の
障害報知手段を駆動制御する。伝送手段は前記判定手段
により前記アナログ伝送路への給電の停止が所定時間以
上検出されたと判定された場合に、この給電停止情報及
びこれ以降の前記給電検出手段の検出情報を前記ローカ
ルエリアネットワークを介してこのネットワークを前記
電話機に接続するための第3のインタフェースに伝送す
る。第2の障害報知手段は前記第3のインタフェースに
搭載されている。第2の報知制御手段は前記伝送手段に
よって伝送された情報に基づいて前記第3のインタフェ
ースでの第2の障害報知手段を駆動制御して、前記アナ
ログ伝送路に障害が発生したことを報知している。
【0032】請求項12の発明の通信システムにおい
て、前記報知制御手段による障害報知手段の駆動制御は
前記給電検出手段によって前記アナログ伝送路への給電
が検出された時点で停止している。
【0033】請求項13の発明の通信システムにおい
て、前記報知制御手段による障害報知手段の駆動制御
は、別途設けられるフック検出手段によって前記内線電
話機がオフフックしていることが検出されている期間の
み行っている。
【0034】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。図1は本発明の障害報知方法を採用した本発明
の通信システムの一実施例を示したブロック図である。
この例ではインタフェース(標準電話機インタフェー
ス)回路1が音声データ用デジタル伝送路4及び制御デ
ータ用デジタル伝送路5によってインタフェース(局線
制御インタフェース)回路2に接続されており、インタ
フェース回路1、音声データ用デジタル伝送路4及び制
御データ用デジタル伝送路5、インタフェース回路2は
LANを構成している。インタフェース回路1はアナロ
グ伝送路6を介して内線電話機7を接続し、インタフェ
ース回路2はアナログ伝送路8を介して交換機3内の内
線側インタフェース回路30(標準電話機インタフェー
ス回路)に接続されている。即ち、交換機3のインタフ
ェース回路30にインタフェース回路2、音声データ用
デジタル伝送路4、制御データ用デジタル伝送路5及び
インタフェース回路1から成るLANを介して内線電話
機7が接続されている。
【0035】ここで、インタフェース回路1は内線電話
機7のフックオンオフを検出するフック検出器11、内
線電話機7にベル信号を送出するベル送出器(リンガ
ー)12、送話音と受話音を分離するハイブリット回路
13、アナログ信号をデジタル信号に又はデジタル信号
をアナログ信号に変換するコーデック回路14、インタ
フェース回路1全体の動作を制御するCPU15、障害
発生の有無等を表示する発光ダイオード(LED)など
の点灯表示器16を有している。
【0036】インタフェース回路2はアナログ伝送路8
を介した交換機3からの給電の有無を検出する給電検出
器21、交換機3から送られてくるベル信号を検出する
ベル検出器(リンガー)22、内線電話機7のフックオ
ンオフに同期してインタフェース回路2をフックオンオ
フするフックスイッチ23、交換機3のインタフェース
回路30が送出するベル信号を検出するベル検出器2
2、送話音と受話音を分離するハイブリット回路24、
アナログ信号をデジタル信号に又はデジタル信号をアナ
ログ信号に変換するコーデック回路25、インタフェー
ス回路2全体の動作を制御するCPU26、フックオフ
の表示や障害発生の有無等を表示する点灯表示器27を
有している。
【0037】交換機3のインタフェース回路30は内線
電話機7のインタフェース回路2のフックオンオフを検
出するフック検出器31、インタフェース回路2にベル
信号をアナログ伝送路8を介して送出するベル送出器1
2、インタフェース回路2にアナログ伝送路8を介して
給電する給電器33、送話音と受話音を分離するハイブ
リット回路34、アナログ信号をデジタル信号に又はデ
ジタル信号をアナログ信号に変換するコーデック回路3
5、インタフェース回路30全体の動作を制御するCP
U36、障害発生の有無等を表示する点灯表示器37を
有している。
【0038】次に本実施例の動作について説明する。ユ
ーザが内線電話機7をフックオフすると、インタフェー
ス回路1のフック検出器11が内線電話機7のフックオ
フを検出してCPU15に通知する。CPU15はこの
フックオフ検出を制御データ用デジタル伝送路5を通し
てCPU26に知らせる。CPU26はこの知らせを受
けると、フックスイッチ23をオンにして、インタフェ
ース回路2をフックオフ状態にする。これにより、アナ
ログ伝送路8のループが閉路され、交換機3のインタフ
ェース回路30の給電器33からインタフェース回路2
に対する給電が開始されると共に、交換機3の図示され
ないダイアルトーン発生器から発生されたダイアルトー
ン信号がコーデック回路35によりアナログ信号化され
た後、ハイブリット回路34からアナログ伝送路8を通
してインタフェース回路2のハイブリット回路24に伝
送される。
【0039】このハイブリット回路24に伝送されたダ
イアルトーン信号はコーデック回路25によりデジダル
化された後、音声データ用デジタル伝送路4を通してイ
ンタフェース回路1のコーデック回路14に伝送され
る。コーデック回路14は伝送されてきたダイアルトー
ン信号をアナログ信号化した後、ハイブリット回路1
3、アナログ伝送路6を通して内線電話機7に送る。こ
れにより、内線電話機7の送話器からダイアルトーンが
出力される。ユーザはこのダイアルトーンを確認する
と、通話相手の電話番号を入力する操作を行う。
【0040】これにより、内線電話機7から出力された
PB信号(プッシュボタン信号:デュアルトーン)はア
ナログ伝送路6、インタフェース回路1、音声データ用
デジタル伝送路4、インタフェース回路2、アナログ伝
送路8を介して交換機3のインタフェース回路30に伝
送される。これにより、交換機3が前記PB信号に対応
する相手先に呼び出し信号を送って、これに相手の電話
機が応答すると、インタフェース回路30と相手の電話
機とを接続し、以降、内線電話機7と相手の電話機との
間にインタフェース回路30、アナログ伝送路8、イン
タフェース回路2、音声データ用デジタル伝送路4、イ
ンタフェース回路1及びアナログ伝送路6を介した通話
路が形成される。
【0041】尚、インタフェース回路1とインタフェー
ス回路2及びインタフェース回路30の間では、フック
オンオフ信号やベル信号等がトランスペアレントに伝達
されるため、交換機1の内線側に内線電話機7を直接接
続した場合と同等に、上記内線電話機7を用いた電話発
信ができるようになる。
【0042】次に、何らかの原因でアナログ伝送路8が
切断又は未接続になった場合について説明する。アナロ
グ伝送路8が切断又は未接続になっている期間に、内線
電話機7がフックオフすると、これをインタフェース回
路2のCPU26が認識して、フックスイッチ23をオ
ンとするのは、正常時と同じである。しかし、この時、
アナログ伝送路8が切断又は未接続になっているため、
交換機3側のインタフェース回路30の給電器33から
のインタフェース回路2側への給電は停止状態になって
いる。
【0043】従って、インタフェース回路2の給電検出
器21はアナログ伝送路8を流れる電流を検出すること
ができないため、これをCPU26に通知する。CPU
26はこの通知を受けると、図2に示したフローチャー
トに従った点灯表示器27の点滅制御を行う。
【0044】図2は上記したCPU26による点灯表示
器27を点滅制御して、アナログ伝送路8の障害発生を
報知する制御を示したフローチャートである。まず、C
PU26はステップ201にて、給電検出器21の検出
状態をチェックし、ステップ202にて、アナログ伝送
路8への給電が停止されているかどうかを判定し、停止
されいない場合はステップ201に戻り、停止されてい
る場合はステップ203に進む。CPU26はステップ
203にて内蔵のタイマ1での計時を開始した後、ステ
ップ204に進んで、給電検出器21の検出状態をチェ
ックし、その結果、アナログ伝送路8への給電が依然停
止されているかどうかをステップ205にて判定し、そ
の結果、給電されていると判定された場合にはステップ
206に進んで、タイマ1をリセットした後、ステップ
201に戻る。CPU26は上記したステップ204〜
207にて、アナログ伝送路8への給電停止状態が所定
時間以上続いた場合のみ、ステップ208以降の点灯表
示器27の点滅制御に移行する。
【0045】一方、ステップ205にて、アナログ伝送
路8への給電が依然停止されていると判定された場合に
は、ステップ207に進み、タイマ1が第1の所定時間
の計時を完了したかどうかを判定し、計時が完了してい
ない場合はステップ204に戻り、計時が完了した場合
はステップ208に進む。CPU26は上記したステッ
プ203〜207にて、アナログ伝送路8の給電停止状
態がタイマ1が計時する第1の所定時間以上持続したか
どうかを確かめて、持続した場合に限り、ステップ20
8以降の障害表示処理に進むことになる。これは何らか
の原因でアナログ伝送路8への給電が短時間停止して直
ぐに復旧したにも拘らず、障害発生報知を行ってしまう
ことを防止するためである。
【0046】CPU26はステップ208にて表示器点
灯用のタイマ2の起動制御を行うと共に、点灯表示器2
7を点灯する。その後、CPU26はステップ209に
て給電検出器21の検出状態をチェックし、ステップ2
10にて、アナログ伝送路8への給電が依然停止されて
いるかどうかを判定して、その結果、給電されていると
判定された場合にはステップ211に進んで、タイマ2
をリセットすると共に、点灯表示器27を消灯した後、
ステップ201に戻る。
【0047】一方、ステップ210にて、アナログ伝送
路8への給電が依然停止されていると判定された場合に
は、ステップ212に進み、タイマ2が第2の所定時間
の計時を完了したかどうかを判定し、計時が完了してい
ない場合はステップ210に戻り、計時が完了した場合
はステップ213に進む。CPU26は上記したステッ
プ209〜212にて、アナログ伝送路8への給電が依
然停止されている状態である限り、前記第2の所定時
間、点灯表示器27を点灯状態にする。
【0048】CPU26はステップ213にて点灯表示
器27を消灯する制御を行うと共に、タイマ3を起動し
て、その計時を開始させた後、ステップ214にて給電
検出器21の検出状態をチェックする。CPU26はス
テップ215にて、前記給電検出器21のチェック結果
により、アナログ伝送路8への給電が依然停止されてい
るかどうかを判定し、その結果、給電されていると判定
された場合にはステップ216に進んで、タイマ3をリ
セットした後、ステップ201に戻る。一方、ステップ
215にて、アナログ伝送路8への給電が依然停止され
ていると判定された場合には、ステップ217に進み、
タイマ3が第3の所定時間の計時を完了したかどうかを
判定し、計時が完了していない場合はステップ215に
戻り、計時が完了した場合はステップ208に戻る。C
PU26は上記したステップ214〜217にて、アナ
ログ伝送路8への給電が依然停止されている状態である
限り、前記第3の所定時間、点灯表示器27を消灯状態
にする。
【0049】結局、CPU26はステップ208〜21
7にて、アナログ伝送路8への給電が依然停止されてい
る状態である限り、点灯表示器27をタイマ2が第1の
所定時間の計時を完了するまで点灯し、タイマ3が第3
の所定時間の計時が完了するまで消灯する点滅制御を行
って、アナログ伝送路8への給電が停止状態で、アナロ
グ伝送路8に障害が発生したことを表示する。
【0050】ここで、タイマ2,3のそれぞれの計時時
間を調整することによって、点灯表示器27の点灯、消
灯周期を変えることができる。又、インタフェース回路
30によるアナログ伝送路8への給電、給電停止制御時
に、ステップ211、又はステップ216の処理に移行
するようにして、この場合の点灯表示器27の点滅周期
を、障害発生周期と異なるようにして、両者を区別する
ようにすることもできる。更に、インタフェース回路3
0による給電、給電停止制御時の給電停止時間が短いサ
イクルで行われる場合、タイマ1の計時時間(第1の所
定時間)を長めにとれば、CPU26は常にステップ2
06の処理に移行して、結局、点灯表示器27の点滅制
御を回避して、アナログ伝送路8の障害発生時のみ、前
記点滅制御を行う構成とすることもできる。
【0051】ところで、インタフェース回路2のCPU
26が点灯表示器27の点滅制御を行っている期間、イ
ンタフェース回路1のCPU15も図2に示したのと同
様のフローチャートを実行して、点灯表示器16の点滅
制御を行って、アナログ伝送路8への給電が停止状態
で、アナログ伝送路8に障害が発生したことを表示す
る。但し、CPU15が前記フローチャートのステップ
201,204,209,214における給電検出器2
1の検出状態をチェックする処理では、このCPU15
が制御データ用デジタル伝送路5を介して、給電検出器
21の検出状態をCPU26に問い合わせることによ
り、給電検出器21の検出状態をチェックする。一方、
CPU26はCPU15から前記問い合わせがくると、
割り込みで、給電検出器21の検出状態をチェックし
て、そのチェック結果を制御データ用デジタル伝送路5
を介して、CPU15に通知する処理を行う。尚、CP
U26,36はそれぞれクロック信号をカウントして計
時するタイマ1,2,3を内蔵している。
【0052】尚、給電検出器21がアナログ伝送路8に
給電器33により印加されている電圧を検出する方式の
ものであれば、内線電話機7がフックオフするしないに
拘らず、常時アナログ伝送路8への給電の有無を検出す
ることができ、これをCPU26に通知することができ
る。このような方式の給電検出器21を用いた場合は、
内線電話機7がフックオンしていても、図2に示した障
害報知フローをCPU26が実行してしまう。もし、こ
のような方式においても、内線電話機7がフックオフし
た場合のみ、障害発生表示を行いたい場合は、CPU2
6にフック検出器11が内線電話機7のフックオフを検
出した場合のみ前記フローを実行し、内線電話機7がフ
ックオンした場合には、前記フローの実行を停止すると
いうようなプログラムをCPU26に入れておけばよ
い。
【0053】図3は図1に示した通信システムのユーザ
によるアナログ伝送路8の障害発見過程を示したフロー
チャートである。ユーザはステップ301にて内戦電話
機7をフックオフし、ステップ302にて内線電話機7
の受話器からダイアルトーンが聞こえるかどうかを判定
し、聞こえる場合はアナログ伝送路8に障害は発生して
いないとして、調査を終了する。しかし、聞こえない場
合は、ステップ303にて、インタフェース回路1の点
灯表示器16又はインタフェース回路2の点灯表示器2
7を見に行って、点滅しているかどうかを判定し、して
いない場合はアナログ伝送路8に障害は発生していない
として、この調査を終了する。しかし、点灯表示機16
又は27がステップ303にて、点滅していることが分
かると、ステップ304にて、アナログ伝送路8に障害
が発生したことを認識する。
【0054】ここで、ユーザにとってアナログ伝送路8
の障害発生の有無に関心があるのは、内線電話機7を使
用する時である。従って、アナログ伝送路8に障害は発
生していることを表示する制御を内線電話機7がオフフ
ックした時に限定してもよく、給電検出器21が電流検
出方式であれば、図1に示した実施例は上記した限定し
た場合の例となる。
【0055】図4はアナログ伝送路8の障害発生を通知
する表示点滅制御を内線電話機7がオフフックした時に
限定して行った場合の状態遷移図である。内線電話機7
がフックオン状態イからフックオフ状態ロに遷移する
と、点灯表示器27,16の点滅制御状態ハに遷移す
る。この点灯表示器27,16の点滅制御状態ハにて、
内線電話機7がフックオンすると、内線電話機7はフッ
クオン状態イに戻り、点灯表示器27,16は点滅制御
状態でなくなる。
【0056】本実施例によれば、アナログ伝送路8が切
断又は未接続状態になって、給電器33からのインタフ
ェース回路2側への給電が停止状態になると、CPU1
5,26はそれぞれ点灯表示器16,27を点滅して、
アナログ伝送路8に障害が発生したことを報知すること
ができるため、ユーザは上記した点灯表示器16,27
の点滅を見るだけで、直ちにアナログ伝送路8の障害発
生を知ることができ、迅速な措置を取ることができる。
【0057】尚、上記実施例はインタフェース回路1,
2の点灯表示器16,27を点滅表示して、アナログ伝
送路8の障害発生を報知したが、インタフェース回路
1、2の点灯表示器16,27のいずれか一方を点滅表
示する構成として、アナログ伝送路8の障害発生を報知
してもよい。又、上記実施例ではインタフェース回路
1,2に点灯表示器16,27を搭載し、これを点滅制
御することによってアナログ伝送路8の障害発生をユー
ザに報知する構成としたが、点灯表示器16,27の代
わりに警報音発生装置を搭載し、この警報音発生装置を
CPU15,26により駆動して警報音を発生させるこ
とにより、ユーザに前記アナログ伝送路に障害が発生し
たことを知らせる構成としても同様の効果がある。更
に、上記した点灯表示器16,27に併設して警報音発
生装置による警報音でアナログ伝送路8の障害をユーザ
に報知する構成とすることもできる。又、内線電話機7
の代わりにファクシミリ装置やパーソナルコンピュータ
等に繋がるモデムなどを接続した構成の通信システムで
も、同様の効果を得ることができる。
【0058】
【発明の効果】以上記述した如く請求項1又は9の発明
によれば、交換機とLANを接続するアナログ伝送路に
未接続、又は切断という障害が発生したことを、前記交
換機と前記LAN接続するための第2のインタフェース
での障害報知によってユーザに報知することができる。
【0059】請求項2又は10の発明によれば、交換機
とLANを接続するアナログ伝送路に未接続、又は切断
という障害が発生したことを、前記LANと電話機を接
続するための第3のインタフェースでの障害報知によっ
てユーザに報知することができる。
【0060】請求項3又は11の発明によれば、交換機
とLANを接続するアナログ伝送路に未接続、又は切断
という障害が発生したことを、前記交換機と前記LAN
接続するための第2のインタフェースでの障害報知と前
記LANと電話機を接続するための第3のインタフェー
スでの障害報知の双方によってユーザに報知することが
できる。
【0061】請求項4又は12の発明によれば、交換機
とLANを接続するアナログ伝送路に未接続、又は切断
という障害が発生したことを、前記アナログ伝送路が復
旧するまでユーザに報知することができる。
【0062】請求項5又は13の発明によれば、交換機
とLANを接続するアナログ伝送路に未接続、又は切断
という障害が発生したことを、前記LANに接続されて
いる電話機がフックオフしている期間だけ、ユーザに報
知することができる。
【0063】請求項6の発明によれば、交換機とLAN
を接続するアナログ伝送路に未接続、又は切断という障
害が発生したことを、点灯表示装置の点滅でユーザに報
知することができる。
【0064】請求項7の発明によれば、交換機とLAN
を接続するアナログ伝送路に未接続、又は切断という障
害が発生したことを、警報音発生装置の警報音でユーザ
に報知することができる。
【0065】請求項8の発明によれば、交換機とLAN
を接続するアナログ伝送路に未接続、又は切断という障
害が発生したことを、前記LANにファクシミリ装置を
接続したシステムにてユーザに報知することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の通信システムの一実施例を示したブロ
ック図。
【図2】図1に示したCPUによる点灯表示器の点滅制
御例を示したフローチャート。
【図3】図1に示した通信システムにおけるアナログ伝
送路の障害発見過程を示したフローチャート。
【図4】図1に示した通信システムの状態遷移図。
【図5】従来の通信システムにおけるアナログ伝送路の
障害発見過程を示したフローチャート。
【符号の説明】
1、2、30…インタフェース回路 3…交換機 4…音声データ用デジタル伝送路 5…制御データ
用デジタル伝送路 6、8…アナログ伝送路 7…内線電話機 11、31…フック検出器 12、22、3
2…ベル検出器 13、24、34…ハイブリット回路 14、25、3
5…コーデック回路 15、26、36…CPU 16、27、3
7…点灯表示器 21…給電検出器 23…フックス
イッチ 33…給電器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 浅谷 嘉彦 東京都日野市旭が丘3丁目1番地の1 東 芝通信システムエンジニアリング株式会社 内

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交換機の内線回路を構成する第1のイン
    タフェースに、ローカルエリアネットワークを介して電
    話機を接続して成る通信システムにおける前記第1のイ
    ンタフェースを前記ローカルエリアネットワーク側の第
    2のインタフェースに接続するアナログ伝送路に障害が
    発生したことを報知する障害報知方法にあって、前記第
    1のインタフェース側からの前記アナログ伝送路への給
    電の停止を前記第2のインタフェース側で所定時間以上
    検出した際に、前記第2のインタフェースでの障害報知
    の駆動制御によって、前記アナログ伝送路に障害が発生
    したことを報知することを特徴とする障害報知方法。
  2. 【請求項2】 交換機の内線回路を構成する第1のイン
    タフェースに、ローカルエリアネットワークを介して電
    話機を接続して成る通信システムにおける前記第1のイ
    ンタフェースを前記ローカルネットワーク側の第2のイ
    ンタフェースに接続するアナログ伝送路に障害が発生し
    たことを報知する障害報知方法にあって、前記第1のイ
    ンタフェース側からの前記アナログ伝送路への給電停止
    を前記第2のインタフェース側で所定時間以上検出した
    際に、前記電話機を前記ローカルエリアネットワークに
    接続するための第3のインタフェースに前記給電停止情
    報及びこれ以降の前記アナログ伝送路への給電の有無情
    報を前記ローカルエリアネットワークを介して伝送し、
    この伝送された情報に基づいて前記第3のインタフェー
    スでの障害報知の駆動制御によって、前記アナログ伝送
    路に障害が発生したことを報知することを特徴とする請
    求項1記載の障害報知方法。
  3. 【請求項3】 交換機の内線回路を構成する第1のイン
    タフェースに、ローカルエリアネットワークを介して電
    話機を接続して成る通信システムにおける前記第1のイ
    ンタフェースを前記ローカルエリアネットワーク側の第
    2のインタフェースに接続するアナログ伝送路に障害が
    発生したことを報知する障害報知方法にあって、前記第
    1のインタフェース側からの前記アナログ伝送路への給
    電の停止を前記第2のインタフェース側で所定時間以上
    検出した際に、前記第2のインタフェースでの第1の障
    害報知を駆動制御すると共に、前記給電停止情報及びこ
    れ以降の前記アナログ伝送路への給電の有無情報を前記
    ローカルエリアネットワークを介して伝送し、この伝送
    された情報に基づいて前記第3のインタフェースでの第
    2の障害報知を駆動制御することによって、前記アナロ
    グ伝送路に障害が発生したことを報知することを特徴と
    する障害報知方法。
  4. 【請求項4】 前記アナログ伝送路の障害発生の報知
    は、前記アナログ伝送路への給電が再開された時点で停
    止することを特徴とする請求項1乃至3いずれか記載の
    障害報知方法。
  5. 【請求項5】 前記アナログ伝送路の障害発生の報知
    は、前記電話機がオフフックしている期間のみ行うこと
    を特徴とする請求項1乃至4いずれか記載の障害報知方
    法。
  6. 【請求項6】 前記障害報知は、障害発生を示す点滅光
    を発生することを特徴とする請求項1乃至5いずれか記
    載の障害報知方法。
  7. 【請求項7】 前記障害報知は、障害発生を示す警報音
    を発生することを特徴とする請求項1乃至6いずれか記
    載の障害報知方法。
  8. 【請求項8】 前記ローカルネットワークには前記電話
    機の代わりにファクシミリ装置を接続したことを特徴と
    する請求項1乃至7いずれか記載の障害報知方法。
  9. 【請求項9】 交換機の内線回路を構成する第1のイン
    タフェースにローカルエリアネットワークを介して電話
    機を接続して成る通信システムにおいて、前記第1のイ
    ンタフェースを前記ローカルエリアネットワーク側の第
    2のインタフェースに接続するアナログ伝送路への前記
    第1のインタフェース側からの給電の有無を前記第2の
    インタフェース側で検出する給電検出手段と、前記第2
    のインタフェースに搭載されている障害報知手段と、前
    記給電検出手段により前記アナログ伝送路への給電の停
    止が所定時間以上検出されたかどうかを判定する判定手
    段と、この判定手段により前記アナログ伝送路への給電
    の停止が所定時間以上検出されたと判定された場合に前
    記障害報知手段を駆動制御する報知制御手段とを具備し
    たことを特徴とする通信システム。
  10. 【請求項10】 交換機の内線回路を構成する第1のイ
    ンタフェースにローカルエリアネットワークを介して電
    話機を接続して成る通信システムにおいて、前記第1の
    インタフェースを前記ローカルエリアネットワーク側の
    第2のインタフェースに接続するアナログ伝送路への前
    記第1のインタフェース側からの給電の有無を前記第2
    のインタフェース側で検出する給電検出手段と、前記第
    2のインタフェースに搭載されている障害報知手段と、
    前記給電検出手段により前記アナログ伝送路への給電の
    停止が所定時間以上検出されたかどうかを判定する判定
    手段と、この判定手段により前記アナログ伝送路への給
    電の停止が所定時間以上検出されたと判定された場合
    に、この給電停止情報及びこれ以降の前記給電検出手段
    の検出情報を前記ローカルエリアネットワークを介して
    このネットワークを前記電話機に接続するための第3の
    インタフェースに伝送する伝送手段と、前記第3のイン
    タフェースに搭載されている障害報知手段と、前記伝送
    手段によって伝送された情報に基づいて前記第3のイン
    タフェースに搭載された障害報知手段を駆動制御して、
    前記アナログ伝送路に障害が発生したことを報知する報
    知制御手段とを具備したことを特徴とする通信システ
    ム。
  11. 【請求項11】 交換機の内線回路を構成する第1のイ
    ンタフェースにローカルエリアネットワークを介して電
    話機を接続して成る通信システムにおいて、前記第1の
    インタフェースを前記ローカルエリアネットワーク側の
    第2のインタフェースに接続するアナログ伝送路への前
    記第1のインタフェース側からの給電の有無を前記第2
    のインタフェース側で検出する給電検出手段と、前記第
    2のインタフェースに搭載されている第1の障害報知手
    段と、前記給電検出手段により前記アナログ伝送路への
    給電の停止が所定時間以上検出されたかどうかを判定す
    る判定手段と、この判定手段により前記アナログ伝送路
    への給電の停止が所定時間以上検出されたと判定された
    場合に前記第1の障害報知手段を駆動制御する第1の報
    知制御手段と、前記判定手段により前記アナログ伝送路
    への給電の停止が所定時間以上検出されたと判定された
    場合に、この給電停止情報及びこれ以降の前記給電検出
    手段の検出情報を前記ローカルエリアネットワークを介
    してこのネットワークを前記電話機に接続するための第
    3のインタフェースに伝送する伝送手段と、前記第3の
    インタフェースに搭載されている第2の障害報知手段
    と、前記伝送手段によって伝送された情報に基づいて前
    記第3のインタフェースに搭載された第2の障害報知手
    段を駆動制御して、前記アナログ伝送路に障害が発生し
    たことを報知する第2の報知制御手段とを具備したこと
    を特徴とする通信システム。
  12. 【請求項12】 前記報知制御手段による障害報知手段
    の駆動制御は前記給電検出手段によって前記アナログ伝
    送路への給電が検出された時点で停止することを特徴と
    する請求項9乃至11いずれか記載の通信システム。
  13. 【請求項13】 前記報知制御手段による障害報知手段
    の駆動制御は、別途設けられるフック検出手段によって
    前記電話機がオフフックしていることが検出されている
    期間のみ行うことを特徴とする請求項9乃至12いずれ
    か記載の通信システム。
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