JP3468904B2 - 自動検針システム - Google Patents

自動検針システム

Info

Publication number
JP3468904B2
JP3468904B2 JP04295295A JP4295295A JP3468904B2 JP 3468904 B2 JP3468904 B2 JP 3468904B2 JP 04295295 A JP04295295 A JP 04295295A JP 4295295 A JP4295295 A JP 4295295A JP 3468904 B2 JP3468904 B2 JP 3468904B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
communication
terminal device
voltage value
voltage level
value signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP04295295A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH08242306A (ja
Inventor
剛 釜下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP04295295A priority Critical patent/JP3468904B2/ja
Publication of JPH08242306A publication Critical patent/JPH08242306A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3468904B2 publication Critical patent/JP3468904B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Arrangements For Transmission Of Measured Signals (AREA)
  • Selective Calling Equipment (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、網制御装置と通信端末
装置間を通信ラインを介して接続する自動検針システム
に関し、特に、電池の無駄な消費を低減することができ
る自動検針システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、メータ制御器については、図5に
示すものが知られている。
【0003】このものは、図5(a)に示すように、需
要家に設置されたメータ制御器101と端末側の網制御
装置103との間で有線通信を行う一方、端末側の網制
御装置103と局側の交換機107との間を加入電話回
線105を介して接続し、メータ制御器101から送信
される検針データやアラーム情報を交換機107に接続
されたセンタ装置109で自動的に収集するというもの
であリ、メータ制御器101は、その安全性や設置条件
から電池102を用いて駆動することが必要条件となっ
ている。
【0004】さらに、図5(b)に示すように、メータ
制御器101は2線式の通信ラインを介して網制御装置
103と接続されている。このような自動検針システム
では、不定期に検針データやアラーム情報の送受信がお
こなわれるため、メータ制御器101は常に動作状態を
維持しておく必要があつた。
【0005】一方、メータ制御器101が待機状態のと
きには、メータ制御器101の内部においてTr2,Tr3
をON状態にして間欠的に検出信号を出力することによ
って網制御装置103からの起動電文の有無を感知する
ように構成されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このため、通信ライン
の結線状態が断線または短絡している場合には、メータ
制御器101は網制御装置103からの起動電文を受信
できないため、網制御装置103からの呼出信号の有無
に関係なく、結線が修復されるまで常にメータ制御器1
01は待機状態を維持しなければならなかった。一方、
メータ制御器101が網制御装置103へ起動電文を送
信したとしても、通信ラインが断線または短絡している
ために網制御装置103へ起動電文が届かないため、網
制御装置103から起動電文に対応する応答電文が帰っ
てこないため、メータ制御器101は送信エラーとして
判断しリトライ通信動作を繰り返すようになっていた。
【0007】しかしながら、従来のメータ制御器にあっ
ては、待機状態になっているメータ制御器101の消費
電流は、通常、μAオーダであるのに対し、上述したよ
うに通信ラインの結線状態が断線または短絡した場合に
は、メータ制御器101がリトライ通信動作を繰り返す
ので、リトライ通信動作の処理時間が長くなることに起
因して無駄な電池102の消費をもたらし、さらに、メ
ータ制御器101の製品寿命が短くなるという問題があ
った。
【0008】そこで、本発明は、上述したような事情に
鑑みてなされたもので、メータ制御器と網制御装置と間
の通信ラインの結線状態が断線または短絡している場合
には、リトライ通信動作を中止させて動作時間を短くす
ることによって、無駄な電池の消費を防止することがで
きる自動検針システムを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
上記課題を解決するため、電池駆動が可能な通信端末装
置によって収集された通信情報を加入電話回線に接続さ
れた網制御装置を介してセンタ装置に自動的にリトライ
通信する自動検針システムおいて、通信端末装置は、待
機状態のときに、前記通信端末装置と前記網制御装置間
通信ラインの結線状態を検査するための検査信号を間
欠的に出力する検査信号発生手段と、通信ライン上の
電圧レベルに応じて電圧値信号に変換する電圧値信号変
換手段と、該電圧値信号が前記検査信号と対応する正常
時の電圧値信号と一致しなかった場合には、通信動作の
中止を表す通信中止命令を発生する判定手段とを有し
該通信中止命令が発生された場合にはリトライ通信動
作を中止することを特徴とする。
【0010】請求項5記載の発明は、上記課題を解決す
るため、電池駆動が可能な通信端末装置によって収集さ
れた通信情報を加入電話回線に接続された網制御装置を
介してセンタ装置に自動的にリトライ通信する自動検針
システムおいて、通信端末装置は、待機状態のときに、
前記通信端末装置と前記網制御装置間の通信ライン上の
電圧レベルを基準値に基づいて比較し、該電圧レベルが
大きい場合には、通信動作の中止を表す通信中止命令を
発生する比較手段を有し、該通信中止命令が発生された
場合にはリトライ通信動作を中止することを特徴とす
る。
【0011】
【作用】請求項1記載の発明では、電池駆動が可能な通
信端末装置によって収集された通信情報を加入電話回線
に接続された網制御装置を介してリトライ通信する場合
に、網制御装置と通信端末装置の間を通信ラインを介し
て接続し、通信ラインの結線状態を検査するための検査
信号を検査信号発生手段から間欠的に出力する。次に、
この通信ライン上の電圧レベルに応じて電圧値信号変換
手段で電圧値信号に変換する。ここで、電圧値信号が検
査信号と対応する正常時の電圧値信号と一致しなかった
場合には、通信動作を中止させる通信中止命令を判定手
段で発生し、通信端末装置にリトライ通信動作を中止さ
せるように構成するので、網制御装置と通信端末装置の
間に接続された通信ラインの結線状態が異常状態である
ことが判定でき、また、通信端末装置によるリトライ通
信動作を中止させることができ、通信端末装置を駆動す
る電池の無駄な消費を防止することができる。
【0012】請求項5記載の発明では、電池駆動が可能
な通信端末装置によって収集された通信情報を加入電話
回線に接続された網制御装置を介してリトライ通信する
場合に、網制御装置と通信端末装置の間を通信ラインを
介して接続し、この通信ライン上の電圧レベルを基準値
に基づいて比較して電圧レベルが大きい場合には、通信
動作を中止させる通信中止命令を比較手段で発生し、通
信端末装置にリトライ通信動作を中止させるように構成
するので、網制御装置と通信端末装置の間に接続された
通信ラインの結線状態が異常状態であることが判定で
き、また、通信端末装置によるリトライ通信動作を中止
させることができ、通信端末装置を駆動する電池の無駄
な消費を防止することができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。まず、本発明に係わる自動検針システムの構成に
ついて説明する。図1は、本発明に係わる自動検針シス
テムのシステム構成図である。図1に示すように、自動
検針システムは、需要家に設置して、ガスメータの検針
データやアラーム情報等を含む通信情報を送信するメー
タ制御器1と、メータ制御器1から送信された検針デー
タやアラーム情報を有線伝送路3を介して受信する端末
側の網制御装置5と、リンギングトランス11を備え、
端末側の網制御装置5と加入電話回線を介して接続さ
れる交換機9と、交換機9とC−NCU13およびMA
−NCU17を介して複数のメータ制御器から送信され
るガスメータの検針データやアラーム情報を自動的に収
集するセンタ装置15とから構成される。
【0014】(実施例1)図2は、本発明(請求項1〜
3)に係わる自動検針システムの構成を示す図である。
【0015】メータ制御器1は、所定の通信プロトコル
に基づいて通信動作の制御を行うとともに、リトライ通
信動作中止命令を判定器23から受信したときはこの通
信動作を中止するための回路である。また、メータ制御
器1が非通信状態にあるときに、端末側の網制御装置5
からの呼び出しの有無を調べるための検出信号として電
文本文の先頭部分にマーク信号長より短い通信ラインチ
ェック信号を付加して、マーク信号とは異なるタイミン
グで間欠的に出力するための回路である。
【0016】電圧レベル検出回路21は、通信ラインチ
ェック信号を出力している時に通信ライン3a上の電圧
レベルを測定し、その結果として当該測定値を電圧値信
号に変換して出力する回路である。
【0017】判定器23は、電圧レベル検出回路21か
ら出力された電圧値信号が正常時の電圧値信号と一致し
なかった場合にはリトライ通信動作中止命令を出力する
回路である。
【0018】なお、電圧レベル検出回路21および判定
器23はメータ制御器の内部に設けられる回路である。
【0019】網制御装置5は、ノーリンギング通信およ
び端末発呼通信をおこなうために各需要家の端末側に設
置するものである。
【0020】次に、図2を参照して本発明(請求項1〜
3)に係わるインターフェイス回路の構成および動作を
説明する。
【0021】通常、待機状態のメータ制御器1内部は、
端末側の網制御装置5からの呼出信号の有無を調べるた
めの通信ラインチェック信号を間欠的に出力している。
このとき、メータ制御器1内部のインターフェイス回路
を構成するTr2,Tr3はON状態であるので、受信入力
29は電池2の電圧レベルVc 状態のままである。
【0022】一方、電文本文の先頭部分にマーク信号よ
り短くかつ異なるタイミングの通信ラインチェック信号
を付加して、メータ制御器1内部からインターフェイス
回路に間欠的に通信ラインチェック信号を出力する。こ
のとき、Tr1,Tr4はON状態である。
【0023】ここで、通信ライン3a,3cの接続が正
常である場合には、A点の電圧レベルはフォトカプラ2
5の順方向の端子間電圧VF 値付近になる。これに対し
て、通信ライン3a,3cが断線している場合には、A
点の電圧レベルは電池2電圧レベルVcの状態のままで
ある。
【0024】次に、このA点での電圧レベルをそのまま
メータ制御器1に入力し、A点における電圧レベルを電
圧レベル検出回路21で測定し、電圧レベル検出回路2
1でこの電圧レベルに相当する電圧値信号に変換する。
次に、判定器23で正常時における電圧値信号と一致し
なかった場合には、通信ライン3a,3cが断線してい
るので、直ちにリトライ通信動作中止命令がメータ制御
器1において実行される。このようにして、通信ライン
が回復するまで電文の作成工程が中断されるので、メー
タ制御器1の動作時間を短くすることができ、無駄な電
池2の消費を防止することができる。
【0025】このように、本実施例(請求項1)では、
電池駆動が可能なメータ制御器1(通信端末装置)によ
って収集された検針データやアラーム情報等を含む通信
情報を加入電話回線に接続された網制御装置5を介して
リトライ通信する場合に、網制御装置5とメータ制御器
1の間を通信ライン3a,3cを介して接続し、通信ラ
イン3a,3cの結線状態を検査するための通信ライン
チェック信号(検査信号)をメータ制御器1(検査信号
発生手段)から間欠的に出力する。次に、この通信ライ
ン3a上の電圧レベルに応じて電圧レベル検出回路21
(電圧値信号変換手段)で電圧値信号に変換する。ここ
で、電圧値信号が通信ラインチェック信号に対応する正
常時の電圧値信号と一致しなかった場合には、リトライ
通信動作を中止させるリトライ通信動作中止(通信中止
命令)を判定器23(判定手段)で発生し、メータ制御
器1にリトライ通信動作を中止させるように構成するの
で、網制御装置5とメータ制御器1の間に接続された通
信ライン3a,3cの結線状態が異常状態であることが
判定でき、また、メータ制御器1によるリトライ通信動
作を中止させることができ、メータ制御器1を駆動する
電池2の無駄な消費を防止することができる。
【0026】また、本実施例(請求項2)では、電圧レ
ベル検出回路21(電圧値信号変換手段)で変換された
電圧値信号が正常時の電圧値信号と一致しなかった場合
には、通信ライン3a,3cの結線状態が少なくとも断
線および短絡のいずれか一方の状態であると判定するよ
うに判定器23(判定手段)を構成するので、メータ制
御器1(通信端末装置)がリトライ通信動作を中止した
場合には、網制御装置5とメータ制御器1の間に接続さ
れた通信ライン3a,3cの結線状態が少なくとも断線
および短絡のいずれか一方の状態であると判定すること
ができる。
【0027】さらに、本実施例(請求項3)では、電圧
レベル検出回路21(電圧値信号変換手段)および判定
器23(判定手段)を、メータ制御器1(通信端末装
置)の内部に設けるように構成するので、網制御装置5
とメータ制御器1の間に接続された通信ライン3a,3
cの結線状態が異常状態である場合には、メータ制御器
1自体によってリトライ通信動作を中止させることがで
き、メータ制御器1自体を駆動する電池2の無駄な消費
を防止することができる。
【0028】(実施例2)図3は、本発明(請求項5〜
7)に係わる自動検針システムの構成を示す図である。
【0029】メータ制御器1は、所定の通信プロトコル
に基づいて通信動作の制御を行うとともに、リトライ通
信動作中止命令を受信したときはこの通信動作を中止す
るための回路である。また、メータ制御器1が非通信状
態にあるときに、端末側の網制御装置5からの呼び出し
の有無を調べるための検出信号として電文本文の先頭部
分にマーク信号長より短い通信ラインチェック信号を付
加して、マーク信号とは異なるタイミングで間欠的に出
力するための回路である。
【0030】電圧比較回路31は、通信ラインチェック
信号を出力している時に通信ライン3a上のA点の電圧
レベルを測定し、当該電圧レベルを基準電圧に基づいて
比較し、当該電圧レベルが大きかった場合にはリトライ
通信動作中止命令を出力する回路である。なお、電圧比
較回路31はメータ制御器1の外部に設けられる回路で
ある。
【0031】次に、図3を参照して本発明(請求項5〜
7)に係わるインターフェイス回路の構成および動作を
説明する。
【0032】通常、待機状態のメータ制御器1内部は、
端末側の網制御装置5からの呼出信号の有無を調べるた
めの検出信号を間欠的に出力している。このとき、メー
タ制御器1内部のインターフェイス回路を構成するTr
2,Tr3はON状態であるので、受信入力29は電池電
圧レベルの状態のままである。
【0033】一方、電文本文の先頭部分にマーク信号よ
り短くかつ異なるタイミングの通信ラインチェック信号
を付加して、メータ制御器1内部からインターフェイス
回路に間欠的に通信ラインチェック信号を出力する。こ
のとき、Tr1,Tr4はON状態である。
【0034】通信ライン3a,3cの接続が正常である
場合には、A点の電圧レベルはフォトカプラ25の順方
向の端子間電圧VF 値付近になる。これに対して、通信
ライン3a,3cが断線している場合には、A点の電圧
レベルは電池電圧レベルVcの状態のままである。次
に、このA点での電圧レベルをそのまま電圧比較回路3
1に入力し、A点における電圧レベルを基準電圧に基づ
いて比較し、当該電圧レベルが大きかった場合にはリト
ライ通信動作中止命令をメータ制御器1に出力する。こ
こで、例えばA点の当該電圧レベルの方が大きかった場
合には、通信ライン3a,3cが断線しているので直ち
にリトライ通信動作中止命令がメータ制御器1において
実行される。一方、例えばA点の当該電圧レベルの方が
(1/2) VFより小さかった場合には、通信ライン3a,
3cが短絡しているので直ちにリトライ通信動作中止命
令がメータ制御器1において実行され、通信ラインが回
復するまで電文の作成工程が中断されるので、メータ制
御器1の動作時間を短くすることができ、無駄な電池2
の消費を防止することができる。
【0035】このように、本実施例(請求項5)では、
電池駆動が可能なメータ制御器1(通信端末装置)によ
って収集された検針データやアラーム情報等を含む通信
情報を加入電話回線に接続された網制御装置5を介して
リトライ通信する場合に、網制御装置5とメータ制御器
1の間を通信ライン3a,3cを介して接続し、この通
信ライン3a,3c上の電圧レベルを基準値に基づいて
比較し、この電圧レベルが大きい場合には、通信動作を
中止させるリトライ通信動作中止命令(通信中止命令)
を電圧比較回路31(比較手段)で発生し、メータ制御
器1にリトライ通信動作を中止させるように構成するの
で、網制御装置5とメータ制御器1の間に接続された通
信ライン3a,3cの結線状態が異常状態であることが
判定でき、また、メータ制御器1によるリトライ通信動
作を中止させることができ、メータ制御器1を駆動する
電池2の無駄な消費を防止することができる。
【0036】また、本実施例(請求項6)では、通信ラ
イン3a,3c上の電圧レベルが基準値よりも大きい場
合には、通信ライン3a,3cが断線状態であると判定
するように電圧比較回路31(比較手段)を構成するの
で、メータ制御器1によるリトライ通信動作が中止した
場合には、網制御装置5とメータ制御器1の間に接続さ
れた通信ラインの結線状態が断線状態であると判定する
ことができる。
【0037】さらに、本実施例(請求項7)では、通信
ライン3a,3c上の電圧レベルが第2の基準値(1/2)
VF よりも小さい場合には、通信ライン3a,3cが短
絡状態であると判定するように電圧比較回路31(比較
手段)を構成するので、メータ制御器1によるリトライ
通信動作が中止した場合には、網制御装置5とメータ制
御器1の間に接続された通信ラインの結線状態が短絡状
態であると判定することができる。
【0038】(実施例3)図4は、本発明(請求項4)
に係わる自動検針システムの構成を示す図である。
【0039】メータ制御器1は、所定の通信プロトコル
に基づいて通信動作の制御を行うとともに、リトライ通
信動作中止命令を受信したときはこの通信動作を中止す
るための回路である。また、メータ制御器1が非通信状
態にあるときに、端末側の網制御装置5からの呼び出し
の有無を調べるための検出信号として電文本文の先頭部
分にマーク信号長より短い通信ラインチェック信号を付
加して、マーク信号とは異なるタイミングで間欠的に出
力するための回路である。
【0040】電圧レベル検出回路41は、通信ラインチ
ェック信号を出力している時に通信ライン3a上の電圧
レベルを測定し、その結果として当該測定値を電圧値信
号に変換して出力する回路である。
【0041】判定器43は、電圧レベル検出回路41か
ら出力された電圧値信号が正常時の電圧値信号と一致し
なかった場合にはリトライ通信動作中止命令を出力する
回路である。
【0042】なお、電圧レベル検出回路41および判定
器43はメータ制御器の外部に設けられる回路である。
【0043】次に、図4を参照して本発明(請求項4)
に係わるインターフェイス回路の構成および動作を説明
する。
【0044】通常、待機状態のメータ制御器1内部は、
端末側の網制御装置5からの呼出信号の有無を調べるた
めの検出信号を間欠的に出力している。このとき、メー
タ制御器1内部のインターフェイス回路を構成するTr
2,Tr3はON状態であるので、受信入力29は電池電
圧レベルの状態のままである。
【0045】一方、電文本文の先頭部分にマーク信号よ
り短くかつ異なるタイミングの通信ラインチェック信号
を付加して、メータ制御器1内部からインターフェイス
回路に間欠的に通信ラインチェック信号を出力する。こ
のとき、Tr1,Tr4はON状態である。
【0046】ここで、例えば通信ライン3a,3cの接
続が正常である場合には、A点の電圧レベルはフォトカ
プラ45の順方向の端子間電圧VF 値付近になる。これ
に対して、通信ライン3a,3cが断線している場合に
は、A点の電圧レベルは電池2の電圧レベルVcの状態
のままである。
【0047】次に、このA点での電圧レベルをそのまま
メータ制御器1に入力し、A点における電圧レベルを電
圧レベル検出回路41で測定し、次に、電圧レベル検出
回路41でこの電圧レベルに相当する電圧値信号に変換
する。次に、判定器43で正常時における電圧値信号と
一致しなかった場合には、通信ライン3a,3cが断線
しているので直ちにリトライ通信動作中止命令がメータ
制御器1において実行される。このようにして、通信ラ
インが回復するまで電文の作成工程が中断されるので、
メータ制御器1の動作時間を短くすることができ、無駄
な電池2の消費を防止することができる。
【0048】このように、本実施例(請求項4)では、
電圧レベル検出回路41(電圧値信号変換手段)および
判定器43(判定手段)を、メータ制御器1(通信端末
装置)の外部に設けるように構成するので、網制御装置
5とメータ制御器1の間に接続された通信ラインの結線
状態が異常状態である場合には、メータ制御器1に外部
からリトライ通信動作を中止させることができ、メータ
制御器1を駆動する電池2の無駄な消費を防止すること
ができる。
【0049】
【発明の効果】本発明によれば、メータ制御器と網制御
装置と間の通信ラインの結線状態が断線または短絡して
いる場合には、リトライ通信動作を中止させて動作時間
を短くすることによって、無駄な電池の消費を防止する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる自動検針システムのシステム構
成図である。
【図2】本発明(請求項1〜3)に係わる自動検針シス
テムの構成を示す図である。
【図3】本発明(請求項5〜7)に係わる自動検針シス
テムの構成を示す図である。
【図4】本発明(請求項4)に係わる自動検針システム
の構成を示す図である。
【図5】従来のメータ制御器を示す図である。
【符号の説明】
1 メータ制御器(通信端末装置、検査信号発生手段) 2 電池 21 電圧レベル検出回路(電圧値信号変換手段) 23 判定器(判定手段) 31 電圧比較回路(比較手段) 41 電圧レベル検出回路(電圧値信号変換手段) 43 判定器(判定手段)

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電池駆動が可能な通信端末装置によって
    収集された通信情報を加入電話回線に接続された網制御
    装置を介してセンタ装置に自動的にリトライ通信する
    動検針システムおいて、通信端末装置は、 待機状態のときに、前記通信端末装置と前記網制御装置
    間の 通信ラインの結線状態を検査するための検査信号を
    間欠的に出力する検査信号発生手段と、 通信ライン上の電圧レベルに応じて電圧値信号に変換
    する電圧値信号変換手段と、 該電圧値信号が前記検査信号と対応する正常時の電圧
    信号と一致しなかった場合には、通信動作の中止を表す
    通信中止命令を発生する判定手段とを有し、 該通信中止命令が発生された場合にはリトライ通信動
    作を中止することを特徴とする自動検針システム。
  2. 【請求項2】 前記判定手段は、前記電圧値信号が正常
    時の電圧値信号と一致しなかった場合には、前記通信ラ
    インが少なくとも断線および短絡のいずれか一方の状態
    であると判定することを特徴とする請求項1記載の自動
    検針システム。
  3. 【請求項3】 前記電圧値信号変換手段および前記判定
    手段を、前記通信端末装置の内部に設けたことを特徴と
    する請求項1記載の自動検針システム。
  4. 【請求項4】 前記電圧値信号変換手段および前記判定
    手段を、前記通信端末装置の外部に設けたことを特徴と
    する請求項1記載の自動検針システム。
  5. 【請求項5】 電池駆動が可能な通信端末装置によって
    収集された通信情報を加入電話回線に接続された網制御
    装置を介してセンタ装置に自動的にリトライ通信する
    動検針システムおいて、通信端末装置は、 待機状態のときに、前記通信端末装置と前記網制御装置
    間の 通信ライン上の電圧レベルを基準値に基づいて比較
    し、該電圧レベルが大きい場合には、通信動作の中止を
    表す通信中止命令を発生する比較手段を有し、 該通信中止命令が発生された場合にはリトライ通信動
    作を中止することを特徴とする自動検針システム。
  6. 【請求項6】 前記比較手段は、前記通信ライン上の電
    圧レベルが基準値よりも大きい場合には、前記通信ライ
    ンが断線状態であると判定することを特徴とする請求項
    5記載の自動検針システム。
  7. 【請求項7】 前記比較手段は、前記通信ライン上の電
    圧レベル基準値よりも小さい場合には、前記通信ライ
    ンが短絡状態であると判定することを特徴とする請求項
    5記載の自動検針システム。
JP04295295A 1995-03-02 1995-03-02 自動検針システム Expired - Fee Related JP3468904B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP04295295A JP3468904B2 (ja) 1995-03-02 1995-03-02 自動検針システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP04295295A JP3468904B2 (ja) 1995-03-02 1995-03-02 自動検針システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08242306A JPH08242306A (ja) 1996-09-17
JP3468904B2 true JP3468904B2 (ja) 2003-11-25

Family

ID=12650366

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP04295295A Expired - Fee Related JP3468904B2 (ja) 1995-03-02 1995-03-02 自動検針システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3468904B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH08242306A (ja) 1996-09-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5432805A (en) Method of detecting transmission error in disaster prevention supervisory system
JP3468904B2 (ja) 自動検針システム
EP0268682A1 (en) Fire alarm facility
US5650762A (en) Fire alarm system
US20030117661A1 (en) Facsimile apparatus capable of detecting a line connection
JPH0683328B2 (ja) 自動データ通信方式
JPH05233992A (ja) 自動検針システムにおける識別子付与方法
KR980010928A (ko) 자동 원격 검침 시스템
JP2865073B2 (ja) 遠隔電源制御装置
JP3888908B2 (ja) セキュリティ装置
KR20060122183A (ko) 통신용 회선 연결 제어 장치 및 방법
JP2862663B2 (ja) セキュリティ監視装置の試験装置
KR910005332B1 (ko) 종합 원격정보 서비스 시스템
JP3903298B2 (ja) 火災報知システム
KR100277476B1 (ko) 사설 교환기의 국선 보드 자기 진단장치 및 방법
JPH06276302A (ja) 網制御装置
JPH11328559A (ja) エレベータの遠隔監視端末装置
JP3453985B2 (ja) 端末網制御装置
JP2866766B2 (ja) 電話用プリペイドカード自動販売機信号送出ユニット
JP2598023Y2 (ja) 自動通報装置
JP2986540B2 (ja) 回線端末装置
JP2001221816A (ja) 電圧確認システムおよび電圧確認方法
JPH11203169A (ja) 集中監視システムにおけるデータ送受信方法及びその装置
JPH0728766Y2 (ja) 自動データ通信システムの端末網制御装置
JP2917968B2 (ja) 送信レベル切替装置および送信レベル切替方式

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees