JP2917968B2 - 送信レベル切替装置および送信レベル切替方式 - Google Patents

送信レベル切替装置および送信レベル切替方式

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JP2917968B2 JP14836597A JP14836597A JP2917968B2 JP 2917968 B2 JP2917968 B2 JP 2917968B2 JP 14836597 A JP14836597 A JP 14836597A JP 14836597 A JP14836597 A JP 14836597A JP 2917968 B2 JP2917968 B2 JP 2917968B2
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transmission
transmission level
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隆昭 脇園
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Nippon Electric Co Ltd
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  • Transmitters (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、送信レベル切替装
置および送信レベル切替方式に関し、例えば、Uインタ
フェース(ANSI T1.601)に準拠する回線の
送信レベル切替装置および送信レベル切替方式に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、一般的に、回線における送信レベ
ルは固定である。しかし、送信レベルが固定では送信距
離が短く、送信距離を延ばすためには送信レベルの切り
替えが必用となる。また、従来一般的には送信レベルを
切り替える方式の場合にも、保守員によるストラップ等
の設定変更により、送信レベルを切り替えている。
【0003】例えば、従来例1の特開平6−98049
号公報の「シーリング電流供給回路」は、既存メタリッ
ク加入者線を使ってディジタル信号によるデータ伝送を
提供するISDN等の通信網において加入者線にシーリ
ング電流を流すシーリング電流回路に関するものであ
り、現状の回路構成から大幅な変更なしに、出力端での
電圧低下の防止、ユニット識別抵抗値の変動防止を図れ
るようにすることを目的としている。この目的におい
て、メタリック加入者線間に定電圧源の出力電圧を電流
制限用抵抗器と第1の切換え器を介して印加し、さらに
メタリック加入者線と試験器との間に第2の切換え器を
設けて構成している。
【0004】また、従来例2の特開平6−38002号
公報の「ファクシミリ装置」は、異なるシュレッシュ値
により回線電流を検出する電流検出回路と、そのシュレ
ッシュ値を切り替えるシステム制御部とを備え、回線抵
抗の違いによって、適切な送出レベルを自動的に設定
し、多様な電話回線に対応する、としている。
【0005】さらに、従来例3の特開平4−29036
6号公報の「モデム信号送出レベル自動設定方式」は、
電話回線と網制御部間に3個のリレーを設け、コイル及
びホール素子によって電話回線の電流の大きさを検出
し、制御部にそれを伝達している。制御部は、その電流
の大きさに基づいてアッテネータを制御し、変復調部が
送出するモデム送出レベルを所定値に設定している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例の送信レベルを切り替える方式の場合は、人手によ
り行っている。この保守員等の人手による送信レベルの
切替は設定ミスを生じ易く、場合によってはデータ通信
不可となる可能性がある問題を伴う。
【0007】さらに、送信レベル自動設定においても、
切替装置の設置場所が変わった場合には、新たに保守員
を派遣し設定を変える必要がある。その理由は、送信レ
ベル切替装置が設置される場所によって線路損失が異な
るため、より高い送信の信頼性を確保するために、この
線路損失を考慮して送信レベルを切り替える必要がある
からである。
【0008】本発明は、送信レベルの切り替えストラッ
プ設定を自動化し、操作性・保守性を向上させた送信レ
ベル切替装置および送信レベル切替方式を提供すること
を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
め、本発明の送信レベル切替装置は、Uインタフェース
に準拠するT線/R線間にシーリング電流が流れている
か否かを検出するシーリング電流検出手段と、検出の結
果により送信の出力レベルを切り替える送信信号レベル
切替手段とを備え、Uインタフェースに準拠する送信レ
ベルを自動的に切り替えることを特徴としている。
【0010】さらに、上記の送信レベル切替装置は、ラ
ンダムパターン送出手段を備え、このランダムパターン
送出手段がANSI T1.601に規定されたシーリ
ング電流のON/OFFにより試験モードか否かを認識
し、送信の出力レベルの切り替えを行うとよい。
【0011】本発明の送信レベル切替方式は、Uインタ
フェースに準拠するT線/R線間にシーリング電流が流
れているか否かを検出するシーリング電流検出工程と、
検出の結果により送信の出力レベルを切り替える送信信
号レベル切替工程とを備え、Uインタフェースに準拠す
る送信レベルを自動的に切り替えることを特徴としてい
る。
【0012】さらに、上記の送信レベル切替方式は、ラ
ンダムパターン送出工程を備え、このランダムパターン
送出工程でANSI T1.601に規定されたシーリ
ング電流のON/OFFにより試験モードか否かを認識
し、送信の出力レベルの切り替えを行うとよい。
【0013】
【発明の実施の形態】次に添付図面を参照して本発明に
よる送信レベル切替装置および送信レベル切替方式の実
施の形態を詳細に説明する。図1を参照すると本発明の
送信レベル切替装置および送信レベル切替方式の一実施
形態が示されている。図1は、Uインタフェースに準拠
する回線に対応する送信レベル切替装置および送信レベ
ル切替方式を示すブロック図である。
【0014】図1の回路構成ブロック図において、本実
施形態の送信レベル切替装置10は、シーリング電流の
有無を検出するシーリング電流検出部1と、送信レベル
切替部2と、ランダムパターン送出部3とにより構成さ
れる。本構成の送信レベル切替装置10は、交換機4と
Uインタフェースで接続されている。
【0015】上記のシステム構成において、シーリング
電流検出部1はUインタフェース上のシーリング電流の
有無を検出し、送信レベル切替部2とランダムパターン
送出部3にシーリング電流の有無を通知する。ランダム
パターン送出部3は、ANSI T1.601に規定さ
れたシーリング電流のON/OFFにより試験モードと
認識し、Uインタフェースに対し固定レベルでランダム
パターンを送出する。
【0016】送信レベル切替部2は、シーリング電流が
有る場合は標準のレベルを送信し、シーリング電流がな
い場合は標準の値より送信レベルを上げて送信する。
【0017】対向先の交換機4では、ランダムパターン
の受信レベルを検出し、線路損失の値を算出する。この
算出の結果、交換機4は線路損失が少ない場合には、A
NSI T1.601の規定通り、シーリング電流を流
す。送信レベル切替装置10は、シーリング電流が流れ
ていることをシーリング電流検出部1で検出すると、送
信レベル切替部2にシーリング電流が流れていることを
通知する。送信レベル切替部2は、標準の送信レベルで
信号を送出する。一方線路損失が大きい場合には、交換
機4はシーリング電流を停止する。
【0018】シーリング電流検出部1は、シーリング電
流が流れていないことを送信レベル切替部2に通知す
る。送信レベル切替部2はシーリング電流が流れていな
いことを確認すると、送信レベルを標準値より上げて長
距離モードの送信をする。
【0019】次に、本発明の実施の形態の動作例を詳細
に説明する。送信信号レベルの切替ができない場合にお
ける固定レベル出力では、Uインタフェースの距離が長
い場合、線路損失により受信レベルが低くなり、信頼性
の高いデータ通信ができない。そこで、ランダムパター
ン送出部3は、ANSI T1.601に規定された、
シーリング電流のON/OFFにより試験モードと認識
し、Uインタフェースに対し、固定レベルでランダムパ
ターンを送出する。
【0020】対向先の交換機4では、ランダムパターン
の受信レベルを検出し、線路損失の値を算出する。線路
損失が大きい場合、交換機4はシーリング電流を停止
し、シーリング電流検出部1は、シーリング電流が流れ
ていないことを送信レベル切替部2に通知する。送信レ
ベル切替部2はシーリング電流が流れていないことを確
認すると、送信レベルを標準値より上げて長距離モード
で送信することで、信頼性の高いデータ通信が可能とな
る。
【0021】上記の実施形態のUインタフェースに準拠
する回線を有する送信レベル切替装置は、シーリング電
流の有無を検出するシーリング電流検出部と、送信レベ
ル切替部とランダムパターンを送出するランダムパター
ン送出部を有して構成される。本構成によるシーリング
電流の有無による送信レベルの切り替えでは、ランダム
パターン送出部はANSI T1.601に従ったシー
リング電流のON/OFFのパルスを検出すると、Uイ
ンタフェース上にランダムパターンの信号を送出する。
【0022】シーリング電流検出部はシーリング電流の
有無を検出し、ランダムパターン送出部と送信レベル切
替部にシーリング電流の有無の情報を通知する。送信レ
ベル切替部は、シーリング電流がない場合は、長距離の
伝送が可能となるよう送信信号レベルを上げて送信す
る。よって、シーリング電流の有無により送信レベルを
保守員の手動設定なしに自動切り替えを可能とする。
【0023】尚、上述の実施形態は本発明の好適な実施
の一例ではあるがこれに限定されるものではなく、本発
明の要旨を逸脱しない範囲において種々変形実施可能で
ある。
【0024】
【発明の効果】以上の説明より明かなように、本発明の
送信レベル切替装置および送信レベル切替方式は、Uイ
ンタフェースに準拠するT線/R線間にシーリング電流
が流れているか否かを検出し、検出の結果によりUイン
タフェースに準拠する送信レベルを自動的に切り替え
る。よって、ストラップ設定等が不要となり、送信レベ
ルの切替に保守員を必要としない。
【0025】さらに、ランダムパターン送出でANSI
T1.601に規定されたシーリング電流のON/O
FFにより試験モードか否かを認識し、送信の出力レベ
ルの切り替えを行う。よって、ランダムパターンの受信
レベルを交換機にて測定し、線路損失に合わせてシーリ
ング電流の送出をON/OFFすることで、送信レベル
切替装置の送信レベルを自動で切り替えることができ
る。このため、設置場所が変わっても、線路損失に合わ
せて送信レベルを自動的に切り替えることが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の送信レベル切替装置および送信レベル
切替方式の実施形態を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 シーリング電流検出部 2 送信レベル切替部 3 ランダムパターン送出部 4 交換機 10 送信レベル切替装置

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 Uインタフェースに準拠するT線/R線
    間にシーリング電流が流れているか否かを検出するシー
    リング電流検出手段と、 前記検出の結果により送信の出力レベルを切り替える送
    信信号レベル切替手段とを備え、 前記Uインタフェースに準拠する送信レベルを自動的に
    切り替えることを特徴とする送信レベル切替装置。
  2. 【請求項2】 前記送信レベル切替装置は、さらに、ラ
    ンダムパターン送出手段を備え、該ランダムパターン送
    出手段がANSI T1.601に規定されたシーリン
    グ電流のON/OFFにより試験モードか否かを認識
    し、前記送信の出力レベルの切り替えを行うことを特徴
    とする請求項1記載の送信レベル切替装置。
  3. 【請求項3】 Uインタフェースに準拠するT線/R線
    間にシーリング電流が流れているか否かを検出するシー
    リング電流検出工程と、 前記検出の結果により送信の出力レベルを切り替える送
    信信号レベル切替工程とを備え、 前記Uインタフェースに準拠する送信レベルを自動的に
    切り替えることを特徴とする送信レベル切替方式。
  4. 【請求項4】 前記送信レベル切替方式は、さらに、ラ
    ンダムパターン送出工程を備え、該ランダムパターン送
    出工程でANSI T1.601に規定されたシーリン
    グ電流のON/OFFにより試験モードか否かを認識
    し、前記送信の出力レベルの切り替えを行うことを特徴
    とする請求項3記載の送信レベル切替方式。
JP14836597A 1997-06-06 1997-06-06 送信レベル切替装置および送信レベル切替方式 Expired - Lifetime JP2917968B2 (ja)

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