JPH0815335B2 - 動き適応型走査線内挿装置 - Google Patents

動き適応型走査線内挿装置

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JPH0815335B2
JPH0815335B2 JP3103038A JP10303891A JPH0815335B2 JP H0815335 B2 JPH0815335 B2 JP H0815335B2 JP 3103038 A JP3103038 A JP 3103038A JP 10303891 A JP10303891 A JP 10303891A JP H0815335 B2 JPH0815335 B2 JP H0815335B2
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memory
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浩文 中垣
臼木  直司
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Panasonic Holdings Corp
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Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、IDTVやEDTVな
どの順次走査変換や、テレビジョン方式変換における走
査線変換に用いられる、動き適応型走査線内挿装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、ディジタル信号処理の発達に伴っ
て、IDTV,EDTV等の分野で、動き適応処理の技
術が注目されている。
【0003】従来の動き適応型走査線内挿装置として
は、例えばITEJ Technical Report Vol.12,No51,PP.1〜
6,TEBS'88-37(Nov.1988)に示されている。
【0004】以下、従来の動き適応型走査線内挿装置の
一例について説明する。図5は順次走査変換のための従
来の動き適応型走査線内挿装置のブロック図を示すもの
である。図5において、1は入力端子であり、ディジタ
ル変換された映像信号が入力される。2は入力映像信号
を1フレーム遅延させるためのフレームメモリである。
3はフレームメモリ2の書き込み・読み出しアドレスを
制御するメモリ制御回路、減算器4は入力映像信号と1
フレーム遅延された映像信号とから、1フレーム差分信
号を出力する。比較回路5は1フレーム差分信号の振幅
と設定された閾値とを比較して動き信号を出力する。1
6は動き信号の1フィールド遅延信号を得るためのフィ
ールドメモリ、17はフィールドメモリ16の書き込み
・読み出しアドレスを制御するメモリ制御回路、内挿切
換制御回路11は動きの検出漏れを防ぐための動き信号
の時間フィルタとして作用し、比較回路5とフィールド
メモリ16から得られる動き信号によって、走査線内挿
を切り換えるための制御信号を走査線内挿回路12に出
力する。19はフィールドメモリ18の書き込み・読み
出しアドレスを制御するメモリ制御回路、フィールドメ
モリ18およびラインメモリ10は入力映像信号に対し
てそれぞれ1フィールド遅延および1ライン遅延した信
号を、走査線内挿回路12に出力する。走査線内挿回路
12において順次走査変換された映像信号は出力端子1
3から出力される。
【0005】以上のように構成された動き適応型走査線
内挿装置について、以下その動作を説明する。
【0006】入力端子1にディジタル変換された映像信
号が入力されると、入力映像信号と、メモリ制御回路3
の制御信号によってフレームメモリ2から読み出される
1フレーム遅延信号との差分が、減算器4よりフレーム
差分信号として出力される。そのフレーム差分信号は、
比較回路5において設定された閾値と比較され、その比
較結果に基づいて、動きもしくは静止といった動き情報
を定義した動き信号が出力される。この動き信号は、メ
モリ制御回路17の制御信号により、フィールドメモリ
16に書き込まれると同時に、フィールドメモリ16か
ら読み出される1フィールド遅延した動き信号と共に内
挿切換制御回路11に入力される。内挿切換制御回路1
1は、2つの動き信号に基づき、走査線内挿処理を選択
するための制御信号を走査線内挿回路12に出力する。
一方、入力端子1の入力映像信号は、フィールドメモリ
18およびラインメモリ10に書き込まれると同時に、
メモリ制御回路19の制御信号に応じてフィールドメモ
リ18から読み出される1フィールド遅延した映像信号
およびラインメモリ10より読み出される1ライン遅延
した映像信号と共に、走査線内挿回路12に入力され
る。走査線内挿回路12は、内挿切換制御回路11から
の制御信号により、動きの場合には入力映像信号と1ラ
イン遅延した映像信号との平均値による内挿を、静止の
場合には1フィールド遅延した映像信号による内挿を、
それぞれ選択して走査線内挿処理を行い、順次走査変換
された信号を出力端子13に出力する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、映像信号の処理回路と動き信号の処理回路
が独立しており、例えばディジタルメモリによって両信
号の1フィールド遅延信号を得ようとすると、フィール
ドメモリ,メモリ制御回路などが、映像信号用と、動き
信号用にそれぞれ別々に必要となって、回路規模が大き
くなる上、映像信号と動き信号の同期を取るためのメモ
リの制御も複雑になるという問題点を有していた。
【0008】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、比較的回路規模が小さく、複雑なメモリ制御を要さ
ずに映像信号と動き信号の同期がとれる、動き適応型走
査線内挿装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の動き適応型走査線内挿装置は、ディジタル変
換された映像信号の動きを検出し、動き信号を出力する
動き検出手段と、前記動き検出手段から出力される動き
信号を映像信号に多重化し、動き多重映像信号として出
力する多重化回路と、前記動き多重映像信号を記憶する
ディジタルメモリと、前記ディジタルメモリを制御する
メモリ制御回路と、前記ディジタルメモリから読み出さ
れる動き多重映像信号から、動き信号と映像信号を分離
する分離回路と、前記分離回路から出力される動き信号
を用いて走査線内挿処理の選択を行い、前記分離回路か
ら出力される映像信号を用いて走査線内挿処理を行う走
査線内挿手段と、を有する。
【0010】
【作用】本発明は上記した構成により、入力された映像
信号に対して動き検出手段より得られる動き信号を、多
重化回路により映像信号に多重化して、ディジタルメモ
リに書き込んだ後、再び読み出して映像信号と動き信号
を分離し、動き信号に応じて選択された走査線内挿処理
を、映像信号に対して施すものである。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
しながら説明する。
【0012】図1は本発明の第1の実施例の順次走査変
換のための動き適応型走査線内挿装置のブロック図を示
すものである。図1において、1は入力端子であり、デ
ィジタル変換された映像信号が入力される。2は入力映
像信号を1フレーム遅延させるためのフレームメモリで
ある。3はフレームメモリ2の書き込み・読み出しアド
レスの制御をするメモリ制御回路、減算器4は入力映像
信号と1フレーム遅延された映像信号とから、1フレー
ム差分信号を出力する。比較回路5は映像信号の1フレ
ーム差分信号の振幅と設定された閾値とを比較して動き
情報の信号を出力する。多重化回路6は映像信号と動き
信号を多重化し、動き多重映像信号として出力する。フ
ィールドメモリ7はメモリ制御回路8からの書き込み・
読み出しアドレス制御信号に応じて、動き多重映像信号
を書き込み・読み出すことにより、1フィールド遅延し
た動き多重映像信号を得る。分離回路9は動き多重映像
信号から映像信号と動き信号を分離する。内挿切換制御
回路11は動きの検出漏れを防ぐための動き信号の時間
フィルタとして作用し、比較回路5と分離回路9から得
られる動き信号によって、走査線内挿を切り換えるため
の制御信号を走査線内挿回路12に出力する。10は入
力映像信号を1ライン遅延させるためのラインメモリ、
走査線内挿回路12は内挿切換制御回路11からの制御
信号により走査線内挿処理の選択を行い、映像信号に順
次走査変換のための走査線内挿を施して、出力端子13
に出力する。
【0013】以上のように構成された本実施例の動き適
応型走査線内挿装置について、以下その動作を説明す
る。入力端子1にディジタル変換された映像信号が入力
されると、入力映像信号とフレームメモリ2から得られ
る1フレーム遅延映像信号とにより、減算器4において
1フレーム差分信号が求められ、比較回路5において設
定閾値と1フレーム差分信号の振幅とが比較され、その
比較結果に基づいて動き信号が発生される。この動き信
号は、多重化回路6において入力映像信号に多重化さ
れ、動き多重映像信号として出力された後、フィールド
メモリ7に書き込まれる。フィールドメモリ7からは、
入力映像信号に対して1フィールド遅延した動き多重映
像信号が読み出され、分離回路9において映像信号と動
き信号が分離される。こうして分離された動き信号と比
較回路5から得られる動き信号とが、内挿切換制御回路
11に入力され、走査線内挿処理の選択がなされ、走査
線内挿処理のための制御信号が、走査線内挿回路12に
出力される。さらに、入力端子1より得られる入力映像
信号と、入力映像信号に対して1ライン遅延したライン
メモリ10の出力映像信号と、入力映像信号に対して1
フィールド遅延した分離回路9の出力映像信号とが、走
査線内挿回路12に入力される。走査線内挿回路12は
内挿切換制御回路11からの制御信号により、動きの場
合には入力映像信号と1ライン遅延した映像信号との平
均値による内挿を、静止の場合には1フィールド遅延し
た映像信号による内挿を、それぞれ選択して走査線内挿
処理を行い、順次走査変換された信号を出力端子13に
出力する。
【0014】以上のように本実施例によれば、映像信号
に動き信号を多重化することにより、映像信号の1フィ
ールド遅延信号と動き信号の1フィールド遅延信号を得
るのに、共通のメモリおよびメモリ制御回路での処理が
可能となるため、比較的小規模の回路で順次走査変換が
可能となり、また映像信号と動き信号を同期するための
特別な制御が不要になる。
【0015】図2は本発明の第2の実施例の順次走査変
換のための動き適応型走査線内挿装置のブロック図を示
すものである。本実施例は第1の実施例の動き適応型走
査線内挿装置において、動き検出のためのフレームメモ
リと走査線内挿処理のためのフィールドメモリを兼用し
たものであり、各構成要素およびその作用は図1の実施
例とほぼ同様である。図1との相違点は、図1のフレー
ムメモリ2の代わりに、走査線内挿のための動き多重映
像信号用のフィールドメモリ7aから読み出される信号
を、同じく動き多重映像信号用のフィールドメモリ7b
によって、さらに1フィールド遅延させることにより、
入力映像信号に対して、1フレーム遅延された動き多重
映像信号を得て、分離回路9bによって映像信号を分離
し、動き検出のための1フレーム遅延映像信号を得られ
るようにしたところである。
【0016】本実施例によれば、映像信号と動き信号の
多重化による回路の合理化と、動き検出のためのフレー
ムメモリと走査線内挿処理のためのフィールドメモリと
の兼用によるメモリ容量の削減が図れ、回路規模がより
縮小される。
【0017】図3は本発明の第3の実施例のテレビジョ
ン方式変換装置の動き適応型走査線内挿装置のブロック
図である。図3において、1は入力端子であり、ディジ
タル変換された映像信号が入力される。2は入力映像信
号を1フレーム遅延させるためのフレームメモリであ
る。3はフレームメモリ2の書き込み・読み出しアドレ
スの制御をするメモリ制御回路、減算器4は入力映像信
号と1フレーム遅延された映像信号とから、1フレーム
差分信号を得る。比較回路5は映像信号の1フレーム差
分信号の振幅と設定された閾値とを比較して動き信号を
出力する。多重化回路6は映像信号と動き信号を多重化
し、動き多重映像信号を出力する。フィールドメモリ1
4は独立した2出力系統を有し、メモリ制御回路15か
らの書き込みアドレス制御信号に応じて動き多重映像信
号を書き込み、メモリ制御回路15からの読み出しアド
レス制御信号に応じて第1の出力からは入力映像信号に
対して1フィールド遅延した信号を、第2の出力からは
テレビジョン方式変換のためのフィールド周波数変換お
よび走査線数変換された信号を出力する。フィールドメ
モリ7はメモリ制御回路15の書き込みアドレス制御信
号に応じて、フィールドメモリ14の第1の出力からの
信号を書き込み、メモリ制御回路15の読み出しアドレ
ス制御信号に応じて読み出すことにより、テレビジョン
方式変換のためのフィールド周波数変換および走査線数
変換された信号を出力する。分離回路9aはフィールド
メモリ14の第2の出力から、分離回路9bはフィール
ドメモリ7から出力される動き多重映像信号から、映像
信号と動き信号を分離する。走査線内挿回路12は内挿
切換制御回路11からの制御信号により走査線内挿処理
の選択を行い、映像信号に走査線位置の変換のための走
査線内挿を施して、出力端子13に出力する。
【0018】以上のように構成された本実施例の動き適
応型走査線内挿装置について、以下その動作を、525
/60方式の映像信号を625/50テレビジョン方式
の映像信号に変換する場合を例にとって説明する。入力
端子1にディジタル変換された525/60方式の映像
信号が入力されると、入力映像信号と、フレームメモリ
2より得られる1フレーム遅延映像信号とから、減算器
4において1フレーム差分信号が得られ、この1フレー
ム差分信号により比較回路5から動き信号が出力され
る。動き信号は、多重化回路6において入力映像信号に
多重化され、動き多重映像信号として出力された後、メ
モリ制御回路15の書き込みアドレス制御信号に応じて
フィールドメモリ14に書き込まれる。フィールドメモ
リ14の第1の出力からは、メモリ制御回路15からの
読み出しアドレス制御信号により、入力映像信号に対し
て1フィールド遅延した動き多重映像信号が読み出さ
れ、フィールドメモリ7に書き込まれる。フィールドメ
モリ14の第2の出力からは、メモリ制御回路15から
の読み出しアドレス制御信号により、走査線がおよそ5
本に1本の割合で繰り返し読み出しされると共に、6フ
ィールドに1フィールドの割合でフィールド単位の間引
きが行われて、走査線数が525本から625本に、フ
ィールド周波数が60Hzから50Hzにそれぞれ変換
された動き多重映像信号が読み出され、分離回路9aに
おいて映像信号と動き信号が分離される。フィールドメ
モリ7に書き込まれた信号は、メモリ制御回路15の読
み出しアドレス制御信号により、走査線がおよそ5本に
1本の割合で繰り返し読み出しされると共に、6フィー
ルドに1フィールドの割合でフィールド単位の間引きが
行われて、走査線数が525本から625本に、フィー
ルド周波数が60Hzから50Hzにそれぞれ変換され
た動き多重映像信号として読み出され、分離回路9bに
おいて映像信号と動き信号が分離される。分離回路9a
から得られる動き信号と分離回路9bから得られる動き
信号とが、内挿切換制御回路11に入力され、走査線内
挿処理の選択がなされ、走査線内挿処理のための制御信
号が走査線内挿回路12に出力される。さらに分離回路
9aから得られる映像信号と、分離回路9aから得られ
る映像信号に対して1ライン遅延したラインメモリ10
の出力映像信号と、分離回路9aから得られる映像信号
に対して1フィールド遅延した分離回路9bから得られ
る映像信号とが、走査線内挿回路12に入力される。走
査線内挿回路12では、内挿切換制御回路11からの制
御信号によって、分離回路9aからの映像信号と1ライ
ン遅延した映像信号とによるフィールド内の走査線内挿
と、分離回路9aからの映像信号と1フィールド遅延映
像信号によるフィールド間の走査線内挿とが切り替えら
れ、525/60方式の走査線と625/50方式の走
査線の空間的位置の相違を補正するための走査線内挿処
理が施され、出力端子13に625/50方式に変換さ
れた映像信号が出力される。
【0019】以上のように本実施例によれば、映像信号
に動き信号を多重化することにより、映像信号と動き信
号に共通のメモリおよびメモリ制御回路での処理が可能
となり、メモリの読み出しにおいて映像信号のフィール
ド周波数,走査線数を変換すると、同時に動き信号も変
換されるため、映像信号と動き信号とを同期するための
特別な制御や回路が不要となり、比較的小規模の回路で
テレビジョン方式変換における走査線数,フィールド周
波数変換が可能となる。
【0020】図4は本発明の第4の実施例のテレビジョ
ン方式変換装置の動き適応型走査線内挿装置のブロック
図である。本実施例は第3の実施例の動き適応型走査線
内挿装置において、動き検出のためのフレームメモリと
走査線内挿処理のためのフィールドメモリを兼用したも
のであり、各構成要素およびその作用は図3の実施例と
ほぼ同様である。図3との相違点は、図3のフレームメ
モリ2の代わりに、走査線内挿のための動き多重映像信
号用のフィールドメモリ14aの第1の出力より読み出
される、入力映像信号に対して1フィールド遅延された
信号を、メモリ制御回路15の書き込みアドレス制御信
号に応じて、2出力系統を有する動き多重映像信号用の
フィールドメモリ14bに書き込み、メモリ制御回路1
5の読み出しアドレス制御信号により、フィールドメモ
リ14bの第1の出力からさらに1フィールド遅延し
て、すなわち入力端子1の入力映像信号に対しては1フ
レーム遅延された動き多重映像信号として読み出し、分
離回路9cによって映像信号を分離し、動き検出に用い
る1フレーム遅延映像信号を得られるようにしたところ
である。なお、フィールドメモリ14bの第2の出力か
らは、図3の実施例のフィールドメモリ7の出力と同様
に、走査線がおよそ5本に1本の割合で繰り返し読み出
しされると共に、6フィールドに1フィールドの割合で
フィールド単位の間引きが行われて、走査線数が525
本から625本に、フィールド周波数が60Hzから5
0Hzにそれぞれ変換された動き多重信号として読み出
され、以下、第3の実施例と同様の動作によって、方式
変換のための走査線内挿処理が行われる。
【0021】本実施例によれば、映像信号に動き信号を
多重化することによって、映像信号と動き信号のメモリ
を共通にすることで、映像信号と動き信号とを同期する
ための特別な制御や回路が不要となり、また動き検出の
ためのフレームメモリと走査線内挿処理のためのフィー
ルドメモリを共用することにより、回路の合理化が図
れ、比較的小規模の回路でテレビジョン方式変換におけ
る走査線数,フィールド周波数変換が可能となる。
【0022】
【発明の効果】以上のように本発明によると、動き信号
を映像信号に多重化し、その動き多重映像信号用のディ
ジタルメモリとメモリ制御回路とを設けることにより、
メモリ制御が簡単になり、回路規模も縮小することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における動き適応型走査
線内挿装置の構成を示すブロック図
【図2】本発明の第2の実施例における動き適応型走査
線内挿装置の構成を示すブロック図
【図3】本発明の第3の実施例における動き適応型走査
線内挿装置の構成を示すブロック図
【図4】本発明の第4の実施例における動き適応型走査
線内挿装置の構成を示すブロック図
【図5】従来の動き適応型走査線内挿装置の構成を示す
ブロック図
【符号の説明】
1 入力端子 2 フレームメモリ 3,8,15 メモリ制御回路 4 減算器 5 比較回路 6 多重化回路(マルチプレクサ) 7,7a,7b,14,14a,14b フィールドメ
モリ 9,9a,9b 分離回路(デマルチプレクサ) 10 ラインメモリ 11 内挿切換制御回路 12 走査線内挿回路 13 出力端子

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディジタル変換された映像信号の動きを
    検出し、動き信号を出力する動き検出手段と、前記動き
    検出手段から出力される動き信号を映像信号に多重化
    し、動き多重映像信号として出力する多重化回路と、前
    記動き多重映像信号を記憶するディジタルメモリと、前
    記ディジタルメモリを制御するメモリ制御回路と、前記
    ディジタルメモリから読み出される動き多重映像信号か
    ら、動き信号と映像信号を分離する分離回路と、前記分
    離回路から出力される動き信号を用いて走査線内挿処理
    の選択を行い、前記分離回路から出力される映像信号を
    用いて走査線内挿処理を行う走査線内挿手段と、を備え
    た動き適応型走査線内挿装置。
  2. 【請求項2】 動き多重映像信号のためのディジタルメ
    モリから、メモリ制御回路の制御信号によって読み出さ
    れる動き多重映像信号を用いて、動き検出を行う動き検
    出手段を備えた請求項1記載の動き適応型走査線内挿装
    置。
  3. 【請求項3】 動き多重映像信号のためのディジタルメ
    モリに対して、相互に独立した書き込みアドレス制御手
    段と読み出しアドレス制御手段とを有するメモリ制御回
    路を備えた請求項1もしくは2記載の動き適応型走査線
    内挿装置。
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