JPH081530B2 - 画像生成機 - Google Patents

画像生成機

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JPH081530B2
JPH081530B2 JP4310863A JP31086392A JPH081530B2 JP H081530 B2 JPH081530 B2 JP H081530B2 JP 4310863 A JP4310863 A JP 4310863A JP 31086392 A JP31086392 A JP 31086392A JP H081530 B2 JPH081530 B2 JP H081530B2
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JP
Japan
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developing unit
developing
housing
sheet member
photoconductor
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Inventor
信彦 小塚
Original Assignee
三田工業株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、静電複写装置の如き画
像生成機、殊に現像ユニットを備えた画像生成機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、画像生成機、例えば静電複写装
置は表面に感光体が配設された支持基体を備え、支持基
体の周囲には、充電域に対応して充電用コロナ放電器、
露光域に関連して照射ランプ及び光学系、現像域に対応
して現像装置、転写域に対応して転写用コロナ放電器、
並びにクリーニング域に対応してクリーニング装置が配
設されている。そして、支持基体は所定方向に移動さ
れ、支持基体の移動に伴って次の通りの複写工程が遂行
される。即ち、充電域においては充電用コロナ放電器の
作用によって支持基体の感光体表面に特定極性の電荷が
付与され、次いで露光域においては照射ランプからの光
(原稿からの反射光)が光学系を介して感光体表面に照
射され、かくして感光体上に原稿に対応した静電潜像が
形成される。現像域においては現像装置におけるトナー
粒子が感光体表面に施され、感光体上に形成された静電
潜像がトナー像に現像される。転写域においては、転写
用コロナ放電器の作用によって感光体上のトナー像がシ
ート部材搬送経路を通して搬送されてきたシート部材に
転写される。そしてクリーニング域においては、転写後
の感光体表面に残留するトナー粒子がクリーニング装置
の作用によって除去される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
画像生成機においては、画像生成機のハウジング内に現
像装置を含む現像ユニットが設けられているので、現像
装置付近の外装に関連して構成が複雑となり、部品点数
が多くなる欠点を有している。
【0004】本発明の目的は、現像装置付近の外装に関
連して構成を簡単に且つ部品点数を少なくすることがで
きる、改良された画像生成機を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明によれば、ハウジングと、該ハウジング内に配設
され且つその表面に感光体を有する支持基体と、該感光
体の表面に像を形成するための作像手段と、該感光体の
表面に形成された像が転写されるシート部材を所要の通
り導くシート部材搬送経路を規定するシート部材搬送手
段とを備え、該作像手段は該感光体の表面に形成された
静電潜像をトナー像に現像する現像装置を含み、該現像
装置はトナー粒子収容容器を備えている、画像生成機に
おいて、該現像装置は現像ユニット枠に装着され、該現
像装置及び該現像ユニット枠が現像ユニットを構成し、
該現像ユニットが該シート部材搬送経路の上流側である
該ハウジングの一端側に離脱自在に装着されることによ
り、該現像ユニットの一部が該ハウジングの該一端側の
一部を規定し、該現像ユニットの該一部には蓋手段が、
該トナー粒子収容容器に関連して第1の位置と第2の位
置の間を移動自在に装着され、該蓋手段が該第1の位置
にあるときには該トナー粒子収容容器の補給開口を覆
い、該第2の位置にあるときには該補給開口を開放す
る、ことを特徴とする画像生成機、が提供される。また
前記構成において、該現像ユニットにはシート部材を該
シート部材搬送経路の上流端に導く給紙台が設けられ、
該蓋手段は該給紙台により規定される、ことが好まし
い。
【0006】
【作用】本発明において、現像装置は現像ユニット枠に
装着され、現像装置及び現像ユニット枠が現像ユニット
を構成し、現像ユニットがシート部材搬送経路の上流側
であるハウジングの一端側に離脱自在に装着されること
により、現像ユニットの一部がハウジングの一端側の一
部を規定するよう構成されている。その結果、現像ユニ
ットの一部とハウジングの一部とが重複して設けられる
ことなく共用されるので、画像生成機における現像装置
付近の外装に関連して構成を簡単に且つ部品点数を少な
くすることができる。本発明においては、更に、現像ユ
ニットの前記一部(ハウジングの一端側の一部を規定す
る部分)には蓋手段が、トナー粒子収容容器に関連して
第1の位置と第2の位置の間を移動自在に装着され、蓋
手段が第1の位置にあるときにはトナー粒子収容容器の
補給開口を覆い、第2の位置にあるときには補給開口を
開放する、よう構成されている。すなわち蓋手段は、現
像ユニットの、ハウジングの一部を共用する部分に装着
されているので、現像ユニットをハウジングに装着した
状態のまま、トナー粒子収容容器へのトナー粒子の補給
が可能となる(現像ユニットをハウジングに装着した状
態のままで、蓋手段を第2の位置に移動させればトナー
粒子収容容器の補給開口が開放される)。したがって、
トナー粒子の補給作業時にわざわざ現像ユニットをハウ
ジングから取り外す必要がなくなり、トナー粒子の補給
作業が著しく容易となる。また前記構成において、現像
ユニットにはシート部材をシート部材搬送経路の上流端
に導く給紙台が設けられ、蓋手段は給紙台により規定さ
れる、よう構成された場合には、蓋手段が現像ユニット
の一部を共用すると共に給紙台をも兼ねるので、構成を
一層簡単に且つ部品点数を更に少なくすることができ
る。
【0007】
【実施例】以下、添付図面を参照して、本発明に従って
構成された画像生成機の一具体例を、静電複写装置(静
電複写機)を例に説明する。
【0008】図1及び図2を参照して、図示の静電複写
装置は、全体を番号2で示す複写機ハウジングを具備し
ている(具体例では、後に説明する如く、主支持構造
体、排出支持構造体、感光体ユニット、現像ユニット、
前カバー、後カバー及び搬送ユニットにより規定されて
いる)。ハウジング2の上面には矢印4及び6で示す方
向に往復動自在に原稿載置機構8が装着されている。原
稿載置機構8は複写すべき原稿10が載置される透明板
12と透明板12及びこれに載置された原稿10を覆う
ための開閉自在な原稿押え14(図1においては透明板
12上を開放する開位置で図示し、図2においては透明
板12及びこれに載置された原稿10を覆う閉位置で図
示している)を備えている。
【0009】主として図2を参照して、上記ハウジング
2内の下部には少なくとも周表面の一部、具体例ではそ
の周表面の実質上全周に感光体を有する支持基体が配設
されている。図示の支持基体は無端状ベルト16から構
成されている。ハウジング2内には横方向(図2におい
て左右方向)に間隔を置いて一対のローラ18及び20
が配設され、一対のローラ18及び20間に無端状ベル
ト16が巻掛けられている。この無端状ベルト16の上
側走行部16aは、矢印22で示す所定方向及び矢印2
4で示す所定方向とは反対方向に移動せしめられるよう
になっている。
【0010】ハウジング2内の無端状ベルト16の上方
には、コロナ放電器26、ランプ28及び光学系30が
配設されている。コロナ放電器26はベルト16の周囲
に存在する放電域32に対応して配設され、放電域32
に向けてコロナ放電を施す。コロナ放電器26は、選択
的に除電用コロナ放電器、転写用コロナ放電器及び充電
用コロナ放電器として作用する。また、ランプ28及び
光学系30はベルト16の周囲に存在する照射域34に
関連して配設され、ランプ28から照射され原稿載置機
構8(原稿載置機構8に原稿10が載置されている場合
には原稿10)から反射された光は、光学系30を経て
照射域34に照射される。光学系30は多数のロッド状
レンズ36(かかるロッド状レンズとしては、例えば日
本国の日本板硝子株式会社から商品名“セルフォック”
として販売されているものを挙げることができる)から
構成され、またランプ28は、選択的に原稿照射ランプ
及び除電用ランプとして作用する。コロナ放電器26に
よる帯電、及びランプ28による照射が所望の通り遂行
されるように、ベルト16の上側走行部16aに放電域
32及び照射域34が存在し、更に放電域32及び照射
域34に対応する上記上側走行部16の下側にその実質
上全幅に渡って支持プレート38が配設されている。
【0011】ハウジング2の一端側(図2において右端
側)にはローラ18に対向して現像及びクリーニング装
置40が配設されている。現像及びクリーニング装置4
0は、矢印42で示す方向に回動される中空スリーブ4
4及び中空スリーブ44内に配設された永久磁石46を
有する磁気ブラシ機構48(現像剤適用手段を構成す
る)を備え、磁気ブラシ機構48によって形成される磁
気ブラシは、ベルト16のローラ18に巻掛けられてい
る部位に存在する感光体表面に作用する。かかる現像及
びクリーニング装置40は、選択的に現像装置及びクリ
ーニング装置として作用する。
【0012】ハウジング2内のベルト16の上方には、
複写紙でよいシート部材を所要の通り送るシート部材搬
送経路50が存在する。シート部材搬送経路50を規定
する図示のシート部材搬送手段は、送給ローラ52及び
54、搬送ローラ56及び58、定着装置60の上ロー
ラ62及び下ローラ64、並びに排出ローラ66及び6
8を含んでいる。定着装置60の下ローラ64内には、
ヒータの如き加熱手段70が配設されている。また、シ
ート部材搬送経路50の上流端には、シート部材をシー
ト部材搬送経路50に導く給紙台72が配設され、シー
ト部材搬送経路50の下流端側にはシート部材搬送経路
50を通して排出されるシート部材を受入れるシート部
材受け74が設けられている。更に、ハウジング2内に
は、ハウジング2内の空気を外部に排出して冷却するた
めの冷却用ファン76が配設されている。尚、図1の符
号Pは、給紙台72上に載置されたシート部材である。
【0013】次に図1乃至図3を参照して、静電複写装
置の支持構造について説明する。静電複写装置は、主支
持構造体84及び排出支持構造体86を備えている。主
支持構造体84は底壁88と前後方向(図2において紙
面に垂直な方向、図3において左下方から右上方に向か
う方向)に間隔を置いて配設された垂直前壁90及び垂
直後壁92を含んでいる。垂直前壁90は底壁88の前
端部から実質上垂直上方に延び、垂直後壁92は底壁8
8の後端部から実質上垂直上方に延びている。底壁8
8、垂直前壁90及び垂直後壁92を含む主支持構造体
84は合成樹脂の一体成形によって形成されている。か
かる垂直前壁90及び垂直後壁92間には、付加的要素
である連結案内部94及び連結取付部96が配設され、
具体例ではこれら連結案内部94及び連結取付部96が
主支持構造体84と一体に成形されている。連結案内部
94の一端に給紙台72に向けて延びる案内部材98が
例えば接着剤によって固着されている。
【0014】主支持構造体84の垂直前壁90及び垂直
後壁92間には、送給ローラ52、搬送ローラ56、ラ
ンプ28、反射板100、ロッド状レンズ36及びコロ
ナ放電器26が配設されている。送給ローラ52及び搬
送ローラ56は垂直前壁90及び垂直後壁92間に回転
自在に装着されている。ランプ28は垂直前壁90及び
垂直後壁92間に所要の通り支持されている。ロッド状
レンズ36は、連結取付部96に形成されている細長い
貫通孔内に固定されている。また、コロナ放電器26は
枠体102を有し、枠体102が連結取付部96の下面
に形成されている凹所に装着されている。かかる枠体1
02の一側端は更に照射域34の上方を通って搬送ロー
ラ58に向けて延びる案内部材104が一体に設けら
れ、この案内部材104には上記ランプ28からロッド
状レンズ36を経て感光体に投射される光を規制する細
長いスリット開口106が形成されている。反射板10
0は、一側端側がロッド状レンズ36の上面上を通って
連結取付部96の上面に固定され、他側端側が後述する
定着ユニット108の一部に固定されている。尚、反射
板100の一側端部には、ランプ28からの光がロッド
状レンズ36に入射されるように細長い開口が形成され
ている。
【0015】静電複写装置は、ハウジング2の前面を規
定する前カバー110及びハウジング2の後面を規定す
る後カバー112を備えている。図3から理解される如
く、前カバー110は上記主支持構造体84と一体に成
形され、垂直前壁90の前後方向前方に設けられてい
る。また、後カバー112は主支持構造体84とは別体
に形成されており、垂直後壁92の後面に所要の通り装
着される。上述した主支持構造体84には、更に、定着
ユニット108、搬送ユニット114及び原稿載置機構
8が装着され、定着ユニット108に上記排出支持構造
体86が装着されている。図2及び図3を参照して、主
支持構造体84の底壁88上に装着された定着ユニット
108に排出支持構造体86が装着されている。主支持
構造体84の底壁88上に装着された定着ユニット10
8に、上ローラ62及び下ローラ64が回転自在に装着
され、更に冷却用ファン76が回転自在に支持されてい
る。搬送ユニット114には送給ローラ54及び搬送ロ
ーラ58が回転自在に装着されている。原稿載置機構8
は主支持構造体84の垂直前壁及び垂直後壁の上端に矢
印4及び6で示す方向に移動自在に支持されている。す
なわち原稿載置機構8は、走査露光開始位置から走査露
光終了位置を通って除電位置までの間を往復動自在であ
る。
【0016】排出支持構造体86は上述した定着ユニッ
ト108に装着されている。図示の排出支持構造体86
には排出開口が形成され、排出開口に関連してシート部
材受け74が設けられ、シート部材受け74は排出支持
構造体86と一体に形成されている。排出支持構造体8
6には、排出ローラ66及び68並びに上側及び下側の
分離爪176を含む分離機構170が装着されている。
図示の静電複写装置においては、感光体が配設された無
端状ベルト16が感光体ユニット186として構成さ
れ、現像及びクリーニング装置40が現像ユニット18
8として構成され、感光体ユニット186及び現像ユニ
ット188が上記主支持構造体84に着脱自在に装着さ
れるように構成されている。シート部材搬送経路50に
関して、案内部材98、送給ローラ52、連結案内部9
4及び搬送ローラ56がシート部材を放電域32に導く
ためのその上流側部の下側を規定し、搬送ユニット11
4の送給ローラ54、搬送ローラ58及びコロナ放電器
26の枠体102に一体に設けられた案内部104等が
上記上流側部の上側を規定し、また、定着ユニット10
8の下ローラ64、下側の分離爪176及び排出ローラ
66等がシート部材を放電域32からハウジング2外へ
排出するためのその下流側部の下側を規定し、定着ユニ
ット108の上ローラ62、上側の分離爪176及び排
出ローラ68が上記下流側部の上側を規定する。
【0017】次に、主として図2及び図3を参照して、
感光体ユニット186及び現像ユニット188の構成に
ついて説明する。感光体ユニット186は支持ユニット
枠198を備え、支持ユニット枠198は底壁200、
底壁200上に前後方向に間隔を置いて配設された前壁
(図示せず)及び後壁202、並びに前壁の前方に配設
された前カバー壁204を有し、これらの壁が合成樹脂
の一体成形により形成されている。前壁及び後壁202
間には、図2において右端側である一端側にローラ18
が回転自在に装着され、図2において左端側である他端
側ローラ20が回転自在に装着されている。そして、ロ
ーラ18及び20間に無端状のベルト16が巻掛けら
れ、無端状ベルトの表面には感光体が配設されている。
無端状ベルト16の上側走行部16aが像形成時には矢
印22で示す方向に移動されると共に転写時には矢印2
4で示す方向に移動される構成である故に、感光体の移
動方向の長さは、複写可能な最大複写長さと実質上同一
又は上記最大複写長さより長くすることが重要である。
この無端状のベルト16の上側走行部16aに関連して
その下側に支持プレート38が配設され、支持プレート
38の両端が前壁及び後壁202に固定されている。感
光体ユニット186は、前後方向に移動せしめて主支持
構造体84に装着又はこれから離脱せしめることができ
るようになっている。
【0018】次に現像ユニット188について説明す
る。現像ユニット188は現像ユニット枠216を備え
ている。現像ユニット枠216は前後方向に間隔を置い
て配設された前壁(図示せず)及び後壁218、並びに
前壁の前方に配設された前カバー壁220を備え、これ
らの壁がハウジング壁222とともに合成樹脂の一体成
形により形成されている。また、現像ユニット188
は、合成樹脂の一体成形により形成されている上壁22
4及び仕切壁226を有し、上壁224は前カバー壁2
20及び後壁218間の上面を覆い、仕切壁226は前
壁(図示せず)及び後壁218間の空間部を現像容器2
28とトナー粒子収容容器230に区画する。即ち、前
壁、後壁218、ハウジング壁222、上壁224及び
仕切壁226が、具体例においては現像ユニット188
の下部においてキャリア粒子とトナー粒子から成る現像
剤を収容する現像容器228を規定し、前壁、後壁21
8、ハウジング壁222及び仕切壁226が、具体例に
おいては現像ユニット188の上部においてトナー粒子
を収容するトナー粒子収容容器230を規定する。そし
て、現像容器228内には現像剤適用手段を構成する磁
気ブラシ機構48、現像剤攪拌手段232及び案内プレ
ート234が配設され、またトナー粒子収容容器230
内にはハウジング壁222の内面と仕切壁226の先端
間に存在する開口部にトナー粒子供給ローラ236が配
設されている。磁気ブラシ機構48は、上述した通り、
中空スリーブ44と中空スリーブ44内に配設された永
久磁石46を有し、中空スリーブ44及び永久磁石46
が前壁(図示せず)と後壁218間に回転自在に支持さ
れている。
【0019】この永久磁石46に関連して、図示しない
作動手段が付設されている。作動手段は図示しない電磁
ソレノイドから構成され、電磁ソレノイドの出力端が永
久磁石46の一方の図示しない支持部に作動的に連結さ
れている。永久磁石46は円筒状であり、その周表面部
には周方向に間隔を置いて、複数個の磁極が配設されて
いる(具体例では2個のS極と1個のN極が存在し、両
S極間にN極が配置されている)。電磁ソレノイドが付
勢されると、永久磁石46は図2に示す第1の角度位
置、即ち永久磁石46の2個のS極のうち特定のS極
(下側に存在するS極)が現像剤汲み上げ域に位置し、
またN極が領域78(図2)に実質上対向する位置に位
置付けられる。これによって、現像剤汲み上げ域におい
て現像容器228内の現像剤が磁気ブラシ機構48に保
持され、そして磁気ブラシ機構48により生成された磁
気ブラシが領域78において無端状ベルト16の感光体
に作用する。一方、電磁ソレノイドが除勢されると、永
久磁石46が図2の反時計方向に幾分回動され、上記N
極が領域78に対向する位置から幾分ずれ、上記特定の
S極が現像剤汲み上げ域から幾分ずれ、またこれによっ
て磁気ブラシ機構48により生成された磁気ブラシが領
域78において感光体表面に実質上作用することはな
い。
【0020】上記現像ユニット188には、図1乃至図
3に示す通り、給紙台72が装着されている。給紙台7
2はテーブル部250とテーブル部250の一端におい
て実質上垂直上方に突出している案内部252を有し、
テーブル部250の先端部がピン部材254を介して上
壁224に旋回自在に装着されている。給紙台72は、
図2に実線で示す第1の位置と第2図に二点鎖線で示す
第2の位置の間を移動自在であり、上記第1の位置にあ
るときにはハウジング壁222と上壁224間に存在す
る開口、即ちトナー粒子収容容器230の補給開口を覆
い、上記第2の位置にあるときには上記トナー粒子収容
容器230の補給開口を開放する。以上の説明から明ら
かなように、給紙台72はトナー粒子収容容器230の
補給開口を開閉する蓋手段を規定する。換言すれば、蓋
手段は給紙台72により規定される。従って、給紙台7
2をピン部材254を中心として矢印256で示す方向
に旋回せしめて第2の位置に位置付けることによって、
上記補給開口からトナー粒子収容容器230内に新たな
トナー粒子を補給することができる。すなわち蓋手段で
ある給紙台72は、現像ユニット188の、ハウジング
2の一部を共用する部分に装着されているので、現像ユ
ニット188をハウジング2に装着した状態のまま、ト
ナー粒子収容容器230へのトナー粒子の補給が可能と
なる(現像ユニット188をハウジング2に装着した状
態のままで、給紙台72を上記第2の位置に移動させれ
ばトナー粒子収容容器230の補給開口が開放され
る)。したがって、トナー粒子の補給作業時にわざわざ
現像ユニット188をハウジング2から取り外す必要が
なくなり、トナー粒子の補給作業が著しく容易となる。
またトナー粒子収容容器230の補給開口を開閉する蓋
手段が、給紙台72により規定されるので、構成は一層
簡単となり且つ部品点数は更に少なくなる。
【0021】上述した現像ユニット188も前後方向に
移動せしめて主支持構造体84に装着又はこれから離脱
せしめることができるようになっている。更に説明する
と、具体例においては、現像ユニット188は、感光体
ユニット186と同様に、主支持構造体84の前カバー
110及び前壁90に形成された開口部210を通して
主支持構造体84に着脱自在に装着される(感光体ユニ
ット186はハウジング2の略中央下部において着脱自
在に装着され、現像ユニット188はシート部材搬送経
路50の上流側であるハウジング2の一端側において着
脱自在に装着される)。そして、現像ユニット188に
関連して、この現像ユニット188を前後方向に案内す
る案内手段が付設されている。案内手段は主支持構造体
84に設けられた案内部と現像ユニット188に設けら
れた被案内部を備えている。図示の具体例では、案内部
は、主支持構造体84の底壁88に設けられた案内溝2
58及び主支持構造体84の連結案内部94に固着され
た案内部材98の下面に設けられた案内溝260から構
成され、案内溝258及び260が前後方向に延びてい
る。また、被案内部は、現像ユニット188のハウジン
グ壁222の底部下面に設けられ上記案内溝258に係
合し得る突起262及び現像ユニット188の上壁22
4の上面に設けられ上記案内溝260に係合し得る突起
264から構成されている。かく構成されているので、
現像ユニット188の突起262及び264を主支持構
造体84側の案内溝258及び260内に係合させて前
後方向後方に案内溝258及び260に沿って移動せし
めることによって上記現像ユニット188を主支持構造
体84に着脱自在に装着することができ、所要の通り装
着すると図1及び図2に示す状態になって複写動作が可
能となる。
【0022】尚、図1及び図2から容易に理解される如
く、所要の通り装着した状態においては、現像ユニット
188の前カバー壁220はハウジング2の前面の一部
を規定し、ハウジング壁222はハウジング2の右面を
規定する。また、給紙台72が上記第1の位置にあると
きには、テーブル250の上面と主支持構造体84側の
案内部材98の上面が実質上水平な同一平面を規定す
る。一方、現像ユニット188の前カバー壁220の前
面に設けられている把持部266を把持して前後方向前
方に案内溝258及び260に沿って移動せしめること
によって、現像ユニット188を主支持構造体84から
離脱せしめることができる。尚、現像ユニット188に
関連して、現像ユニット188を上記装着状態に解除自
在に保持するロック機構(図示せず)を付設するのが望
ましい。
【0023】上述した静電複写装置における複写動作を
説明すると次の通りである。感光体表面に像を形成する
像形成時には、原稿載置機構8は矢印4で示す方向に移
動され、ベルト16の上側走行部16aは矢印22で示
す方向に移動される。また、このときには、コロナ放電
器26、ランプ28、及び現像及びクリーニング装置4
0は作動手段として作用する。即ちコロナ放電器26は
充電用コロナ放電器として作用し、ランプ28は原稿照
射ランプとして作用し、また現像及びクリーニング装置
40は現像装置として作用する。かかる像形成時におい
ては、コロナ放電器26は放電域32に存在する感光体
表面に特定極性の電荷を一様に付与する。また、ランプ
28は原稿載置機構8に載置されている原稿を照射し、
原稿からの反射光がロッド状レンズ36を介して照射域
34に投射される。かくして、無端状ベルト16の感光
体上に原稿に対応した静電潜像が形成される。静電潜像
が形成された感光体は更に矢印22で示す方向に移動さ
れ、ローラ18の周囲に存在する領域78において現像
及びクリーニング装置40の磁気ブラシ機構48が感光
体表面にトナー粒子を施し、かくして静電潜像がトナー
像に現像される。
【0024】次いで、上述した通りにして感光体上に形
成されたトナー像をシート部材に転写する転写時には、
ベルト16の上側走行部16aは矢印24で示す方向に
移動される。また、このときには、コロナ放電器26は
転写用コロナ放電器として作用する。かかる転写時にお
いては、シート部材搬送経路50を通して搬送されてき
たシート部材が無端状ベルト16の感光体表面に密着せ
しめられ、放電域32においてはコロナ放電器26が感
光体に密着せしめられているシート部材の裏面にコロナ
放電を施し、かくして感光体上に形成されたトナー像が
シート部材に転写される。トナー像が転写されたシート
部材は、次いで、ローラ20の周囲に存在する剥離域8
0において感光体表面から所要の通り剥離され、更に下
流側に搬送されて定着装置60の作用を受ける。定着装
置60においては、上ローラ62と加熱手段70を有す
る下ローラ64の作用によってシート部材上のトナー像
がその表面に定着され、トナー像が定着されたシート部
材はハウジング2の左壁部に形成された開口82を通し
て複写紙受け74上に排出される。
【0025】転写後の感光体表面をクリーニングするク
リーニング時には、ベルト16の上側走行部16aは矢
印22で示す方向に移動される。このときには、コロナ
放電器26、ランプ28、及び現像及びクリーニング装
置40はクリーニング手段として作用する。即ち、コロ
ナ放電器26は除電用コロナ放電器として作用し(容易
に理解される如く、具体例においては、充電用コロナ放
電器及び転写用コロナ放電器として作用するときには直
流電流が供給され、また除電用コロナ放電器として作用
するときには交流電流が供給されるが、クリーニング時
除電用コロナ放電器として作用するときには、交流電流
に代えて、像形成時に感光体表面に付与される電荷と反
対極性の電荷を付与する直流電流、即ち像形成時に供給
される直流電流とは反対極性の直流電流を供給するよう
にしてもよい)ランプ28は除電用ランプとして作用
し、現像及びクリーニング装置40はクリーニング装置
として作用する。放電域32においては、コロナ放電器
26は転写後の感光体表面にコロナ放電を施し、感光体
上に残留する残留電荷が消失せしめられる。また、照射
域34においては、ランプ28からの光がロッド状レン
ズ36を介して感光体表面に投射され、感光体上の残留
電荷が一層確実に消失せしめられる。更に領域78にお
いては、現像及びクリーニング装置40の磁気ブラシ機
構48によって生成される磁気ブラシが感光体表面に作
用し、感光体上に残留する残留トナー粒子が所要の通り
除去される。
【0026】以上、本発明に従って構成された静電複写
装置の一具体例について説明したが、本発明はかかる具
体例に限定されるものではなく、本発明の範囲を逸脱す
ることなく種々の変形乃至修正が可能である。
【0027】
【発明の効果】現像装置は現像ユニット枠に装着され、
現像装置及び現像ユニット枠が現像ユニットを構成し、
現像ユニットがシート部材搬送経路の上流側であるハウ
ジングの一端側に離脱自在に装着されることにより、現
像ユニットの一部がハウジングの一端側の一部を規定す
るよう構成されている。その結果、現像ユニットの一部
とハウジングの一部とが重複して設けられることなく共
用されるので、画像生成機における現像装置付近の外装
に関連して構成を簡単に且つ部品点数を少なくすること
ができる。本発明においては、更に、現像ユニットの前
記一部には蓋手段が、トナー粒子収容容器に関連して第
1の位置と第2の位置の間を移動自在に装着され、蓋手
段が第1の位置にあるときにはトナー粒子収容容器の補
給開口を覆い、第2の位置にあるときには補給開口を開
放する、よう構成されている。すなわち蓋手段は、現像
ユニットの、ハウジングの一部を共用する部分に装着さ
れているので、現像ユニットをハウジングに装着した状
態のまま、蓋手段を第2の位置とする、すなわち蓋手段
を開くのみで、トナー粒子収容容器へのトナー粒子の補
給が可能となる。したがって、トナー粒子の補給作業時
にわざわざ現像ユニットをハウジングから取り外す必要
がなくなり、トナー粒子の補給作業が著しく容易とな
る。現像ユニットにはシート部材をシート部材搬送経路
の上流端に導く給紙台が設けられ、蓋手段は給紙台によ
り規定される、よう構成された場合には、蓋手段が現像
ユニットの一部を共用すると共に給紙台をも兼ねるの
で、構成を一層簡単に且つ部品点数を更に少なくするこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従って構成された静電複写装置の一具
体例を示す斜視図。
【図2】図1の静電複写装置を示す断面図。
【図3】図1の静電複写装置を分解して示す分解斜視
図。
【符号の説明】
2 複写機のハウジング 8 原稿載置機構 16 無端状ベルト 26 コロナ放電器 28 ランプ 40 現像及びクリーニング装置 72 給紙台 84 主支持構造体 86 排出支持構造体 186 感光体ユニット 188 現像ユニット 216 現像ユニット枠

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジングと、該ハウジング内に配設さ
    れ且つその表面に感光体を有する支持基体と、該感光体
    の表面に像を形成するための作像手段と、該感光体の表
    面に形成された像が転写されるシート部材を所要の通り
    導くシート部材搬送経路を規定するシート部材搬送手段
    とを備え、該作像手段は該感光体の表面に形成された静
    電潜像をトナー像に現像する現像装置を含み、該現像装
    置はトナー粒子収容容器を備えている、画像生成機にお
    いて、 該現像装置は現像ユニット枠に装着され、該現像装置及
    び該現像ユニット枠が現像ユニットを構成し、該現像ユ
    ニットが該シート部材搬送経路の上流側である該ハウジ
    ングの一端側に離脱自在に装着されることにより、該現
    像ユニットの一部が該ハウジングの該一端側の一部を規
    し、該現像ユニットの該一部には蓋手段が、該トナー
    粒子収容容器に関連して第1の位置と第2の位置の間を
    移動自在に装着され、該蓋手段が該第1の位置にあると
    きには該トナー粒子収容容器の補給開口を覆い、該第2
    の位置にあるときには該補給開口を開放する、ことを特
    徴とする画像生成機。
  2. 【請求項2】 該現像ユニットにはシート部材を該シー
    ト部材搬送経路の上流端に導く給紙台が設けられ、該蓋
    手段は該給紙台により規定される、請求項1記載の画像
    生成機。
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JPS5625305U (ja) * 1979-07-31 1981-03-07
JPS5937558A (ja) * 1982-08-25 1984-03-01 Minolta Camera Co Ltd 電子写真複写機
JPS5948559U (ja) * 1982-09-24 1984-03-31 株式会社リコー 記録装置

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