JPH08152895A - オーディオ装置 - Google Patents

オーディオ装置

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JPH08152895A
JPH08152895A JP6297152A JP29715294A JPH08152895A JP H08152895 A JPH08152895 A JP H08152895A JP 6297152 A JP6297152 A JP 6297152A JP 29715294 A JP29715294 A JP 29715294A JP H08152895 A JPH08152895 A JP H08152895A
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JP
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signal
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JP6297152A
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English (en)
Inventor
Toshihito Sawai
利仁 澤井
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Denso Ten Ltd
Original Assignee
Denso Ten Ltd
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Publication date
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  • Amplifiers (AREA)
  • Stereophonic System (AREA)
  • Circuit For Audible Band Transducer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】音質制御を行っても、音場効果を損なわないよ
うなオーディオ装置を提供する。 【構成】入力信号に対して周波数毎の出力調整を行って
音質を調整する音質調整手段と、入力信号に対して遅延
処理等を行い、初期反射音,残響音等の効果音を形成す
る音場制御手段とを有するオーディオ装置において、音
質調整手段と音場制御手段が並列に設けられ、音質調整
手段と音場制御手段の出力側に音質調整手段の出力信号
と、音場制御手段の出力信号を加算する信号加算手段を
備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、音質調整及び音場制御
機能を有するオーディオ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図3は従来の音質調整手段及び音場制御
手段を有するオーディオ装置の回路構成図である。以
下、図を用いて説明する。38はバッファ回路、39は
アッテネータで、接続される音響信号源とその信号に対
する緩衝動作、レベル合わせの処理を行う。31は音質
を調整するグラフィックイコライザで、入力音声信号に
対して分割された複数の周波数帯毎に増幅、減衰を行い
周波数帯毎の出力レベルを調整する。32は音声信号の
音場制御(再生音の遅延処理、レベル変更処理、加算処
理等を行い、コンサートホール、教会、スタジアム、ラ
イブハウス等における演奏の臨場感を出す制御)を行う
音場制御部で、直接音(演奏者から壁等による反射を経
ずに聴取者に直接到達する音)、壁等からの反射波を再
現する初期反射音、残響音等に対応する直接音信号(入
力信号そのまま、あるいはレベル変更のみ)、初期反射
音信号、残響音信号等を生成する。35a,35bはフ
ロント及びリアの音量調整を行うボリウムで、それぞれ
左右2チャンネルを有する。36a,36bはフロント
及びリアスピーカから音を再生させるために、音場制御
部32からの信号を増幅してスピーカに出力する出力増
幅器で、それぞれ左右2チャンネルを有する。
【0003】次に、動作を説明する。バッファ回路38
で緩衝処理されアッテネータ39で入力レベルの調整さ
れた左チャンネル信号(L信号)と右チャンネル信号
(R信号)はグラフィックイコライザ31で周波数帯毎
に出力レベル調整が行われ、音質調整がなされる。続い
て、この音質調整されたR信号とL信号は音場制御部3
2で遅延処理、レベル制御処理等が行われて、初期反射
音信号、残響音信号が作られ、直接音信号に混合(加
算)され臨場感がでるような信号処理が行われる。この
場合、フロント側スピーカには主として直接音信号が、
リア側スピーカには主として効果音信号(初期反射音信
号,残響音信号)が出力されるのが一般的である。音質
調整及び音場制御された信号は、フロントボリウム35
a及びリアボリウム35bにより前後,左右のバランス
調整、音量調整が行われ、出力増幅器36a,36bで
増幅されてスピーカ(図示せず)により音声に変換され
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】入力された音声信号に
先にグラフィックイコライザ31を通し、その後、音場
制御部32を通すと、音場制御を行わない場合は、フ
ロント側、リア側ともに音質調整のみされた直接音が出
力される。音場制御を行う場合は、フロント側では音
質調整と音場制御された直接音が出力され、リア側では
音質調整と音場制御された効果音が出力される。
【0005】この方法では、音質調整を行った信号に対
して音場制御を行うと、直接音と効果音(初期反射音、
残響音)の両方とも音質調整された音声になる。ところ
が、効果音が音質調整されると音質が大きく変動して、
逆に音場効果が低下するという問題がある。本発明は、
このような問題を解決したもので、音質調整によって音
場効果が損なわれないようなオーディオ装置を提供する
ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、入力信号に対して分割された複数の周波数
帯毎の出力レベル調整を行って音質を調整する音質調整
手段と、入力信号に対して遅延処理等の音場処理を行
い、初期反射音信号,残響音信号等の効果音信号を形成
する音場制御手段とを有するオーディオ装置において、
前記音質調整手段による音質調整と、前記音場制御手段
による音場処理の両方を行うことを防止する処理禁止手
段とを備えたことを特徴とするものである。
【0007】また、入力信号に対して分割された複数の
周波数帯毎の出力レベル調整を行って音質を調整する音
質調整手段と、入力信号に対して遅延処理等の音場処理
を行い、初期反射音信号,残響音信号等の効果音信号を
形成する音場制御手段とを有するオーディオ装置におい
て、前記音質調整手段と前記音場制御手段が並列に設け
られ、前記音質調整手段と前記音場制御手段の出力側に
前記音質調整手段の出力信号と、前記音場制御手段の出
力信号を加算する信号加算手段を備えたことを特徴とす
るものである。
【0008】また、前記音場制御手段の出力側に効果音
信号のレベルを調整する出力レベル調整手段が設けられ
てなることを特徴とするものである。
【0009】
【作用】音質調整手段により音質調整された音に、音場
制御手段により音場制御処理を行うと、音質調整された
効果音が音場効果を損う。そこで、処理禁止手段が音質
調整手段による音質調整と音場制御手段による音場処理
が同時に作用しないようにするので音場効果が損なわれ
ることはない。
【0010】また、音質調整手段と音場制御手段を並列
に接続して、それぞれに音声信号を入力することによ
り、音質調整だけを受けた出力信号と、音場制御だけを
受けた出力信号が得られる。この両信号を外部に設けら
れた信号加算手段で加算することにより、音場制御手段
が作動していないときは音質調整手段から音質調整され
た直接音信号が、音場制御手段が作動しているときは音
質調整手段から音質調整された直接音信号、音場制御手
段から音質調整されない直接音信号、効果音信号が出力
される。その結果、音質調整された効果音が出力され音
場効果が損なわれることはない。
【0011】また、音場制御手段の出力側に出力レベル
調整手段を設け、音質調整されない直接音信号を抑制す
ることにより、音質調整も音場制御もされない音声信号
がなくなり、音質調整効果が一層よくなる。
【0012】
【実施例】図1は本発明の一実施例の音質調整機能と音
場制御機能を有する車載用オーディオ装置の回路構成図
である。以下、図を用いて説明する。18はバッファ回
路、19はアッテネータで、接続される音響信号源とな
る機器(テーププレーヤ、光学ディスクプレーヤ等)か
らの信号に対する緩衝動作、レベル合わせ等の処理を行
う。11は音質を調整するグラフィックイコライザで、
入力音声信号に対して分割された複数の周波数帯毎に増
幅、減衰を行い周波数帯毎の出力レベルを調整する。1
2は音声信号の音場制御(再生音の遅延処理、レベル変
更処理、加算処理等を行い、コンサートホール、教会、
スタジアム、ライブハウス等における演奏の臨場感を出
す制御)を行う音場制御部で、直接音(演奏者から壁等
による反射を経ずに聴取者に直接到達する音)、壁等か
らの反射波を再現する初期反射音、残響音等に対応する
直接音信号(入力信号そのまま、あるいはレベル変更の
み)、初期反射音信号、残響音信号等を生成する。尚、
音場制御部12は音声信号のデジタル演算処理を行うデ
ジタルシグナルプロセッサ等により構成される。13
L,13R,14L,14Rはグラフィックイコライザ
11の出力信号に音場制御部12の出力信号を加算する
加算器であり、左右のフロントスピーカ、左右のリアス
ピーカ用に設けられている。17a,17bは音場制御
部12の出力信号をグラフィックイコライザ11の出力
信号に加算するか否かを制御するスイッチで、音場制御
機能が選択されている時に導通状態となる。15a,1
5bはフロント及びリアスピーカから出力される音声の
音量調整を行うボリウムで、それぞれ左右2チャンネル
を有する。16a,16bはボリウム15a,15bの
出力信号を増幅してフロント及びリアスピーカスピーカ
に出力する出力増幅器で、それぞれ左右2チャンネルを
有する。
【0013】8は自動車の車室後方のリアパネル等に設
置される超低音再生用のスーパーウーハー及び車室内前
部中央、例えばインストルメントパネル上に設置される
センタースピーカ用の回路部で、左右の信号を加算する
加算器81、低音部を通過させるローパスフィルタ8
3、低音部の音質調整効果をもたせるために信号の位相
を反転させる位相反転器84、位相反転を行うか否かの
切換スイッチ85、音量調整用ボリウム82及び出力信
号を増幅する出力増幅器86で構成される。
【0014】次に、動作について音場制御部を作動さ
せた場合と、作動させない場合について説明する。 音場制御を行わない場合は、バッファ回路18で緩衝
処理され、アッテネータ19で入力レベルの調整された
左チャンネル信号(L信号)と右チャンネル信号(R信
号)は分離され、グラフィックイコライザ11,音場制
御部12,加算器13L,13R,14L,14Rに入
力される。グラフィックイコライザ11では周波数帯毎
に出力レベル調整が行われる。その結果、グラフィック
イコライザ11からは音質調整されたL信号(直接
音)、R信号(直接音)が出力される。このL信号(直
接音)、R信号(直接音)はそれぞれフロント、リアに
分離されフロントボリウム15a及びリアボリウム15
bにより前後,左右のバランス調整、音量調整が行わ
れ、出力増幅器16a,16bで増幅されてスピーカ
(図示せず)により音声に変換される。尚、音場制御部
12の出力はスイッチ17a,17bを遮断状態とし、
遮断しておく。
【0015】音場制御を行う場合は、バッファ回路1
8とアッテネータ19で入力レベルの調整されたL信号
とR信号は分離され、グラフィックイコライザ11,音
場制御部12,加算器13L,13R,14L,14R
に入力される。グラフィックイコライザ11では周波数
帯毎に出力レベル調整が行われる。その結果、グラフィ
ックイコライザ11からは音質調整されたL信号(直接
音)、R信号(直接音)が出力される。このL信号(直
接音)、R信号(直接音)はそれぞれフロント、リアに
分離され、加算器13L,13R,14L,14Rに入
力される。また、音場制御部12で遅延処理、レベル制
御処理等が行われて、初期反射音信号、残響音信号が作
られ、直接音信号に混合(加算)され臨場感がでるよう
な信号処理が行われる。この場合、フロント側スピーカ
からは主として直接音が、リア側スピーカからは主とし
て直接音と効果音(初期反射音,残響音)が出力される
のが一般的であり、そのような出力となるように音場制
御部12の出力信号レベルが制御される。そして、音場
制御されたフロント側(主として直接音)のL信号,R
信号とリア側のL信号,R信号は加算器13L,13
R,14L,14Rに入力される。従って、加算器で加
算された信号は、フロント側では音質調整された直接音
信号、リア側では音質調整されない主として効果音信号
となっている。これらの出力信号はフロントボリウム1
5a及びリアボリウム15bにより前後,左右のバラン
ス調整、音量調整が行われ、出力増幅器16a,16b
で増幅されてスピーカ(図示せず)により音声に変換さ
れる。従って、本実施例では、音質調整された効果音が
出力されることはない。
【0016】尚、センタースピーカを使用する5スピー
カシステムでは、スイッチ17aを常に遮断状態とし、
音場制御を行うか否かに関係なく、音場制御部12で音
場処理された直接音信号、効果音信号を加算器13L,
13Rには出力せず、フロントスピーカからはグラフィ
ックイコライザ11からの出力信号(直接音)のみを出
力するようにする。そして、出力音量調整用ボリウム8
2、出力増幅器86を介して、センタースピーカから音
場制御部12で音場処理された直接音、効果音を出力す
るようになっている。また、スイッチ17a,17bの
制御等は図示しないマイクロコンピュータにより行われ
る。
【0017】以上のように、本実施例のオーディオ装置
では、音質調整と音場制御を並行して行い、その後、両
信号を加算器で加算するので音質調整された効果音が出
力されることなく、音場効果を損なうことが防止でき
る。図2は本発明の第2の実施例の音質調整機能と音場
制御機能を有するオーディオ装置の回路構成図である。
以下、図を用いて説明する。
【0018】28は接続される音響信号源となる機器か
らの信号に対する緩衝動作を行うバッファ回路、29は
全体の音量調整を行うマスターボリウムである。21は
音質を調整するグラフィックイコライザで、入力音声信
号に対して分割された複数の周波数帯毎に増幅、減衰を
行い周波数帯毎の出力レベルを調整する。22は音声信
号の音場制御(再生音の遅延処理、レベル変更処理、加
算処理等を行い、コンサートホール、教会、スタジア
ム、ライブハウス等における演奏の臨場感を出す制御)
を行う音場制御部で、入力信号から直接音信号、初期反
射音信号、残響音信号等を生成する。23L,23R,
24L,24Rは、グラフィックイコライザ21の出力
信号に音場制御部22の出力信号を加算する加算器であ
る。25a,25bはグラフィックイコライザ21の出
力信号に加算する音場制御部22のフロント及びリアス
ピーカへの出力信号の音量調整を行うボリウムで、それ
ぞれ左右2チャンネルを有する。26a,26bは加算
器23L,23R,24L,24Rの出力信号を増幅し
てフロント及びリアスピーカに出力する出力増幅器で、
それぞれ左右2チャンネルを有する。
【0019】9は車室内後方に設置されたスーパーウー
ハー及び車室内前方に設置されたセンタースピーカ用の
回路部で、左右の信号を加算する加算器91、音量調整
用ボリウム92、低音部を通過させるローパスフィルタ
93、低音部の音質調整効果をもたせるために信号の位
相を反転させる位相反転器94、位相反転を行うか否か
の切換スイッチ95及び出力信号を増幅する出力増幅器
96で構成される。
【0020】次に、動作について音場制御部を作動さ
せた場合と、作動させない場合について説明する。 音場制御を行わない場合は、バッファ回路28を通っ
た左チャンネル信号(L信号)と右チャンネル信号(R
信号)はマスターボリウム29で入力レベルが調整さ
れ、グラフィックイコライザ21で周波数帯毎に出力レ
ベル調整が行われる。その結果、グラフィックイコライ
ザ21からは音質調整されたL信号(直接音)、R信号
(直接音)が出力される。このL信号(直接音)、R信
号(直接音)はそれぞれフロント、リアに分離され、グ
ラフィックイコライザ21の内部のフェーダ回路FAD
(減衰器)で前後,左右のレベル調整が行われ、そして
出力増幅器26a,26bで増幅されてスピーカ(図示
せず)により音声に変換される。尚、音場制御を行わな
い場合は、効果音は再生しないのでフロントボリウム2
5a、リアボリウム25bで出力を最大減衰(遮断)さ
せて、音場制御部22の出力を遮断しておく。
【0021】音場制御を行う場合は、バッファ回路2
8を通ったL信号とR信号はマスターボリウム29で入
力レベルが調整され、グラフィックイコライザ21で周
波数帯毎に出力レベル調整が行われる。その結果、グラ
フィックイコライザ21からは音質調整されたL信号
(直接音)、R信号(直接音)が出力される。このL信
号(直接音)、R信号(直接音)はそれぞれフロント、
リアに分離され、グラフィックイコライザ21の内部の
フェーダ回路FAD(減衰器)で前後,左右のレベル調
整が行われた後、加算器23L,23R,24L,24
Rに入力される。また、音場制御部22ではL信号,R
信号の遅延処理、レベル制御処理等が行われて、初期反
射音信号、残響音信号等からなる音場効果音信号が作ら
れる。音場制御部22で処理されて生成された音場効果
音信号におけるフロント側(主として直接音)のL信
号,R信号とリア側のL信号,R信号はフロントボリウ
ム25a及びリアボリウム25bにより前後,左右のバ
ランス調整、音量調整が行われ、加算器23L,23
R,24L,24Rに入力される。尚、グラフィックイ
コライザ21及び音場制御部22の出力信号レベルは、
フロント側スピーカから主として直接音、リア側スピー
カからは主として効果音が出力されるように制御され
る。従って加算器で加算され出力される信号は、フロン
ト側スピーカへは音質調整された直接音信号、リア側ス
ピーカへは音質調整されない効果音信号が主となってい
る。これらの信号は出力増幅器26a,26bで増幅さ
れてスピーカ(図示せず)により音声に変換される。従
って、本実施例によれば、グラフィックイコライザ21
と音場制御部22の両方を通過する信号はなく、音質調
整された効果音が出力されることはない。
【0022】尚、センタースピーカを使用する5スピー
カシステムでは、フロントボリウム25aを常に最大減
衰状態にして、音場制御部22で音場処理された直接音
信号、効果音信号を加算器23L,23Rには出力しな
いようにする。そして、出力音量調整用ボリウム92、
出力増幅器96を介して、センタースピーカから音場制
御部22で音場処理された直接音、効果音を出力するよ
うに制御する。尚、フロントボリウム25a、リアボリ
ウム25b等の制御は図示しないマイクロコンピュータ
により行う。
【0023】以上のように、本実施例のオーディオ装置
では、音質調整と音場制御を並行して行い、その後、両
信号を加算器で加算するので音質調整された効果音が出
力されることなく、音場効果を損なうことが防止でき
る。尚、実施例においては、グラフィックイコライザと
音場制御部を並列に接続したが、グラフィックイコライ
ザ、音場制御部をデジタルシグナルプロセッサで構成
し、マイクロコンピュータによりデジタルシグナルプロ
セッサに効果音に対する音質制御を行わない指示を行う
ようにしても、音質調整された効果音の出力を防止する
ことができる。
【0024】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、音質調整された効果音が出力されることなく、音
場効果を損なうことが防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の音質調整機能と音場制御機
能を有するオーディオ装置の回路構成図である。
【図2】本発明の第2の実施例の音質調整機能と音場制
御機能を有するオーディオ装置の回路構成図である。
【図3】従来の音質調整機能と音場制御機能を有するオ
ーディオ装置の回路構成図である。
【符号の説明】
11,21・・・グラフィックイコライザ 11,22・・・音場制御部 13L,13R,14L,14R・・・加算器 23L,23R,24L,24R・・・加算器 15a,15b,25a,25b・・・フロントボリウ
ム 16a,16b,26a,26b・・・リアボリウム 17a,17b・・・スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H03G 5/02 Z H04R 3/04 H04S 1/00 D

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力信号に対して分割された複数の周波
    数帯毎の出力レベル調整を行って音質を調整する音質調
    整手段と、入力信号に対して遅延処理等の音場処理を行
    い、初期反射音信号,残響音信号等の効果音信号を形成
    する音場制御手段とを有するオーディオ装置において、 前記音質調整手段による音質調整と、前記音場制御手段
    による音場処理の両方を行うことを防止する処理禁止手
    段とを備えたことを特徴とするオーディオ装置。
  2. 【請求項2】 入力信号に対して分割された複数の周波
    数帯毎の出力レベル調整を行って音質を調整する音質調
    整手段と、入力信号に対して遅延処理等の音場処理を行
    い、初期反射音信号,残響音信号等の効果音信号を形成
    する音場制御手段とを有するオーディオ装置において、 前記音質調整手段と前記音場制御手段が並列に設けら
    れ、 前記音質調整手段と前記音場制御手段の出力側に前記音
    質調整手段の出力信号と、前記音場制御手段の出力信号
    を加算する信号加算手段を備えたことを特徴とするオー
    ディオ装置。
  3. 【請求項3】 前記音場制御手段の出力側に効果音信号
    のレベルを調整する出力レベル調整手段が設けられてな
    ることを特徴とする請求項1記載のオーディオ装置。
JP6297152A 1994-11-30 1994-11-30 オーディオ装置 Withdrawn JPH08152895A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007036995A (ja) * 2005-07-29 2007-02-08 Clarion Co Ltd オーディオ装置及びその制御方法
US8054998B2 (en) 2007-05-11 2011-11-08 Onkyo Corporation Multichannel amplifier

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