JPH08152371A - プリンタ付圧力計 - Google Patents

プリンタ付圧力計

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JPH08152371A
JPH08152371A JP29448794A JP29448794A JPH08152371A JP H08152371 A JPH08152371 A JP H08152371A JP 29448794 A JP29448794 A JP 29448794A JP 29448794 A JP29448794 A JP 29448794A JP H08152371 A JPH08152371 A JP H08152371A
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JP
Japan
Prior art keywords
recording paper
dustproof cover
posture
liquid crystal
outlet
Prior art date
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Pending
Application number
JP29448794A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsutomu Suzuki
勉 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aichi Tokei Denki Co Ltd
Original Assignee
Aichi Tokei Denki Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Aichi Tokei Denki Co Ltd filed Critical Aichi Tokei Denki Co Ltd
Priority to JP29448794A priority Critical patent/JPH08152371A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 記録紙5の出口6から砂等の異物が入るのを
防ぐ。異物の侵入を防ぐ防塵カバー8の誤動作を無く
す。 【構成】 測定時は防塵カバー8を図(a)の位置にし
て記録紙5の出口6を覆う。砂などの異物は出口6から
内部に入らない。測定完了後は防塵カバー8を180°
回転して図(b)の位置に変える。記録紙5は防塵カバ
ーに邪魔されずに切り取れる。もし間違って図(b)の
ような防塵カバー8の姿勢で測定しようすると、液晶表
示器4と防塵カバー8の偏光シートが90°違う位相な
ので、液晶表示が全面黒くなって測定値が液晶表示され
ない。従って作業者が誤操作に気付いて修正する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は都市ガス等の気体の漏洩
検査に使用するプリンタ付圧力計の改良に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】この種のプリンタ付圧力計は、都市ガス
等のガス供給配管で、ガスメータより下流のガス配管の
漏れを検査するための測定器である。
【0003】測定時の圧力及び漏洩検査前後の圧力値を
数字表示する液晶表示器と、その表示内容を記録紙に印
字する機能を持つプリンタとを備え、携帯式で乾電池で
作動する。
【0004】このプリンタ付圧力計を用いてガス配管の
漏洩検査を行なう作業者はいわゆるガスショップ等の関
係者で、漏洩検査の他に、ガスの配管工事も合わせて行
なうことがあるため、配管工事用の道具と一緒にプリン
タ付圧力計を扱うことが多い。
【0005】その結果、工事現場での砂等の異物が道具
又は道具箱等に入り、これらの異物がプリンタ付圧力計
の記録紙出口より内部に入り、圧力計の故障の原因とな
るという欠点があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前記の欠点を解決する
ために、記録紙の出口に防塵カバーを設けて砂等の異物
が入らないようにするとともに、記録紙が繰り出される
状態を確認できるように、防塵カバーを透明の樹脂例え
ばアクリル樹脂で作ることが考えられる。
【0007】印字記録が完了した時点では記録紙を切り
取る必要があるため、そのときには防塵カバーを記録紙
の出口から移動させる等して、切り取り可能な構造にし
なければならない。
【0008】ところがこのような構造にすると、間違っ
て防塵カバーの姿勢を、記録紙を切り取ることのできる
状態に移動したままでプリンタ付圧力計を使用する虞れ
がある。こうなると折角の防塵カバーの役割が果たされ
ないで不本意な結果となり、砂等の異物が記録紙の出口
から相変わらず内部に入り、圧力計の故障の原因が解消
されないという問題点があった。
【0009】そこで本発明は、プリンタ付圧力計で測定
している間には、防塵カバーを間違った姿勢に移動させ
ることがないようにして、前記問題点を解消するように
したプリンタ付圧力計を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、測定値を表示する液晶表示器
(4)と、測定結果を印字記録する記録紙(5)と、該
記録紙(5)の出口(6)とを有するプリンタ付圧力計
において、記録紙(5)の出口(6)を覆う第1の姿勢
と、出口(6)を開く第2の姿勢を取り得る透明でJ字
型の防塵カバー(8)を設けるとともに、防塵カバー
(8)が第2の姿勢において、前記液晶表示器(4)の
前面を覆うように位置決めされ、防塵カバー(8)に
は、その第1姿勢において、上記出口(6)から繰り出
された記録紙(5)を防塵カバー(8)の先端から排出
するための隙間(12)を形成する側壁(8c)を設
け、防塵カバー(8)に偏光シートを貼り、防塵カバー
(8)の該偏光シートの位相を、防塵カバー(8)の第
2の姿勢において液晶表示器(4)の偏光シートの位相
と90°異なるように構成したことを特徴とするもので
ある。
【0011】このプリンタ付圧力計では防塵カバー
(8)を第1の姿勢にすることで、記録紙(5)の出口
(6)より内部へ砂等の異物が入るのが防止される。特
に防塵カバー(8)がJ字型に形成されているので、そ
の先端折曲部(8b)で異物の侵入が一層防止できる。
また、この第1姿勢においても記録紙(5)の繰出し
(送り出し又は排出)は、隙間(12)により容易に行
えるとともに、その繰出しが透明の防塵カバーを通して
視認できる。更にまた、記録紙(5)に印字される測定
結果も防塵カバー(8)を通して確認できる。
【0012】液晶表示器(4)に表示される測定値も、
直接視認できる。こうして防塵カバー(8)の防塵機能
を有効に活用したまま、圧力計でガス配管の漏洩検査が
できる。
【0013】漏洩検査完了後は、防塵カバー(8)を第
2の姿勢にして、記録紙を切り取る。なお、プリンタ付
圧力計で計測するときに、防塵カバー(8)の姿勢を間
違えて第2の姿勢にしたままであると、液晶表示器
(4)と防塵カバー(8)の偏光シートの位相関係か
ら、液晶表示器(4)の表示部が黒くなって液晶による
計測値の表示が視認できなくなる。
【0014】請求項2の発明は請求項1記載のプリンタ
付圧力計において、液晶表示器(4)と記録紙(5)の
出口(6)とが並設されており、防塵カバー(8)が、
液晶表示器(4)と記録紙(5)の出口(6)との間に
設けた回動支点(9,9)の回りに、ほぼ180°回動
する前記第1の姿勢と第2の姿勢をとるように構成した
ことを特徴とするものである。
【0015】このプリンタ付圧力計では、蝶番状の回動
支点(9,9)の回りに防塵カバーを約半回転させるこ
とで、圧力計を計測に用いる第1の姿勢と、計測後の記
録紙(5)の切り取りのときの第2の姿勢とに簡単に変
えられる。
【0016】
【実施例】図1(a)は本発明の実施例の測定中の姿勢
を示す斜視図、図1(b)は測定を完了して記録紙を切
り取るときの姿勢を示す斜視図である。
【0017】両図において、1はプリンタ付圧力計のケ
ース、2はケース1の上面に配置したスイッチシート、
3は電源スイッチである。なおこのプリンタ付圧力計は
電源として乾電池を用いている。
【0018】4はケース1の上面1aに配置した液晶表
示器で、測定値を数字表示する。この液晶表示器は周知
の偏光シートが貼ってある。5は測定結果を記録(プリ
ントアウト)する記録紙、6は記録紙5を繰り出す出
口、7はガス圧力を導くための圧力導入口、8は透明ア
クリル樹脂からなる防塵カバーで、蝶番状の回動支点
9,9を中心としてほぼ半回転した二つの姿勢がとれ
る。なお防塵カバー8にも偏光シートが貼ってある。
【0019】図1(a)では、防塵カバー8が記録紙5
の出口6を覆う第1の姿勢にあって、出口6から砂等の
異物が入るのを防止している。なお防塵カバー8は、主
体部8aの先部に折曲部8bを一体形成した、側面形状
がほぼJ字型に形成され、図1(a)の第1姿勢では、
図2に示すように記録紙5が排出される側のケース側面
1bの外側に折曲部8bが位置するように形成されてい
る。更に、主体部8aと折曲部8bの両側部には、これ
らに連続して側壁8c,8cが一体形成され、図2に示
す第1姿勢において、主体部8aと折曲部8bの内側
に、先部が開口する一連の隙間12が形成されるように
なっている。13はその開口部を示す。このような構造
により、主体部8aと両側壁8c、8cで出口6への異
物の侵入を防止しつつ、記録紙5が容易に排出できるよ
うにしてある。上記プリンタ付圧力計は図1(a)のよ
うに、防塵カバー8が記録紙5ので出口6を覆う第1の
姿勢にある状態でガス配管の漏洩検査を行なう。
【0020】測定値は液晶表示器4に表示され、記録紙
5に測定結果が印字されて残される。記録紙5は、図2
に示すように出口6から隙間12内を通り、開口部13
から排出される。この漏洩検査時においては、防塵カバ
ー8がJ字型に形成されているため、記録紙の出口6部
へ異物が入りにくい。
【0021】測定(漏洩検査)終了後、防塵カバー8を
図示の状態から180°(半回転)回動させて図1
(b)の姿勢にする。こうすることで防塵カバー8は記
録紙5や、記録紙5の出口6から離れて、液晶表示器4
の上面に重なる。従って、記録紙5を出口6の部分で切
り取って分離し、別途保管することができる。
【0022】なお、測定(漏洩検査)するときに、もし
間違って防塵カバー8を図1(b)に示す第2の姿勢に
置いたとすると、液晶表示器4と防塵カバー8にそれぞ
れ貼った偏光シートの位相が互いに90°ずれているの
で、光が両偏光シートを通過できなくなり、液晶の表示
が前面に黒い色となり、測定値が数字表示されない。
【0023】そのため、作業者が誤操作に気づいて防塵
カバー8を図1(a)の第1の姿勢に戻して測定(漏洩
検査)を行なうというなり行きになる。従って、図1
(b)の状態のままで漏洩検査を実行するということは
なく、砂等の異物が内部に入るのを未然に防止できる。
【0024】
【発明の効果】本発明のプリンタ付圧力計は上述のよう
に構成されているので、防塵カバーにより砂等の異物の
侵入が防止でき、しかも防塵カバーを間違った姿勢のま
まで測定する虞れもない。従って確実に防塵効果を達成
できる。
【0025】そして請求項2の発明では、防塵カバーを
半回転させるだけで、正常な測定状態と、記録紙切取り
状態とを安易に選択できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)本発明の実施例の測定中の姿勢を示す斜
視図である。(b)本発明の実施例の測定を完了して記
録紙を切り取るときの姿勢を示す斜視図である。
【図2】図1(a)の姿勢における要部側断面図で、測
定機構は省略してある。
【符号の説明】
4…液晶表示器 5…記録紙 6…出口 8…防
塵カバー 8c…側壁 9…回動支点 12…隙間

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 測定値を表示する液晶表示器(4)と、
    測定結果を印字記録する記録紙(5)と、該記録紙
    (5)の出口(6)とを有するプリンタ付圧力計におい
    て、 記録紙(5)の出口(6)を覆う第1の姿勢と、出口
    (6)を開く第2の姿勢を取り得る透明でJ字型の防塵
    カバー(8)を設けるとともに、 防塵カバー(8)が第2の姿勢において、前記液晶表示
    器(4)の前面を覆うように位置決めされ、 防塵カバー(8)には、その第1姿勢において、上記出
    口(6)から繰り出された記録紙(5)を防塵カバー
    (8)の先端から排出するための隙間(12)を形成す
    る側壁(8c)を設け、 防塵カバー(8)に偏光シートを貼り、防塵カバー
    (8)の該偏光シートの位相を、防塵カバー(8)の第
    2の姿勢において液晶表示器(4)の偏光シートの位相
    と90°異なるように構成したことを特徴とするプリン
    タ付圧力計。
  2. 【請求項2】 液晶表示器(4)と記録紙(5)の出口
    (6)とが並設されており、 防塵カバー(8)が、液晶表示器(4)と記録紙(5)
    の出口(6)との間に設けた回動支点(9,9)の回り
    に、ほぼ180°回動することで前記第1の姿勢と第2
    の姿勢をとるように構成したことを特徴とする請求項1
    記載のプリンタ付圧力計。
JP29448794A 1994-11-29 1994-11-29 プリンタ付圧力計 Pending JPH08152371A (ja)

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JP29448794A JPH08152371A (ja) 1994-11-29 1994-11-29 プリンタ付圧力計

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JP29448794A JPH08152371A (ja) 1994-11-29 1994-11-29 プリンタ付圧力計

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JPH08152371A true JPH08152371A (ja) 1996-06-11

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ID=17808405

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JP29448794A Pending JPH08152371A (ja) 1994-11-29 1994-11-29 プリンタ付圧力計

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