JPH08151121A - ワークストック装置 - Google Patents
ワークストック装置Info
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- JPH08151121A JPH08151121A JP29482394A JP29482394A JPH08151121A JP H08151121 A JPH08151121 A JP H08151121A JP 29482394 A JP29482394 A JP 29482394A JP 29482394 A JP29482394 A JP 29482394A JP H08151121 A JPH08151121 A JP H08151121A
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- workpiece
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明の目的は、ワークの損傷を未然に防止
し得るワークストック装置を提供することにある。 【構成】 シーソ部材20A〜20Dを、常態でワーク
サポート24をワークの移動域に占位させワークストッ
パ22をワークの移動域から退避させ、かつワークサポ
ート24にカムシャフトWが位置した時にワークサポー
ト24をワークの移動域から退避させワークストッパ2
2をワークの移動域に占位させる態様で、シューター1
0にワークの移動方向に沿って直列、かつワークの移動
域に占位するシーソ部材20Aのワークストッパ22
に、上流側に隣接するシーソ部材20Bのワークサポー
ト26上のカムシャフトWが当接する間隔で揺動支持し
ている。
し得るワークストック装置を提供することにある。 【構成】 シーソ部材20A〜20Dを、常態でワーク
サポート24をワークの移動域に占位させワークストッ
パ22をワークの移動域から退避させ、かつワークサポ
ート24にカムシャフトWが位置した時にワークサポー
ト24をワークの移動域から退避させワークストッパ2
2をワークの移動域に占位させる態様で、シューター1
0にワークの移動方向に沿って直列、かつワークの移動
域に占位するシーソ部材20Aのワークストッパ22
に、上流側に隣接するシーソ部材20Bのワークサポー
ト26上のカムシャフトWが当接する間隔で揺動支持し
ている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シューターを用いたワ
ークストック装置に関するものである。
ークストック装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】各種の生産設備には、工程間に傾斜のつ
いたシューターを設置し、このシューターでワークを滑
り落とすことによって、次工程にワークを送り込むよう
構成したものがある。このような構成においては、工程
間のサイクルタイムの相違によって、次工程がワークの
搬入を規制している場合、前工程からのワークは上記シ
ューターにおいてストックされることとなる。
いたシューターを設置し、このシューターでワークを滑
り落とすことによって、次工程にワークを送り込むよう
構成したものがある。このような構成においては、工程
間のサイクルタイムの相違によって、次工程がワークの
搬入を規制している場合、前工程からのワークは上記シ
ューターにおいてストックされることとなる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記シュー
ターにおいてワークがストックされる際、前工程からの
ワークがシューターを滑り落ちることにより、既にスト
ックされているワークと激しく衝突してしまい、これに
よって各ワークに不用意な打痕が生じる不都合があっ
た。本発明は上記実状に鑑みて、ワークの損傷を未然に
防止し得るワークストック装置を提供することを目的と
している。
ターにおいてワークがストックされる際、前工程からの
ワークがシューターを滑り落ちることにより、既にスト
ックされているワークと激しく衝突してしまい、これに
よって各ワークに不用意な打痕が生じる不都合があっ
た。本発明は上記実状に鑑みて、ワークの損傷を未然に
防止し得るワークストック装置を提供することを目的と
している。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで本発明では、ワー
クストッパとワークサポートとを有するシーソ部材を、
常態においてワークサポートをワークの移動域に占位さ
せ且つワークストッパをワークの移動域から退避させる
一方、ワークサポートにワークが位置した時にワークサ
ポートをワークの移動域から退避させ且つワークストッ
パをワークの移動域に占位させる態様で揺動支持すると
ともに、水平に対し傾斜するガイドレールを備えたシュ
ーターにワークの移動方向に沿って直列、かつ1つのシ
ーソ部材のワークサポートにワークが位置した時にワー
クの移動域に占位するワークストッパに、上流側に隣接
する他のシーソ部材のワークサポートに位置したワーク
が当接する間隔で配設している。
クストッパとワークサポートとを有するシーソ部材を、
常態においてワークサポートをワークの移動域に占位さ
せ且つワークストッパをワークの移動域から退避させる
一方、ワークサポートにワークが位置した時にワークサ
ポートをワークの移動域から退避させ且つワークストッ
パをワークの移動域に占位させる態様で揺動支持すると
ともに、水平に対し傾斜するガイドレールを備えたシュ
ーターにワークの移動方向に沿って直列、かつ1つのシ
ーソ部材のワークサポートにワークが位置した時にワー
クの移動域に占位するワークストッパに、上流側に隣接
する他のシーソ部材のワークサポートに位置したワーク
が当接する間隔で配設している。
【0005】
【作用】上記構成によれば、シューターに送り込まれた
ワークは、先行するワークがシーソ部材のワークサポー
トに位置してワークの移動域に占位させたワークストッ
パに当接するので、先行するワークに対して衝突するこ
とはない。
ワークは、先行するワークがシーソ部材のワークサポー
トに位置してワークの移動域に占位させたワークストッ
パに当接するので、先行するワークに対して衝突するこ
とはない。
【0006】
【実施例】以下、本発明を一実施例を示す図に基づいて
詳細に説明する。図1ないし図5は、エンジン生産設備
におけるカムシャフトの製造ラインにおいて、研摩仕上
げ工程と次工程との間に、本発明に関わるワークストッ
ク装置を配置した例を示している。
詳細に説明する。図1ないし図5は、エンジン生産設備
におけるカムシャフトの製造ラインにおいて、研摩仕上
げ工程と次工程との間に、本発明に関わるワークストッ
ク装置を配置した例を示している。
【0007】ワークストック装置1はシューター10を
具備しており、このシューター10は底板11と左右一
対の側板12L,12Rとを有し、図1に示すように複
数本の脚13,13…を介して、水平に対して傾斜した
態様でフロアFに設置されている。
具備しており、このシューター10は底板11と左右一
対の側板12L,12Rとを有し、図1に示すように複
数本の脚13,13…を介して、水平に対して傾斜した
態様でフロアFに設置されている。
【0008】上記側板12L,12Rの上位側(図1中
の右方側)の端部は解放されている一方、下位側(図1
中の左方側)の端部は端板14によって塞がれており、
この端板14にはストッパプレート15が取付けられて
いる。
の右方側)の端部は解放されている一方、下位側(図1
中の左方側)の端部は端板14によって塞がれており、
この端板14にはストッパプレート15が取付けられて
いる。
【0009】また、側板12Lと12Rとの間には、プ
レート状を呈する左右一対のガイドレール16L,16
Rが、それぞれレールブラケット17L,17Rを介し
て、シューター10の底板11および側板12L,12
R等に取付けられている。
レート状を呈する左右一対のガイドレール16L,16
Rが、それぞれレールブラケット17L,17Rを介し
て、シューター10の底板11および側板12L,12
R等に取付けられている。
【0010】上記ガイドレール16L,16Rは、それ
ぞれ側板12Lおよび12Rと並行して、水平に対し傾
斜した態様で設けられており、ワークとしてのカムシャ
フトを案内して下方へ移動(転動)させる働きをする。
ぞれ側板12Lおよび12Rと並行して、水平に対し傾
斜した態様で設けられており、ワークとしてのカムシャ
フトを案内して下方へ移動(転動)させる働きをする。
【0011】上記シューター10には、シーソ部材20
A,20B,20C,20Dが、ワークとしてのカムシ
ャフトの移動方向に沿って直列に配設されており、上記
シーソ部材20A〜20Dは、シューター10の底板1
1に取付けられたベースプレート18に、それぞれブラ
ケット19,19…を介して揺動支持されている。
A,20B,20C,20Dが、ワークとしてのカムシ
ャフトの移動方向に沿って直列に配設されており、上記
シーソ部材20A〜20Dは、シューター10の底板1
1に取付けられたベースプレート18に、それぞれブラ
ケット19,19…を介して揺動支持されている。
【0012】シーソ部材20Aは、図2ないし図5に示
すように本体アーム21を有しており、この本体アーム
21は略T字状の平面形状を呈し、上記ブラケット19
によって揺動支持されている。
すように本体アーム21を有しており、この本体アーム
21は略T字状の平面形状を呈し、上記ブラケット19
によって揺動支持されている。
【0013】上記本体アーム21には、シューター10
において下方へ移動(転動)されるカムシャフトの移動
方向における上流側(図1ないし図4中における右側)
の端部に、樹脂材料から形成された左右一対のワークス
トッパ22,22が、ネジ棒から成るロッド23,23
を介して取付けられている。
において下方へ移動(転動)されるカムシャフトの移動
方向における上流側(図1ないし図4中における右側)
の端部に、樹脂材料から形成された左右一対のワークス
トッパ22,22が、ネジ棒から成るロッド23,23
を介して取付けられている。
【0014】また、本体アーム21における下流側(図
1ないし図4中における左側)の端部には、ワークサポ
ート24がネジ棒から成るロッド25を介して取付けら
れており、上記ワークサポート24はワーク載置部24
aと該ワーク載置部24aから突出するワークストッパ
部24bとから形成されている。
1ないし図4中における左側)の端部には、ワークサポ
ート24がネジ棒から成るロッド25を介して取付けら
れており、上記ワークサポート24はワーク載置部24
aと該ワーク載置部24aから突出するワークストッパ
部24bとから形成されている。
【0015】上記シーソ部材20Aは、自身の重量バラ
ンスにより、図1および図2に示す常態において、ワー
クサポート24をガイドレール16R(16L)の上面
よりも上方に突出させてカムシャフトの移動域に占位さ
せ、かつワークストッパ22をカムシャフトの移動域か
ら退避させた位置にあり、ロッド23の下端がベースプ
レート18に当接することによって静止している。
ンスにより、図1および図2に示す常態において、ワー
クサポート24をガイドレール16R(16L)の上面
よりも上方に突出させてカムシャフトの移動域に占位さ
せ、かつワークストッパ22をカムシャフトの移動域か
ら退避させた位置にあり、ロッド23の下端がベースプ
レート18に当接することによって静止している。
【0016】一方、ワークサポート24にカムシャフト
が位置した場合、シーソ部材20Aはカムシャフトの重
量により、図3に示す如くワークサポート24がカムシ
ャフトの移動域から下方へ移動し、かつワークストッパ
22がカムシャフトの移動域に占位する態様で揺動し、
図5に示すように本体アーム21がレールブラケット1
7Lと当接することによって停止する。
が位置した場合、シーソ部材20Aはカムシャフトの重
量により、図3に示す如くワークサポート24がカムシ
ャフトの移動域から下方へ移動し、かつワークストッパ
22がカムシャフトの移動域に占位する態様で揺動し、
図5に示すように本体アーム21がレールブラケット1
7Lと当接することによって停止する。
【0017】上記シーソ部材20Aに隣接するシーソ部
材20Bは、ワークサポートの形状が相違する以外、上
記シーソ部材20Aと基本的に同一に構成されている。
すなわち、平面T字状を呈する本体アーム21における
上流側の端部には、樹脂材料から形成された左右一対の
ワークストッパ22,22がロッド23,23を介して
取付けられ、本体アーム21の下流側端部には、ワーク
サポート26がロッド25を介して取付けられており、
上記ワークサポート26には略直線状に延在するワーク
載置部26aが形成されている。
材20Bは、ワークサポートの形状が相違する以外、上
記シーソ部材20Aと基本的に同一に構成されている。
すなわち、平面T字状を呈する本体アーム21における
上流側の端部には、樹脂材料から形成された左右一対の
ワークストッパ22,22がロッド23,23を介して
取付けられ、本体アーム21の下流側端部には、ワーク
サポート26がロッド25を介して取付けられており、
上記ワークサポート26には略直線状に延在するワーク
載置部26aが形成されている。
【0018】さらに、上記シーソ部材20Bはシーソ部
材20Aと全く同様、常態においてワークサポート26
がカムシャフトの移動域、かつワークストッパ22がカ
ムシャフトの移動域から退避した位置にある一方、ワー
クサポート26にカムシャフトが位置した際には、ワー
クサポート26がカムシャフトの移動域から退避し、か
つワークストッパ22がカムシャフトの移動域に占位す
る態様で揺動する。
材20Aと全く同様、常態においてワークサポート26
がカムシャフトの移動域、かつワークストッパ22がカ
ムシャフトの移動域から退避した位置にある一方、ワー
クサポート26にカムシャフトが位置した際には、ワー
クサポート26がカムシャフトの移動域から退避し、か
つワークストッパ22がカムシャフトの移動域に占位す
る態様で揺動する。
【0019】上記シーソ部材20Bに隣接するシーソ部
材20C、およびシーソ部材20Cに隣接するシーソ部
材20Dは、上述したシーソ部材20Bと全く同一に構
成されており、その動作態様もシーソ部材20Bと変わ
るところはないので、シーソ部材20Bと同一の構成要
素に同一の番号を付すことにより、シーソ部材20Cお
よびシーソ部材20Dに対する詳細な説明は省略する。
材20C、およびシーソ部材20Cに隣接するシーソ部
材20Dは、上述したシーソ部材20Bと全く同一に構
成されており、その動作態様もシーソ部材20Bと変わ
るところはないので、シーソ部材20Bと同一の構成要
素に同一の番号を付すことにより、シーソ部材20Cお
よびシーソ部材20Dに対する詳細な説明は省略する。
【0020】上述したシーソ部材20A〜20Dは、隣
設するシーソ部材同士、例えばシーソ部材20Aとシー
ソ部材20Bとにおいて、下流側におけるシーソ部材2
0Aのワークサポート24にカムシャフトが位置するこ
とでカムシャフトの移動域に占位するワークストッパ2
2に、上流側におけるシーソ部材20Bのワークサポー
ト26に位置したカムシャフトが当接するよう互いの間
隔を適宜に設定して配設されており、シーソ部材20B
とシーソ部材20C、およびシーソ部材20Cとシーソ
部材20Dの間隔も上述したと同様に設定されている。
設するシーソ部材同士、例えばシーソ部材20Aとシー
ソ部材20Bとにおいて、下流側におけるシーソ部材2
0Aのワークサポート24にカムシャフトが位置するこ
とでカムシャフトの移動域に占位するワークストッパ2
2に、上流側におけるシーソ部材20Bのワークサポー
ト26に位置したカムシャフトが当接するよう互いの間
隔を適宜に設定して配設されており、シーソ部材20B
とシーソ部材20C、およびシーソ部材20Cとシーソ
部材20Dの間隔も上述したと同様に設定されている。
【0021】いま、シューター10が空である場合、図
1に示すように各シーソ部材20A〜20Dは、そのワ
ークサポート24および26をカムシャフトの移動域に
占位させ、かつワークストッパ22をカムシャフトの移
動域から退避させた常態位置にある。
1に示すように各シーソ部材20A〜20Dは、そのワ
ークサポート24および26をカムシャフトの移動域に
占位させ、かつワークストッパ22をカムシャフトの移
動域から退避させた常態位置にある。
【0022】一方、カムシャフトの研摩仕上げ工程か
ら、シューター10にワークとしてのカムシャフトが送
り込まれると、該カムシャフトはシューター10のガイ
ドレール16L,16Rに案内されつつ、図1中の右上
方から左下方に向けて転動することとなる。
ら、シューター10にワークとしてのカムシャフトが送
り込まれると、該カムシャフトはシューター10のガイ
ドレール16L,16Rに案内されつつ、図1中の右上
方から左下方に向けて転動することとなる。
【0023】上記ガイドレール16L,16R上を転動
して行くカムシャフトは、先ず最も上流側に位置するシ
ーソ部材20Dのワークサポート26に乗り上げる。こ
こでカムシャフトは、上記シーソ部材20Dを揺動させ
るものの、ワークサポート26におけるワーク載置部2
6aが略直線状に形成されているため、カムシャフトは
ワークサポート26を通過することとなり、シーソ部材
20Dは自身の重量バランスによって図1に示す常態位
置に復帰する。
して行くカムシャフトは、先ず最も上流側に位置するシ
ーソ部材20Dのワークサポート26に乗り上げる。こ
こでカムシャフトは、上記シーソ部材20Dを揺動させ
るものの、ワークサポート26におけるワーク載置部2
6aが略直線状に形成されているため、カムシャフトは
ワークサポート26を通過することとなり、シーソ部材
20Dは自身の重量バランスによって図1に示す常態位
置に復帰する。
【0024】シーソ部材20Dを通過したカムシャフト
は、同様にしてシーソ部材20Cのワークサポート26
を押し下げながら通過し、次いでシーソ部材20Bのワ
ークサポート26を押し下げながら通過して行き、上記
シーソ部材20Cおよびシーソ部材20Bは、カムシャ
フトが通過したのち自身の重量バランスによって常態位
置に復帰する。
は、同様にしてシーソ部材20Cのワークサポート26
を押し下げながら通過し、次いでシーソ部材20Bのワ
ークサポート26を押し下げながら通過して行き、上記
シーソ部材20Cおよびシーソ部材20Bは、カムシャ
フトが通過したのち自身の重量バランスによって常態位
置に復帰する。
【0025】上記シーソ部材20D、20Cおよび20
Bを通過したカムシャフトは、最も下流側に位置するシ
ーソ部材20Aのワークサポート24に乗り上げる。こ
こで、図3に示すようにカムシャフトWは、ワークサポ
ート24のワークストッパ部24bと当接することによ
り、ワーク載置部24aに載置された状態で停止する。
Bを通過したカムシャフトは、最も下流側に位置するシ
ーソ部材20Aのワークサポート24に乗り上げる。こ
こで、図3に示すようにカムシャフトWは、ワークサポ
ート24のワークストッパ部24bと当接することによ
り、ワーク載置部24aに載置された状態で停止する。
【0026】この結果、シーソ部材20Aはカムシャフ
トWの重量により、図3に示す如くワークサポート24
を下方へ移動させるとともに、ワークストッパ22をカ
ムシャフトの移動域に占位させる態様で揺動し、本体ア
ーム21がレールブラケット17Lと当接した状態にお
いて静止する。
トWの重量により、図3に示す如くワークサポート24
を下方へ移動させるとともに、ワークストッパ22をカ
ムシャフトの移動域に占位させる態様で揺動し、本体ア
ーム21がレールブラケット17Lと当接した状態にお
いて静止する。
【0027】次いで、研摩仕上げ工程からシューター1
0に新たなカムシャフトWが送り込まれると、該カムシ
ャフトWはガイドレール16L,16Rに案内されつ
つ、図1中の右上方から左下方に向けて転動し、シーソ
部材20Dおよび20Cを通過したのち、シーソ部材2
0Bのワークサポート26に乗り上げる。
0に新たなカムシャフトWが送り込まれると、該カムシ
ャフトWはガイドレール16L,16Rに案内されつ
つ、図1中の右上方から左下方に向けて転動し、シーソ
部材20Dおよび20Cを通過したのち、シーソ部材2
0Bのワークサポート26に乗り上げる。
【0028】ここで、上述の如くシーソ部材20Aのワ
ークストッパ22がカムシャフトの移動域に占位してい
るため、新たなカムシャフトWは図3に示すように上記
ワークストッパ22と当接し、シーソ部材20Bのワー
クサポート26におけるワーク載置部26aに載置され
た状態で停止することとなる。
ークストッパ22がカムシャフトの移動域に占位してい
るため、新たなカムシャフトWは図3に示すように上記
ワークストッパ22と当接し、シーソ部材20Bのワー
クサポート26におけるワーク載置部26aに載置され
た状態で停止することとなる。
【0029】また、上記シーソ部材20Bは、新たなカ
ムシャフトWの重量により、図3に示す如くワークサポ
ート26を下方へ移動させるとともに、ワークストッパ
22をカムシャフトの移動域に占位させる態様で揺動
し、本体アーム21がレールブラケット17Lと当接し
た状態において静止する。
ムシャフトWの重量により、図3に示す如くワークサポ
ート26を下方へ移動させるとともに、ワークストッパ
22をカムシャフトの移動域に占位させる態様で揺動
し、本体アーム21がレールブラケット17Lと当接し
た状態において静止する。
【0030】次いで、研摩仕上げ工程からシューター1
0に送り込まれた後続のカムシャフトは、シーソ部材2
0Dを通過してシーソ部材20Cのワークサポート26
に乗り上げ、シーソ部材20Bのワークストッパ22と
当接して停止するとともに、上記シーソ部材20Cは後
続のカムシャフトの重量により、ワークストッパ22を
カムシャフトの移動域に占位させるべく揺動して停止す
る。
0に送り込まれた後続のカムシャフトは、シーソ部材2
0Dを通過してシーソ部材20Cのワークサポート26
に乗り上げ、シーソ部材20Bのワークストッパ22と
当接して停止するとともに、上記シーソ部材20Cは後
続のカムシャフトの重量により、ワークストッパ22を
カムシャフトの移動域に占位させるべく揺動して停止す
る。
【0031】さらに、こののちシューター10に送り込
まれた別個のカムシャフトは、シーソ部材20Dのワー
クサポート26に乗り上げ、シーソ部材20Cのワーク
ストッパ22と当接して停止するとともに、上記シーソ
部材20Dはカムシャフトの重量によって、ワークスト
ッパ22をカムシャフトの移動域に占位させるべく揺動
して停止する。
まれた別個のカムシャフトは、シーソ部材20Dのワー
クサポート26に乗り上げ、シーソ部材20Cのワーク
ストッパ22と当接して停止するとともに、上記シーソ
部材20Dはカムシャフトの重量によって、ワークスト
ッパ22をカムシャフトの移動域に占位させるべく揺動
して停止する。
【0032】上述したように、研摩仕上げ工程から次々
とシューター10に送り込まれるカムシャフトは、先行
するカムシャフトが下流側のシーソ部材を揺動させるこ
とにより、ワークの移動域に占位した下流側のシーソ部
材におけるワークストッパと当接して停止し、それぞれ
シューター10の内部においてストックされることとな
る。
とシューター10に送り込まれるカムシャフトは、先行
するカムシャフトが下流側のシーソ部材を揺動させるこ
とにより、ワークの移動域に占位した下流側のシーソ部
材におけるワークストッパと当接して停止し、それぞれ
シューター10の内部においてストックされることとな
る。
【0033】この結果、シューター10に送り込まれた
複数個のカムシャフトは、それぞれ先行するカムシャフ
トに対して直接に衝突することがなく、もってカムシャ
フトに対する打痕等の不用意な損傷の発生が未然に防止
されることとなる。
複数個のカムシャフトは、それぞれ先行するカムシャフ
トに対して直接に衝突することがなく、もってカムシャ
フトに対する打痕等の不用意な損傷の発生が未然に防止
されることとなる。
【0034】なお、上述した実施例においては、本発明
をエンジン生産設備のカムシャフト製造ラインに適用し
た例を示したが、本発明に関わるワークストック装置
は、カムシャフト等のエンジン部品のみならず、各種ワ
ークを対象とした製造・作業ラインにおいても有効に適
用し得るものであることは言うまでもない。
をエンジン生産設備のカムシャフト製造ラインに適用し
た例を示したが、本発明に関わるワークストック装置
は、カムシャフト等のエンジン部品のみならず、各種ワ
ークを対象とした製造・作業ラインにおいても有効に適
用し得るものであることは言うまでもない。
【0035】
【発明の効果】以上、詳述した如く、本発明に関わるワ
ークストック装置によれば、シューターに送り込まれた
ワークは、先行するワークがシーソ部材のワークサポー
トに位置してワークの移動域に占位させたワークストッ
パに当接するので、先行するワークに対して衝突するこ
とはなく、もって不用意なワークの損傷を未然に防止す
ることが可能となる。
ークストック装置によれば、シューターに送り込まれた
ワークは、先行するワークがシーソ部材のワークサポー
トに位置してワークの移動域に占位させたワークストッ
パに当接するので、先行するワークに対して衝突するこ
とはなく、もって不用意なワークの損傷を未然に防止す
ることが可能となる。
【図1】本発明に関わるワークストック装置の要部を破
断して示す全体側面図。
断して示す全体側面図。
【図2】ワークストック装置の要部を示す断面側面図。
【図3】ワークストック装置の構成および動作態様を示
す断面側面図。
す断面側面図。
【図4】ワークストック装置の構成および動作態様を示
す要部平面図。
す要部平面図。
【図5】図4の V−V 線断面図。
1…ワークストック装置 10…シューター、 16L,16R…ガイドレール、 20A,20B,20C,20D…シーソ部材、 22…ワークストッパ、 24,26…ワークサポート、 W…カムシャフト(ワーク)。
Claims (1)
- 【請求項1】 水平に対して傾斜した態様で設置さ
れたガイドレールを備え、上記ガイドレールによりワー
クを案内して下方へ移動させるシューターと、 ワークの移動を阻止するワークストッパ、およびワーク
を載置するワークサポートを一体に設けて成るシーソ部
材とを具備し、 上記シーソ部材を、常態において上記ワークサポートを
ワークの移動域に占位させ、かつ上記ワークストッパを
ワークの移動域から退避させ、また上記ワークサポート
にワークが位置した時において上記ワークサポートをワ
ークの移動域から退避させ、かつ上記ワークストッパを
ワークの移動域に占位させる態様で揺動支持するととも
に、複数個のシーソ部材を上記シューターにワークの移
動方向に沿って直列に、かつ1つのシーソ部材の上記ワ
ークサポートにワークが位置した時にワークの移動域に
占位する上記ワークストッパに、上流側に隣接する他の
シーソ部材の上記ワークサポートに位置したワークが当
接する間隔で配設したことを特徴とするワークストック
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29482394A JPH08151121A (ja) | 1994-11-29 | 1994-11-29 | ワークストック装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29482394A JPH08151121A (ja) | 1994-11-29 | 1994-11-29 | ワークストック装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08151121A true JPH08151121A (ja) | 1996-06-11 |
Family
ID=17812718
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29482394A Pending JPH08151121A (ja) | 1994-11-29 | 1994-11-29 | ワークストック装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08151121A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109911576A (zh) * | 2019-03-20 | 2019-06-21 | 湖南湘投金天新材料有限公司 | 管件无动力单件流的方法及装置 |
-
1994
- 1994-11-29 JP JP29482394A patent/JPH08151121A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109911576A (zh) * | 2019-03-20 | 2019-06-21 | 湖南湘投金天新材料有限公司 | 管件无动力单件流的方法及装置 |
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