JPH08150670A - 帯状材料の供給方法及びその装置 - Google Patents
帯状材料の供給方法及びその装置Info
- Publication number
- JPH08150670A JPH08150670A JP6297000A JP29700094A JPH08150670A JP H08150670 A JPH08150670 A JP H08150670A JP 6297000 A JP6297000 A JP 6297000A JP 29700094 A JP29700094 A JP 29700094A JP H08150670 A JPH08150670 A JP H08150670A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- conveyor
- shaped material
- strip
- laminating
- take
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Abstract
(57)【要約】
【目的】 帯状材料を重ね合わせた際に皺にならず、し
かもエア溜まり等が生ずることなく効率良く供給するこ
とが出来る帯状材料の供給方法及びその装置を提供する
ことを目的とするものである。 【構成】 貼合せコンベヤ１１と直交する向きに１組の
引取コンベヤ１２，定尺コンベヤ１３，切断装置１４及
び移載貼合せ装置１５等から成る供給搬送装置１０Ａ，
１０Ｂ，１０Ｃが設置されている。引取コンベヤ１２上
には、定尺切断された帯状材料Ｗ１を引取コンベヤ１２
上で巻付け、貼合せコンベヤ１１上に移送して予め搬送
位置決めされている帯状材料Ｗａ上に重ね合わせて積層
させる移載貼合せ装置１５が設置されている。
かもエア溜まり等が生ずることなく効率良く供給するこ
とが出来る帯状材料の供給方法及びその装置を提供する
ことを目的とするものである。 【構成】 貼合せコンベヤ１１と直交する向きに１組の
引取コンベヤ１２，定尺コンベヤ１３，切断装置１４及
び移載貼合せ装置１５等から成る供給搬送装置１０Ａ，
１０Ｂ，１０Ｃが設置されている。引取コンベヤ１２上
には、定尺切断された帯状材料Ｗ１を引取コンベヤ１２
上で巻付け、貼合せコンベヤ１１上に移送して予め搬送
位置決めされている帯状材料Ｗａ上に重ね合わせて積層
させる移載貼合せ装置１５が設置されている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、帯状材料の供給方法
及びその装置に係わり、更に詳しくは、例えばタイヤ構
成材料としてのシート状の帯状材料を、タイヤ成形ドラ
ムに供給するに際して、帯状材料が皺にならず、しかも
エア溜まり等が生ずることなく、予め重ね合わせて効率
良く供給することが出来る帯状材料の供給方法及びその
装置に関するものである。
及びその装置に係わり、更に詳しくは、例えばタイヤ構
成材料としてのシート状の帯状材料を、タイヤ成形ドラ
ムに供給するに際して、帯状材料が皺にならず、しかも
エア溜まり等が生ずることなく、予め重ね合わせて効率
良く供給することが出来る帯状材料の供給方法及びその
装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、タイヤの成形工程において、タイ
ヤ成形ドラム上でタイヤ構成材料としてのシート状の帯
状材料を複数枚重ね合わせて貼付ける場合、帯状材料の
供給工程から未加硫状態の帯状材料を一枚毎供給して、
タイヤ成形ドラム上で貼合せる作業を行っていた。
ヤ成形ドラム上でタイヤ構成材料としてのシート状の帯
状材料を複数枚重ね合わせて貼付ける場合、帯状材料の
供給工程から未加硫状態の帯状材料を一枚毎供給して、
タイヤ成形ドラム上で貼合せる作業を行っていた。
【０００３】上記帯状材料の供給方法及び供給装置とし
ては、例えば、本願出願人の発明である特公平２−６１
３８４号（特許登録番号 1,638,162号、登録日平成４年
１月３１日）及び図８に開示されているように、成形ド
ラム１に帯状材料Ｗを供給する成形ドラム１の軸芯に直
角に配設された貼付けコンベヤ２の途中に、貼付けコン
ベヤ２と直交する向きに、予め成形ドラム１の周長に対
応した幅に成形された複数のシート状の帯状材料Ｗを、
成形ドラム幅に対応させた長さに切断する切断装置３を
備えた複数台の定尺コンベヤ４ａ，４ｂを接続し、それ
ぞれの定尺コンベヤ４ａ，４ｂから定尺された帯状材料
Ｗを移載装置５ａ，５ｂを介して貼付けコンベヤ２上に
移載させ、そして帯状材料Ｗを一定の間隔Ｌで成形ドラ
ム１側に供給し、成形ドラム１上で一枚毎貼合せ作業を
行っている。
ては、例えば、本願出願人の発明である特公平２−６１
３８４号（特許登録番号 1,638,162号、登録日平成４年
１月３１日）及び図８に開示されているように、成形ド
ラム１に帯状材料Ｗを供給する成形ドラム１の軸芯に直
角に配設された貼付けコンベヤ２の途中に、貼付けコン
ベヤ２と直交する向きに、予め成形ドラム１の周長に対
応した幅に成形された複数のシート状の帯状材料Ｗを、
成形ドラム幅に対応させた長さに切断する切断装置３を
備えた複数台の定尺コンベヤ４ａ，４ｂを接続し、それ
ぞれの定尺コンベヤ４ａ，４ｂから定尺された帯状材料
Ｗを移載装置５ａ，５ｂを介して貼付けコンベヤ２上に
移載させ、そして帯状材料Ｗを一定の間隔Ｌで成形ドラ
ム１側に供給し、成形ドラム１上で一枚毎貼合せ作業を
行っている。
【０００４】
【発明が解決しようとする問題点】然しながら、上記の
ような従来の帯状材料の供給方法では、図８に示すよう
に複数枚の未加硫状態の帯状材料Ｗを一枚毎供給して、
成形ドラム１上で貼合せる作業を行っているため、帯状
材料Ｗの巻付けに手間と時間がかかって作業能率が極め
て悪く、また変形し易い未加硫ゴムシート等の帯状材料
Ｗの一端を保持して引きずるように搬送するため、搬送
途中において皺になったり変形し、寸法安定性に問題が
あり、更に複数枚の帯状材料Ｗを貼合せする場合、帯状
材料Ｗ間のエアーを確実に抜いて貼合せすることが難し
い上に、エアー除去のためのステッチング作業を行わな
ければならないと言う問題があった。
ような従来の帯状材料の供給方法では、図８に示すよう
に複数枚の未加硫状態の帯状材料Ｗを一枚毎供給して、
成形ドラム１上で貼合せる作業を行っているため、帯状
材料Ｗの巻付けに手間と時間がかかって作業能率が極め
て悪く、また変形し易い未加硫ゴムシート等の帯状材料
Ｗの一端を保持して引きずるように搬送するため、搬送
途中において皺になったり変形し、寸法安定性に問題が
あり、更に複数枚の帯状材料Ｗを貼合せする場合、帯状
材料Ｗ間のエアーを確実に抜いて貼合せすることが難し
い上に、エアー除去のためのステッチング作業を行わな
ければならないと言う問題があった。
【０００５】この発明は、かかる従来の課題に着目して
案出されたもので、帯状材料の供給工程において帯状材
料が皺になったり、変形するのを有効に防止出来ると共
に、複数枚の帯状材料を重ね合わせた状態でタイヤ成形
ドラムに確実に供給できるので、帯状材料の巻付け作業
を効率良く行うことが出来、更に帯状材料間にエアー溜
まりが生ずることが少ないので、タイヤ成形ドラムでの
帯状材料の巻付け作業において帯状材料間のエアー除去
を行うためのステッチング作業を省略することが出来る
帯状材料の供給方法及びその装置を提供することを目的
とするものである。
案出されたもので、帯状材料の供給工程において帯状材
料が皺になったり、変形するのを有効に防止出来ると共
に、複数枚の帯状材料を重ね合わせた状態でタイヤ成形
ドラムに確実に供給できるので、帯状材料の巻付け作業
を効率良く行うことが出来、更に帯状材料間にエアー溜
まりが生ずることが少ないので、タイヤ成形ドラムでの
帯状材料の巻付け作業において帯状材料間のエアー除去
を行うためのステッチング作業を省略することが出来る
帯状材料の供給方法及びその装置を提供することを目的
とするものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】この発明は上記目的を達
成するため、成形ドラムの周長に対応した幅に成形され
た複数のシート状の帯状材料を、成形ドラム幅に対応さ
せた長さに切断する切断装置を備えた少なくとも二台以
上の定尺コンベヤと、この定尺コンベヤと直交する向き
に設置された貼合せコンベヤまたは貼合せコンベヤと直
列に配設された貼付けコンベヤと、貼合せコンベヤまた
は貼付けコンベヤにより供給される帯状材料を巻付ける
成形ドラムとから成り、前記定尺コンベヤと貼合せコン
ベヤとの間に、前記定尺コンベヤと直列に引取コンベヤ
を設置し、この引取コンベヤ上に、引取コンベヤと貼合
せコンベヤとの間を往復移動可能な移載貼合せ装置を設
け、この移載貼合せ装置は、定尺切断された帯状材料を
成形ドラムの周長となる方向に巻取る回転，移動かつ昇
降可能な移載ロールを備え、予め貼合せコンベヤ上に位
置決め移載されている他の帯状材料上において、前記移
載ロールに巻付けられている帯状材料を移載ロールを回
転、及び移動させながら順次重ね合わせて積層させるよ
うに構成したことを要旨とするものである。
成するため、成形ドラムの周長に対応した幅に成形され
た複数のシート状の帯状材料を、成形ドラム幅に対応さ
せた長さに切断する切断装置を備えた少なくとも二台以
上の定尺コンベヤと、この定尺コンベヤと直交する向き
に設置された貼合せコンベヤまたは貼合せコンベヤと直
列に配設された貼付けコンベヤと、貼合せコンベヤまた
は貼付けコンベヤにより供給される帯状材料を巻付ける
成形ドラムとから成り、前記定尺コンベヤと貼合せコン
ベヤとの間に、前記定尺コンベヤと直列に引取コンベヤ
を設置し、この引取コンベヤ上に、引取コンベヤと貼合
せコンベヤとの間を往復移動可能な移載貼合せ装置を設
け、この移載貼合せ装置は、定尺切断された帯状材料を
成形ドラムの周長となる方向に巻取る回転，移動かつ昇
降可能な移載ロールを備え、予め貼合せコンベヤ上に位
置決め移載されている他の帯状材料上において、前記移
載ロールに巻付けられている帯状材料を移載ロールを回
転、及び移動させながら順次重ね合わせて積層させるよ
うに構成したことを要旨とするものである。
【０００７】また、この発明は定尺コンベヤと、これに
直交する貼合せコンベヤとの間に、定尺コンベヤと直列
に引取コンベヤを設置し、この引取コンベヤと貼合せコ
ンベヤとの上方に敷設されたガイドレールに往復移動可
能なスライド部材を設け、前記スライド部材の移動方向
と直交する方向にガイドレールを介して移動可能で、か
つ昇降及び回転可能に吊設させた移載ロールを設け、こ
の移載ロールの周面に複数の吸引，吹出し穴を設け、こ
の移載ロールに、吸引及び圧縮空気吹き出し手段を接続
したことを要旨とするものである。
直交する貼合せコンベヤとの間に、定尺コンベヤと直列
に引取コンベヤを設置し、この引取コンベヤと貼合せコ
ンベヤとの上方に敷設されたガイドレールに往復移動可
能なスライド部材を設け、前記スライド部材の移動方向
と直交する方向にガイドレールを介して移動可能で、か
つ昇降及び回転可能に吊設させた移載ロールを設け、こ
の移載ロールの周面に複数の吸引，吹出し穴を設け、こ
の移載ロールに、吸引及び圧縮空気吹き出し手段を接続
したことを要旨とするものである。
【０００８】
【発明の作用】この発明は上記のように構成され、成形
ドラム幅に対応させた長さに切断した帯状材料を、引取
りコンベヤ上へ送り出し、この引取りコンベヤ上の帯状
材料を移載ロールに巻取った後、前記引取りコンベヤと
直交する向きに設置された貼合せコンベヤ上へ移送し、
予め貼合せコンベヤ上に位置決め移載されている他の帯
状材料上に、前記移載ロールを軽く押圧すると共に、回
転させながら巻取られている帯状材料を、その一端側か
ら順次巻き戻しつつ重ね合わせて積層させ、帯状材料の
積層工程が終了した後、該重合された帯状材料を成形ド
ラムに供給するので、成形ドラムに対して帯状材料の巻
付け作業を効率良く行うことが出来、更に帯状材料間に
エアー溜まりが生ずることが少ないので、タイヤ成形ド
ラムでの帯状材料の巻付け作業において帯状材料間のエ
アー除去を行うためのステッチング作業を省略すること
が出来るものである。
ドラム幅に対応させた長さに切断した帯状材料を、引取
りコンベヤ上へ送り出し、この引取りコンベヤ上の帯状
材料を移載ロールに巻取った後、前記引取りコンベヤと
直交する向きに設置された貼合せコンベヤ上へ移送し、
予め貼合せコンベヤ上に位置決め移載されている他の帯
状材料上に、前記移載ロールを軽く押圧すると共に、回
転させながら巻取られている帯状材料を、その一端側か
ら順次巻き戻しつつ重ね合わせて積層させ、帯状材料の
積層工程が終了した後、該重合された帯状材料を成形ド
ラムに供給するので、成形ドラムに対して帯状材料の巻
付け作業を効率良く行うことが出来、更に帯状材料間に
エアー溜まりが生ずることが少ないので、タイヤ成形ド
ラムでの帯状材料の巻付け作業において帯状材料間のエ
アー除去を行うためのステッチング作業を省略すること
が出来るものである。
【０００９】また、成形ドラム幅に対応した長さに切断
した帯状材料を、引取りコンベヤ上へ送り出し、この引
取りコンベヤ上の帯状材料を吸引圧力により移載ロール
の外周面に密着状態で巻取った後、移載ロールを前記引
取りコンベヤと直交する向きに設置された貼合せコンベ
ヤ上へ移送し、予め貼合せコンベヤ上に位置決め移載さ
れている他の帯状材料の一端側上から、前記移載ロール
を軽く押圧し、回転させると共に、圧縮空気を吹き出し
て巻取られている帯状材料を剥離させて、順次重ね合わ
せて積層させ、帯状材料の積層工程が終了した後、該重
合された帯状材料を成形ドラムに供給するので、帯状材
料の供給工程において帯状材料が皺になったり、変形す
るのを有効に防止出来、変形し易い帯状材料の寸法安定
性を確保でき、タイヤのユニフォミティを向上させるこ
とが出来と共に、生産性の向上が図れるものである。
した帯状材料を、引取りコンベヤ上へ送り出し、この引
取りコンベヤ上の帯状材料を吸引圧力により移載ロール
の外周面に密着状態で巻取った後、移載ロールを前記引
取りコンベヤと直交する向きに設置された貼合せコンベ
ヤ上へ移送し、予め貼合せコンベヤ上に位置決め移載さ
れている他の帯状材料の一端側上から、前記移載ロール
を軽く押圧し、回転させると共に、圧縮空気を吹き出し
て巻取られている帯状材料を剥離させて、順次重ね合わ
せて積層させ、帯状材料の積層工程が終了した後、該重
合された帯状材料を成形ドラムに供給するので、帯状材
料の供給工程において帯状材料が皺になったり、変形す
るのを有効に防止出来、変形し易い帯状材料の寸法安定
性を確保でき、タイヤのユニフォミティを向上させるこ
とが出来と共に、生産性の向上が図れるものである。
【００１０】
【発明の実施例】以下、添付図面に基づき、この発明の
実施例を説明する。なお、従来例と同一構成要素は、同
一符号を付して説明は省略する。図１は、この発明を実
施した帯状材料Ｗの供給装置１０の概略平面図、図２は
図１における貼合せコンベヤ１１と直交する向きに設置
された１組の引取コンベヤ１２，定尺コンベヤ１３，切
断装置１４及び移載貼合せ装置１５等から成る供給搬送
装置１０Ａの概略平面図、図３は図２の正面図を示して
いる。
実施例を説明する。なお、従来例と同一構成要素は、同
一符号を付して説明は省略する。図１は、この発明を実
施した帯状材料Ｗの供給装置１０の概略平面図、図２は
図１における貼合せコンベヤ１１と直交する向きに設置
された１組の引取コンベヤ１２，定尺コンベヤ１３，切
断装置１４及び移載貼合せ装置１５等から成る供給搬送
装置１０Ａの概略平面図、図３は図２の正面図を示して
いる。
【００１１】図１において、１はタイヤの成形ドラムを
示し、この成形ドラム１に定尺切断されて重ね合わされ
た帯状材料積層体Ｗｘを供給する貼合せコンベヤ１１
と、貼付けコンベヤ１１ａが直列に設置されている。前
記、貼合せコンベヤ１１の搬送途中には、該貼合せコン
ベヤ１１の搬送方向と直交する向きに、それぞれのシー
ト状の定尺切断された帯状材料Ｗ１，Ｗ２，Ｗ３（カー
カス材料やタイゴムシート，ブチルゴムシート等）を貼
合せコンベヤ１１上に供給する供給搬送装置１０Ａ，１
０Ｂ，１０Ｃが設置されている。
示し、この成形ドラム１に定尺切断されて重ね合わされ
た帯状材料積層体Ｗｘを供給する貼合せコンベヤ１１
と、貼付けコンベヤ１１ａが直列に設置されている。前
記、貼合せコンベヤ１１の搬送途中には、該貼合せコン
ベヤ１１の搬送方向と直交する向きに、それぞれのシー
ト状の定尺切断された帯状材料Ｗ１，Ｗ２，Ｗ３（カー
カス材料やタイゴムシート，ブチルゴムシート等）を貼
合せコンベヤ１１上に供給する供給搬送装置１０Ａ，１
０Ｂ，１０Ｃが設置されている。
【００１２】なお、この供給搬送装置１０Ａ，１０Ｂ，
１０Ｃは、この実施例では３組設置してあるが、成形ド
ラム１に巻付ける帯状材料Ｗの枚数に応じて増減するこ
とが可能である。また以下の説明では、供給搬送装置１
０Ａ，１０Ｂ，１０Ｃは、概ね同一構成要素からなるた
め、１組のゴムシートの供給搬送装置１０Ａについて説
明し、他の供給搬送装置１０Ｂ，１０Ｃは、同一符号を
付して構成の説明は省略する。
１０Ｃは、この実施例では３組設置してあるが、成形ド
ラム１に巻付ける帯状材料Ｗの枚数に応じて増減するこ
とが可能である。また以下の説明では、供給搬送装置１
０Ａ，１０Ｂ，１０Ｃは、概ね同一構成要素からなるた
め、１組のゴムシートの供給搬送装置１０Ａについて説
明し、他の供給搬送装置１０Ｂ，１０Ｃは、同一符号を
付して構成の説明は省略する。
【００１３】前記供給搬送装置１０Ａは、図２及び図３
に示すように、上述した引取コンベヤ１２と定尺コンベ
ヤ１３とが、貼合せコンベヤ１１の搬送方向と直交する
向きに設置され、引取コンベヤ１２と定尺コンベヤ１３
との接続部には切断装置１４が設置され、ロール状に巻
かれたシート材原反１６から巻出された帯状材料Ｗがセ
パレートロール１７を介して定尺コンベヤ１３上に供給
された後、前記切断装置１４により、成形ドラム幅に対
応した長さに切断するものである。
に示すように、上述した引取コンベヤ１２と定尺コンベ
ヤ１３とが、貼合せコンベヤ１１の搬送方向と直交する
向きに設置され、引取コンベヤ１２と定尺コンベヤ１３
との接続部には切断装置１４が設置され、ロール状に巻
かれたシート材原反１６から巻出された帯状材料Ｗがセ
パレートロール１７を介して定尺コンベヤ１３上に供給
された後、前記切断装置１４により、成形ドラム幅に対
応した長さに切断するものである。
【００１４】前記引取コンベヤ１２上には、成形ドラム
幅に対応した長さに切断された帯状材料Ｗ１を引取コン
ベヤ１２上で巻付け、貼合せコンベヤ１１上に移送して
予め搬送位置決めされている帯状材料Ｗａ上に重ね合わ
せて積層させる移載貼合せ装置１５が設置されている。
この移載貼合せ装置１５は、図２〜図５に示すように、
引取コンベヤ１２と貼合せコンベヤ１１との間の上方に
敷設されたスライドレール１８に、移動用シリンダー１
９ａを介してスライドレール１８に沿って摺動可能なス
ライド部材１９が吊設され、このスライド部材１９の底
部に、前記スライドレール１８と直交する向きにガイド
レール２０が取付けられ、このガイドレール２０には、
サーボモータ２１を介して移動可能なガイド部材２２が
吊設されている。
幅に対応した長さに切断された帯状材料Ｗ１を引取コン
ベヤ１２上で巻付け、貼合せコンベヤ１１上に移送して
予め搬送位置決めされている帯状材料Ｗａ上に重ね合わ
せて積層させる移載貼合せ装置１５が設置されている。
この移載貼合せ装置１５は、図２〜図５に示すように、
引取コンベヤ１２と貼合せコンベヤ１１との間の上方に
敷設されたスライドレール１８に、移動用シリンダー１
９ａを介してスライドレール１８に沿って摺動可能なス
ライド部材１９が吊設され、このスライド部材１９の底
部に、前記スライドレール１８と直交する向きにガイド
レール２０が取付けられ、このガイドレール２０には、
サーボモータ２１を介して移動可能なガイド部材２２が
吊設されている。
【００１５】前記ガイド部材２２の相対向する位置に
は、昇降用シリンダー２３ａ，２３ｂが吊設され、この
昇降用シリンダー２３ａ，２３ｂのロッド２４ａ，２４
ｂの先端には、周面に複数の吸引，吹出し穴２５を設け
た移載ロール２６の回転支持軸２７を水平に支持する軸
受部材２８ａ，２８ｂが取付けられている。前記移載ロ
ール２６は、軸受部材２８ａから張り出して設けられた
ブラケット２９上に移載ロール２６を回転駆動させるサ
ーボモータ３０が設置され、また移載ロール２６の回転
支持軸２７には、配管３１及び電磁切り替え弁３２等を
介して前記移載ロール２６の円筒周面に複数の吸引，吹
出し穴２５で吸引及び圧縮空気を噴出させる吸引及び圧
縮空気吹き出し手段３３が接続されている。
は、昇降用シリンダー２３ａ，２３ｂが吊設され、この
昇降用シリンダー２３ａ，２３ｂのロッド２４ａ，２４
ｂの先端には、周面に複数の吸引，吹出し穴２５を設け
た移載ロール２６の回転支持軸２７を水平に支持する軸
受部材２８ａ，２８ｂが取付けられている。前記移載ロ
ール２６は、軸受部材２８ａから張り出して設けられた
ブラケット２９上に移載ロール２６を回転駆動させるサ
ーボモータ３０が設置され、また移載ロール２６の回転
支持軸２７には、配管３１及び電磁切り替え弁３２等を
介して前記移載ロール２６の円筒周面に複数の吸引，吹
出し穴２５で吸引及び圧縮空気を噴出させる吸引及び圧
縮空気吹き出し手段３３が接続されている。
【００１６】次に、帯状材料Ｗの供給方法を、図６の
（Ａ），（ａ）〜（Ｅ），（ｅ）及び図７の（Ａ），
（ａ）〜（Ｅ），（ｅ）を参照しながら説明する。ま
ず、成形ドラム１の周長に対応した幅に成形された複数
のシート状帯状材料Ｗをシート材原反１６から巻出し
て、セパレートロール１７を介して定尺コンベヤ１３及
び引取コンベヤ１２上に供給された後、前記切断装置１
４により成形ドラム１の幅に対応させた長さに切断す
る。
（Ａ），（ａ）〜（Ｅ），（ｅ）及び図７の（Ａ），
（ａ）〜（Ｅ），（ｅ）を参照しながら説明する。ま
ず、成形ドラム１の周長に対応した幅に成形された複数
のシート状帯状材料Ｗをシート材原反１６から巻出し
て、セパレートロール１７を介して定尺コンベヤ１３及
び引取コンベヤ１２上に供給された後、前記切断装置１
４により成形ドラム１の幅に対応させた長さに切断す
る。
【００１７】引取コンベヤ１２上に載置された定尺切断
された帯状材料Ｗ１に対して、図６の（Ａ），（ａ）に
示すように、移載貼合せ装置１５の移載ロール２６が昇
降用シリンダー２３ａ，２３ｂを介して下降して帯状材
料Ｗ１上に接着する。この状態から、吸引及び圧縮空気
吹き出し手段３３のバキューム源Ｖが作動して、帯状材
料Ｗ１の一端を吸引，吹出し穴２５から吸引して移載ロ
ール２６に吸引密着させると共に、移載ロール２６がサ
ーボモータ３０，２１を介して回転及びガイドレール２
０に沿って送り（図１のＸ方向）が同期して行われ、移
載ロール２６の外周面に定尺切断された帯状材料Ｗ１を
図６の（Ｂ），（ｂ）〜（Ｄ），（ｄ）に示すように成
形ドラム１の周長方向に巻付ける。
された帯状材料Ｗ１に対して、図６の（Ａ），（ａ）に
示すように、移載貼合せ装置１５の移載ロール２６が昇
降用シリンダー２３ａ，２３ｂを介して下降して帯状材
料Ｗ１上に接着する。この状態から、吸引及び圧縮空気
吹き出し手段３３のバキューム源Ｖが作動して、帯状材
料Ｗ１の一端を吸引，吹出し穴２５から吸引して移載ロ
ール２６に吸引密着させると共に、移載ロール２６がサ
ーボモータ３０，２１を介して回転及びガイドレール２
０に沿って送り（図１のＸ方向）が同期して行われ、移
載ロール２６の外周面に定尺切断された帯状材料Ｗ１を
図６の（Ｂ），（ｂ）〜（Ｄ），（ｄ）に示すように成
形ドラム１の周長方向に巻付ける。
【００１８】帯状材料Ｗ１の巻付けが終了したら、移載
ロール２６は昇降用シリンダー２３ａ，２３ｂを介して
上昇する（図６の（Ｅ），（ｅ）参照）。この後、次の
定尺切断された帯状材料Ｗ１が引取コンベヤ１２上に送
られ、初期状態となる。次に、帯状材料Ｗ１を巻付けた
移載ロール２６は、ガイドレール２０の終端から移動用
シリンダー１９ａを介してスライドレール１８に沿って
図１の矢印（Ｙ方向）に移動し、図７の（Ａ），（ａ）
に示すように、貼合せコンベヤ１１上まで移動する。
ロール２６は昇降用シリンダー２３ａ，２３ｂを介して
上昇する（図６の（Ｅ），（ｅ）参照）。この後、次の
定尺切断された帯状材料Ｗ１が引取コンベヤ１２上に送
られ、初期状態となる。次に、帯状材料Ｗ１を巻付けた
移載ロール２６は、ガイドレール２０の終端から移動用
シリンダー１９ａを介してスライドレール１８に沿って
図１の矢印（Ｙ方向）に移動し、図７の（Ａ），（ａ）
に示すように、貼合せコンベヤ１１上まで移動する。
【００１９】貼合せコンベヤ１１上では、予め供給搬送
装置１０Ｂから搬送されて位置決めされた帯状材料Ｗ２
（この場合には、カーカス材）が待機しており、この帯
状材料Ｗ２の一端上に、前記帯状材料Ｗ１を巻付けた移
載ロール２６が上記と同様な作動により下降して、帯状
材料Ｗ２の端末部と帯状材料Ｗ１の端末部とを若干ずら
せて圧着させる（図７の（Ｂ），（ｂ）参照）。
装置１０Ｂから搬送されて位置決めされた帯状材料Ｗ２
（この場合には、カーカス材）が待機しており、この帯
状材料Ｗ２の一端上に、前記帯状材料Ｗ１を巻付けた移
載ロール２６が上記と同様な作動により下降して、帯状
材料Ｗ２の端末部と帯状材料Ｗ１の端末部とを若干ずら
せて圧着させる（図７の（Ｂ），（ｂ）参照）。
【００２０】この状態から、移載ロール２６の送りを行
うサーボモータ２１と、回転駆動を行うサーボモータ３
０を同期させ、かつ電磁切り替え弁３２により切り替え
操作を行って圧縮空気供給源Ｐと接続させ、吸引，吹出
し穴２５から圧縮空気を噴出させることにより移載ロー
ル２６の外周から帯状材料Ｗ１を剥離させ、図７の
（Ｃ），（ｃ）〜（Ｄ），（ｄ）に示すように帯状材料
Ｗ２の一端上から帯状材料Ｗ１を順次重ね合わせて層間
にエアーが残留しないように積層させる。
うサーボモータ２１と、回転駆動を行うサーボモータ３
０を同期させ、かつ電磁切り替え弁３２により切り替え
操作を行って圧縮空気供給源Ｐと接続させ、吸引，吹出
し穴２５から圧縮空気を噴出させることにより移載ロー
ル２６の外周から帯状材料Ｗ１を剥離させ、図７の
（Ｃ），（ｃ）〜（Ｄ），（ｄ）に示すように帯状材料
Ｗ２の一端上から帯状材料Ｗ１を順次重ね合わせて層間
にエアーが残留しないように積層させる。
【００２１】帯状材料Ｗ１，Ｗ２の重ね合わせて積層す
る工程が終了したら、移載ロール２６は昇降用シリンダ
ー２３ａ，２３ｂを介して元の位置まで上昇し（図７の
（Ｅ），（ｅ）参照）、更に移載ロール２６は、移動用
シリンダー１９ａを介して引取コンベヤ１２上の元の位
置まで移動して、次の作業の準備を行う。なお、定尺切
断する帯状材料Ｗが複数枚あり、この帯状材料Ｗをそれ
ぞれ重ね合わせて積層させる場合には、順次同じ作業を
繰返し行うものである。
る工程が終了したら、移載ロール２６は昇降用シリンダ
ー２３ａ，２３ｂを介して元の位置まで上昇し（図７の
（Ｅ），（ｅ）参照）、更に移載ロール２６は、移動用
シリンダー１９ａを介して引取コンベヤ１２上の元の位
置まで移動して、次の作業の準備を行う。なお、定尺切
断する帯状材料Ｗが複数枚あり、この帯状材料Ｗをそれ
ぞれ重ね合わせて積層させる場合には、順次同じ作業を
繰返し行うものである。
【００２２】このようにして積層された帯状材料積層体
Ｗｘは、貼合せコンベヤ１１から貼付けコンベヤ１１ａ
上に供給され、貼付けコンベヤ１１ａから成形ドラム１
に供給されて巻付けられる。この場合に、時間的に余裕
があれば貼合せコンベヤ１１から直接成形ドラム１に帯
状材料積層体Ｗｘを供給して巻付けても良い。また、こ
の発明の実施例では、帯状材料Ｗ２を引取コンベヤ１２
へ移載する装置も移載ロール方式としているが、帯状材
料Ｗ１については移載するのみで良いことから、公知の
平板状で移載する移載装置を使用しても構わない。
Ｗｘは、貼合せコンベヤ１１から貼付けコンベヤ１１ａ
上に供給され、貼付けコンベヤ１１ａから成形ドラム１
に供給されて巻付けられる。この場合に、時間的に余裕
があれば貼合せコンベヤ１１から直接成形ドラム１に帯
状材料積層体Ｗｘを供給して巻付けても良い。また、こ
の発明の実施例では、帯状材料Ｗ２を引取コンベヤ１２
へ移載する装置も移載ロール方式としているが、帯状材
料Ｗ１については移載するのみで良いことから、公知の
平板状で移載する移載装置を使用しても構わない。
【００２３】従って、成形ドラム１の巻付け工程では、
巻付け作業後の帯状材料Ｗ１，Ｗ２間のエアー除去を行
うためのステッチング作業を省略することが出来るもの
である。
巻付け作業後の帯状材料Ｗ１，Ｗ２間のエアー除去を行
うためのステッチング作業を省略することが出来るもの
である。
【００２４】
【発明の効果】この発明は、上記のように成形ドラムに
帯状材料を巻付ける工程の前工程で、複数枚の帯状材料
を重ね合わせて積層させるので、帯状材料の供給工程に
おいて帯状材料が皺になったり、変形しないように帯状
材料の寸法精度が安定して、成形されたタイヤのユニフ
ォミティを向上させることが出来、また複数枚の帯状材
料を重ね合わせた状態でタイヤ成形ドラムに確実に供給
して一度に巻付けるので、帯状材料の巻付け作業を効率
良く行うことが出来る効果がある。
帯状材料を巻付ける工程の前工程で、複数枚の帯状材料
を重ね合わせて積層させるので、帯状材料の供給工程に
おいて帯状材料が皺になったり、変形しないように帯状
材料の寸法精度が安定して、成形されたタイヤのユニフ
ォミティを向上させることが出来、また複数枚の帯状材
料を重ね合わせた状態でタイヤ成形ドラムに確実に供給
して一度に巻付けるので、帯状材料の巻付け作業を効率
良く行うことが出来る効果がある。
【００２５】また、予め定尺切断された帯状材料上に、
他の帯状材料を供給して移載ロールにより圧着しながら
重ね合わせて積層させるので、帯状材料間にエアー溜ま
りが生ずることが少ないので、タイヤ成形ドラムでの帯
状材料の巻付け作業において帯状材料間のエアー除去を
行うためのステッチング作業を省略することが出来、巻
付け作業の効率化を図ることが出来る効果がある。
他の帯状材料を供給して移載ロールにより圧着しながら
重ね合わせて積層させるので、帯状材料間にエアー溜ま
りが生ずることが少ないので、タイヤ成形ドラムでの帯
状材料の巻付け作業において帯状材料間のエアー除去を
行うためのステッチング作業を省略することが出来、巻
付け作業の効率化を図ることが出来る効果がある。
【図１】この発明を実施した帯状材料の供給装置の概略
平面図である。
平面図である。
【図２】図１における貼合せコンベヤと直交する向きに
設置された１組の引取コンベヤ，定尺コンベヤ，切断装
置及び移載貼合せ装置等から成る供給搬送装置の概略平
面図である。
設置された１組の引取コンベヤ，定尺コンベヤ，切断装
置及び移載貼合せ装置等から成る供給搬送装置の概略平
面図である。
【図３】図２の正面図である。
【図４】移載貼合せ装置の拡大正面図である。
【図５】図４の側面図である。
【図６】（Ａ），（ａ）〜（Ｅ），（ｅ）は、移載ロー
ルに帯状材料を巻付ける工程を示す作動説明図で、
（Ａ）〜（Ｅ）は、その正面図、（ａ）〜（ｅ）は、
（Ａ）〜（Ｅ）に対応する側面図である。
ルに帯状材料を巻付ける工程を示す作動説明図で、
（Ａ）〜（Ｅ）は、その正面図、（ａ）〜（ｅ）は、
（Ａ）〜（Ｅ）に対応する側面図である。
【図７】（Ａ），（ａ）〜（Ｅ），（ｅ）は、移載ロー
ルの帯状材料を貼合せコンベヤ上の他の帯状材料に重ね
合わせて積層させる工程を示す作動説明図で、（Ａ）〜
（Ｅ）は、その正面図、（ａ）〜（ｅ）は、（Ａ）〜
（Ｅ）に対応する側面図である。
ルの帯状材料を貼合せコンベヤ上の他の帯状材料に重ね
合わせて積層させる工程を示す作動説明図で、（Ａ）〜
（Ｅ）は、その正面図、（ａ）〜（ｅ）は、（Ａ）〜
（Ｅ）に対応する側面図である。
【図８】従来の帯状材料Ｗの供給装置の概略平面図であ
る。
る。
１ 成形ドラム １０ 帯状材料の
供給装置 １０Ａ，１０Ｂ，１０Ｃ 供給搬送装置 １１ 貼合せコンベヤ １２ 引取コンベ
ヤ １３ 定尺コンベヤ １４ 切断装置 １５ 移載貼合せ装置 １６ シート材原
反 １７ セパレートロール １８ スライドレ
ール １９ スライド部材 １９ａ 移動用シリ
ンダー ２０ ガイドレール ２１ サーボモー
タ ２２ ガイド部材 ２３ａ，２３ｂ 昇降用シリンダー ２４ａ，２４ｂ ロッド ２５ 吸引，吹出し穴 ２６ 移載ロール ２７ 回転支持軸 ２８ａ，２８ｂ 軸受部材 ２９ ブラケット ３０ サーボモータ ３１ 配管 ３２ 電磁切り替え弁 ３３ 吸引及び圧縮空気吹き出し手段
供給装置 １０Ａ，１０Ｂ，１０Ｃ 供給搬送装置 １１ 貼合せコンベヤ １２ 引取コンベ
ヤ １３ 定尺コンベヤ １４ 切断装置 １５ 移載貼合せ装置 １６ シート材原
反 １７ セパレートロール １８ スライドレ
ール １９ スライド部材 １９ａ 移動用シリ
ンダー ２０ ガイドレール ２１ サーボモー
タ ２２ ガイド部材 ２３ａ，２３ｂ 昇降用シリンダー ２４ａ，２４ｂ ロッド ２５ 吸引，吹出し穴 ２６ 移載ロール ２７ 回転支持軸 ２８ａ，２８ｂ 軸受部材 ２９ ブラケット ３０ サーボモータ ３１ 配管 ３２ 電磁切り替え弁 ３３ 吸引及び圧縮空気吹き出し手段
Claims (5)
- 【請求項１】 成形ドラムの周長に対応した幅に成形さ
れた複数のシート状の帯状材料を夫々巻出して、該帯状
材料を成形ドラム幅に対応させた長さに切断し、この定
尺切断された帯状材料を貼付けコンベヤ上へ移載した
後、成形ドラムに供給する帯状材料の供給方法におい
て、前記成形ドラム幅に対応した長さに切断した帯状材
料を、引取りコンベヤ上へ送り出し、この引取りコンベ
ヤ上の帯状材料を移載ロールに巻取った後、前記引取り
コンベヤと直交する向きに設置された貼合せコンベヤ上
へ移送し、予め貼合せコンベヤ上に位置決め移載されて
いる他の帯状材料上に、前記移載ロールを回転させなが
ら移動させることにより巻取られている帯状材料を、そ
の一端側から順次重ね合わせて積層させ、帯状材料の積
層工程が終了した後、該重合された帯状材料を成形ドラ
ムに供給することを特徴とする帯状材料の供給方法。 - 【請求項２】 成形ドラムの周長に対応した幅に成形さ
れた複数枚のシート状の帯状材料を夫々巻出して、該帯
状材料を成形ドラム幅に対応させた長さに切断し、この
定尺切断された帯状材料を貼付けコンベヤ上へ移載した
後、成形ドラムに供給する帯状材料の供給方法におい
て、前記成形ドラム幅に対応させた長さに切断した帯状
材料を、引取りコンベヤ上へ送り出し、この引取りコン
ベヤ上の帯状材料を吸引圧力により移載ロールの外周面
に密着状態で巻取った後、移載ロールを前記引取りコン
ベヤと直交する向きに設置された貼合せコンベヤ上へ移
送し、予め貼合せコンベヤ上に位置決め移載されている
他の帯状材料の一端側上から、前記移載ロールを回転さ
せながら移動させると共に、圧縮空気を吹き出して巻取
られている帯状材料を剥離させて、順次重ね合わせて積
層させ、帯状材料の積層工程が終了した後、該重合され
た帯状材料を成形ドラムに供給することを特徴とする帯
状材料の供給方法。 - 【請求項３】 成形ドラムの周長に対応した幅に成形さ
れた複数のシート状の帯状材料を、成形ドラム幅に対応
させた長さに切断する切断装置を備えた少なくとも二台
以上の定尺コンベヤと、この定尺コンベヤと直交する向
きに設置された貼合せコンベヤまたは貼合せコンベヤと
直列に配設された貼付けコンベヤと、貼合せコンベヤま
たは貼付けコンベヤにより供給される帯状材料を巻付け
る成形ドラムとから成り、前記定尺コンベヤと貼合せコ
ンベヤとの間に、前記定尺コンベヤと直列に引取コンベ
ヤを設置し、この引取コンベヤ上に、引取コンベヤと貼
合せコンベヤとの間を往復移動可能な移載貼合せ装置を
設け、この移載貼合せ装置は、定尺切断された帯状材料
を成形ドラムの周長となる方向に巻取る回転，移動かつ
昇降可能な移載ロールを備え、予め貼合せコンベヤ上に
位置決め移載されている他の帯状材料上において、前記
移載ロールに巻付けられている帯状材料を移載ロールを
回転、及び移動させながら順次重ね合わせて積層させる
ように構成したことを特徴とする帯状材料の供給装置。 - 【請求項４】 前記貼合せコンベヤの搬送経路中に、引
取コンベヤ，定尺コンベヤ，切断装置及び移載貼合せ装
置等から成る供給搬送装置を、少なくとも２組以上設置
した請求項３に記載の帯状材料の供給装置。 - 【請求項５】 定尺コンベヤと、これに直交する貼合せ
コンベヤとの間に、定尺コンベヤと直列に引取コンベヤ
を設置し、この引取コンベヤと貼合せコンベヤとの上方
に敷設されたガイドレールに往復移動可能なスライド部
材を設け、前記スライド部材の移動方向と直交する方向
にガイドレールを介して移動可能で、かつ昇降及び回転
可能に吊設させた移載ロールを設け、この移載ロールの
周面に複数の吸引，吹出し穴を設け、この移載ロール
に、吸引及び圧縮空気吹き出し手段を接続したことを特
徴とする帯状材料の供給装置。
Priority Applications (6)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29700094A JP3390273B2 (ja) | 1994-11-30 | 1994-11-30 | 帯状材料の供給方法及びその装置 |
| US08/561,019 US5667610A (en) | 1994-11-30 | 1995-11-21 | Method of supplying sheet materials |
| EP95118540A EP0714758B1 (en) | 1994-11-30 | 1995-11-24 | Method of supplying sheet-like materials and apparatus therefor |
| DE69521480T DE69521480T2 (de) | 1994-11-30 | 1995-11-24 | Verfahren und Vorrichtung zum Zuführen von Blattmaterial |
| KR1019950044512A KR100362302B1 (ko) | 1994-11-30 | 1995-11-29 | 시트형재료의공급방법및그장치 |
| US08/833,498 US5820726A (en) | 1994-11-30 | 1997-04-09 | Apparatus for supplying sheet materials |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29700094A JP3390273B2 (ja) | 1994-11-30 | 1994-11-30 | 帯状材料の供給方法及びその装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08150670A true JPH08150670A (ja) | 1996-06-11 |
| JP3390273B2 JP3390273B2 (ja) | 2003-03-24 |
Family
ID=17840958
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29700094A Expired - Fee Related JP3390273B2 (ja) | 1994-11-30 | 1994-11-30 | 帯状材料の供給方法及びその装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3390273B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006150684A (ja) * | 2004-11-26 | 2006-06-15 | Yokohama Rubber Co Ltd:The | シート状部材の成形方法及びその装置 |
| JP2006159944A (ja) * | 2004-12-02 | 2006-06-22 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | 空気入りタイヤ及びその製造方法 |
| DE102009055692A1 (de) | 2008-12-18 | 2010-07-01 | The Yokohama Rubber Co., Ltd. | Pneumatischer Reifen und Verfahren zur Herstellung desselben |
| JP2016531767A (ja) * | 2013-10-02 | 2016-10-13 | ヴェーエムイー ホーランド ベー． ヴェー．Ｖｍｉ Ｈｏｌｌａｎｄ Ｂ． Ｖ． | タイヤ部品を移送ドラム上にピックアップして配置するための方法 |
-
1994
- 1994-11-30 JP JP29700094A patent/JP3390273B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006150684A (ja) * | 2004-11-26 | 2006-06-15 | Yokohama Rubber Co Ltd:The | シート状部材の成形方法及びその装置 |
| JP2006159944A (ja) * | 2004-12-02 | 2006-06-22 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | 空気入りタイヤ及びその製造方法 |
| JP4616627B2 (ja) * | 2004-12-02 | 2011-01-19 | 住友ゴム工業株式会社 | 空気入りタイヤ及びその製造方法 |
| DE102009055692A1 (de) | 2008-12-18 | 2010-07-01 | The Yokohama Rubber Co., Ltd. | Pneumatischer Reifen und Verfahren zur Herstellung desselben |
| JP2016531767A (ja) * | 2013-10-02 | 2016-10-13 | ヴェーエムイー ホーランド ベー． ヴェー．Ｖｍｉ Ｈｏｌｌａｎｄ Ｂ． Ｖ． | タイヤ部品を移送ドラム上にピックアップして配置するための方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3390273B2 (ja) | 2003-03-24 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| EP1350616B1 (en) | Tire structural member manufacturing method, and apparatus therefor | |
| EP0714758B1 (en) | Method of supplying sheet-like materials and apparatus therefor | |
| JP3107807B2 (ja) | シート積み上げ装置 | |
| JP3390273B2 (ja) | 帯状材料の供給方法及びその装置 | |
| JPH11188432A (ja) | アルミシート成形機 | |
| JP3662375B2 (ja) | 帯状材料の供給方法及びその装置 | |
| CN212667761U (zh) | 电子薄膜分切包装设备 | |
| WO2007010592A1 (ja) | ベルト部材の製造方法 | |
| JP3494269B2 (ja) | 帯状材料の貼り付け方法及びその装置 | |
| JP3423089B2 (ja) | 帯状材料の供給，貼付け方法 | |
| JP2002120301A (ja) | 帯状材料の供給・貼付け方法 | |
| KR100507583B1 (ko) | 그린시트 라미네이션 장치 | |
| KR102390178B1 (ko) | 청소용 점착테이프롤 및 청소용 점착테이프롤 제조 장치 | |
| JP2001232694A (ja) | 未加硫タイヤのカーカスの成型方法 | |
| JP4281862B2 (ja) | 帯状材料の継合わせ方法及びその装置 | |
| US11615283B2 (en) | System and method for producing a strip of material with an integrated electronic component | |
| JP2001232696A (ja) | 未加硫タイヤのインナーライナの成型方法 | |
| JP3763487B2 (ja) | 感光性積層材料の製造装置 | |
| JPH10156965A (ja) | 未加硫ゴムシートの貼付け方法及びその装置 | |
| JP2003276915A (ja) | 巻取部自動切替装置 | |
| JP3745874B2 (ja) | 巻取仕立て装置 | |
| JP3799149B2 (ja) | タイヤ成形方法及びタイヤ成形装置 | |
| JPH1134181A (ja) | 帯状部材の供給方法及び供給装置 | |
| JP4894080B2 (ja) | カーカス部材の製造方法及びその装置 | |
| JP2977520B2 (ja) | アルミシート成形機 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090117 Year of fee payment: 6 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |