JPH08149353A - 電源供給回路 - Google Patents

電源供給回路

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JPH08149353A
JPH08149353A JP6285549A JP28554994A JPH08149353A JP H08149353 A JPH08149353 A JP H08149353A JP 6285549 A JP6285549 A JP 6285549A JP 28554994 A JP28554994 A JP 28554994A JP H08149353 A JPH08149353 A JP H08149353A
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JP
Japan
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power supply
voltage
unit
power
collector
Prior art date
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Pending
Application number
JP6285549A
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English (en)
Inventor
Setsu Komuro
節 小室
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Fujitsu General Ltd
Original Assignee
Fujitsu General Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 映像信号出力ラインに直流電源を重畳してカ
メラ側へ電源供給するようにしてなるビデオカメラ等に
おいて、同ビデオカメラ側への電源供給用として設ける
電源供給用トランシスタのコレクタ損失を低減する。 【構成】 所要直流電圧を出力する電源部2と、入力端
に前記電源部よりの直流電圧が印加され、電源インピー
ダンスを所要インピーダンスに変換して出力端から負荷
回路へ電源供給するようにしてなる電源インピーダンス
変換部(トランジスタ3)と、前記負荷回路で発生した
信号成分の振幅変化を検出する振幅検出部4とを設け、
前記振幅検出部で検出した信号成分の振幅変化に応じて
前記電源部より出力する直流電圧を変化させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電源供給回路に係り、
より詳細には、映像信号出力ラインに直流電源を重畳し
てカメラ側へ電源供給するようにしてなるビデオカメラ
等において、同ビデオカメラ側への電源供給用として設
ける電源供給用トランシスタのコレクタ損失の低減に関
する。
【0002】
【従来の技術】カメラ部と、同カメラ部へ電源供給する
電源部とが分離した構成のビデオカメラにおいては両者
間の接続ケーブルの本数を減らすため、映像信号出力ラ
インと電源ラインとを共通にし、映像信号出力ラインに
電源を重畳して電源供給している。この場合、電源部の
出力電圧を直接カメラ部へ供給するようにすると電源部
の出力インピーダンスが低いために重畳する映像信号成
分が低下してしまう。そのため図3に示すように、カメ
ラ部11と電源部12との間に電源インピーダンスを変換す
るためのトランジススタ13を設け、このトランジススタ
13を介してカメラ部11側へ電源供給する。なお、符号14
が前記の共通ラインを示す。
【0003】この電源供給用トランジスタ13は電源ライ
ン上に設けるので定格コレクタ損失の大きなものが必要
となる。一方、トランジスタ13の瞬時におけるコレクタ
損失はコレクターエミッタ間の電圧とコレクタ電流との
積により決まるが、コレクタ側の電圧は映像信号により
変化する。このように、コレクタ側の電圧が信号によっ
て変化するのに対し、従来においてはエミッタ側の電圧
Veは常に一定であった。図2(A)は前記トランジスタ
13のエミッタ電圧Veと、コレクタ側の映像信号電圧Vcと
の関係を図示したものである。なお、映像信号は1水平
周期(1H)で描いたものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従って、図2(A)か
ら明らかなように、トランジスタ13のコレクターエミッ
タ間電圧は映像信号により変化し、黒側(同期信号側)
へいくほど電位差が大きくなり、従って、コレクタ損失
は増大する。この場合、エミッタ電圧Veを映像信号に応
じて必要最小限の電圧に変化することでコレクタ損失を
低減することができる。本発明はこのような見地からな
されたものであり、映像信号出力ラインに電源を重畳し
て電源供給する場合の電源供給用トランジスタの電源部
側電圧を映像信号に応じて変化させ、同トランジスタの
コレクタ損失の低減化を図った電源供給回路を提供する
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、所要直流電圧
を出力する電源部と、エミッタに前記電源部よりの直流
電圧が印加され、コレクタから負荷回路への供給電圧を
出力し、ベースに所要電圧のバイアス電圧が印加された
電源供給用PNPトランジスタと、前記負荷回路で発生
した信号成分の振幅変化を検出する振幅検出部とを設
け、前記振幅検出部で検出した信号成分の振幅変化に応
じて前記電源部より出力する直流電圧を変化させるよう
にした電源供給回路を提供するものである。
【0006】
【作用】例えば、前述のビデオカメラにおいて、検出部
はカメラ側、即ち、トランジスタのコレクタ側映像信号
の振幅変化を検出する。同検出した振幅変化に応じて電
源出力電圧(=エミッタ電圧)を変化する。例えば、電
源部を比較部、制御部及びDCーDC変換部とで構成した場
合、前記検出部出力を比較部に対する基準電圧として使
用し、電源部よりの直流出力電圧を映像信号に応じて変
化させる。これにより、電源供給用トランジスタのエミ
ッターコレクタ間電圧は必要最小限とすることができ、
コレクタ損失が低減する。
【0007】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明による電源供給
回路を説明する。図1は本発明による電源供給回路の一
実施例を示す要部ブロック図であって、ビデオカメラに
適用した例である。また、図2は図1を説明するための
ものであり、時間に対するエミッタ電圧Ve及びコレクタ
電圧Vcの変化を従来の場合と本発明の場合とを対比して
示したもので、同図(A)は従来の場合、同図(B)は
本発明の場合である。図1において、1は撮影用のカメ
ラ部、2はDC(直流)ーDC変換方式とした場合の電源
部、3はカメラ部1と電源部2との間に設ける電源供給
用トランジスタ(PNP型)、4はカメラ部1よりの映
像信号の振幅変化を検出する振幅検出部である。
【0008】次に、本発明の動作について説明する。前
述したように、カメラ部と、同カメラ部へ電源供給する
電源部とが分離した構成のビデオカメラにおいては両者
間の接続ケーブルの本数を減らすため、映像信号出力ラ
インと電源ラインとを共通にし、映像信号出力ラインに
電源を重畳して電源供給している。図1の符号5がこの
共通ラインを示し、電源供給用トランジスタ(PNP
型)3のコレクタ及び振幅検出部4と接続されている。
映像成分はコンデンサCで直流カットして取り出す。
【0009】電源供給用トランジスタ3のエミッタには
電源部2からの直流出力電圧がエミッタ電圧Veとして印
加されている。なお、電源供給用トランジスタ3を設け
る理由は前述(従来の技術)したように、電源部2より
直接カメラ部1に電源供給すると、電源部2の出力イン
ピーダンスが低いために重畳する映像成分が低下してし
まい、これを防止するために電源インピーダンスを高く
するため等である。電源部2は入力直流電圧を所要直流
電圧(=Ve)に変換するDCーDC変換部2aと、DCーDC変換
部2aの出力電圧と基準電圧とを比較する比較部2b、及び
同比較部2cの比較に基づきDCーDC変換部2aの出力電圧を
制御する制御部2cとで構成する。電源供給用トランジス
タ3のコレクタ電圧Vcは図2(B)イ(細線)に示すよ
うに振幅が変化する。検出部4はこの振幅変化を検出す
る。この検出は映像検波することで可能である。
【0010】検出した振幅変化の電圧は比較部2bの基準
電圧として利用する。なお、従来の基準電圧は一般に固
定電圧である。電源部2の制御系としては基準電圧と出
力電圧とを一致させるように動作する。従って、基準電
圧が映像信号に従い変化するので出力電圧(=Ve)も映
像信号に追従して変化し、図2(B)ロ(Ve、太線)の
ように変化する電圧となる。これにより、コレクターエ
ミッタ間の電圧は映像信号の変化に応じて略一定の電位
差となる。但し、コレクターエミッタ間の電圧を極端に
接近させると映像信号出力波形に歪みが生じるので最小
限の電圧(B図のVs)を維持する必要がある。これは電
源部としての出力を同Vsを加味した電圧に設定すればよ
い。
【0011】トランジスタのコレクタ損失は前述したよ
うに、コレクターエミッタ間の電圧とコレクタ電流との
積で決まる。このうちコレクタ電流は映像信号で定まる
ものであり、コレクタ損失低減の対象要因とはならな
い。これに対し、コレクターエミッタ間の瞬時的な電圧
は図2(B)のイーロ間の電圧となり、図2(A)と比
べて減少する。従って、コレクタ損失は低減される。図
1はトランシスタをPNP型としたが、NPN型でも同
様の効果となる。NPN型トランシスタの場合には電源
部2側がコレクタ、カメラ部1側がエミッタとなる。検
出部4及び電源部2の動作もPNP型と同様である。な
お、PNP型、NPN型ともベース端は、コレクターエ
ミッタ間がオンするように所要のバイアスを印加してお
く。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、例
えば、映像信号出力ラインに直流電源を重畳してカメラ
側へ電源供給するようにしてなるビデオカメラ等に設け
る電源供給用トランシスタにおいて、負荷(カメラ)側
に必要な電圧を検出し、この電圧を同トランシスタを介
して負荷側へ供給することができる。従って、同トラン
ジスタのコレクターエミッタ間の電圧が映像信号に応じ
て必要最小限に維持され、従来は映像信号の変化に関係
なく一定電圧を供給していた方法に比し、同トランジス
タのコレクタ損失を低減することが可能となる。これに
より、電源供給用トランジスタとして定格の低いものの
使用が可能となり、又、発熱の低下等から電源装置とし
ての信頼性を向上することにもなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による電源供給回路の一実施例を示す要
部ブロック図である。
【図2】時間に対するエミッタ電圧Ve及びコレクタ電圧
Vcの変化を従来の場合と本発明の場合とを対比して示し
たもので、同図(A)は従来の場合、同図(B)は本発
明の場合である。
【図3】従来の電源供給回路の一例を示す要部ブロック
図である。
【符号の説明】
1 カメラ部 2 電源部 2a DCーDC変換部 2b 比較部 2c 制御部 3 電源供給用トランジスタ 4 振幅検出部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所要直流電圧を出力する電源部と、入力
    端に前記電源部よりの直流電圧が印加され、電源インピ
    ーダンスを所要インピーダンスに変換して出力端から負
    荷回路へ電源供給するようにしてなる電源インピーダン
    ス変換部と、前記負荷回路で発生した信号成分の振幅変
    化を検出する振幅検出部とを設け、前記振幅検出部で検
    出した信号成分の振幅変化に応じて前記電源部より出力
    する直流電圧を変化させるようにしたことを特徴とする
    電源供給回路。
  2. 【請求項2】 前記電源インピーダンス変換部を、エミ
    ッタを前記入力端とし、コレクタを前記出力端とし、ベ
    ースに所要電圧のバイアス電圧が印加されたPNPトラ
    ンジスタで構成したことを特徴とする請求項1記載の電
    源供給回路。
  3. 【請求項3】 前記電源インピーダンス変換部を、コレ
    クタを前記入力端とし、エミッタを前記出力端とし、ベ
    ースに所要電圧のバイアス電圧が印加されたNPNトラ
    ンジスタで構成したことを特徴とする請求項1記載の電
    源供給回路。
  4. 【請求項4】 前記電源部が、入力直流電圧を所要直流
    電圧に変換して出力するDCーDC変換部と、前記DC
    ーDC変換部よりの直流出力電圧と基準電圧とを比較す
    る比較部と、前記比較部による比較に基づき前記DCー
    DC変換部より出力される直流電圧を制御する制御部と
    で構成され、前記振幅検出部で検出した信号成分の振幅
    変化を前記比較部における基準電圧としたことを特徴と
    する請求項1、請求項2、又は請求項3記載の電源供給
    回路。
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Effective date: 20040406