JP2944667B2 - テレビジョン装置及びその電源 - Google Patents

テレビジョン装置及びその電源

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JP2944667B2 JP63101205A JP10120588A JP2944667B2 JP 2944667 B2 JP2944667 B2 JP 2944667B2 JP 63101205 A JP63101205 A JP 63101205A JP 10120588 A JP10120588 A JP 10120588A JP 2944667 B2 JP2944667 B2 JP 2944667B2
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    • H02M1/00Details of apparatus for conversion
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    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の分野〕 この発明は、テレビジヨン回路がその機能の中の少く
ともいくつかのものを果すことを必要とされていない期
間中のそのテレビジヨン回路における電力消費を低くす
るための構成に関するものである。
〔発明の背景〕
例えば、テレビジヨン受像機には、水平周波数に関係
する周波数のパルス幅変調された制御信号を発生するパ
ルス幅変調器あるいは電圧調整器が設けられている場合
がある。この制御信号は調整されたB+供給電圧のよう
な通常動作モード(run mode)供給電圧を供給する通常
動作モード電源を制御する。B+供給電源は通常出力モ
ード(power−up mode)中、水平出力段を付勢する。電
圧調整器回路は水平偏向回路と組合わせて、集積回路
(以下、偏向ICと呼ぶ)中に組込むこともできる。水平
駆動回路が水平出力段に結合される水平駆動信号を発生
する。偏向ICはリモート受信機によつて供給されるオン
/オフ制御信号に従つて通常出力モードと待機モードの
いずれかで選択的に動作するようにされている。また、
パルス幅変調電圧調整器は、受像機の水平出力段の偏向
回路を動作させるために用いられる調整されたB+供給
電圧を発生する通常動作電源を制御するパルス幅変調さ
れた制御信号を供給するために必要とされよう。待機モ
ードの動作が要求される時は、このような制御信号は、
例えば、使用者が始動期間を開始させる電源オン命令を
リモート受信機を介して発する時まで、通常動作電源が
偏向回路を付勢することを阻止するように働くことが必
要である。
例えば、偏向ICのうち、主電圧調整器と水平偏向回路
とを含む第1の部分は、通常出力モード中と始動期間中
には付勢されるが、待機モードでは付勢される必要がな
い。一方、偏向ICには、通常出力モード及び待機モード
の双方において付勢されることを要する分路調整器など
のような第2の部分が、例えば、その内部に設けられて
いる。
ある従来回路においては、偏向ICに必要な全電力を提
供する付勢電圧を受ける偏向ICの供給電圧受取り端子と
アースとの間に分路スイツチが結合されている。待機モ
ード動作中は、オン/オフ制御信号により制御される分
路スイツチが上記端子とアースのような共通導体との間
に低インピーダンスを形成する。この低インピーダンス
は付勢電圧を偏向ICを非動作とするほぼ0ボルトに低下
させる。ところが、このような分路スイツチは、導通状
態では、かなりの電力消費の原因となる。
例えば、リモート受信機は、別に設けられた待機電源
によつて、通常出力モード及び待機モードの両方で付勢
される。例えば、待機電源は交流(AC)線路電源に結合
された1次巻線を有する待機変成器を備えている。この
変成器の2次巻線に現われる電圧が整流されて直流待機
付勢電圧を生成する。
この待機付勢電圧と通常動作電源の通常動作供給電圧
とは偏向ICの供給電圧受取り端子に選択的に供給され
て、この端子に偏向ICを付勢する付勢電圧を形成する。
待機付勢電圧は偏向ICの中で、待機モード中と始動期間
中とに付勢する必要のある部分を付勢し、一方、通常出
力モードでは、通常動作電源が偏向ICの端子に全付勢電
圧またはその主要部分を供給する。
待機変成器のコストを抑えるために、この変成器から
引出される供給電流を小さくすることは望ましいことで
ある。これを実現するためには、待機モード中の偏向IC
の電流消費を抑えることが望ましい。
従って、この発明の目的は、選択的に通常出力モード
と待機モードとの2つのモードの何れでも動作できるよ
うなテレビジヨン装置において、その待機モード動作時
の電力消費を低減すること、およびこの低減によって待
機モード動作時の給電用回路における変成器などの部品
のサイズの小型化を可能としかつ該回路が周辺回路に及
ぼす不要効果を減殺することである。
〔発明の概要〕
この発明の一態様では、待機モード中、リモート受信
機によつて供給されるオン/オフ制御信号が偏向ICに供
給され、待機電源により供給される付勢電圧の消費が抑
えられる。オン/オフ制御信号が用いられない場合は、
待機電源により供給される電流は偏向ICの待機モードで
は付勢される必要のない第1の部分に供給されることに
なる。
この発明の1特徴によれば、偏向ICはその付勢電圧
を、通常出力モード及び待機モードの両方において、同
じ端子に受けとる。このように構成すると、偏向ICは、
例えば、その外部接続の数及び偏向ICとテレビジヨン受
像機中の他のテレビジヨン回路との相互接続の数を減ら
すことが出来るので、構造や設計が簡素化できる。
この発明の別の態様では、偏向ICの付勢電流即ち供給
電流は、待機モード中に、オン/オフ制御信号を偏向IC
の予め定められた選ばれた段の対応する制御電極に供給
することによつて低く抑えられる。この選ばれた段と
は、通常動作時の通常出力モード中のみに動作すること
を要求されるような段である。このようにすると、待機
モード中の偏向ICにおける付勢電流は低く抑えられる。
付勢電流消費は、オン/オフ制御信号に従つて各々の対
応段における零入力電流を待機モード中、低くすること
によつて減じることができる。
この発明の更に別の態様では、偏向ICの所定の段にお
ける零入力電流は、通常出力モード中、温度補償された
制御信号に従つて温度補償される。しかし、待機モード
中は、この温度補償された制御信号は上記所定の段の零
入力電流をオフに切換える第2のレベルをとる。
この発明を実施したテレビジヨン装置の偏向回路は通
常出力モードの動作中に偏向巻線に偏向電流を生成す
る。テレビジヨン装置の通常出力モード動作及び待機モ
ード動作の各々において、第1の供給電圧の源が形成さ
れる。通常出力モードの動作中の偏向回路の動作を制御
し、また、待機モード動作中の偏向電流の生成を阻止す
るために、制御回路が偏向回路に結合されている。制御
回路は、通常出力モード動作及び待機モード動作の各々
において第1の供給電圧の電圧源に結合されて電流路を
形成する少くとも第1の回路段を含んでいる。供給電流
の第1の部分は、通常出力モード動作中、第1の供給電
圧の源から上記電流路を通つて流れる。テレビジヨン装
置が通常出力モードで動作しているか待機モードで動作
しているかを選択的に示すオン/オフ制御信号の源がテ
レビジヨン装置の通常出力モード動作中に第2の制御信
号を生成するために用いられる。この第2の制御信号は
供給電流の第1の部分を制御するために、第1の回路段
に供給される。テレビジヨン装置が待機モードで動作し
ている間、この第2の制御信号が第1の回路段を流れる
供給電流の第1の部分が低くされるようにする。
この発明の要旨をより具体的に説明すれば、この発明
は、選択的に通常出力モードまたは待機モードで動作す
ることが可能で、しかも待機モード動作の時の電力消費
が少ないテレビジヨン装置に関するものであって、以
下、後述する図示実施例回路中の素子および信号等に付
した符号を各構成要素に付記して説明する。
すなわち、この発明のテレビジヨン装置は、その通常
出力モードの動作中偏向巻線(LY)に偏向電流(iy)を
生成するための偏向回路(99)と、通常出力モードおよ
び待機モードの何れの動作期間中も所定の大きさの動作
電圧(VCC)を発生する動作電圧源(66)と、テレビジ
ヨン装置の通常出力モードの動作中は偏向回路(99)の
動作を制御しまた待機モードの動作中は上記偏向電流
(iy)が発生しないようにする制御回路(IC100)を持
っている。この制御回路(IC100)は前記の偏向回路(9
9)に結合されている。また、テレビジヨン装置の動作
状態が上記の通常出力モードにあるか待機モードにある
かを選択的に示すオン/オフ制御信号(110)を発生す
る制御信号源(107)と、温度補償された第2の制御信
号(VBR)を発生する制御信号発生手段(300)を具えて
いる。上記の制御回路(IC100)は、一つの回路段(90
a)を有し、この回路段(90a)はテレビジヨン装置の通
常出力モード動作中も待機モード動作中も上記の動作電
圧源(66)に結合されていて、通常出力モードの動作中
この電圧源(66)から制御回路(IC100)に供給される
供給電流(ips)の一部分(i90a)を引出すように働
く。また、上記の制御信号発生手段(300)は、上記の
制御信号源(107)に結合されていて、テレビジヨン装
置の通常出力モードおよび待機モードの両動作期間中上
記の温度補償された第2の制御信号(VBR)を発生す
る。この第2の制御信号(VBR)は、上記の回路段(90
a)に供給されて上記供給電流(ips)の上記した一部分
(i90a)を温度補償的に制御する作用を行なう。そして
この制御信号発生手段(300)は、結合している上記の
オン/オフ制御信号源(107)から供給されるオン/オ
フ制御信号(110)に応答して、テレビジヨン装置の待
機モードの動作中、上記回路段(90a)が引出す上記供
給電流(ips)の上記した一部分(i90a)を上記第2の
制御信号(VBR)により減少させるように働くものであ
る。
また、この発明は、通常出力モードと待機モードで動
作できるテレビジヨン装置用の電源に関するものであ
り、これによってテレビジヨン装置は上記待機モード時
の電力消費が小さくされている。そして、このテレビジ
ヨン装置用電源は、便宜上その構成要素に後述する図示
実施例回路中の対応素子および信号に付した符号をつけ
て説明すれば、入力供給電圧(VAC)の電圧源(VAC
と、この電源の動作を通常出力モードの動作か待機モー
ドの動作かに選択的に設定するためのオン/オフ制御信
号(110)を発生する信号源(107)と、上記の入力供給
電圧(VAC)の電圧源(VAC)に結合されていて第2の制
御信号(SC)に応じて通常出力モードの動作時のみ入力
供給電圧(VAC)から第1の供給電圧(V+)を発生す
る手段(102)と、入力供給電圧源(VAC)に結合されて
いて待機モード動作時に待機供給電圧(VSB)を発生す
る手段(106)と、電源の通常出力モードの動作時には
第1の供給電圧(V+)を受けるように結合されまた待
機モードの動作時には待機供給電圧(VSB)を受けるよ
うに結合され、上記通常出力モードの動作時にも待機モ
ードの動作時にも第2の供給電圧(VCC)を発生する手
段(66)と、この第2の供給電圧(VCC)の発生手段(6
6)に結合されていて、そこから上記の通常出力モード
の動作中供給電流(ips)を引出す制御回路(IC100)
と、第3制御信号(VBR)発生手段(300)とを具えてい
る。上記の制御回路(IC100)は、上記通常出力モード
の動作中第2の制御信号(SC)を発生するときに可動状
態にされると共に上記電源の上記通常出力モードおよび
待機出力モードの各動作期間中上記第2の供給電圧(V
CC)を受ける、第1の複数の回路段(Q705−Q707)と第
2の複数の回路段(90a−90n)を有している。そして、
第2の複数の回路段(90a−90n)は、上記の通常出力モ
ードの動作中のみ動作状態とされて上記第2の供給電圧
(VCC)発生手段(66)から上記供給電流(ips)の一部
分(i90a、i90b、・・・・)を引出すように作用する。
この制御回路(IC100)は、さらに上記のオン/オフ制
御信号(110)に応答して上記第2の複数の回路段(90a
−90n)の各制御端子(Tr90a、Tr90nの各ベース)に前
述した第3の制御信号(VBR)を発生する手段(300)を
持っている。この第3の制御信号(VBR)は、上記の第
2の複数の回路段(90a−90n)が引出す電流を遮断して
待機モード動作中の上記供給電流を減殺する働きをする
ものである。
〔実施例の説明〕
第1図はこの発明を実施した偏向IC100を含むテレビ
ジヨン受像機の一部を示す。このテレビジヨン受像機の
上記一部には、主線路供給電圧VACを整流して直流の未
調整の電圧VRUを作るブリツジ整流器101が含まれてい
る。例えばシリコン制御整流器(SCR)を含むような通
常の電力供給出力段、即ち、スイツチモード調整器102
が、通常動作の通常出力モード中、フライバツク変成器
T1に結合される調整された電圧B+を生成する。調整器
102の入力供給端子102Cには未調整電圧VURが供給されて
いる。調整された電圧B+がスイツチ調整器102の出力
端子102dに生成される。変成器T1は、水平周波数fHで動
作する水平回路の出力段99の偏向スイツチングトランジ
スタQ1のコレクタ電極に結合されている。偏向IC100の
一部分、即ちこの明細書中で水平プロセツサ100a(第1
図B)と呼ぶ部分、に生成される水平周波数fHの制御信
号Hrが水平駆動回路666を介してトランジスタQ1のベー
ス電極に結合される。信号Hrの周波数は、例えばIC100
に含まれる、水平発振器(図示せず)によつて決定され
る。信号Hrは出力段99の偏向巻線LYに偏向電流iyを発生
するトランジスタQ1のスイツチングを制御する。リトレ
ース電圧VW2が各水平周期Hの各リトレース期間中に変
成器T1の巻線W2の両端間に通常の方法で生成される。変
成器T1の巻線W3に発生する第2のリトレース電圧HIN
水平プロセツサ100aに結合され、偏向電流iyを同期信号
HSに同期させるために用いられる。信号HSは同期分離器
(図示せず)において生成される。
通常動作供給電圧V+は巻線W2に結合された整流器構
成104において電圧VW2を整流することにより生成され
る。この直流電圧V+は、帰還信号VINを与えるように
偏向IC100の一部分、ここではスイツチモード調整器プ
ロセツサ100bと呼ぶ部分に結合される。プロセツサ100b
は、各水平期間H中でスイツチ調整器102が導通してい
る期間を制御するパルス幅変調された信号SCを発生す
る。信号SCのデユーテイサイクルは、電圧V+に比例す
る帰還信号VINと通常の方法で生成することのできる基
準電圧VNINとの間の差に応じて変化する。信号SCは調整
された電圧B+を所定の直流電圧レベル、例えば、+12
5Vにする。信号SC、電圧B+及び電圧V+は、例えば、
偏向IC100が通常出力モードで動作している時に生成さ
れるが、テレビジヨン受像機の待機モード動作中には生
成されない。
電圧V+は直列接続された抵抗601、604及び602を含
む分圧器605に供給される。抵抗604は、例えば電圧B+
を表わす電圧を発生するワイパKを持つ。ワイパKの位
置を変えて調節されるワイパKの電圧は抵抗607を介し
て誤差増幅器610の反転入力端子608に帰還電圧VINとし
て供給される。増幅器610の非反転端子609には基準電圧
VNINが供給されている。増幅器610の反転入力端子608と
出力端子610aとの間には積分低域通過フイルタ(図示せ
ず)が結合されていて、調整器プロセツサ100bのループ
フイルタを形成している。こうして、両端子608と609に
それぞれ供給される電圧VINとVNINの比較により、端子6
10aには濾波された誤差電圧VOが生成され、この電圧VO
はパルス幅変調された信号SCを発生するパルス幅変調器
(PWM)100b(1)に結合される。信号SCはスイツチ調
整器102の制御端子102aに結合されて、各水平期間H中
で信号SCのデユーテイサイクルに応じて変化する時間、
パススイツチ102bをターンオンする。各水平期間H中
で、信号SCによつて制御されるスイツチ102bの導通時間
は誤差増幅器610の誤差信号VOのレベルによつて決ま
る。従つて、調整された電圧B+とV+の各々のレベル
は、通常の方法(図示せず)により生成される基準電圧
VNINによつて決まる。
待機変成器T0は電圧VACをステツプダウンする。この
ステツプダウンされた電圧は整流器構成106で整流され
て待機電圧VSBが生成される。待機電圧VSBは抵抗R1を介
して偏向IC100の付勢電圧受取り端子120に供給され、例
えば、待機モード動作中、キヤパシタ66を充電して、キ
ヤパシタ66に偏向IC100の端子120の付勢電圧VCCを生成
する。一方、調整された電圧V+はダイオードD2と抵抗
150を通して端子120に結合され、偏向IC100が通常出力
モードで動作する時、電圧V+から電圧VCCを供給す
る。但し、待機モード動作時には、VCCからV+は供給
されない。
待機電圧VSBはリモート受信機107に結合されてリモー
ト受信機107の動作電圧を提供する。リモート受信機107
はMOSトランジスタ108を介してIC100に結合されてい
る。トランジスタ108が導通している時、抵抗R734の端
子109とアースとの間には低インピーダンスが形成され
る。この低インピーダンスは、例えば、後述するよう
に、始動期間を開始させる電源オン命令を赤外線通信リ
ンクを介して使用者が発した時に生成される。
始動期間に続く通常出力モードにおいて、テレビジヨ
ンはフル動作状態に入る。逆に、使用者によつて電源オ
フ命令が発せられると、トランジスタ108は非導通とな
つて端子109に高インピーダンス回路を形成し、それに
よつて、待機モードとなる。待機モードでは、テレビジ
ヨン受像機の表示装置のラスタ走査は停止する。
定電流源として動作するトランジスタQ705はそのコレ
クタが端子109に結合されている。トランジスタQ705と1
08が動作して、オン/オフ信号110が生成される。信号1
10はトランジスタ108が非導通の時(これはオフの待機
モードに対応する)、高レベル、即ち、第2の状態をと
り、トランジスタ108の導通時(これは通常出力モード
であるオンモードに対応する)には低レベル、即ち、第
1の状態をとる。
入力供給電流iPSが端子120を通して偏向ICに供給され
て、偏向IC100の付勢電流となる。通常出力モードの動
作中、電流iPSは主としてダイオードD2とD4を介する整
流器構成104によつて供給され、一方、待機モードの動
作中は、電流iPSは整流器構成106と抵抗R1を介して待機
変成器T0から供給される。
電圧VCCは、偏向IC100において、待機モードと通常出
力モードの両方においてVCCを調整するようにされた分
路調整器131により調整される。待機モード中に電圧VCC
を調整することは、電圧VCCが偏向IC100の電圧定格を超
えた場合に生じる端子120における過電圧状態から偏向I
C100を保護する意味で望ましい。このような過電圧状態
が生じると、偏向IC100が壊れてしまう。同じく、電圧V
CCを待機モード中に調整することは、待機モード中に動
作することを要する偏向IC100中の回路、例えば、トラ
ンジスタQ705を動作させるために望ましい。分路調整器
131は、通常出力モードと待機モードの両方において生
成される基準電圧VBG2に従つて電圧VCCを調整する。電
圧VBG2は、例えば、バンドギヤツプ型電圧源105で生成
される。従つて、このバンドギヤツプ型電圧源105は待
機モード及び通常出力モードの双方で動作することが要
求される。
偏向IC100は、分路調整器131やバンドギヤツプ電圧源
105と異なり、待機モードの動作中は付勢される必要の
ない種々の回路部分を備えている。例えば、水平プロセ
ツサ100aと調整器プロセツサ100bの各々は待機モード中
は付勢される必要はない。
待機モード中及び始動期間中に待機変成器T0から供給
される電流iPSのレベルを低くすることは、変成器T0の
仕様を緩くしてその価格を低くするために望ましい。こ
の価格は、電流iPSに直接関係する変成器T0に対する電
流要求に関係している。待機電圧VBSを比較的大きな抵
抗R1を介してキヤバシタ66に結合することにより、変成
器T0により供給される電流は、待機モード中も低く維持
される。
待機モード中付勢される必要のない偏向IC100の部分
には、第1の複数のトランジスタが含まれている。この
ような構成をPNP型のトランジスタ90a〜90nで示す。各
トランジスタは、例えば、共通ベース構成にされてお
り、そのコレクタに高出力インピーダンスの電流源を形
成している。トランジスタ90a〜90nの各々は、PNP母線1
1として示した共通導体に結合されたベースを持つ。こ
れらトランジスタ90a〜90nのいくつかのものは、例え
ば、水平プロセッサ100aや調整器プロセツサ100bに含ま
れるトランジスタであり得る。
例えば、トランジスタ90fは、トランジスタ90a〜90n
の対応する1つによつて形成される回路段の1つの典型
例を示す。このような段においては、コレクタ電流i90f
は、負荷回路90f1として象徴的に示した回路に結合され
ている。第2の典型例は調整器プロセツサ100bに含まれ
ている増幅器610の構成に示されている。第1図の増幅
器610は作動増幅器を形成しており、トランジスタ90nが
差動増幅器610のトランジスタ90n2と90n3のエミツタに
結合される電流i90nを供給する。第1図の出力電圧VO
第1図のトランジスタ90n3のコレクタに生成される。
トランジスタ90a〜90nの各々のコレクタ電流は電圧V
BRにより制御される。電圧VBRは温度補償された電流制
御構成300により生成され、PNP母線11を介してトランジ
スタ90a〜90nの各々の対応するベース電極に結合されて
いる。上述したトランジスタ90a〜90nのエミツタ電極は
それぞれの抵抗を介して、前述したように一定の直流電
圧である供給電圧VCCに結合されている。このような構
成によつて、トランジスタ90a〜90nの各々のコレクタ電
流は広い温度範囲にわたつて互いに追随し、電流ミラー
構成を形成する。電流制御構成300は、トランジスタ90a
〜90nの各々のコレクタ電流が、温度が変化しても実質
的に一定となるように電圧VBRを制御する。
電流制御構成300はトランジスタ90a、90b、73、76、7
7及び80を含む。トランジスタ73のコレクタはアースさ
れている。トランジスタ90aのコレクタはトランジスタ7
3のベースに、また、端子300Cにおいてトランジスタ76
と77のコレクタに結合されている。トランジスタ77のエ
ミツタは抵抗R61を通して端子300aに結合されている。
トランジスタ76のエミツタはトランジスタ77のベース
と、トランジスタ80のベースと、さらに、抵抗R60を介
して端子300aとに結合されている。トランジスタ80は共
通エミツタ構成にされている。トランジスタ76のベース
は端子300bにおいてトランジスタ80と90bの双方のコレ
クタに結合されている。トランジスタ80のエミツタは端
子300aに結合されている。トランジスタ76、77、80は、
トランジスタ73を介して電圧VBRを制御し、かつ、トラ
ンジスタ90aと90bのそれぞれの電流i90aとi90bとを一定
に維持する温度補償帰還回路網を形成する。
トランジスタ76はトランジスタ80と共に、トランジス
タ80と抵抗R60に対応するベース・エミツタ電圧を発生
させることにより、トランジスタ90bのコレクタ電流i
90bが同じくトランジスタ80のコレクタ電流としても流
れるようにする帰還構成を形成している。後に述べるよ
うに、電流i90bは広い温度範囲にわたつて一定に維持さ
れる。
温度が一定の時は、この帰還動作によつて、抵抗R60
を通つて実質的に一定の電流が、従つて、トランジスタ
76と80の各々のコレクタ・エミツタ接合に対応する一定
の電流が流れるようにする。温度が変化すると、トラン
ジスタ80のベース・エミツタ順方向電圧も変化する。
トランジスタ80のベース・エミツタ順方向電圧の変動
を補償して、端子300cと300aの各々に対応した一定電流
が流れるようにするために、トランジスタ77はそのベー
スが感知抵抗R60に結合されている。抵抗R60を流れる電
流は、温度と逆の方向に変化するトランジスタ80のベー
ス・エミツタ接合両端間の電圧に比例する。一方、抵抗
R60の両端間のある与えられた電圧に対しては、トラン
ジスタ77のコレクタ電流を決定する抵抗R61の両端間の
電圧は温度と共に同じ方向に変化する。従つて、トラン
ジスタ77と80のベース・エミツタ順方向電圧の変動は、
温度が変化する時に帰還構成を介してトランジスタ90a
のコレクタ電流i90aを実質的に一定にする抵抗R60とR61
を流れる電流の和に対して互いに逆の影響を与える。
電流制御構成300と同様の温度補償を行う構成の一例
は米国特許第3,886,435号に詳述されている。
抵抗R60とR61の比率を選ぶことにより、端子300cを流
れるコレクタ電流i90a(これはトランジスタ76と77のコ
レクタ、即ち、抵抗R60とR61を流れる電流の和にほぼ等
しい)は広い動作温度範囲全体にわたつて一定に保つこ
とができる。トランジスタ73の帰還構成のために、電圧
VBRはトランジスタ90a〜90nの他のものの対応するコレ
クタ電流をも同じ温度に左右されないようにする。
端子300aは、電流i90aとi90bの和に等しい温度補償さ
れた注入電流を周知のI2L技術を用いる偏向IC100の部分
に供給するI2L注入母線12に結合されている。この母線1
2に結合されているトランジスタ290a〜290jは、偏向IC1
00の上述のような部分の注入トランジスタを代表してい
る。
トランジスタ90a〜90nの構成と同様な構成の一例がNP
N型トランジスタ190a〜190mで示されている。このトラ
ンジスタの構成は偏向IC100の種々の段において使用さ
れる可能性のあるものである。トランジスタ190a〜190m
の各々は、そのベース電極が、NPN母線10として示した
共通導体(レール線)に結合され、そのエミツタがそれ
ぞれ対応する抵抗を介してアースされている。
端子120における電圧VCCはベースがトランジスタ90i
のコレクタに結合されているトランジスタ81に供給され
る。トランジスタ81のエミツタは、コレクタがトランジ
スタ90iのコレクタに結合されているトランジスタ82の
ベースに結合されている。トランジスタ81と82は、母線
11上の電圧VBRと同様の機能を果し、電圧VBRによつて制
御される温度補償された電圧VBR1を母線10に発生する。
従つて、電圧VBR1は、電圧VBRがトランジスタ90a〜90n
のコレクタ電流を流れさせる時のみに、トランジスタ19
0a〜190mにコレクタ電流が流れるように働く。トランジ
スタ90iに結合されているトランジスタ81と82はトラン
ジスタ190a〜190mの各々のコレクタ電流を、電圧VBR
よつて制御され、従つて温度に左右されないトランジス
タ90iのコレクタ電流の電流ミラーとする。
信号HrとSCとをそれぞれ生成する水平プロセツサ100a
と調整器プロセツサ100bの各々は、例えば、トランジス
タ群90a〜90n、190a〜190m及び290a〜290jの各群からの
トランジスタを含む。従つて、電圧VBRはプロセツサ100
aと調整器プロセツサ100bの動作を制御する。通常動作
中に、例えば第1図のトランジスタ90a〜90n及び190a〜
190mのようなトランジスタを用いて、例えば、HrやSC
ような制御信号を生成する方法の一例が、1982年5月に
発行されたアールシーエー・コーポレーシヨンの線形集
積回路CA3210E及びCA3223Eについてのデータシート、
「テレビジヨン水平/垂直カウントダウンデジタル同期
方式(TV Horizontal/Vertical Countdown Digital/Syn
c System)」に示されている。
第1図のトランジスタ90a〜90nの各々のコレクタ電流
が0の時は、例えば、信号SCは非活性状態にある。その
結果、待機モード中は調整器102のパススイツチ102bは
非導通となり、従つて、電圧B+は生成されず、水平出
力段99は付勢されないままである。
この発明の一態様においては、オン/オフ信号110
は、トランジスタQ700、Q701及びQ703を含み信号反転器
として働く構成を介してオン/オフフイツチング構成20
0の接続端子200aに結合される。通常出力モードの動作
中、端子200aに現われる第2のオン/オフ制御信号V
200aは信号110が低レベルにあるために高レベルにな
る。逆に、待機モードの動作中は、信号V200aは低レベ
ルとなる。
オン/オフスイツチング構成200は、陰極に電圧VCC
供給され、陽極が2つのスイツチングトランジスタ84と
85のベースに結合された接続端子200aに抵抗R202を介し
て結合されているツエナーダイオード83を含んでいる。
端子200aは抵抗86を介してアースされている。
使用者が電源オン命令を発した後の短い期間(ここで
は始動期間と呼ぶ)中のみに導通状態となるスイツチン
グトランジスタ84のエミツタが、トランジスタ82のベー
スとトランジスタ81のエミツタとの接続点で母線10に結
合されている。トランジスタ84のコレクタは、端子300C
において、電流制御構成300のトランジスタ76と77のコ
レクタに結合されている。
スイツチングトランジスタ85のコレクタはトランジス
タ87と90のベースに結合されており、また、抵抗88を介
して電圧VCCに結合されていて、スイツチングトランジ
スタ85が非導通の時、トランジスタ87と90をターンオン
するようにされている。トランジスタ87のコレクタは、
端子300bにおいてトランジスタ76のベースに結合されて
おり、さらに、トランジスタ80のコレクタ及びトランジ
スタ90bのコレクタにも結合されている。
待機モード中、信号110が高レベルにあることにより
低レベルをとる制御信号V200aはトランジスタ87を飽和
状態にする。その結果、端子300bに流れ込むトランジス
タ90bのコレクタ電流i90bは、導通状態となつているト
ランジスタ87によつてトランジスタ80から分路される。
従つて、トランジスタ76、77及び80の各々のコレクタ電
流は0にされる。その結果、オン/オフ制御信号110が
使用者が電源オフ命令を発したことによつて高レベルに
なると、構成300のトランジスタ73にはベース電流が流
れなくなる。従つて、トランジスタ73のエミツタ電流も
0となる。
通常動作時のモードである通常出力モードでは、電圧
VBRは、前述したように、トランジスタ90a〜90nの対応
コレクタ電流を温度補償されたものとするような温度補
償された電圧である。
従つて、この発明の一態様においては、待機モード
中、電圧VBRはトランジスタ90a〜90nのベース電流、従
つてエミツタ電流を0にする。このように、温度補償さ
れた電圧VBRを発生する温度補償された構成300はオン/
オフ信号110を母線11に結合して、トランジスタ90a〜90
nをターンオフする。トランジスタ90iのコレクタ電流が
0になるので、トランジスタ190a〜190mの各々のエミツ
タ電流も0となる。さらに、トランジスタ76、77及び80
の各々のエミツタ電流が0なので、I2L注入トランジス
タ290a〜290jも同じく非導通となる。その結果、制御信
号SCはスイツチ102bの導通を妨げる不活性状態を維持し
て、電圧B+の生成が阻止される。そのため、待機モー
ド中、偏向IC100を流れ、例えば、トランジスタ90a〜90
nのエミツタ電流の和に比例する供給電流iPSは通常出力
モード中の値に比して小さくなる。その結果、待機変成
器T0に対する電流負荷が待機モード中、減少するという
効果が得られる。
前述したように、使用者が電源オン命令を発すると、
リモート受信機に結合されているトランジスタ108が導
通して信号110は低レベルとなる。トランジスタQ703が
信号110が低レベルになつたことによつて非導通になる
と、導通したツエナーダイオード83が信号V200aを発生
する。ツエナーダイオード83は電圧VCCが所定の最低の
第1のレベル、即ち、所定の閾値第1レベルを超えるま
で導通状態をとる。ツエナーダイオード83は、キヤパシ
タ66が上記第1のレベル以上にまで完全に充電されてい
なければ、始動動作の開始を阻止する。導通状態のツエ
ナーダイオード83によつて充分高いレベルまで引上げら
れている端子200aにおけるオン/オフ制御信号V200a
トランジスタ85と84をターンオンする。トランジスタ85
が導通状態にあれば、トランジスタ87と90はターンオフ
される。
始動期間中で、信号V200aがトランジスタ84と85をタ
ーンオンした直後において、トランジスタ84は、このト
ランジスタ84と同時に導通を開始するトランジスタ73の
ベースから電流を引出す。トランジスタ85がトランジス
タ87と90のベース電流を分路して、これらのトランジス
タをオフにする。トランジスタ73の導通によつて、トラ
ンジスタ90a、90b及び90iはそれぞれのコレクタ電流を
流す。トランジスタ87がオフにされているので、トラン
ジスタ90bの導通によつて、トランジスタ76、77、80を
含む帰還回路網がターンオンする。トランジスタ90iが
導通することにより、トランジスタ81と82がターンオン
して、トランジスタ84のエミツタにおける電圧VBR1が上
昇する。電圧VBR1の上昇によつて、トランジスタ84が非
導通となる。トランジスタ73のベース電流は、今度は、
トランジスタ76と77の導通によつて供給される。このよ
うにして、電流制御構成300はトランジスタ90a〜90n、1
90a〜190mの各々にエミツタ電流を流させ、それによ
り、例えば水平発振器(図示せず)を含む偏向IC100が
完全な動作状態になる。その結果、信号HrとScが生成さ
れ、偏向スイツチングトランジスタQ1が偏向周波数fH
オン・オフされて、電圧V+の生成が開始される。
前に述べたように、偏向IC100の電圧Vccは、通常出力モ
ード中は電圧V+から得られる。
第2図a及びbは始動期間中の第1図の偏向IC100の
動作の説明のための波形を概略的に示す。第1図及び第
2図を通して同じ番号及び符号は同じ素子まるいは機能
を示す。
第2図に示す、使用者によつて電源オン命令が発せら
れた直後の始動期間の部分t0〜t1において、第1図の偏
向IC100は、主として、キヤパシタ66にそれまでに蓄積
されている電荷から電力供給を受ける。例えば、トラン
ジスタ90a〜90nによる負荷作用のために、キヤパシタ66
は電圧V+がその通常の動作レベルに達する前に放電す
ることがある。その結果、第2図bの電圧Vcc、例え
ば、時間t1において、通常出力モードの動作を持続させ
るには不充分な低いレベルまで低下する。第1図のキヤ
パシタ66の放電は、偏向IC100が比較的大きな抵抗R1を
介して待機電圧VSBが提供し得る以上の電流を引出すこ
とによつて生じる。抵抗R1は、待機モード中と始動期間
中の変成器T0への負荷を低減するような大きな抵抗とさ
れている。
キヤパシタ66が始動期間中、例えば、電流iPSによつ
て放電すると、キヤパシタ66の電圧がツエナーダイオー
ド83の降服ツエナー電圧以下になつた時、このダイオー
ド83はターンオフする。しかし、トランジスタ85の方
は、抵抗91と92を通して電流が供給されることにより、
導通状態を維持する。偏向IC100は、例えば、第1図の
キヤパシタ66の電圧が第2図bに示す第2の予め定めら
れたレベルVL2以下になる時間t1まで、動作を続けて信
号HrとScとを発生する。上記の第2の予め定められたレ
ベルVL2は、例えば、4Vの低い方の保持レベルで、これ
は、第1図の抵抗91と92を通してトランジスタ85の導通
状態を保持するに充分な電流を供給するのに充分なレベ
ルである。第2図bに示す時間t1で生じるこの低い方の
保持レベル以下では、第1図のトランジスタ85はオフと
なる。しかし、トランジスタ85がオフとなると、トラン
ジスタ87と90が再び飽和し、トランジスタ76をオフに
し、トランジスタ90a〜90n、190a〜190mのエミツタ電流
を0にする。これによつて、第2図bの時間t1の後で、
始動動作が停止する。第1図のトランジスタ87と90が再
び飽和しているので、キヤパシタ66からの供給電流iPS
は減少し、前述した始動行程が繰返される。
従つて、キヤパシタ66は、通常出力モード動作状態が
得られ、電圧V+が電圧Vccを供給できるようになるま
で必要な回数、何度も充電される。このようにして、始
動期間の、例えば、第2図bの期間t1〜t2のような部分
において、第1図の偏向IC100は、キヤパシタ66が、例
えば、第2図bの時間t2で生じる第1の予め定められた
電圧レベルVL1に再充電されるまで、実質的には、負荷
電流源が非動作状態とされたオフ状態をとる。
期間t2〜t3の間、期間t0〜t1で行われたのと同様の2
回目の始動の試みが行われる。図示の例においては、時
間t3において、第1図の電圧V+は充分大きくなつて、
キヤパシタ66をダイオードD2を通して充電し始める。第
2図bの期間t3〜t4において、第1図のキヤパシタ66
は、分路調整器131によつて制御され、時間t4に生じる
レベルまで充電される。これにより、始動動作が終了
し、通常出力モードの通常動作が始まる。一方、第2図
bの時間t0の直後で、例えば、電圧VACの振幅が充分に
高い時には、始動の試みが中断されることなく成功する
場合もある。
始動期間に続く通常出力モード中は、信号110は低レ
ベルに維持され、そのために、信号V200aは高レベルに
維持される。トランジスタ87と84は非導通に維持され、
トランジスタ73、76、77、80は導通状態に維持される。
その結果、電圧VBRと供給電流iPSの通常動作レベルとに
よつて制御されるトランジスタ90a〜90n及び190a〜190m
の通常動作エミツタ電流が流れる。
このようにして、この発明の1つの特徴によれば、通
常出力モード時に温度補償されるPNP母線11上の電圧VBR
が待機モード中はスイツチング信号として働く。このよ
うにして、トランジスタ90a〜90nのエミツタ電流を待機
モード中はスイツチオフできる。
以上の構成および動作に関する説明から明らかなよう
に、この発明のテレビジヨン装置および電源によれば、
待機モードの動作時には、偏向制御回路のうち動作する
必要のない部分には給電せず必要部分のみに給電するこ
とによって、待機モード動作期間中の消費電力を減殺す
ることができ、これに伴って、待機変成器の如き関連素
子を小型化すること、ひいてはコストの低減という効果
を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明を実施した偏向ICを含むテレビジヨン
電源の回路図、第2図は第1図の偏向ICの始動期間中の
動作を説明するための波形図である。 特許請求の範囲第1項において 99……偏向回路、66……第1の供給電圧Vccの電圧源、I
C100……制御回路、90a……第1の回路段、iPS……供給
電流、i90a……供給電流の第1の部分、107……オン/
オフ制御信号源、110……オン/オフ制御信号、300……
温度補償された第2の制御信号VBRを発生する手段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジヤツク クラフト アメリカ合衆国 ニユージヤージ州 ブ リツジウオータ ベンチユラ・ドライブ 25 (72)発明者 マイケル ルーイ ロー アメリカ合衆国 ニユージヤージ州 オ ールド・ブリツジ ダイヤモンド・レー ン 86 (72)発明者 ジエフリー バジル レンダーロ アメリカ合衆国 インデイアナ州 ノー ブルズビル イースト・ローガン・スト リート 1107 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04N 5/63

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】選択的に、待機モードと通常出力モードで
    動作し、待機モード動作時の電力消費の少ない、テレビ
    ジヨン装置であって: 上記テレビジヨン装置の通常出力モードの動作期間中、
    偏向巻線中に偏向電流を生成する偏向回路と; 上記テレビジヨン装置の通常出力モードおよび待機モー
    ドの各動作期間中、所定の動作電圧を発生する動作電圧
    源と; 上記偏向回路に結合されていて、上記テレビジヨン装置
    の上記通常出力モードの動作中は上記偏向回路の動作を
    制御し、また上記待機モードの動作中は上記偏向電流の
    生成を阻止する、制御回路と; 上記テレビジヨン装置が上記通常出力モードで動作して
    いるか上記待機モードで動作しているかを選択的に示す
    オン/オフ制御信号を生成する制御信号源と; 温度補償された第2の制御信号を発生する制御信号発生
    手段と;を具備し、 上記制御回路は、上記テレビジヨン装置の上記通常出力
    モードおよび上記待機モードの各動作中に上記動作電圧
    源に結合されていて、上記通常出力モードの動作中に上
    記動作電圧源から上記制御回路に供給される供給電流の
    一部分を引出す回路段を有し; 上記制御信号発生手段は、上記オン/オフ制御信号の制
    御信号源に結合されており、かつ上記回路段に供給され
    て上記供給電流の上記一部分を温度補償されるように制
    御する上記温度補償された第2の制御信号を上記テレビ
    ジヨン装置の上記通常出力モードおよび待機モードの両
    動作中発生し、上記待機モードの動作中は上記オン/オ
    フ制御信号に応答して上記第2の制御信号に、上記回路
    段が引出す上記供給電流の上記一部分を減少させるよう
    にする; ことを特徴とするテレビジヨン装置。
  2. 【請求項2】通常出力モードと待機モードとで動作可能
    であり、待機モードの動作時における電力消費の少ない
    テレビジヨン装置用の電源であって: 入力供給電圧の電圧源と; 上記電源の動作を、通常出力モードの動作と待機モード
    の動作の一方に選択的に設定するためのオン/オフ制御
    信号の信号源と; 上記入力供給電圧の電圧源に結合されており、第2の制
    御信号に応答して、上記電源の上記通常出力モードの動
    作中のみに上記入力供給電圧から第1の供給電圧を発生
    する手段と; 上記入力供給電圧の電圧源に結合されており、上記電源
    の上記待機モードの動作中待機供給電圧を発生する手段
    と; 上記電源の上記通常出力モードの動作中上記第1の供給
    電圧に結合され、上記待機モードの動作中上記待機供給
    電圧に結合されて、上記電源の上記通常出力モードおよ
    び待機モードの各動作時に第2の供給電圧を発生する手
    段と; 上記第2の供給電圧を発生する手段に結合されており、
    上記電源の上記通常出力モードの動作中この第2の供給
    電圧を発生する手段から供給電流を引出す制御回路と; 第3の制御信号を発生する手段と;を具備し、 上記制御回路は、上記電源の上記通常出力モードの動作
    中に上記第2の制御信号を発生する時に動作状態とな
    り、また上記電源の上記通常出力モードと待機モードの
    各動作中各々上記第2の供給電圧に結合される、第1の
    複数の回路段と第2の複数の回路段を含み、上記第2の
    複数の回路段は上記電源の上記通常出力モードの動作中
    のみ動作状態とされて上記第2の供給電圧を発生する手
    段から上記供給電流の一部分を引出すように動作するも
    のであり、上記制御回路は、さらに、上記オン/オフ制
    御信号に応答して、上記電源の上記待機モードの動作中
    上記第2の複数の回路段が引出す電流を遮断して上記供
    給電流を減少させる上記第3の制御信号を上記第2の複
    数の回路段のそれぞれの制御端子に発生させる手段を含
    んで成る、テレビジヨン装置用の電源。
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