JPH0814729A - 冷蔵庫の改良型蒸発皿 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【目的】 冷蔵庫の蒸発皿は、汚れていると、悪臭の原
因となり、更に霜取り水が蒸発しにくくなる。この問題
点を解消するのが目的である。 【構成】 蒸発皿１に脱臭装置付き蓋２を設ける。又、
蒸発皿１に抗菌剤配合樹脂を採用する。更に蒸発皿１の
水洗い時期を知らせるインジケーターを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、冷蔵庫の改良型蒸発皿に関するものである。
従来の蒸発皿は、汚れていると、悪臭の原因となり、更
に霜取り水が蒸発しにくくなるという問題点が生じる。
これを事前に解消するのが目的である。特に、冷蔵庫を
個室等での使用の際は、衛生的に留意すべき面がある。
図１に示す様に、蒸発皿（１）に臭い分解イオンフィル
ター付き蓋（２）を設ける。勿論、脱臭フィルターにし
ても良いし、単に、ネット付き蓋とし、蒸発皿の水洗い
時に、ネットに消臭スプレーをかける処理をしても良
い。霜溶け水を通す排水管（３）の先端に対面する部分
は、図に示す様にカットする。なお、蒸発皿に抗菌剤配
合樹脂を採用し、湿気と暖気にある環境に対応する。し
かし、上記の構成の蒸発皿としても、定期的な蒸発皿の
水洗いの実践がなければ、その効果も半減する。うっか
り忘れがちとなるこの行為を、習慣付けるために、イン
ジケーターランプの点滅により、視覚的に認識させ促す
様にしたものが図２である。コンプレッサー又は、霜取
りタイマーのモーターによる回転数検出方式による時期
算出でも良いが、ここでは、１、２ヶ月程度周期のタイ
マー式とする。インジケーターランプは、ドアパネル部
に設け水洗い終了時に、インジケーターランプ周辺に設
けたリセットボタンを押し解除する。図３は、冷蔵庫底
部（４）にリセットボタン（５）を設け、蒸発皿（１）
挿入終了時に、蒸発皿（１）の一部がリセットボタン
（５）を押す様にしたものである。この方式のメリット
は、リセットボタンを押す手間が省けることと、インジ
ケーターランプの点滅停止の確認により、排水管（３）
の先端が完全に蒸発皿（１）へ導けたことを認識できる
ことである。以上、霜溶け水を有効に処理することで、
快適な生活の維持に貢献できる。

【図面の簡単な説明】

【図１】 本発明の斜視図

【図２】 本発明のブロック図

【図３】 冷蔵庫底部を示す本発明の模式図

【符号の説明】

（１）は蒸発皿 （２）は臭い分解イオンフィルター付
き蓋 （３）は排水管 （４）は冷蔵庫底部 （５）はリセッ
トボタン

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】蒸発皿に脱臭装置付き蓋を設ける。
2. 【請求項２】蒸発皿に抗菌剤配合樹脂を採用する。
3. 【請求項３】蒸発皿の水洗い時期を知らせるインジケー
   ターを設ける。