JPH08147246A - 小型電子機器 - Google Patents

小型電子機器

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Publication number
JPH08147246A
JPH08147246A JP6286583A JP28658394A JPH08147246A JP H08147246 A JPH08147246 A JP H08147246A JP 6286583 A JP6286583 A JP 6286583A JP 28658394 A JP28658394 A JP 28658394A JP H08147246 A JPH08147246 A JP H08147246A
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JP
Japan
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pitch
data
key
input
rhythm
Prior art date
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Pending
Application number
JP6286583A
Other languages
English (en)
Inventor
Shunichi Teraoka
俊一 寺岡
Kazuaki Hagiwara
一晃 萩原
Takashi Uehara
孝 上原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP6286583A priority Critical patent/JPH08147246A/ja
Publication of JPH08147246A publication Critical patent/JPH08147246A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、単なるデータの登録管理だけでな
く、所望の作詞,作曲,演奏を行なうことが可能になる
遊戯性の高い電子手帳等の小型電子機器を提供すること
を目的とする。 【構成】手帳モードにおける「書込み」キー14の操作に
応じ内蔵RAMに登録された手帳データが「検索」キー
15の操作により必要に応じて液晶表示部22に表示される
だけでなく、音楽モードでは、「入力」キー16の操作に
より切換え設定される、文字入力設定状態でアルファベ
ットキー25によりローマ字読みで入力される任意の歌詞
データと、音高入力設定状態でアルファベットキー25に
より入力される任意の音高データと、音長入力設定状態
でテンキー23により入力される任意の音長データとに基
づき、「実行」キー18に応じて前記歌詞データに対応す
る音声が前記音高及び音長に従ってスピーカ21から演奏
出力される構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、任意のデータを登録し
て管理し適宜読出して出力する小型電子機器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、一般に実用されている電子手帳と
しては、住所データや電話番号データあるいはスケジュ
ールデータ等を登録して記憶管理し、この管理データを
ユーザの必要に応じて検索して読出し表示部に表示出力
させる機能を有している。
【0003】すなわち、電子手帳は、住所データや電話
番号データを登録して、アドレス帳として使用したり、
スケジュールデータを登録してスケジュール帳として使
用したり、あるいは所望の駅における電車の運行ダイヤ
を登録して時刻表として使用したりするもので、このよ
うに、電子手帳は、従来から専ら、データの登録管理,
検索表示用の小型電子機器として利用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記電
子手帳等の小型電子機器は、より小型,低価格化の一途
を辿っており、実用初期のようにビジネスマン,学生等
の大人だけではなく、小中学生等の子供にも広く普及し
ているため、単にデータを登録管理し検索表示する機能
だけでは、遊戯性に欠ける問題がある。
【0005】本発明は前記の問題に鑑みなされたもの
で、単なるデータの登録管理だけでなく、所望の作詞,
作曲,演奏を行なうことが可能になる遊戯性の高い小型
電子機器を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明に係わ
る第1の小型電子機器は、所望のデータの登録管理を行
なう小型電子機器にあって、任意の文字を入力する文字
入力手段と、この文字入力手段により入力された文字に
対応して任意の音高を設定する音高設定手段と、この音
高設定手段により設定された入力文字に対応した音高の
出力の長さを設定する音長設定手段と、前記文字入力手
段により入力された文字に対応する音声を前記音高設定
手段により設定された音高及び前記音長設定手段により
設定された音長に従って出力する演奏手段とを備えて構
成したものである。
【0007】また、本発明に係わる第2の小型電子機器
は、所望のデータの登録管理を行なう小型電子機器にあ
って、複数種類の文字のそれぞに対応して予め設定され
た音高データを記憶する音高記憶手段と、任意の文字を
入力する文字入力手段と、複数種類のリズムの中から任
意のリズムを選択的に設定するリズム設定手段と、前記
文字入力手段により入力された文字に対応する音高デー
タを前記音高記憶手段から読出し、その音高に対応する
音を前記リズム設定手段により設定されたリズムに従っ
て出力する演奏手段とを備えて構成したものである。
【0008】さらに、本発明に係わる第3の小型電子機
器は、所望のデータの登録管理を行なう小型電子機器に
あって、複数種類の文字のそれぞに対応して予め設定さ
れた音高データを記憶する音高記憶手段と、任意の文字
を入力する文字入力手段と、複数種類のリズムの中から
任意のリズムを選択的に設定するリズム設定手段と、複
数種類の音色の中から任意の音色を選択的に設定する音
色設定手段と、前記文字入力手段により入力された文字
に対応する音高データを前記音高記憶手段から読出し、
その音高に対応する音を前記音色設定手段により設定さ
れた音色で前記リズム設定手段により設定されたリズム
に従って出力する演奏手段とを備えて構成したものであ
る。
【0009】
【作用】つまり、前記第1の小型電子機器では、文字入
力手段により入力された文字に対応する音声が、音高設
定手段により設定された音高及び音長設定手段により設
定された音長に従って演奏出力されることになる。
【0010】また、前記第2の小型電子機器では、文字
入力手段により入力された文字に対応する音高データ
が、複数種類の文字のそれぞに対応して予め設定された
音高データを記憶している音高記憶手段から読出され、
その音高に対応する音が、リズム設定手段により設定さ
れたリズムに従って演奏出力されることになる。
【0011】さらに、前記第3の小型電子機器では、文
字入力手段により入力された文字に対応する音高データ
が、複数種類の文字のそれぞに対応して予め設定された
音高データを記憶している音高記憶手段から読出され、
その音高に対応する音が、音色設定手段により設定され
た音色でリズム設定手段により設定されたリズムに従っ
て演奏出力されることになる。
【0012】
【実施例】以下図面により本発明の実施例について説明
する。図1は本発明の小型電子機器を実施した電子手帳
の外観構成を示す図である。電子手帳本体11は、左右
に開く手帳式の筐体を有しており、左操作面12aに
は、手帳モードと音楽モードとを切換える際に操作され
る「モード」キー13、前記手帳モードにおいてキー入
力表示された住所データ,電話番号データ,スケジュー
ルデータ等の手帳データを登録する際に操作される「書
込み」キー14、前記登録された手帳データを順次検索
表示する際に操作される「検索」キー15、前記音楽モ
ードにおいて歌詞データの入力状態,音高データの入力
状態,音長データの入力状態を切換える際に操作される
「入力」キー16、前記音楽モードにおいて複数のリズ
ム(ロック,ジャズ,サンバ,ポップス等)の選択画面
を表示させる際に操作される「リズム」キー17、任意
の歌詞や音高、音長あるいはリズムの入力設定により作
成された音楽を演奏出力する際に操作される「実行」キ
ー18、ひらがな入力モードと英字入力モードとを切換
える際に操作される「かな/英字」キー19、前記手帳
モードにおいては表示データの選択キーあるいはカーソ
ル移動キーとして操作され、前記音楽モードにおいては
前記リズム選択画面における任意のリズムを選択するキ
ーとして操作されるカーソルキー「↑」20a,「↓」
20b、及びこの電子手帳におけるキー操作音や前記
「実行」キー18の操作に伴なう作成音楽が演奏出力さ
れるスピーカ21がそれぞれ設けられる。
【0013】また、前記電子手帳本体11の左操作面1
2aには、液晶ドットマトリクス表示部22が設けられ
る。この液晶ドットマトリクス表示部22には、前記電
子手帳モードにあっては、キー入力データに対応する各
種の手帳データや、登録済みの手帳データが検索されて
表示される。
【0014】また、前記音楽モードにあっては、キー入
力される歌詞,音高,音長等の音楽要素データや前記リ
ズム選択用の画面データ、そして、前記各音楽要素デー
タや選択されたリズムに基づいて作成された音楽の楽譜
データ等が表示される。
【0015】一方、前記電子手帳本体11の右操作面1
2bには、テンキー「0〜9」23、演算子キー「+,
−,×,÷,=」24、そして、各種データ入力用のア
ルファベットキー「A〜Z」25が設けられる。
【0016】ここで、前記テンキー23や演算子キー2
4は、通常は数値データの入力や計算式を入力する際に
操作されるが、前記音楽モードにおける音長入力状態で
は、2分音符,4分音符,8分音符,16分音符等の音
長を入力設定する際に操作される。
【0017】また、前記アルファベットキー25は、通
常はローマ字読みによるひらがな入力や英字入力を行な
う際に操作されるが、前記音楽モードにおける音高入力
状態では、ドレミファソラシドの音高を入力設定する際
に操作される。
【0018】図2は前記電子手帳の電子回路の構成を示
すブロック図である。この電子手帳は、CPU(中央処
理装置)31を備えている。前記CPU31は、キー入
力部12(12a,12b)からのキー操作信号に応じ
て起動されるROM32に予め記憶されたシステムプロ
グラムに従って回路各部の動作制御を司るもので、この
CPU31には、キー入力部12,ROM32の他、音
ROM33,RAM34が接続される。
【0019】また、前記CPU31には、表示駆動回路
35を介して液晶表示部22が接続されると共に、増幅
回路36を介してスピーカ21が接続される。前記キー
入力部12には、前記電子手帳本体11の左操作面12
a及び右操作面12bに設けられた各種のキーが備えら
れる。
【0020】前記ROM32には、この電子手帳回路の
全体の動作を司るシステムプログラムが予め記憶される
と共に、手帳モード処理プログラムや音楽モード処理プ
ログラム等、各種動作モードに応じたサブプログラムが
予め記憶される。
【0021】前記音ROM33には、音声,ピアノ,バ
イオリン,トランペット等の各種の音源が、それぞれド
レミファソラシの7段階数オクターブからなる音高に対
応させてパルスコード化された音源として記憶される。
【0022】図3は前記電子手帳のRAM34に備えら
れるレジスタの構成を示す図である。すなわち、前記R
AM34には、液晶表示部22に表示させるべき被表示
データがイメージデータとして書込まれフレームメモリ
として機能する表示レジスタ34a、「名前」及び「電
話番号」からなる所定人数分の住所,電話番号データや
個人スケジュールデータ等の各種手帳データが手帳デー
タポインタPで示されるアドレスに登録される手帳デー
タレジスタ34b、手帳モードの設定状態で“0”,音
楽モードの設定状態で“1”にセットされるモードフラ
グレジスタM、音楽モードにおける文字入力設定状態で
“0”,音高入力設定状態で“1”,音長入力設定状態
で“2”,音楽出力設定状態で“3”にそれぞれ変更セ
ットされる音楽作成状態レジスタLが備えられる。
【0023】また、前記RAM34には、前記音楽モー
ドでの文字入力設定状態においてキー入力される文字デ
ータが個々に記憶される歌詞データレジスタ34c、前
記音楽モードでの音高入力設定状態においてキー入力さ
れる音高データが前記歌詞データレジスタ34cに記憶
された個々の文字データに対応付けて記憶される音高デ
ータレジスタ34d、前記音長入力設定状態においてキ
ー入力される音長データが前記歌詞データレジスタ34
cに記憶された個々の文字データ及び前記音高データレ
ジスタ34dに記憶された個々の音高データに対応付け
て記憶される音長データレジスタ34eが備えられる。
【0024】次に、前記構成による電子手帳の動作につ
いて説明する。図4は前記電子手帳の全体処理を示すフ
ローチャートである。すなわち、キー入力部12におけ
る「モード」キー13を操作した際に、RAM34のモ
ードフラグレジスタMに“0”がセットされている場
合、つまり、現在、CPU31が手帳モードに設定され
ている場合には、該モードフラグレジスタMに“1”が
セットされ、CPU31は音楽モードに切換え設定され
る(ステップS1→S2→S3)。
【0025】また、前記「モード」キー13を操作した
際に、RAM34のモードフラグレジスタMに“1”が
セットされている場合、つまり、現在、CPU31が音
楽モードに設定されている場合には、該モードフラグレ
ジスタMに“0”がセットされ、CPU31は手帳モー
ドに切換え設定される(ステップS1→S2→S4)。
【0026】そして、前記RAM34のモードフラグレ
ジスタMに“0”がセットされている手帳モードにあっ
ては、CPU31により手帳モード処理(図5参照)が
実行される(ステップS5→SA)。
【0027】また、モードフラグレジスタMに“1”が
セットされている音楽モードにあっては、CPU31に
より音楽モード処理(図6,図7参照)が実行される
(ステップS5→SB)。
【0028】図5は前記電子手帳における手帳モード処
理を示すフローチャートである。すなわち、RAM34
内のモードフラグレジスタMに“0”がセットされてい
る手帳モードにあって、キー入力部12のアルファベッ
トキー25やテンキー23を操作して「名前」「電話番
号」等の手帳データを入力すると、そのキー入力手帳デ
ータは、CPU31から表示駆動回路35を介して液晶
表示部22に順次表示される(ステップA1→A2,A
3)。
【0029】また、キー入力部12の「書込み」キー1
4を操作すると、現在、液晶表示部22に表示されてい
る手帳データがRAM34内の手帳データレジスタ34
bに登録される(ステップA4→A5)。
【0030】また、キー入力部12の「検索」キー15
を操作すると、そのキー操作毎にRAM34内の手帳デ
ータポインタPが(+1)されて更新され、手帳データ
レジスタ34bに登録されている手帳データが順次検索
されると共に、該検索された手帳データはCPU31に
読出され、表示駆動回路35を介して液晶表示部22に
表示される(ステップA6→A7,A3)。
【0031】図6は前記電子手帳における音楽モード処
理を示すフローチャートである。図7は前記電子手帳に
おける音楽モード処理に伴なうキー操作対応の表示動作
を示す図である。
【0032】まず、アルファベットキー25を操作し
て、例えば図7(A)に示すように、ローマ字読みで
「O(お)」「KI(き)」「NA(な)」…と入力さ
れると、RAM24内の音楽作成状態レジスタLに
“0”がセットされているか、つまり、文字入力設定状
態であることが判断され、前記キー入力文字データ
「お」「き」「な」…が、順次各文字データ毎にRAM
34内の歌詞データレジスタ34cに記憶されると共
に、液晶表示部22に表示される(ステップB1→B2
→B3,B4)。
【0033】こうして、前記入力表示されたキー入力文
字列データが、RAM34内の歌詞データレジスタ34
cに所望の歌詞として記憶された状態で、当該歌詞デー
タレジスタ34cに入力記憶された歌詞データの1文字
1文字に対し音高を設定するべく、図7(B)に示すよ
うに、「入力」キー16を操作すると、RAM24内の
音楽作成状態レジスタLが“0”から“1”に変更セッ
トされ、音高入力設定状態に切換えられる(ステップB
5→B6→B7)。
【0034】この音高入力設定状態では、キー入力部1
2におけるアルファベットキー25は、ドレミファソラ
シからなる7段階数オクターブの音高入力キーとして機
能する。
【0035】ここで、前記アルファベットキー25を選
択的に操作して、前記入力表示された歌詞データ「お」
「き」「な」…に対する各音高として「C(ド)」「C
(ド)」「D(レ)」…と入力されると、RAM34内
の音楽作成状態レジスタLに“1”がセットされている
か、つまり、音高入力設定状態であることが判断され、
前記キー入力音高データ「ド」「ド」「レ」…が、RA
M34内の音高データレジスタ34dに前記歌詞データ
レジスタ34cに既に記憶されている歌詞データ「お」
「き」「な」…のそれぞれ対応して記憶されると共に、
液晶表示部22に表示される(ステップB1→B2→B
8→B9,B4)。
【0036】こうして、前記歌詞データ及び音高データ
がRAM34内の歌詞データレジスタ34c及び音高デ
ータレジスタ34dに所望の歌詞,音高として記憶され
た状態で、当該歌詞データの1文字1文字及びその音高
に対し音長を設定するべく、図7(C)に示すように、
「入力」キー16を操作すると、RAM24内の音楽作
成状態レジスタLが“1”から“2”に変更セットさ
れ、音長入力設定状態に切換えられる(ステップB5→
B6→B10→B11)。
【0037】この音長入力設定状態では、キー入力部1
2におけるテンキー23は、2分音符,4分音符,8分
音符,16分音符等の音長入力キーとして機能する。こ
こで、前記テンキー23を選択的に操作して、前記入力
表示された歌詞データ「お」「き」「な」…及び音高デ
ータ「ド」「ド」「レ」…に対する各音長として「2
(4分音符)」「3(8分音符)」「3(8分音符)」
…と入力されると、RAM34内の音楽作成状態レジス
タLに“2”がセットされているか、つまり、音長入力
設定状態であることが判断され、前記キー入力音長デー
タ「4分音符」「8分音符」「8分音符」…が、RAM
34内の音長データレジスタ34eに前記歌詞データレ
ジスタ34c及び音高データレジスタ34dに既に記憶
されている歌詞データ「お」「き」「な」…及び「ド」
「ド」「レ」…のそれぞれ対応して記憶されると共に、
液晶表示部22に表示される(ステップB1→B2→B
8→B12,B13)。
【0038】こうして、前記歌詞データ,音高データ,
及び音長データが、それぞれRAM34内の歌詞データ
レジスタ34c,音高データレジスタ34d,及び音長
データレジスタ34eに所望の歌詞,音高,音長として
記憶設定された状態で、図7(D)に示すように、さら
に「入力」キー16を操作すると、RAM24内の音楽
作成状態レジスタLが“0”“1”の何れでもないと判
断され、前記各レジスタ34c,34d,34eに記憶
設定された歌詞,音高,音長それぞれの音楽要素データ
に基づく楽譜が作成表示される(ステップB5→B6→
B10→B14)。
【0039】そして、図7(E)に示すように、「実
行」キー18を操作すると、液晶表示部22に楽譜表示
中であることが判断されることで、RAM34内の音楽
作成状態レジスタLが“3”にセットされ、音楽出力設
定状態に切換えられる(ステップB15→B16→B1
7)。
【0040】すると、前記歌詞データレジスタ34cに
記憶されている歌詞データ「お」「き」「な」…に対応
する音声が、前記音高データレジスタ34dに記憶され
ている音高データ「ト」「ド」「レ」…及び前記音長デ
ータレジスタ34eに記憶されている音長データ「4分
音符」「8分音符」「8分音符」…に従って、音ROM
33から音源として読出され、増幅回路36を介しスピ
ーカ21から演奏出力される(ステップB18)。
【0041】ここで、前記音声出力による演奏が終了し
たか否か判断されるもので、前記各音楽要素データに基
づく演奏出力中である場合には、前記RAM34内の音
楽作成状態レジスタLが“3”であるとの判断により、
その演奏出力が継続される(ステップB19〜B15→
B20→B18,B19)。
【0042】この後、前記各対応するレジスタ34c,
34d,34eに記憶された歌詞データ,音高データ,
音長データに従った演奏出力が終了すると、前記音楽作
成状態レジスタLが“0”にリセットされる(ステップ
B19→B21)。
【0043】したがって、前記構成の電子手帳によれ
ば、手帳モードにおける「書込み」キー14の操作に応
じてRAM34内の手帳データレジスタ34bに登録さ
れた「名前」「電話番号」等の手帳データが、「検索」
キー15の操作により必要に応じて読出され液晶表示部
22に表示されるだけでなく、音楽モードにおいては、
「入力」キー16の操作により切換え設定される、文字
入力設定状態でアルファベットキー25の操作によりロ
ーマ字読みで入力される任意の歌詞データと、音高入力
設定状態でアルファベットキー25の操作により入力さ
れる任意の音高データと、音長入力設定状態でテンキー
23の操作により入力される任意の音長データとに基づ
き、「実行」キー18の操作に応じて前記歌詞データに
対応する音声が前記音高及び音長に従ってスピーカ21
から演奏出力されるので、単にデータを登録管理し検索
表示する機能だけでなく、所望の作詞,作曲で演奏する
ことができ、遊戯性を大幅に向上できるようになる。
【0044】なお、前記実施例では、任意に入力された
歌詞データに対応する音声が、その個々の入力文字に応
じて任意に設定された音高及び音長に従って演奏出力さ
れる構成としたが、次に説明する本発明の他の実施例の
ように、文字入力に対して予め設定される音高と、複数
種類のリズム(ロック,ジャズ,サンバ,ポップス)の
中から選択的に設定されるリズムに従って、音声以外の
ピアノ,バイオリン等の音色で演奏が行なえる構成とし
てもよい。
【0045】図8は本発明の他の実施例に係わる電子手
帳のRAM34に備えられるレジスタの構成を示す図で
ある。すなわち、前記RAM34には、液晶表示部22
に表示させるべき被表示データがイメージデータとして
書込まれフレームメモリとして機能する表示レジスタ3
4a、「名前」及び「電話番号」からなる所定人数分の
住所,電話番号データや個人スケジュールデータ等の各
種手帳データが手帳データポインタPで示されるアドレ
スに登録される手帳データレジスタ34b、手帳モード
の設定状態で“0”,音楽モードの設定状態で“1”に
セットされるモードフラグレジスタM、任意のリズムの
選択設定状態で“1”にセットされるリズム設定フラグ
レジスタT、演奏出力の設定状態で“1”にセットされ
る演奏設定フラグレジスタSが備えられる。
【0046】また、前記RAM34には、音楽モードに
おいてキー入力される文字データが個々に記憶される入
力データレジスタ34fが備えられる。図9は前記本発
明の他の実施例に係わる電子手帳の音ROM33aに記
憶される音源データを示す図である。
【0047】すなわち、この音ROM33aには、
「あ」〜「ん」までの50音文字のそれぞれに対応して
予め設定された音高データ「ドレミファソラシ」が記憶
されるもので、この音ROM33aにおける各音高デー
タのパルスコードは、例えばピアノ音源として読出され
る。
【0048】図10は前記本発明の他の実施例に係わる
電子手帳における音楽モード処理を示すフローチャート
である。図11は前記本発明の他の実施例に係わる電子
手帳における音楽モード処理に伴なうキー操作対応の表
示動作を示す図である。
【0049】まず、図11(A)に示すように、アルフ
ァベットキー25を操作してローマ字読みにより任意の
文字データ「き」「た」「じ」「ま」「ご」「ろ」
「う」を入力すると、そのキー入力文字データはRAM
34内の入力データレジスタ34fに順次記憶されると
共に、液晶表示部22に表示される(ステップC1→C
2,C3)。
【0050】こうして、任意の文字列データを入力した
後、任意のリズムを設定すべく、図11(B)に示すよ
うに、「リズム」キー17を操作すると、RAM34内
のリズム設定フラグレジスタTに“1”がセットされ、
ロック,ジャズ,サンバ,ポップス等の複数種類のリズ
ム選択画面が液晶表示部22に表示される(ステップC
4→C5,C6)。
【0051】ここで、図11(C)に示すように、カー
ソルキー「↓」20bを2回操作すると、前記RAM3
4内のリズム設定フラグレジスタTに“1”がセットさ
れていること、つまり、リズム選択設定状態であること
が判断され、前記リズム選択画面上のカーソルKが2段
階下方へ移動され、「サンバ」のリズムが選択される
(ステップC7→C8→C9)。
【0052】こうして、前記RAM34内の入力データ
レジスタ34fに任意の文字列「き」「た」「じ」
「ま」「ご」「ろ」「う」が記憶されると共に、前記
「サンバ」のリズムが選択設定された状態で、図11
(D)に示すように、「実行」キー18を操作すると、
前記リズム設定フラグレジスタTに“1”がセットされ
ていること、つまり、リズムの選択設定が成された状態
であることが判断された後、演奏設定フラグレジスタS
に“1”がセットされ、演奏出力の設定状態に切換えら
れる(ステップC10→C11→C12)。
【0053】すると、前記RAM34内の入力データレ
ジスタ34fに記憶された文字データ「き」「た」
「じ」「ま」「ご」「ろ」「う」のそれぞれに対応する
音高の音源が音ROM33aから読出され、前記ステッ
プC9において選択設定された「サンバ」のリズムに従
って生成されたピアノ音が、増幅回路36を介しスピー
カ21から演奏出力される(ステップC13)。
【0054】ここで、前記サンバのピアノ音出力による
演奏が終了したか否か判断されるもので、演奏出力中で
ある場合には、前記RAM34内の演奏設定フラグレジ
スタSが“1”であるとの判断により、その演奏出力が
継続される(ステップC14〜C15→C13→C1
4)。
【0055】この後、前記サンバのピアノ音による演奏
出力が終了すると、前記リズム設定フラグレジスタT及
び演奏設定フラグレジスタSがそれぞれ“0”にリセッ
トされる(ステップC14→C16,C17)。
【0056】なお、前記他の実施例において音ROM3
3aから読出される音源の音色は、ピアノ音として説明
したが、該音ROM33aには複数種類の楽器に対応す
る音源をそれぞれ記憶させ、任意の音色を選択設定して
演奏出力する構成としてもよい。
【0057】
【発明の効果】以上のように、本発明の第1の小型電子
機器によれば、文字入力手段により入力された文字に対
応する音声が、音高設定手段により設定された音高及び
音長設定手段により設定された音長に従って演奏出力さ
れるようになる。
【0058】また、本発明の第2の小型電子機器によれ
ば、文字入力手段により入力された文字に対応する音高
データが、複数種類の文字のそれぞに対応して予め設定
された音高データを記憶している音高記憶手段から読出
され、その音高に対応する音が、リズム設定手段により
設定されたリズムに従って演奏出力されるようになる。
【0059】さらに、本発明の第3の小型電子機器によ
れば、文字入力手段により入力された文字に対応する音
高データが、複数種類の文字のそれぞに対応して予め設
定された音高データを記憶している音高記憶手段から読
出され、その音高に対応する音が、音色設定手段により
設定された音色でリズム設定手段により設定されたリズ
ムに従って演奏出力されるようになる。よって、本発明
によれば、単なるデータの登録管理だけでなく、所望の
作詞,作曲,演奏を行なうことが可能になる遊戯性の高
い小型電子機器を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の小型電子機器の実施例に係わる電子手
帳の外観構成を示す図。
【図2】前記電子手帳の電子回路の構成を示すブロック
図。
【図3】前記電子手帳のRAMに備えられるレジスタの
構成を示す図。
【図4】前記電子手帳の全体処理を示すフローチャー
ト。
【図5】前記電子手帳における手帳モード処理を示すフ
ローチャート。
【図6】前記電子手帳における音楽モード処理を示すフ
ローチャート。
【図7】前記電子手帳における音楽モード処理に伴なう
キー操作対応の表示動作を示す図。
【図8】本発明の他の実施例に係わる電子手帳のRAM
に備えられるレジスタの構成を示す図。
【図9】前記本発明の他の実施例に係わる電子手帳の音
ROMに記憶される音源データを示す図。
【図10】前記本発明の他の実施例に係わる電子手帳に
おける音楽モード処理を示すフローチャート。
【図11】前記本発明の他の実施例に係わる電子手帳に
おける音楽モード処理に伴なうキー操作対応の表示動作
を示す図。
【符号の説明】
11…電子手帳本体、12a…左操作パネル、12b…
右操作パネル、12…キー入力部、13…「モード」キ
ー、14…「書込み」キー、15…「検索」キー、16
…「入力」キー、17…「リズム」キー、18…「実
行」キー、19…「かな/英字」キー、20a「↑」,
20b「↓」…カーソルキー、21…スピーカ、22…
液晶表示部、23…テンキー、24…演算子キー、25
…アルファベットキー、31…CPU、32…ROM、
33、33a…音ROM、34…RAM、34a…表示
レジスタ、34b…手帳データレジスタ、34c…歌詞
データレジスタ、34d…音高データレジスタ、34e
…音長データレジスタ、34f…入力データレジスタ、
35…表示駆動回路、36…増幅回路、M…モードフラ
グレジスタ、P…手帳データポインタ、L…音楽作成状
態レジスタ、T…リズム設定フラグレジスタ、S…演奏
設定フラグレジスタ。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所望のデータの登録管理を行なう小型電
    子機器にあって、 任意の文字を入力する文字入力手段と、 この文字入力手段により入力された文字に対応して任意
    の音高を設定する音高設定手段と、 この音高設定手段により設定された入力文字に対応した
    音高の出力の長さを設定する音長設定手段と、 前記文字入力手段により入力された文字に対応する音声
    を前記音高設定手段により設定された音高及び前記音長
    設定手段により設定された音長に従って出力する演奏手
    段と、を具備したことを特徴とする小型電子機器。
  2. 【請求項2】 所望のデータの登録管理を行なう小型電
    子機器にあって、 複数種類の文字のそれぞに対応して予め設定された音高
    データを記憶する音高記憶手段と、 任意の文字を入力する文字入力手段と、 複数種類のリズムの中から任意のリズムを選択的に設定
    するリズム設定手段と、 前記文字入力手段により入力された文字に対応する音高
    データを前記音高記憶手段から読出し、その音高に対応
    する音を前記リズム設定手段により設定されたリズムに
    従って出力する演奏手段と、を具備したことを特徴とす
    る小型電子機器。
  3. 【請求項3】 所望のデータの登録管理を行なう小型電
    子機器にあって、 複数種類の文字のそれぞに対応して予め設定された音高
    データを記憶する音高記憶手段と、 任意の文字を入力する文字入力手段と、 複数種類のリズムの中から任意のリズムを選択的に設定
    するリズム設定手段と、複数種類の音色の中から任意の
    音色を選択的に設定する音色設定手段と、 前記文字入力手段により入力された文字に対応する音高
    データを前記音高記憶手段から読出し、その音高に対応
    する音を前記音色設定手段により設定された音色で前記
    リズム設定手段により設定されたリズムに従って出力す
    る演奏手段と、を具備したことを特徴とする小型電子機
    器。
JP6286583A 1994-11-21 1994-11-21 小型電子機器 Pending JPH08147246A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010224327A (ja) * 2009-03-25 2010-10-07 Fujitsu Ltd メロディ作成装置、メロディ作成プログラムおよびメロディ作成方法
US8472173B2 (en) 2009-01-28 2013-06-25 Nec Corporation Electric apparatus

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