JP2010224327A - メロディ作成装置、メロディ作成プログラムおよびメロディ作成方法 - Google Patents

メロディ作成装置、メロディ作成プログラムおよびメロディ作成方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザによる入力操作に基づいて特別な音楽の知識を要せずに独自性のあるメロディを作成可能にする。
【解決手段】入力情報取得手段1aは、ユーザによる操作手段1eの操作に基づいて入力情報を取得する。メロディ情報作成手段1bは、入力情報取得手段1aによって取得された入力情報と、メロディ作成情報記憶手段1dに記憶されているメロディ作成情報と、に基づいてメロディを示すメロディ情報を生成する。出力手段1cは、メロディ情報作成手段1bによって生成されたメロディ情報を出力する。メロディ作成情報記憶手段1dは、操作手段1eの操作に基づいて取得される入力情報からメロディを作成するメロディ作成情報を記憶する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ユーザによる操作に基づいてメロディを作成するメロディ作成装置、メロディ作成プログラムおよびメロディ作成方法に関する。
従来、ユーザの入力に基づいて音楽データが作成または選択される技術が知られている。例えば、ユーザが作成したテキストデータからキーワード等の特定の情報を抽出し、抽出した情報に基づいてメロディを作成する技術が知られている。これにより、テキストを読む時において同時にメロディを演奏させ、読み手の興味を高めることができる。
特開2005−285038号公報 特開2004−226671号公報
これに関して、ユーザ自らが文章のイメージに合った曲を既存の曲から選択した場合、多くの曲の中から文章の内容や感情に合った曲を発見するまでの手間が煩雑であるという問題点があった。また、文章に含まれるキーワードに基づいて曲を選択した場合、同じ曲ばかりになってしまい独自性を出すことが難しいという問題点があった。
本件はこのような点に鑑みてなされたものであり、入力操作時に得られる情報に基づいて作曲の専門的な知識を用いることなく独自性のあるメロディを作成するメロディ作成装置、メロディ作成プログラムおよびメロディ作成方法を提供することを目的とする。
開示のメロディ作成装置は、操作手段の操作に基づいて取得される入力情報からメロディを作成するメロディ作成情報を記憶するメロディ作成情報記憶手段と、ユーザによる前記操作手段の前記操作に基づいて前記入力情報を取得する入力情報取得手段と、前記入力情報取得手段によって取得された前記入力情報と、前記メロディ作成情報記憶手段に記憶されているメロディ作成情報と、に基づいて前記メロディを示すメロディ情報を生成するメロディ情報作成手段と、前記メロディ情報作成手段によって生成された前記メロディ情報を出力する出力手段と、を有する。
開示のメロディ作成装置によれば、メロディ作成情報記憶手段によって、操作手段の操作に基づいて取得される入力情報からメロディを作成するメロディ作成情報が記憶される。入力情報取得手段によって、ユーザによる操作手段の操作に基づいて入力情報が取得される。メロディ情報作成手段によって、入力情報取得手段によって取得された入力情報と、メロディ作成情報記憶手段に記憶されているメロディ作成情報と、に基づいてメロディを示すメロディ情報が生成される。出力手段によって、メロディ情報作成手段によって生成されたメロディ情報が出力される。
開示のメロディ作成装置、メロディ作成プログラムおよびメロディ作成方法によれば、ユーザによる入力操作に基づいて特別な音楽の知識を要せずに独自性のあるメロディを作成できる。
本実施の形態の概要を示す図である。 本実施の形態のシステム構成を示す図である。 情報処理装置のハードウェア構成を示す図である。 情報処理装置の構成を示すブロック図である。 設定テーブルの構成例を示す図である。 ユーザ入力テーブルの構成例を示す図である。 音階変換テーブルの構成例を示す図である。 音階変換テーブルの構成例を示す図である。 テンポ決定テーブルの構成例を示す図である。 曲調決定テーブルの構成例を示す図である。 メロディ作成処理の手順を示すフローチャートである。 メロディ作成処理の手順を示すフローチャートである。 旋律決定処理の手順を示すフローチャートである。 テンポ決定処理の手順を示すフローチャートである。 リズム決定処理の手順を示すフローチャートである。 曲調決定処理の手順を示すフローチャートである。 設定画面を示す図である。 ユーザ入力情報に基づく旋律の例を示す図である。 ユーザ入力情報に基づくリズムの例を示す図である。 作成されたメロディの例を示す図である。
以下、実施の形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本実施の形態の概要を示す図である。図1に示すメロディ作成装置1は、ユーザの操作に基づいてメロディを作成する。メロディ作成装置1は、入力情報取得手段1a、メロディ情報作成手段1b、出力手段1c、メロディ作成情報記憶手段1d、操作手段1eを有する。
入力情報取得手段1aは、ユーザによる操作手段1eの操作に基づいて入力情報を取得する。これにより、ユーザが操作手段1eを操作した時の入力情報がメロディ作成装置1によって取得される。
メロディ情報作成手段1bは、入力情報取得手段1aによって取得された入力情報と、メロディ作成情報記憶手段1dに記憶されているメロディ作成情報と、に基づいてメロディを示すメロディ情報を生成する。
出力手段1cは、メロディ情報作成手段1bによって生成されたメロディ情報を出力する。メロディ情報は、入力情報からメロディ作成装置1によって作成されるメロディまたはその要素を示す情報を有する。例えば、出力手段1cは、メロディ情報作成手段1bによって生成されたメロディ情報を、データとして出力することができる。
メロディ作成情報記憶手段1dは、操作手段1eの操作に基づいて取得される入力情報からメロディを作成するメロディ作成情報を記憶する。メロディ作成情報は、入力情報を作成されるメロディに変換する情報である。メロディ作成情報は、例えば、入力情報またはその要素と、メロディ情報またはその要素とを対応付ける情報として作成することができる。
操作手段1eは、ユーザによる操作を受け付ける入力装置である。操作手段1eは、例えば、キーボード、押しボタン、タッチパネル、マウス等である。操作手段1eは、メロディ作成装置1が有しているものであってもよく、メロディ作成装置1の外部に設けられておりメロディ作成装置1と接続されて使用されるものであってもよい。
このようなメロディ作成装置1によれば、メロディ作成情報記憶手段1dによって、操作手段1eの操作に基づいて取得される入力情報からメロディを作成するメロディ作成情報が記憶される。入力情報取得手段1aによって、ユーザによる操作手段1eの操作に基づいて入力情報が取得される。メロディ情報作成手段1bによって、入力情報取得手段1aによって取得された入力情報と、メロディ作成情報記憶手段1dに記憶されているメロディ作成情報と、に基づいてメロディを示すメロディ情報が生成される。出力手段1cによって、メロディ情報作成手段1bによって生成されたメロディ情報が出力される。
これによって、ユーザの入力操作に基づいて特別な音楽の知識を要せずに独自性のある曲を作成できる。
以下、本実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図2は、本実施の形態のシステム構成を示す図である。図2に示すメロディ作成システムは、情報処理装置100のユーザによる入力に基づいて作成したメロディを、インターネット(Internet)10で接続された情報処理装置200のユーザに視聴可能に提供するシステムである。
本実施の形態に係るメロディ作成システムにおいて、情報処理装置100は、インターネット10を介して、情報処理装置200およびWebサーバ300と接続されている。
情報処理装置100は、パーソナルコンピュータ等のコンピュータである。情報処理装置100は、電気通信回線であるインターネット10を介してWebサーバ300と通信することにより、ユーザによる入力に基づいて作成したメロディ情報を、ユーザが作成したテキストデータと共にWebサーバ300に送信する。これにより、ユーザは、作成したメロディ情報およびテキストデータを、Webサーバ300を用いて開設されるWebサイト上にアップロードして、メロディ情報およびテキストデータをメロディ付きコンテンツとして公開することができる。情報処理装置200のユーザは、情報処理装置200を用いてWebサーバ300と通信することにより、情報処理装置100のユーザが作成したメロディ情報およびテキストデータを取得してメロディ付きコンテンツを視聴することができる。
また、情報処理装置100は、ユーザによる入力に基づいて作成したメロディ情報を、ユーザが作成したテキストデータと共に、インターネット10を介して情報処理装置200のユーザ宛てのメロディ付き電子メールとして送信することができる。情報処理装置200のユーザは、情報処理装置200を用いて情報処理装置100のユーザから送信されたメロディ付き電子メールを視聴することができる。
なお、これに限らず、情報処理装置100のユーザは、情報処理装置100が有するメロディ作成機能によって作成したメロディ情報を、例えば、フラッシュメモリ等の記録媒体にテキストデータと共にまたは単独で記録して配布する等、他の方法で配布することができる。
情報処理装置200は、情報処理装置100のユーザが作成したメロディ情報とテキストデータを上記の様に取得し、取得したデータに基づいてメロディ付きコンテンツを視聴することができる。
Webサーバ300は、インターネット10を介して情報処理装置100から送信されたメロディ情報およびテキストデータをWebサイトに公開する。これにより、情報処理装置200のユーザは、インターネット10を介してWebサイトにアクセスすることにより、情報処理装置100のユーザが作成したメロディ付きコンテンツを視聴することができる。
なお、本実施の形態の情報処理装置100では、パーソナルコンピュータについて説明したが、情報処理装置100は情報処理装置の一例であり、携帯電話やPDA(Personal Digital Assistant)を初めとする移動通信用端末装置、情報処理システムの端末装置等のように、各種の情報処理装置に適用することができる。
図3は、情報処理装置のハードウェア構成を示す図である。図3に示す情報処理装置100は、CPU(Central Processing Unit)101によって装置全体が制御されている。CPU101には、バス107を介してRAM(Random Access Memory)102、ハードディスクドライブ(HDD:Hard Disk Drive)103、グラフィック処理装置104、入力インタフェース105および通信インタフェース106が接続されている。
RAM102には、CPU101に実行させるOS(Operating System)のプログラムやアプリケーションプログラムの少なくとも一部が一時的に記憶される。また、RAM102には、CPU101による処理に必要な各種データが記憶される。HDD103には、OSやアプリケーションプログラムが記憶される。
グラフィック処理装置104には、モニタ11が接続されている。グラフィック処理装置104は、CPU101からの命令に従って、画像をモニタ11の画面に表示させる。入力インタフェース105には、キーボード12とマウス13とが接続されている。入力インタフェース105は、キーボード12やマウス13から送られてくる信号を、バス107を介してCPU101に送信する。
通信インタフェース106は、電気通信回線であるインターネット10等のネットワークに接続されている。通信インタフェース106は、これらのネットワークを介して、他のコンピュータとの間でデータの送受信を行う。
なお、情報処理装置200、Webサーバ300も、情報処理装置100と同様のハードウェア構成によって実現される。
以上のようなハードウェア構成によって、本実施の形態の処理機能を実現することができる。
図4は、情報処理装置の構成を示すブロック図である。図4に示す情報処理装置100は、ユーザの入力操作に基づいてメロディを作成するメロディ作成機能を有する。情報処理装置100は、入力情報取得部111、メロディ情報作成部112、出力部113、テキスト情報取得部121、メロディ作成情報記憶部160、メロディ情報記憶部171、テキスト情報記憶部172を有する。また、メロディ作成情報記憶部160は、音階変換情報記憶部161、テンポ決定情報記憶部162、曲調決定情報記憶部163、リズム決定情報記憶部164を有する。また、情報処理装置100は、キーボード12、インターネット10と接続されている。
キーボード12は、ユーザによる操作を受け付ける入力装置である。キーボード12は、ユーザによるテキストの入力時に、キー入力によってユーザの文字入力を受け付ける。また、このときキーボード12は、ユーザによる文字入力を受け付けると共に、各キーに、ユーザによるキーの押下げ操作時に加えられた圧力を測定し、測定結果を取得する押下げセンサを有するものとし、キーの押下げ操作時にキーに加えられた押下げの圧力を取得することができるものとする。
なお、本実施の形態では、ユーザによるテキストの入力をキーボード12によって受け付けるが、これに限らず、例えば、押しボタン、タッチパネル、マウス等で受け付けてもよい。
入力情報取得部111は、ユーザによるキーボード12の操作に基づいてユーザ入力情報を取得する。これにより、ユーザがキーボード12を操作した時のユーザ入力情報が情報処理装置100によって取得される。
入力情報取得部111は、ユーザによるキーボード12のテキストの入力操作に基づいてユーザ入力情報を取得する。このとき入力情報取得部111により、ユーザ入力情報の一部としてキーボード12の操作に基づいて操作されたキーを示す入力キー情報、キーボード12の操作により入力されたテキストにおける文節毎の文字数を示す入力文節文字数情報、キーボード12の操作時におけるキーボード12の操作の速さを示す入力速度情報、キーボード12のキーの押下げ操作時にキーボード12の各キーに加えられた押下げ圧力の平均値を示す入力圧力情報が取得される。なお、入力圧力情報は、テキストの入力時にキーに加えられた圧力の測定結果の代表値として平均値を用いているが、これに限らず、最大値、モード、メディアン等、他の値を用いてもよい。
なお、入力情報は、これに限らず、例えば、ユーザによるテキストの入力時にキーボード12において操作されたキーの配置に基づいて取得された情報(例えば、キーボード12の各キーに異なる値が割り当てられており、キー操作に応じて割り当てられた値が取得され、キーボード12上において右側に配置されているキーの操作により取得される値は大きく、左側のキーは取得される値は小さい等)等、その他の情報を有してもよい。
入力情報取得部111は、キーボード12においてユーザによるテキストの入力時に、入力操作されたキーを示す情報を入力キー情報として取得する。なお、これに限らず、入力情報取得部111は、入力キー情報を入力されたテキストの文字を示すテキスト情報から抽出して取得してもよい。
また、入力情報取得部111は、ユーザによるテキストの入力時に、キーボード12の各キーが有する押下げセンサによるキーの押下げ操作時に加えられた圧力の測定結果の平均値を入力圧力情報として取得することができる。
また、入力情報取得部111は、テキストの入力時にユーザによりキーボード12が操作された回数をカウントすることができると共に、テキストの入力に要した時間を計測することができるものとする。これにより、情報処理装置100は、カウントした操作回数を要した時間で除算することで、所定時間内のキーボードの入力速度を入力速度情報として取得することができる。
また、入力情報取得部111は、キーボード12によるユーザによって入力されたテキストを示すテキスト情報に基づいて、入力されたテキストを文節毎に分割して仮名文字で表し、分割した各文節に含まれる仮名文字の文字数を示す情報を入力文節文字数情報として取得する。
メロディ情報作成部112は、設定情報記憶部151に記憶されている設定情報に基づいて、入力情報取得部111によって取得されたユーザ入力情報と、メロディ作成情報記憶部160に記憶されているメロディ作成情報と、に基づいてメロディを示すメロディ情報を生成する。本実施の形態のメロディ情報は、メロディの旋律を示す旋律情報、メロディのテンポを示すテンポ情報、メロディのリズムを示すリズム情報、メロディの曲調を示す曲調情報を有する。
メロディ情報作成部112は、メロディ作成情報が有する旋律情報に基づいてメロディの旋律を決定し、決定したメロディを示す旋律情報を生成する。このとき、メロディ情報作成部112は、ユーザ入力情報が有する入力キー情報を音階変換情報に基づいてメロディ情報の旋律を示す旋律情報に変換することにより、旋律情報を生成する。
メロディ情報作成部112は、メロディ作成情報が有するリズム情報に基づいてメロディのリズムを決定し、決定したリズムを示すリズム情報を生成する。このとき、メロディ情報作成部112は、ユーザ入力情報が有する入力文節文字数情報とリズム決定情報とに基づいてメロディ情報のリズムを決定し、決定したリズムを示すリズム情報を生成する。
メロディ情報作成部112は、メロディ作成情報が有するテンポ決定情報に基づいてメロディのテンポを決定し、決定したテンポを示すテンポ情報を生成する。このとき、メロディ情報作成部112は、ユーザ入力情報が有する入力速度情報とテンポ決定情報とに基づいてメロディ情報のテンポを決定し、決定したテンポを示すテンポ情報を生成する。
メロディ情報作成部112は、メロディ作成情報が有する曲調決定情報に基づいてメロディの曲調を決定し、決定した曲調を示す曲調情報を生成する。このとき、メロディ情報作成部112は、ユーザ入力情報が有する入力圧力情報と曲調決定情報とに基づいてメロディ情報の曲調を決定し、決定した曲調を示す曲調情報を生成する。
出力部113は、メロディ情報作成部112によって作成されたメロディ情報と共に、テキスト情報記憶部172に記憶されているユーザにより入力されたテキストを示すテキスト情報を出力する。メロディ情報は、ユーザ入力情報から情報処理装置100によって作成されるメロディまたはその要素を示す情報を有する。
出力部113は、インターネット10を介して、メロディ情報作成部112によって作成されたメロディ情報を単独で、またはテキスト情報と共に合成情報として、データで出力することができる。テキスト情報は、情報処理装置100にキーボード12を用いて入力したテキストを示す情報であり、ユーザによるテキストの入力時に、テキスト情報取得部121によって取得される。
また、出力部113は、メロディ情報作成部112によって作成されたメロディ情報に基づく演奏を、図示しないスピーカに出力させることができる。これにより、情報処理装置100が有するメロディ作成機能によって作成されたメロディを、ユーザに試聴させ、メロディを確認させることができる。
テキスト情報取得部121は、キーボード12のユーザにより入力されたテキストを示すテキスト情報を取得し、取得したテキスト情報をテキスト情報記憶部172に記憶させる。
設定情報記憶部151は、情報処理装置100が有するメロディ作成機能の設定に用いられる設定情報を記憶する。設定情報により、例えば、使用するメロディ作成情報の選択の設定、メロディ作成情報とユーザ入力情報の対応関係の設定、メロディ作成情報が有する閾値の設定等が示される。設定情報については、詳しくは図5において後述する。
ユーザ入力情報記憶部152は、ユーザ入力情報を記憶する。情報処理装置100のメロディ作成機能により、ユーザ入力情報に基づいてメロディが作成される。ユーザ入力情報については、詳しくは図6において後述する。
メロディ作成情報記憶部160は、キーボード12の操作に基づいて取得されるユーザ入力情報からメロディを作成するメロディ作成情報を記憶する。メロディ作成情報は、ユーザ入力情報を作成されるメロディに変換する情報である。メロディ作成情報は、例えば、ユーザ入力情報またはその要素と、メロディ情報またはその要素とを対応付ける情報として作成することができる。
本実施の形態のメロディ作成情報は、音階変換情報、テンポ決定情報、曲調決定情報、リズム決定情報を有する。メロディ作成情報記憶部160は、音階変換情報記憶部161、テンポ決定情報記憶部162、曲調決定情報記憶部163、リズム決定情報記憶部164を有し、それぞれに対応する情報がメロディ毎に関連付けられて記憶される。
音階変換情報記憶部161は、ユーザ入力情報に含まれている情報をメロディの旋律が有する各音階に変換する音階変換情報を記憶する。音階変換情報は、入力キー情報をメロディの音階に変換する情報である。音階変換情報については、詳しくは図7および図8において後述する。
テンポ決定情報記憶部162は、ユーザ入力情報に基づいてメロディのテンポを決定するテンポ決定情報を記憶する。テンポ決定情報は、入力速度情報に基づいてメロディのテンポを決定する情報である。テンポ決定情報については、詳しくは図9において後述する。
曲調決定情報記憶部163は、ユーザ入力情報に基づいてメロディの曲調を決定する曲調決定情報を記憶する。曲調決定情報は、入力圧力情報に基づいてメロディの曲調を決定する情報である。曲調決定情報については、詳しくは図10において後述する。
リズム決定情報記憶部164は、ユーザ入力情報に含まれている情報からメロディのリズムを決定するリズム決定情報を記憶する。リズム決定情報は、入力文節文字数情報に基づいてメロディのリズムを決定する情報である。リズム決定情報は、本実施の形態では、図5に示す設定情報に含まれている。リズム決定情報については、図15および図17において後述する。
テキスト情報記憶部172は、テキスト情報取得部121によって取得された、ユーザによって入力されたテキストを示すテキスト情報を記憶する。
メロディ情報記憶部171は、メロディ情報を記憶する。メロディ情報は、作成されたメロディの旋律を示す旋律情報、作成されたメロディのテンポを示すテンポ情報、作成されたメロディの曲調を示す曲調情報、作成されたメロディのリズムを示すリズム情報を有する。このメロディ情報により、作成されたメロディが示され、情報処理装置100が有する出力部113によって出力される。
情報処理装置100が提供するメロディ作成機能を利用するユーザは、情報処理装置100でテキストを入力する。情報処理装置100のメロディ作成機能は、ユーザのテキスト入力時のキーボード12の操作に基づいてユーザ入力情報を取得し、取得したユーザ入力情報に基づいてメロディ情報を生成する。情報処理装置100は、作成したメロディ情報をテキストデータと共に出力する。ユーザは、情報処理装置100で作成したメロディ情報およびテキストデータをWebページのコンテンツに用いたり、電子メール等として送信したりして、他のユーザにテキストおよびメロディを視聴させることができる。
次に、本実施の形態で使用されるデータのデータ構造例について説明する。
図5は、設定テーブルの構成例を示す図である。図5に示す設定テーブル151aは、ユーザによる設定の入力(図17において後述)等に基づき情報処理装置100(図3において前述)によって作成および管理され、HDD103(図3において前述)に記憶されている。設定テーブル151aは、情報処理装置100が有するメロディ作成機能に関する設定を示す設定情報を記憶するテーブルである。
設定テーブル151aには、項目として“構成要素”、“入力情報”、“設定条件”が設けられている。各項目の横方向に並べられた情報同士が互いに関連付けられて、設定情報を構成する。
構成要素は、情報処理装置100のメロディ作成機能によって作成されるメロディを構成する要素を示す。本実施の形態では、構成要素は、“旋律”、“テンポ”、“リズム”、“曲調”を有する。本実施の形態ではこれらの構成要素に基づいてメロディが生成される。なお、これに限らず、これらの構成要素のうちいくつかを省略してもよく、音量、音色(楽器、人の声等)、伴奏等、他の要素を追加してもよい。
本実施の形態では、旋律は、作成されるメロディが有する音階が連続したものである。テンポは、作成されるメロディの旋律が進行する速さである。リズムは、作成されるメロディの一小節中に含まれる音階の数である。曲調は、作成されるメロディの曲調を示す。
入力情報は、ユーザによる入力装置(例えばキーボード12(図3において前述))の操作によって取得される情報のうち、その構成要素を決定する情報を示す。設定条件は、ユーザ等により設定される条件であり、その構成要素を入力情報に基づいて決定する際の方法を示す。
入力キーは、テキストの入力時にユーザによって操作されたキーボード12のキーを示す情報である。入力速度は、テキストの入力時にユーザによって操作されたキーボード12のキーの操作の速さ(所定時間当りの操作回数)を示す情報である。文節毎の文字数は、ユーザが入力したテキストの文章から分割した各文節の文字数を示す情報である。入力圧力は、ユーザがテキストを入力した時におけるキーボード12のキーの操作時の押下げの圧力の平均値である。
上記の文節毎の文字数は、本実施の形態において、メロディのリズムを決定するリズム決定情報として機能する。
この図5に示す設定テーブルに記憶されている設定情報に基づいて、メロディの作成に用いられるユーザ入力情報が定義されると共にメロディ作成情報と対応付けられ、さらにユーザによるテキストの入力時にユーザ入力情報(図6において後述)が取得される。
図6は、ユーザ入力テーブルの構成例を示す図である。図6に示すユーザ入力テーブル152aは、ユーザによるテキストの入力等に基づき情報処理装置100(図3において前述)によって作成および管理され、HDD103(図3において前述)に記憶されている。ユーザ入力テーブル152aは、ユーザによる入力装置(例えばキーボード12(図3において前述))の入力操作において情報処理装置100によって取得されたユーザ入力情報を記憶するテーブルである。
ユーザ入力テーブル152aには、項目として“取得項目”、“取得データ”が設けられている。ユーザ入力情報では、各項目の横方向に並べられた情報同士が互いに関連付けられている。
取得項目は、ユーザによるテキストの入力時に情報処理装置100に接続されたキーボード12の操作によって取得されるデータの種類を示す。取得データは、取得項目についてユーザによる入力装置の操作によって取得された情報を示す。
“入力キー”は、テキストの入力時ユーザによって操作されたキーを示す入力キー情報である。“入力速度”は、所定時間内にテキストの入力時にユーザによって操作された回数を示す入力速度情報である。“文節毎の文字数”は、ユーザによって入力されたテキストの文節毎の仮名文字の文字数を示す入力文節文字数情報である。“入力圧力”は、ユーザによるテキストの入力時に操作されたキーに加えられた押下げ圧力の平均値を示す入力圧力情報である。
図7および図8は、音階変換テーブルの構成例を示す図である。図7に示す音階変換テーブル161a、図8に示す音階変換テーブル161bは、例えばメロディ作成プログラムの作成者等によって予め作成され、HDD103(図3において前述)に記憶されている。音階変換テーブル161a,161bは、ユーザによるテキストの入力等に基づいて取得されたユーザ入力情報(図6において前述)に含まれる入力キーを音階に変換することにより、メロディの旋律を決定する音階変換情報を記憶するテーブルである。
音階変換テーブル161a,161bには、項目として“入力キー”、“音階”が設けられている。音階変換情報では、各項目の横方向に並べられた情報同士が互いに関連付けられている。
入力キーは、ユーザ入力情報に含まれており、ユーザによるテキストの入力時に操作されたキーを示す。音階は、入力キーに対応付けられた音階を示す。
図7に示す音階変換テーブル161aは、入力キーにおけるラテン文字のアルファベットA〜Zを、昇順に音階のド〜シに割り当てたものである。図8に示す音階変換テーブル161bは、入力キーにおけるラテン文字のアルファベットA〜Zを、ローマ字の母音、子音、その他に分けて日本語の五十音順に基づいて、音階のド〜シに割り当てたものである。本実施の形態では、音階変換テーブル161a,161bのいずれかを、設定情報(図5において前述)に従って用いることができる。図7および図8では、アルファベットを大文字(A〜Z)で示しているが、小文字も同一の音階に割り当てるものとする。
本実施の形態では、アルファベットに対して、同一のオクターブの音階のド〜シの7音が循環するように割り当てている。すなわち、図7に示す音階変換テーブル161aでは、“A”、“H”、“O”、“V”はすべて同一の“ド”が割り当てられており、“B”、“I”、“P”、“W”はすべて同一の“レ”が割り当てられている。“ミ”〜“シ”についても同様である。また、図8に示す音階変換テーブル161bも同様に、例えば、“A”,“T”、“G”、“J”は、すべて同一の“ド”が割り当てられており、“レ”〜“シ”についても同様である。
なお、これに限らず、例えば、図7に示す音階変換テーブル161aにおける“H”には、“A”の“ド”よりも1オクターブ高い“ド”を割り当てる等、文字と音階との対応関係を一対一とし、異なる文字には必ず異なる音階を割り当ててもよい。また、大文字と小文字とで対応する音階を異なるように割り当ててもよい。また、入力される文字として、ラテン文字のアルファベットに限らず、日本語の仮名文字、韓国語のハングル文字、アラビア語のアラビア文字等、他の言語の文字を用いることもできる。また、以上の文字と音階の対応関係は一例であり、自由に定めることができる。
図9は、テンポ決定テーブルの構成例を示す図である。図9に示すテンポ決定テーブル162aは、例えばメロディ作成プログラムの作成者等によって予め作成され、HDD103(図3において前述)に記憶されている。テンポ決定テーブル162aは、ユーザによるテキストの入力等に基づいて取得されたユーザ入力情報(図6において前述)に含まれる入力速度に基づいてメロディのテンポを決定するテンポ決定情報を記憶するテーブルである。
テンポ決定テーブル162aには、項目として“テンポ区分”、“入力速度”、“テンポ”が設けられている。テンポ決定情報では、各項目の横方向に並べられた情報同士が互いに関連付けられている。
テンポ区分は、作成されるメロディのテンポの区分を示す。入力速度は、テンポの区分の決定に用いられ、そのテンポ区分に割り当てられているユーザ入力情報に含まれる入力速度の範囲を示す。テンポは、そのテンポ区分において設定されるメロディのテンポを示す。
ここで、テンポの“M.M.”は、1分間における拍の数を示すメトロノーム(metronome)記号である。例えば、M.M.=144であれば、1分間に144拍のテンポであることを示す。
本実施の形態では、入力速度が速いほど、作成されるメロディのテンポが速くなるが、これに限らず、入力速度が遅いほど、作成されるメロディのテンポが速くなるように設定してもよい。また、作成されるメロディのテンポは、他のユーザ入力情報に基づいて決定してもよい。また、テンポを5の区分に分けているが、これに限らず、任意の数に分けることができる。
図10は、曲調決定テーブルの構成例を示す図である。図10に示す曲調決定テーブル163aは、例えばメロディ作成プログラムの作成者等によって予め作成され、HDD103(図3において前述)に記憶されている。曲調決定テーブル163aは、ユーザによるテキストの入力等に基づいて取得されたユーザ入力情報(図6において前述)に含まれる入力圧力に基づいてメロディの曲調を決定する曲調決定情報を記憶するテーブルである。
曲調決定テーブル163aには、項目として“圧力”、“入力圧力”、“曲調”が設けられている。曲調決定情報では、各項目の横方向に並べられた情報同士が互いに関連付けられている。
圧力は、ユーザによる入力時にキーボード12のキーが操作されたキーに加えられた圧力の区分を示す。入力圧力は、圧力の区分の決定に用いられ、その圧力の区分に割り当てられているユーザ入力情報に含まれる入力圧力の範囲を示す。曲調は、その圧力の区分に設定された作成されるメロディの「調(key)」を示し、長調(major key)または短調(minor key)のいずれかである。
本実施の形態では、入力圧力が高い場合、すなわち、入力圧力が30g/cm2以上である場合、作成されるメロディの曲調が長調になり、入力圧力が30g/cm2未満である場合、作成されるメロディの曲調が短調になる。しかし、これに限らず、入力圧力が低い場合、作成されるメロディの曲調が短調になり、入力圧力が高い場合、作成されるメロディの曲調が長調になるように設定してもよい。
また、作成されるメロディの曲調は、他のユーザ入力情報に基づいて決定してもよい。また、曲調は長調および短調の2種類が設定されているが、これに限らず、例えば、ハ長調、イ長調、二短調等のように、さらに主音で分類した曲調の種類を設定してもよい。
次に、本実施の形態で実行される処理について説明する。
図11および図12は、メロディ作成処理の手順を示すフローチャートである。図11および図12に示すメロディ作成処理は、情報処理装置100(図2において前述)がメロディを作成する処理であり、ユーザによるメロディを添付するテキストの作成に基づいて実行される。
[ステップS11]入力情報取得部111(図4において前述)は、ユーザ入力情報記憶部152(図4において前述)から、ユーザが情報処理装置100のキーボード12によってテキストを入力した際のユーザ入力情報(図6において前述)を取得する。
[ステップS12]メロディ情報作成部112(図4において前述)は、設定情報の入力を受け付け、入力された設定情報(図5において前述)を設定情報記憶部151(図4において前述)に記憶させる。
[ステップS13]メロディ情報作成部112は、旋律決定処理(図13において後述)を実行する。
[ステップS14]メロディ情報作成部112は、テンポ決定処理(図14において後述)を実行する。
[ステップS15]メロディ情報作成部112は、リズム決定処理(図15において後述)を実行する。
[ステップS16]メロディ情報作成部112は、曲調決定処理(図16において後述)を実行する。その後、処理をステップS17(図12)に進める。
[ステップS17]メロディ情報作成部112は、ステップS13からステップS16を実行することにより得られた構成要素の情報に基づいてメロディ情報を生成し、作成したメロディ情報をメロディ情報記憶部171に記憶させる。
[ステップS18]出力部113は、ステップS17で作成したメロディ情報をメロディ情報記憶部171から読み出して、読み出したメロディ作成情報が示すメロディを演奏し、図示しないスピーカから出力する。
[ステップS19]メロディ情報作成部112は、出力部113によって演奏された、作成したメロディについてユーザの確認結果の入力を求め、確認結果がOKであるか否かについて判定する。確認結果がOKであれば、処理をステップS20に進める。一方、確認結果がOKでなければ、処理をステップS12(図11)に進める。
[ステップS20]出力部113は、ステップS17で作成したメロディ情報を、ユーザが入力したテキストデータと合成して合成情報を生成する。この合成情報は、ユーザの要求に基づいて、メロディ付きコンテンツのデータやメロディ付き電子メールのデータ等として作成される。
[ステップS21]出力部113は、ステップS20で合成したメロディ付きテキストのデータである合成情報を、ユーザの要求に応じて出力する。その後、処理は終了する。
図13は、旋律決定処理の手順を示すフローチャートである。図13に示す旋律決定処理は、情報処理装置100(図2において前述)が作成するメロディの旋律を決定する処理であり、図11および図12において前述したメロディ作成処理による呼び出しに基づいて実行される。
[ステップS31]メロディ情報作成部112(図4において前述)は、設定情報記憶部151に記憶されている設定情報(図5において前述)を取得する。
[ステップS32]メロディ情報作成部112は、ステップS31で取得した設定情報に基づいて、音階変換情報記憶部161に記憶されており旋律の決定に用いられる音階変換情報(図7および図8において前述)を取得する。
[ステップS33]メロディ情報作成部112は、ステップS31で取得した設定情報に基づいて、ユーザ入力情報(図6において前述)から旋律を決定する入力キー情報を取得する。
[ステップS34]メロディ情報作成部112は、ステップS32で取得した音階変換情報に基づいて、ステップS33で取得した入力キー情報を、作成するメロディの旋律を示す旋律情報に変換する。
[ステップS35]メロディ情報作成部112は、ステップS34で変換した旋律情報を、メロディ情報記憶部171に記憶させる。その後、処理は復帰する。
図14は、テンポ決定処理の手順を示すフローチャートである。図14に示すテンポ決定処理は、情報処理装置100(図2において前述)が作成するメロディのテンポを決定する処理であり、図11および図12において前述したメロディ作成処理による呼び出しに基づいて実行される。
[ステップS41]メロディ情報作成部112(図4において前述)は、設定情報記憶部151に記憶されている設定情報(図5において前述)を取得する。
[ステップS42]メロディ情報作成部112は、ステップS41で取得した設定情報に基づいて、テンポ決定情報記憶部162に記憶されておりテンポの決定に用いられるテンポ決定情報(図9において前述)を取得する。
[ステップS43]メロディ情報作成部112は、ステップS41で取得した設定情報に基づいて、ユーザ入力情報(図6において前述)からテンポを決定する入力速度情報を取得する。
[ステップS44]メロディ情報作成部112は、ステップS42で取得したテンポ決定情報に基づいて、ステップS43で取得した入力速度情報により、作成するメロディのテンポを決定し、決定したテンポを示すテンポ情報を生成する。
[ステップS45]メロディ情報作成部112は、ステップS44で生成したテンポ情報を、メロディ情報記憶部171に記憶させる。その後、処理は復帰する。
図15は、リズム決定処理の手順を示すフローチャートである。図15に示すリズム決定処理は、情報処理装置100(図2において前述)が作成するメロディのリズムを決定する処理であり、図11および図12において前述したメロディ作成処理による呼び出しに基づいて実行される。
[ステップS51]メロディ情報作成部112(図4において前述)は、設定情報記憶部151に記憶されている設定情報(図5において前述)を取得する。
[ステップS52]メロディ情報作成部112は、ステップS51で取得した設定情報に基づいてメロディの拍子を決定する。
[ステップS53]メロディ情報作成部112は、ステップS51で取得した設定情報に基づいて、ユーザ入力情報(図6において前述)からリズムを決定する文節毎の文字数を示す入力文節文字数情報を取得する。入力文節文字数情報の取得については、詳しくは図17において後述する。
[ステップS54]メロディ情報作成部112は、ステップS52で決定したメロディの拍子に基づいて、ステップS53で取得した入力文節文字数情報を、作成するメロディのリズム情報に変換する。
[ステップS55]メロディ情報作成部112は、ステップS54で変換したリズム情報を、メロディ情報記憶部171に記憶させる。その後、処理は復帰する。
図16は、曲調決定処理の手順を示すフローチャートである。図16に示す曲調決定処理は、情報処理装置100(図2において前述)が作成するメロディの曲調を決定する処理であり、図11および図12において前述したメロディ作成処理による呼び出しに基づいて実行される。
[ステップS61]メロディ情報作成部112(図4において前述)は、設定情報記憶部151に記憶されている設定情報(図5において前述)を取得する。
[ステップS62]メロディ情報作成部112は、ステップS61で取得した設定情報に基づいて、曲調決定情報記憶部163に記憶されており曲調の決定に用いられる曲決定情報(図10において前述)を取得する。
[ステップS63]メロディ情報作成部112は、ステップS61で取得した設定情報に基づいて、ユーザ入力情報(図6において前述)から曲調を決定する入力圧力を示す入力圧力情報を取得する。
[ステップS64]メロディ情報作成部112は、ステップS62で決定したメロディの拍子に基づいて、ステップS63で取得した入力圧力情報により、作成するメロディの曲調を決定し、決定した曲調を示す曲調情報を生成する。
[ステップS65]メロディ情報作成部112は、ステップS64で生成した曲調情報を、メロディ情報記憶部171に記憶させる。その後、処理は復帰する。
次に、本実施の形態で表示される表示画面について説明する。
図17は、設定画面を示す図である。図17に示す設定画面11aは、情報処理装置100(図2において前述)のモニタ11(図3において前述)に表示される画面であり、情報処理装置100が有するメロディ作成機能の設定を行う設定画面の一例である。
図17に示す設定画面11aは、情報処理装置100が有するメロディ作成機能において設定情報のうちの曲調設定情報および旋律設定情報を入力する設定画面の例であり、曲調設定入力領域11a1、旋律設定入力領域11a2、OKボタン11a3、キャンセルボタン11a4、表示切替ボタン11a5を有する。
曲調設定入力領域11a1は、情報処理装置100によるメロディ作成機能の設定において曲調の決定の設定を入力する領域である。曲調設定入力領域11a1により、ユーザは、曲調の設定に使用するデータおよび曲調の詳細設定を入力することができる。
図17に示す例では、曲調設定入力領域11a1により、ユーザは、曲調の設定に使用するデータとして、入力速度、入力圧力、文節毎の文字数、入力キーのうち、いずれかをラジオボタンで選択することができる。
また、ユーザは、曲調の詳細設定を入力することができる。例えば、曲調の設定に使用するデータに入力圧力を選択したときには、入力圧力が高い場合に、明るい曲調(長調)にするか暗めの落ち着いた曲調(短調)にするかを選択すると共に、圧力が高いか低いかの判定に用いる閾値を入力することができる。
旋律設定入力領域11a2は、情報処理装置100によるメロディ作成機能の設定において旋律の決定の設定を入力する領域である。曲調設定入力領域11a1と同様、旋律設定入力領域11a2により、ユーザは、旋律の設定に使用するデータおよび旋律の詳細設定を入力することができる。
OKボタン11a3は、ユーザが設定画面11aによって入力した内容で設定を新たに取得または更新し、設定画面11aの表示を終了するボタンである。キャンセルボタン11a4は、ユーザが設定画面11aによって入力した設定の内容を無効にし、設定画面11aの表示を終了するボタンである。表示切替ボタン11a5は、他の設定画面(例えば、作成するメロディのテンポおよびリズムの設定を入力する設定画面)に切り替えるボタンである。
図17では、本実施の形態においてユーザによる曲調および旋律の設定の入力が行われる設定画面11aについて説明したが、テンポおよびリズムについても同様の設定画面によってユーザによる入力が行われる。
次に、本実施の形態によるメロディ作成の例について説明する。
ここでは、図6において前述したユーザ入力情報に基づき本実施の形態の情報処理装置100によって作成されるメロディの例について、図18から図20を用いて説明する。
図18は、ユーザ入力情報に基づく旋律の例を示す図である。
図18における“入力文章”は、ユーザによって入力されたテキストの文章を示す。“入力キー”は、ユーザによるテキストの入力時に操作されたキーボード12のキーを示す。“音階”は、この入力キーに基づいて情報処理装置100が有するメロディ作成機能により作成された旋律情報であり、この入力キーを変換して作成された音階を示す。
ユーザがキーボード12(図3において前述)を操作してメロディを添付するテキストを情報処理装置100に入力すると、図6において前述したユーザ入力情報が情報処理装置100によって取得される。次に、情報処理装置100によって図13において前述した旋律決定処理が実行され、これにより取得されたユーザ入力情報に基づく旋律が決定される。
このとき、ユーザ入力情報のうちの入力キーの文字毎に、例えば図7において前述した音階変換テーブル161aに記憶されている音階変換情報を用いて音階に変換されることにより、図18に示すように、作成されるメロディの旋律を示す旋律情報が生成される。
図19は、ユーザ入力情報に基づくリズムの例を示す図である。
図19における“入力文章”は、ユーザによって入力されたテキストの文章が、文節毎に分割されたものを示す。“文節毎の文字数”は、ユーザによって入力されたテキストの文章の分割された各文節を仮名文字で表した場合の文字数を示す。“リズム”は、この文節毎の文字数に基づいて情報処理装置100が有するメロディ作成機能により作成されたリズム情報であり、この文節毎の文字数を変換して決定された各小節の音符の数を示す。
具体的には、まず、図5に示した設定情報に基づいて、メロディの拍子(例えば、「4分の4拍子」等)が決定される。次に、ユーザによって入力されたテキストが、文節毎に分解される。次に、分解された文節毎の文字数がカウントされる。この文節毎のカウントされた文字数が、入力文節文字数情報として取得される。この入力文節文字数情報に従って、メロディの先頭から順に各小節が有する拍子の数に決定される。
なお、本実施の形態では、文節毎の文字数のカウントにおいて、日本語の仮名文字における拗音(「っ」、「ぁ」、「ょ」等)や、記号(「ー」、「!」、「?」等)は文字としてカウントしないが、これに限らず文字としてカウントしてもよい。
前述したように、上記の文節毎の文字数は、本実施の形態において、メロディのリズムを決定するリズム決定情報として機能する。
図18において前述したようにユーザの入力に基づいてユーザ入力情報(図6において前述)が取得されると、同様に、情報処理装置100によって図15において前述したリズム決定処理が実行され、これにより取得されたユーザ入力情報に基づくリズムが決定される。
このとき、ユーザ入力情報のうちの文節毎の文字数および設定されたメロディの拍子に基づいて、図19に示すように、作成されるメロディの各小節に割り当てられる音符の数を示すリズム情報が生成される。
なお、ここではユーザ入力情報に基づく旋律の決定およびリズムの決定について説明したが、テンポの決定および曲調についてもそれぞれテンポ決定処理(図14において前述)および曲調決定処理(図16において前述)によって同様に決定される。
図20は、作成されたメロディの例を示す図である。図20(A)〜(C)は、ユーザによるテキストの入力時においてユーザ入力情報(図6において前述)が取得された場合に、このユーザ入力情報を情報処理装置100が有するメロディ作成機能により作成されたメロディを示す楽譜である。
図20(A)の楽譜は、上記ユーザ入力情報において、図5に示した設定情報、図7に示した音階変換情報、図9に示したテンポ決定情報、図10に示した曲調決定情報に基づいて作成されたメロディを示す。
図20(A)に示すメロディは、図5に示す設定情報に従い、旋律が入力キーに基づいて決定されたものである。同様に、テンポは、入力速度に基づいて決定されている。リズムは、文節毎の文字数に基づいて決定されている。曲調は、入力圧力に基づいて決定されている。
図20(A)に示すメロディの旋律は、情報処理装置100のメロディ作成機能により、図6に示すユーザ入力情報における入力キー“kyouhaiitenkidesu”および図7に示す音階変換情報に基づいて“ファファドシドドレレラソ”に決定されている。
図20(A)に示すメロディのテンポは、情報処理装置100のメロディ作成機能により、図6に示すユーザ入力情報における入力速度“100タイプ/1min”および図9に示すテンポ決定情報に基づいて“M.M.=144”に決定されている。
図20(A)に示すメロディのリズムは、情報処理装置100のメロディ作成機能により、図6に示すユーザ入力情報における文節毎の文字数“3−2−3−2”に基づいて各小節に含まれる音符の数が決定されている。
図20(A)に示すメロディの曲調は、情報処理装置100のメロディ作成機能により、図6に示すユーザ入力情報における入力圧力“40g/cm2”および図10に示す曲調決定情報に基づいて“長調(ハ長調)”に決定されている。
また、図20(A)に示すメロディの前述した旋律およびリズムは、“ファファド・シド−ドレレ・ラソ−”(「・」は4分休符、「−」は2分休符とする)となる。
図20(B)および図20(C)に示すメロディは、図20(A)と同様、図5に示す設定情報に従い、ユーザ入力情報に基づいて作成されたものである。図20(B)の例では、曲調以外の要素は図20(A)と同様に生成され、曲調は“短調(ハ短調)”に決定されている。また、図20(C)の例では、旋律以外の要素は図20(A)と同様に生成され、旋律は図8に示す音階変換テーブル161bに基づき、“ラソソ・ミミ−ドレレ・ドファ−”のように生成されている。
以上のように、本実施の形態によれば、情報処理装置100が有するメロディ作成機能により、ユーザによるテキストデータの入力操作に基づいて、特別な音楽の知識を要せずに独自性のあるメロディを容易に作成できる。
また、ユーザによるテキスト入力時に操作されたキーに応じて作成されるメロディの旋律およびリズムが変化するので、テキストの文字に応じた独自性が高いメロディが作成できる。
また、ユーザによるキー操作の入力速度や入力圧力に基づいて作成されるメロディが変化するので、ユーザの入力時の感情を反映したメロディを作成することができる。特に、例えば、ユーザのキー操作の速度が速いときには作成するメロディのテンポを速くしたり、ユーザのキー操作の圧力が高いときには作成するメロディの曲調を長調にしたりすることで、作成されるメロディに対して、テキストの入力時のユーザの感情を、強く反映させることができる。
また、どのようなメロディができるかユーザのテキストの入力時には予想することが困難であるため、意外性や偶然性を楽しむことができる。特に、同じ文章を入力しても、入力する人毎に、さらに同一人物であっても入力する都度、キーボード操作の力加減や速さが異なるので、異なるリズムや旋律のメロディが作成される。
また、情報処理装置100のメロディ作成機能によって作成された曲を、ユーザがテキストを作成した電子メールやブログ等のテキストを含むコンテンツに添付したり、同時再生したりすることにより、ユーザのテキスト入力時の感情を、電子メールやコンテンツの視聴者に文章だけでなく聴覚的な表現も付加して伝えることができる。
また、情報処理装置100によるメロディ作成機能は、テキストの作成時に自動的に取得される情報に基づいてメロディが作成されると共に、操作や設定事項も簡単であるため(図5における設定情報および図17における設定画面を参照)、ユーザはテキストの入力後に設定を変更しながら気に入ったメロディが作成されるまで試行錯誤を容易に繰り返すことができる。
また、例えば、キーワードのみを用いてメロディを作成するものでは、テキスト中のボキャブラリに依存するため、同一の人物、または他人であってもボキャブラリが類似する人物(例えば、同性の同世代の人物同士、親しいグループ内部の人物同士、テキストの作成時点で同一の状況や感情にある人物同士等)が作成したテキストデータ中においては、キーワードが同一または類似する頻度が高くなってしまう。そのためこれに基づいて、メロディが同一または類似してしまい、独自性が損なわれる虞がある。
これに対して、情報処理装置100では、入力時の圧力や速度が反映されるので、例え同一のテキストであっても異なる人物が入力すれば入力する人物の癖に基づいてメロディが変化することが期待できると共に、さらに同一人物であっても入力する都度メロディが変化する可能性がある。これにより、作成されるメロディの独自性を担保することができる。
なお、上記の処理機能は、コンピュータによって実現することができる。その場合、情報処理装置100が有すべき機能の処理内容を記述したプログラムが提供される。そのプログラムをコンピュータで実行することにより、上記処理機能がコンピュータ上で実現される。
処理内容を記述したプログラムは、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録しておくことができる。コンピュータで読み取り可能な記録媒体には、磁気記録装置、光ディスク、光磁気記録媒体、半導体メモリ等がある。磁気記録装置には、HDD、フレキシブルディスク(FD)、磁気テープ(MT)等がある。光ディスクには、DVD(Digital Versatile Disc)、DVD−RAM、CD−ROM(Compact Disc - Read Only Memory)、CD−R(Recordable)/RW(ReWritable)等がある。光磁気記録媒体には、MO(Magneto - Optical disk)等がある。
上記プログラムを流通させる場合には、例えば、そのプログラムが記録されたDVD、CD−ROM等の可搬型記録媒体が販売される。また、プログラムをサーバコンピュータに記憶しておき、ネットワークを通じて、サーバコンピュータから他のコンピュータにそのプログラムを転送することもできる。
上記プログラムを実行するコンピュータは、例えば、可搬型記録媒体に記録されたプログラムまたはサーバコンピュータから転送されたプログラムを、自己の記憶装置に記憶する。そして、コンピュータは、自己の記憶装置からプログラムを読み取り、プログラムに従った処理を実行する。なお、コンピュータは、可搬型記録媒体から直接プログラムを読み取り、そのプログラムに従った処理を実行することもできる。また、コンピュータは、サーバコンピュータからプログラムが転送されるごとに、逐次、受け取ったプログラムに従った処理を実行することもできる。
以上、開示のメロディ作成装置、メロディ作成プログラムおよびメロディ作成方法を、図示の実施の形態に基づいて説明したが、各部の構成は同様の機能を有する任意の構成のものに置換することができる。また、開示の技術に他の任意の構成物や工程が付加されてもよい。また、開示の技術は前述した実施の形態のうちの任意の2以上の構成を組み合わせたものであってもよい。
上記については単に本発明の原理を示すものである。さらに、多数の変形、変更が当業者にとって可能であり、開示の技術は上記に示し、説明した正確な構成および応用例に限定されるものではなく、対応するすべての変形例および均等物は、添付の請求項およびその均等物による本発明の範囲とみなされる。
(付記1) 操作手段の操作に基づいて取得される入力情報からメロディを作成するメロディ作成情報を記憶するメロディ作成情報記憶手段と、
ユーザによる前記操作手段の前記操作に基づいて前記入力情報を取得する入力情報取得手段と、
前記入力情報取得手段によって取得された前記入力情報と、前記メロディ作成情報記憶手段に記憶されているメロディ作成情報と、に基づいて前記メロディを示すメロディ情報を生成するメロディ情報作成手段と、
前記メロディ情報作成手段によって生成された前記メロディ情報を出力する出力手段と、
を有することを特徴とするメロディ作成装置。
(付記2) 前記メロディ作成情報記憶手段は、
前記入力情報に含まれている情報を前記メロディの旋律が有する各音階に変換する音階変換情報を記憶する音階変換情報記憶手段と、
前記入力情報に含まれている情報から前記メロディのリズムを決定するリズム決定情報を記憶するリズム決定情報記憶手段と、
を有し、
前記メロディ情報は、前記メロディの前記旋律を示す旋律情報と、作成された前記メロディの前記リズムを示すリズム情報を有し、
前記メロディ情報作成手段は、前記メロディ作成情報が有する前記旋律情報に基づいて前記メロディの前記旋律を決定し、決定した前記旋律を示す前記旋律情報を生成すると共に、前記メロディ作成情報が有する前記リズム情報に基づいて前記メロディの前記リズムを決定し、決定した前記リズムを示す前記リズム情報を生成することを特徴とする付記1記載のメロディ作成装置。
(付記3) 前記メロディ作成情報記憶手段は、前記入力情報に基づいて前記メロディのテンポを決定するテンポ決定情報を記憶するテンポ情報記憶手段を有し、
前記メロディ情報は、前記メロディの前記テンポを示すテンポ情報を有し、
前記メロディ情報作成手段は、前記メロディ作成情報が有する前記テンポ決定情報に基づいて前記メロディの前記テンポを決定し、決定した前記テンポを示す前記テンポ情報を生成することを特徴とする付記1記載のメロディ作成装置。
(付記4) 前記メロディ作成情報記憶手段は、前記入力情報に基づいて前記メロディの曲調を決定する曲調決定情報を記憶する曲調決定情報記憶手段を有し、
前記メロディ情報は、前記メロディの前記曲調を示す曲調情報を有し、
前記メロディ情報作成手段は、前記メロディ作成情報が有する前記曲調決定情報に基づいて前記メロディの前記曲調を決定し、決定した曲調を示す前記曲調情報を生成することを特徴とする付記1記載のメロディ作成装置。
(付記5) テキスト情報を記憶するテキスト情報記憶手段と、
前記操作手段のユーザによる入力操作により入力されたテキストを示す前記テキスト情報を取得し、取得した前記テキスト情報を前記テキスト情報記憶手段に記憶させるテキスト情報取得手段と、
を有し、
前記入力情報取得手段は、前記ユーザによる前記操作手段の前記テキストの前記入力操作に基づいて前記入力情報を取得し、
前記出力手段は、前記メロディ情報作成手段によって作成された前記メロディ情報と共に、前記テキスト情報記憶手段に記憶されている前記ユーザにより入力された前記テキストを示す前記テキスト情報を出力することを特徴とする付記1記載のメロディ作成装置。
(付記6) 前記入力情報は、前記操作手段の前記操作に基づいて操作されたキーを示す入力キー情報を有し、
前記入力情報取得手段は、前記ユーザによる前記操作手段の前記操作に基づいて前記入力キー情報を取得することを特徴とする付記1記載のメロディ作成装置。
(付記7) 前記入力情報は、前記操作手段の前記操作により入力されたテキストにおける文節毎の文字数を示す入力文節文字数情報を有し、
前記入力情報取得手段は、前記ユーザによる前記操作手段の前記操作に基づいて前記入力文節文字数情報を取得することを特徴とする付記1記載のメロディ作成装置。
(付記8) 前記入力情報は、前記操作手段の前記操作時における前記操作手段の操作の速さを示す入力速度情報を有し、
前記入力情報取得手段は、前記ユーザによる前記操作手段の前記操作に基づいて前記入力速度情報を取得することを特徴とする付記1記載のメロディ作成装置。
(付記9) 前記入力情報は、前記操作手段の前記操作時に前記操作手段に加えられた圧力を示す入力圧力情報を有し、
前記入力情報取得手段は、前記ユーザによる前記操作手段の前記操作に基づいて前記入力圧力情報を取得することを特徴とする付記1記載のメロディ作成装置。
(付記10) 前記入力情報は、前記操作手段の前記操作に基づいて操作されたキーを示す入力キー情報を有し、
前記入力情報取得手段は、前記ユーザによる前記操作手段の前記操作に基づいて前記入力キー情報を取得し、
前記音階変換情報は、前記入力キー情報を前記メロディの前記音階に変換する情報であり、
前記メロディ情報作成手段は、前記入力情報が有する前記入力キー情報を前記音階変換情報に基づいて前記メロディ情報の前記旋律に変換することにより前記旋律を決定することを特徴とする付記2記載のメロディ作成装置。
(付記11) 前記入力情報は、前記操作手段の前記操作により入力されたテキストにおける文節毎の文字数を示す入力文節文字数情報を有し、
前記入力情報取得手段は、前記ユーザによる前記操作手段の前記操作に基づいて前記入力文節文字数情報を取得し、
前記リズム決定情報は、前記入力文節文字数情報に基づいて前記メロディの前記リズムを決定する情報であり、
前記メロディ情報作成手段は、前記入力情報が有する前記入力文節文字数情報と前記リズム決定情報とに基づいて前記メロディ情報の前記リズムを決定することを特徴とする付記2記載のメロディ作成装置。
(付記12) 前記入力情報は、前記操作手段の前記操作時における前記操作手段の操作の速さを示す入力速度情報を有し、
前記入力情報取得手段は、前記ユーザによる前記操作手段の前記操作に基づいて前記入力速度情報を取得し、
前記テンポ決定情報は、前記入力速度情報に基づいて前記メロディの前記テンポを決定する情報であり、
前記メロディ情報作成手段は、前記入力情報が有する前記入力速度情報と前記テンポ決定情報とに基づいて前記メロディ情報の前記テンポを決定することを特徴とする付記3記載のメロディ作成装置。
(付記13) 前記入力情報は、前記操作手段の前記操作時に前記操作手段に加えられた圧力を示す入力圧力情報を有し、
前記入力情報取得手段は、前記ユーザによる前記操作手段の前記操作に基づいて前記入力圧力情報を取得し、
前記曲調決定情報は、前記入力圧力情報に基づいて前記メロディの前記曲調を決定する情報であり、
前記メロディ情報作成手段は、前記入力情報が有する前記入力圧力情報と前記曲調決定情報とに基づいて前記メロディ情報の前記曲調を決定することを特徴とする付記4記載のメロディ作成装置。
(付記14) コンピュータに、
ユーザによる操作手段の操作に基づいて入力情報を取得する入力情報取得ステップと、
前記入力情報取得ステップによって取得された前記入力情報と、メロディ作成情報記憶手段に記憶されている前記入力情報からメロディを作成するメロディ作成情報と、に基づいて前記メロディを示すメロディ情報を生成するメロディ情報作成ステップと、
前記メロディ情報作成ステップによって生成された前記メロディ情報を出力する出力ステップと、
を実行させることを特徴とするメロディ作成プログラム。
(付記15) コンピュータが、
ユーザによる操作手段の操作に基づいて入力情報を取得する入力情報取得ステップと、
前記入力情報取得ステップによって取得された前記入力情報と、メロディ作成情報記憶手段に記憶されている前記入力情報からメロディを作成するメロディ作成情報と、に基づいて前記メロディを示すメロディ情報を生成するメロディ情報作成ステップと、
前記メロディ情報作成ステップによって生成された前記メロディ情報を出力する出力ステップと、
を有することを特徴とするメロディ作成方法。
1 メロディ作成装置
1a 入力情報取得手段
1b メロディ情報作成手段
1c 出力手段
1d メロディ作成情報記憶手段
1e 操作手段

Claims (7)

  1. 操作手段の操作に基づいて取得される入力情報からメロディを作成するメロディ作成情報を記憶するメロディ作成情報記憶手段と、
    ユーザによる前記操作手段の前記操作に基づいて前記入力情報を取得する入力情報取得手段と、
    前記入力情報取得手段によって取得された前記入力情報と、前記メロディ作成情報記憶手段に記憶されているメロディ作成情報と、に基づいて前記メロディを示すメロディ情報を生成するメロディ情報作成手段と、
    前記メロディ情報作成手段によって生成された前記メロディ情報を出力する出力手段と、
    を有することを特徴とするメロディ作成装置。
  2. 前記メロディ作成情報記憶手段は、
    前記入力情報に含まれている情報を前記メロディの旋律が有する各音階に変換する音階変換情報を記憶する音階変換情報記憶手段と、
    前記入力情報に含まれている情報から前記メロディのリズムを決定するリズム決定情報を記憶するリズム決定情報記憶手段と、
    を有し、
    前記メロディ情報は、前記メロディの前記旋律を示す旋律情報と、作成された前記メロディの前記リズムを示すリズム情報を有し、
    前記メロディ情報作成手段は、前記メロディ作成情報が有する前記旋律情報に基づいて前記メロディの前記旋律を決定し、決定した前記旋律を示す前記旋律情報を生成すると共に、前記メロディ作成情報が有する前記リズム情報に基づいて前記メロディの前記リズムを決定し、決定した前記リズムを示す前記リズム情報を生成することを特徴とする請求項1記載のメロディ作成装置。
  3. 前記メロディ作成情報記憶手段は、前記入力情報に基づいて前記メロディのテンポを決定するテンポ決定情報を記憶するテンポ情報記憶手段を有し、
    前記メロディ情報は、前記メロディの前記テンポを示すテンポ情報を有し、
    前記メロディ情報作成手段は、前記メロディ作成情報が有する前記テンポ決定情報に基づいて前記メロディの前記テンポを決定し、決定した前記テンポを示す前記テンポ情報を生成することを特徴とする請求項1記載のメロディ作成装置。
  4. 前記メロディ作成情報記憶手段は、前記入力情報に基づいて前記メロディの曲調を決定する曲調決定情報を記憶する曲調決定情報記憶手段を有し、
    前記メロディ情報は、前記メロディの前記曲調を示す曲調情報を有し、
    前記メロディ情報作成手段は、前記メロディ作成情報が有する前記曲調決定情報に基づいて前記メロディの前記曲調を決定し、決定した曲調を示す前記曲調情報を生成することを特徴とする請求項1記載のメロディ作成装置。
  5. テキスト情報を記憶するテキスト情報記憶手段と、
    前記操作手段のユーザによる入力操作により入力されたテキストを示す前記テキスト情報を取得し、取得した前記テキスト情報を前記テキスト情報記憶手段に記憶させるテキスト情報取得手段と、
    を有し、
    前記入力情報取得手段は、前記ユーザによる前記操作手段の前記テキストの前記入力操作に基づいて前記入力情報を取得し、
    前記出力手段は、前記メロディ情報作成手段によって作成された前記メロディ情報と共に、前記テキスト情報記憶手段に記憶されている前記ユーザにより入力された前記テキストを示す前記テキスト情報を出力することを特徴とする請求項1記載のメロディ作成装置。
  6. コンピュータに、
    ユーザによる操作手段の操作に基づいて入力情報を取得する入力情報取得ステップと、
    前記入力情報取得ステップによって取得された前記入力情報と、メロディ作成情報記憶手段に記憶されている前記入力情報からメロディを作成するメロディ作成情報と、に基づいて前記メロディを示すメロディ情報を生成するメロディ情報作成ステップと、
    前記メロディ情報作成ステップによって生成された前記メロディ情報を出力する出力ステップと、
    を実行させることを特徴とするメロディ作成プログラム。
  7. コンピュータが、
    ユーザによる操作手段の操作に基づいて入力情報を取得する入力情報取得ステップと、
    前記入力情報取得ステップによって取得された前記入力情報と、メロディ作成情報記憶手段に記憶されている前記入力情報からメロディを作成するメロディ作成情報と、に基づいて前記メロディを示すメロディ情報を生成するメロディ情報作成ステップと、
    前記メロディ情報作成ステップによって生成された前記メロディ情報を出力する出力ステップと、
    を有することを特徴とするメロディ作成方法。
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