JPH08147144A - ディジタル回路 - Google Patents

ディジタル回路

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JPH08147144A
JPH08147144A JP6308082A JP30808294A JPH08147144A JP H08147144 A JPH08147144 A JP H08147144A JP 6308082 A JP6308082 A JP 6308082A JP 30808294 A JP30808294 A JP 30808294A JP H08147144 A JPH08147144 A JP H08147144A
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JP
Japan
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voltage
signal
input
valued
output
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Application number
JP6308082A
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English (en)
Inventor
Tomoaki Ando
智明 安藤
Katsufusa Shono
克房 庄野
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Yamaha Corp
Original Assignee
Yamaha Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な回路構成で、回路規模も小さく、且つ
高速性能を発揮できるディジタル回路を提供する。 【構成】 第1の多値電圧変換部1は、加算すべき2値
電圧信号A,Bとキャリー入力信号Ciが入力される3
個のCMOSインバータにより構成され、入力信号の組
合わせにより決まる第1の多値電圧信号Vaを出力す
る。多値電圧信号Vaは、CMOSインバータにより構
成された第1の比較部2で2値電圧信号に変換されてキ
ャリー出力信号Coが得られる。第2の多値電圧変換部
3は、信号A,B,Ci、及び第1の比較部2の2値電
圧出力信号が入力される4個のCMOSインバータによ
り構成され、入力信号の組合わせにより決まる第2の多
値電圧信号Vbを出力する。第2の多値電圧信号Vb
は、CMOSインバータにより構成された第2の比較部
4で2値電圧信号に変換されて加算出力信号Sが得られ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、全加算器やこれを基
本とする各種の演算回路として有用なディジタル回路に
関する。
【0002】
【従来の技術】全加算器は、減算器や乗算器等の各種デ
ィジタル演算回路の基本回路として用いられている。全
加算器は、加算すべき二つの入力信号とキャリー入力信
号との間のいくつかの組み合わせ論理をとるために、複
数種の多くのゲートを用いて構成される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来の
全加算器はそれ自体多くのゲートを用いて構成されるた
め、これを組み合わせて乗算器等を構成すると、回路構
成が非常に複雑になり、また回路規模が大きくなり、如
何に高速性能を実現するかということが問題になる。こ
の発明は、簡単な回路構成で、回路規模も小さく、且つ
高速性能を発揮できるディジタル回路を提供することを
目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明に係るディジタ
ル回路は、複数の2値電圧信号の組合わせに対応して、
少なくとも一つの多値電圧信号を形成する多値電圧変換
部と、前記多値電圧信号を所定のしきい値電圧と比較し
て2値電圧信号に変換して出力する比較部とを具備した
ことを特徴としている。具体的には例えば、前記多値電
圧変換部は、出力端子が共通接続されて前記複数の2値
電圧信号がそれぞれ入力される複数のCMOSインバー
タにより構成され、前記複数の2値電圧信号の組み合わ
せに対応してオン抵抗の分圧比により決まるレベルの多
値電圧信号を出力するものとする。また前記比較部は、
少なくとも1段のインバータにより構成されて、その論
理しきい値で前記多値電圧信号を2値電圧信号に変換し
て出力するものとする。
【0005】この発明に係るディジタル回路はまた、出
力端子が共通接続され、それぞれの入力端子に2値電圧
からなる加算すべき二つの信号とキャリー入力信号が入
力される3個のCMOSインバータにより構成され、そ
の入力信号の組み合わせに対応してオン抵抗の分圧比に
よりレベルが決まる第1の多値電圧信号を出力する第1
の多値電圧変換部と、少なくとも1段のインバータによ
り構成され、前記第1の多値電圧信号をその論理しきい
値電圧で比較して2値電圧信号に変換してキャリー出力
信号を出す第1の比較部と、出力端子が共通接続された
4個のCMOSインバータにより構成され、それぞれの
入力端子に前記加算すべき二つの信号とキャリー入力信
号、及び前記第1の比較部の2値電圧出力信号が入力さ
れて、その入力信号の組み合わせに対応してオン抵抗の
分圧比によりレベルが決まる第2の多値電圧信号を出力
する第2の多値電圧変換部と、少なくとも1段のインバ
ータにより構成され、前記第2の多値電圧信号をその論
理しきい値電圧で比較して2値電圧信号に変換して加算
出力を出す第2の比較部とを具備したことを特徴として
いる。
【0006】この発明において、好ましくは、前記第1
の多値電圧変換部を構成する3個のCMOSインバータ
のゲート幅とゲート長の比と、前記第2の多値電圧変換
部の前記加算すべき二つの信号とキャリー入力信号が入
る3個のCMOSインバータのゲート幅とゲート長の比
とは等しく設定され、前記第2の多値電圧変換部の前記
第1の比較部の2値電圧出力信号が入力されるCMOS
インバータのゲート幅とゲート長の比がそれらの2倍に
設定され、前記第1及び第2の比較部の初段インバータ
のしきい値はVDD/2に設定される。
【0007】
【作用】この発明のディジタル回路は、複数の2値電圧
信号をその組み合わせに対応して回路中間点において多
値電圧信号に変換して、これを所定しきい値で比較して
再度2値電圧信号に変換して出力するもので、単純なイ
ンバータのみを用いて構成される。具体的に全加算器
は、2値電圧からなる加算すべき二つの信号とキャリー
入力信号が入力される3個のCMOSインバータにより
構成される第1の多値電圧変換部において、それらのイ
ンバータの寸法比で決まる重みに基づいた第1の多値電
圧信号を得る。この第1の多値電圧信号を所定のしきい
値電圧のインバータを用いた第1の比較部により2値電
圧信号に変換してキャリー出力信号を出す。また加算す
べき二つの信号とキャリー入力信号、及び第1の比較部
の2値電圧出力信号が入力される4個のCMOSインバ
ータにより構成される第2の多値電圧変換部において、
やはりそれらのインバータの寸法比で決まる重みに基づ
いた第2の多値電圧信号を得る。そしてこの第2の多値
電圧信号を所定のしきい値電圧のインバータを用いた第
2の比較部により2値電圧信号に変換して加算出力を出
す。
【0008】上述のようにこの発明によれば、インバー
タのみを用いて、且つその寸法比で決まるオン抵抗の分
圧比を利用した重みづけによる多値電圧変換を利用して
全加算器を実現できる。従って複数種のゲートを用いる
従来のものに比べて回路構成は単純であり、回路規模も
小さくでき、それらの結果として高速性能が実現でき
る。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照して、この発明の実施例を
説明する。図1は、この発明の一実施例に係る全加算器
の回路構成である。この全加算器は、加算すべき二つの
2値電圧信号A,Bとキャリー入力信号Ciの組み合わ
せに対応した第1の多値電圧信号Vaを得る第1の多値
電圧変換部1、第1の多値電圧信号Vaを所定のしきい
値と比較して2値のキャリー出力信号Coを得る為の第
1の比較部2、2値電圧信号A,Bとキャリー入力信号
Ci、及び第1の比較部2の比較結果の組み合わせによ
り第2の多値電圧信号Vbを得る第2の多値電圧変換部
3、及び第2の多値電圧信号Vbを所定のしきい値と比
較して2値の加算出力信号Sを得る第2の比較部4によ
り構成される。
【0010】第1の多値電圧変換部1は、2値電圧信号
A,Bとキャリー入力信号Ciがそれぞれ入力端子に入
る3個のCMOSインバータI11,I12,I13により構
成されている。これら3個のCMOSインバータI11,
I12,I13は出力端子が共通接続されている。2値電圧
信号A,Bとキャリー入力信号Ciの“0”,“1”に
応じて、各CMOSインバータI11,I12,I13はPM
OSトランジスタ又はNMOSトランジスタがオンす
る。これらのオン,オフの組み合わせに応じて、第1の
多値電圧変換部1の出力電圧レベルが変わり、これが第
1の多値電圧信号Vaとなる。第1の多値電圧信号Va
の具体的なレベルは、各CMOSインバータI11,I1
2,I13の寸法関係により決まる。その詳細は後述す
る。
【0011】第1の多値電圧変換部1の出力電圧Va
は、3段のCMOSインバータI21,I22,I23が直列
接続されて構成された第1の比較部2の初段インバータ
I21の入力端子に入力される。この実施例では初段CM
OSインバータI21は論理しきい値がVDD/2に設定さ
れている。この第1の比較部2の出力段CMOSインバ
ータI23の出力がキャリー出力信号Coとなる。
【0012】第1の多値電圧変換部1と同様に、2値電
圧信号A,Bとキャリー入力信号Ciそれぞれが入力端
子に入る3個のCMOSインバータI31,I32,I33
と、第1の比較部2の2段目CMOSインバータI22の
出力が入力されるCMOSインバータI34とにより、第
2の多値電圧変換部3が構成されている。この第2の多
値電圧変換部3を構成する4個のCMOSインバータI
31,I32,I33,I34の出力端子は全て共通接続されて
いる。第2の多値電圧変換部3においても、各CMOS
インバータI31,I32,I33,I34の状態に応じて出力
電圧レベルが決まり、これが第2の多値電圧信号Vbと
なる。第2の多値電圧信号Vbの具体的なレベルは、各
CMOSインバータI31,I32,I33,I34の寸法関係
により決まるが、これは第1の多値電圧変換部1と併せ
て後述する。
【0013】第2の多値電圧変換部3の出力電圧Vb
は、3段のCMOSインバータI41,I42,I43が直列
接続されて構成された第2の比較部4の初段インバータ
I41の入力端子に入力される。この実施例では初段CM
OSインバータI41は論理しきい値がVDD/2に設定さ
れている。この第2の比較部4の出力段CMOSインバ
ータI43の出力が加算出力信号Sとなる。
【0014】第1の多値電圧変換部1、及び第2の多値
電圧変換部3の各CMOSインバータを構成するMOS
トランジスタのゲート幅(W)とゲート長(L)の比W
/Lは、この実施例では相対的に下記表1のように設定
される。表1のW/Lは、あくまでも、重み1のインバ
ータのW/Lとの相対値、即ち重みである。より具体的
に言えば、表1のW/Lの値は、重み1のインバータの
NMOSトランジスタ,PMOSトランジスタのW/L
をそれぞれ、Wn1/Ln1,Wp1/Lp1とし、注目するイ
ンバータのNMOSトランジスタ,PMOSトランジス
タのW/Lをそれぞれ、Wn /Ln ,Wp /Lp とし
て、(Wn /Ln )/(Wn1/Ln1)=(Wp /Lp )
/(Wp1/Lp1)=重みを示している。なお第1の多値
電圧変換部1、及び第2の多値電圧変換部3に用いられ
るCMOSインバータの論理しきい値は全てVDD/2に
設定される。
【0015】
【表1】
【0016】この様な構成とすると、第1の多値電圧変
換部1では、入力信号の組み合わせにより、第1の多値
電圧信号として4レベルの電圧が得られる。即ち、3個
のCMOSインバータI11,I12,I13のPMOSトラ
ンジスタQP11 ,QP12 ,QP13 が全てオンであれば、
出力電圧はVDDであり、NMOSトランジスタQN11,
QN12 ,QN13 が全てオンであれば、出力電圧は0Vで
ある。いずれか一つのインバータでPMOSトランジス
タがオン、残り二つのインバータでNMOSトランジス
タがオンであれば、全体としてPMOS側のオン抵抗に
対してNMOS側のオン抵抗が1/2になるから、この
オン抵抗の分圧により出力電圧はVDD/3となる。逆
に、いずれか一つのインバータでNMOSトランジスタ
がオン、残り二つのインバータでPMOSトランジスタ
がオンであれば、PMOS側のオン抵抗に対してNMO
S側のオン抵抗が2倍になるから、出力電圧は2VDD/
3となる。
【0017】第1の比較部2では、第1の多値電圧変換
部1から得られる4値の電圧信号Vaを、論理しきい値
VDD/2で比較することにより、2値信号のキャリー出
力信号Coを生成する。
【0018】第2の多値電圧変換部3では、基本的に第
1の多値電圧変換部1と同様の原理で第2の多値電圧信
号Vbを得る。この場合、第1の比較部2からの2値信
号が入力されるCMOSインバータI34が、その前段の
3個のCMOSインバータに対して表1に示すように、
2倍のW/Lを持つため、4つの入力信号の組み合わせ
によって、第2の多値電圧信号Vbとして、0,VDD/
5,2VDD/5,3VDD/5,4VDD/5,VDDの6値
電圧信号が得られることになる。ただし実際には、Vb
は、2VDD/5と3VDD/5の二値しかとらない。
【0019】第2の比較部4では、第2の多値電圧変換
部3から得られる6値の電圧信号Vbを、論理しきい値
VDD/2で比較することにより、2値信号の加算出力信
号Sを生成する。
【0020】以上の各部の動作により、入力信号A,B
とキャリー入力信号Ci、加算出力S及びキャリー出力
信号Coの関係を真理値表にまとめると、下記表2のよ
うになる。各信号の組み合わせによる多値電圧Va,V
bのレベルを併せて示している。表2から明らかなよう
に、全加算器動作が得られることになる。
【0021】
【表2】
【0022】3ビット・スライス・アダーを4組用いる
と、7ビット・スライス・アダーを構成できることは、
知られている。この発明を7ビット・スライス・アダー
に適用した実施例を図2に示す。図示のようにこの7ビ
ット・スライス・アダーは、CMOSインバータのみを
用いて構成された3個の多値電圧変換部11,13,1
5と、3個の比較部12,14,16により構成され
る。図中、各CMOSインバータを構成するPMOSト
ランジスタpとNMOSトランジスタnの添字は、相対
的なW/Lの大きさ、即ち重みを示している。
【0023】第1の多値電圧変換部11は、出力端子が
共通接続されて、それぞれに7ビット入力A〜Gが入力
される7個のCMOSインバータにより構成される。こ
の第1の多値電圧変換部11の出力電圧信号V2は、論
理しきい値がVDD/2に設定された2段のCMOSイン
バータからなる第1の比較部12に入力され、その出力
が反転されて、出力信号S2が生成される。
【0024】第2の多値電圧変換部13は、それぞれに
7ビット入力A〜Gが入力される7個のCMOSインバ
ータと、第1の比較部12の出力が入力されるCMOS
インバータにより構成される。これらのCMOSインバ
ータも全て出力が共通接続されている。図示のように、
第1の比較部12の出力が入力されるCMOSインバー
タのW/Lは、7ビット入力A〜Gが入力される7個の
CMOSインバータのそれの4倍に設定されている。こ
の第2の多値電圧変換部13の出力電圧信号V1は、論
理しきい値がVDD/2に設定された2段のCMOSイン
バータからなる第2の比較部14に入力され、その出力
が反転されて、出力信号S1が生成される。
【0025】第3の多値電圧変換部15は、それぞれに
7ビット入力A〜Gが入力される7個のCMOSインバ
ータと、第1の比較部12の出力が入力されるCMOS
インバータと、第2の比較部14の出力が入力されるC
MOSインバータとにより構成される。これらのCMO
Sインバータも全て出力が共通接続されている。第1の
比較部12の出力が入力されるCMOSインバータのW
/Lは、7ビット入力A〜Gが入力される7個のCMO
Sインバータのそれの4倍に設定され、第2の比較部1
4の出力が入力されるCMOSインバータのW/Lは2
倍に設定されている。この第3の多値電圧変換部15の
出力電圧信号V0は、論理しきい値がVDD/2に設定さ
れた2段のCMOSインバータからなる第3の比較部1
6に入力され、その出力が反転されて、出力信号S0が
生成される。
【0026】各多値電圧変換部11,13,15の動作
原理は、先の実施例と同様であり、入力信号の組み合わ
せに対応するCMOSインバータの状態により決まるオ
ン抵抗の分圧比に応じて、所定の多値電圧を得るもので
ある。その詳細動作説明は省略する。このように構成さ
れた7ビット・スライス・アダーの真理値表を下記表3
に示す。
【0027】
【表3】
【0028】図1に示した全加算器を組み合わせれば、
当然に乗算器や減算器を構成することができる。例えば
図3は、アレイ方式の乗算器に適用した実施例を示す。
図1に示す全加算器とANDゲートを用いた図3(a)
の単位回路を同図(b)のように配置することにより、
乗算器が得られる。更に本発明は、全加算器に限らず、
種々のディジタル演算回路にも適用することが可能であ
る。
【0029】
【発明の効果】以上述べたようにこの発明によれば、イ
ンバータのみを用いて、且つその寸法比で決まるオン抵
抗の分圧比を利用したビット重みによる多値電圧変換を
利用して全加算器を実現できる。従って複数種のゲート
を用いる従来のものに比べて回路構成は単純であり、回
路規模も小さくでき、それらの結果として高速性能が実
現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施例に係る全加算器の構成を
示す。
【図2】 この発明の他の実施例に係る7ビット・スラ
イス・アダーの構成を示す。
【図3】 この発明の他の実施例に係る乗算器の構成を
示す。
【符号の説明】
1…第1の多値電圧変換部、2…第1の比較部、3…第
2の多値電圧変換部、4…第2の比較部、I11〜I13,
I21〜I23,I31〜I34,I41〜I43…CMOSインバ
ータ。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の2値電圧信号の組合わせに対応し
    て、少なくとも一つの多値電圧信号を形成する多値電圧
    変換部と、 前記多値電圧信号を所定のしきい値電圧と比較して2値
    電圧信号に変換して出力する比較部とを具備したことを
    特徴とするディジタル回路。
  2. 【請求項2】 前記多値電圧変換部は、出力端子が共通
    接続されて前記複数の2値電圧信号がそれぞれ入力され
    る複数のCMOSインバータにより構成され、前記複数
    の2値電圧信号の組み合わせに対応してオン抵抗の分圧
    比により決まるレベルの多値電圧信号を出力するもので
    あり、 前記比較部は、少なくとも1段のインバータにより構成
    されて、その論理しきい値により前記多値電圧信号を2
    値電圧信号に変換して出力するものであることを特徴と
    する請求項1記載のディジタル回路。
  3. 【請求項3】 出力端子が共通接続され、それぞれの入
    力端子に2値電圧からなる加算すべき二つの信号とキャ
    リー入力信号が入力される3個のCMOSインバータに
    より構成され、その入力信号の組み合わせに対応してオ
    ン抵抗の分圧比によりレベルが決まる第1の多値電圧信
    号を出力する第1の多値電圧変換部と、 少なくとも1段のインバータにより構成され、前記第1
    の多値電圧信号をその論理しきい値電圧で比較して2値
    電圧信号に変換してキャリー出力信号を出す第1の比較
    部と、 出力端子が共通接続された4個のCMOSインバータに
    より構成され、それぞれの入力端子に前記加算すべき二
    つの信号とキャリー入力信号、及び前記第1の比較部の
    2値電圧出力信号が入力されて、その入力信号の組み合
    わせに対応してオン抵抗の分圧比によりレベルが決まる
    第2の多値電圧信号を出力する第2の多値電圧変換部
    と、 少なくとも1段のインバータにより構成され、前記第2
    の多値電圧信号をその論理しきい値電圧で比較して2値
    電圧信号に変換して加算出力を出す第2の比較部とを具
    備したことを特徴とするディジタル回路。
  4. 【請求項4】 前記第1の多値電圧変換部を構成する3
    個のCMOSインバータのゲート幅とゲート長の比と、
    前記第2の多値電圧変換部の前記加算すべき二つの信号
    とキャリー入力信号が入る3個のCMOSインバータの
    ゲート幅とゲート長の比とは等しく設定され、前記第2
    の多値電圧変換部の前記第1の比較部の2値電圧出力信
    号が入力されるCMOSインバータのゲート幅とゲート
    長の比がそれらの2倍に設定され、前記第1及び第2の
    比較部の初段インバータのしきい値はVDD/2に設定さ
    れていることを特徴とする請求項3記載のディジタル回
    路。
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Cited By (3)

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