JPH0814667A - 浴槽用給湯循環接続具及び給湯通路分割具 - Google Patents
浴槽用給湯循環接続具及び給湯通路分割具Info
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- JPH0814667A JPH0814667A JP6142920A JP14292094A JPH0814667A JP H0814667 A JPH0814667 A JP H0814667A JP 6142920 A JP6142920 A JP 6142920A JP 14292094 A JP14292094 A JP 14292094A JP H0814667 A JPH0814667 A JP H0814667A
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- bathtub
- divider
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- Housings, Intake/Discharge, And Installation Of Fluid Heaters (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】給湯器からのびる吐出管及び吸込管を、浴槽取
付金具の２つの接続管のどちらに接続しても、接続をや
り直したり、内部通路の切り換えを行うことなく、吐
出、吸込の各機能が発揮できるようにした浴槽用給湯循
環接続具及び給湯通路分割具を提供することにある。 【構成】浴槽用給湯循環接続具に於ける給湯通路分割具
であって、円形状の分割具本体の外周に壁部を形成する
と共に、この壁部に穴部と開口部を形成し、上記穴部に
連通する通路を有する案内筒部を分割具本体に形成する
と共に、この案内筒部の通路に連通する湯水通路を有す
る筒体を上記分割具本体の中央に立設し、更に上記開口
部に連通する通路を形成した囲撓壁部を分割具本体に形
成した構成である。
付金具の２つの接続管のどちらに接続しても、接続をや
り直したり、内部通路の切り換えを行うことなく、吐
出、吸込の各機能が発揮できるようにした浴槽用給湯循
環接続具及び給湯通路分割具を提供することにある。 【構成】浴槽用給湯循環接続具に於ける給湯通路分割具
であって、円形状の分割具本体の外周に壁部を形成する
と共に、この壁部に穴部と開口部を形成し、上記穴部に
連通する通路を有する案内筒部を分割具本体に形成する
と共に、この案内筒部の通路に連通する湯水通路を有す
る筒体を上記分割具本体の中央に立設し、更に上記開口
部に連通する通路を形成した囲撓壁部を分割具本体に形
成した構成である。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、強制循環式給湯器に設
けた吐出管及び吸込管を浴槽に接続する浴槽用給湯循環
接続具に関するものである。
けた吐出管及び吸込管を浴槽に接続する浴槽用給湯循環
接続具に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】強制循環式給湯器に設けた吐出管と吸込
管とを浴槽側に接続するために、この浴槽の浴槽壁に取
り付ける浴槽用給湯循環接続具としては、従来から例え
ば実公平３ー３６８５２号等に記載の種々の構造のもの
が開発され使用されている。
管とを浴槽側に接続するために、この浴槽の浴槽壁に取
り付ける浴槽用給湯循環接続具としては、従来から例え
ば実公平３ー３６８５２号等に記載の種々の構造のもの
が開発され使用されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の浴槽
用給湯循環接続具では、給湯器に設けた吐出管及び吸込
管と、上記接続具側に設けた吐出管用接続管、並びに吸
込管用接続管との接続時には、注意深く確認しながら接
続しないと、逆に接続してしまうことが往々にしてあっ
た。そのためその都度、接続をやり直さねばならず、作
業効率を低下させる要因となっていた。そこで、上記し
た実公平３ー３６８５２号に記載のもののように、吐出
管と吸込管とを逆に接続した場合でも、接続具の内部で
通路を切り換えるようにしたものが開発されている。し
かしながら、この接続具でも吐出管と吸込管とを逆に接
続した場合、その都度、接続具の内部通路を、切り換え
手段を操作して通路を切り換えねばならず、甚だ煩わし
いことであり、またついうっかりその切り換え作業を忘
れると、逆に接続したままで使用してしまうといった懸
念があった。
用給湯循環接続具では、給湯器に設けた吐出管及び吸込
管と、上記接続具側に設けた吐出管用接続管、並びに吸
込管用接続管との接続時には、注意深く確認しながら接
続しないと、逆に接続してしまうことが往々にしてあっ
た。そのためその都度、接続をやり直さねばならず、作
業効率を低下させる要因となっていた。そこで、上記し
た実公平３ー３６８５２号に記載のもののように、吐出
管と吸込管とを逆に接続した場合でも、接続具の内部で
通路を切り換えるようにしたものが開発されている。し
かしながら、この接続具でも吐出管と吸込管とを逆に接
続した場合、その都度、接続具の内部通路を、切り換え
手段を操作して通路を切り換えねばならず、甚だ煩わし
いことであり、またついうっかりその切り換え作業を忘
れると、逆に接続したままで使用してしまうといった懸
念があった。
【０００４】本発明は上記のような問題点を解決するた
めに開発されたものであり、その目的とするところは、
給湯器からのびる吐出管及び吸込管を、浴槽取付金具の
２つの接続管のどちらに接続しても、接続をやり直した
り、内部通路の切り換えを行うことなく、吐出、吸込の
各機能が発揮できるようにした浴槽用給湯循環接続具及
び給湯通路分割具を提供することにある。
めに開発されたものであり、その目的とするところは、
給湯器からのびる吐出管及び吸込管を、浴槽取付金具の
２つの接続管のどちらに接続しても、接続をやり直した
り、内部通路の切り換えを行うことなく、吐出、吸込の
各機能が発揮できるようにした浴槽用給湯循環接続具及
び給湯通路分割具を提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明は上記目
的を達成するために、次のような構成にしてある。すな
わち、内部が２つの通路に分割形成され、この各通路に
連通する接続管を有する浴槽取付金具と、この浴槽取付
金具に連結でき且つ上記一方の通路と連通する通路を内
部に形成してなる浴槽挟着具と、この浴槽挟着具を介し
て上記浴槽取付金具に取り付けでき、且つ上記浴槽取付
金具の他方の通路と連通する湯水通路を有すると共に、
この湯水通路に連通する穴部を外周部に形成し、更にこ
の外周部の他の箇所に形成した開口部が上記浴槽挟着具
の通路と連通するように形成した給湯通路分割具と、こ
の給湯通路分割具の前面に着脱自在に取り付けできると
共に、外周部に上記給湯通路分割具の穴部及び開口部が
位置する箇所にフイルター付き開口部を設けてなるフイ
ルターキャップとからなる浴槽用給湯循環接続具の構成
である。
的を達成するために、次のような構成にしてある。すな
わち、内部が２つの通路に分割形成され、この各通路に
連通する接続管を有する浴槽取付金具と、この浴槽取付
金具に連結でき且つ上記一方の通路と連通する通路を内
部に形成してなる浴槽挟着具と、この浴槽挟着具を介し
て上記浴槽取付金具に取り付けでき、且つ上記浴槽取付
金具の他方の通路と連通する湯水通路を有すると共に、
この湯水通路に連通する穴部を外周部に形成し、更にこ
の外周部の他の箇所に形成した開口部が上記浴槽挟着具
の通路と連通するように形成した給湯通路分割具と、こ
の給湯通路分割具の前面に着脱自在に取り付けできると
共に、外周部に上記給湯通路分割具の穴部及び開口部が
位置する箇所にフイルター付き開口部を設けてなるフイ
ルターキャップとからなる浴槽用給湯循環接続具の構成
である。
【０００６】また、円形状の分割具本体の外周に壁部を
形成すると共に、この壁部に穴部と開口部を形成し、上
記穴部に連通する通路を有する案内筒部を分割具本体に
形成すると共に、この案内筒部の通路に連通する湯水通
路を有する筒体を上記分割具本体の中央に立設し、更に
上記開口部に連通する通路を形成した囲撓壁部を分割具
本体に形成した給湯通路分割具の構成である。
形成すると共に、この壁部に穴部と開口部を形成し、上
記穴部に連通する通路を有する案内筒部を分割具本体に
形成すると共に、この案内筒部の通路に連通する湯水通
路を有する筒体を上記分割具本体の中央に立設し、更に
上記開口部に連通する通路を形成した囲撓壁部を分割具
本体に形成した給湯通路分割具の構成である。
【０００７】
【作用】上記のような浴槽用給湯循環接続具の構成で
は、の浴槽用給湯循環接続具を浴槽に取り付ける場合
は、浴槽壁の側部に穿設した穴の部分に外側から浴槽取
付金具を当接し、浴槽内から上記浴槽壁を挟むようにし
て上記浴槽取付金具に浴槽挟着具を取り付ける。次にこ
の浴槽挟着具に給湯通路分割具を取り付けて固定し、最
後にこの給湯通路分割具の浴槽内側の前面にフイルター
キャップを被せる。
は、の浴槽用給湯循環接続具を浴槽に取り付ける場合
は、浴槽壁の側部に穿設した穴の部分に外側から浴槽取
付金具を当接し、浴槽内から上記浴槽壁を挟むようにし
て上記浴槽取付金具に浴槽挟着具を取り付ける。次にこ
の浴槽挟着具に給湯通路分割具を取り付けて固定し、最
後にこの給湯通路分割具の浴槽内側の前面にフイルター
キャップを被せる。
【０００８】上記のようにしてこの浴槽用給湯循環接続
具を浴槽に取り付けると共に、浴槽壁の外側に取り付け
た浴槽取付金具の各接続管に、給湯器からのびる吐出管
と吸込管を接続する。この場合、浴槽取付金具の２つの
接続管の各接続管に対して、吐出管及び吸込管をどちら
に接続してもよい。
具を浴槽に取り付けると共に、浴槽壁の外側に取り付け
た浴槽取付金具の各接続管に、給湯器からのびる吐出管
と吸込管を接続する。この場合、浴槽取付金具の２つの
接続管の各接続管に対して、吐出管及び吸込管をどちら
に接続してもよい。
【０００９】また、上記のような給湯通路分割具の構成
では、筒体の湯水通路に送られてくる湯水は、案内筒部
の通路を通って分割具本体の穴部から吐出される。一
方、分割具本体の開口部から入る（吸い込まれる）湯水
は、囲撓壁部によって形成された通路に導かれる。ま
た、浴槽内の湯水が分割具本体の穴部から吸い込まれ、
また分割具本体の開口部から吐出される場合は、湯水の
吐出通路及び吸い込み通路の流れ方向は上記とは逆にな
る。
では、筒体の湯水通路に送られてくる湯水は、案内筒部
の通路を通って分割具本体の穴部から吐出される。一
方、分割具本体の開口部から入る（吸い込まれる）湯水
は、囲撓壁部によって形成された通路に導かれる。ま
た、浴槽内の湯水が分割具本体の穴部から吸い込まれ、
また分割具本体の開口部から吐出される場合は、湯水の
吐出通路及び吸い込み通路の流れ方向は上記とは逆にな
る。
【００１０】
【実施例】以下、本発明に係る実施例を図１〜図１０に
基づいて説明する。図１は本発明に係る一実施例の浴槽
用給湯循環接続具の分解斜視図であって、この浴槽用給
湯循環接続具１は、浴槽取付金具２と、浴槽挟着具３
と、給湯通路分割具４と、フイルターキャップ５とによ
って構成されている。
基づいて説明する。図１は本発明に係る一実施例の浴槽
用給湯循環接続具の分解斜視図であって、この浴槽用給
湯循環接続具１は、浴槽取付金具２と、浴槽挟着具３
と、給湯通路分割具４と、フイルターキャップ５とによ
って構成されている。
【００１１】具体的に説明すると、上記浴槽取付金具２
は、全体が金属部材によって形成されていて、内部が２
つの通路６ａ、６ｂに分割形成されている。すなわち、
浴槽取付金具本体７は、一端を開口した有底円筒状であ
り、開口端７ａにはフランジ８が形成してある。また、
この開口端７ａ寄りの内周面には、後述する浴槽挟着具
３と螺着できるようにネジ溝９が形成してある。この中
空なる浴槽取付金具本体７の中央部には筒体１０が底部
から一体的に形成してある。筒体１０の先端１０ａは、
浴槽取付金具本体７の開口端７ａとほぼ面一となるよう
に形成してある。この筒体１０によって浴槽取付金具本
体７内は２つの内部空間に分割され、上記通路６ａが筒
体１０内に、また通路６ｂが筒体１０外にそれぞれ設け
られる。更に各通路６ａ、６ｂの位置する浴槽取付金具
本体７の底部位置には、それぞれ穴（図示省略）が形成
してある。この各穴を介して上記通路６ａ、６ｂに連通
するようにして２つの接続管１１、１２が設けてある。
この接続管１１は通路６ａに連通し、接続管１２は通路
６ｂに連通するようにしてある。また各接続管１１、１
２の端部には、ネジ溝１３が形成してある。
は、全体が金属部材によって形成されていて、内部が２
つの通路６ａ、６ｂに分割形成されている。すなわち、
浴槽取付金具本体７は、一端を開口した有底円筒状であ
り、開口端７ａにはフランジ８が形成してある。また、
この開口端７ａ寄りの内周面には、後述する浴槽挟着具
３と螺着できるようにネジ溝９が形成してある。この中
空なる浴槽取付金具本体７の中央部には筒体１０が底部
から一体的に形成してある。筒体１０の先端１０ａは、
浴槽取付金具本体７の開口端７ａとほぼ面一となるよう
に形成してある。この筒体１０によって浴槽取付金具本
体７内は２つの内部空間に分割され、上記通路６ａが筒
体１０内に、また通路６ｂが筒体１０外にそれぞれ設け
られる。更に各通路６ａ、６ｂの位置する浴槽取付金具
本体７の底部位置には、それぞれ穴（図示省略）が形成
してある。この各穴を介して上記通路６ａ、６ｂに連通
するようにして２つの接続管１１、１２が設けてある。
この接続管１１は通路６ａに連通し、接続管１２は通路
６ｂに連通するようにしてある。また各接続管１１、１
２の端部には、ネジ溝１３が形成してある。
【００１２】次に浴槽挟着具３は、全体が合成樹脂によ
って形成され、上記浴槽取付金具２のネジ溝９と螺合で
きるように外周面にネジ溝１４を形成した筒体部１５
と、この筒体部１５の一端に形成したフランジ部１６
と、このフランジ部１６の外周に一定間隔を以て突出形
成した止めネジ受部１７とからなる。上記筒体部１５の
通路１８は、浴槽取付金具２の通路６ａ、６ｂに臨み、
後述する給湯通路分割具４を浴槽挟着具３に取り付けた
ときに、この浴槽挟着具３の通路１８は浴槽取付金具２
の通路６ｂと連通する。
って形成され、上記浴槽取付金具２のネジ溝９と螺合で
きるように外周面にネジ溝１４を形成した筒体部１５
と、この筒体部１５の一端に形成したフランジ部１６
と、このフランジ部１６の外周に一定間隔を以て突出形
成した止めネジ受部１７とからなる。上記筒体部１５の
通路１８は、浴槽取付金具２の通路６ａ、６ｂに臨み、
後述する給湯通路分割具４を浴槽挟着具３に取り付けた
ときに、この浴槽挟着具３の通路１８は浴槽取付金具２
の通路６ｂと連通する。
【００１３】また、給湯通路分割具４は、全体が合成樹
脂によって形成され、円形板状で外周部に壁部１９を形
成した分割具本体２０と、この分割具本体２０の内側に
立設した筒体２１とからなる。分割具本体２０には、外
周の壁部１９の２箇所に形成した穴部２２に連通する通
路２３を形成した案内筒部２４が形成されている。この
各案内筒部２４は、上記筒体２１から壁部１９まで形成
され、案内筒部２４の各通路２３は、筒体２１の湯水通
路２１ａと連通するようにしてある。また、この筒体２
１は、上記浴槽挟着具３を介して上記浴槽取付金具２の
筒体１０に挿入でき、湯水通路２１ａと浴槽取付金具２
の通路６ａとが連通できるようにしてある。更にこの分
割具本体２０の外周寄りの４か所には、止めネジ穴２５
が穿設されている。またこの分割具本体２０の上記壁部
１９には、両穴部２２の中間部分に開口部２６（図３参
照）が形成してある。この開口部２６並びに上記２つの
穴部２２は、吐出口又は吸込口としての働きをなす。ま
た、壁部１９の対峙する２か所に縦溝３５が形成されて
いると共に、この縦溝３５に連通する横溝３６を壁部１
９に沿って形成してある。
脂によって形成され、円形板状で外周部に壁部１９を形
成した分割具本体２０と、この分割具本体２０の内側に
立設した筒体２１とからなる。分割具本体２０には、外
周の壁部１９の２箇所に形成した穴部２２に連通する通
路２３を形成した案内筒部２４が形成されている。この
各案内筒部２４は、上記筒体２１から壁部１９まで形成
され、案内筒部２４の各通路２３は、筒体２１の湯水通
路２１ａと連通するようにしてある。また、この筒体２
１は、上記浴槽挟着具３を介して上記浴槽取付金具２の
筒体１０に挿入でき、湯水通路２１ａと浴槽取付金具２
の通路６ａとが連通できるようにしてある。更にこの分
割具本体２０の外周寄りの４か所には、止めネジ穴２５
が穿設されている。またこの分割具本体２０の上記壁部
１９には、両穴部２２の中間部分に開口部２６（図３参
照）が形成してある。この開口部２６並びに上記２つの
穴部２２は、吐出口又は吸込口としての働きをなす。ま
た、壁部１９の対峙する２か所に縦溝３５が形成されて
いると共に、この縦溝３５に連通する横溝３６を壁部１
９に沿って形成してある。
【００１４】次にフイルターキャップ５は、金属板で形
成したキャップ部２７と、合成樹脂によって成形したフ
イルター部２８とからなる。キャップ部２７は外周壁部
２９を形成した円板形状であり、この外周壁部２９には
全周にわたって所定間隔ごとに長方形状の開口３０が形
成してある。
成したキャップ部２７と、合成樹脂によって成形したフ
イルター部２８とからなる。キャップ部２７は外周壁部
２９を形成した円板形状であり、この外周壁部２９には
全周にわたって所定間隔ごとに長方形状の開口３０が形
成してある。
【００１５】またフイルター部２８は、上記キャップ部
２７を嵌着でき、フイルター部２８の外周壁部３２（図
２参照）にはキャップ部２７の開口部３０と一致する箇
所に開口部３３が形成され、この各開口部３３にはフイ
ルターとなる網３４が設けてある。また、フイルター部
２８の外周壁部３２の対峙する２か所には凸部（図示省
略）が形成され、この両凸部を上記分割具本体２０の壁
部１９の縦溝３５に係合させ、フイルターキャップ５を
少し回すことにより、上記凸部が分割具本体２０の壁部
１９の横溝３６に係合して、このフイルターキャップ５
を分割具本体２０に固着することができる。
２７を嵌着でき、フイルター部２８の外周壁部３２（図
２参照）にはキャップ部２７の開口部３０と一致する箇
所に開口部３３が形成され、この各開口部３３にはフイ
ルターとなる網３４が設けてある。また、フイルター部
２８の外周壁部３２の対峙する２か所には凸部（図示省
略）が形成され、この両凸部を上記分割具本体２０の壁
部１９の縦溝３５に係合させ、フイルターキャップ５を
少し回すことにより、上記凸部が分割具本体２０の壁部
１９の横溝３６に係合して、このフイルターキャップ５
を分割具本体２０に固着することができる。
【００１６】上記のような構成からなる浴槽用給湯循環
接続具１を浴槽壁４に取り付ける場合は、図２に示すよ
うに浴槽壁Ａの側部に穿設した穴Ｂの部分に、外側から
浴槽取付金具２のフランジ８を、また浴槽内から上記浴
槽壁Ａを挟むようにして浴槽挟着具３の筒体部１５のネ
ジ溝１４の先端を、浴槽取付金具２のネジ溝９に螺着
し、浴槽取付金具２及び浴槽挟着具３を浴槽壁Ａに固定
する。
接続具１を浴槽壁４に取り付ける場合は、図２に示すよ
うに浴槽壁Ａの側部に穿設した穴Ｂの部分に、外側から
浴槽取付金具２のフランジ８を、また浴槽内から上記浴
槽壁Ａを挟むようにして浴槽挟着具３の筒体部１５のネ
ジ溝１４の先端を、浴槽取付金具２のネジ溝９に螺着
し、浴槽取付金具２及び浴槽挟着具３を浴槽壁Ａに固定
する。
【００１７】このようにして浴槽壁Ａに固定された浴槽
挟着具３の通路１８内に、給湯通路分割具４の筒体２１
を挿入すると共に、この筒体２１の先（図１参照）を、
上記浴槽取付金具２の筒体１０に挿入して、給湯通路分
割具４の湯水通路２１ａと連通させる。更にこの浴槽挟
着具３に設けた給湯通路分割具４の各ネジ穴２５にネジ
を挿入し、浴槽挟着具３の止めネジ受部１７に螺着し
て、この給湯通路分割具４を浴槽挟着具３を固定する。
更にこの給湯通路分割具４にフイルターキャップ５を取
り付けて、浴槽用給湯循環接続具１の各部品を浴槽壁Ａ
に取り付ける。
挟着具３の通路１８内に、給湯通路分割具４の筒体２１
を挿入すると共に、この筒体２１の先（図１参照）を、
上記浴槽取付金具２の筒体１０に挿入して、給湯通路分
割具４の湯水通路２１ａと連通させる。更にこの浴槽挟
着具３に設けた給湯通路分割具４の各ネジ穴２５にネジ
を挿入し、浴槽挟着具３の止めネジ受部１７に螺着し
て、この給湯通路分割具４を浴槽挟着具３を固定する。
更にこの給湯通路分割具４にフイルターキャップ５を取
り付けて、浴槽用給湯循環接続具１の各部品を浴槽壁Ａ
に取り付ける。
【００１８】このようにして取り付けた浴槽用給湯循環
接続具１の浴槽取付金具２の接続管１１、１２に、給湯
器（図示省略）からのびる吐出管及び吸込管（図示省
略）を接続する。この場合、吐出管及び吸込管をどちら
の接続管１１、１２に接続してもよい。
接続具１の浴槽取付金具２の接続管１１、１２に、給湯
器（図示省略）からのびる吐出管及び吸込管（図示省
略）を接続する。この場合、吐出管及び吸込管をどちら
の接続管１１、１２に接続してもよい。
【００１９】上記のようにして浴槽壁に取り付けられ、
給湯器からのびる吐出管及び吸込管に接続され浴槽用給
湯循環接続具１にあって、例えば給湯器からのびる吐出
管を浴槽取付金具２の接続管１１に、また吸込管を接続
管１２に接続した場合は、給湯器からの湯水は接続管１
１から浴槽取付金具本体７の筒体１０内の通路６ａを通
り、この通路６ａから給湯通路分割具４の筒体２１内の
湯水通路２１ａを通って、２つの案内筒部２４の通路２
３から外周部の穴部２２に導かれ、フイルターキャップ
５の網３４を通って浴槽内に吐出される。
給湯器からのびる吐出管及び吸込管に接続され浴槽用給
湯循環接続具１にあって、例えば給湯器からのびる吐出
管を浴槽取付金具２の接続管１１に、また吸込管を接続
管１２に接続した場合は、給湯器からの湯水は接続管１
１から浴槽取付金具本体７の筒体１０内の通路６ａを通
り、この通路６ａから給湯通路分割具４の筒体２１内の
湯水通路２１ａを通って、２つの案内筒部２４の通路２
３から外周部の穴部２２に導かれ、フイルターキャップ
５の網３４を通って浴槽内に吐出される。
【００２０】一方、浴槽内の湯水を給湯器側に戻す通路
は、浴槽内のフイルターキャップ５の網３４を通って給
湯通路分割具４の開口部２６から浴槽挟着具３の通路１
８に入り、更に浴槽取付金具２の通路６ｂから接続管１
２を通って給湯器からのびる吸込管より給湯器へと導か
れる。
は、浴槽内のフイルターキャップ５の網３４を通って給
湯通路分割具４の開口部２６から浴槽挟着具３の通路１
８に入り、更に浴槽取付金具２の通路６ｂから接続管１
２を通って給湯器からのびる吸込管より給湯器へと導か
れる。
【００２１】また、上記とは逆に給湯器からのびる吐出
管を浴槽取付金具２の接続管１２に、また吸込管を接続
管１１に接続した場合、湯水の通る通路は上記した各通
路とは逆になる。
管を浴槽取付金具２の接続管１２に、また吸込管を接続
管１１に接続した場合、湯水の通る通路は上記した各通
路とは逆になる。
【００２２】図９及び図１０は他の実施例の給湯通路分
割具を示し、この給湯通路分割具４は、円形状の分割具
本体２０の外周に壁部１９を形成すると共に、この壁部
１９に穴部２２と開口部２６を形成してある。また、上
記穴部２２に連通する通路２３を有する案内筒部２４を
分割具本体２０に形成すると共に、この案内筒部２４の
通路２３に連通する湯水通路２１ａを有する筒体２１を
上記分割具本体２０の中央に立設してある。更にこの実
施例では、上記開口部２６に連通する通路２６ａを形成
した囲撓壁部３７を図示のようにこの開口部１６から上
記筒体２１の周囲を所定間隔を以て囲むようにして形成
してある。
割具を示し、この給湯通路分割具４は、円形状の分割具
本体２０の外周に壁部１９を形成すると共に、この壁部
１９に穴部２２と開口部２６を形成してある。また、上
記穴部２２に連通する通路２３を有する案内筒部２４を
分割具本体２０に形成すると共に、この案内筒部２４の
通路２３に連通する湯水通路２１ａを有する筒体２１を
上記分割具本体２０の中央に立設してある。更にこの実
施例では、上記開口部２６に連通する通路２６ａを形成
した囲撓壁部３７を図示のようにこの開口部１６から上
記筒体２１の周囲を所定間隔を以て囲むようにして形成
してある。
【００２３】上記のような給湯通路分割具４では、筒体
２１の湯水通路２１ａに送られてくる湯水は、案内筒部
２４の通路２３を通って分割具本体２０の穴部２２から
吐出される。一方、分割具本体２０の開口部２６から入
る（吸い込まれる）湯水は、囲撓壁部３７によって形成
された通路２６ａに導かれる。また、浴槽内の湯水が分
割具本体２０の穴部２２から吸い込まれ、また分割具本
体２０の開口部２６から吐出される場合は、湯水の吐出
通路及び吸い込み通路の湯水の流れは逆になる。この給
湯通路分割具４も、図１の浴槽用給湯循環接続具１に、
図１に示す給湯通路分割具４に代えて使用することがで
きる。
２１の湯水通路２１ａに送られてくる湯水は、案内筒部
２４の通路２３を通って分割具本体２０の穴部２２から
吐出される。一方、分割具本体２０の開口部２６から入
る（吸い込まれる）湯水は、囲撓壁部３７によって形成
された通路２６ａに導かれる。また、浴槽内の湯水が分
割具本体２０の穴部２２から吸い込まれ、また分割具本
体２０の開口部２６から吐出される場合は、湯水の吐出
通路及び吸い込み通路の湯水の流れは逆になる。この給
湯通路分割具４も、図１の浴槽用給湯循環接続具１に、
図１に示す給湯通路分割具４に代えて使用することがで
きる。
【００２４】
【発明の効果】このように本発明の浴槽用給湯循環接続
具では、施工時に、浴槽取付金具に設けた２つの接続管
に対し、給湯器からのびる吐出管及び吸込管のどちらを
接続しても、湯水の循環（吐出、吸込）機能に支障をき
たすことなく使用でき、従来のように接続ミスを起こす
といったことが全くない。したがって誰にでも簡単に且
つ短時間に接続施工することができる。また、浴槽内へ
の湯水の吐出、或いは浴槽内からの湯水の吸い込みも、
フイルターキャップの外周の側面から行なわれ、入浴時
に熱い湯が直接身体に当たるといった危険性もない。
具では、施工時に、浴槽取付金具に設けた２つの接続管
に対し、給湯器からのびる吐出管及び吸込管のどちらを
接続しても、湯水の循環（吐出、吸込）機能に支障をき
たすことなく使用でき、従来のように接続ミスを起こす
といったことが全くない。したがって誰にでも簡単に且
つ短時間に接続施工することができる。また、浴槽内へ
の湯水の吐出、或いは浴槽内からの湯水の吸い込みも、
フイルターキャップの外周の側面から行なわれ、入浴時
に熱い湯が直接身体に当たるといった危険性もない。
【００２５】また、本発明に係る給湯通路分割具では、
構成簡単にして湯水の吐出、吸い込み通路を確保でき、
湯水の吐出、吸い込み方向が逆になっても何ら切り換え
操作をすることなく、湯水の流れ方向に対応することが
できる。
構成簡単にして湯水の吐出、吸い込み通路を確保でき、
湯水の吐出、吸い込み方向が逆になっても何ら切り換え
操作をすることなく、湯水の流れ方向に対応することが
できる。
【図１】本発明に係る一実施例の浴槽用給湯循環接続具
の分解斜視図である。
の分解斜視図である。
【図２】一実施例の浴槽用給湯循環接続具を浴槽壁に取
り付けた状態を示す断面図である。
り付けた状態を示す断面図である。
【図３】本発明に係る一実施例の給湯通路分割具の裏面
側から見た斜視図である。
側から見た斜視図である。
【図４】一実施例の給湯通路分割具の裏面図である。
【図５】一実施例のフイルターキャップの正面図であ
る。
る。
【図６】浴槽挟着具に給湯通路分割具を取り付けた斜視
図である。
図である。
【図７】フイルターキャップと浴槽挟着具と給湯通路分
割具を組み合わせた縦断面図である。
割具を組み合わせた縦断面図である。
【図８】フイルターキャップと浴槽挟着具と給湯通路分
割具を組み合わせた側面図である。
割具を組み合わせた側面図である。
【図９】別の一実施例の給湯通路分割具の裏面図であ
る。
る。
【図１０】別の一実施例の給湯通路分割具の断面図であ
る。
る。
１ 浴槽用給湯循環接続具、 ２ 浴槽取付金具 ３ 浴槽挟着具 ４ 給湯通路分割具 ５ フイルターキャップ ６ａ 通路 ６ｂ 通路 １８ 通路 ２１ａ湯水通路 ２１ 筒体 ２２ 穴部 ２３ 通路 ２６ 開口部 ２６ａ通路 ３３ 開口部 ３４ フイルター（網） ３７ 囲撓壁部
Claims (2)
- 【請求項１】 内部が２つの通路に分割形成され、この
各通路に連通する接続管を有する浴槽取付金具と、この
浴槽取付金具に連結でき且つ上記一方の通路と連通する
通路を内部に形成してなる浴槽挟着具と、この浴槽挟着
具を介して上記浴槽取付金具に取り付けでき、且つ上記
浴槽取付金具の他方の通路と連通する湯水通路を有する
と共に、この湯水通路に連通する穴部を外周部に形成
し、更にこの外周部の他の箇所に形成した開口部が上記
浴槽挟着具の通路と連通するように形成した給湯通路分
割具と、この給湯通路分割具の前面に着脱自在に取り付
けできると共に、外周部に上記給湯通路分割具の穴部及
び開口部が位置する箇所にフイルター付き開口部を設け
てなるフイルターキャップとからなることを特徴とする
浴槽用給湯循環接続具。 - 【請求項２】 円形状の分割具本体の外周に壁部を形成
すると共に、この壁部に穴部と開口部を形成し、上記穴
部に連通する通路を有する案内筒部を分割具本体に形成
すると共に、この案内筒部の通路に連通する湯水通路を
有する筒体を上記分割具本体の中央に立設し、更に上記
開口部に連通する通路を形成した囲撓壁部を分割具本体
に形成したことを特徴とする給湯通路分割具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6142920A JPH0814667A (ja) | 1994-06-24 | 1994-06-24 | 浴槽用給湯循環接続具及び給湯通路分割具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6142920A JPH0814667A (ja) | 1994-06-24 | 1994-06-24 | 浴槽用給湯循環接続具及び給湯通路分割具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0814667A true JPH0814667A (ja) | 1996-01-19 |
Family
ID=15326709
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6142920A Pending JPH0814667A (ja) | 1994-06-24 | 1994-06-24 | 浴槽用給湯循環接続具及び給湯通路分割具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0814667A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6007889A (en) * | 1998-06-22 | 1999-12-28 | Target Technology, Llc | Metal alloys for the reflective or the semi-reflective layer of an optical storage medium |
| JP2002364932A (ja) * | 2001-06-05 | 2002-12-18 | Hashimoto Kinzoku Kogyo Kk | 無極性浴槽用循環金具 |
| US6544616B2 (en) | 2000-07-21 | 2003-04-08 | Target Technology Company, Llc | Metal alloys for the reflective or the semi-reflective layer of an optical storage medium |
| US6764735B2 (en) | 1998-06-22 | 2004-07-20 | Target Technology Company, Llc | Metal alloys for the reflective or the semi-reflective layer of an optical storage medium |
| US6790503B2 (en) | 1998-06-22 | 2004-09-14 | Target Technology Company, Llc | Metal alloys for the reflective or the semi-reflective layer of an optical storage medium |
| US6841219B2 (en) | 1998-06-22 | 2005-01-11 | Han H. Nee | Metal alloys for the reflective or the semi-reflective layer of an optical storage medium |
| US6905750B2 (en) | 1998-06-22 | 2005-06-14 | Target Technology Company, Llc | Metal alloys for the reflective or the semi-reflective layer of an optical storage medium |
| US7045187B2 (en) | 1998-06-22 | 2006-05-16 | Nee Han H | Metal alloys for the reflective or the semi-reflective layer of an optical storage medium |
-
1994
- 1994-06-24 JP JP6142920A patent/JPH0814667A/ja active Pending
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6007889A (en) * | 1998-06-22 | 1999-12-28 | Target Technology, Llc | Metal alloys for the reflective or the semi-reflective layer of an optical storage medium |
| US6280811B1 (en) | 1998-06-22 | 2001-08-28 | Target Technology Company, Llc | Metal alloys for the reflective or the semi-reflective layer of an optical storage medium |
| US6764735B2 (en) | 1998-06-22 | 2004-07-20 | Target Technology Company, Llc | Metal alloys for the reflective or the semi-reflective layer of an optical storage medium |
| US6790503B2 (en) | 1998-06-22 | 2004-09-14 | Target Technology Company, Llc | Metal alloys for the reflective or the semi-reflective layer of an optical storage medium |
| US6841219B2 (en) | 1998-06-22 | 2005-01-11 | Han H. Nee | Metal alloys for the reflective or the semi-reflective layer of an optical storage medium |
| US6852384B2 (en) | 1998-06-22 | 2005-02-08 | Han H. Nee | Metal alloys for the reflective or the semi-reflective layer of an optical storage medium |
| US6896947B2 (en) | 1998-06-22 | 2005-05-24 | Target Technology Company, Llc | Metal alloys for the reflective or the semi-reflective layer of an optical storage medium |
| US6905750B2 (en) | 1998-06-22 | 2005-06-14 | Target Technology Company, Llc | Metal alloys for the reflective or the semi-reflective layer of an optical storage medium |
| US7045187B2 (en) | 1998-06-22 | 2006-05-16 | Nee Han H | Metal alloys for the reflective or the semi-reflective layer of an optical storage medium |
| US6544616B2 (en) | 2000-07-21 | 2003-04-08 | Target Technology Company, Llc | Metal alloys for the reflective or the semi-reflective layer of an optical storage medium |
| JP2002364932A (ja) * | 2001-06-05 | 2002-12-18 | Hashimoto Kinzoku Kogyo Kk | 無極性浴槽用循環金具 |
| JP4689080B2 (ja) * | 2001-06-05 | 2011-05-25 | 橋本金属工業株式会社 | 無極性浴槽用循環金具 |
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