JPH08146592A - 位相シフトマスクの検査装置及び検査方法 - Google Patents

位相シフトマスクの検査装置及び検査方法

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JPH08146592A
JPH08146592A JP31401094A JP31401094A JPH08146592A JP H08146592 A JPH08146592 A JP H08146592A JP 31401094 A JP31401094 A JP 31401094A JP 31401094 A JP31401094 A JP 31401094A JP H08146592 A JPH08146592 A JP H08146592A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高精度な操作が要求されることなく高精度に
位相差量を測定することが可能な位相シフトマスクの検
査装置と検査方法を得る。 【構成】 透明基板上にマクスパターン形成材によりマ
スクパターン1aが回折格子として形成されたマスク1
を用い、マスク1上の回折格子パターンに光源11から
の高干渉度光を照明し、回折格子パターンにより回折さ
れた回折光をレンズ17により集光し、集光された回折
光の強度を複数の検出器19a〜19cにより検出し、
処理回路20では検出された各回折次数の回折光の強度
比により、マスクパターン形成材間の位相差量を計算す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体装置の製造に用い
る露光装置用マスク、特に位相シフトマスクの検査装置
と検査方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、フォトリソグラフィ技術により半
導体装置等を製造する際の露光装置用のマスクとして、
マスクの一部に透過光の位相を変化させる位相材を被着
して形成した位相シフタを配置し、フォトリソグラフィ
により形成されるパターンの解像度と焦点深度を向上す
る技法が注目されている。この位相シフタを用いた位相
シフトマスクでは、位相材被着部と非被着部との間の透
過光の位相差が180度になるように作られたマスクが
用いられるが、この位相差の製造誤差により結像性能が
大幅に変化される。したがって、位相シフトマスクの製
造においては、この位相差量(位相変化量)を正確に制
御する必要があり、これを検査することが重要となる。
【0003】従来、このような位相シフタを有する露光
装置用位相シフトマスクの位相検査装置として、例えば
特開平4−146437号公報に記載されたものがあ
る。これは、図5に示すように、ステージ33に支持さ
れた位相シフトマスク30を光源31を含む光学系32
により照明し、この位相シフトマスク30上の位相材の
被着部分と非被着部分とを透過した光を結像手段である
レンズ34a,34bにより投影結像し、結像位置での
像の光強度分布を検出手段35により検出する。
【0004】このとき、マスク30上の位相材の被着部
分と非被着部分に対応する部分の光強度比を測定し、さ
らに検出手段35を演算処理回路36により制御される
駆動部37により結像位置から光軸方向に所定量だけ移
動した後、再度像の光強度を測定して光強度比の変化を
計算することにより位相材の位相差量を測定することが
できる。この技術は、対比される光の間に位相差量があ
ると、焦点ずれにより位相材被着部と非被着部との間で
光強度に差が生じることを利用している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の位相
シフトマスクの検査技法では、位相差と焦点ずれ量によ
り変化する光強度比を測定しているため、マスクの光軸
方向(縦方向)位置と焦点位置との距離を正確に制御し
て、異なる2点の位置で測定する必要があるため、高精
度のマスクステージ高さ停止位置制御装置が必要にな
り、マスクステージのコストが高価になるという問題が
ある。
【0006】また、このマスク高さの誤差により位相差
測定に誤差が生じる問題がある。更に、像の横軸方向の
光強度分布により位相差を測定しているため、この分布
形状を正確に測定する必要がある。したがって、横軸方
向に高分解能の光強度測定装置を使用するか、もしくは
横軸方向に対し高精度なスキャン制御で測定する必要が
あり、さらにマスクの横軸方向を検出器に対し正確にア
ライメントする必要があるため、光強度測定器またはマ
スクステージが高価になるという問題がある。
【0007】また、さらにマスク上の位相材の被着部分
と非被着部分とで透過率に差がある場合にも光強度差が
生じるが、この補正方法として低コヒーレンシ照明条件
で測定した光強度比により補正する方法が記載されてい
る。しかしながら、低コヒーレンシ照明条件で測定した
場合の光強度比値を見積もる式が具体化されていないた
め、補正精度が正確に測定できないという問題がある。
【0008】
【発明の目的】本発明の目的は、高精度に駆動するステ
ージを用いることなく、しかも透過率に差がある場合で
も高精度に位相差量を測定することが可能な位相シフト
マスクの検査装置と検査方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の位相シフトマス
クの検査装置は、マクスパターン形成材によりマスクパ
ターンとして回折格子を形成したマスクを載置するステ
ージと、このマスクの回折格子に対して高干渉度光を照
射する手段と、前記回折格子により回折された回折光を
集光する手段と、集光された回折光の強度を検出するた
めの複数個の検出器と、前記各検出器で検出された回折
光の強度比に基づいて前記マクスパターン形成材間の位
相差量を算出する処理回路とを備えることを特徴とす
る。
【0010】また、本発明の位相シフトマスクの検査方
法は、透明基板上にマクスパターン形成材によりマスク
パターンが形成され、このマスクパターンとして前記マ
スクパターン形成材により回折格子が形成されたマスク
を用い、前記マスク上の回折格子パターンに高干渉度光
を照明し、回折格子パターンにより回折された回折光を
集光するレンズにより集光し、集光された回折光の強度
を複数の検出器により検出し、検出された各回折次数の
回折光の強度比により、前記マスクパターン形成材間の
位相差量を計算することを特徴とする。
【0011】また、本発明の検査方法では、マスクパタ
ーン形成材が形成されていない部分を照明して0次光の
強度を測定し、またマスクパターン形成材が形成されて
いる部分に対しても照明して0次光強度を測定し、これ
らの測定値を用いてこれらの部分の間の光透過率比を計
算し、かつこの光透過率比を用いて位相差量を計算する
ことも可能である。
【0012】ここで、位相シフトマスクとして、半透明
部と透明部とによりマスクパターンが形成され、このマ
スクパターンが形成されていない透明部分は、前記透明
基板が所要の厚さだけエッチングされているマスク、或
いは遮光部と、透明部と、透明部に設けられた位相シフ
タとでマスクパターンが形成されているマスクが用いら
れる。
【0013】
【作用】マスクにおいて生じる回折光を用いて位相差量
を測定するために、マスクに対する検出器の光軸上及び
これと直角な方向の位置精度に高精度が要求されること
なく位相差量を測定することができ、マスクに対して検
出器を光軸方向に移動させ、かつ高精度にしかも高速に
アライメントを行う操作が不要とされる。
【0014】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図1は本発明のマスクの位相検査装置の概略図で
ある。高圧水銀ランプ等を用いた光源11の光はレンズ
12で平行光にされた後、波長フィルタ13により露光
装置で用いられる露光波長と同一の波長λの光のみが選
択的に透過される。ミラー14で反射を行った後、ズー
ムレンズ15により所定の大きさの平行光に形成された
後、マスクステージ16に載置される被検査マスク1を
照明する。照明光は被検査マスク1の回折格子パターン
で回折され、各回折光はレンズ17により集光される。
【0015】更に、回折光は各回折次数の光が集光され
る位置に開口部をもつ空間フィルタ18を透過した後、
各回折光用の検出器19a,19b,19cにより+1
次、0次、−1次の回折光の光強度がそれぞれ検出され
る。各検出器29a,29b,29cで測定した各回折
次数の回折光は処理回路20において強度比が演算さ
れ、その強度比により、前記マスク上の位相材と吸収位
相材によるマクスパターンでの位相差量が計算される。
【0016】図2は本発明により検査される露光装置用
マスクの第1実施例を示す図であり、ここではハーフト
ーン型位相シフトマスクの例を示している。同図(a)
は平面図、同図(b)はその断面図である。ハーフトー
ン型位相シフトマスク1は透明基板2に対して透明部A
と、透明部Aの透過光に対し位相差を生じるようにした
半透明部Bとでパターンが形成されている。透明部Aと
半透明部Bとは所定のピッチで格子状に配列された回折
格子として形成されており、透明部Aはピッチpで平行
に並んだ幅Wのラインパターンとして構成される。ピッ
チとライン幅との比d=W/Pを以後デューティ比と呼
ぶ。
【0017】また、透明部Aは光透過性の石英基板2が
深さhだけエッチングされている。露光装置で用いてい
る露光光波長がλであるとし、透明部Aの波長λにおけ
る振幅透過率をtaとする。半透明部Bには石英基板2
上にクロム膜3の薄いパターンが形成されている。半透
明部Bの波長λにおける振幅透過率をtbとする。透明
部Aと半透明部Bとの振幅透過率の比、tb/taをt
とする。また、透明部Aと半透明部Bとの位相差をθと
する。
【0018】図3は図2に示したハーフトーン型位相シ
フトマスクの製造工程を示す図である。始めに図3
(a)において石英マスク基板2に薄いクロム膜3を形
成する。クロム膜厚は露光装置で用いられる露光波長λ
において光が若干だけ透過するような膜厚にし、光強度
透過率が所要量の半透過膜として構成されるように形成
される。次に、図3(b)で電子線リソグラフィにより
クロム膜上にレジストパターン4を形成する。
【0019】次に、図3(c)でレジスト4をエッチン
グマスクとしてクロム膜3をエッチングし、クロムパタ
ーンを形成する。さらに、図3(d)でクロム膜3を除
去した部分の石英基板2をエッチングする。石英基板2
のエッチングは石英基板部とクロムパターン部を透過し
た露光光の位相差が所要値となるよう調整するために形
成される。最後に図3(e)でレジスト膜4を除去して
完成される。
【0020】そして、位相シフトマスクの位相差量の検
査では、図1に示したようにマスクステージ16に図2
の位相シフトマスク1を載置し、この位相シフトマスク
1に光源11の光を照明し、この照明によって生じた回
折光をレンズ17で集光した後、空間フィルタ18を透
過し、各検出器19a,19b,19cにより光強度を
検出し、処理回路20により演算を行って位相差量を算
出する。
【0021】この処理回路20において、光強度比から
位相差量を計算する方法を次に述べる。各回折光検出器
19a〜19cで検出されるm次の回折光の強度Im
次式となる。 Im =C〔d2 md 2 +t2 (1−d)2 m(1-d) 2 +(−1)m 2ta(1−a)Smdm(1-d) cosθ …(1)
【0022】ここで、Cはta 2 等に比例する定数、S
md,Sm(1-d)は(2)式のXにそれぞれd,(1−d)
を代入して与えられる。 Smx=〔sin (πmx)〕/(πmx) …(2) mは整数 但し、So=1
【0023】式(1)から0次光強度I0 と1次光強度
1 との光強度比r1 は次式となる。 r1 =I1 /I0 =〔d2 md 2 +t2 (1−d)2 m(1-d) 2 +(−1) 2td(1−d)Smdm(1-d)cos θ〕 /〔d2 +t2 (1−d)2 +2td(1−d)cos θ〕 …(3)
【0024】式(3)よりθを求めると、 θ=cos -1〔(d2 (Smd 2 −r1 )+t2 (1−d)2 (sm(1-d) 2 −r1 ) )/(2td(1−d)(Smdm(1-d)+r1 )〕 …(4)
【0025】式(4)及び式(2)より振幅透過率比t
及びデューティ比dが判っていれば光強度比r1 より位
相差θを求めることができる。また、この関係は0次光
と−1次光との間にも成り立つため、同様にして光強度
比r2 =I2 /I0 も測定してθを求めれば、より測定
精度を向上できる。
【0026】次に、振幅透過率比tは以下のようにして
測定できる。図1の装置によりマスク上で照明光照射範
囲より広い範囲でパターンが形成されているクロム膜部
分、即ち半透明部Bを照明する。パターンがないため光
は回折されず透過した光は全て0次光検出器に到達し、
検出される。この値はC2 tb2 となる。C2 はマスク
への入射エネルギ等に比例する定数である。一方、クロ
ム膜が形成されていない部分、即ち透明部Aにおいても
同様にして測定すれば、C2 ta2 が得られる。これら
の光強度比ta2 /tb2 =t2 により振幅透過率比t
を求めることができる。
【0027】また、デューティ比dは、従来から用いら
れている光学式マスクパターン寸法検査装置、またはS
EM式寸法検査装置により回折格子のピッチp及びライ
ン幅wを測定することにより測定することができる。以
上の方法により、振幅透過率比及びデューティ比を予め
測定しておけば、0次光と1次光との強度比を測定する
ことにより、前記マスクの位相差θを求めることができ
る。
【0028】図4は本発明において検査可能な位相シフ
トマスクの第2の実施例を示しており、レベンソン型位
相シフトマスク上の回折格子パターンを示している。同
図(a)は平面図、同図(b)は断面図である。レベン
ソン型位相シフトマスク1Aは、遮光部Aと、透明部B
と、透明部上に光の位相差をつけるための位相シフタを
形成した位相シフト部Cとでパターンが形成されてい
る。遮光部AはピッチP/2で平行に並んだ幅Wのライ
ンパターンが開口されており、透明部B及び位相シフト
部Cはともに幅W,ピッチP、デューティ比d=W/P
である。
【0029】また、遮光部Aには石英基板2A上にクロ
ム膜3Aのパターンが形成されている。クロム膜厚は露
光光をほぼ完全に遮光するのに十分な膜厚とする。ま
た、クロム膜3Aが形成されていない透明部Bの振幅透
過率をtbとする。また、位相シフト部Cは石英基板2
A上にSOG膜4Aが形成されている。位相シフト部C
の振幅透過率をtcとする。透明部Bと位相シフト部C
との振幅透過率の比tb/tcをtとする。また、透明
部Bと位相シフト部Cとの位相差をθとする。
【0030】このレベンソン型位相シフトマスクの位相
検査についても、図1に示した装置を用いる。このレベ
ンソン型位相シフトマスクの実施例による回折格子を用
いた場合に検出されるm次の回折光の強度Im 、及び0
次光I0 と1次光I1 との強度比r1 から求めたθは次
のようになる。 Im =Cd2 ma 2 〔1+t2 +(−1)m 2t cosθ〕 …(5) θ=cos -1〔((1−d)2 (sa 2 −r1 ))/(2t(Sa 2 +r1 )〕 …(6)
【0031】式(6)より、振幅透過率比t及びデュー
ティ比dを予め第1の実施例と同様に測定しておけば、
強度比r1 より位相差θを求めることができる。
【0032】ここで、前記第1実施例ではハーフトーン
型位相シフトマスクにおいて石英部がエッチングされて
いる例を示してが、石英部をエッチングする代わりに吸
収材の複素屈折率を調整し吸収材のみで位相差をつけた
マスクの場合でも同様にして測定可能である。またレベ
ンソン型位相シフトマスクの回折格子において、クロム
膜を形成せずに位相シフタのパターンのみで回折格子を
形成してもよい。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、位相シフ
トマスクにおいて生じた回折光の強度比に基づいて計算
を行うことで位相シフトマスクにおける位相差量を測定
することが可能となる。また、位相シフトマスクにおけ
る位相シフト部と透過部との間で透過率に差がある場合
でもその影響を正確に補正して位相差量を測定すること
が可能になるという効果がある。
【0034】また、本発明では回折光を複数の検出器で
同時に検出してその強度比を求めるので、マスクとレン
ズの焦点位置が僅かにずれても回折光強度の検出部では
集光された回折光のスポットサイズが僅かに変化するの
みで光強度は変化しないこと、さらにマスクの横軸位置
が僅かにずれても照明光分布が均一な範囲であれば回折
光の位相が変化するのみで強度は変化しないことによ
り、これらに影響されることなく正確に位相差量が測定
可能となる。
【0035】更に、本発明では位相シフトマスクと検出
器との相対位置を変化させる必要がないため、高価な高
精度マスクステージが必要でなくなり安価にできるとい
う効果がある。更に、マスクステージを動かして多数点
測定する必要もないため高速に検査できるという効果も
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のマスク検査装置の一例の構成図であ
る。
【図2】本発明が適用されるハーフトーン型位相シフト
マスクの平面図と断面図である。
【図3】図2のハーフトーン型位相シフトマスクの製造
方法を工程順に示す断面図である。
【図4】本発明が適用されるレベンソン型位相シフトマ
スクの平面図と断面図である。
【図5】従来の位相シフトマスクにおける位相検査装置
の一例を示す図である。
【符号の説明】
1 ハーフトーン型位相シフトマスク 1A レベンソン型位相シフトマスク 11 光源 12 レンズ 16 マスクステージ 17 レンズ 18 空間フィルタ 19a〜19c 検出器 20 処理回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G01N 21/88 E H01L 21/027 H01L 21/30 528

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透明基板上にマクスパターン形成材によ
    りマスクパターンが形成され、このマスクパターンを透
    過する光と、他の部分を透過した光の位相差を検出する
    ための装置であって、前記マスクとして前記マスクパタ
    ーン形成材により回折格子を形成したマスクを載置する
    ステージと、このマスクの回折格子に対して高干渉度光
    を照射する手段と、前記回折格子により回折された回折
    光を集光する手段と、集光された回折光の強度を検出す
    るための複数個の検出器と、前記各検出器で検出された
    回折光の強度比に基づいて前記マクスパターン形成材間
    の位相差量を算出する処理回路とを備えることを特徴と
    する位相シフトマスクの検査装置。
  2. 【請求項2】 透明基板上にマクスパターン形成材によ
    りマスクパターンが形成され、このマスクパターンとし
    て前記マスクパターン形成材により回折格子が形成され
    たマスクを用い、前記マスク上の回折格子パターンに高
    干渉度光を照明し、回折格子パターンにより回折された
    回折光を集光するレンズにより集光し、集光された回折
    光の強度を複数の検出器により検出し、検出された各回
    折次数の回折光の強度比により、前記マスクパターン形
    成材間の位相差量を計算することを特徴とする位相シフ
    トマスクの検査方法。
  3. 【請求項3】 マスクパターン形成材が形成されていな
    い部分を照明して0次光の強度を測定し、またマスクパ
    ターン形成材が形成されている部分に対しても照明して
    0次光強度を測定し、これらの測定値を用いてこれらの
    部分の間の光透過率比を計算し、かつこの光透過率比を
    用いて位相差量を計算することを特徴とする位相シフト
    マスクの検査方法。
  4. 【請求項4】 マスクは、半透明部と透明部とによりマ
    スクパターンが形成され、このマスクパターンが形成さ
    れていない透明部分は、前記透明基板が所要の厚さだけ
    エッチングされている請求項2の位相シフトマスクの検
    査方法。
  5. 【請求項5】 マスクは、遮光部と、透明部と、透明部
    に設けられた位相シフタとでマスクパターンが形成され
    ている請求項2の位相シフトマスクの検査方法。
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