JPH08146291A - 内視鏡用対物レンズ - Google Patents

内視鏡用対物レンズ

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JPH08146291A
JPH08146291A JP6283811A JP28381194A JPH08146291A JP H08146291 A JPH08146291 A JP H08146291A JP 6283811 A JP6283811 A JP 6283811A JP 28381194 A JP28381194 A JP 28381194A JP H08146291 A JPH08146291 A JP H08146291A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】加工が容易で、歪曲収差が少なく、全長が短
く、構成枚数の少ない内視鏡用対物レンズを提供するこ
と。 【構成】物体側より順に、明るさ絞り21Sおよび正の
パワーを有する後群レンズからなり、この後群レンズ
を、ガラスレンズ21と、このガラスレンズ21の表面
に付着した透明部材層22とからなり、この透明部材層
22のガラスレンズ21に付着していない面を非球面と
した複合型非球面レンズで構成し、さらにガラスレンズ
21を、屈折率nがn>1.65なる硝材で形成したこと。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内視鏡、硬性鏡などに
用いる対物レンズに係り、特に全長が短く構成枚数の少
ない対物レンズに関する。
【0002】
【従来技術およびその問題点】一般に、内視鏡、硬性鏡
などで要求される画角は90〜120 ゜前後であり、かなり
広角である。そのため、対物レンズで発生する歪曲収差
は大きくなりがちで、一般に、画角100 ゜では約−36
%、画角120 ゜では約−50%にもなってしまう。このよ
うな歪曲収差を減少させる手段として、特開昭61-16202
1 号公報などに示されているように、非球面レンズの使
用が知られている。
【0003】しかしながら、内視鏡などの対物レンズは
可及的に小径であることが要求されるため、研磨などに
よる非球面加工が、35mmカメラレンズなどと比較して困
難である。また、このような小径な非球面レンズの製作
方法としては、従来よりガラスモールド法が報告されて
いるが、この手法を適用できるのは、一般に、転移点の
低い軟化させやすい硝材である。
【0004】一方、内視鏡、硬性鏡などでは、外部から
導入される照明光量が少なく、明るい対物レンズが必要
であるが、反面、明るい対物レンズは、レンズの全長や
径が大きくなりがちである。そこで、屈折率の高い硝材
を使用して、各レンズのパワーを上げ、レンズ構成枚数
を減少させることにより、広角で、小径かつ全長が短い
対物レンズを作成できる。
【0005】しかし、このような高屈折率の硝材の多く
は、転移点が高く、ガラスモールド法にはなじまない。
適用しようとすれば、硝材を軟化させるために必要な熱
量が多くなって消費エネルギーが増大し、過熱および徐
冷に長時間を要し、モールド型の寿命が短くなり、コス
トアップするという問題がある。さらにモールド成型し
やすい硝材を用いて行なう対物レンズの設計では、その
自由度も少なくなり、所望の性能が得られ難いという問
題が生じる。
【0006】また、内視鏡の対物レンズでは、明るさ絞
りよりも物体側に配置した前群レンズにパワーを持たせ
るのが通例である。そこで、前群レンズを廃すると、レ
ンズの全長を短縮できる。しかし、前群レンズを廃する
と後群レンズのパワーを増加しなければならないが、後
群レンズのパワーを増加すると、歪曲収差の発生などの
性能低下が見られる。後群レンズのパワー増加のために
は後群レンズの屈折率を上げる必要があり、収差補正を
良好に行なうためには非球面の導入が有効である。しか
し、非球面の形成が容易なモールド法により成型可能な
高屈折率硝材は、既に述べたように極限られてしまい、
高屈折率の硝材を使用してモールド法により非球面レン
ズを形成するのは困難である。したがって、事実上、全
長が短くかつ歪曲収差の少ない内視鏡用対物レンズを形
成するのは困難であった。
【0007】
【発明の目的】本発明は、上記従来の内視鏡用対物レン
ズの問題に鑑みてされたもので、加工が容易で、歪曲収
差が少なく、全長が短く、構成枚数の少ない内視鏡用対
物レンズを提供することを目的とする。
【0008】
【発明の概要】この目的を達成する請求項1に記載の発
明は、物体側より順に、カバーガラス、明るさ絞りおよ
び正のパワーを有する後群レンズからなり、上記後群レ
ンズ中の少なくとも一つのレンズが、ガラスレンズと、
このガラスレンズの表面に付着した透明部材層とからな
り、この透明部材層のガラスレンズに付着していない面
が非球面からなる複合型非球面レンズであり、上記複合
型非球面レンズのガラスレンズの屈折率nが、n>1.6
5、であることに特徴を有する。請求項2に記載の発明
は、物体側より順に、明るさ絞りおよび正のパワーを有
する後群レンズからなり、上記後群レンズ中の少なくと
も一つのレンズが、ガラスレンズと、このガラスレンズ
の表面に付着した透明部材層とからなり、この透明部材
層のガラスレンズに付着していない面が非球面からなる
複合型非球面レンズであり、上記複合型非球面レンズの
ガラスレンズの屈折率nが、n>1.65、であることに特
徴を有する。
【0009】
【実施例】以下、図示実施例に基づいて本発明を説明す
る。図1および2は実施例1、図3および4は実施例
2、図5および6は実施例3、図7および8は実施例
4、図9および10は実施例5、図11および12は実
施例6のレンズ構成および諸収差特性を示している。実
施例1〜5はファイバースコープに使用される対物レン
ズ、実施例6は電子スコープに使用される対物レンズで
ある。実施例1はカバーガラスを有し、実施例2〜6は
カバーガラスを有しない。実施例1および2は、後群レ
ンズ1枚構成であり、実施例3〜6は後群レンズ2枚構
成であって、第3〜第5実施例は物体側から正レンズ、
正レンズの組み合わせであり、実施例6は物体側から正
レンズ、負レンズの組み合わせである。なお、図には光
学素子のみを示しているが、これらは鏡筒などに固定さ
れ、内視鏡、硬性鏡などの先端部に取付けられる。
【0010】実施例1および2では、後群レンズ12、
21を屈折率n>1.65のガラスレンズで形成し、かつそ
れらの像側面 NO.4、 NO.2に合成樹脂を付加してプレ
ス加工した透明部材層13、22を設けてある。そし
て、これらの透明部材層13、22の像側面 NO.5、 N
O.3(ガラスレンズ12、21の面 NO.4、 NO.2に付
着していない面)を非球面として、後群レンズ12およ
び透明部材層13、後群レンズ21および透明部材層2
2からなる複合型非球面レンズを形成してある。また、
明るさ絞り12S、21Sは、後群レンズ12、21よ
りも物体側の空間に配置してある。
【0011】実施例3では、正のパワーを有する2枚の
後群レンズ31、32の内、少なくとも第2レンズ32
を屈折率n>1.65のガラスレンズで形成し、かつ第2レ
ンズ32の像側面 NO.4に合成樹脂を付加してプレス加
工した透明部材層33を設けてある。そして、この透明
部材層33の像側面 NO.5(第2レンズ32の面 NO.4
に付着していない側の面)を非球面として、第2レンズ
32および透明部材層33からなる複合型非球面レンズ
を形成してある。また、明るさ絞り31Sは、第1レン
ズ31よりも物体側の空間に配置してある。
【0012】実施例4では、正のパワーを有する第1レ
ンズ41、負のパワーを有する第2レンズ42、正のパ
ワーを有する第3レンズ43からなる3枚の後群レンズ
の内、少なくとも第3レンズ43を屈折率n>1.65のガ
ラスレンズで形成し、かつ第3レンズ43の像側面 NO.
5に合成樹脂を付加してプレス加工した透明部材層44
を設けてある。そして、この透明部材層44の像側面 N
O.6(第3レンズ43の面 NO.5に付着していない面)
を非球面として、第3レンズ43および透明部材層44
からなる複合型非球面レンズを形成してある。また、明
るさ絞り41Sは、第1レンズ41よりも物体側の空間
に配置してある。
【0013】実施例5では、正のパワーを有する第1レ
ンズ51、負のパワーを有する第253、正のパワーを
有する第3レンズ54からなる3枚の後群レンズの内、
第1レンズ51を屈折率n>1.65のガラスレンズで形成
し、かつ第1レンズ51の像側面 NO.2に合成樹脂を付
加してプレス加工した透明部材層52を設けてある。そ
して、この透明部材層52の像側面 NO.3(第1レンズ
51の面 NO.2に付着していない面)を非球面として、
第1レンズ51および透明部材層52からなる複合型非
球面レンズを形成してある。また、明るさ絞り51S
は、第1レンズ51よりも物体側の空間に配置してあ
る。
【0014】実施例6では、正のパワーを有する第1レ
ンズ61、負のパワーを有する第2レンズ63および正
のパワーを有する第3レンズ64からなる3枚の後群レ
ンズ内、少なくとも第1レンズ61を屈折率n>1.65の
ガラスレンズで構成し、かつ第1レンズ61の像側面 N
O.2に合成樹脂を付加してプレス加工した透明部材層6
2を設けてある。そして、この透明部材層52の像側面
NO.3(第1レンズの面 NO.2に付着していない側の
面)を非球面として、第1レンズ61および透明部材層
62からなる複合型非球面レンズを形成してある。ま
た、明るさ絞り61Sは、第1レンズ61の物体側空間
に配置してある。なお、図中符号65、66は、電子内
視鏡に用いられるCCD撮像素子のカバーガラスおよび
接着剤層である。
【0015】以上の実施例において、画角2wは、実施
例1、5および6が2w= 100゜、実施例2が2w=80
゜、実施例3が2w=90゜、実施例4が2w=92゜であ
る。Fナンバーは、実施例1〜3がF=1.8 、実施例4
がF=4.0 、実施例5がF=2.9 、実施例6がF=5.6
である。なお、Fナンバーは無限遠の物体距離に対する
値であり、画角2wは設計物体距離に対する値である。
ここで設計物体距離は、実施例1および2は8.0mm 、実
施例3は5.0mm 、実施例4、5および6は6.0mm であ
る。
【0016】また、本実施例では、ガラスレンズには、
耐薬品性と光学設計上の収差補正の要求、研磨、加工特
性から、LAH58(株式会社オハラの硝材名)の名称
で呼ばれている硝材を使用している。この硝材は、転移
点が730 ℃と高く、ガラスモールド法には不適当なもの
である。また、硝材LAH58と類似の屈折率、アッベ
数を持った他の硝材にも、転移点が十分低く、ガラスモ
ールド法に適したものは存在しない。
【0017】一方、非球面を形成する透明部材層には、
熱硬化型樹脂を使用したが、他の樹脂材料、例えば、光
硬化型樹脂などの使用も可能である。さらに、樹脂材料
の屈折率などの制限は特に存在しない。
【0018】以上の実施例1〜6の具体的数値データを
以下表に示し、諸収差を図2、4、6、8、10、およ
び12に示す。なお、図中、SAは球面収差、SCは正
弦条件、d線、g線、C線は、それぞれの波長における
球面収差よる色収差と倍率色収差、Sは非点収差図にお
けるサジタル、Mは非点収差図におけるメリディオナル
をそれぞれ示している。
【0019】表および図中、FNO はFナンバー、f は焦
点距離(mm)、M は横倍率、Wは半画角(゜)、fBはバ
ックフォーカス(mm)、rはレンズ面の近軸曲率半径
(mm)、dはレンズ面の間隔(mm)、nd はd線の屈折
率、νd はd線のアッベ数を示す。
【0020】[実施例1]
【表1】 FNO=1.8 f=0.33 M=-0.040 W=50 fB=0.29 面 NO. r d nd νd 1 ∞ 0.20 1.88300 40.8 2 ∞ 0.16 絞り ∞ 0.03 3 2.222 0.49 1.88300 40.8 4 -0.389 0.05 1.52010 50.8 5 * -0.244 - - - *は非球面 NO.5 : K=-2.38716、 A4=-4.55994、 A6=0.26567 ×102 、A8=0.00000、 A10= 0.00000、A12=0.00000 但し、非球面は次式で定義される。 x=cy2/[1+{1-(1+K)c2y2}1/2]+A4y4+A6y6+A8y8+A10y10+A
12y12 以下の実施例の非球面も同式により定義される。
【0021】[実施例2]
【表2】 FNO=1.8 f=0.43 M=-0.054 W=40 fB=0.38 面 NO. r d nd νd 絞り ∞ 0.11 1 1.848 0.51 1.88300 40.8 2 -0.410 0.05 1.52010 50.8 3 * -0.394 - - - *は非球面 NO.3 : K=-1.98384、 A4=-0.03256、 A6=7.81836 、A8=0.00000、 A10= 0.00000、A12=0.00000
【0022】[実施例3]
【表3】 FNO=1.8 f=0.39 M=-0.077 W=45 fB=0.34 面 NO. r d nd νd 絞り ∞ 0.04 1 -1.121 0.30 1.51633 64.1 2 -0.897 0.05 - - 3 0.880 0.40 1.65830 57.3 4 -0.510 0.05 1.52010 50.8 5 * -0.309 - - - *は非球面 NO.5 : K=-2.87113 A4=-2.62966 、 A6=0.26542 ×102 、A8=-0.32503 ×102 、 A10=-0.35704 ×103 、A12=0.12321 ×104
【0023】[実施例4]
【表4】 FNO=4.0 f=0.91 M=-0.152 W=46 f=1.01 面 NO. r d nd νd 絞り ∞ 0.04 1 -0.540 0.23 1.88300 40.8 2 -0.525 0.05 - - 3 -11.419 0.47 1.80518 25.4 4 0.910 0.73 1.72916 54.7 5 -1.200 0.20 1.52010 50.8 6 * -0.700 - - - *は非球面 NO.6 : K=-2.18934 、A4=-0.29640 、 A6=-0.23181、A8=0.00000、 A10= 0.00000 、A12= 0.00000
【0024】[実施例5]
【表5】 FNO=2.9 f=0.89 M=-0.151 W=50 fB=0.00 面 NO. r d nd νd 絞り ∞ 0.04 1 -1.449 0.51 1.88300 40.8 2 -0.440 0.05 1.52010 50.8 3 * -0.589 0.05 - - 4 -1.100 0.30 1.80518 25.4 5 1.596 0.78 1.72916 54.7 6 -0.920 - - - *は非球面 NO.3 : K=-0.83413 、A4= 0.42655 、 A6= 0.41254、A8=0.00000 A10= 0.00000 、A12= 0.00000
【0025】[実施例6]
【表6】 FNO=5.6 f=1.19 M=-0.235 W=50 fB=0.00 面 NO. r d nd νd 絞り ∞ 0.06 1 -1.774 0.51 1.88300 40.8 2 -0.472 0.05 1.52010 50.8 3 * -0.732 0.16 - - 4 -6.062 0.30 1.80518 25.4 5 1.142 0.34 1.72916 54.7 6 2.620 0.30 - - 7 ∞ 0.60 1.53000 50.0 8 ∞ 0.40 1.54000 40.0 9 ∞ - - - *は非球面 NO.3 : K=-0.74470 、A4=-0.20247 、 A6=-0.26087、A8=0.00000 A10= 0.00000 、A12= 0.00000
【0026】以上、実施例1、2では、全く非球面を使
用しない場合と比較して、非点収差、像面湾曲および歪
曲収差が改善されている。
【0027】実施例3は、後群レンズを第1レンズ31
および第2レンズ32に分離することにより、実施例
1、2に比較してレンズの各面の曲率半径rが大きくな
り、製造が容易になるとともに、球面収差の発生が低減
された。さらに、非球面を全く使用しない同一レンズ構
成と比較して、歪曲収差が−27%から−19%に改善され
た。
【0028】実施例4および5は、後群レンズの物体側
レンズ42、53と、像側レンズ43、54とを貼り合
わせにすることで、色収差の発生を低減させている。さ
らに透明部材層44、52のガラスレンズに付着してい
ない面を非球面としたことで特に、実施例4では歪曲収
差が低減され、実施例5では非点収差が低減されてい
る。
【0029】実施例6(図11および12)は、電子内
視鏡に使用される対物レンズの一例である。図示しない
が、最も像側の接着剤層66に密着してCCDなどの撮
像素子が配置される。この実施例6は、例えば実施例5
と比較して、同一画角であるが像高が高くなっているた
め、実施例5と同じレンズ構成にすると焦点距離が長く
なり、全長が長くなりがちである。そのため、最も像側
レンズ群を負のパワーとなる構成にすることで、全長を
短くすることができた。レンズのみの全長は、実施例5
と比較して、約20%短縮されている。また、歪曲収差も
低減されている。
【0030】
【発明の効果】以上の説明から明らかな通り本発明は、
前群レンズを廃して、物体側より順に、明るさ絞りおよ
び正のパワーを有する後群レンズとで構成し、上記後群
レンズ中の少なくとも一つのレンズを、ガラスレンズ
と、このガラスレンズの表面に付着した透明部材層とか
らなり、この透明部材層のガラスレンズに付着していな
い面が非球面からなる複合型非球面レンズで構成し、か
つ上記複合型非球面レンズのガラスレンズを、屈折率n
がn>1.65を満足する硝材で形成したので、全長が短
く、径の小さな内視鏡用対物レンズを提供できる。しか
も、非球面を有するので、球面収差、軸上色収差、倍率
色収差、非点収差、歪曲収差などの諸収差が低減されて
いる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の内視鏡用対物レンズの実施例1のレン
ズ構成図である。
【図2】同実施例1の諸収差特性図である。
【図3】本発明の内視鏡用対物レンズの実施例2のレン
ズ構成図である。
【図4】同実施例2の諸収差特性図である。
【図5】本発明の内視鏡用対物レンズの実施例3のレン
ズ構成図である。
【図6】同実施例3の諸収差特性図である。
【図7】本発明の内視鏡用対物レンズの実施例4のレン
ズ構成図である。
【図8】同実施例4の諸収差特性図である。
【図9】本発明の内視鏡用対物レンズの実施例5のレン
ズ構成図である。
【図10】同実施例5の諸収差特性図である。
【図11】本発明の内視鏡用対物レンズの実施例6のレ
ンズ構成図である。
【図12】同実施例6の諸収差特性図である。
【符号の説明】
11 カバーガラス 12 レンズ(ガラスレンズ) 12S 明るさ絞り 13 透明部材層 21 第1レンズ(ガラスレンズ) 21S 明るさ絞り 22 透明部材層 31 第1レンズ(ガラスレンズ) 31S 明るさ絞り 32 第2レンズ(ガラスレンズ) 33 透明部材層 41S 明るさ絞り 43 第3レンズ(ガラスレンズ) 44 透明部材層 51 第1レンズ(ガラスレンズ) 51S 明るさ絞り 52 透明部材層 61 レンズ(ガラスレンズ) 61S 明るさ絞り 62 透明部材層

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物体側より順に、カバーガラス、明るさ
    絞りおよび正のパワーを有する後群レンズからなり、 上記後群レンズ中の少なくとも一つのレンズが、ガラス
    レンズと、このガラスレンズの表面に付着した透明部材
    層とからなり、この透明部材層のガラスレンズに付着し
    ていない面が非球面からなる複合型非球面レンズであ
    り、 上記複合型非球面レンズのガラスレンズの屈折率nが、 n>1.65であることを特徴とする内視鏡用対物レンズ。
  2. 【請求項2】 物体側より順に、明るさ絞りおよび正の
    パワーを有する後群レンズからなり、 上記後群レンズ中の少なくとも一つのレンズが、ガラス
    レンズと、このガラスレンズの表面に付着した透明部材
    層とからなり、この透明部材層のガラスレンズに付着し
    ていない面が非球面からなる複合型非球面レンズであ
    り、 上記複合型非球面レンズのガラスレンズの屈折率nが、 n>1.65であることを特徴とする内視鏡用対物レンズ。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、上記後群レ
    ンズが、一つの複合型非球面レンズにより構成されてい
    ること、を特徴とする内視鏡用対物レンズ。
  4. 【請求項4】 請求項1または2において、上記後群レ
    ンズが、正のパワーを有する第1群レンズと正のパワー
    を有する第2群レンズとにより構成され、少なくとも一
    方の群が上記複合型非球面レンズを含むこと、を特徴と
    する内視鏡用対物レンズ。
  5. 【請求項5】 請求項1または2において、上記後群レ
    ンズが正のパワーを有する第1群レンズと負のパワーを
    有する第2群レンズにより構成され、少なくとも一方の
    群が上記複合型非球面レンズを含むこと、を特徴とする
    内視鏡用対物レンズ。
  6. 【請求項6】 請求項4または5において、上記第1群
    が上記複合型非球面レンズであること、を特徴とする内
    視鏡用対物レンズ。
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