JPH08145810A - 光ファイバー温度分布測定方法 - Google Patents

光ファイバー温度分布測定方法

Info

Publication number
JPH08145810A
JPH08145810A JP6289332A JP28933294A JPH08145810A JP H08145810 A JPH08145810 A JP H08145810A JP 6289332 A JP6289332 A JP 6289332A JP 28933294 A JP28933294 A JP 28933294A JP H08145810 A JPH08145810 A JP H08145810A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical fiber
temperature
measured
temperature distribution
coke
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6289332A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Tezuka
浩一 手塚
Toshiya Maekawa
俊哉 前川
Akio Nagamune
章生 長棟
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Engineering Corp
Original Assignee
NKK Corp
Nippon Kokan Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NKK Corp, Nippon Kokan Ltd filed Critical NKK Corp
Priority to JP6289332A priority Critical patent/JPH08145810A/ja
Publication of JPH08145810A publication Critical patent/JPH08145810A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Measuring Temperature Or Quantity Of Heat (AREA)
  • Photometry And Measurement Of Optical Pulse Characteristics (AREA)
  • Radiation Pyrometers (AREA)
  • Testing Of Optical Devices Or Fibers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 この発明は高温使用が可能で、かつ分解能も
高い光ファイバー温度分布測定方法に関し、高温下の物
体の損傷状態等の測定、熱源接触部分の変化(劣化有
無)を、より高い分解能(約1m)で測定し、より迅速
に検出可能である。 【構成】 上記に用いるセンサー1は金属管のなかにポ
リイミド被覆をした光ファイバーをとおし、一端から光
ファイバー中に入射させた光の反射ストークス光を測定
して位置ごとの温度を測定する。被測定箇所例えばコー
クス炉炭化室12に上記センサーを埋め込みないし差し
込む。または、被測定箇所に金属管を巻き付け、また
は、被測定箇所に金属管をはりめぐらせる。上記センサ
ー1は金属管の一端から水素濃度を100ppm以下とした気
体を吹き込み、長時間に耐えるように出来る。また、前
記光ファイバーに入射する光を疑似ランダム信号で変調
し、反射光の相関をとることによって各位置ごとの温度
分布を計測するようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光ファイバーを用いた物
体の温度分布測定方法に関し、特に高温物体の測温に関
する。
【0002】
【従来技術】近年、光ファイバーを用いた分布式の温度
計が開発され、種々の測温対象物に適用されている。そ
して、広範囲の温度分布を把握するためには、従来は多
数の測温体を配置して測温しなければならなかったの
が、1本ないしは数本の光ファイバーを配置するだけで
すむようになった。
【0003】また、放射温度計の信号処理によって一度
に測温結果を求めることができるので、施工や測定が簡
単になるという利点もある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の光ファ
イバーを使用した温度計は約700 ℃程度までしか適用で
きず、金属の精製、精錬分野のようにより高温条件でも
使える分布型温度計が望まれていた。また、従来の温度
計は光ファイバーの敷設方向に沿った位置分解能が約3m
程度であり、より位置精度の高い情報を得たい場合、混
み合った箇所の個別の値を知りたい時に限界があった。
【0005】本発明は、上記の問題点を解決し、従来よ
りも高温で使用可能であり、かつ分解能も高い光ファイ
バー温度分布測定方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決する手段】この発明に係る光ファイバー温
度分布測定方法は、被測定箇所に固定して金属管を埋め
込みないし差し込み、金属管のなかにポリイミド被覆を
した光ファイバーをとおし、一端から光ファイバー中に
入射させた光の反射ストークス光を測定して位置ごとの
温度を測定するものである。
【0007】また、被測定箇所に金属管を巻き付け、金
属管のなかにポリイミド被覆をした光ファイバーをとお
し、光ファイバーの一端から入射させた光の反射ストー
クス光を測定して位置ごとの温度を測定するものであ
る。
【0008】また、被測定箇所に金属管をはりめぐら
せ、金属管のなかにポリイミド被覆をした光ファイバー
をとおし、光ファイバーの一端から入射させた光の反射
ストークス光を測定して位置ごとの温度を測定するもの
である。
【0009】また、前記金属管の一端から水素濃度を10
0ppm以下とした気体を吹き込むものである。
【0010】また、前記光ファイバーに入射する光を疑
似ランダム信号で変調し、反射光の相関をとることによ
って各位置ごとの温度分布を計測するようにしたもので
ある。
【0011】
【作用】光ファイバーを使用した温度測定において、高
温の物体の測定が不可能であるのは、測定雰囲気中の気
体が光ファイバーに浸透し、光ファイバーが劣化するか
らである。特に水素の影響が大きいことが分かってい
る。そこで、本発明の光ファイバー温度分布測定方法に
おいては、光ファイバーを金属管中を通し、光ファイバ
ーが直接外部雰囲気と接触できないようにして測温する
ようにしているので、光ファイバーが劣化せず、長期間
安定して測温ができる。
【0012】また、光ファイバーにポリイミドを被覆し
ているので、光ファイバーの耐熱性が向上する。ポリイ
ミドは自己昇華するので、ポリイミドが劣化しても光フ
ァイバーを劣化させることはない。すなわち、ポリイミ
ドは、空気中で火をつけても燃えないという特徴があ
る。そして、500℃以上の高温になると炭化し、さら
に高温に保持していると、昇華してファイバー上には何
も残らない。したがって、ポリイミドはかなりの高温ま
で光ファイバーを保護し、かつ被覆の残留による弊害は
ない。また、ポリイミドの被覆はせいぜい15μm程度
であるので、炭化、昇華の過程でも光ファイバーに応力
が作用せず、マイクロベンディングが発生しない。
【0013】また、金属管を埋め込み、ないしは差し込
むことによって被測定物の測定位置の温度と金属管の温
度とが同じになり、正確な測温ができる。また、金属管
であるので、被測定物の温度が変化しても、温度変化に
迅速に追随することができる。
【0014】さらには、金属管の断面は一定であるの
で、曲がって敷設されても、光ファイバーを容易に挿通
させることができる。
【0015】被測定物の一断面位置の全周にわたって温
度分布を測定したいときには、断面形状に沿って金属管
を巻き付ける。このようにすると、光ファイバーの長さ
(距離)と断面角度が角座標で対応するので、断面の温
度と光ファイバーの位置関係が明確となる。また、複数
回巻き付けるときは、1巻毎に高さを変えてやれば、角
座標と一つの直線座標で立体状の3次元的な位置関係が
容易に把握できる。
【0016】被測定物の測定点が広範囲にわたって複数
ある場合には、それら複数の測定点間に金属管を張りめ
ぐらすことで、同時に複数の測定点の温度を順序だてて
測温することができる。この場合、測定点間の距離がバ
ラバラである場合には、最大測定点間距離毎に光ファイ
バーからのストークス光が反射するようにすると(測定
点間距離の短い所は光ファイバーをたるませる)、信号
処理が容易になる。
【0017】また、上記のようにして使用する金属管に
水素濃度が100ppm 以下の気体を吹き込み外部から金
属管に侵入する水素をパージするようにすると、光ファ
イバーの劣化を防止することができ、使用温度を140
0℃まで高めることができるとともに、長時間の温度に
耐えることができるようになる。
【0018】ストークス光は、温度によって光ファイバ
ーの反射率が大きく変化するので、温度を正確に測定で
きる。そして、擬似ランダム信号で相関をとれば、信号
のうねりに相当する周期分だけ計測時間が拡大されるの
で、位置分解能が向上する。
【0019】
【実施例】本発明の実施例の光ファイバー温度分布測定
方法を図1〜図27により説明する。
【0020】図1は本発明の光ファイバー温度分布測定
方法において使用する光ファイバ分布型温度センサ1の
構成を示す説明図であり、(a)は断面図、(b)は斜
視図である。また、図2はポリイミド被覆光ファイバー
の拡大断面図である。光ファイバー分布型温度センサ1
はNi系高合金鋼鋼管2と、それに挿入されたポリイミ
ド被覆光ファイバー3とから構成されている。このポリ
イミド被覆光ファイバー3は、図2に示すように、コア
4、クラッド5およびポリイミド被覆層6とから構成さ
れている。
【0021】図3は図1の光ファイバー分布型温度セン
サ1を使用して、高温物体の温度分布を測定する場合
の、測定装置の構成を示すブロック図である。図3にお
いて、符号21および22は3値のM系列信号発生器で
あり、両者は同一構成となっている。25および26は
クロック信号発生器、27、28および29はダブルバ
ランスドミキサによる乗算器、30、31および32は
ローパスフィルタである。また、33は信号処理装置、
34は光方向性結合器、35および36は光学フィル
タ、37および38はフォトダイオード、39は光分岐
路である。
【0022】M系列信号発生器21および22のM系列
信号発生部のシフトレジスタは7段とし、符号周期12
7のM系列符号に対応したM系列信号を発生させるもの
である。
【0023】クロック信号発生器25および26のクロ
ック周波数は、それぞれ220.000MHZ および2
20.005MHZ であり、パルス幅2.3nsecの
3値のM系列信号を発生させる。
【0024】M系列信号発生器21および22は、クロ
ック信号発生器25および26によりそれぞれ駆動さ
れ、それぞれM系列信号を発生し、それらは乗算器27
により乗算された後、ローパスフィルタ30により帯域
制限を受け、時間基準信号が得られる。
【0025】また、M系列信号発生器21の出力信号
を、半導体レーザ40に入力することにより、強度変調
されたレーザ光が発生する。強度変調されたレーザ光
は、光方向性結合器34を介して、光ファイバー分布型
温度センサ(以下光ファイバーという)1に入力され
る。光ファイバー1に入力された光信号は、光ファイバ
ー1内の各点で反射散乱される。光方向性結合器34で
は、光ファイバー1内で反射散乱され入力端に戻ってき
た光信号を取り出して、光分岐路39により分配して、
光学フィルタ35および36へそれぞれ入力する。光学
フィルタ35および36の出力は、それぞれフォトダイ
オード37および38により、光信号の強弱に応じた電
気信号に変換される。フォトダイオード37および38
の信号を乗算器28および29に入力し、M系列信号発
生器21の出力信号と乗算し、ローパスフィルタ31お
よび32で帯域制限することにより、検知信号が得ら
れ、これらの検知信号と上述の時間基準信号とが信号処
理装置33に入力される。
【0026】光学フィルタ35および36としては、光
ファイバー内の反射散乱光のうち、ラマン散乱によるス
トークス光および反ストークス光のみを透過する光学特
性を持つものを使用しているので、検知信号として光フ
ァイバー各点からの反射散乱光のうち、ラマン散乱によ
るストークス光および反ストークス光強度が得られる。
【0027】このラマン散乱は、光ファイバーの温度へ
の依存性が高く、ストークス光および反ストークス光強
度から、光ファイバー内のラマン散乱光を生じた箇所の
温度を算出することができる。
【0028】したがって、信号処理装置33において
は、光TDR方式により演算処理が行われており、検知
信号と時間基準信号との時間差から、光信号の伝播遅れ
を算出し、光ファイバー2の特定の位置におけるラマン
散乱光強度を求め、このラマン散乱光強度から光ファイ
バー1の温度を計測することにより、光ファイバー1の
長手方向に沿った温度分布が計測される。
【0029】図4〜図23は、上記した光ファイバー分
布型温度センサおよび測定装置を使用し、光ファイバー
分布型温度センサを埋め込み、ないしは差し込んで温度
測定を行う場合の第一〜第十七の実施例の説明図であ
る。図4に示すコークス炉の温度分布を測定する第一の
実施例においては、コークス炉燃焼室11の内壁部11
に、長手方向が垂直方向を向くように光ファイバー分布
型温度センサ1を埋設して、燃焼室11の上下方向の温
度分布を計測する。
【0030】図5に示すコークス炉の温度分布を測定す
る第二の実施例においては、コークス炉燃焼室11上部
の開口部11bより、光ファイバー分布型温度センサ1
を垂直方向に差し込んで、燃焼室11の上下方向の温度
分布を計測する。
【0031】図6に示すコークス炉の温度分布を測定す
る第三の実施例においては、燃焼室11に隣接するコー
クス炉炭化室12内壁部12aに、光ファイバー分布型
温度センサ1を蛇行した状態に埋設し、内壁部12a全
体の温度分布を計測する。
【0032】図7に示すコークス炉の温度分布を測定す
る第四の実施例においては、コークス炉炭化室12のコ
ークス13をコークス押出機14で押し出す時に、コー
クス押出機14側面に長手方向が垂直方向を向くように
光ファイバー分布型温度センサ1を配置して、炭化室1
2の押し出し方向および上下方向の温度分布を計測す
る。
【0033】図8に示すコークス炉の温度分布を測定す
る第五の実施例においては、コークス炉蓄熱室15側壁
部分15aから蓄熱室15内部に光ファイバー分布型温
度センサ1を差し込み、蓄熱室15の長手方向の温度分
布を計測する。
【0034】図9に示すコークス炉の温度分布を測定す
る第六の実施例においては、並列する複数のコークス炉
蓄熱室15側壁部分15aにわたる状態に光ファイバー
分布型温度センサ1を敷設し、複数の蓄熱室15の温度
分布を計測する。
【0035】図10に示す転炉の炉壁の耐火物の温度分
布を測定する第七の実施例においては、転炉炉壁16
に、螺旋状に光ファイバー分布型温度センサ1を埋設し
て、炉壁16の温度分布を測定する。そして、炉壁16
の温度分布から、炉壁16の損傷状態を推定するように
している。
【0036】図11に示す高炉炉底耐火物の温度分布を
測定する第八の実施例においては、高炉炉底耐火物17
に光ファイバー分布型温度センサ1を埋設して、高炉径
方向の炉底耐火物17の温度分布を測定する。そして、
炉底耐火物17の温度分布から、炉底耐火物17の損傷
状態を推定する。
【0037】図12は、上記した光ファイバー分布型温
度センサおよび測定装置を使用し、光ファイバー分布型
温度センサを挿入する金属管を被測定物に巻き付けて温
度分布を測定する場合の第九の実施例である。この場合
の被測定物は炉底吹き込みノズル18であり、その表面
に光ファイバー分布型温度センサ1を螺旋状に巻付け、
温度分布を測定し、その温度分布から炉底吹き込みノズ
ル18の損傷状態を推定する。
【0038】また、第十の実施例は、図13に示すよう
に、電気炉の複数の電極ロッド41間を縫う経路で耐火
物中に光ファイバー分布型温度センサ1をはりめぐらせ
るものである。また、第十一の実施例は、図14に示す
ように、電気炉の電極42を螺旋状に取り巻く経路で耐
火物中に光ファイバー分布型温度センサ1を埋め込んだ
ものである。そして、操業中に前記光ファイバー分布温
度計測装置により、炉底電極周辺の耐火物の温度分布を
連続的に計測、監視して、電極の損耗状況を推定するも
のである。
【0039】さらには、第十二の実施例は、図15に示
すように、電気炉の炉体鉄皮43表面に光TDR方式の
光ファイバー分布型温度センサ1を巻付け、操業中の温
度分布の変化を連続的に計測し監視し、炉体内面の耐火
物損耗状況を推定するものである。また、第十三の実施
例は、図16に示すように、電気炉の炉体鉄皮43と耐
火物44の間に光TDR方式の光ファイバー分布型温度
センサ1を埋め込み、操業中の温度分布の変化を連続的
に計測し監視し、炉体内面の耐火物損耗状況を推定する
ものである。
【0040】このようにして、操業中の電気炉の温度分
布の変化を連続的に計測し監視し、炉体内面の耐火物損
耗状況を推定し、または電流の集中による電極の局所的
な温度異常を検出し、耐火物または電極の損耗が激しい
と推定される場所がある場合には、前記場所に耐火物を
吹き付けるものである。
【0041】第十四の実施例は、図17に示すように、
光TDR方式の光ファイバー分布型温度センサ1とし
て、連続鋳造のモールド内壁部分に螺旋状に1本の光フ
ァイバーセンサを埋め込み、ないしは差し込んだもので
ある。
【0042】図18に示すように、光ファイバー分布型
温度センサ1がモールド45内の温度の急上昇を検出し
た時には、ノズル46の開口度を開口度検出器47によ
り検出して、制御回路48に送り、ノズル開口度変化量
から係数を順次求める。この係数から次のノズル開口度
を求め、溶鋼49のレベルが目標値となるように制御す
る。さらに、ノズル開口度変化量が許容範囲内にあるか
どうかをチェックする。これによりモールド45内の溶
鋼49のレベルが確実に所定レベルに落ち着き、ブレー
クアウトを防止することができた。また、引抜き速度を
制御しても同様にブレークアウトを防止することができ
た。
【0043】第十五の実施例は、光TDR方式の光ファ
イバー分布型温度センサとして、コークス乾式消火装置
(以降CDQと云う)のプリチャンバーと冷却室の周壁
部位に光ファイバーセンサを埋め込み、ないしは差し込
んだものである。
【0044】図19は本発明に用いる光ファイバー分布
型温度装置を設置したCDQの状態を示す図であり、
(a)図は縦断面を示す図、(b)図は(a)図のA−
A線断面を示す図である。
【0045】図19において、56は光ファイバー分布
型温度装置であり、光ファイバー分布型温度センサ1
と、その光ファイバー分布型温度センサ1に接続させた
温度分布計測手段57により構成されている。58は表
示装置である。
【0046】光ファイバー分布型温度センサ1はCDQ
の点線で示した周壁部位X、Y、Zに設けている。部位
Xはプリチャンバーの本体部52aの上端位置を示して
いる。これはCDQのプリチャンバー52に装入された
赤熱コークスが充填されている部位である。
【0047】周壁部位Yは冷却室53の本体部53aの
上部で傾斜フリュ−55の直下の位置を示している。冷
却されながら降下するコークスの重要な充填位置であ
る。
【0048】周壁部位Zは冷却室の本体部53aとコニ
カル底部53bの境の位置を示している。ここでは気体
噴射装置54が設けられており、冷却室53でのコーク
スの冷却仕上げの充填位置である。
【0049】冷却室のコニカル底部53bは鋳鉄で構成
され、内面にバサルト製のライナーを張りつけている。
【0050】光ファイバー分布型温度センサ1は上記周
壁部位X、Y、Zにリング状に配設され、温度分布計測
手段57に接続されている。
【0051】次にCDQのコークスの温度分布計測方法
を説明する。CDQでは装入された1000℃〜110
0℃の赤熱したコークス51がプリチャンバー52内に
約1時間、その下の冷却室53内に約2時間滞留させ
て、200℃以下に冷却されて、冷却室底部53bから
半連続的に切出される。
【0052】新たな赤熱のコークス51は先の装入され
たコークス群がプリチャンバー52の本体部52aで半
分ぐらいに減少した際に、プリチャンバー52内に装入
される。
【0053】冷却室53では下部に設けたガス噴射装置
54から窒素を主体とした冷却ガスが室内のコークス5
1に噴射される。
【0054】上昇する冷却ガスによって、コークス51
は熱交換される。コークス51と熱交換した排ガスは傾
斜フリュー55から図示しない循環ガス通路を通り排ガ
ス循環系統に送られる。
【0055】排ガス循環系統では排ガスに混入する煤塵
等を集塵装置で除去し、排熱ボイラーで顕熱を回収し、
圧送機で加圧して、プリチャンバーのガス噴射装置54
に供給され、循環ガスとして使用する。
【0056】その間、プリチャンバー52の周壁部位
X、冷却室53の周壁部位Yで降下するコークス51
に、ポリイミド被覆光ファイバー3をNi系高合金の金
属管2内に挿入し、金属管2内に窒素ガスを流通させた
光ファイバー分布型温度センサ1を接触させ、そのポリ
イミド被覆光ファイバー3の各位で発生する後方ラマン
散乱光強度を検出し、その検出した強度とその戻り時間
とから、光ファイバー分布型温度センサ1と接続させた
温度分布計測手段57により前記プリチャンバー52の
周壁部位X、冷却室53の周壁部位Yのコークスの温度
分布を計測する。
【0057】又、冷却室53の周壁部位Zの温度分布を
計測して、CDQの最終段階でのコークスの温度分布の
確認をする。
【0058】温度分布計測手段57によるコークスの温
度分布の計測した値は表示装置58に表示されて、コー
クス降下速度の調整等の処置が行われる。
【0059】図20は本発明の光ファイバー分布温度装
置によるCDQ内の各部位X、Y、Zの壁でのコークス
温度分布を示す図である。
【0060】図20において、横軸は降下コークスの周
壁部位での温度を示し、縦軸は周壁位X、Y、Zの周方
向の各点を示す。
【0061】ここでは図19(b)の光ファイバーセン
サの各周壁部位での始点Pと一周させ終点Qの間のコー
クスの温度分布を示している。
【0062】周壁部位Xでは約1000℃のコークスの
温度分布を示し、周壁部位Yでは約600℃のコークス
の温度分布を示し、そして周壁部位Zでは約250℃の
コークスの温度分布を示している。
【0063】上記各周壁部位のコークスの温度分布にお
いて、R点の位置のコークスの温度が他の位置に比較し
て高くなっている。
【0064】これはこのR点の位置のコークスの降下速
度が速いことを意味している。このような降下速度が速
い箇所のコークスを降下速度が遅くなるように調整すし
て、全体としてCDQ内のコークスの均一な降下速度を
図ることが出来る。
【0065】第十六の実施例は、TDR方式の光ファイ
バー分布型温度センサをCDQに設置した他の例を示す
ものである。
【0066】図21は光ファイバー分布型温度センサを
他の取付手段でCDQ内に設置した状態を示す図であ
り、(a)図は縦断面を示す図であり、(b)図は
(a)図のD−D線矢視の断面を示す図である。
【0067】図19の場合と取付け状態のみが異なるの
で同一符号を用い、共通の説明は省略する。
【0068】ここでは光ファイバー分布型温度センサ1
をプリチャンバー52、冷却室53の周壁部位の周方向
に間隔をおき、且つ垂直方向に配設している。
【0069】この取付けによって、光ファイバー分布型
温度センサ1の消耗等を生じた場合に、光ファイバーの
みを取出し、新たな光ファイバーと簡単に交換すること
が出来る。また、長時間の計測が出来るように保護管を
用いた2重管構造の光ファイバーセンサを用いることが
出来る。
【0070】本発明のCDQのコークスの温度分布制御
方法の第十七の実施例を図22によって説明する。
【0071】図22は本発明の光ファイバー分布型温度
装置と調整装置を設置したCDQの状態を示す図であ
り、(a)図は縦断面を示す図、(b)図は(a)のB
−B線矢視の断面を示す図である。
【0072】図19と重複する説明は省略する。59は
コークス降下速度調整装置(以降調整装置と云う)で、
周壁部位X、周壁部位Yの上方位置に設けてある。 上
記調整装置59は周方向に8分割した位置に設け、調整
バー59aを水平方向に伸縮させて、降下するコークス
の抵抗を調整するようにしている。
【0073】伸縮機構としてはネジ機構、エアシリンダ
等を用いることが出来る。降下するコークスの抵抗の調
整によって、コークスの降下速度を調整するものであ
る。
【0074】プリチャンバー本体52aの周壁部位X、
冷却室本体53aの周壁部位Yで降下するコークスに、
ポリイミド被覆光ファイバー3をNi系高合金の金属管
2内に挿入し、金属管2内に窒素ガスを流通させた光フ
ァイバー分布型温度センサ1を接触させ、そのポリイミ
ド被覆光ファイバー3の各位で発生する後方ラマン散乱
光強度を検出し、その検出した強度とその戻り時間とか
ら、光ファイバー分布型温度センサ1と接続させた温度
分布計測手段57により前記プリチャンバー52の周壁
部位X、冷却室53の周壁部位Y、周壁部位Zのコーク
スの温度分布を計測する。 温度分布計測手段57で周
壁部位X、周壁部位Y、周壁部位Zのコークスの温度分
布を計測して、異常値を得た場合には、制御装置60か
ら直ちに指令されてコークス降下速度調整装置59が作
動し、対応する周壁部位が調整される。
【0075】図23はCDQのコークスの温度分布制御
を行ったコークスの温度分布を示す図であり、(a)図
は制御前のコークスの温度分布を示す図、(b)図は制
御後のコークスの温度分布を示す図である。(a)図に
おいて、各周壁部位の温度分布で、R点の位置のコーク
スの温度が他の位置に比較して高くなっているのを得
た。
【0076】そこで直ぐに制御装置60により調整装置
59を作動させて調整を行った。(b)図は上記調整装
置59を作動させて調整を行ってから、2時間後の各周
壁部位の温度分布を計測したものである。
【0077】CDQのコークスの冷却に要する滞留時間
はプリチャンバー52で約1H、冷却室53で約2時間
であり、プリチャンバー52でプリチャンバー本体52
aの約1/2に降下した時点で、新たな赤熱のコークス
51が装入されるので、上記のように2時間後の温度分
布を示した。
【0078】上記(a)図、(b)図から明らかなよう
に、各周壁部位のR点の位置のコークスの温度が調整さ
れて一様な温度分布を示している。
【0079】従って、このような状態で均一なコークス
を得ることが出来た。図24は、3値の擬似ランダム信
号発生器21または22の具体的な一構成例を示すブロ
ック図であり、図25はその動作を示したタイミングチ
ャートである。擬似ランダム信号発生部21aとして
は、M系列信号発生器を使用し、M系列信号発生部21
aは、シフトレジスタ103a、…103nから構成さ
れる。信号波形形成部21bは、アンド回路105a、
105bおよびパルストランスTrから構成されてお
り、クロック信号の周期の1/2幅の0信号区間から構
成される3値のM系列信号を発生させている。
【0080】図26は、3値の擬似ランダム信号発生器
21または22の他の具体的な構成例を示すブロック図
であり、図27はその動作を示したタイミングチャート
である。この信号波形形成部21bにおいては、上述の
構成に加えて、整形回路106a〜106dとディレイ
ライン107が設けられている。上述した実施例におい
ては、3値のM系列信号のパルス幅を駆動クロック信号
周期の1/2としたが、この実施例においては、上述の
構成からなる信号波形形成部21bにより、さらに狭い
パルスを形成し、より高い分解能を得るようにしてい
る。
【0081】図24の実施例から明らかなように、パタ
ーンが同じで周波数のわずかに異なる2つのM系列信号
を利用することにより、簡易、安価な構成で相関処理を
行い、高感度な信号検出測定が可能になっている。した
がって、従来の単一パルス方式に比べて計測時間が短縮
されるばかりでなく、光ファイバーが劣化しても、計測
が可能になる。さらに、RF重畳信号でレーザーを駆動
することによって、パルス幅を1nsec程度にするこ
とが可能になり、距離分解能の向上も可能になってい
る。パルス幅を狭くするする手段としては、RF重畳信
号のクロックの周波数を上げただけでなく、クロック周
波数が低くても、図24または図26に示すような方法
で、容易に安価なパルス波形を得ることができる。この
ような構成の計測装置により、これまで不可能であった
高温物体の温度分布が測定できるようになったばかりで
なく、高距離分解能計測が可能になり、この温度分布に
基づいてコークス炉等の温度制御が正確に行えるなえる
ようになった。
【0082】
【効果】従来より高温箇所においても測定可能となるた
め、高温下にある物体の損傷状態等を測定することが可
能となった。また、同じ温度の物体の温度測定であれ
ば、より熱源に近いところに敷設・設置可能なので、熱
源から設置個所までの壁の状態を観測する目的に適用す
る場合には、熱源に接触している部分の変化(劣化有
無)を迅速に検出可能となる。また熱源自体の温度変化
を測定する目的であれば、低温部に設置した場合より、
温度変化をより敏感に、かつ迅速に測定できる。
【0083】巻き付けることにより断面(ないし立体)
の位置と温度の関係が理解しやすいので、容易に表示、
評価が可能となる。
【0084】張り巡らせることにより、測温不要な点を
無視して、必要点のみの処理が容易となる。
【0085】従来より、高い分解能(約1m)で測定可能
なため、より精密に各位置での温度の評価が可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】光ファイバー分布型温度センサの構成を示す説
明図であり、(a)は断面図、(b)は斜視図である。
【図2】ポリイミド被覆光ファイバーの拡大断面図であ
る。
【図3】温度分布を測定する場合の測定装置の構成を示
すブロック図である。
【図4】光ファイバー分布型温度センサを埋め込み、な
いしは差し込んで温度分布を測定する第一の実施例の説
明図である。
【図5】光ファイバー分布型温度センサを埋め込み、な
いしは差し込んで温度分布を測定する第二の実施例の説
明図である。
【図6】光ファイバー分布型温度センサを埋め込み、な
いしは差し込んで温度分布を測定する第三の実施例の説
明図である。
【図7】光ファイバー分布型温度センサを埋め込み、な
いしは差し込んで温度分布を測定する第四の実施例の説
明図である。
【図8】光ファイバー分布型温度センサを埋め込み、な
いしは差し込んで温度分布を測定する第五の実施例の説
明図である。
【図9】光ファイバー分布型温度センサを埋め込み、な
いしは差し込んで温度分布を測定する第六の実施例の説
明図である。
【図10】光ファイバー分布型温度センサを埋め込み、
ないしは差し込んで温度分布を測定する第七の実施例の
説明図である。
【図11】光ファイバー分布型温度センサを埋め込み、
ないしは差し込んで温度分布を測定する第八の実施例の
説明図である。
【図12】被測定物に光ファイバー分布型温度センサを
巻き付けて温度分布を測定する第九の実施例の説明図で
ある。
【図13】電気炉の複数の電極ロッド間を縫う経路で耐
火物中に光ファイバー分布型温度センサをはりめぐらせ
た第十の実施例の説明図である。
【図14】電気炉の電極を螺旋状に取り巻く経路で耐火
物中に光ファイバー分布型温度センサを埋め込んだ第十
一の実施例の説明図である。
【図15】電気炉の炉体鉄皮表面に光TDR方式の光フ
ァイバ分布型温度センサを巻付けた第十二の実施例の説
明図である。
【図16】電気炉の炉体鉄皮と耐火物の間に光TDR方
式の光ファイバ分布型温度センサを埋め込みんだ第十三
の実施例の説明図である。
【図17】光TDR方式の光ファイバ分布型温度センサ
として、連続鋳造のモールド内壁部分に螺旋状に1本の
光ファイバを埋め込み、ないしは差し込んだ第十四の実
施例の説明図である。
【図18】光ファイバー分布型温度センサによりブレー
クアウトを防止装置を構成した実施例の説明図である。
【図19】光ファイバー分布型温度センサをCDQに設
置した状態の第十五の実施例を示す図である。
【図20】光ファイバー分布型温度装置によるCDQ内
の各周壁部位X、Y、Zのコークス温度分布を示す図で
ある。
【図21】光ファイバ分布型温度センサを他の取付手段
でCDQ内に設置した状態の第十六の実施例を示す図で
ある。
【図22】光ファイバー分布型温度装置によるCDQの
温度制御の第十七の実施例をを示す図である。
【図23】各周壁部位X、Y、Zの温度制御前と制御2
H後のコークス温度分布の状態を示す図である。
【図24】3値の擬似ランダム信号発生器の具体的な一
構成例を示すブロック図である。
【図25】3値の擬似ランダム信号発生器の動作を示し
たタイミングチャートである。
【図26】3値の擬似ランダム信号発生器の他の具体的
な構成例を示すブロック図である。
【図27】他の3値の擬似ランダム信号発生器の動作を
示したタイミングチャートである。
【符号の説明】
1 光ファイバー分布型温度センサ 2 金鋼管 3 ポリイミド被覆光ファイバー 4 コア 5 クラッド 6 ポリイミド被覆層 11 コークス炉燃焼室 11a 内壁部 11b 開口部 12 コークス炉炭化室 12a 内壁部 13 コークス 14 コークス押出機 15 コークス炉蓄熱室 15a 側壁部分 16 転炉炉壁 17 高炉炉底耐火物 18 炉底吹き込みノズル 21 3値のM系列信号発生器 21a 擬似ランダム信号発生部 21b 信号波形形成部 22 3値のM系列信号発生器 25 クロック信号発生器 26 クロック信号発生器 27 乗算器 28 乗算器 29 乗算器 30 ローパスフィルタ 31 ローパスフィルタ 32 ローパスフィルタ 33 信号処理装置 34 光方向性結合器 35 光学フィルタ 36 光学フィルタ 37 フォトダイオード 38 フォトダイオード 39 光分岐路 40 半導体レーザ 41 電極ロッド 42 電気炉の電極 43 電気炉の炉体鉄皮 44 耐火物 45 モールド 46 ノズル 47 開口度検出器 48 制御回路 49 溶鋼 50 冷却水 51 コークス 52 プリチャンバー 52a プリチャンバーの本体部 53 冷却室 53a 冷却室の本体部 53b コニカル底部 54 気体噴射装置 55 傾斜フリュ− 56 光ファイバー分布型温度装置 57 温度分布計測手段 58 表示装置 59 コークス降下速度調整装置 69a 調整バー 60 制御装置 103a、…103n 105a、105b アンド回路 Tr パルストランス 106a〜106d 整形回路 107 ディレイライン

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被測定箇所に固定して金属管を埋め込み
    ないし差し込み、金属管のなかにポリイミド被覆をした
    光ファイバーをとおし、一端から光ファイバー中に入射
    させた光の反射ストークス光を測定して位置ごとの温度
    を測定することを特徴とする光ファイバー温度分布測定
    方法。
  2. 【請求項2】 被測定箇所に金属管を巻き付け、金属管
    のなかにポリイミド被覆をした光ファイバーをとおし、
    光ファイバーの一端から入射させた光の反射ストークス
    光を測定して位置ごとの温度を測定することを特徴とす
    る光ファイバー温度分布測定方法。
  3. 【請求項3】 被測定箇所に金属管をはりめぐらせ、金
    属管のなかにポリイミド被覆をした光ファイバーをとお
    し、光ファイバーの一端から入射させた光の反射ストー
    クス光を測定して位置ごとの温度を測定することを特徴
    とする光ファイバー温度分布測定方法。
  4. 【請求項4】 前記金属管の一端から水素濃度を100ppm
    以下とした気体を吹き込むことを特徴とする請求項1、
    2または3の光ファイバー温度分布測定方法。
  5. 【請求項5】 前記光ファイバーに入射する光を疑似ラ
    ンダム信号で変調し、反射光の相関をとることによって
    各位置ごとの温度分布を計測するようにしたことを特徴
    とする請求項1、2、3または4に記載の光ファイバー
    温度分布測定方法。
JP6289332A 1994-11-24 1994-11-24 光ファイバー温度分布測定方法 Pending JPH08145810A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6289332A JPH08145810A (ja) 1994-11-24 1994-11-24 光ファイバー温度分布測定方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6289332A JPH08145810A (ja) 1994-11-24 1994-11-24 光ファイバー温度分布測定方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08145810A true JPH08145810A (ja) 1996-06-07

Family

ID=17741831

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6289332A Pending JPH08145810A (ja) 1994-11-24 1994-11-24 光ファイバー温度分布測定方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08145810A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100417519B1 (ko) * 1999-12-07 2004-02-05 주식회사 포스코 탄화실 내부온도 측정장치
JP2009150800A (ja) * 2007-12-21 2009-07-09 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 光ファイバセンサ及び光ファイバセンサを用いた歪み及び温度測定方法
KR101021790B1 (ko) * 2009-04-02 2011-03-17 충남대학교산학협력단 섬유 탄화도 측정장치 및 측정방법
JP2011527417A (ja) * 2008-07-10 2011-10-27 エス・エム・エス・ジーマーク・アクチエンゲゼルシャフト 繊維光学測定方法による金型内の温度測定
WO2012167989A1 (de) * 2011-06-07 2012-12-13 Sms Siemag Ag Strangführungssegment einer strangführung einer stranggiessanlage und verfahren zum betreiben eines strangführungssegments
WO2016027763A1 (ja) * 2014-08-19 2016-02-25 三菱日立パワーシステムズ株式会社 ボイラ
JP2019215094A (ja) * 2018-06-11 2019-12-19 Jfeスチール株式会社 耐火物ライニング構造体、および温度センサ
JP2021533343A (ja) * 2018-08-01 2021-12-02 サン−ゴバン サントル ド レシェルシュ エ デテュド ユーロペアン 光ファイバを備えたガラス炉

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100417519B1 (ko) * 1999-12-07 2004-02-05 주식회사 포스코 탄화실 내부온도 측정장치
JP2009150800A (ja) * 2007-12-21 2009-07-09 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 光ファイバセンサ及び光ファイバセンサを用いた歪み及び温度測定方法
JP2011527417A (ja) * 2008-07-10 2011-10-27 エス・エム・エス・ジーマーク・アクチエンゲゼルシャフト 繊維光学測定方法による金型内の温度測定
US8939191B2 (en) 2008-07-10 2015-01-27 Sms Siemag Aktiengesellschaft Temperature measurement in a chill mold by a fiber optic measurement method
KR101021790B1 (ko) * 2009-04-02 2011-03-17 충남대학교산학협력단 섬유 탄화도 측정장치 및 측정방법
WO2012167989A1 (de) * 2011-06-07 2012-12-13 Sms Siemag Ag Strangführungssegment einer strangführung einer stranggiessanlage und verfahren zum betreiben eines strangführungssegments
WO2016027763A1 (ja) * 2014-08-19 2016-02-25 三菱日立パワーシステムズ株式会社 ボイラ
JP2016042005A (ja) * 2014-08-19 2016-03-31 三菱日立パワーシステムズ株式会社 ボイラ
TWI641782B (zh) * 2014-08-19 2018-11-21 日商三菱日立電力系統股份有限公司 鍋爐
JP2019215094A (ja) * 2018-06-11 2019-12-19 Jfeスチール株式会社 耐火物ライニング構造体、および温度センサ
JP2021533343A (ja) * 2018-08-01 2021-12-02 サン−ゴバン サントル ド レシェルシュ エ デテュド ユーロペアン 光ファイバを備えたガラス炉

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0572238B1 (en) Method and apparatus for monitoring temperature of blast furnace and temperature control system using temperature monitoring apparatus
Lu et al. A digital imaging based multifunctional flame monitoring system
JPH08145810A (ja) 光ファイバー温度分布測定方法
KR101742901B1 (ko) 상부 침지식 란스 주입 설치물에서 용융욕 온도 측정을 위한 장치
MX2011000380A (es) Medicion de la temperatura en una coquilla mediante un procedimiento de medicion mediante fibra optica.
CN104697665B (zh) 一种基于分布式光纤的高炉热风炉温度监测方法
JPH0474813A (ja) 高炉壁厚測定方法とその装置
Hartog Distributed fibre-optic temperature sensors: Technology and applications in the power industry
CN110578026B (zh) 测量高炉的冷却壁温度的方法和高炉
CN110551864B (zh) 测量高炉炉底和高炉炉缸侵蚀程度的方法和高炉
CN212254402U (zh) 一种工业窑炉内衬温度监测系统
CN210560544U (zh) 高炉
JP2823900B2 (ja) 火災検知システム
CN103090992B (zh) 一种固定装置及炉体测温光缆布线方法
CN110455435A (zh) 一种基于无缝钢管复合光纤在煤气化炉外壁的测温方法
JP3006417B2 (ja) 出銑樋の耐火物損耗検出方法
JPH07174524A (ja) 羽口の磨耗長の変化を測定する方法および装置
JPH07103830A (ja) 光ファイバ分布型温度センサ並びにそれを用いた高温溶融帯温度分布の計測方法及び装置
CN111896142A (zh) 一种工业窑炉内衬温度监测系统及方法
CN2541465Y (zh) 高炉炉衬烧蚀监测装置
JPH11230834A (ja) 炉体温度分布計測装置
CN215598566U (zh) 光纤温度计的防护装置
JPS62226025A (ja) 製鋼炉の火点温度測定方法
JPH0826376B2 (ja) 高炉炉芯部の計測方法及び装置
JP2003171709A (ja) 高温、かつ高腐食性雰囲気の充填層用の測温センサ及びその測温センサ設置方法

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20020409