JPH08145555A - 冷蔵庫 - Google Patents

冷蔵庫

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JPH08145555A
JPH08145555A JP30847394A JP30847394A JPH08145555A JP H08145555 A JPH08145555 A JP H08145555A JP 30847394 A JP30847394 A JP 30847394A JP 30847394 A JP30847394 A JP 30847394A JP H08145555 A JPH08145555 A JP H08145555A
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JP
Japan
Prior art keywords
shelf
refrigerator
double structure
hollow double
ice greenhouse
Prior art date
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Pending
Application number
JP30847394A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Kato
隆 加藤
Osamu Mochizuki
修 望月
Koji Shimura
好治 志村
Makoto Fukuda
誠 福田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 部品点数及び製造工数を多くすることなく所
定の強度及び断熱性を確保することのできる棚を備えた
冷蔵庫を提供する。 【構成】 庫内に配設される棚7を透明な材料で平板状
に形成すると共に、一部、例えば下面に内部が中空の補
強用凸条部13を一体形成することにより、貯蔵品を視
認できるようにすると共に棚7の強度を増すようにす
る。また、棚7の補強用凸条部13以外の棚部分に別部
品を重ねて棚全体を中空二重構造とすることにより、断
熱効果を高めるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、冷蔵庫に関し、特に庫
内に配設される棚の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の冷蔵庫の一例である冷凍冷蔵庫に
おいては、本体内部に上から冷凍室、冷蔵室及び野菜室
がそれぞれ画成されるようになっている。なお、最近の
冷凍冷蔵庫においては使用頻度を考慮して上から冷蔵
室、冷凍室及び野菜室をそれぞれ画成するようにしたも
のもある。
【0003】ところで、このような従来の冷凍冷蔵庫に
おいて、冷蔵室内や冷凍室内には棚が配設されるように
なっており、また例えば冷蔵室には仕切板により氷温室
が仕切形成されるようになっている。ここで、この仕切
板は棚としての役目も果たす一方、氷温室内を、0℃以
下であって食品が凍らない温度、即ち氷温に保つ断熱板
としての役割を果たす必要があるため、従来は例えば図
7に示すように仕切板1を矩形状の下面が開口された上
仕切板材1aと、上仕切板材1aの開口を下方より覆う
下仕切板材1bとにより構成することにより、内部に断
熱空間を形成するようにしている。
【0004】一方、この仕切板は、棚と同様に従来PP
(ポリプロピレン)や、PS(ポリスチレン)等の不透
明な樹脂にて成形されるようになっているが、このよう
な樹脂は不透明であるので、氷温室の内部を視認するこ
とができるようにするためには、例えば図8に示すよう
に上仕切板材1a及び下仕切板材1bに開口2を形成
し、それぞれの開口2に透明な板材1cを嵌め込むよう
にして仕切板1に透明な部分を形成するようにしてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
従来の冷凍冷蔵庫においては、このように仕切板を断熱
構造とするためには複数の部材が、さらに透明にするた
めにはより多くの部材が必要となるので部品点数及び製
造工数が多くなるという問題点があった。
【0006】一方、PPやPS等の樹脂にて成形された
棚や仕切板等は不透明となるばかりでなく強度が不足す
るので、棚においては補強が必要な箇所を補強パイプや
補強用リブにて補強し、仕切板においては図7,8に示
すように2枚の仕切板材1a,1bの間の、例えば載置
された食品の荷重により撓みやすい前端部に補強板材1
dを設けて強度を増すようにしている。しかし、このよ
うにして棚や仕切板等を形成した場合には部品点数及び
製造工数が更に多くなるという問題点があった。
【0007】そこで、本発明はこのような問題点を解決
するためになされたものであり、部品点数及び製造工数
を多くすることなく所定の強度及び断熱性を確保するこ
とのできる棚を備えた冷蔵庫を提供することを目的とす
るものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、庫内
に配設される棚を備えた冷蔵庫において、前記棚は、平
板状に形成されると共に、一部には内部が中空の補強用
凸条部が一体に形成されているものである。
【0009】請求項2の発明は、前記棚の補強用凸条部
は前記庫内の側壁で支えられない部分に形成されている
ものである。
【0010】請求項3の発明は、前記棚の補強用凸条部
は補強が必要な部分に形成されているものである。
【0011】請求項4の発明は、前記棚の補強用凸条部
以外の棚部分に別部品を重ねて棚全体を中空二重構造と
したものである。
【0012】請求項5の発明は、前記中空二重構造の棚
を前記庫内に氷温室を仕切形成する仕切板として用いた
ものである。
【0013】請求項6の発明は、前記中空二重構造の棚
を前記氷温室の底板として用いたものである。
【0014】請求項7の発明は、前記中空二重構造の棚
を前記氷温室のトレーとして用いたものである。
【0015】
【作用】請求項1の発明では、庫内に配設される棚を平
板状に形成すると共に、一部に内部が中空の補強用凸条
部を一体形成することにより、貯蔵品を視認できるよう
にすると共に棚の強度を増すようにする。
【0016】請求項2の発明では、棚の補強用凸条部を
庫内の側壁で支えられない部分に形成することにより、
側壁で支えられない部分の強度を向上させて棚が撓まな
くする。
【0017】請求項3の発明では、棚の補強用凸条部を
補強が必要な部分に形成することにより、必要な部分に
補強材等を用いることなく棚の強度が増す。
【0018】請求項4の発明では、棚の補強用凸条部以
外の棚部分に別部品を重ねて棚全体を中空二重構造とす
ることにより、棚としての断熱効果が高められる。
【0019】請求項5の発明では、中空二重構造の棚を
庫内に氷温室を仕切形成する仕切板として用いることに
より、仕切板に断熱性を持たせられる。
【0020】請求項6の発明では、中空二重構造の棚を
氷温室の底板として用いることにより、氷温室の底板に
断熱性を持たせられる。
【0021】請求項7の発明では、中空二重構造の棚を
氷温室のトレーとして用いることにより、氷温室のトレ
ーに断熱性を持たせられる。
【0022】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。
【0023】図1は、本発明の一実施例に係る冷蔵庫の
一例である冷凍冷蔵庫において冷蔵室の前扉を取り除い
た状態の正面図である。
【0024】同図において、3は冷凍冷蔵庫本体(以下
本体という)であり、この本体3の上部には冷蔵室4が
形成される一方、この冷蔵室4の下方には冷凍室5が、
更にこの冷凍室5の下方には野菜室6が形成されるよう
になっている。
【0025】ところで、冷蔵室4には、板状に形成され
ると共に、内部の所定部分、例えば前端の下面に中空部
分が形成されている複数の棚7が上下方向に配設される
ようになっているが、これらの棚7は図2に示すように
凹部8aを有する固定金型8と、この固定金型8の凹部
8aに進入して所定の形状の成形空間Sを形成する移動
金型9とを備えた製造装置10により製造されるように
なっている。
【0026】ここで、この製造装置10では、同図に示
すように固定金型8に設けられた樹脂射出口8bから成
形空間SにAS(アクリロニトリル・スチレン)、GP
PG(ゼネラルパーパス・ポリスチレン)等の透明な樹
脂11を射出した後、高圧の不活性ガス(例えば窒素ガ
ス)を、固定金型8或いは移動金型9に形成したガス孔
12から注入することにより、図3に示すような前端部
7aに内部が中空の補強用凸条部13が形成された棚7
を製造することができるようになっている。
【0027】そして、このように棚7の前端部に補強用
凸条部13を形成することにより、補強が必要な部分、
例えば載置された食品等の荷重により撓みやすい棚7の
前端部を補強することができ、従来のように補強パイプ
や補強リブを設けることなく棚7の強度を増すことがで
きるようになっている。これにより、軽くて丈夫な棚7
を提供することができると共に、部品点数や製造工数を
低減することができるようになる。
【0028】なお、同図において、7bは棚7の補強用
凸条部13の付け根部分に形成された溝であり、このよ
うに棚7の補強用凸条部13の付け根部分に溝7bを形
成することにより、補強用凸条部13を棚7の前端部に
のみ形成することができるようになっている。そして、
このように補強用凸条部13を棚7の前端部にのみ形成
することにより、貯蔵品を上から見易くすることができ
ると共に、中空部分13aが透明な棚7の他の部分に広
がって見苦しくなることを防ぐことができるようになっ
ている。
【0029】ところで、冷蔵室4の室内側壁に設けられ
た棚支持部(図示せず)の位置等により、例えば棚7の
中央部分が支えられない場合には、何らかの補強が必要
となるが、図4に示すように棚7の中央部分7cに補強
用凸条部13を形成することにより中央部分7cを補強
して棚7が撓まないようにしても良い。
【0030】さらに、例えば棚7の把手部が形成された
場合には把手部に補強用凸条部13を形成して把手部を
補強するようにしてもよく、またそれ以外にも補強が必
要な箇所があれば、この箇所にも補強用凸条部13を形
成して補強するようにしても良い。これにより、余分な
補強材が必要なくなり、必要な箇所にのみ補強材を設け
ることができる。
【0031】一方、この棚7の中空部分13a以外の部
分に、例えば図5に示すように中央部に形成された開口
2に透明な樹脂板15を取り付けた構造の下部仕切板1
bを取り付けることにより、棚7の全体を内部に断熱空
間を備えた複数個の中空二重構造とすることができるよ
うになっている。
【0032】そして、このような中空二重構造の棚7
を、例えば図1に示す冷蔵室4の下部に氷温室14を仕
切形成するための仕切板1Aとして用いることにより、
冷蔵室4の内部に氷温室14を形成しても断熱性を有す
る仕切板1Aにて冷蔵室4と氷温室14とを断熱的に仕
切ることができるため、氷温室14内を氷温に保つこと
ができるようになっている。
【0033】また、このような中空二重構造の棚7を、
同図に示す氷温室14の底板16に用いることにより、
氷温室14内を下方に位置する冷凍室5の影響を受ける
ことなく氷温に保つことができるようになっている。さ
らに、この氷温室14の下方に冷蔵室4の戻り通路を形
成する場合には、底板16が断熱性を有しているので結
露しにくくなる。
【0034】またさらに、このような中空二重構造の棚
7を、図6に示す氷温室14に設けられるトレー17の
底部17aに用いることにより、氷温室14内を下方に
位置する冷凍室5の影響を受けることなく氷温に保つこ
とが可能であり、また結露発生を防止できるようにな
る。
【0035】
【発明の効果】以上のように請求項1の発明によれば、
棚の一部に内部が中空の補強用凸条部を一体形成するこ
とにより、部品点数及び組立工数を多くすることなく棚
の所定の強度を確保することができる。
【0036】また請求項2の発明によれば、棚の補強用
凸条部を庫内の側壁で支えられない部分に形成すること
により、側壁で支えられない部分の強度を向上させて棚
が撓まないようにすることができる。
【0037】また請求項3の発明によれば、棚の補強用
凸条部を補強が必要な部分に形成することにより、必要
な部分に補強材等を用いることなく棚を向上させて棚が
撓まないようにすることができる。
【0038】また請求項4の発明によれば、棚の補強用
凸条部以外の棚部分に別部品を重ねて棚全体を中空二重
構造とすることにより、棚としての断熱効果を高めるこ
とができる。
【0039】また請求項5の発明によれば、中空二重構
造の棚を庫内に氷温室を仕切形成する仕切板として用い
ることにより、庫内と仕切板とを断熱的に仕切ることが
できる。
【0040】また請求項6の発明によれば、中空二重構
造の棚を氷温室の底板として用いることにより、氷温室
の底板に結露が生じるのを防ぐことができる。
【0041】また請求項7の発明によれば、中空二重構
造の棚を氷温室のトレーとして用いることにより、氷温
室の温度を冷凍室の影響を受けることなく氷温に保つこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る冷蔵庫の一例である冷
凍冷蔵庫において冷蔵室の前扉を取り除いた状態の正面
図。
【図2】上記冷凍冷蔵庫の棚を製造する製造装置の側面
断面図。
【図3】上記製造装置にて製造された棚の側面断面図。
【図4】上記製造装置にて製造された他の棚の側面断面
図。
【図5】中空二重構造の棚の分解斜視図。
【図6】中空二重構造の棚を底部に備えた氷温室のトレ
ーの斜視図。
【図7】従来の棚の分解斜視図。
【図8】従来の透明な部分を有する棚の分解斜視図。
【符号の説明】
1,1A 仕切板 3 冷凍冷蔵庫本体 4 冷蔵室 7 棚 13 補強用凸条部 13a 中空部分 14 氷温室 16 底板 17 トレー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 福田 誠 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 庫内に配設される棚を備えた冷蔵庫にお
    いて、 前記棚は、平板状に形成されると共に、一部には内部が
    中空の補強用凸条部が一体に形成されていることを特徴
    とする冷蔵庫。
  2. 【請求項2】 前記棚の補強用凸条部は前記庫内の側壁
    で支えられない部分に形成されていることを特徴とする
    請求項1記載の冷蔵庫。
  3. 【請求項3】 前記棚の補強用凸条部は補強が必要な部
    分に形成されていることを特徴とする請求項1記載の冷
    蔵庫。
  4. 【請求項4】 前記棚の補強用凸条部以外の棚部分に別
    部品を重ねて棚全体を中空二重構造としたことを特徴と
    する請求項1又は請求項2又は請求項3記載の冷蔵庫。
  5. 【請求項5】 前記中空二重構造の棚を前記庫内に氷温
    室を仕切形成する仕切板として用いたことを特徴とする
    請求項4記載の冷蔵庫。
  6. 【請求項6】 前記中空二重構造の棚を前記氷温室の底
    板として用いたことを特徴とする請求項4記載の冷蔵
    庫。
  7. 【請求項7】 前記中空二重構造の棚を前記氷温室のト
    レーとして用いたことを特徴とする請求項4記載の冷蔵
    庫。
JP30847394A 1994-11-18 1994-11-18 冷蔵庫 Pending JPH08145555A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006072439A1 (de) * 2004-12-29 2006-07-13 Liebherr-Hausgeräte Ochsenhausen GmbH Kühlgerät

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WO2006072439A1 (de) * 2004-12-29 2006-07-13 Liebherr-Hausgeräte Ochsenhausen GmbH Kühlgerät
US8075075B2 (en) 2004-12-29 2011-12-13 Liebherr-Hausgerate Ochsenhausen Gmbh Cooling appliance
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