JP6091825B2 - 冷蔵庫 - Google Patents

冷蔵庫 Download PDF

Info

Publication number
JP6091825B2
JP6091825B2 JP2012210381A JP2012210381A JP6091825B2 JP 6091825 B2 JP6091825 B2 JP 6091825B2 JP 2012210381 A JP2012210381 A JP 2012210381A JP 2012210381 A JP2012210381 A JP 2012210381A JP 6091825 B2 JP6091825 B2 JP 6091825B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat insulating
insulating material
door
drawer
front plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2012210381A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014066387A (ja
Inventor
候巳 阿部
候巳 阿部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Lifestyle Products and Services Corp
Original Assignee
Toshiba Lifestyle Products and Services Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Lifestyle Products and Services Corp filed Critical Toshiba Lifestyle Products and Services Corp
Priority to JP2012210381A priority Critical patent/JP6091825B2/ja
Priority to PCT/JP2013/005146 priority patent/WO2014049969A1/ja
Priority to CN201380044756.XA priority patent/CN104769374B/zh
Priority to EP13842845.3A priority patent/EP2902735B1/en
Priority to TW102131672A priority patent/TWI580916B/zh
Publication of JP2014066387A publication Critical patent/JP2014066387A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6091825B2 publication Critical patent/JP6091825B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D23/00General constructional features
    • F25D23/02Doors; Covers
    • F25D23/028Details
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D2201/00Insulation
    • F25D2201/10Insulation with respect to heat
    • F25D2201/14Insulation with respect to heat using subatmospheric pressure
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D23/00General constructional features
    • F25D23/02Doors; Covers
    • F25D23/021Sliding doors
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D25/00Charging, supporting, and discharging the articles to be cooled
    • F25D25/02Charging, supporting, and discharging the articles to be cooled by shelves
    • F25D25/024Slidable shelves
    • F25D25/025Drawers

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Refrigerator Housings (AREA)

Description

本発明の実施形態は、冷蔵庫に関する。
冷蔵庫は、断熱性能を向上するために、外壁部、天井部、底部などの内部に断熱材を充填して断熱するとともに、また冷蔵庫の前側の扉の内部にも断熱材を充填して断熱性能の向上した断熱扉を構成している。
なお、従来の断熱扉は、扉を構成する前板と後板との間の空間に断熱材として発泡ウレタンを充填していたが、このような発泡ウレタンを使用した断熱扉を冷蔵庫の扉に適用する場合には、扉を開くための手掛け部を当該扉に設ける必要がある。この手掛け部は、例えば扉を構成する前板を冷蔵庫内部に向かって凹ませ、この凹ませた上部を庇のように前方に延出させてから下方に湾曲させて手掛け部を構成し、この手掛け部に手の指をかけて扉を前側に開いている。
このような手掛け部を断熱扉に設けると、扉の前板は凹むため、この凹んだ部分の断熱扉の厚さは薄くなるが、発泡ウレタンを使用した場合には、扉の厚さを厚くしているため、このような凹み部があっても断熱扉の断熱性能が大きく損なわれることはなかった。
一方、近年は、発泡ウレタンに代わって、薄くても断熱性能の向上した真空断熱材を使用し、この真空断熱材を扉の前板の裏側に接着することにより、扉の断熱性能を向上するとともに、断熱扉を薄く構成して、冷蔵室の内部容量を増大している。
しかしながら、上述したように真空断熱材を適用するとともに、扉に上述したような手掛け部を設けると、この手掛け部を構成するために前記凹み部を扉の前板に形成する必要があり、この凹み部のために真空断熱材を扉の前板に接着することができず、従って真空断熱材を使用して、断熱性能を向上しながら厚さが薄い扉を構成することができないという問題がある。
従来は、例えばバータイプのハンドルを扉の前面にねじなどで取り付けるなどしているものが考えられていたが、扉に手掛け部を設け、この手掛け部に手の指などをかけて扉を開くような冷蔵庫でも断熱性能が高く、扉が薄く、冷蔵庫の内部容量が大きいものが要望されている。
特願2012−035460号
本発明は、上記に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、引出し式扉に凹みのある手掛け部を設けても真空断熱材を使用して断熱性能を向上し内部容量を増大した冷蔵庫を提供することにある。
上記課題を達成するため、実施形態の冷蔵庫は、冷蔵庫の扉を構成する前板の裏面側に当接して配設される真空断熱材と、前記前板の真空断熱材が配設された位置とは異なる位置に設けられる手掛け用の凹部と、前記前板の凹部位置の裏面側に配設される予め成形された成形断熱材とを有する。
本発明の第1の実施形態に係わる冷蔵庫の全体を示す斜視図である。 図1に示す冷蔵庫の野菜室の引出し式扉の側部断面図である。 図2に示す引出し式扉を側方から見た斜視図である。 図2および図3に示した引出し式扉の分解斜視図である。 図2および図3に示した引出し式扉に使用されている真空断熱材と発泡断熱材における温度分布を示す図である。 本発明の第2の実施形態に係わる冷蔵庫に使用されている引出し式扉の上側の一部の断面図である。 本発明の第3の実施形態に係わる冷蔵庫に使用されている引出し式扉の上側の一部を示す断面図である。
以下、図面を用いて、本発明を実施するための形態(以下、実施形態と称する)を説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態に係わる冷蔵庫の全体を示す斜視図である。同図に示す冷蔵庫1は、最上部に両開き式の観音扉3a、3bで開閉される冷蔵室5を有し、この冷蔵室5の下側に引出し式扉7で開閉される野菜室9が設けられている。また更に、この野菜室9の下側には製氷室11と第1冷凍室13とが横に並んで設けられ、この下側の最下部に第2冷凍室15が設けられている。
野菜室9の引出し式扉7は、その最上部に手掛け部17が設けられている。なお、この手掛け部17は、この手掛け部17に下側から手の指を引っ掛けるように入れて引っ張り出すものであるため、下手掛け部17と称する。この下手掛け部17は、野菜室9の引出し式扉7を構成する前板の上部を野菜室9の内部に向かって凹ませ、この凹ませた上端部を庇のように前方に延出させてから下方に少し湾曲させて構成されるものであり、上述したように、下側に手の指を入れて掛け手前に引くことにより、引出し式扉7が前方に引き出されるものである。なお、野菜室9本体は、この引出し式扉7の後側に枠体などを介して取り付けられていて、上述したように、引出し式扉7を前方に引き出すと、野菜室9本体も同様に前方に引き出されるようになっている。
図2および図3は、それぞれ図1に示した野菜室9の引出し式扉7の側部断面図および側方から見た引出し式扉7の斜視図である。なお、図2および図3においては、左側が野菜室9の前方外側であり、右側が野菜室9の内部である。図2および図3に示すように、引出し式扉7の上部には、前記下手掛け部17が前方に延出してから下方に湾曲するように設けられている。引出し式扉7は、間隔をあけて配設される前板25と後板27で全体的に構成されるが、この前板25と後板27との間には真空断熱材21および真空断熱材と異なる断熱材であって、真空断熱材よりも断熱性能が低いが配設する場所の形状に合わせて成形しやすい別の例えば発泡スチロール(EPS)などからなる成形品である発泡断熱材23が挟まれるように配設されている。
この前板25の上部は、野菜室9内部に向かって凹ませられて、凹部29が形成され、この凹部29の上部は、前方に折曲して庇のように延出してから下方に屈曲して、前記下手掛け部17を構成している。この下方に屈曲した下手掛け部17の下端17aの内側に手の指を引っ掛けるように入れることができるようになっている。
真空断熱材21は、前板25の裏面に接着などにより密接して取り付けられているが、真空断熱材21は、前板25が真っ直ぐ伸びた凹部29の手前まで上方に延出して設けられているが、凹部29の部分から前板25の上端までの部分には当該真空断熱材21に代わって発泡断熱材23が設けられている。この発泡断熱材23は、凹部29を含む前板25の上端まで前板25に沿って設けられ、引出し式扉7の上端を真空断熱材21に代わって断熱するようになっている。
前板25の上部に沿って設けられた発泡断熱材23は、野菜室9の内側に向かって大きく突出するように厚く設けられ、この発泡断熱材23の突出した部分を囲むように後板27が設けられ、これにより上部スロート部41を構成している。すなわち、この突出した部分は、野菜室9を仕切っている仕切り部でもある上下隔壁部や左右隔壁部に対して水平に延出している。なお、発泡断熱材23を突出させて厚く構成したのは、凹部29によって凹んだ分だけ引出し式扉7の上部が薄くなって低下した断熱性能および真空断熱材21に比較して低い断熱性能を発泡断熱材23の突出した厚さによってカバーしているものであり、この突出した部分の発泡断熱材23の厚さは、下方の真空断熱材21の厚さよりも厚く構成されている。
また、後板27の下部寄りの部分には、野菜室9内に向かって突出する下部スロート部31が設けられ、この下部スロート部31内には、発泡断熱材23と同じ発泡スチール(EPS)などからなる成形品の発泡断熱材33が設けられている。
前記上部スロート部41は、本来、下部スロート部31と同様な形状を有する上下方向が比較的薄い構造のものであって、例えば図2において2点鎖線200で示すような形状をしているものであったが、本実施形態では、この上部スロート部41のある引出し式扉7の上部の断熱性能を上述したように向上するために、上部スロート部41の下方部分を野菜室9内に突出させ、この部分内に設けられる発泡断熱材23の厚さを厚くしている。更に詳しくは、上部スロート部41内の発泡断熱材23は、下端部の内側が真空断熱材21の上端部を覆うように下方に延出し、この部分においては、真空断熱材21の上端と発泡断熱材23の下端とが重なるように二重に設け、真空断熱材21と発泡断熱材23の繋ぎ目の断熱性能が低下しないようにしている。
下手掛け部17の上側には、上部35が連続的に形成され、この上部35で引出し式扉7の上側を全体的に覆っている。上部35の前方斜め下方に延出した先端35aは、下手掛け部17の下端17aに連続して構成されている。また、上部35の後方に水平に伸びた後端35b、すなわち野菜室9内に向かって延出する後端35bは、下方に折曲してから内側に曲がるように構成され、この下方に折曲した垂直部が折曲部35cを構成し、この折曲部35cが野菜室9の上側の隔壁部に密接に当接し、図示しないガスケットによって野菜室9内を密閉状態にし得るようになっている。
なお、後板27の上部、すなわち後板27の上部スロート部41を超えて上側に伸びている上は、引出し式扉7の厚み方向の内側に折曲してから上方に立ち上がった上端部27aとなり、前記折曲部35cの内側に入り込んで係合している。また、後板27の下端部27bも下部スロート部31を超えた後、引出し式扉7の厚み方向の内側に折曲してから下方に折れ曲がるように形成され、この折れ曲がった下端部27bに前板25の下端部が係合している。すなわち、前板25の下端部は、真空断熱材21を超えた後、真空断熱材21の下端部を通るように野菜室9内に向かって折曲してから上方に立ち上がり、更に内側に曲がるように構成されて、係合部を構成し、この係合部に後板27の下端部27bが係合している。なお、真空断熱材21の下端部は、後板27の下端部27bの上側の段部上に当接して載置されている。
また、引出し式扉7の左右両側には、後述する図4から明確に分かるように、それぞれ左右のサイドキャップが取り付けられて、引出し式扉7の左右両側を塞いでいるが、図2では、左側サイドキャップ37aの一部のみが前板25の前に延出していることが分かる。
図4は、図2および図3に示した引出し式扉7の分解斜視図である。図4に示す引出し式扉7は、図2および図3のように一側断面を図示したものでなく、引出し式扉7の全体の分解斜視図であるため、発泡断熱材23および後板27は、引出し式扉7の周囲を含む全体部分の構造も示されている。
図4において、前板25の上部に形成された下手掛け部17の上側には、上部35が下手掛け部17に連続して設けられ、前板25の左右両側には、前記左側サイドキャップ37aに加えて、右側サイドキャップ37bが設けられ、引出し式扉7を左右両側から塞ぐようになっている。また、図4から分かるように、下手掛け部17は、引出し式扉7の横幅いっぱいに延出するように構成されている。前板25の後方には、矩形の真空断熱材21が設けられ、この真空断熱材21は前板25の凹部29の下側の大きな平坦部に接着等により密接して取り付けられるようになっている。
また、引出し式扉7の野菜室9内部に一番近い奥側には、後板27が設けられるが、この後板27と真空断熱材21との間には、前記発泡断熱材23および33を構成する発泡断熱部43が配設されている。この発泡断熱部43は、前記上部スロート部41内に収納される発泡断熱材23と下部スロート部31内の収納される発泡断熱材33を構成することに加えて、前記真空断熱材21の周囲を全体的に囲むような枠形状をもって構成されている。
また、後板27は、前記上部スロート部41および下部スロート部31を構成するような形状を有するとともに、ほぼ中央部分が真空断熱材21に後側から密接するように長方形の大きな突出部を有することに加えて、周囲に枠体が形成され、この枠体で発泡断熱部43を全体的に囲みながら、引出し式扉7を全体的にまとめている。なお、後板27の前側の周囲には、図2および図3で示した上端部27aおよび下端部27bが形成されている。
上述した第1の実施形態においては、引出し式扉7を構成する前板25の前記凹部29を除く大部分に真空断熱材21を設けて、引出し式扉7の断熱性能を向上しながら、引出し式扉7を全体的に薄くして、野菜室9の内部容量を全体として増大するとともに、このような真空断熱材21を使用した引出し式扉7の構造において、引出し式扉7に下手掛け部17を設けるために、前板25の上部を凹ませて凹部29を形成したことにより、この凹部29のある部分の前板25の内側に真空断熱材21を接着などして密接に取り付けることができないが、この凹部29のある部分には真空断熱材に代わって発泡断熱材23を設けるとともに、この発泡断熱材23を内部に向かって突出させて厚く構成し、これによりこの凹部29のある部分の断熱性能を低下させることないように構成し、引出し式扉7を全体としての薄型にしながら断熱性能も向上することができるようにしている。
図5は、上述したように構成される引出し式扉7の真空断熱材21と発泡断熱材23における温度分布を示す図である。図5において、真空断熱材21の部分の断面を水平に通る線V−Vにおける真空断熱材21の内部温度を前板25側から後板27側までについて各点P1、P2、P3、P4、P5で測定した結果の温度は、それぞれ21.6℃、11.7℃、4.3℃、−3.1℃、−8.0℃であったが、これに対して上部スロート部41に真下の発泡断熱材23の部分の断面を斜めに通る線P−Pにおける発泡断熱材23の内部温度を前板25側から後板27側までについて各点P1、P2、P3、P4、P5で測定した結果の温度も前記真空断熱材21における温度と同じく、それぞれ21.6℃、11.7℃、4.3℃、−3.1℃、−8.0℃であり、この部分に真空断熱材21に代わって発泡断熱材23を設けても、本実施形態のように発泡断熱材23を厚く突出するように構成することにより真空断熱材21と同様な断熱効果が得られることが証明された。なお、上記温度測定は、室温が26.6℃、第2冷凍室15の内部の温度が−18℃の場合のものであった。
なお、上部スロート部41に設けられる発泡断熱材23および下部スロート部31に設けられる発泡断熱材33は、上部スロート部41および下部スロート部31の形状に予め成形された成形品の発泡スチロール(EPS)を使用しているため、例えば発泡ポリウレタンなどを注入するなどに比較して、設備投資や作業前段取等の工数が軽減することによって安価に構成することが可能である。
図6は、本発明の第2の実施形態に係わる冷蔵庫に使用される引出し式扉の上側の一部を示す断面図である。図6に示す引出し式扉70は、図2および図3に示した引出し式扉7における下手掛け部17を厚みのある上キャップ351で構成した点が大きく異なるものであり、同じ構成部分には同じ符号を付し、その説明を省略する。すなわち、前板25の上部が野菜室9内部に向かって凹ませられて、凹部29が形成され、この凹部29の内側に大きく突出して厚い発泡断熱材23が設けられているなどの構成は同じである。
本実施形態の引出し式扉70は、厚みのある上キャップ351をもって、下手掛け部171を構成している。この下手掛け部171を構成する上キャップ351は、前側が前方に延出してから下方に湾曲しながら折曲しているが、この折曲した下端部351aの内側には、大きな逆U字形の溝部である逆U字溝部350が構成されている。この下手掛け部171の下端部351aの下側から逆U字溝部350内に手の指を下側から引っ掛けるように入れて、引出し式扉70を引き出すようになっている。
逆U字溝部350の上側の上キャップ351の平坦部分の下面のほぼ中央部分には、下方に突出した2個の突起部353aおよび353bが狭い間隔をあけて平行に形成されている。そして、この2個の突起部353a、353bの間に下方から延出する前板25の上端部25aが係合している。
また、この突起部353a、353bを超えて野菜室9内に向かって延出している上キャップ351の水平部分の端部351bの真下には、鉄板355が取り付けられている。そして、この鉄板355の内側には、上部スロート部41を超えて延出している後板27の上方に屈曲した上端部27aが係合している。
この第2の実施形態においても、第1の実施形態と同様に、引出し式扉70を構成する前板25の凹部29を除く大部分に真空断熱材21を前板25に接着などで密接に設けて、引出し式扉7の断熱性能を向上しながら、引出し式扉70を全体的に薄くして、野菜室9の内部容量を全体として増大するとともに、このような真空断熱材21を使用した引出し式扉70の構造において、下手掛け部171を設けるために、前板25の上部を凹ませて形成される凹部29のある部分の前板25の内側には真空断熱材に代わって発泡断熱材23を設けるとともに、この発泡断熱材23を内部に向かって突出させて厚く構成し、これによりこの凹部29のある部分の断熱性能を低下させることないように構成し、引出し式扉7を全体としての薄型にしながら断熱性能も向上することができる。
また、本実施形態の下手掛け部171は、上キャップ351の突起部353a、353bの間に前板25の上端部25aを係合させるように取り付けるものであるため、構造が簡単な上に、組立など作業も簡単である。
図7は、本発明の第3の実施形態に係わる冷蔵庫に使用されている引出し式扉の上側の一部を示す断面図である。同図に示す引出し式扉51は、図1に示したような冷蔵庫1の野菜室9に同様に使用されるものであるが、上端部に上手掛け部53が設けられるとともに、また上手掛け部53の下方においては引出し式扉51を構成する前板55と後板67との間に真空断熱材59が設けられている。なお、この真空断熱材59は、接着などにより前板55に密接して取り付けられている。なお、図7では図示しないが、引出し式扉51の下部の構成は図2に示した引出し式扉7の構成と同じである。
前記上手掛け部53は、前板55の上端55aに上側から引っ掛けられているU字形のフック部57を有し、このフック部57の前側端部57aが前板55の上端55aに引っ掛けられている。フック部57の後側の構成部は、下方に真っすぐ延出し、前板55の上端の真上近くまで配設されている。この下方に真っすぐ延出した部分は、途中から野菜室9内に向かって折曲して延出し更に上方に屈曲して、大きなU字溝部61が野菜室9内に大きな厚みをもって突出するように構成されている。
このU字溝部61を構成して上方に屈曲した上端部63は、野菜室9内に向かって折曲してから更に下方に折曲して、U字形の係合部65を形成している。この係合部65に前記後板67の上方に折曲した上端部67aが係合している。この上端部67aの下方の後板67は、野菜室9内に向かって大きく突出して上部スロート部69を構成し、この上部スロート部69内に真空断熱材と異なる断熱材であって、真空断熱材よりも断熱性能が低いが配設する場所の形状に合わせて成形しやすい別の例えば発泡スチロール(EPS)などからなる成形品である発泡断熱材71が配設されている。
この発泡断熱材71は、上部スロート部69の形状に合わせて厚く構成され、これは野菜室9内に向かって大きく突出して構成されたU字溝部61のためにこの部分に真空断熱材59が存在しないためにU字溝部61の部分の低下した断熱性能および真空断熱材59に比較して低い断熱性能を発泡断熱材71の突出した厚さによってカバーしているものであり、この突出した部分の発泡断熱材71の厚さは、下方の真空断熱材59の厚さよりも厚く構成されている。
上述したように構成される第3の実施形態の引出し式扉51では、U字溝部61の前側のフック部57に手の指を上側から引っ掛けてから、引出し式扉51を前方に引っ張ることにより引出し式扉51、ひいてはこの引出し式扉51に枠体などで連結されている野菜室9を前方に引き出すことができる。また、U字溝部61を設けることによって、真空断熱材59を設けることができない引出し式扉51の上側部分については、発泡断熱材71を内部に向けて大きく突出させて厚く構成することにより、このU字溝部61のある部分の断熱性能を低下させることないように構成し、引出し式扉7を全体としての薄型にしながら断熱性能も向上することができるようになっている。なお、上部スロート部69に設けられる発泡断熱材71は、上部スロート部69の形状に予め成形された成形品の発泡スチロール(EPS)を使用しているため、例えば発泡ポリウレタンなどを注入するなどに比較して、設備投資や作業前段取等の工数が軽減することによって安価に構成することが可能である。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1 冷蔵庫
7 引出し式扉
9 野菜室
17 下手掛け部
17a 下手掛け部の下端
21 真空断熱材
23 発泡断熱材
25 前板
25a 上端部
27 後板
27a 上端部
27b 下端部
29 凹部
31 下部スロート部
33 発泡断熱材
35 上部
35a 先端
35b 後端
35c 折曲部
37a 左側サイドキャップ
37b 右側サイドキャップ
41 上部スロート部
43 発泡断熱部
51 引出し式扉
53 上手掛け部
55 前板
57 フック部
57a 前側端部
59 真空断熱材
61 U字溝部
63 上端部
65 係合部
70 引出し式扉
171 下手掛け部
350 逆U字溝部
351 上キャップ
351a 下端部
351b 端部
353a、353b 突起部


Claims (7)

  1. 冷蔵庫の扉を構成する前板の裏面側に当接して配設される真空断熱材と、
    前記前板の真空断熱材が配設された位置とは異なる位置に設けられる手掛け用の凹部と、
    前記前板の凹部位置の裏面側に配設される予め成形された成形断熱材と
    を有することを特徴とする冷蔵庫。
  2. 前記凹部が当該冷蔵庫の庫内側に突出部を有することを特徴とする請求項1記載の冷蔵庫。
  3. 前記突出部は、前記真空断熱材の厚さよりも厚いことを特徴とする請求項2記載の冷蔵庫。
  4. 前記突出部は、庫内を仕切る仕切り部に対して水平に延出することを特徴とする請求項2または3のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
  5. 前記凹部は、前記扉が引出し式であるときに、当該扉の幅全体にわたって水平に広がって構成されることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
  6. 前記扉が引出し式であるときに、当該引出し式扉の上側キャップが前記引出し式扉の前板に形成された凹部の上側を覆いながら上側を凹ませて上手掛け部を構成することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
  7. 前記扉が引出し式であるときに、当該引出し式扉の上側キャップが前記引出し式扉の前板に形成された凹部の上側を覆いながら当該上側キャップの前側端部を庇のように前方に延出させてから下方に湾曲させて下手掛け部を構成することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
JP2012210381A 2012-09-25 2012-09-25 冷蔵庫 Active JP6091825B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012210381A JP6091825B2 (ja) 2012-09-25 2012-09-25 冷蔵庫
PCT/JP2013/005146 WO2014049969A1 (ja) 2012-09-25 2013-08-30 冷蔵庫
CN201380044756.XA CN104769374B (zh) 2012-09-25 2013-08-30 冰箱
EP13842845.3A EP2902735B1 (en) 2012-09-25 2013-08-30 Refrigerator
TW102131672A TWI580916B (zh) 2012-09-25 2013-09-03 冰箱

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012210381A JP6091825B2 (ja) 2012-09-25 2012-09-25 冷蔵庫

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014066387A JP2014066387A (ja) 2014-04-17
JP6091825B2 true JP6091825B2 (ja) 2017-03-08

Family

ID=50387418

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012210381A Active JP6091825B2 (ja) 2012-09-25 2012-09-25 冷蔵庫

Country Status (5)

Country Link
EP (1) EP2902735B1 (ja)
JP (1) JP6091825B2 (ja)
CN (1) CN104769374B (ja)
TW (1) TWI580916B (ja)
WO (1) WO2014049969A1 (ja)

Families Citing this family (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102442973B1 (ko) 2015-08-03 2022-09-14 엘지전자 주식회사 진공단열체 및 냉장고
KR102502160B1 (ko) 2015-08-03 2023-02-21 엘지전자 주식회사 진공단열체 및 냉장고
KR102525551B1 (ko) * 2015-08-03 2023-04-25 엘지전자 주식회사 진공단열체 및 냉장고
KR102466469B1 (ko) 2015-08-03 2022-11-11 엘지전자 주식회사 진공단열체 및 냉장고
KR102497139B1 (ko) 2015-08-03 2023-02-07 엘지전자 주식회사 진공단열체
KR102525550B1 (ko) 2015-08-03 2023-04-25 엘지전자 주식회사 진공단열체 및 냉장고
KR102529853B1 (ko) 2015-08-03 2023-05-08 엘지전자 주식회사 진공단열체, 진공단열체의 제조방법, 다공성물질패키지, 및 냉장고
KR102498210B1 (ko) 2015-08-03 2023-02-09 엘지전자 주식회사 진공단열체 및 냉장고
US10907887B2 (en) 2015-08-03 2021-02-02 Lg Electronics Inc. Vacuum adiabatic body and refrigerator
KR20170016188A (ko) 2015-08-03 2017-02-13 엘지전자 주식회사 진공단열체 및 냉장고
KR102456642B1 (ko) 2015-08-03 2022-10-19 엘지전자 주식회사 진공단열체 및 냉장고
KR102466470B1 (ko) 2015-08-04 2022-11-11 엘지전자 주식회사 진공단열체 및 냉장고
JP6737437B2 (ja) * 2016-04-12 2020-08-12 青島海爾股▲フン▼有限公司 冷蔵庫
JP6871689B2 (ja) * 2016-05-25 2021-05-12 東芝ライフスタイル株式会社 冷蔵庫
WO2018083753A1 (ja) * 2016-11-02 2018-05-11 三菱電機株式会社 冷蔵庫
JP6847672B2 (ja) * 2017-01-17 2021-03-24 東芝ライフスタイル株式会社 冷蔵庫
TWI619916B (zh) * 2017-03-21 2018-04-01 Matsushita Electric Taiwan Co Ltd Refrigerator door panel
CN112041624B (zh) * 2018-04-11 2022-11-01 夏普株式会社 冰箱
JP7493305B2 (ja) * 2019-01-23 2024-05-31 日立グローバルライフソリューションズ株式会社 冷蔵庫
CN110953814A (zh) * 2019-09-30 2020-04-03 青岛海尔电冰箱有限公司 冰箱抽屉和具有其的冰箱
CN112577258A (zh) * 2019-09-30 2021-03-30 青岛海尔电冰箱有限公司 冰箱抽屉和具有其的冰箱

Family Cites Families (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5416773A (en) * 1977-07-07 1979-02-07 Mitsubishi Electric Corp Making method for refrigerator door
JPS58167883U (ja) * 1982-05-06 1983-11-09 松下冷機株式会社 断熱扉
JPH09210540A (ja) * 1996-02-05 1997-08-12 Sanyo Electric Co Ltd 貯蔵庫の扉
KR100347033B1 (ko) * 1999-12-30 2002-08-03 엘지전자주식회사 냉장고용 도어라이너
JP2004069093A (ja) * 2002-08-02 2004-03-04 Hitachi Home & Life Solutions Inc 冷蔵庫
JP2004232887A (ja) * 2003-01-28 2004-08-19 Matsushita Electric Ind Co Ltd 冷蔵庫
JP2005127602A (ja) * 2003-10-23 2005-05-19 Matsushita Electric Ind Co Ltd 冷蔵庫
JP2005201524A (ja) * 2004-01-15 2005-07-28 Matsushita Electric Ind Co Ltd 冷蔵庫
US20050257495A1 (en) * 2004-03-25 2005-11-24 Lg Electronics Inc. Door for refrigerator
JP2005299314A (ja) * 2004-04-15 2005-10-27 Matsushita Electric Ind Co Ltd 冷蔵庫の扉開閉装置
JP4179244B2 (ja) * 2004-08-06 2008-11-12 三菱電機株式会社 冷蔵庫
JP4198103B2 (ja) * 2004-09-24 2008-12-17 三洋電機株式会社 冷蔵庫の扉装置
JP2007064584A (ja) * 2005-09-02 2007-03-15 Hitachi Appliances Inc 冷蔵庫
JP4270326B1 (ja) * 2008-02-12 2009-05-27 パナソニック株式会社 冷蔵庫
CN101603763B (zh) * 2008-06-12 2012-10-17 海尔集团公司 制冷设备及其箱门
JP5303415B2 (ja) * 2009-09-28 2013-10-02 日立アプライアンス株式会社 冷蔵庫
JP5513855B2 (ja) * 2009-11-11 2014-06-04 株式会社東芝 冷蔵庫
JP5558965B2 (ja) 2010-08-05 2014-07-23 ヤヨイ化学工業株式会社 壁紙糊付機
EP2801774B1 (en) * 2012-01-06 2018-02-21 LG Hausys, Ltd. Refrigerator insulating door having three-dimensional shape

Also Published As

Publication number Publication date
CN104769374A (zh) 2015-07-08
WO2014049969A1 (ja) 2014-04-03
EP2902735A1 (en) 2015-08-05
CN104769374B (zh) 2017-06-20
TWI580916B (zh) 2017-05-01
TW201420982A (zh) 2014-06-01
EP2902735A4 (en) 2016-04-27
JP2014066387A (ja) 2014-04-17
EP2902735B1 (en) 2020-01-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6091825B2 (ja) 冷蔵庫
JP5513855B2 (ja) 冷蔵庫
US4043624A (en) Refrigeration apparatus wall structure
US20120279247A1 (en) Fresh food compartment ice box door
EP3006869B1 (en) Refrigeration device
KR101622008B1 (ko) 냉장고용 중앙 격벽 밀착구조 및 이를 구비한 냉장고
CN203478785U (zh) 冰箱
TW201827776A (zh) 冰箱
EP2580548A2 (en) Low-pressure storage unit for refrigeration appliance and refrigeration appliance
JP6392144B2 (ja) 冷蔵庫
JP7181578B2 (ja) 冷蔵庫の製造方法
JP6894680B2 (ja) 冷蔵庫
JP7529316B2 (ja) 冷蔵庫およびその製造方法
US9228774B1 (en) Concealed mount for refrigerator appliance door panel
CN219264698U (zh) 用于家用器具的门体以及家用器具
WO2015015884A1 (ja) 冷蔵庫
CN201653042U (zh) 用于冰箱的门以及具有这种门的冰箱
JP2013088088A (ja) 冷蔵庫
US11162730B2 (en) Electrical household appliance cabin wall assembling structure with increased contact surface
KR101206219B1 (ko) 냉장고 저장공간의 분리방법 및 분리구조.
JP2015152227A (ja) 冷蔵庫
CN205351925U (zh) 冷藏库
JP2016130613A (ja) 冷蔵庫
JP2024086242A (ja) 冷蔵庫及び冷蔵庫の製造方法
JP2020101337A (ja) 冷蔵庫

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20140128

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150828

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160607

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20160622

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160805

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170110

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170208

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6091825

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150