JPH08145070A - トリポード等速ジョイント - Google Patents
トリポード等速ジョイントInfo
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- JPH08145070A JPH08145070A JP29083694A JP29083694A JPH08145070A JP H08145070 A JPH08145070 A JP H08145070A JP 29083694 A JP29083694 A JP 29083694A JP 29083694 A JP29083694 A JP 29083694A JP H08145070 A JPH08145070 A JP H08145070A
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D3/00—Yielding couplings, i.e. with means permitting movement between the connected parts during the drive
- F16D3/16—Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts
- F16D3/20—Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts one coupling part entering a sleeve of the other coupling part and connected thereto by sliding or rolling members
- F16D3/202—Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts one coupling part entering a sleeve of the other coupling part and connected thereto by sliding or rolling members one coupling part having radially projecting pins, e.g. tripod joints
- F16D3/205—Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts one coupling part entering a sleeve of the other coupling part and connected thereto by sliding or rolling members one coupling part having radially projecting pins, e.g. tripod joints the pins extending radially outwardly from the coupling part
- F16D3/2055—Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts one coupling part entering a sleeve of the other coupling part and connected thereto by sliding or rolling members one coupling part having radially projecting pins, e.g. tripod joints the pins extending radially outwardly from the coupling part having three pins, i.e. true tripod joints
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D3/00—Yielding couplings, i.e. with means permitting movement between the connected parts during the drive
- F16D3/16—Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts
- F16D3/20—Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts one coupling part entering a sleeve of the other coupling part and connected thereto by sliding or rolling members
- F16D3/202—Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts one coupling part entering a sleeve of the other coupling part and connected thereto by sliding or rolling members one coupling part having radially projecting pins, e.g. tripod joints
- F16D2003/2026—Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts one coupling part entering a sleeve of the other coupling part and connected thereto by sliding or rolling members one coupling part having radially projecting pins, e.g. tripod joints with trunnion rings, i.e. with tripod joints having rollers supported by a ring on the trunnion
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ニードル２０の部位へのグリースの供給を充
分に行なう。 【構成】 複数のニードル２０を介してトラニオン軸８
に支持される外側ローラ２１の端面の両面それぞれの複
数箇所に内周側から外周側に連通する油溝２４を設け、
アウタ部材４内に充填されたグリースを油溝２４によっ
てニードル２０の部分に供給し、ホルダ１０、押え板１
４及び外側ローラ２１によって囲まれたニードル２０の
部分の潤滑を充分に行ない、耐久性向上と部材の損傷防
止を図る。
分に行なう。 【構成】 複数のニードル２０を介してトラニオン軸８
に支持される外側ローラ２１の端面の両面それぞれの複
数箇所に内周側から外周側に連通する油溝２４を設け、
アウタ部材４内に充填されたグリースを油溝２４によっ
てニードル２０の部分に供給し、ホルダ１０、押え板１
４及び外側ローラ２１によって囲まれたニードル２０の
部分の潤滑を充分に行ない、耐久性向上と部材の損傷防
止を図る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はトリポード等速ジョイン
トに関し、トラニオン軸とローラとの間にグリースが充
分に供給されるように企図したものである。
トに関し、トラニオン軸とローラとの間にグリースが充
分に供給されるように企図したものである。
【０００２】
【従来の技術】ＦＦ車の前輪用ドライブシャフト等に用
いられる等速ジョイントの一つにトリポード等速ジョイ
ントがある。図６乃至図８に基づいて従来のトリポード
等速ジョイントを説明する。図６には従来のトリポード
等速ジョイント縦断面、図７には図６中のVII-VII 線矢
視、図８には図７中の矢印VIII部の拡大状態を示してあ
る。
いられる等速ジョイントの一つにトリポード等速ジョイ
ントがある。図６乃至図８に基づいて従来のトリポード
等速ジョイントを説明する。図６には従来のトリポード
等速ジョイント縦断面、図７には図６中のVII-VII 線矢
視、図８には図７中の矢印VIII部の拡大状態を示してあ
る。
【０００３】図６に示すように、トランスミッション側
につながるインナシャフト１と、駆動輪側につながるド
ライブシャフト２はトリポード等速ジョイント３を介し
て連結されている。即ち、インナシャフト１の先端には
筒状のアウタ部材４が形成され、ドライブシャフト２の
先端（インナシャフト１側）にはトリポード５が嵌合さ
れている。アウタ部材４内にトリポード５が挿入される
ことでインナシャフト１とドライブシャフト２が連結さ
れる。尚、図中の符号で６は、アウタ部材４とドライブ
シャフト２とにわたって設けられ、アウタ部材４の開放
端を覆う可撓性のブーツである。
につながるインナシャフト１と、駆動輪側につながるド
ライブシャフト２はトリポード等速ジョイント３を介し
て連結されている。即ち、インナシャフト１の先端には
筒状のアウタ部材４が形成され、ドライブシャフト２の
先端（インナシャフト１側）にはトリポード５が嵌合さ
れている。アウタ部材４内にトリポード５が挿入される
ことでインナシャフト１とドライブシャフト２が連結さ
れる。尚、図中の符号で６は、アウタ部材４とドライブ
シャフト２とにわたって設けられ、アウタ部材４の開放
端を覆う可撓性のブーツである。
【０００４】図６乃至図８に示すように、アウタ部材４
の内周面には軸方向の延びる３条の溝７が円周等間隔に
形成されている。一方、トリポード５には円周方向等間
隔に半径方向に延びる３本のトラニオン軸８が一体に形
成され、トラニオン軸８はアウタ部材４の溝７内に配さ
れている。各トラニオン軸８の外周には、トラニオン軸
８の軸線上に中心を有する球状の内側ローラ９が摺動自
在に嵌合され、内側ローラ９の外周にはホルダ１０が相
対的に首振り自在に嵌合されている。更に、ホルダ１０
の外周には複数のニードル１１を介して円筒状の外側ロ
ーラ１２が回転自在に嵌合され、外側ローラ１２はアウ
タ部材４の溝７に転動自在に嵌合されている。ホルダ１
０の下部にはフランジ１３が一体に形成され、ホルダ１
０の上部にはフランジ１３との間でニードル１１及び外
側ローラ１２の軸方向の移動を規制する押え板１４がク
リップ１５を介して取り付けられている。アウタ部材４
の内部にはグリースが充填され、各摺動部及び回転部の
潤滑が行なわれている。
の内周面には軸方向の延びる３条の溝７が円周等間隔に
形成されている。一方、トリポード５には円周方向等間
隔に半径方向に延びる３本のトラニオン軸８が一体に形
成され、トラニオン軸８はアウタ部材４の溝７内に配さ
れている。各トラニオン軸８の外周には、トラニオン軸
８の軸線上に中心を有する球状の内側ローラ９が摺動自
在に嵌合され、内側ローラ９の外周にはホルダ１０が相
対的に首振り自在に嵌合されている。更に、ホルダ１０
の外周には複数のニードル１１を介して円筒状の外側ロ
ーラ１２が回転自在に嵌合され、外側ローラ１２はアウ
タ部材４の溝７に転動自在に嵌合されている。ホルダ１
０の下部にはフランジ１３が一体に形成され、ホルダ１
０の上部にはフランジ１３との間でニードル１１及び外
側ローラ１２の軸方向の移動を規制する押え板１４がク
リップ１５を介して取り付けられている。アウタ部材４
の内部にはグリースが充填され、各摺動部及び回転部の
潤滑が行なわれている。
【０００５】上記構成のトリポード等速ジョイント３の
作用を説明する。インナシャフト１の回転力は、アウタ
部材４の溝７の一側面から外側ローラ１２、ホルダ１０
及び内側ローラ９を介してトラニオン軸８に伝えられ、
トリポード５からドライブシャフト２に伝達される。イ
ンナシャフト１とドライブシャフト２の間で相互に屈折
が生じた場合、内側ローラ９がトラニオン軸８に対して
相対的に傾動しながらトラニオン軸８の軸方向に摺動す
ると共に、外側ローラ１２がアウタ部材４の溝７内を転
動する。従って、インナシャフト１とドライブシャフト
２の間で相互に屈折が生じた場合であっても、インナシ
ャフト１の回転力が確実にドライブシャフト２に伝達さ
れる。
作用を説明する。インナシャフト１の回転力は、アウタ
部材４の溝７の一側面から外側ローラ１２、ホルダ１０
及び内側ローラ９を介してトラニオン軸８に伝えられ、
トリポード５からドライブシャフト２に伝達される。イ
ンナシャフト１とドライブシャフト２の間で相互に屈折
が生じた場合、内側ローラ９がトラニオン軸８に対して
相対的に傾動しながらトラニオン軸８の軸方向に摺動す
ると共に、外側ローラ１２がアウタ部材４の溝７内を転
動する。従って、インナシャフト１とドライブシャフト
２の間で相互に屈折が生じた場合であっても、インナシ
ャフト１の回転力が確実にドライブシャフト２に伝達さ
れる。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】上述したトリポード等
速ジョイント３では、アウタ部材４の内部に充填された
グリースは、外側ローラ１２の下端面とホルダ１０のフ
ランジ１３との隙間及び外側ローラ１２の上端面と押え
板１４との隙間に侵入し、侵入したグリースによって外
側ローラ１２の摺動面及びニードル１１の潤滑が行なわ
れるようになっている。しかし、従来のトリポード等速
ジョイント３は、外側ローラ１２の上端面が押え板１４
に摺接していると共に、外側ローラ１２の下端面がフラ
ンジ１３に摺接しているため、ニードル１１の部位が密
封されて隙間を充分に確保することが困難な構造となっ
ている。このため、グリースがニードル１１に充分供給
されずに潤滑が不十分となり、耐久性が悪化する虞があ
った。
速ジョイント３では、アウタ部材４の内部に充填された
グリースは、外側ローラ１２の下端面とホルダ１０のフ
ランジ１３との隙間及び外側ローラ１２の上端面と押え
板１４との隙間に侵入し、侵入したグリースによって外
側ローラ１２の摺動面及びニードル１１の潤滑が行なわ
れるようになっている。しかし、従来のトリポード等速
ジョイント３は、外側ローラ１２の上端面が押え板１４
に摺接していると共に、外側ローラ１２の下端面がフラ
ンジ１３に摺接しているため、ニードル１１の部位が密
封されて隙間を充分に確保することが困難な構造となっ
ている。このため、グリースがニードル１１に充分供給
されずに潤滑が不十分となり、耐久性が悪化する虞があ
った。
【０００７】本発明は上記状況に鑑みてなされたもの
で、ニードル部へのグリースの供給が充分に行えるトリ
ポード等速ジョイントを提供することを目的とする。
で、ニードル部へのグリースの供給が充分に行えるトリ
ポード等速ジョイントを提供することを目的とする。
【０００８】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の構成は、円周方向等間隔に半径方向に延びる
３本のトラニオン軸を備えたトリポードと、複数のニー
ドルを介して内周が前記トラニオン軸に回動自在に嵌合
され且つ外周がケーシング側に支持されるローラとを有
するトリポード等速ジョイントにおいて、前記ローラの
軸方向端面の両面それぞれの複数箇所に前記内周側から
前記外周側に連通する油溝を設けたことを特徴とする。
の本発明の構成は、円周方向等間隔に半径方向に延びる
３本のトラニオン軸を備えたトリポードと、複数のニー
ドルを介して内周が前記トラニオン軸に回動自在に嵌合
され且つ外周がケーシング側に支持されるローラとを有
するトリポード等速ジョイントにおいて、前記ローラの
軸方向端面の両面それぞれの複数箇所に前記内周側から
前記外周側に連通する油溝を設けたことを特徴とする。
【０００９】そして、前記油溝は、前記ローラの円周方
向等間隔に３箇所以上設けられていることを特徴とす
る。また、１箇所の前記油溝は、複数本の溝を一組とし
て形成されていることを特徴とするまた、前記ローラの
軸方向端面の前記内周側の少なくとも前記油溝が形成さ
れた部位に面取り部を形成したことを特徴とする。
向等間隔に３箇所以上設けられていることを特徴とす
る。また、１箇所の前記油溝は、複数本の溝を一組とし
て形成されていることを特徴とするまた、前記ローラの
軸方向端面の前記内周側の少なくとも前記油溝が形成さ
れた部位に面取り部を形成したことを特徴とする。
【００１０】
【作用】ケーシング内に充填されたグリースは、ローラ
の端面に設けられた油溝によってニードル部分に供給さ
れる。この時、ローラのトラニオン軸に対する軸方向の
移動と、ローラの回転により生じる動きによって、グリ
ースの油溝の流通が促進される。そして、ローラの円周
方向等間隔の３箇所以上に油溝を設けたことにより、ロ
ーラ組み込み時の位相に係わらず、またローラに対する
負荷の方向に係わらず荷重作用幅の範囲内に必ず油溝が
存在することになる。また、１箇所の油溝を複数本の溝
で形成したことにより、１本の溝を通るグリースの量が
分散されて振動が生じない。更に、ローラの端面のトラ
ニオン軸側の部位に面取り部を形成したことにより、ニ
ードル部分へのグリースの供給がより確実なものとな
る。
の端面に設けられた油溝によってニードル部分に供給さ
れる。この時、ローラのトラニオン軸に対する軸方向の
移動と、ローラの回転により生じる動きによって、グリ
ースの油溝の流通が促進される。そして、ローラの円周
方向等間隔の３箇所以上に油溝を設けたことにより、ロ
ーラ組み込み時の位相に係わらず、またローラに対する
負荷の方向に係わらず荷重作用幅の範囲内に必ず油溝が
存在することになる。また、１箇所の油溝を複数本の溝
で形成したことにより、１本の溝を通るグリースの量が
分散されて振動が生じない。更に、ローラの端面のトラ
ニオン軸側の部位に面取り部を形成したことにより、ニ
ードル部分へのグリースの供給がより確実なものとな
る。
【００１１】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。図１には本発明の第一実施例に係るトリポード等速
ジョイントの要部を表す断面、図２には外側ローラの外
観状態を示してある。尚、図１は従来の図８に相当する
部位であり、従来と同一部材には同一符号を付して重複
する説明は省略してある。
る。図１には本発明の第一実施例に係るトリポード等速
ジョイントの要部を表す断面、図２には外側ローラの外
観状態を示してある。尚、図１は従来の図８に相当する
部位であり、従来と同一部材には同一符号を付して重複
する説明は省略してある。
【００１２】従来と同様に、トリポード５には円周方向
等間隔に半径方向に延びる３本のトラニオン軸８が一体
に形成され、トラニオン軸８はケーシングとしてのアウ
タ部材４の溝７内に配されている。トラニオン軸８の外
周には、トラニオン軸８の軸線上に中心を有する球状の
内側ローラ９が摺動自在に嵌合され、内側ローラ９の外
周にはホルダ１０が相対的に首振り自在に嵌合されてい
る。更に、ホルダ１０の外周には複数のニードル２０を
介してローラとしての円筒状の外側ローラ２１が回転自
在に嵌合され、外側ローラ２１はアウタ部材４の溝７に
転動自在に嵌合されている。ホルダ１０の下部にはフラ
ンジ１３が一体に形成され、ホルダ１０の上部には押え
板１４がクリップ１５を介して取り付けられている。外
側ローラ２１はフランジ１３と押え板１４との間で軸方
向の移動が規制されている。ニードル２０とフランジ１
３との間には下ワッシャ２２が設けられ、ニードル２０
と押え板１４との間には上ワッシャ２３が設けられてい
る。ニードル２０は下ワッシャ２２及び上ワッシャ２３
を介してフランジ１３と押え板１４との間で軸方向の移
動が規制されている。
等間隔に半径方向に延びる３本のトラニオン軸８が一体
に形成され、トラニオン軸８はケーシングとしてのアウ
タ部材４の溝７内に配されている。トラニオン軸８の外
周には、トラニオン軸８の軸線上に中心を有する球状の
内側ローラ９が摺動自在に嵌合され、内側ローラ９の外
周にはホルダ１０が相対的に首振り自在に嵌合されてい
る。更に、ホルダ１０の外周には複数のニードル２０を
介してローラとしての円筒状の外側ローラ２１が回転自
在に嵌合され、外側ローラ２１はアウタ部材４の溝７に
転動自在に嵌合されている。ホルダ１０の下部にはフラ
ンジ１３が一体に形成され、ホルダ１０の上部には押え
板１４がクリップ１５を介して取り付けられている。外
側ローラ２１はフランジ１３と押え板１４との間で軸方
向の移動が規制されている。ニードル２０とフランジ１
３との間には下ワッシャ２２が設けられ、ニードル２０
と押え板１４との間には上ワッシャ２３が設けられてい
る。ニードル２０は下ワッシャ２２及び上ワッシャ２３
を介してフランジ１３と押え板１４との間で軸方向の移
動が規制されている。
【００１３】一方、図１、図２に示すように、外側ロー
ラ２１の軸方向端面の両面（図中上下面）のそれぞれに
は円周方向等間隔に油溝２４が４箇所（90度ピッチ）に
形成され、１箇所の油溝２４は２本の溝２６が一組とな
って構成されている。外側ローラ２１の軸方向端面の内
周側には円周方向に面取り部２５が形成されている。ア
ウタ部材４内に充填されたグリースは、油溝２４及び面
取り部２５を通ってニードル２０の部位に対して循環す
る。グリースの循環は、通常遠心力によって、下面側の
油溝２４及び面取り部２５を通ってニードル２０の部位
に供給され、上面側の油溝２４及び面取り部２５から排
出されるようになっている。外側ローラ２１は、トラニ
オン軸８に対する軸方向の移動（上下動）と回転が組み
合わされて図３に示したような動きをする。上下動と回
転動によって生じる動きにより、グリースの油溝２４の
流通が促進される。
ラ２１の軸方向端面の両面（図中上下面）のそれぞれに
は円周方向等間隔に油溝２４が４箇所（90度ピッチ）に
形成され、１箇所の油溝２４は２本の溝２６が一組とな
って構成されている。外側ローラ２１の軸方向端面の内
周側には円周方向に面取り部２５が形成されている。ア
ウタ部材４内に充填されたグリースは、油溝２４及び面
取り部２５を通ってニードル２０の部位に対して循環す
る。グリースの循環は、通常遠心力によって、下面側の
油溝２４及び面取り部２５を通ってニードル２０の部位
に供給され、上面側の油溝２４及び面取り部２５から排
出されるようになっている。外側ローラ２１は、トラニ
オン軸８に対する軸方向の移動（上下動）と回転が組み
合わされて図３に示したような動きをする。上下動と回
転動によって生じる動きにより、グリースの油溝２４の
流通が促進される。
【００１４】外側ローラ２１に外側から負荷が加わった
場合、ニードル２０の部位が受ける荷重の作用範囲は負
荷中心から60度づつの幅(120度の範囲）となる。外側ロ
ーラ２１には円周方向等間隔に90度ピッチで油溝２４が
形成されているので、外側ローラ２１の回転方向のどの
位置から負荷が加わった場合でも荷重の作用範囲内に油
溝２４が存在することになる。尚、上記実施例では90度
ピッチで油溝２４を形成したが、最低３箇所(120度ピッ
チ）であれば油溝２４の形成箇所の数は上記実施例に限
定されるものではない。即ち、最大120 度ピッチで油溝
２４を形成することで荷重の作用範囲内に油溝２４を存
在させることができる。
場合、ニードル２０の部位が受ける荷重の作用範囲は負
荷中心から60度づつの幅(120度の範囲）となる。外側ロ
ーラ２１には円周方向等間隔に90度ピッチで油溝２４が
形成されているので、外側ローラ２１の回転方向のどの
位置から負荷が加わった場合でも荷重の作用範囲内に油
溝２４が存在することになる。尚、上記実施例では90度
ピッチで油溝２４を形成したが、最低３箇所(120度ピッ
チ）であれば油溝２４の形成箇所の数は上記実施例に限
定されるものではない。即ち、最大120 度ピッチで油溝
２４を形成することで荷重の作用範囲内に油溝２４を存
在させることができる。
【００１５】グリースの油溝２４の流通量を増加させる
には、油溝２４を大きくすることが考えられる。しか
し、油溝２４を大きくし過ぎると外側ローラ２１の上下
の規制が不十分になること、及び回転時の摺動抵抗変動
により振動の発生の原因となってしまう。外側ローラ２
１の１箇所の油溝２４は２本の溝２６が一組となって構
成されているので、各溝２６を大きくすることなくグリ
ースの油溝２４の流通量を充分に確保することができ
る。このため、振動やびびりの発生を抑制した状態で、
グリースの油溝２４の流通量を充分に確保して必要な耐
久性を得ることができる。また、ニードル２０は下ワッ
シャ２２及び上ワッシャ２３を介してフランジ１３と押
え板１４との間に支持されているが、外側ローラ２１の
軸方向端面の内周側には円周方向に面取り部２５が形成
されているので、油溝２４を流通したグリースは面取り
部２５を介してニードル２０の部位に確実に供給され
る。尚、上記実施例では、１箇所の油溝２４を２本の溝
２６を一組として構成したが、溝２６の本数はこれに限
定されるものではない。
には、油溝２４を大きくすることが考えられる。しか
し、油溝２４を大きくし過ぎると外側ローラ２１の上下
の規制が不十分になること、及び回転時の摺動抵抗変動
により振動の発生の原因となってしまう。外側ローラ２
１の１箇所の油溝２４は２本の溝２６が一組となって構
成されているので、各溝２６を大きくすることなくグリ
ースの油溝２４の流通量を充分に確保することができ
る。このため、振動やびびりの発生を抑制した状態で、
グリースの油溝２４の流通量を充分に確保して必要な耐
久性を得ることができる。また、ニードル２０は下ワッ
シャ２２及び上ワッシャ２３を介してフランジ１３と押
え板１４との間に支持されているが、外側ローラ２１の
軸方向端面の内周側には円周方向に面取り部２５が形成
されているので、油溝２４を流通したグリースは面取り
部２５を介してニードル２０の部位に確実に供給され
る。尚、上記実施例では、１箇所の油溝２４を２本の溝
２６を一組として構成したが、溝２６の本数はこれに限
定されるものではない。
【００１６】従って、上記構成のトリポード等速ジョイ
ントによると、アウタ部材４内に充填されたグリース
は、外側ローラ２１の油溝２４を通ってニードル２０の
部位に循環してニードル２０の部位に充分供給されるの
で、ホルダ１０、押え板１４及び外側ローラ２１で囲ま
れたニードル２０の部位の潤滑が充分に行なえ、所望の
耐久性を得ることができる。また、外側ローラ２１には
円周方向等間隔に90度ピッチで油溝２４が形成されてい
るので、外側ローラ２１の回転方向のどの位置から負荷
が加わった場合でも荷重の作用範囲内に必ず油溝２４が
存在することになる。このため、外側ローラ２１の組み
付け状態に係わらずニードル２０の部位へのグリースの
供給が可能になる。また、１箇所の油溝２４を２本の溝
２６で形成したので、１箇所の油溝２４を通るグリース
の量が２本の溝２６に分散されて振動が生じることがな
い。更に、外側ローラ２１の軸方向端面の内周側には円
周方向に面取り部２５が形成されているので、下ワッシ
ャ２２及び上ワッシャ２３の影響を受けることなくニー
ドル２０の部位にグリースを確実に供給することができ
る。
ントによると、アウタ部材４内に充填されたグリース
は、外側ローラ２１の油溝２４を通ってニードル２０の
部位に循環してニードル２０の部位に充分供給されるの
で、ホルダ１０、押え板１４及び外側ローラ２１で囲ま
れたニードル２０の部位の潤滑が充分に行なえ、所望の
耐久性を得ることができる。また、外側ローラ２１には
円周方向等間隔に90度ピッチで油溝２４が形成されてい
るので、外側ローラ２１の回転方向のどの位置から負荷
が加わった場合でも荷重の作用範囲内に必ず油溝２４が
存在することになる。このため、外側ローラ２１の組み
付け状態に係わらずニードル２０の部位へのグリースの
供給が可能になる。また、１箇所の油溝２４を２本の溝
２６で形成したので、１箇所の油溝２４を通るグリース
の量が２本の溝２６に分散されて振動が生じることがな
い。更に、外側ローラ２１の軸方向端面の内周側には円
周方向に面取り部２５が形成されているので、下ワッシ
ャ２２及び上ワッシャ２３の影響を受けることなくニー
ドル２０の部位にグリースを確実に供給することができ
る。
【００１７】次に本発明の第二実施例を図４、図５に基
づいて説明する。図４には本発明の第二実施例に係るト
リポード等速ジョイントの要部を表す断面、図５には外
側ローラの外観状態を示してある。尚、図１に示した部
材と同一部材には同一符号を付して重複する説明は省略
してある。
づいて説明する。図４には本発明の第二実施例に係るト
リポード等速ジョイントの要部を表す断面、図５には外
側ローラの外観状態を示してある。尚、図１に示した部
材と同一部材には同一符号を付して重複する説明は省略
してある。
【００１８】図示のトリポード等速ジョイントは、ホル
ダ１０のフランジ１３と押え板１４との間にニードル３
１の下端及び上端が直接支持されて軸方向の移動が規制
されている。また、ホルダ１０の外周には複数のニード
ル３１を介してローラとしての円筒状の外側ローラ３２
が回転自在に嵌合され、外側ローラ３２はアウタ部材４
の溝７に転動自在に嵌合されている。外側ローラ３２の
軸方向端面の両面（図中上下面）のそれぞれには第一実
施例と同様に円周方向等間隔に油溝２４が４箇所（90度
ピッチ）に形成されており、１箇所の油溝２４は２本の
溝２６が一組となって構成されている。アウタ部材４内
に充填されたグリースは、油溝２４を通ってニードル３
１の部位に対して循環する。このトリポード等速ジョイ
ントは、ニードル３１がホルダ１０のフランジ１３と押
え板１４との間に直接支持されているので、油溝２４が
ニードル３１の端部に対向し、グリースはそのままニー
ドル３１の部位に供給される。このため、外側ローラ３
２に面取り部を形成する必要がない。
ダ１０のフランジ１３と押え板１４との間にニードル３
１の下端及び上端が直接支持されて軸方向の移動が規制
されている。また、ホルダ１０の外周には複数のニード
ル３１を介してローラとしての円筒状の外側ローラ３２
が回転自在に嵌合され、外側ローラ３２はアウタ部材４
の溝７に転動自在に嵌合されている。外側ローラ３２の
軸方向端面の両面（図中上下面）のそれぞれには第一実
施例と同様に円周方向等間隔に油溝２４が４箇所（90度
ピッチ）に形成されており、１箇所の油溝２４は２本の
溝２６が一組となって構成されている。アウタ部材４内
に充填されたグリースは、油溝２４を通ってニードル３
１の部位に対して循環する。このトリポード等速ジョイ
ントは、ニードル３１がホルダ１０のフランジ１３と押
え板１４との間に直接支持されているので、油溝２４が
ニードル３１の端部に対向し、グリースはそのままニー
ドル３１の部位に供給される。このため、外側ローラ３
２に面取り部を形成する必要がない。
【００１９】第二実施例のトリポード等速ジョイントも
第一実施例と同様に、ホルダ１０、押え板１４及び外側
ローラ３２に囲まれたニードル３１の部位に油溝２４を
介してグリースを供給することができるので、ニードル
３１の部位の潤滑が充分に行なえ、所望の耐久性を得る
ことができる。
第一実施例と同様に、ホルダ１０、押え板１４及び外側
ローラ３２に囲まれたニードル３１の部位に油溝２４を
介してグリースを供給することができるので、ニードル
３１の部位の潤滑が充分に行なえ、所望の耐久性を得る
ことができる。
【００２０】上記各実施例では、トラニオン軸８の外周
に球状の内側ローラ９を嵌合し、内側ローラ９の外周に
ホルダ１０を相対的に首振り自在に嵌合し、ホルダ１０
の外周に複数のニードル２０（３１）を介して円筒状の
外側ローラ２１（３２）を回転自在に嵌合した構成のト
リポード等速ジョイントを例に挙げて説明したが、例え
ば、トラニオン軸８の外周に複数のニードル２０（３
１）を介して円筒状の外側ローラ２１（３２）を回転自
在に嵌合し、外側ローラ２１（３２）とケーシングとの
間に内側ローラ９に相当する部材を介在させた構成のト
リポード等速ジョイントに本願を適用することも可能で
ある。
に球状の内側ローラ９を嵌合し、内側ローラ９の外周に
ホルダ１０を相対的に首振り自在に嵌合し、ホルダ１０
の外周に複数のニードル２０（３１）を介して円筒状の
外側ローラ２１（３２）を回転自在に嵌合した構成のト
リポード等速ジョイントを例に挙げて説明したが、例え
ば、トラニオン軸８の外周に複数のニードル２０（３
１）を介して円筒状の外側ローラ２１（３２）を回転自
在に嵌合し、外側ローラ２１（３２）とケーシングとの
間に内側ローラ９に相当する部材を介在させた構成のト
リポード等速ジョイントに本願を適用することも可能で
ある。
【００２１】
【発明の効果】本発明のトリポード等速ジョイントは、
複数のニードルを介してトラニオン軸に支持されるロー
ラの端面の両面それぞれの複数箇所に内周側から外周側
に連通する油溝を設けたので、ケーシング内に充填され
たグリースが油溝によってニードル部分に供給される。
この結果、ローラによって囲まれたニードル部分の潤滑
を充分に行なうことができ、耐久性向上と部材の損傷防
止を図ることができる。
複数のニードルを介してトラニオン軸に支持されるロー
ラの端面の両面それぞれの複数箇所に内周側から外周側
に連通する油溝を設けたので、ケーシング内に充填され
たグリースが油溝によってニードル部分に供給される。
この結果、ローラによって囲まれたニードル部分の潤滑
を充分に行なうことができ、耐久性向上と部材の損傷防
止を図ることができる。
【００２２】また、ローラの円周方向等間隔の３箇所以
上に油溝を設けたことにより、ローラ組み込み時の位相
に係わらず、またローラに対する負荷の方向に係わらず
荷重作用幅の範囲内に必ず油溝が存在することになり、
ローラの組み付け状態に係わらずニードルの部位へのグ
リースの供給が可能になる。
上に油溝を設けたことにより、ローラ組み込み時の位相
に係わらず、またローラに対する負荷の方向に係わらず
荷重作用幅の範囲内に必ず油溝が存在することになり、
ローラの組み付け状態に係わらずニードルの部位へのグ
リースの供給が可能になる。
【００２３】また、１箇所の油溝を複数本の溝で形成し
たことにより、１本の溝を通るグリースの量が分散され
るので、振動が生じない状態でグリースの供給を行なう
ことができる。更に、ローラの端面のトラニオン軸側の
部位に面取り部を形成したので、ニードルの端部に他の
部材が存在している場合であってもニードル部分へのグ
リースの供給が確実に行なえる。
たことにより、１本の溝を通るグリースの量が分散され
るので、振動が生じない状態でグリースの供給を行なう
ことができる。更に、ローラの端面のトラニオン軸側の
部位に面取り部を形成したので、ニードルの端部に他の
部材が存在している場合であってもニードル部分へのグ
リースの供給が確実に行なえる。
【図１】本発明の第一実施例に係るトリポード等速ジョ
イントの要部を表す断面図。
イントの要部を表す断面図。
【図２】外側ローラの外観図。
【図３】外側ローラの動作説明図。
【図４】本発明の第二実施例に係るトリポード等速ジョ
イントの要部を表す断面図。
イントの要部を表す断面図。
【図５】外側ローラの外観図。
【図６】従来のトリポード等速ジョイント縦断面。
【図７】図６中のVII-VII 線矢視。
【図８】図７中の矢印VIII部の拡大図。
１ インナシャフト ２ ドライブシャフト ４ アウタ部材 ５ トリポード ６ ブーツ ７ 溝 ８ トラニオン軸 ９ 内側ローラ １０ ホルダ １３ フランジ １４ 押え板 ２０，３１ ニードル ２１，３２ 外側ローラ ２２ 下ワッシャ ２３ 上ワッシャ ２４ 油溝 ２５ 面取り部
Claims (4)
- 【請求項１】 円周方向等間隔に半径方向に延びる３本
のトラニオン軸を備えたトリポードと、複数のニードル
を介して内周が前記トラニオン軸に回動自在に嵌合され
且つ外周がケーシング側に支持されるローラとを有する
トリポード等速ジョイントにおいて、前記ローラの軸方
向端面の両面それぞれの複数箇所に前記内周側から前記
外周側に連通する油溝を設けたことを特徴とするトリポ
ード等速ジョイント。 - 【請求項２】 前記油溝は、前記ローラの円周方向等間
隔に３箇所以上設けられていることを特徴とする請求項
１に記載のトリポード等速ジョイント。 - 【請求項３】 １箇所の前記油溝は、複数本の溝を一組
として形成されていることを特徴とする請求項１に記載
のトリポード等速ジョイント。 - 【請求項４】 前記ローラの軸方向端面の前記内周側の
少なくとも前記油溝が形成された部位に面取り部を形成
したことを特徴とする請求項１に記載のトリポード等速
ジョイント。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29083694A JPH08145070A (ja) | 1994-11-25 | 1994-11-25 | トリポード等速ジョイント |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29083694A JPH08145070A (ja) | 1994-11-25 | 1994-11-25 | トリポード等速ジョイント |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08145070A true JPH08145070A (ja) | 1996-06-04 |
Family
ID=17761121
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29083694A Withdrawn JPH08145070A (ja) | 1994-11-25 | 1994-11-25 | トリポード等速ジョイント |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08145070A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1008777A3 (en) * | 1996-02-05 | 2000-06-21 | Ntn Corporation | Tripod type constant velocity universal joint |
| US6837794B1 (en) | 1996-02-05 | 2005-01-04 | Ntn Corporation | Tripod type constant velocity universal joint |
| KR100476712B1 (ko) * | 2002-05-31 | 2005-03-16 | 자동차부품연구원 | 축력 저감형 트라이포드식 등속 조인트 |
| WO2006035650A1 (ja) * | 2004-09-27 | 2006-04-06 | Ntn Corporation | 等速自在継手及びその製造方法 |
| KR20160135009A (ko) * | 2015-05-14 | 2016-11-24 | 자동차부품연구원 | 등속 조인트 |
| CN115143197A (zh) * | 2022-09-06 | 2022-10-04 | 万向钱潮股份公司 | 一种轻量化万向节 |
-
1994
- 1994-11-25 JP JP29083694A patent/JPH08145070A/ja not_active Withdrawn
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1008777A3 (en) * | 1996-02-05 | 2000-06-21 | Ntn Corporation | Tripod type constant velocity universal joint |
| US6837794B1 (en) | 1996-02-05 | 2005-01-04 | Ntn Corporation | Tripod type constant velocity universal joint |
| KR100476712B1 (ko) * | 2002-05-31 | 2005-03-16 | 자동차부품연구원 | 축력 저감형 트라이포드식 등속 조인트 |
| WO2006035650A1 (ja) * | 2004-09-27 | 2006-04-06 | Ntn Corporation | 等速自在継手及びその製造方法 |
| KR20160135009A (ko) * | 2015-05-14 | 2016-11-24 | 자동차부품연구원 | 등속 조인트 |
| CN115143197A (zh) * | 2022-09-06 | 2022-10-04 | 万向钱潮股份公司 | 一种轻量化万向节 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20020205 |