JPH08144582A - 扉用取り付け位置可変把手構造 - Google Patents
扉用取り付け位置可変把手構造Info
- Publication number
- JPH08144582A JPH08144582A JP30977894A JP30977894A JPH08144582A JP H08144582 A JPH08144582 A JP H08144582A JP 30977894 A JP30977894 A JP 30977894A JP 30977894 A JP30977894 A JP 30977894A JP H08144582 A JPH08144582 A JP H08144582A
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- handle
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 使用者の使い易い位置に把手の位置を移動で
きる扉用取り付け位置可変把手構造を提供する。 【構成】 扉11の表面に所定方向へ延びるスライドガ
イド12が設けられ、スライドガイド12に可動把手1
3が取り付けられ、スライドガイド12と可動把手13
との間に、可動把手13をスライドガイド12の任意位
置に固定したり固定解除したりするストッパ20が設け
られている。
きる扉用取り付け位置可変把手構造を提供する。 【構成】 扉11の表面に所定方向へ延びるスライドガ
イド12が設けられ、スライドガイド12に可動把手1
3が取り付けられ、スライドガイド12と可動把手13
との間に、可動把手13をスライドガイド12の任意位
置に固定したり固定解除したりするストッパ20が設け
られている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、扉用取り付け位置可変
把手構造に係り、更に詳しくは、使用者の使い易い位置
に把手の位置を移動できる扉用取り付け位置可変把手構
造に関する。
把手構造に係り、更に詳しくは、使用者の使い易い位置
に把手の位置を移動できる扉用取り付け位置可変把手構
造に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば建物のドア、クロゼット扉、食器
棚の扉などには、通常、使用者がこれらを開閉させる際
に操作し易いように把手が取り付けられている。なお、
この把手は、使用者が最も握り易いと思われる扉の一部
分に固定状態で取り付けられている。
棚の扉などには、通常、使用者がこれらを開閉させる際
に操作し易いように把手が取り付けられている。なお、
この把手は、使用者が最も握り易いと思われる扉の一部
分に固定状態で取り付けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の扉用把手は、このように扉の一部分に固定状態で取
り付けられているので、平均的な日本人と極端に身長が
違う人、例えば子供が扉を開閉しようとした場合には、
背伸びしなければ届かなかったりして大変扱い難いとい
う問題点があった。
来の扉用把手は、このように扉の一部分に固定状態で取
り付けられているので、平均的な日本人と極端に身長が
違う人、例えば子供が扉を開閉しようとした場合には、
背伸びしなければ届かなかったりして大変扱い難いとい
う問題点があった。
【0004】本発明はかかる事情に鑑みなされたもの
で、使用者の使い易い位置に把手の位置を移動できる扉
用取り付け位置可変把手構造を提供することを目的とす
る。
で、使用者の使い易い位置に把手の位置を移動できる扉
用取り付け位置可変把手構造を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的に沿う請求項1
記載の扉用取り付け位置可変把手構造は、扉の表面に所
定方向へ延びるスライドガイドが設けられ、該スライド
ガイドに可動把手が取り付けられ、前記スライドガイド
と前記可動把手との間に、該可動把手を前記スライドガ
イドの任意位置に固定したり固定解除したりするストッ
パが設けられるように構成されている。
記載の扉用取り付け位置可変把手構造は、扉の表面に所
定方向へ延びるスライドガイドが設けられ、該スライド
ガイドに可動把手が取り付けられ、前記スライドガイド
と前記可動把手との間に、該可動把手を前記スライドガ
イドの任意位置に固定したり固定解除したりするストッ
パが設けられるように構成されている。
【0006】特に、請求項2記載の扉用取り付け位置可
変把手構造は、請求項1記載の扉用取り付け位置可変把
手構造において、前記スライドガイドが垂直方向へ延び
るガイドであるように構成されている。
変把手構造は、請求項1記載の扉用取り付け位置可変把
手構造において、前記スライドガイドが垂直方向へ延び
るガイドであるように構成されている。
【0007】また、請求項3記載の扉用取り付け位置可
変把手構造は、請求項1または2記載の扉用取り付け位
置可変把手構造において、前記スライドガイドが溝レー
ルであり、また前記ストッパが、前記可動把手に取り付
けられて、短尺側が前記スライドガイドの横幅より短
く、長尺側が前記スライドガイドの横幅より若干長い長
方形の板材であり、また前記スライドガイドの対向する
内側面には、前記ストッパの長尺側の端部を嵌入可能な
前記可動把手の固定用の条溝が形成されるように構成さ
れている。
変把手構造は、請求項1または2記載の扉用取り付け位
置可変把手構造において、前記スライドガイドが溝レー
ルであり、また前記ストッパが、前記可動把手に取り付
けられて、短尺側が前記スライドガイドの横幅より短
く、長尺側が前記スライドガイドの横幅より若干長い長
方形の板材であり、また前記スライドガイドの対向する
内側面には、前記ストッパの長尺側の端部を嵌入可能な
前記可動把手の固定用の条溝が形成されるように構成さ
れている。
【0008】さらに、請求項4記載の扉用取り付け位置
可変把手構造は、請求項3記載の扉用取り付け位置可変
把手構造において、前記ストッパの角部にテーパ部を設
けるように構成されている。
可変把手構造は、請求項3記載の扉用取り付け位置可変
把手構造において、前記ストッパの角部にテーパ部を設
けるように構成されている。
【0009】さらにまた、請求項5記載の扉用取り付け
位置可変把手構造は、請求項1〜4のうち何れか1項に
記載の扉用取り付け位置可変把手構造において、前記把
手の表面を緩衝部材により被うように構成されている。
位置可変把手構造は、請求項1〜4のうち何れか1項に
記載の扉用取り付け位置可変把手構造において、前記把
手の表面を緩衝部材により被うように構成されている。
【0010】
【作用】請求項1〜5記載の扉用取り付け位置可変把手
構造においては、スライドガイドからストッパが外れた
可動把手を、スライドガイドに沿って任意位置まで移動
させ、そこでストッパにより可動把手を固定するので、
使用者の使い易い位置に把手の位置が移動できる。
構造においては、スライドガイドからストッパが外れた
可動把手を、スライドガイドに沿って任意位置まで移動
させ、そこでストッパにより可動把手を固定するので、
使用者の使い易い位置に把手の位置が移動できる。
【0011】特に、請求項2記載の扉用取り付け位置可
変把手構造においては、スライドガイドが垂直方向へ延
びているので、例えば子供がいる家族の場合、子供の成
長に合わせて把手の高さを調整できる。
変把手構造においては、スライドガイドが垂直方向へ延
びているので、例えば子供がいる家族の場合、子供の成
長に合わせて把手の高さを調整できる。
【0012】また、請求項3記載の扉用取り付け位置可
変把手構造においては、ストッパの短尺側がスライドガ
イドの幅方向に向けられた可動把手を、スライドガイド
に沿って任意位置まで移動させ、そこで可動把手をほぼ
90度だけ回動させることにより、ストッパの長尺側の
端部がスライドガイドである溝レールの条溝に嵌入され
て扉に固定される。可動把手を固定解除する際には、把
手固定方向とは反対方向へ可動把手をほぼ90度だけ回
動させることにより、ストッパの嵌入されていた長尺側
の端部が、溝レールの条溝から外れ、自由な位置まで移
動可能となる。
変把手構造においては、ストッパの短尺側がスライドガ
イドの幅方向に向けられた可動把手を、スライドガイド
に沿って任意位置まで移動させ、そこで可動把手をほぼ
90度だけ回動させることにより、ストッパの長尺側の
端部がスライドガイドである溝レールの条溝に嵌入され
て扉に固定される。可動把手を固定解除する際には、把
手固定方向とは反対方向へ可動把手をほぼ90度だけ回
動させることにより、ストッパの嵌入されていた長尺側
の端部が、溝レールの条溝から外れ、自由な位置まで移
動可能となる。
【0013】さらに、請求項4記載の扉用取り付け位置
可変把手構造においては、可動把手を90度だけ回動さ
せて扉に固定させる際に、最初にストッパの角部に形成
された肉薄なテーパ部が、ストッパ側の嵌入部分のガイ
ドとなって溝レールの条溝に入り込むので、可動把手の
固定がし易くなる。
可変把手構造においては、可動把手を90度だけ回動さ
せて扉に固定させる際に、最初にストッパの角部に形成
された肉薄なテーパ部が、ストッパ側の嵌入部分のガイ
ドとなって溝レールの条溝に入り込むので、可動把手の
固定がし易くなる。
【0014】さらにまた、請求項5記載の扉用取り付け
位置可変把手構造においては、把手の表面を緩衝部材に
より被うことにより、例えば子供が可動把手に当たって
怪我をすることが減少し、扉を開閉させる際に、可動把
手を握った感触が良好となる。
位置可変把手構造においては、把手の表面を緩衝部材に
より被うことにより、例えば子供が可動把手に当たって
怪我をすることが減少し、扉を開閉させる際に、可動把
手を握った感触が良好となる。
【0015】
【実施例】続いて、添付した図面を参照しつつ、本発明
を具体化した実施例につき説明し、本発明の理解に供す
る。ここに、図1は本発明の第1の実施例に係る扉用取
り付け位置可変把手構造が適用された扉の正面図、図2
(a)は把手の固定状態を示す要部拡大断面図、図2
(b)は把手の移動状態を示す要部拡大断面図、図3は
把手の拡大斜視図、図4は本発明の第2の実施例に係る
扉用取り付け位置可変把手構造に用いられる把手の拡大
斜視図である。
を具体化した実施例につき説明し、本発明の理解に供す
る。ここに、図1は本発明の第1の実施例に係る扉用取
り付け位置可変把手構造が適用された扉の正面図、図2
(a)は把手の固定状態を示す要部拡大断面図、図2
(b)は把手の移動状態を示す要部拡大断面図、図3は
把手の拡大斜視図、図4は本発明の第2の実施例に係る
扉用取り付け位置可変把手構造に用いられる把手の拡大
斜視図である。
【0016】まず、本発明の第1の実施例に係る扉用取
り付け位置可変把手構造10を説明する。図1に示すよ
うに、第1の実施例に係る扉用取り付け位置可変把手構
造10は、観音開きの扉11の先側の外縁部の表面に、
垂直方向へ延びる長尺なスライドガイドの一例である溝
レール12が形成され、溝レール12に可動把手13が
摺動可能に取り付けられたものである。溝レール12が
垂直方向へ延びているので、例えば子供がいる家族の場
合、子供の成長に合わせて可動把手13の高さを調整で
きる。
り付け位置可変把手構造10を説明する。図1に示すよ
うに、第1の実施例に係る扉用取り付け位置可変把手構
造10は、観音開きの扉11の先側の外縁部の表面に、
垂直方向へ延びる長尺なスライドガイドの一例である溝
レール12が形成され、溝レール12に可動把手13が
摺動可能に取り付けられたものである。溝レール12が
垂直方向へ延びているので、例えば子供がいる家族の場
合、子供の成長に合わせて可動把手13の高さを調整で
きる。
【0017】図2に示すように、溝レール12は、扉1
1に形成された長穴11aに嵌入された表面側の端面が
開口された箱レールであり、開口された先端面の周囲
に、扉11の長穴11aの形成部の表面に当接される鍔
部14が一体形成されていると共に、溝レール12の対
向する長尺側の両側面の下部付近に、レール長さ方向に
延びる条溝15が形成されている。長穴11aに溝レー
ル12を嵌入し、鍔部14に所定間隔毎に形成されたビ
ス孔16を介して、ビス17により扉11に溝レール1
2がビス止めされる。
1に形成された長穴11aに嵌入された表面側の端面が
開口された箱レールであり、開口された先端面の周囲
に、扉11の長穴11aの形成部の表面に当接される鍔
部14が一体形成されていると共に、溝レール12の対
向する長尺側の両側面の下部付近に、レール長さ方向に
延びる条溝15が形成されている。長穴11aに溝レー
ル12を嵌入し、鍔部14に所定間隔毎に形成されたビ
ス孔16を介して、ビス17により扉11に溝レール1
2がビス止めされる。
【0018】図2、3に示すように、可動把手13は、
肉厚円盤状の把手部18の中央部下面に柱部19の元部
が固着されており、柱部19の先端に可動把手13を溝
レール12の任意位置に固定したり固定解除したりする
ストッパ20が固着されている。ストッパ20は、短尺
側が溝レール12の横幅より短く、長尺側が溝レール1
2の横幅より若干長い長方形の板材であり、ストッパ2
0の各角部には両面側から先細り状に削り取って先部を
細くしたテーパ部20aが形成されている。
肉厚円盤状の把手部18の中央部下面に柱部19の元部
が固着されており、柱部19の先端に可動把手13を溝
レール12の任意位置に固定したり固定解除したりする
ストッパ20が固着されている。ストッパ20は、短尺
側が溝レール12の横幅より短く、長尺側が溝レール1
2の横幅より若干長い長方形の板材であり、ストッパ2
0の各角部には両面側から先細り状に削り取って先部を
細くしたテーパ部20aが形成されている。
【0019】この扉用取り付け位置可変把手構造10が
適用された扉11の使用方法は、通常時、ストッパ20
が溝レール12の条溝15に嵌入された状態で扉11に
固定されているので、把手部18を握って通常のドア開
閉ができる(図2(a)参照)。可動把手13の高さ位
置を変更する際には、把手部18を握って90度回転さ
せることにより、条溝15からストッパ20の長尺側が
外れる(図2(b)参照)。その後、こうしてストッパ
20の短尺側が溝レール12の幅方向に向けられた可動
把手13を、溝レール12に沿って任意の高さ位置まで
移動させ、そこで把手部18を捻って可動把手13をほ
ぼ90度だけ回動させることにより、ストッパ20の長
尺側の端部が溝レール12の条溝15に嵌入されて扉1
1に固定される。この際、最初にストッパ20の角部に
形成された肉薄なテーパ部20aが、ストッパ20側の
嵌入部分のガイドとなって溝レール12の条溝15に入
り込むので、可動把手13の固定がし易くなる。このよ
うに、可動把手13を溝レール12に沿って任意の高さ
位置まで移動させるようにしたので、使用者の使い易い
位置に可動把手13の位置を移動できる。
適用された扉11の使用方法は、通常時、ストッパ20
が溝レール12の条溝15に嵌入された状態で扉11に
固定されているので、把手部18を握って通常のドア開
閉ができる(図2(a)参照)。可動把手13の高さ位
置を変更する際には、把手部18を握って90度回転さ
せることにより、条溝15からストッパ20の長尺側が
外れる(図2(b)参照)。その後、こうしてストッパ
20の短尺側が溝レール12の幅方向に向けられた可動
把手13を、溝レール12に沿って任意の高さ位置まで
移動させ、そこで把手部18を捻って可動把手13をほ
ぼ90度だけ回動させることにより、ストッパ20の長
尺側の端部が溝レール12の条溝15に嵌入されて扉1
1に固定される。この際、最初にストッパ20の角部に
形成された肉薄なテーパ部20aが、ストッパ20側の
嵌入部分のガイドとなって溝レール12の条溝15に入
り込むので、可動把手13の固定がし易くなる。このよ
うに、可動把手13を溝レール12に沿って任意の高さ
位置まで移動させるようにしたので、使用者の使い易い
位置に可動把手13の位置を移動できる。
【0020】次に、図4に基づいて、本発明の第2の実
施例に係る扉用取り付け位置可変把手構造30を説明す
る。図4に示すように、第2の実施例に係る扉用取り付
け位置可変把手構造30は、可動把手13として、把手
部31の側部に、表面をゴムやスポンジなどからなる緩
衝部材32により被われたレバー33を突設させたもの
を採用した例である。これにより、例えば子供が可動把
手13に当たって怪我をすることが減少し、扉11を開
閉させる際に、可動把手13を握った感触が良好とな
る。
施例に係る扉用取り付け位置可変把手構造30を説明す
る。図4に示すように、第2の実施例に係る扉用取り付
け位置可変把手構造30は、可動把手13として、把手
部31の側部に、表面をゴムやスポンジなどからなる緩
衝部材32により被われたレバー33を突設させたもの
を採用した例である。これにより、例えば子供が可動把
手13に当たって怪我をすることが減少し、扉11を開
閉させる際に、可動把手13を握った感触が良好とな
る。
【0021】以上、本発明を図面に基づいて説明した
が、本発明はこの実施例に限定されるものではなく、要
旨を逸脱しない範囲での設計変更などがあっても本発明
に含まれる。
が、本発明はこの実施例に限定されるものではなく、要
旨を逸脱しない範囲での設計変更などがあっても本発明
に含まれる。
【0022】例えば、実施例では、扉用取り付け位置可
変把手構造が適用される扉として観音開きの扉を例にと
ったが、これに限定しなくても、その他どのような開閉
扉にも採用できる。また、実施例では、スライドガイド
として扉内に埋設される溝レールを示したが、これに限
定しなくても、例えば扉の表面に突出状態で取り付けら
れるものでもよく、また可動把手が摺動できるレールで
あれば、凹状レールまたは凸状レールの何れでもよい。
変把手構造が適用される扉として観音開きの扉を例にと
ったが、これに限定しなくても、その他どのような開閉
扉にも採用できる。また、実施例では、スライドガイド
として扉内に埋設される溝レールを示したが、これに限
定しなくても、例えば扉の表面に突出状態で取り付けら
れるものでもよく、また可動把手が摺動できるレールで
あれば、凹状レールまたは凸状レールの何れでもよい。
【0023】さらに、スライドガイドは、扉の垂直方向
に長いものに限定しなくても、扉の水平方向、傾斜方
向、湾曲方向またはこれらの組合せ方向に長いものでも
よい。要は、可動把手が扉の表面の任意位置に移動でき
て、着脱可能に固定できるものであればよい。さらにま
た、可動把手のストッパは、実施例の長方形の板状のも
のに限定しなくてもよく、例えば可動把手とスライドガ
イドとの間に、着脱可能な嵌合凹部と嵌合凸部とをそれ
ぞれ一方ずつ取り付けるようにしてもよい。しかも、長
方形の板状のストッパの場合、その角部に、必ずしもテ
ーパ部を設ける必要はない。
に長いものに限定しなくても、扉の水平方向、傾斜方
向、湾曲方向またはこれらの組合せ方向に長いものでも
よい。要は、可動把手が扉の表面の任意位置に移動でき
て、着脱可能に固定できるものであればよい。さらにま
た、可動把手のストッパは、実施例の長方形の板状のも
のに限定しなくてもよく、例えば可動把手とスライドガ
イドとの間に、着脱可能な嵌合凹部と嵌合凸部とをそれ
ぞれ一方ずつ取り付けるようにしてもよい。しかも、長
方形の板状のストッパの場合、その角部に、必ずしもテ
ーパ部を設ける必要はない。
【0024】
【発明の効果】請求項1〜5記載の扉用取り付け位置可
変把手構造は、このように扉の表面に形成されたスライ
ドガイドに可動把手を取り付け、この可動把手をスライ
ドガイドに沿って任意位置まで移動させ、そこでこれを
ストッパにより固定するようにしたので、使用者の使い
易い位置に把手の位置が移動できる。
変把手構造は、このように扉の表面に形成されたスライ
ドガイドに可動把手を取り付け、この可動把手をスライ
ドガイドに沿って任意位置まで移動させ、そこでこれを
ストッパにより固定するようにしたので、使用者の使い
易い位置に把手の位置が移動できる。
【0025】特に、請求項2記載の扉用取り付け位置可
変把手構造においては、スライドガイドを垂直方向へ延
びるものとしたので、例えば子供がいる家族の場合、子
供の成長に合わせて把手の高さを調整できる。
変把手構造においては、スライドガイドを垂直方向へ延
びるものとしたので、例えば子供がいる家族の場合、子
供の成長に合わせて把手の高さを調整できる。
【0026】また、請求項3記載の扉用取り付け位置可
変把手構造においては、スライドガイドを内側面に条溝
が形成された溝レールとし、またストッパを長方形の板
材としたので、可動把手の固定および固定解除操作が容
易であると共に、低コストで発明の効果を有する把手構
造を提供できる。
変把手構造においては、スライドガイドを内側面に条溝
が形成された溝レールとし、またストッパを長方形の板
材としたので、可動把手の固定および固定解除操作が容
易であると共に、低コストで発明の効果を有する把手構
造を提供できる。
【0027】さらに、請求項4記載の扉用取り付け位置
可変把手構造においては、ストッパの角部にテーパ部を
設けることで、可動把手を回動させて扉に固定させる際
に、最初にストッパの角部肉薄なテーパ部が、ストッパ
側の嵌入部分のガイドになってスライドガイドの条溝に
入り込むようにしたので、可動把手の固定作業を容易に
できる。
可変把手構造においては、ストッパの角部にテーパ部を
設けることで、可動把手を回動させて扉に固定させる際
に、最初にストッパの角部肉薄なテーパ部が、ストッパ
側の嵌入部分のガイドになってスライドガイドの条溝に
入り込むようにしたので、可動把手の固定作業を容易に
できる。
【0028】さらにまた、請求項5記載の扉用取り付け
位置可変把手構造においては、把手の表面を緩衝部材に
より被ったので、例えば子供が可動把手に当たって怪我
をすることが減少し、また扉を開閉させる際の可動把手
を握った感触が良好にできる。
位置可変把手構造においては、把手の表面を緩衝部材に
より被ったので、例えば子供が可動把手に当たって怪我
をすることが減少し、また扉を開閉させる際の可動把手
を握った感触が良好にできる。
【図1】本発明の第1の実施例に係る扉用取り付け位置
可変把手構造が適用された扉の正面図である。
可変把手構造が適用された扉の正面図である。
【図2】(a)把手の固定状態を示す要部拡大断面図で
ある。 (b)把手の移動状態を示す要部拡大断面図である。
ある。 (b)把手の移動状態を示す要部拡大断面図である。
【図3】把手の拡大斜視図である。
【図4】本発明の第2の実施例に係る扉用取り付け位置
可変把手構造に用いられる把手の拡大斜視図である。
可変把手構造に用いられる把手の拡大斜視図である。
10 扉用取り付け位置可変把手構造 11 扉 11a 長穴 12 溝レール 13 可動把手 14 鍔部 15 条溝 16 ビス孔 17 ビス 18 把手部 19 柱部 20 ストッパ 20a テーパ部 30 扉用取り付け位置可変把手構造 31 把手部 32 緩衝部材 33 レバー
Claims (5)
- 【請求項1】 扉の表面に所定方向へ延びるスライドガ
イドが設けられ、該スライドガイドに可動把手が取り付
けられ、前記スライドガイドと前記可動把手との間に、
該可動把手を前記スライドガイドの任意位置に固定した
り固定解除したりするストッパが設けられたことを特徴
とする扉用取り付け位置可変把手構造。 - 【請求項2】 前記スライドガイドが垂直方向へ延びる
ガイドである請求項1記載の扉用取り付け位置可変把手
構造。 - 【請求項3】 前記スライドガイドが溝レールであり、
また前記ストッパが、前記可動把手に取り付けられて、
短尺側が前記スライドガイドの横幅より短く、長尺側が
前記スライドガイドの横幅より若干長い長方形の板材で
あり、また前記スライドガイドの対向する内側面には、
前記ストッパの長尺側の端部を嵌入可能な前記可動把手
の固定用の条溝が形成されていることを特徴とする請求
項1または2記載の扉用取り付け位置可変把手構造。 - 【請求項4】 前記ストッパの角部にテーパ部が設けら
れている請求項3記載の扉用取り付け位置可変把手構
造。 - 【請求項5】 前記把手の表面が緩衝部材により被われ
ていることを特徴とする請求項1〜4のうち何れか1項
に記載の扉用取り付け位置可変把手構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30977894A JPH08144582A (ja) | 1994-11-19 | 1994-11-19 | 扉用取り付け位置可変把手構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30977894A JPH08144582A (ja) | 1994-11-19 | 1994-11-19 | 扉用取り付け位置可変把手構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08144582A true JPH08144582A (ja) | 1996-06-04 |
Family
ID=17997143
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30977894A Pending JPH08144582A (ja) | 1994-11-19 | 1994-11-19 | 扉用取り付け位置可変把手構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08144582A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006097374A (ja) * | 2004-09-30 | 2006-04-13 | Daiwa House Ind Co Ltd | 建具の戸板における取っ手の取付け構造 |
JP2011007495A (ja) * | 2010-10-15 | 2011-01-13 | Mitsubishi Electric Corp | 加熱調理器 |
CN109579414A (zh) * | 2017-09-29 | 2019-04-05 | 苏州三星电子有限公司 | 冰箱门把手和冰箱 |
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1994
- 1994-11-19 JP JP30977894A patent/JPH08144582A/ja active Pending
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