JPH0814447A - 二重コルゲート管 - Google Patents

二重コルゲート管

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JPH0814447A
JPH0814447A JP6143049A JP14304994A JPH0814447A JP H0814447 A JPH0814447 A JP H0814447A JP 6143049 A JP6143049 A JP 6143049A JP 14304994 A JP14304994 A JP 14304994A JP H0814447 A JPH0814447 A JP H0814447A
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JP
Japan
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pipe
corrugated
corrugated pipe
double
inner pipe
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JP6143049A
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Kiyoshi Saito
清 斎藤
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Torii Kasei Co Ltd
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Torii Kasei Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 流量を大きく確保することができるととも
に、接続が容易である。 【構成】 内外周面に連続する波形を呈するコルゲート
管12の内周面を覆って、流体を流すための内側管14
を固定する一方、この内側管14を、コルゲート管10
の一方の開口端から一端を突出させて突出部22を形成
するとともに、突出部22した内側管14の一端に、軸
線方向の複数の切込み24を形成したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、連結が容易な二重コル
ゲート管に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、流体などの輸送管および排出
管、あるいは電線等を引き入れて使用する電線管路など
において、地中に埋設させたりして使用するため、土圧
等の外部圧力に対して変形しないように、外周面および
内周面に螺旋波やリング状の波が形成されたコルゲート
管が知られている。
【0003】これらのコルゲート管の内周面には波が形
成されているので、排水管などとして使用する場合、内
周面の波によって流体の流れが滞留して流速が低下し、
波の凹部にごみや泥が沈殿する不具合があった。これら
の不具合を解決するため、コルゲート管の底面に樋状の
底板を設けた底板付きコルゲート管も知られていた(特
公平2−28754号)。
【0004】なお、上記底板付きコルゲート管は、容易
に連結することができるように、コルゲート管の底板が
一端の開口端から突出している。
【発明が解決しようとする課題】
【0005】上記底板付きコルゲート管は、コルゲート
管の底面側に底板が固定されているため、埋設等の施工
をする際に、上下の方向性が決まってしまい、施工が面
倒である。また、流体は、底板部分しか流路とすること
ができず、大流量を確保したい場合には適切でない。
【0006】そこで、本発明は上記課題を解決すべくな
され、その目的とするところは、流量を大きく確保する
ことができるとともに、接続が容易な二重コルゲート管
を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため次の構成を備える。すなわち、内外周面に連続
する波形を呈するコルゲート管の内周面を覆って、流体
を流すための内側管を固定する一方、前記内側管を、隣
接するコルゲート管同士を接続する際に、突出部が隣接
するコルゲート管の内側管の他端側と接続するようにコ
ルゲート管の一方の開口端から一端を突出させるととも
に、該突出した内側管の一端に、軸線方向の複数の切込
みを形成したことを特徴とする。なお、前記切込みを楔
状とすると好適である。
【0008】なお、前記突出部が切込みにより切り離さ
れた複数の突出片を隣接するもの同士を連結して内側管
の突出部を先細の連結部に形成することにより、接続が
容易となる。
【0009】
【作用】次に作用について述べる。二重コルゲート管の
内側管を、突出部が隣接するコルゲート管の内側管の他
端側と接続するようにコルゲート管の一方の開口端から
一端を突出させるとともに、この突出した内側管の一端
に、軸線方向の複数の切込みを形成して複数の突出片と
することにより、接続時に各突出片の先端を内側に倒し
て(軸線方向に倒して)、接続することができる。な
お、突出部の切込みを楔状とすることにより、各突出片
が邪魔することなく先端を内側に容易倒す(軸線方向に
倒す)ことができる。また、各突出片の先端をあらかじ
め内側に倒して、突出部の一端を先細に形成するおくこ
とにより、接続が容易である。
【0010】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例を添付図面に基
づいて詳細に説明する。
【0011】図1は本発明に係る二重コルゲート管の構
造を示すもので、全体符号10は二重コルゲート管を示
す。この面図中、二重コルゲート管10は、外側管12
と内側管14とから成り、外側管12の周面にはリング
状の波16が形成されている。一方、内側管14は直管
であり、この内側管14と外側管12の谷部12aとが
固着されている。
【0012】前記内側管14は外側管12の全長にわた
って設けられているとともに、内側管14は外側管12
の一方の開口端12Aから若干突出する突出部22とし
て形成されている。この突出部22の先端縁23から軸
線方向に楔状の切欠き24が周方向に所定間隔開けて複
数形成されている(図2参照)。突出部22の切欠き2
4・・・により分離された各片を、突出片22aとす
る。各突出片22a・・・は、隣接する突出片22aの
各隣接端縁部には小孔25・・・が穿設されており、隣
接する突出片22a同士を接近させて、各小孔25・・
・に針金、紐等の連結部材26を通してそれぞれ連結さ
せる。すると、突出部22は、先細の接続用の連結部2
7となる。
【0013】前記二重コルゲート管10の他方の開口端
12Bは、外側管12と内側管14とが同一面一となっ
ている。
【0014】前記二重コルゲート管10は上述するよう
に構成され、二重コルゲート管10同士を接続する際に
は、上流側となる方を開口端12Bとし、この開口端1
2Bに上流側の二重コルゲート管10の連結部27を挿
入する。そして、隣接する外側管12、12同士をジョ
イントして接続する(図1参照)。
【0015】このようにして二重コルゲート管10を接
続することにより、連続した、凹凸がない管状の流れ面
を形成することができ、大流量を確保することができ
る。また、内側管14、14同士が端部で挿入構造とな
っており、流体の漏れや、二重コルゲート管10の径方
向のずれの防止を図ることができる。
【0016】なお、上記実施例では、内側管14が直管
であったが、図3の(a)〜(c)に示すような二重管
であっても良い。すなわち、内側管14自体に、ゆるや
かな凹凸が付与されていても良い。このようにすると、
さらに二重コルゲート管10の強度を確保することがで
きる。
【0017】また、上記二重コルゲート管10の突出部
22を単に切欠き24により分離しておき、二重コルゲ
ート管10同士を接続する際に、各突出片22a・・・
を内側に倒す(軸線方向に倒す)ようにして、接続する
二重コルゲート管10の開口端12Bに挿入・接続する
ようにしても良い。このとき、切欠き24・・・は楔状
でなくても良い。さらに、各突出片22a・・・の先端
を倒すように、リング状のパッキン部材30を嵌めるよ
うにして連結部27を構成しても良い。この場合には、
パッキン部材30により接続部が防水構造となり、防水
効果が発揮される。
【0018】以上、本発明の好適な実施例について種々
述べてきたが、本発明は上述する実施例に限定されるも
のではなく、発明の精神を逸脱しない範囲内で多くの改
変を施し得るのはもちろんである。
【0019】
【発明の効果】本発明に係る二重コルゲート管は、従来
の底板付きコルゲート管のように施工の上下の方向性が
限定されることがなく、施工が容易である。また、外側
管の内周面の全周に内側管が位置するため、従来の底板
付きコルゲート管に比べて、大流量の流体を流すことが
できる。
【0020】また、内側管を、突出部が隣接するコルゲ
ート管の内側管の他端側と接続するようにコルゲート管
の一方の開口端から一端を突出させるとともに、この突
出した内側管の一端に、軸線方向の複数の切込みを形成
して複数の突出片とすることにより、接続時に各突出片
の先端を内側に倒して(軸線方向に倒して)、容易に接
続することができる。
【0021】また、突出部の切込みを楔状とすることに
より、各突出片の先端を内側に容易倒す(軸線方向に倒
す)ことができる。また、各突出片の先端をあらかじめ
内側に倒して、突出部の一端を先細に形成するおくこと
により、接続が容易となる等の著効を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る二重コルゲート管の要部を示す部
分正面図である。
【図2】本発明に係る二重コルゲート管の接続状態およ
び構造を示す説明図である。
【図3】二重コルゲート管の構造を示す部分断面図であ
る。
【図4】二重コルゲート管の突出部の先端を先細に形成
した説明図である。
【符号の説明】
10 二重コルゲート管 12 外側管 14 内側管 18 嵌合蓋 22 突出部 24 切欠き 27 連結部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内外周面に連続する波形を呈するコルゲ
    ート管の内周面を覆って、流体を流すための内側管を固
    定する一方、 前記内側管を、隣接するコルゲート管同士を接続する際
    に、突出部が隣接するコルゲート管の内側管の他端側と
    接続するようにコルゲート管の一方の開口端から一端を
    突出させるとともに、 該突出した内側管の一端に、軸線方向の複数の切込みを
    形成したことを特徴とする二重コルゲート管。
  2. 【請求項2】 前記切込みが楔状であることを特徴とす
    る請求項1記載の二重コルゲート管。
  3. 【請求項3】 前記突出部の切込みにより切り離された
    複数の突出片を隣接するもの同士を連結して内側管の突
    出部を先細の連結部に形成したことを特徴とする請求項
    2記載の二重コルゲート管。
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