JPH0814429B2 - 空気調和機の膨張弁制御装置 - Google Patents
空気調和機の膨張弁制御装置Info
- Publication number
- JPH0814429B2 JPH0814429B2 JP62292317A JP29231787A JPH0814429B2 JP H0814429 B2 JPH0814429 B2 JP H0814429B2 JP 62292317 A JP62292317 A JP 62292317A JP 29231787 A JP29231787 A JP 29231787A JP H0814429 B2 JPH0814429 B2 JP H0814429B2
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- JP
- Japan
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- valve
- output
- valve opening
- temperature
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- Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
- Air Conditioning Control Device (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は冷凍サイクルに用いる膨張弁の制御装置に関
するものである。
するものである。
従来の技術 近年、冷凍サイクルの冷媒流量を制御する装置として
マイクロコンピュータにより多様な制御が可能な電子式
膨張弁の開発が進んでいる。
マイクロコンピュータにより多様な制御が可能な電子式
膨張弁の開発が進んでいる。
以下、図面を参照しながら、上述した従来の冷凍サイ
クルでの電子式膨張弁の制御装置の一例について説明す
る。
クルでの電子式膨張弁の制御装置の一例について説明す
る。
第５図は冷凍サイクルの構成を示すものである。第５図
において１は圧縮機、２は凝縮機、３は電子式膨張弁、
４は蒸発器、16は絞り装置、５は吐出温度を検出する吐
出温度センサー、6bは吐出温度センサー５の信号により
電子式膨張弁３を制御する制御装置である。第６図は制
御装置6bのブロック図である。制御装置6bは吐出温度セ
ンサー５等かなる温度検出手段７、冷凍サイクルの運転
状況に応じて吐出温度の目標値を設定する目標温度設定
手段８、温度検出手段７の出力と目標温度設定手段８の
出力を比較する温度比較手段９、温度比較手段９の出力
によって弁開度を算出する弁開度演算手段10、弁開度演
算手段10の出力に応じた弁開度を出力する弁開度出力手
段15で構成されている。また第９図は電子式膨張弁の代
表的流量特性図であり、第10図は電子式膨張弁の構成略
図である。
において１は圧縮機、２は凝縮機、３は電子式膨張弁、
４は蒸発器、16は絞り装置、５は吐出温度を検出する吐
出温度センサー、6bは吐出温度センサー５の信号により
電子式膨張弁３を制御する制御装置である。第６図は制
御装置6bのブロック図である。制御装置6bは吐出温度セ
ンサー５等かなる温度検出手段７、冷凍サイクルの運転
状況に応じて吐出温度の目標値を設定する目標温度設定
手段８、温度検出手段７の出力と目標温度設定手段８の
出力を比較する温度比較手段９、温度比較手段９の出力
によって弁開度を算出する弁開度演算手段10、弁開度演
算手段10の出力に応じた弁開度を出力する弁開度出力手
段15で構成されている。また第９図は電子式膨張弁の代
表的流量特性図であり、第10図は電子式膨張弁の構成略
図である。
以上のように構成された冷凍サイクルおよび制御回路
の動作について説明する。
の動作について説明する。
第７図は電子式膨張弁３の動作を表わすフローチャー
トであり、第８図は、代表的な吐出温度、電子式膨張弁
３の弁開度の変化特性を示したものである。
トであり、第８図は、代表的な吐出温度、電子式膨張弁
３の弁開度の変化特性を示したものである。
動作としては、まず、吐出温度センサー５からなる吐
出温度検出手段７で検出した吐出温度Tdと、目標温度設
定手段８で設定した温度Tsとの温度差ΔTdを温度比較手
段９で求める。そして、この温度差ΔTdに応じた弁開度
を弁開度演算手段10により決定し、弁開度出力手段15に
より電子式膨張弁３の開度を変更し、吐出温度Tdを目標
値Tsに近づけようとするものである。なお、一度設定さ
れた弁開度は最低ある時間保持されている。また第８図
に示すように、吐出温度Tdが吐出目標温度Tsに到達しな
いと、弁開度は弁閉点以下の０パルスまで指示する。
出温度検出手段７で検出した吐出温度Tdと、目標温度設
定手段８で設定した温度Tsとの温度差ΔTdを温度比較手
段９で求める。そして、この温度差ΔTdに応じた弁開度
を弁開度演算手段10により決定し、弁開度出力手段15に
より電子式膨張弁３の開度を変更し、吐出温度Tdを目標
値Tsに近づけようとするものである。なお、一度設定さ
れた弁開度は最低ある時間保持されている。また第８図
に示すように、吐出温度Tdが吐出目標温度Tsに到達しな
いと、弁開度は弁閉点以下の０パルスまで指示する。
発明が解決しようとする問題点 電子式膨張弁３と並列に絞り装置16が接続されている
ため、空調負荷が低い場合、あるいは圧縮機１の運転周
波数が可変であり、低い運転周波数で運転した場合な
ど、電子式膨張弁３を全閉としても、吐出温度が目標設
定値まで上昇しないときは、第９図に示す弁閉点以下で
は、第10図に示す、ニードル17、弁座18に異常なねじり
の力がかかり、電子膨張弁３の信頼性を低下させるとい
う問題がある。
ため、空調負荷が低い場合、あるいは圧縮機１の運転周
波数が可変であり、低い運転周波数で運転した場合な
ど、電子式膨張弁３を全閉としても、吐出温度が目標設
定値まで上昇しないときは、第９図に示す弁閉点以下で
は、第10図に示す、ニードル17、弁座18に異常なねじり
の力がかかり、電子膨張弁３の信頼性を低下させるとい
う問題がある。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明は、冷凍サイクル
中の冷媒流量を制御する膨張弁のニードルと弁座の隙間
が極めて小さくなる位置を定義する弁閉点設定手段と、
この弁閉点設定手段の出力と弁開度演算手段の出力とを
比較する弁閉点比較手段と、前記弁開度演算手段の出力
が前記弁閉点設定手段の出力より小さいときに弁閉点を
設定弁開度として出力する弁開度修正演算手段とを有す
るものである。
中の冷媒流量を制御する膨張弁のニードルと弁座の隙間
が極めて小さくなる位置を定義する弁閉点設定手段と、
この弁閉点設定手段の出力と弁開度演算手段の出力とを
比較する弁閉点比較手段と、前記弁開度演算手段の出力
が前記弁閉点設定手段の出力より小さいときに弁閉点を
設定弁開度として出力する弁開度修正演算手段とを有す
るものである。
作用 本発明は上記した構成によって、従来の弁開度演算手
段の出力と弁閉点設定手段の出力とを弁閉点比較手段で
比較し、弁開度演算手段の出力が弁閉点設定手段の出力
より大きい値のときは弁開度修正演算手段の出力は弁開
度演算手段の出力とし弁開度演算手段の出力が弁閉点比
較手段の出力より小さい値のときは弁開度修正演算手段
の出力は弁閉点の弁開度に修正し、弁開度出力手段より
出力する。つまり、弁閉点以下の弁開度を指示しないよ
うにするものである。
段の出力と弁閉点設定手段の出力とを弁閉点比較手段で
比較し、弁開度演算手段の出力が弁閉点設定手段の出力
より大きい値のときは弁開度修正演算手段の出力は弁開
度演算手段の出力とし弁開度演算手段の出力が弁閉点比
較手段の出力より小さい値のときは弁開度修正演算手段
の出力は弁閉点の弁開度に修正し、弁開度出力手段より
出力する。つまり、弁閉点以下の弁開度を指示しないよ
うにするものである。
実施例 以下、本発明の一実施例の膨張弁の制御装置について
説明する。
説明する。
第１図は同実施例の冷凍サイクル図であり、圧縮機
１、凝縮器２、電子式膨張弁３、蒸発器４が環状に連結
され電子式膨張弁３の両端は絞り装置16を介して接続さ
れる。電子式膨張弁３の弁開度は、吐出温度センサー５
の検出温度を入力信号とする制御装置6aによって制御さ
れる。図中実線矢印は冷媒の流通方向を示す。
１、凝縮器２、電子式膨張弁３、蒸発器４が環状に連結
され電子式膨張弁３の両端は絞り装置16を介して接続さ
れる。電子式膨張弁３の弁開度は、吐出温度センサー５
の検出温度を入力信号とする制御装置6aによって制御さ
れる。図中実線矢印は冷媒の流通方向を示す。
第２図は上記制御装置6aのブロック図である。温度検
出手段７の出力と目標温度設定手段８の出力を温度比較
手段９で比較し、その出力に応じて、弁開度演算手段10
で弁開度を求める。この結果を弁開点設定手段19の出力
と弁閉点比較手段20で比較し、弁開度演算手段10の出力
が弁閉点設定手段19の出力より大きい値のときは弁開度
修正演算手段21の出力は弁開度演算手段10のままとし、
弁開度演算手段10の出力が弁閉点設定手段19の出力より
小さい値のときは弁開度修正演算手段21の出力は弁閉点
の弁開度に修正し弁開度出力手段15より出力する。
出手段７の出力と目標温度設定手段８の出力を温度比較
手段９で比較し、その出力に応じて、弁開度演算手段10
で弁開度を求める。この結果を弁開点設定手段19の出力
と弁閉点比較手段20で比較し、弁開度演算手段10の出力
が弁閉点設定手段19の出力より大きい値のときは弁開度
修正演算手段21の出力は弁開度演算手段10のままとし、
弁開度演算手段10の出力が弁閉点設定手段19の出力より
小さい値のときは弁開度修正演算手段21の出力は弁閉点
の弁開度に修正し弁開度出力手段15より出力する。
第３図は本実施例の制御のフローチャートである。
第４図は目標温度Tsに帯する吐出温度の変化、弁開度
の変化特性を示したものである。
の変化特性を示したものである。
以下、第３図、第４図について説明する。
吐出温度Tdを検出して、目標温度Tsと比較する。その
結果、吐出温度が高い場合には弁開度をΔＰ増加させ
る。そのままの弁開度でΔｔ時間維持し、再度吐出温度
Tdと目標温度Tsと比較する。このとき吐出温度Tdが目標
温度Tsより低ければ弁開度をΔＰ減少させる。このとき
の弁開度と弁閉点の弁開度を比較し、弁閉点が小さけれ
ば、そのままの弁開度とし、弁閉点が大きければ弁閉点
の弁開度を採用する。第４図に示すように吐出温度Td
が、吐出目標温度Tsに到達しなくても電子式膨張弁３の
弁開度は弁開点以下になることはない。
結果、吐出温度が高い場合には弁開度をΔＰ増加させ
る。そのままの弁開度でΔｔ時間維持し、再度吐出温度
Tdと目標温度Tsと比較する。このとき吐出温度Tdが目標
温度Tsより低ければ弁開度をΔＰ減少させる。このとき
の弁開度と弁閉点の弁開度を比較し、弁閉点が小さけれ
ば、そのままの弁開度とし、弁閉点が大きければ弁閉点
の弁開度を採用する。第４図に示すように吐出温度Td
が、吐出目標温度Tsに到達しなくても電子式膨張弁３の
弁開度は弁開点以下になることはない。
発明の効果 以上にように本発明は、冷凍サイクルの所定箇所の温
度を温度検出手段で検出し、目標温度設定手段の出力と
温度比較手段で比較し、温度比較手段の出力に応じて弁
開度演算手段により弁開度を決定し、弁開度出力手段よ
り出力し膨張弁の弁開度を変更する制御装置において、
膨張弁のニードルと弁座の隙間が極めて小さくなる位置
を弁閉点と定義する弁閉点設定手段と、弁閉点設定手段
の出力と弁開度演算手段の出力とを比較する弁開点比較
手段と、弁開度演算手段の出力が弁閉点設定手段の出力
より小さいときに弁閉点を設定弁開度として出力する弁
開度修正演算手段とを設けることで、ニードルが弁閉点
以下に向かって閉じる方向に移動することでニードルと
弁座がこすり合わされキズが発生し、冷媒の流量特性が
変化するという、冷凍サイクルの長期安定性を損なう要
因を排除するものである。
度を温度検出手段で検出し、目標温度設定手段の出力と
温度比較手段で比較し、温度比較手段の出力に応じて弁
開度演算手段により弁開度を決定し、弁開度出力手段よ
り出力し膨張弁の弁開度を変更する制御装置において、
膨張弁のニードルと弁座の隙間が極めて小さくなる位置
を弁閉点と定義する弁閉点設定手段と、弁閉点設定手段
の出力と弁開度演算手段の出力とを比較する弁開点比較
手段と、弁開度演算手段の出力が弁閉点設定手段の出力
より小さいときに弁閉点を設定弁開度として出力する弁
開度修正演算手段とを設けることで、ニードルが弁閉点
以下に向かって閉じる方向に移動することでニードルと
弁座がこすり合わされキズが発生し、冷媒の流量特性が
変化するという、冷凍サイクルの長期安定性を損なう要
因を排除するものである。
第１図は本発明の一実施例を示す冷凍サイクル図、第２
図は同実施例による制御装置のブロック図、第３図は同
制御装置の制御内容を示すフローチャート、第４図は同
冷凍サイクルにおける代表的な吐出温度、弁開度の変化
を示す特性図、第５図、第６図は従来例の冷凍サイクル
図、および同制御装置のブロック図、第７図、第８図は
従来例の制御内容を示すフローチャート、および代表的
な吐出温度、弁開度の変化を示す特性図、第９図は電子
式膨張弁の流量特性図、第10図は電子式膨張弁の構成図
である。 １……圧縮機、２……凝縮機、３……電子式膨張弁、７
……温度検出手段、８……目標温度設定手段、９……温
度比較手段、10……弁開度演算手段、15……弁開度出力
手段、19……弁閉点設定手段、20……弁閉点比較手段、
21……弁開度修正演算手段。
図は同実施例による制御装置のブロック図、第３図は同
制御装置の制御内容を示すフローチャート、第４図は同
冷凍サイクルにおける代表的な吐出温度、弁開度の変化
を示す特性図、第５図、第６図は従来例の冷凍サイクル
図、および同制御装置のブロック図、第７図、第８図は
従来例の制御内容を示すフローチャート、および代表的
な吐出温度、弁開度の変化を示す特性図、第９図は電子
式膨張弁の流量特性図、第10図は電子式膨張弁の構成図
である。 １……圧縮機、２……凝縮機、３……電子式膨張弁、７
……温度検出手段、８……目標温度設定手段、９……温
度比較手段、10……弁開度演算手段、15……弁開度出力
手段、19……弁閉点設定手段、20……弁閉点比較手段、
21……弁開度修正演算手段。
Claims (1)
- 【請求項１】冷凍サイクルの所定箇所の温度を検出する
温度検出手段と、冷凍サイクルの運転状況に応じて吐出
温度の目標値を設定する目標温度設定手段と、前記検出
温度と前記目標温度設定手段の出力とを比較する温度比
較手段と、前記温度比較手段の出力に応じて弁開度を決
定する弁開度演算手段と、前記冷凍サイクル中の冷媒流
量を制御する膨張弁のニードルと弁座の隙間が極めて小
さい位置を弁閉点と定義する弁閉点設定手段と、前記弁
閉点設定手段の出力と前記弁開度演算手段の出力とを比
較する弁閉点比較手段と、前記弁開度演算手段の出力が
前記弁閉点設定手段の出力より小さいときに弁閉点を設
定弁開度として出力する弁開度修正演算手段とを有する
空気調和機の膨張弁制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62292317A JPH0814429B2 (ja) | 1987-11-19 | 1987-11-19 | 空気調和機の膨張弁制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62292317A JPH0814429B2 (ja) | 1987-11-19 | 1987-11-19 | 空気調和機の膨張弁制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01134167A JPH01134167A (ja) | 1989-05-26 |
| JPH0814429B2 true JPH0814429B2 (ja) | 1996-02-14 |
Family
ID=17780209
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62292317A Expired - Fee Related JPH0814429B2 (ja) | 1987-11-19 | 1987-11-19 | 空気調和機の膨張弁制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0814429B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100757442B1 (ko) * | 2005-12-29 | 2007-09-11 | 엘지전자 주식회사 | 공기조화기 |
| CN103087358A (zh) * | 2011-11-01 | 2013-05-08 | 住友橡胶工业株式会社 | 高阻尼组合物 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6050349A (ja) * | 1983-08-29 | 1985-03-20 | 株式会社東芝 | 冷凍サイクルの制御方法 |
| JPS60152863A (ja) * | 1984-01-20 | 1985-08-12 | 株式会社東芝 | 冷凍装置 |
-
1987
- 1987-11-19 JP JP62292317A patent/JPH0814429B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100757442B1 (ko) * | 2005-12-29 | 2007-09-11 | 엘지전자 주식회사 | 공기조화기 |
| CN103087358A (zh) * | 2011-11-01 | 2013-05-08 | 住友橡胶工业株式会社 | 高阻尼组合物 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01134167A (ja) | 1989-05-26 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |