JPH0814398B2 - レンジフード - Google Patents
レンジフードInfo
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- JPH0814398B2 JPH0814398B2 JP2069405A JP6940590A JPH0814398B2 JP H0814398 B2 JPH0814398 B2 JP H0814398B2 JP 2069405 A JP2069405 A JP 2069405A JP 6940590 A JP6940590 A JP 6940590A JP H0814398 B2 JPH0814398 B2 JP H0814398B2
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- Japan
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- hood
- exhaust
- air supply
- air
- movable hood
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、同時給排形レンジフードに関するもので
ある。
ある。
第7図は例えば特公昭60−39933号公報に示された従
来のレンジフードを示す図であり、図において、(1)
はフード(1a)と一体に形成された本体であり、内部に
は給気通路(2)および排気通路(3)を区画して有し
ている。上記給気通路(2)には通風するための給気用
送風機(4)を設けてあり、この給気用送風機(4)は
内部に給気用羽根(5)を有している。また排気通路
(3)には通風するための排気用送風機(6)を設けて
あり、この排気用送風機(6)は内部に排気用羽根
(7)を有している。そして、これら給気用羽根(5)
および排気用羽根(7)はモータ(8)で駆動させられ
るようになっている。上記給気通路(2)の室外側吸込
口(10)には給気用ダクト(図示せず)が接続されてお
り、排気用送風機(6)の吐出口(12)には排気用ダク
ト(図示せず)が接続されている。上記本体(1)の前
面上部には給気通路(2)の室内側第1吐出口(13)が
形成されており、本体下部の排気通路(3)の回りには
給気空気の一部を排気通路(3)の室内側給込口(15)
に向って、かつ本体に水平に吐出するための室内側第2
吐出口(14)を形成している。なお図中の(16)は本体
下部に設けた給気通路(2)と排気通路(3)の仕切板
である。
来のレンジフードを示す図であり、図において、(1)
はフード(1a)と一体に形成された本体であり、内部に
は給気通路(2)および排気通路(3)を区画して有し
ている。上記給気通路(2)には通風するための給気用
送風機(4)を設けてあり、この給気用送風機(4)は
内部に給気用羽根(5)を有している。また排気通路
(3)には通風するための排気用送風機(6)を設けて
あり、この排気用送風機(6)は内部に排気用羽根
(7)を有している。そして、これら給気用羽根(5)
および排気用羽根(7)はモータ(8)で駆動させられ
るようになっている。上記給気通路(2)の室外側吸込
口(10)には給気用ダクト(図示せず)が接続されてお
り、排気用送風機(6)の吐出口(12)には排気用ダク
ト(図示せず)が接続されている。上記本体(1)の前
面上部には給気通路(2)の室内側第1吐出口(13)が
形成されており、本体下部の排気通路(3)の回りには
給気空気の一部を排気通路(3)の室内側給込口(15)
に向って、かつ本体に水平に吐出するための室内側第2
吐出口(14)を形成している。なお図中の(16)は本体
下部に設けた給気通路(2)と排気通路(3)の仕切板
である。
従来のレンジフードは上記のように構成されモータ
(8)により給気用羽根(5)および排気用羽根(7)
を回転させると、給気通路(2)の室外側吸込口(10)
に接続した給気用ダクトより吸込んだ外気の大部分は矢
印C→C1のように給気通路(2)を通り、室内側第1吐
出口(13)より室内へ給気され、一部は矢印C→C1のよ
うに、室内側第2吐出口(14)より排気通路(3)の室
内側吸込口(15)に向かって本体に水平に吐出され、排
気通路(3)の室内側吸込口(15)より吸込まれた室内
空気は矢印D→D1のように、排気通路(3)を通り排気
用ダクト(11)より室外へ排出される。
(8)により給気用羽根(5)および排気用羽根(7)
を回転させると、給気通路(2)の室外側吸込口(10)
に接続した給気用ダクトより吸込んだ外気の大部分は矢
印C→C1のように給気通路(2)を通り、室内側第1吐
出口(13)より室内へ給気され、一部は矢印C→C1のよ
うに、室内側第2吐出口(14)より排気通路(3)の室
内側吸込口(15)に向かって本体に水平に吐出され、排
気通路(3)の室内側吸込口(15)より吸込まれた室内
空気は矢印D→D1のように、排気通路(3)を通り排気
用ダクト(11)より室外へ排出される。
上記のような従来のレンジフードでは、排出すべき空
気を漏れなく吸込むためにレンジフード下面の吸込口を
大きくし、かつ給気の一部を本体1内で前面側に迂回さ
せて油煙が仕切板16に付着するのを防止するため、結局
レンジフード全体が大きくなってしまい、設置が面倒に
なったりキッチンにおいて美観が悪いという問題があっ
た。
気を漏れなく吸込むためにレンジフード下面の吸込口を
大きくし、かつ給気の一部を本体1内で前面側に迂回さ
せて油煙が仕切板16に付着するのを防止するため、結局
レンジフード全体が大きくなってしまい、設置が面倒に
なったりキッチンにおいて美観が悪いという問題があっ
た。
この発明は上記のような問題点を解消することを目的
とするもので、レンジフード全体を小嵩にでき、キッチ
ンにおいて美観を向上させることを目的としている。ま
た使い勝手のよいレンジフードを簡易に実現することを
目的としている。するものである。
とするもので、レンジフード全体を小嵩にでき、キッチ
ンにおいて美観を向上させることを目的としている。ま
た使い勝手のよいレンジフードを簡易に実現することを
目的としている。するものである。
この発明は、排出すべき空気を送気する排気用送風機
よりも下位に位置し、空気をこの排気用送風機に導く吸
込口と、本体の下方前面側に設けられ、吸込口に連設さ
れ、前面側に移動して排出すべき空気を捕集する可動フ
ードと、この可動フードを本体に対して前後に移動させ
る駆動ユニットと、本体の表面に、排気用送風機と駆動
ユニットの始動,停止を担うスイッチとを備え、駆動ユ
ニットが可動フードを前動させる開始と排気用送風機の
回転開始を本体スイッチの始動に連動させると共に、駆
動ユニットが可動フードを後動させる開始と排気用送風
機の回転停止とを連動させ、かつ、駆動ユニットを、駆
動モータと、この駆動モータにより回動するボルトに装
着された駆動駒とにより構成し、駆動駒と可動フードと
を連結ピンを介して連結し、この連結ピンを駆動駒およ
び上記可動フードに着脱可能に装着したものである。
よりも下位に位置し、空気をこの排気用送風機に導く吸
込口と、本体の下方前面側に設けられ、吸込口に連設さ
れ、前面側に移動して排出すべき空気を捕集する可動フ
ードと、この可動フードを本体に対して前後に移動させ
る駆動ユニットと、本体の表面に、排気用送風機と駆動
ユニットの始動,停止を担うスイッチとを備え、駆動ユ
ニットが可動フードを前動させる開始と排気用送風機の
回転開始を本体スイッチの始動に連動させると共に、駆
動ユニットが可動フードを後動させる開始と排気用送風
機の回転停止とを連動させ、かつ、駆動ユニットを、駆
動モータと、この駆動モータにより回動するボルトに装
着された駆動駒とにより構成し、駆動駒と可動フードと
を連結ピンを介して連結し、この連結ピンを駆動駒およ
び上記可動フードに着脱可能に装着したものである。
この発明では、可動フードが本体前面から前後に移動
するから、吸込口の吸込面積が広がり、本体を大嵩にす
る必要がなくなり、しかも可動フードと排気用送風機が
連動するため使い勝手が向上する。そして、駆動ユニッ
トが簡易な構成である上、連結ピンが可動フードに対し
て着脱可能であるため、可動フードを手動で動かすこと
ができるように自動から切り換えることができる。
するから、吸込口の吸込面積が広がり、本体を大嵩にす
る必要がなくなり、しかも可動フードと排気用送風機が
連動するため使い勝手が向上する。そして、駆動ユニッ
トが簡易な構成である上、連結ピンが可動フードに対し
て着脱可能であるため、可動フードを手動で動かすこと
ができるように自動から切り換えることができる。
第1図〜第6図はこの発明一実施例を示す図であり、
図において(20)は外筐で、上部に排気口(21)および
給気口(22)を有し、下部に吸気口(23)および吐出口
(24)を設けている。(25)、(26)はこの外筐内に区
画して形成された給気通路および排気通路、(27)はこ
の排気通路において上記排気口(21)と吸気口(22)と
の間に位置する排気用送風機で、外筐(20)に排気用ケ
ーシング(28)が取り付けられ、この排気用ケーシング
内に排気モータ(29)に装着された排気シロッコファン
(30)が設けられている。(31)はモータ取付板で、上
記排気モータ(29)を装置し、上記外筐(20)に取り付
けられ、後述される給気モータにも同一なものが用いら
れる。(32)はフィルタで、例えば金綱が所定枚数積層
されたものからなり、上記排気通路(26)内にて上記吸
気口(23)と対向するように所定角度の傾斜を持って配
設されている。(33)はこのフィルタにて捕集された油
を受ける油溜りで、フィルタ(32)の下部にて着脱自在
に上記外筐(20)に設けられている。(34)は上記外筐
(20)の背部外壁に装着され取付金具で、壁(図示せ
ず)に設けられた壁取付け金具(35)に引掛けられるこ
とにて、外筐(20)が壁に取り付けられる。なお、上記
排気口(21)には図示されないダクトと接続される排気
ダクト接続口(36)が設けられている。(37)は上記給
気通路(25)に設けられた給気用送風機で、外筐(20)
に給気用ケーシング(37a)が取り付けられ、この給気
用ケーシングに給気モータ(38)に装着された給気シロ
ッコファン(39)が設けられている。なお、給気モータ
(38)はモータ取付板(31)に装着され、上記外筐(2
0)に取り付けられている。(40)は上記給気口(22)
に設けられた給気ダクト接続口、(41)は風路仕切板
で、外筐(20)内を給気風路(42)と排気風路(43)と
に仕切る。(44)はフードで、上記外筐(20)下部にて
外筐(20)前方へ突出され、先端が丸みをおびてなる可
動フード部(45)と、この可動フード部が後述されるレ
ールを介して挿入されるフード収納部(46)とよりな
る。(46a)はこのフード収納部内に設けられたレール
で、上記可動フード部(45)が係合しスライドされる。
(47)は仕切板で、一端がフード収納部(46)内にて上
記吐出口(24)に連設された固定フード仕切板(48)
と、この固定フード仕切板の他端と一端がラップして上
記可動フード部(45)内に設けられた可動フード仕切板
(49)とからなり、図示されない調理器よりの油煙と給
器風路(42)よりの給気流とを仕切るものである。(5
0)は上記可動フード仕切板(49)の他端に設けられた
給気分岐板で、略E字状に形成され、可動フード部(4
5)上部内壁に当接される上片(51)と、この上片より
下方へ延設され側壁を有する接続片(52)と、この接続
片より吐出口(24)側へ延設され、可動フード仕切板
(49)と所定の隙間(53)を持って位置する中央片(5
4)と、この中央片より下方へその先端が吸気口(23)
側へ突設された下片(55)とよりなる。(56)は上記接
続片(54)に穿設された風穴で、給気が通過する。(5
7)は駆動ユニットで、上記外筐(20)内に設けられ駆
動モータ(図示せず)と、この駆動モータにて回動され
るボルト(58)と、このボルトに接続された駆動駒(5
9)からなり、駆動モータの運転によりボルト(58)が
回動し駆動駒(59)が前後に移動する。そして、この駆
動駒は上記可動フード部(45)と連結ピン(60)を介し
て接合され、上記排気用送風機(27)および給気用送風
機(37)と連動されるようになっている。なお、この連
結ピンはねじにて形成され可動フード部(45)を挿通
し、上記駆動駒(59)に螺合され、着脱自在となってい
る。(61)は運転スイッチで、例えばリミットスイッチ
よりなり上記フード収納部(46)内に設けられ、上記排
気用送風機(27)および給気用送風機(37)と制御回路
(図示せず)を介して連動しており、可動フード部(4
5)がフード収納部(46)より外筐(20)前方へ移動す
るとONされ、可動フード部(45)がフード収納部(46)
へ挿入されるとOFFされる。(62)は上記可動フード部
(45)の前面に設けられたパネルで、上記運転スイッチ
(61)と接続された制御回路を有する操作部(63)を内
設しており、この操作部は上記排、給送風機(27)、
(37)と運転スイッチ(61)を介して接続され、本体ス
イッチ、所定ノッチを有する風量切換えスイッチ(65)
および外筐(20)に内設された照明器(66)用ランプス
イッチ(67)等よりなる。(68)は上記操作部(63)に
設けられた停止スイッチ、(69)は外筐(20)上部に設
けられた切換え用の給気ダクト接続口B、(72)は上記
外筐(20)の前面に設けられた化粧パネルである。
図において(20)は外筐で、上部に排気口(21)および
給気口(22)を有し、下部に吸気口(23)および吐出口
(24)を設けている。(25)、(26)はこの外筐内に区
画して形成された給気通路および排気通路、(27)はこ
の排気通路において上記排気口(21)と吸気口(22)と
の間に位置する排気用送風機で、外筐(20)に排気用ケ
ーシング(28)が取り付けられ、この排気用ケーシング
内に排気モータ(29)に装着された排気シロッコファン
(30)が設けられている。(31)はモータ取付板で、上
記排気モータ(29)を装置し、上記外筐(20)に取り付
けられ、後述される給気モータにも同一なものが用いら
れる。(32)はフィルタで、例えば金綱が所定枚数積層
されたものからなり、上記排気通路(26)内にて上記吸
気口(23)と対向するように所定角度の傾斜を持って配
設されている。(33)はこのフィルタにて捕集された油
を受ける油溜りで、フィルタ(32)の下部にて着脱自在
に上記外筐(20)に設けられている。(34)は上記外筐
(20)の背部外壁に装着され取付金具で、壁(図示せ
ず)に設けられた壁取付け金具(35)に引掛けられるこ
とにて、外筐(20)が壁に取り付けられる。なお、上記
排気口(21)には図示されないダクトと接続される排気
ダクト接続口(36)が設けられている。(37)は上記給
気通路(25)に設けられた給気用送風機で、外筐(20)
に給気用ケーシング(37a)が取り付けられ、この給気
用ケーシングに給気モータ(38)に装着された給気シロ
ッコファン(39)が設けられている。なお、給気モータ
(38)はモータ取付板(31)に装着され、上記外筐(2
0)に取り付けられている。(40)は上記給気口(22)
に設けられた給気ダクト接続口、(41)は風路仕切板
で、外筐(20)内を給気風路(42)と排気風路(43)と
に仕切る。(44)はフードで、上記外筐(20)下部にて
外筐(20)前方へ突出され、先端が丸みをおびてなる可
動フード部(45)と、この可動フード部が後述されるレ
ールを介して挿入されるフード収納部(46)とよりな
る。(46a)はこのフード収納部内に設けられたレール
で、上記可動フード部(45)が係合しスライドされる。
(47)は仕切板で、一端がフード収納部(46)内にて上
記吐出口(24)に連設された固定フード仕切板(48)
と、この固定フード仕切板の他端と一端がラップして上
記可動フード部(45)内に設けられた可動フード仕切板
(49)とからなり、図示されない調理器よりの油煙と給
器風路(42)よりの給気流とを仕切るものである。(5
0)は上記可動フード仕切板(49)の他端に設けられた
給気分岐板で、略E字状に形成され、可動フード部(4
5)上部内壁に当接される上片(51)と、この上片より
下方へ延設され側壁を有する接続片(52)と、この接続
片より吐出口(24)側へ延設され、可動フード仕切板
(49)と所定の隙間(53)を持って位置する中央片(5
4)と、この中央片より下方へその先端が吸気口(23)
側へ突設された下片(55)とよりなる。(56)は上記接
続片(54)に穿設された風穴で、給気が通過する。(5
7)は駆動ユニットで、上記外筐(20)内に設けられ駆
動モータ(図示せず)と、この駆動モータにて回動され
るボルト(58)と、このボルトに接続された駆動駒(5
9)からなり、駆動モータの運転によりボルト(58)が
回動し駆動駒(59)が前後に移動する。そして、この駆
動駒は上記可動フード部(45)と連結ピン(60)を介し
て接合され、上記排気用送風機(27)および給気用送風
機(37)と連動されるようになっている。なお、この連
結ピンはねじにて形成され可動フード部(45)を挿通
し、上記駆動駒(59)に螺合され、着脱自在となってい
る。(61)は運転スイッチで、例えばリミットスイッチ
よりなり上記フード収納部(46)内に設けられ、上記排
気用送風機(27)および給気用送風機(37)と制御回路
(図示せず)を介して連動しており、可動フード部(4
5)がフード収納部(46)より外筐(20)前方へ移動す
るとONされ、可動フード部(45)がフード収納部(46)
へ挿入されるとOFFされる。(62)は上記可動フード部
(45)の前面に設けられたパネルで、上記運転スイッチ
(61)と接続された制御回路を有する操作部(63)を内
設しており、この操作部は上記排、給送風機(27)、
(37)と運転スイッチ(61)を介して接続され、本体ス
イッチ、所定ノッチを有する風量切換えスイッチ(65)
および外筐(20)に内設された照明器(66)用ランプス
イッチ(67)等よりなる。(68)は上記操作部(63)に
設けられた停止スイッチ、(69)は外筐(20)上部に設
けられた切換え用の給気ダクト接続口B、(72)は上記
外筐(20)の前面に設けられた化粧パネルである。
上記のように構成されたレンジフードにおいては、操
作部(63)の本体スイッチ(64)をONすると駆動ユニッ
ト(57)が動作し駆動モータが回転するとともに、ボル
ト(58)が回転し駆動駒(59)の移動にて可動フード部
(45)がフード収納部(46)より外れ前方へ可動して定
位置にて停止する。次に、この可動フード部(45)の可
動にて運転スイッチ(61)がONされ、操作部(63)の制
御回路に通電され、風量切換スイッチ(65)にて任意の
ノッチを設定することにより、排気用送風機(27)およ
び給気用送風機(37)が同一ノッチにて運転される。さ
らに、ランプスイッチ(67)をONすることにて照明器
(66)がONされる。そして、排気作用については排気モ
ータ(29)により排気シロッコファン(30)が回転す
る。これにより、調理器等より発生する油煙が吸気口
(23)よりフィルタ(32)を通過して排気用ケーシング
(28)内に入り、排気ダクト接続口(36)より図示され
ないダクトを介して外部へ排出される。この場合、上記
油煙の約70%程度はフィルタ(32)により捕集され油溜
り(32)に溜る。一方、給気作用においては、給気モー
タ(38)により給気シロッコファン(39)が回転する。
これにより外気の新鮮空気が給気ダクト接続口(40)に
設けられたダクトより給気用ケーシング(37a)に吸い
込まれ、吐出口(24)より固定フード仕切板(48)にて
仕切られたフード収納部(46)の風路へ吐出される。さ
らに、可動フード部(45)内において可動フード仕切板
(49)にて仕切られた風路を沿って通過し、給気分岐板
(50)にて第3図に示すような隙間(53)より給気口
(23)へ流れるA方向の誘導流A(70)と、風穴(55)
よりフード(44)下部方向へ流れるB方向への誘導流B
(71)とに分配される。なお、上記誘導流A(70)は油
煙を吸気口(23)よりフィルタ(32)へ導く作用をな
し、誘導流B(71)は可動フード部(45)下部に吸気の
幕をつくり、フード(44)前面より漏れようとする油煙
をフード(44)内に巻込む作用をして、その風方向は第
4図(b)に示すように、誘導流A(70)給気分岐板
(50)の下片(56)形状とによりベクトルA(72)の傾
きにて流れる。上記誘導流B(71)は誘導流A(70)よ
り小さくされており、その値は誘導流A(70)の約50%
以下に設定されている。また、給気量は排気量の約20%
程度に設定されている。そして、運転を停止する場合は
操作部(63)の停止スイッチ(68)がOFFされると風量
切換えスイッチ(65)およびランプスイッチ(67)が同
時にOFFされる。次に本体スイッチ(64)がOFFされると
駆動ユニット(57)が動作して可動フード部(45)がフ
ード収納部(46)へ挿入され、運転スイッチ(61)がOF
Fとなって制御回路への通電がOFFとなり排気用送風気
(27)および給気用送風機(37)が停止される。
作部(63)の本体スイッチ(64)をONすると駆動ユニッ
ト(57)が動作し駆動モータが回転するとともに、ボル
ト(58)が回転し駆動駒(59)の移動にて可動フード部
(45)がフード収納部(46)より外れ前方へ可動して定
位置にて停止する。次に、この可動フード部(45)の可
動にて運転スイッチ(61)がONされ、操作部(63)の制
御回路に通電され、風量切換スイッチ(65)にて任意の
ノッチを設定することにより、排気用送風機(27)およ
び給気用送風機(37)が同一ノッチにて運転される。さ
らに、ランプスイッチ(67)をONすることにて照明器
(66)がONされる。そして、排気作用については排気モ
ータ(29)により排気シロッコファン(30)が回転す
る。これにより、調理器等より発生する油煙が吸気口
(23)よりフィルタ(32)を通過して排気用ケーシング
(28)内に入り、排気ダクト接続口(36)より図示され
ないダクトを介して外部へ排出される。この場合、上記
油煙の約70%程度はフィルタ(32)により捕集され油溜
り(32)に溜る。一方、給気作用においては、給気モー
タ(38)により給気シロッコファン(39)が回転する。
これにより外気の新鮮空気が給気ダクト接続口(40)に
設けられたダクトより給気用ケーシング(37a)に吸い
込まれ、吐出口(24)より固定フード仕切板(48)にて
仕切られたフード収納部(46)の風路へ吐出される。さ
らに、可動フード部(45)内において可動フード仕切板
(49)にて仕切られた風路を沿って通過し、給気分岐板
(50)にて第3図に示すような隙間(53)より給気口
(23)へ流れるA方向の誘導流A(70)と、風穴(55)
よりフード(44)下部方向へ流れるB方向への誘導流B
(71)とに分配される。なお、上記誘導流A(70)は油
煙を吸気口(23)よりフィルタ(32)へ導く作用をな
し、誘導流B(71)は可動フード部(45)下部に吸気の
幕をつくり、フード(44)前面より漏れようとする油煙
をフード(44)内に巻込む作用をして、その風方向は第
4図(b)に示すように、誘導流A(70)給気分岐板
(50)の下片(56)形状とによりベクトルA(72)の傾
きにて流れる。上記誘導流B(71)は誘導流A(70)よ
り小さくされており、その値は誘導流A(70)の約50%
以下に設定されている。また、給気量は排気量の約20%
程度に設定されている。そして、運転を停止する場合は
操作部(63)の停止スイッチ(68)がOFFされると風量
切換えスイッチ(65)およびランプスイッチ(67)が同
時にOFFされる。次に本体スイッチ(64)がOFFされると
駆動ユニット(57)が動作して可動フード部(45)がフ
ード収納部(46)へ挿入され、運転スイッチ(61)がOF
Fとなって制御回路への通電がOFFとなり排気用送風気
(27)および給気用送風機(37)が停止される。
この発明では、可動フードが本体前面から前後に移動
できるから、排気すべき空気を捕集する吸込口の吸込面
積だけを拡大し、即ち、捕集能力を低下させずに他の部
分を拡大する必要をなくして本体をその分小嵩にするこ
とができ、キッチンにおける美観を損なうことが少なく
なる。しかも可動フードは排気用送風機と連動して作動
するため、レンジフードの使用時には必ず可動フードも
稼動することになり、可動フードを引き出し忘れたり、
収納し忘れることもなく使い勝手が向上する。そして、
駆動ユニットが簡易な構成である上、可動フードに駆動
力を伝える連結ピンが可動フードに対して着脱可能であ
るため、連結ピンを外せば可動フードを手動で動かすこ
とができるように切り換えることができ、駆動モータ等
に故障がおきても可動フードを前後動させることができ
る効果を有する。
できるから、排気すべき空気を捕集する吸込口の吸込面
積だけを拡大し、即ち、捕集能力を低下させずに他の部
分を拡大する必要をなくして本体をその分小嵩にするこ
とができ、キッチンにおける美観を損なうことが少なく
なる。しかも可動フードは排気用送風機と連動して作動
するため、レンジフードの使用時には必ず可動フードも
稼動することになり、可動フードを引き出し忘れたり、
収納し忘れることもなく使い勝手が向上する。そして、
駆動ユニットが簡易な構成である上、可動フードに駆動
力を伝える連結ピンが可動フードに対して着脱可能であ
るため、連結ピンを外せば可動フードを手動で動かすこ
とができるように切り換えることができ、駆動モータ等
に故障がおきても可動フードを前後動させることができ
る効果を有する。
第1図はこの発明の一実施例を示す正面図、第2図は同
じく排気作用を示す側部断面図、第3図は同じく給気作
用を示す側部断面図、第4図(a)、(b)は同じく排
気流および給気流の流れを示す部分斜視図とフード下方
向への給気流を示すベクトル図、第5図は同じく可動フ
ード部の可動時を示す側部断面図、第6図は同じく可動
フード部がフード収納部に挿入された状態を示す側部断
面図、第7図は従来のレンジフードを示す側部断面図で
ある。 なお、(20)は外筐、(21)は排気口、(22)は給気
口、(23)は吸気口、(24)は吐出口、(25)は給気通
路、(26)は排気通路、(27)は排気用送風機、(37)
は給気用送風機、(44)はフード、(45)は可動フード
部、(46)はフード収納部、(47)は仕切板、(50)は
給気分岐板、(57)は駆動ユニット、(28)はボルト、
(59)は駆動駒、(61)は連結ピンである。
じく排気作用を示す側部断面図、第3図は同じく給気作
用を示す側部断面図、第4図(a)、(b)は同じく排
気流および給気流の流れを示す部分斜視図とフード下方
向への給気流を示すベクトル図、第5図は同じく可動フ
ード部の可動時を示す側部断面図、第6図は同じく可動
フード部がフード収納部に挿入された状態を示す側部断
面図、第7図は従来のレンジフードを示す側部断面図で
ある。 なお、(20)は外筐、(21)は排気口、(22)は給気
口、(23)は吸気口、(24)は吐出口、(25)は給気通
路、(26)は排気通路、(27)は排気用送風機、(37)
は給気用送風機、(44)はフード、(45)は可動フード
部、(46)はフード収納部、(47)は仕切板、(50)は
給気分岐板、(57)は駆動ユニット、(28)はボルト、
(59)は駆動駒、(61)は連結ピンである。
Claims (1)
- 【請求項1】本体内部に、排出すべき空気を送気する排
気用送風機と、 この排気用送風機よりも下位に位置し、上記空気をこの
排気用送風機に導く吸込口と、 上記本体の下方前面側に設けられ、上記吸込口に連設さ
れ、上記前面側に移動して排出すべき空気を捕集する可
動フードと、 この可動フードを上記本体に対して前後に移動させる駆
動ユニットと、 上記本体の表面に、上記排気用送風機と駆動ユニットの
始動,停止を担うスイッチとを備え、 上記駆動ユニットが上記可動フードを前動させる開始と
上記排気用送風機の回転開始を上記本体スイッチの始動
に連動させると共に、上記駆動ユニットが上記可動フー
ドを後動させる開始と上記排気用送風機の回転停止とを
連動させ、 かつ、上記駆動ユニットを、駆動モータと、この駆動モ
ータにより回動するボルトに装着された駆動駒とにより
構成し、 上記駆動駒と上記可動フードとを連結ピンを介して連結
し、 この連結ピンを上記駆動駒および上記可動フードに着脱
可能に装着したことを特徴とするレンジフード。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2069405A JPH0814398B2 (ja) | 1990-03-19 | 1990-03-19 | レンジフード |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2069405A JPH0814398B2 (ja) | 1990-03-19 | 1990-03-19 | レンジフード |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03271647A JPH03271647A (ja) | 1991-12-03 |
JPH0814398B2 true JPH0814398B2 (ja) | 1996-02-14 |
Family
ID=13401663
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2069405A Expired - Fee Related JPH0814398B2 (ja) | 1990-03-19 | 1990-03-19 | レンジフード |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0814398B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006325771A (ja) * | 2005-05-24 | 2006-12-07 | Toto Ltd | ウォールキャビネットユニット |
JP2006326271A (ja) * | 2005-09-30 | 2006-12-07 | Toto Ltd | ウォールキャビネットユニット |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5623615Y2 (ja) * | 1976-10-15 | 1981-06-03 | ||
JPS5522061U (ja) * | 1978-07-31 | 1980-02-13 | ||
JPH029742U (ja) * | 1988-07-05 | 1990-01-22 |
-
1990
- 1990-03-19 JP JP2069405A patent/JPH0814398B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03271647A (ja) | 1991-12-03 |
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Legal Events
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