JPH04263728A - レンジフード - Google Patents

レンジフード

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JPH04263728A
JPH04263728A JP3008554A JP855491A JPH04263728A JP H04263728 A JPH04263728 A JP H04263728A JP 3008554 A JP3008554 A JP 3008554A JP 855491 A JP855491 A JP 855491A JP H04263728 A JPH04263728 A JP H04263728A
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加納貢三
Hikari Shimizu
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、同時給排形レンジフ
ードにおいて、特にフードの一部を可動させるものに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】図11および図12は例えば特願平2−
205398号公報に示された従来のレンジフードを示
す図であり、図において1は外筐で、上部に排気口2お
よび給気口3を有し、下部に吸気口4および吐出口5を
設けている。6、7はこの外筐内に区画して形成された
給気通路および排気通路、8はこの排気通路において上
記排気口2と吸気口4との間に位置する排気用送風機で
、外筐1に排気用ケーシング9が取り付けられ、この排
気用ケーシング内に排気モータ10に装着された排気シ
ロッコファン11が設けられている。12はフィルタで
、例えば金鋼が所定枚数積層されたものからなり、上記
排気通路7内にて上記吸気口4と対向するように所定角
度の傾斜を持って配設されている。13はこのフィルタ
にて補集された油を受ける油溜りで、フィルタ13の下
部にて着脱自在に上記外筐1に設けられている。14は
上記外筐1の背部外壁に装着され取付金具で、壁(図示
せず)に設けられた壁取付け金具15に引掛けられるこ
とにて、外筐1が壁に取り付けられる。なお、上記排気
口2には図示されないダクトと接続される排気ダクト接
続口16が設けられている。17は上記給気通路6に設
けられた給気用送風機で、外筐1に給気用ケーシング1
8が取り付けられ、この給気用ケーシングに給気モータ
19に装着された給気シロッコファン20が設けられて
いる。21は上記給気口3に設けられた給気ダクト接続
口、22は風路仕切板で、外筐1内を給気通路6と排気
通路7とに仕切る。23はフードで、上記外筐1下部に
て外筐1前方へ突出され、先端が丸みをおびてなる可動
フード部24と、この可動フード部が後述されるレール
を介して挿入されるフード収納部25とよりなる。26
はこのフード収納部内に設けられたレールで、上記可動
フード部24が係合しスライドされる。27は仕切板で
、一端がフード収納部25内にて上記吐出口5に連設さ
れた固定フード仕切板28と、この固定フード仕切板の
他端と一端がラップして上記可動フード部24内に設け
られた可動フード仕切板29とからなり、図示されない
調理器よりの油煙と給気風路6よりの給気流とを仕切る
ものである。30は上記可動フード仕切板29の他端に
設けられた給気分岐板で、略E字状に形成され、可動フ
ード部24上部内壁に当接される上片31と、この上片
より下方へ延設され側壁を有する接続片32と、この接
続片より吐出口5側へ延設され、可動フード仕切板29
と所定の隙間33を持って位置する中央片と、この中央
片より下方へその先端が吸気口4側へ突設された下片3
5とよりなる。36は上記接続片32に穿設された風穴
で、給気が通過する。37は駆動ユニットで、上記外筐
1内に設けられ駆動モータ(図示せず)と、この駆動モ
ータにて回動されるボルト38と、このボルトに接続さ
れた駆動駒39からなり、駆動モータの運転によりボル
ト38が回動し駆動駒39が前後に移動する。
【0003】従来のレンジフードは上記のように構成さ
れ、電源が入ることにより駆動ユニット37のボルト3
8が回転し、駆動コマ39がボルト38の回転力が直線
方向への運転に変換されることにて可動フード部24を
可動させ、その後、排気用送風機8および給排気用送風
機17が運転され、同時給排作用がなされる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のレ
ンジフードでは、駆動ユニット37において可動フード
部24を可動させる時ボルト38を比較的高速に回転さ
せるため、回転部分より騒音が発生するという課題があ
った。
【0005】また、駆動ユニット37がボルト、ナット
方式にて構成されていることにより故障時においては可
動フード部24を動かして、とりあえずレンジフードと
しての機能を保持することができないという課題があっ
た。
【0006】この発明は係る課題を解決するためになさ
れたもので、駆動ユニットの運転音が低騒音であるとと
もに、故障時においての対応が容易であり、安価なレン
ジフードを得ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係るレンジフ
ードは、上部に排気口および給気口を有し、下部に吸気
口および吐出口を設けた外筐と、この外筐内に区画して
形成された給気通路および排気通路と、上記給気通路に
て給気口と吐出口との間に設けられた給気用送風機と、
上記排気通路にて排気口と吸気口との間に設けられた排
気用送風機と、上記外筐の下部に設けられたフードと、
このフード内に上記吐出口よりフード前方へ突設され、
フード内壁と対向して風路を形成するように配設された
仕切板と、この仕切板の先端に調整可能な給気分岐板と
を設け、給気を仕切板上の風路を沿わせた後、給気分岐
板により吸気口側およびフード下方へ吐出するように構
成したものにおいて、上記フードを複数個のギャードモ
ータと、このギャードモータに連結されたプーリと、こ
のプーリに直線状にて接続され、且つ巻回されるワイヤ
と、このワイヤとに接続されてなる可動フードおよびこ
の可動フードが収納されるフード収納部とにより構成し
たものである。
【0008】また、ギャードモータを可動フードの突出
用および収納用とにそれぞれ専用に設けたものである。
【0009】また、フードに給気用送風機および排気用
送風機の入切用スイッチを設け、このスイッチを入切す
るよう弾性部材からなる可動ピースをワイヤに連結した
ものである。
【0010】また、フードにワイヤを張設するスライド
ピースからなる張力調整部を設けたものである。
【0011】また、プーリにワイヤ係止用の突片を設け
たものである。
【0012】
【作用】この発明においては、上部に排気口および給気
を有し、下部に給気口および吐出口を設けた外筐と、こ
の外筐内に区画して形成された給気通路および排気通路
と上記給気通路にて給気口と吐出口との間に設けられた
給気用送風機と、上記排気通路にて排気口と吸気口との
間に設けられた排気用送風機と、上記外筐の下部に設け
られたフードと、このフード内に上記吐出口よりフード
前方へ突設され、フード内壁と対向して風路を形成する
ように配設された仕切板とこの仕切板の先端に調整可能
な給気分岐板とを設け、給気を仕切板上の風路を沿わせ
た後、給気分岐板により吸気口側およびフード下方へ吐
出するように構成したものにおいて、上記フードを複数
個のギャードモータと、このギャードモータに連結され
たプーリと、このプーリに直線状にて接続され、且つ巻
回されるワイヤと、このワイヤとに接続されてなる可動
フードおよびこの可動フードが収納されるフード収納部
とにより構成したことより、ギャードモータの運転によ
りプーリが回転し、ワイヤがプーリに巻回されることに
て可動フードが移動される。
【0013】また、ギャードモータを可動フードの突出
用および収納用とにそれぞれ専用に設けたことより、ギ
ャードモータの連結が交互になる。
【0014】また、フードに給気用送風機および排気用
送風機の入切用スイッチを設け、このスイッチを入切す
るよう弾性部材からなる可動ピースをワイヤに連結した
ことより、可動ピースにてスイッチが入切され、給気用
送風機および排気用送風機が運転される。
【0015】また、フードにワイヤを張設するスライド
ピースからなる張力調整部を設けたことより、ワイヤー
が張力調整部により一定に張設される。
【0016】また、プーリにワイヤ系止用の突片を設け
たことにより、ワイヤが突片に系止され、緩みが防止さ
れる。
【0017】
【実施例】図1〜図10はこの発明の一実施例を示す図
であり、図において1〜36は上記従来例と同一または
相当部分を示す。図において40は駆動部40aを構成
するギャードモータで、フード収納部25内に千鳥状に
配設されたGMA41とGMB42より構成され、同一
方向の回転仕様であるとともに、クラッチ構成を有し、
通電状態にて回転ロック機能を備えている。43はこの
ギャードモータに連結されたプーリで、後述されるワイ
ヤが巻回される巻回部44にワイヤが係止される突片4
5を設け、ワイヤの緩み止めをしている。46はこのギ
ャードモータのプーリ43に巻回されるワイヤ、47は
このワイヤに設けられた伝達駒で、下部が可動フード部
24に連設されている。48は可動ピースで、上記伝達
駒47の上部に設けられ、例えば弾性部材からなり両端
が伝達駒47側へ傾斜する傾斜部49を設けている。5
0,51はスイッチA,Bで、マイクロスイッチよりな
り、上記ワイヤ46に位置するリミット部52を有し、
このリミット部が上記可動ピース48にてON,OFF
される。なお、このスイッチは上記排気用送風機8およ
び給気用送風機17と連動している。53はスイツチC
で、可動フード24の収納指示用、54はスイッチDで
、上記各送風機8,17の電動機55用、56は上記ワ
イヤ46を張架するローラ、57は張力調整部で、上記
フード収納部25にねじ58にて固定されたL形のスラ
イドピース57aで、上記ローラ56にてワイヤ46を
張架し、穿設された長穴59にてねじ位置が調整できる
ことにてワイヤ46の張り具合の調整を可能するもので
ある。60は上記伝達駆47と可動フード24を連結す
る伝達ピンである。
【0018】上記のように構成されたレンジフードにお
いては、図8に示すようにスイッチC53を「出」にO
Nすると、GMB42が図10における矢印Bの方向へ
回転するとともに、伝達駒47は同じくB方向へ移動し
、可動ピース48にてスイッチB51がNO側にたおし
、伝達ピン60にて可動フード部24がフード収納部2
5より出て、外筐1前方へ突出する。この状態にてスイ
ッチD54がONされ、排気用送風機8および給気用送
風機17が運転されるとともに、GMB42においては
ロック状態にする偽通電を続ける回路よりなるクラツチ
機構にて可動フード部24は押しても動かない。なお、
この場合GMA41は通電されてない為、空回りとなっ
ている。そして、上記各送風機8,17が運転されるこ
とにて、排気作用については排気モータ10により排気
シロツコファン11が回転する。これにより、調理器等
より発生する油煙が吸気口4よりフィルタ12を通過し
て排気用ケーシング9内に入り、排気ダクト接続口16
より図示されないダクトを介して外部へ排出される。こ
の場合、上記油煙の約70%程度はフィルタ12により
補集され油溜り13に溜る。一方、給気作用においては
、給気モータ19により給気シロッコファン20が回転
する。これにより外気の新鮮空気が給気ダクト接続口2
1に設けられたダクトより給気用ケーシング18に吸い
込まれ、吐出口5より固定フード仕切板28にて仕切ら
れたフード収納部25の風路へ吐出される。さらに、可
動フード部24内において可動フード仕切板29にて仕
切られた風路を沿って通過し、給気分岐板30にて隙間
33より給気口3へ流れる方向の誘導流A(図示せず)
と、風穴36よりフード23下部方向へ流れるB方向へ
の誘導流B(図示せず)とに分配される。なお、上記誘
導流Aは油煙を吸気口4よりフィルタ12へ導く作用を
なし、誘導流Bは可動フード部24下部に吸気の幕をつ
くり、フード23前面より漏れようとする油煙をフード
23内に巻込む作用をしている。上記誘導流Bは誘導流
Aより小さくされており、その値は誘導流Aの約50%
以下に設定されている。また、給気量は排気量の約20
%程度に切低設定されている。次にレンジフードの使用
が終り、スイッチC53を「入」側にたおす。これによ
りGMA41が矢印A方向に回転し、伝達駒47がA方
向へ移動しスイッチA50がNO側になりスイッチD5
4がOFFされ、各送風機8,17が停止するともに、
可動フード部24がフード収納部25内へ収納され、可
動フード部24用電源もOFFされる。一方、可動フー
ド部24の出る準備はスイッチB51にて準備されてお
り、スイッチC53を「出」にすることにより、いつで
も容易に可動フード部24が出てくることになっている
【0019】
【発明の効果】この発明は以上説明したとおり、上部に
排気口および給気口を有し、下部に吸気口および吐出口
を設けた外筐と、この外筐内に区画して形成された給気
通路および排気通路と上記給気通路にて給気口と吐出口
との間に設けられた給気用送風機と、上記排気通路にて
排気口と吸気口との間に設けられた排気用送風機と、上
記外筐の下部に設けられたフードと、このフード内に上
記吐出口よりフード前方へ突設され、フード内壁と対向
して風路を形成するように配設された仕切板とこの仕切
板の先端に調整可能な給気分岐板とを設け、給気を仕切
板上の風路を沿わせた後、給気分岐板により吸気口側お
よびフード下方へ吐出するように構成したものにおいて
、上記フードを複数個のギャードモータと、このギャー
ドモータに連結されたプーリと、このプーリに直線状に
て接続され、且つ巻回されるワイヤと、このワイヤとに
接続されてなる可動フードおよびこの可動フードが収納
されるフード収納部とにより構成したことより、同時給
排気式にて室内外の圧力差および運転による異常騒音等
が低減され且つ、給気の一部が給気口側へ吐出され調理
器よりの湯煙を吸気口へ誘導して油煙よりの油補集効率
が向上される。さらに、可動フードがワイヤにて可動さ
れることにて可動時の騒音発生がなく、簡単な構造にて
静かな移動が得られる。
【0020】また、ギャードモータを可動フードの突出
用および収納用とにそれぞれ専用に設けたことより、小
電力にて可動フードの移動ができ、故障の少なく確実に
可動フードの移動ができる。
【0021】また、フードに給気用送風機および排気用
送風機の入切用のスイッチを設け、このスイッチを入切
するよう弾性部材からなる可動ピースをワイヤに連結し
たことにより、可動ピースが少しずれても弾性機能より
確実にスイッチが入切され、より機能性および操作性が
向上される。
【0022】また、フードにワイヤを張設するスライド
ピースからなる張力調整部を設けたことより、ワイヤが
安定して張架され、製品性能が安定する。
【0023】また、プーリにワイヤ系止用の突片を設け
たことにより、ワイヤがプーリ上にて緩むことなく、正
確にプーリに巻回され可動フードの移動が円滑にできる
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す正面図である。
【図2】この発明の一実施例を示す駆動部の斜視図であ
る。
【図3】この発明の一実施例を示す可動フードの突出時
を示す断面図である。
【図4】この発明の一実施例を示す可動フードの収納時
を示す断面図である。
【図5】この発明の一実施例を示すギャードモータの斜
視図である。
【図6】この発明の一実施例を示すスイッチA,Bの可
動図である。
【図7】この発明の一実施例を示し、伝達駒がスイッチ
A,B間の中間にある状態の回路図である。
【図8】この発明の一実施例を示し、可動フードの突出
時を示す回路図である。
【図9】この発明の一実施例を示し、可動フードの収納
時を示す回路図である。
【図10】この発明の一実施例を示し、伝達駒の移動を
示す図である。
【図11】  従来のレンジフードを示す正面図である
【図12】  従来のレンジフードを示す側部断面図で
ある。
【符号の説明】
1  外筐 2  排気口 3  給気口 4  吸気口 5  吐出口 6  給気通路 7  排気通路 8  排気用送風機 17  給気用送風機 23  フード 24  可動フード 27  仕切板 30  給気分岐板 40  ギャードモータ 43  プーリ 45  突片 46  ワイヤ 48  可動ピース 50  スイッチA 51  スイッチB 57  張力調整部 57a  スライドピース

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部に排気口および給気口を有し、下部
    に吸気口および吐出口を設けた外筐と、この外筐内に区
    画して形成された給気通路および排気通路と、上記給気
    通路にて給気口と吐出口との間に設けられた給気用送風
    機と、上記排気通路にて排気口と吸気口との間に設けら
    れた排気用送風機と、上記外筐の下部に設けられたフー
    ドと、このフード内に上記吐出口よりフード前方へ突設
    され、フード内壁と対向して風路を形成するように配設
    された仕切板とこの仕切板の先端に調整可能な給気分岐
    板とを設け、給気を仕切板上の風路を沿わせた後、給気
    分岐板により吸気口側およびフード下方へ吐出するよう
    に構成したものにおいて、上記フードを複数個のギャー
    ドモータと、このギャードモータに連結されたプーリと
    、このプーリに直線状にて接続され、且つ巻回されるワ
    イヤと、このワイヤとに接続されてなる可動フードおよ
    びこの可動フードが収納されるフード収納部とにより構
    成したことを特徴とするレンジフード。
  2. 【請求項2】 ギャードモータを可動フードの突出用お
    よび収納用とにそれぞれ専用に設けたことを特徴とする
    特許請求の範囲第1項記載のレンジフード。
  3. 【請求項3】フードに給気用送風機および排気用送風機
    の入切用スイッチを設け、このスイッチを入切するよう
    弾性部材からなる可動ピースをワイヤに連結したことを
    特徴とする特許請求の範囲第2項記載のレンジフード。
  4. 【請求項4】 フードにワイヤを張設するスライドピー
    スからなる張力調整を設けたことを特徴とする特許請求
    の範囲第1項または第3項記載のレンジフード。
  5. 【請求項5】 プーリにワイヤ係止用の突片を設けたこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第4項記載のレンジフー
    ド。
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