JPH08143795A - 近赤外・紫外線吸収性コーティング剤 - Google Patents

近赤外・紫外線吸収性コーティング剤

Info

Publication number
JPH08143795A
JPH08143795A JP6287959A JP28795994A JPH08143795A JP H08143795 A JPH08143795 A JP H08143795A JP 6287959 A JP6287959 A JP 6287959A JP 28795994 A JP28795994 A JP 28795994A JP H08143795 A JPH08143795 A JP H08143795A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
infrared
ultraviolet
coating agent
ultraviolet absorbing
weight
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6287959A
Other languages
English (en)
Inventor
Shoji Umetani
昭二 梅谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP6287959A priority Critical patent/JPH08143795A/ja
Publication of JPH08143795A publication Critical patent/JPH08143795A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Paints Or Removers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 近赤外・紫外線吸収性コーティング剤を、乾
燥・硬化に要する時間が短時間であり、経日安定性が良
く、しかも皮膜の均一性、平滑性が充分に良好なものと
する。 【構成】 合成樹脂を炭素数1〜3の脂肪族アルコール
に溶解したワニスに、ポリエチレングリコールノニルフ
ェニルエーテル、パープルオロアルキルエチレンオキシ
ド付加物などの非イオン界面活性剤15重量%以下、
2,2´,4,4´テトラヒドロキシベンゾフェノンな
どの紫外線吸収剤0.1〜10重量%およびアントラキ
ノン系近赤外線吸収剤0.01〜2.0重量%を添加し
てなる近赤外・紫外線吸収性コーティング剤とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、被塗物の表面に近赤
外線吸収性および紫外線吸収性を付与する近赤外・紫外
線吸収性コーティング剤に関する。
【0002】
【従来の技術】一般にガラス製品や合成樹脂成形体に紫
外線(波長295〜395nm)吸収性、近赤外線(波
長750〜2000nm)吸収性など所望の機能を得る
方法としては、原料の中に紫外線吸収剤、近赤外線吸収
剤を練り込み、混合した材料を用いて成形する方法が知
られている。
【0003】このように、原料中に紫外線吸収剤、近赤
外線吸収剤を練り込み混合した材料を用いて成形する方
法は、成形体などの被塗物の全面にわたって機能が発揮
されるため、必要部分のみ機能をもたせるには不向きで
ある。
【0004】一方、成形体表面の必要部分にのみ防曇
性、紫外線吸収性などの所望の機能を付与するコーティ
ング剤としては、エマルジョン型アクリル系コーティン
グ剤、フッ素系分散液が知られている。
【0005】すなわち、特開昭52−47068号に開
示されたものは、アクリル酸エステル類に紫外線吸収剤
を添加して、混合攪拌し、さらに重合開始剤を加えたコ
ーティング剤であり、塗布、乾燥して得られた膜は、防
曇性および、紫外線吸収効果を発揮する。また、ガラス
および合成樹脂成形体表面に防曇性、紫外線吸収機能を
有するコーティング剤としては、特開平2−25190
号にフッ素分散液が開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
のコーティング剤は、被膜の乾燥、硬化形成に長時間を
要するという問題点がある。
【0007】また、従来のコーティング剤は、紫外線吸
収剤などの添加剤が被膜形成用樹脂と分離し易いので、
貯蔵する際の経日安定性が悪いという問題点もある。
【0008】また、従来のコーティング剤で形成される
被膜は、皮膜の均一性、平滑性が充分でないという問題
点もある。
【0009】そこで、この発明の課題は、上記した問題
点を解決して、近赤外・紫外線吸収性コーティング剤
を、乾燥・硬化に要する時間が短時間であり、経日安定
性が良く、しかも皮膜の均一性、平滑性が充分に良好な
ものとすることである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、この発明においては、合成樹脂を炭素数1〜3の脂
肪族アルコールに溶解したワニスに、非イオン界面活性
剤、紫外線吸収剤および近赤外線吸収剤を必須成分とし
て添加した近赤外・紫外線吸収性コーティング剤とした
のである。
【0011】また、合成樹脂を炭素数1〜3の脂肪族ア
ルコールに溶解したワニスに、非イオン界面活性剤15
重量%以下、紫外線吸収剤0.1〜10重量%および近
赤外線吸収剤0.01〜2.0重量%を添加してなる近
赤外・紫外線吸収性コーティング剤としたのである。
【0012】前記した合成樹脂は、アクリル樹脂、ポリ
ビニルピロリドン、セルロース誘導体、メトキシメチル
化ポリアミドおよびアミノ・カルボキシル化ポリアミド
からなる群から選ばれる一種以上の樹脂を採用すること
ができる。
【0013】
【作用】この発明の近赤外・紫外線吸収性コーティング
剤は、合成樹脂を所定の脂肪族アルコールに溶解したこ
とにより、乾燥・硬化に要する時間が短縮され、紫外線
吸収剤および近赤外線吸収剤と共に非イオン界面活性剤
を添加したので、紫外線吸収剤、近赤外線吸収剤の溶解
性が高まって、貯蔵する際の経日安定性および皮膜の均
一性、平滑性が充分に良好なものとなる。また被膜の剥
離はアルコールおよび水に溶解するので、取扱いが容易
である。
【0014】
【実施例】この発明に用いる炭素数1〜3の脂肪族アル
コールに可溶な樹脂としては、アクリル樹脂(アルコー
ル中にポリアクリル酸を供給する塩であってもよ
い。)、ポリビニルピロリドン(以下、PVPと略記す
る。)、セルロース誘導体、メトキシメチル化ポリアミ
ドおよびアミノ・カルボキシル化ポリアミドからなる群
から選ばれる一種以上の単独重合体もしくは、変性重合
体が挙げられる。セルロース誘導体としては、ヒドロキ
シルプロピルセルロース(以下、HPCと略記する。)
またはヒドロキシルエチルセルロース(以下、HECと
略記する。)などが挙げられる。なお、メトキシメチル
化ポリアミドおよびアミノ・カルボキシル化ポリアミド
は変性ナイロンと称されるものである。
【0015】この発明に用いる炭素数1〜3の脂肪族ア
ルコールとしては、メチルアルコール、エチルアルコー
ル、イソプロピルアルコール(以下、IPAと略記す
る)を例示できる。
【0016】この発明に用いる非イオン界面活性剤は、
親水性基として数個のエーテル結合やOH基を有する公
知のものであってよく、具体的には以下のI〜Vに分類
されるものを例示できる。
【0017】(I)エーテル型 アルキル(またはアルキルアリル)ポリオキシエチレン
エーテル、アルキルアリルホルムアルデヒド縮合ポリオ
キシエチレンエーテル、ポリオキシプロピレンを親油基
とするブロック共重合体、ポリオキシエチレンポリオキ
シプロピルアルキルエーテルなど。
【0018】(II)エーテルエステル型 (i)グリセリンエステルのポリオキシエチレンエーテ
ル、ソルビタンエステルのポリオキシエチレンエーテル
など。
【0019】(ii)シリコーン界面活性剤 疎水基がジメチルシリコーンオイル、親水基がポリエー
テルからなるもの。
【0020】(III )エステル型 ポリエチレングリコール脂肪酸エステル、グリセリンエ
ステル、ポリグリセリンエステル、ソルビタンエステ
ル、プロピレングリコールエステル、ショ糖エステルな
ど。
【0021】(IV)含窒素型 脂肪酸アルカノールアミド、ポリオキシエチレンアルキ
ルアミン、アミンオキシドなど。
【0022】(V)フッ素系界面活性剤 C6 〜C10のパーフルオロアルキル基(疎水基)に対
し、エチレンオキサイド(親水基)を10〜20モル付
加した界面活性剤。
【0023】このような非イオン系界面活性剤の配合量
は、その種類に応じて多様であるため、全てを例示する
ことは困難であるが、たとえば、シリコーン界面活性剤
は、コーティング剤の樹脂固形分(重量)に対して0.
01〜5重量%添加して良好な結果を得ている。また、
フッ素系界面活性剤は、同様に0.001〜1重量%で
ある。これら以外の非イオン系界面活性剤ならば5〜1
5重量%添加して好ましい結果を得ている。
【0024】シリコーン界面活性剤およびフッ素系界面
活性剤は、塗布時のレベリング性(平面度)の改善、被
塗物表面の濡れ性を改善し、また成膜表面の耐汚汚染の
改良、成膜の再剥離性の容易化のためにも添加すること
が好ましい。この発明に用いる紫外線吸収剤としては、
以下に示すものが例示できる。
【0025】(I)サルチル酸系紫外線吸収剤 フェニルサリシレート、p−t−ブチルフェニルサリシ
レート、p−オクチルフェニルサリシレートなど。
【0026】(II)ベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤 2−(2´−ヒドロキシ−5´−メチルフェニル)ベン
ゾトリアゾール、2−(2´−ヒドロキシ−5´−t−
ブチルフェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2´−ヒ
ドロキシ−3´−ブチル−5´−t−ブチルナテル)ベ
ンゾトリアゾール、2−(2´−ヒドロキシ−3´,5
´−ジ−t−ブチルフェニル)−5−クロロベンゾトリ
アゾール、2−(2´−ヒドロキシ−3´,5´−ジ−
t−ブチルフェニル)−5−クロロベンゾトリアゾー
ル、2−(2´−ヒドロキシ−3´,5´−ジ−t−ア
ミルフェル)ベンゾトリアゾールなど。
【0027】(III )ベンゾフェノン系紫外線吸収剤 2,2´,4,4´−テトラヒドロキシベンゾフェノ
ン、2,4−ジヒドロキシベンゾフェノン、2−ヒドロ
キシ−4−メトロキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ
−4−オクトキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4
−ドデシルオキシベンゾフェノン、2,2´−ジヒドロ
キシ−4−メトキシベンゾフェノン、2,2´−ジヒド
ロキシ−4,4´メトキシベンゾフェノン、2−ヒドロ
キシ−4−メトキシ−5−スルホベンゾフェノンなど。
【0028】(IV)シアノアクリレート系紫外線吸収
剤 2−エチルヘキシル−2−シアノ−3´3−ジフェニル
アクリレート、エチル−2−エチル−2−シアノ−3,
3´ジフェニルアクリレートなど。
【0029】また、上記紫外線吸収剤と併用するヒンダ
ードアミン系光安定剤としては、ビス(2,2,6,6
−テトラメチル−4−ピペリジルセバケート)などが挙
げられる。
【0030】このような紫外線吸収剤のアルコール可溶
性樹脂中の配合量は、好ましくは、0.1〜10重量%
であり、より好ましくは0.1〜5重量%である。0.
1重量%未満の少量では、紫外線吸収効果が得られず、
10重量%を超える多量では、コーティング剤が安定し
ないからである。
【0031】この発明に用いる近赤外線吸収剤として
は、アントラキノン系、金属錯体系、可溶性フタロシア
ニン系の構造を持った化合物であり、これらはアルコー
ル類に溶解させると、グリーン、ダークグリーンまたは
スモークブラウン色を呈する。
【0032】市販の近赤外線吸収剤としては、アントラ
キノン系の(三井東圧染料社製:SIR)、金属錯体系
の(三井東圧染料社製:SIR128、同130、同1
32ダークブラウン色)、フタロシアニン系の(三井東
圧染料社製:SIR103、スモークブラウン色)、ア
ルコール可溶性でフタロシアニン系の(日本触媒社製:
TX207A)などが挙げられる。
【0033】近赤外線吸収剤の樹脂中の配合量は、好ま
しくは、0.01〜2.0重量%であり、より好ましく
は、0.02〜0.5重量%である。0.01重量%未
満の少量では、近赤外線吸収効果が得られず、2.0重
量%を超える多量では、被膜の透過性が失われる結果と
なる。
【0034】以上の材料からなるこの発明のコーティン
グ剤のコーティング方法としては、スプレー法、ローラ
ー、スポンヂロール、布、不織布などにしみ込ませて、
塗布する方法が採用でき、ガラスまたはプラスチックな
どからなる所望の成形体表面に簡単に塗布できる。
【0035】〔実施例1〕ポリアクリル酸ナトリウム1
5重量部(以下、部と略記する。)をエチルアルコール
15部、非イオン界面活性剤としてシリコーン界面活性
剤0.5部を添加し、これらをホモミキサー2500〜
3000回転/分で混合攪拌して溶解させた。次いで紫
外線吸収剤として2,2´,4,4´−テトラヒドロキ
シベンゾフェノン0.7部を前記の混合攪拌条件で溶解
させた。
【0036】そしてさらに近赤外線吸収剤として、アン
トラキノン系近赤外線吸収剤(三井東圧染料社製:SI
R−114、グリーン)0.05部をIPA10部、非
イオン界面活性剤として、ポリエチレングリコールノニ
ルフェニルエーテル(固形分:100%)0.75部を
前記した混合攪拌系に添加してコーティング剤を得た。
【0037】〔実施例2〕変性ナイロンとしてアミノ・
カルボキシル化ナイロン25部をIPA50部に添加す
ると共に、非イオン界面活性剤としてポリエチレングリ
コールソルビタンエステル(固形分:100%)1.5
部を添加し、さらに紫外線吸収剤として2,2´ヒドロ
キシ5メチルフェニルベンゾトリアゾール1部とをホモ
ミキサーにて3000〜3500回転/分で混合攪拌さ
せた。
【0038】そして、更に近赤外線吸収剤として可溶性
フタロシアニン系近赤外線吸収剤0.08部と、フッ素
系非イオン界面活性剤0.01部とを前記した混合攪拌
系に添加してコーティング剤を得た。
【0039】〔実施例3〕HPC20部をIPA30部
に添加すると共に、エチルアルコール20部にフッ素系
非イオン界面活性剤10.06部および紫外線吸収剤と
してコヒドロキシ4メトオキシベンゾフェノン1部を添
加し、これらをホモミキサー2500〜3000回転/
分で混合攪拌して溶解させた。
【0040】次いで近赤外線吸収剤として、金属錯塩系
近赤外線吸収剤0.07部と非イオン界面活性剤として
ポリエチレングリコールソルビタンエステル(固形分:
100%)1.2部とを前記した混合攪拌系に添加して
コーティングを得た。
【0041】〔実施例4〕ポリアクリル酸ナトリウム1
5部とHEC(K−15)15部をIPA70部に添加
すると共に、非イオン界面活性剤としてポリエチレング
リコールノニルフェニルエーテル(固形分:100%)
2部を添加し、さらに紫外線吸収剤として2,2´ヒド
ロキシ5テトラオクチルフェニルベンゾトリアゾール
1.4部とをホモミキサーにて3000〜3500回転
/分で混合攪拌させた。
【0042】そして更に近赤外線吸収剤としてアントラ
キノン系近赤外線吸収剤0.09部とシリコーン系非イ
オン界面活性剤0.05部とを前記した混合攪拌系に添
加してティング剤を得た。
【0043】以上のようにして得られた実施例1〜4の
コーティング剤は、室温下でガラス面に塗布した後、5
〜7分後には乾燥被膜が形成され、透明性が高いもので
あった。
【0044】そして、実施例1および実施例2について
は、温度40℃の温浴上で被膜の失透・白化などの現象
を観察したが、透明感のある被膜の状態が保たれた。
【0045】また、製造後40日間静置した実施例1〜
4を上記同様に被膜の失透・白化を試験した結果、製造
直後のものと同じ結果が得られ、貯蔵時に紫外線吸収剤
と近赤外線吸収剤の分離現象もみられなかった。
【0046】また、実施例1の近赤外線吸収性を確認す
るため、その赤外吸収スペクトル(IR)を調べ、結果
を図1に示した。
【0047】図1の結果からも明らかなように、実施例
1(膜厚5μm )は、有効吸収波長800〜1050n
m(最大吸収波長980nm)の近赤外線を良く吸収し
ていることがわかる。
【0048】また、実施例1(膜厚5μm )と実施例2
(膜厚10μm )については、その紫外線防止効果を確
認するため、ガラス板上からナイフとセロテープを用い
て剥離させた被膜について、波長(nm)と紫外線透過
率(T%)を調べ、この結果をそれぞれ図2に示した。
【0049】図2の結果からも明らかなように、実施例
1、2はいずれも波長280〜375nmの紫外線につ
いて、透過率(T)が0%であり、紫外線防止効果を充
分に発揮することがわかる。
【0050】また成膜の太陽光の近赤外線(熱エネルギ
ー)防止効果を確認するため、図3に示すように、風通
しがよく熱のこもらない環境で、黒板1を地表面2に置
き、その上に温度センサー3を重ね、ガラス板(厚さ3
mm、面積600cm2 )4の下面に実施例1および実
施例2の被膜5を形成するか、または被膜のないガラス
板(ブランク)を地表から30cm上方に支持した。そ
して、ほぼ同じ日照条件で20分後の測温結果を表1中
に示した。
【0051】
【表1】
【0052】表1の結果から明らかなように、実施例1
および実施例2を被覆したガラスを透過した太陽光は、
近赤外線量が低くなり、熱エネルギーを伝え難いことが
わかる。
【0053】
【効果】この発明は、以上説明したように、近赤外・紫
外線吸収性コーティング剤を、合成樹脂を所定の脂肪族
アルコールに溶解したことにより、乾燥・硬化に要する
時間が短縮され、紫外線吸収剤および近赤外線吸収剤と
共に非イオン界面活性剤を添加したので、紫外線吸収
剤、近赤外線吸収剤の溶解性が高まって、貯蔵する際の
経日安定性および皮膜の均一性、平滑性が充分に良好な
ものとなる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の赤外吸収スペクトルを示す図表
【図2】実施例1および実施例2の紫外線透過率と波長
の関係を示す図表
【図3】近赤外線防止効果の確認実験用装置を示す説明
【符号の説明】
1 黒板 2 地表面 3 温度センサー 4 ガラス板 5 被膜

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 合成樹脂を炭素数1〜3の脂肪族アルコ
    ールに溶解したワニスに、非イオン界面活性剤、紫外線
    吸収剤および近赤外線吸収剤を必須成分として添加して
    なる近赤外・紫外線吸収性コーティング剤。
  2. 【請求項2】 合成樹脂を炭素数1〜3の脂肪族アルコ
    ールに溶解したワニスに、非イオン界面活性剤15重量
    %以下、紫外線吸収剤0.1〜10重量%および近赤外
    線吸収剤0.01〜2.0重量%を添加してなる近赤外
    ・紫外線吸収性コーティング剤。
  3. 【請求項3】 合成樹脂が、アクリル樹脂、ポリビニル
    ピロリドン、セルロース誘導体、メトキシメチル化ポリ
    アミドおよびアミノ・カルボキシル化ポリアミドからな
    る群から選ばれる一種以上の樹脂である請求項1または
    請求項2に記載の近赤外・紫外線吸収性コーティング
    剤。
JP6287959A 1994-11-22 1994-11-22 近赤外・紫外線吸収性コーティング剤 Pending JPH08143795A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6287959A JPH08143795A (ja) 1994-11-22 1994-11-22 近赤外・紫外線吸収性コーティング剤

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6287959A JPH08143795A (ja) 1994-11-22 1994-11-22 近赤外・紫外線吸収性コーティング剤

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08143795A true JPH08143795A (ja) 1996-06-04

Family

ID=17723966

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6287959A Pending JPH08143795A (ja) 1994-11-22 1994-11-22 近赤外・紫外線吸収性コーティング剤

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08143795A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1997028223A1 (fr) * 1996-01-30 1997-08-07 Kureha Kagaku Kogyo Kabushiki Kaisha Composition de revetement absorbant les rayons thermiques et traitement permettant de conferer un pouvoir d'absorption de rayons thermiques
JPH1088039A (ja) * 1996-09-20 1998-04-07 Nobuhito Oohara 紫外線・近赤外線遮断塗料
JP2009096952A (ja) * 2007-10-19 2009-05-07 Sumitomo Metal Mining Co Ltd 赤外線遮蔽膜形成用塗料および赤外線遮蔽体
JP2014041318A (ja) * 2012-07-27 2014-03-06 Fujifilm Corp 近赤外線吸収性組成物、これを用いた近赤外線カットフィルタ及びその製造方法、並びに、カメラモジュール及びその製造方法
CN114133738A (zh) * 2021-12-18 2022-03-04 裴珂 一种耐紫外老化的高分子材料及其制备方法

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1997028223A1 (fr) * 1996-01-30 1997-08-07 Kureha Kagaku Kogyo Kabushiki Kaisha Composition de revetement absorbant les rayons thermiques et traitement permettant de conferer un pouvoir d'absorption de rayons thermiques
JPH1088039A (ja) * 1996-09-20 1998-04-07 Nobuhito Oohara 紫外線・近赤外線遮断塗料
JP2009096952A (ja) * 2007-10-19 2009-05-07 Sumitomo Metal Mining Co Ltd 赤外線遮蔽膜形成用塗料および赤外線遮蔽体
JP2014041318A (ja) * 2012-07-27 2014-03-06 Fujifilm Corp 近赤外線吸収性組成物、これを用いた近赤外線カットフィルタ及びその製造方法、並びに、カメラモジュール及びその製造方法
CN114133738A (zh) * 2021-12-18 2022-03-04 裴珂 一种耐紫外老化的高分子材料及其制备方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
AU614655B2 (en) Floor polishing composition
US4374745A (en) Cleaning compositions
EP0899315B1 (en) Anti-fogging coating material, anti-fogging coating film and anti-fogging article
JPH09151368A (ja) 透明防曇皮膜
US5254284A (en) Glass cleaner having antifog properties
US6296694B1 (en) Transparent anti-fog anti-splash coating compositions
JPH08143795A (ja) 近赤外・紫外線吸収性コーティング剤
JPH0762120A (ja) 透明プラスチック製品の表面処理法
CN111574962B (zh) 一种抗菌防雾剂及其制备方法
JPH0216185A (ja) プラスチック表面の曇り防止用非イオン界面活性剤および界面活性剤含有組成物
JP2705249B2 (ja) 農業用フィルム
US5385604A (en) Germicide resistant floor finish
JPH0137268B2 (ja)
JPH1150009A (ja) 防曇性塗膜、防曇性物品および防曇性塗膜形成用組成物
JP2931938B2 (ja) 防曇剤
JPH0220678B2 (ja)
JPH10195347A (ja) 紫外線吸収性及び近赤外線吸収性を有するコーティング剤
JPS5840365A (ja) コ−テイング組成物
JPH1045944A (ja) 合成樹脂用防曇防霧剤、並びにこれを含有する合成樹脂組成物および農業用フィルム
JPS6160111B2 (ja)
JPH05263069A (ja) 結霜防止性付与組成物
GB2203162A (en) Anti-static compositions
JPH09227744A (ja) 農業用塩化ビニル樹脂組成物
JP3908575B2 (ja) 液体防曇剤組成物
JP4633305B2 (ja) 液体防曇剤組成物