JPH081432A - 剪断ラインにおける余長板処理装置 - Google Patents

剪断ラインにおける余長板処理装置

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JPH081432A
JPH081432A JP14134094A JP14134094A JPH081432A JP H081432 A JPH081432 A JP H081432A JP 14134094 A JP14134094 A JP 14134094A JP 14134094 A JP14134094 A JP 14134094A JP H081432 A JPH081432 A JP H081432A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 剪断ラインにおける圧延鋼板の余長板処理装
置を提供する。 【構成】 余長板処理法決定装置10に形状測定装置6か
らの平面形状データと採取予定製品寸法登録装置8から
の採取予定製品寸法データおよび在庫板採取基準寸法登
録装置9からの在庫板採取基準寸法データをそれぞれ入
力して、余長板の長さを認識し、余長板をスクラップに
処理するか在庫板として採取するかの処理法を決定し、
剪断ライン制御装置11を介してテーブルローラ1および
クロップシヤー3、サイドシヤー4を自動運転すること
により、余長板を自動的に処理することを可能にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、剪断ラインにおける余
長板処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】鋼板の圧延工程においては、歩留り向上
の目的から極力圧延後の余り長さの鋼板(以下、余長板
という)が発生しないように、その素材であるスラブの
設計がなされているのが一般的である。しかし、実際面
では、圧延精度のばらつきやスラブ設計時の製品ロット
組の制約などから、余長板が発生するのである。
【0003】一般に、余長板の処理方法としては以下の
2つの方法がある。 余長板の長さが短い場合;剪断ライン上のテーブル
ローラでの搬送が不可能であることからスクラップとし
て処理するため、余長板を切り離し直後にライン上から
クレーン等でオフラインに下ろすか、剪断機で短く切断
してテーブルローラの間から落とす。 余長板の長さが長い場合;将来において同一鋼種、
同一厚みのオーダを受けた場合に充当できる可能性が高
いため、余長板として切り離し、在庫板として一時的に
倉庫等に保管しておく。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
,の方法は共に、オペレータが採寸後の余長板の長
さから判断して処理を行っており、剪断ラインの自動運
転の障害となっていたのである。そのため、具体的には
下記のような問題が発生していた。 (a) 圧延鋼板の先端から順次製品を採取し残ったもの
を余長板として認識するのであるが、その判定は人手に
よらざるを得ないこと。 (b) 余長板をすべてスクラップとすると、歩留りが大
幅に低下することになり問題であるが、逆に将来の充当
を考慮して余長板をすべて在庫板として保管すると在庫
増によるコストアップの問題が発生する。そのため、充
当の可能性の高いある一定の基準寸法以上のものだけを
在庫板として保管することになるが、それらの判断は人
手に依存するものであり、また余長板の基準寸法がない
ので、製造命令は主観的なものになるから、やはり自動
化に至らないのである。
【0005】本発明は、上記のような従来技術の有する
課題を解決した剪断ラインにおける余長板処理装置を提
供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、圧延鋼板を搬
送するテーブルローラと、圧延鋼板を長手方向に所定の
長さに切断するクロップシヤーと、切断された圧延鋼板
の両側端部をトリミングするサイドシヤーとからなる剪
断ラインにおいて圧延鋼板から製品を採寸する際に発生
する余長板を処理する装置であって、前記クロップシヤ
ーの上流側に設けられて圧延鋼板の平面形状を測定する
形状測定装置と、採取予定製品寸法データが登録される
採取予定製品寸法登録装置と、在庫板採取基準寸法デー
タが登録される在庫板採取基準寸法登録装置と、前記形
状測定装置からの平面形状データと前記採取予定製品寸
法登録装置からの採取予定製品寸法データおよび前記在
庫板採取基準寸法登録装置からの在庫板採取基準寸法デ
ータをそれぞれ入力して、余長板の長さを認識するとと
もに、余長板をスクラップに処理するか在庫板として採
取するかの処理法を決定して出力する余長板処理法決定
装置と、該余長板処理法決定装置からの余長板処理法決
定出力に基づいて前記したテーブルローラおよびクロッ
プシヤー、サイドシヤーを自動運転する剪断ライン制御
装置と、からなることを特徴とする剪断ラインにおける
余長板処理装置である。
【0007】
【作 用】本発明によれば、形状測定装置と採取予定製
品寸法登録装置と在庫板採取基準寸法登録装置と余長板
処理法決定装置と剪断ライン制御装置とを組み合わせ
て、余長板処理法決定装置において決定された余長板の
処理法に基づいて剪断ライン制御装置を介して剪断ライ
ンのテーブルローラおよびクロップシヤー、サイドシヤ
ーを自動運転するようにしたので、余長板の長さの如何
にかかわらず、切断処理を自動的に行うことができる。
【0008】
【実施例】以下に、本発明の実施例について、図面を参
照して詳しく説明する。図1は、本発明の一実施例の装
置構成を示す概要図である。図において、1は圧延鋼板
Pを搬送するテーブルローラで、複数本ずつ分割されて
それぞれ駆動モータ2によって駆動される。3はクロッ
プシヤーで、圧延鋼板Pを長手方向に所定の長さに切断
する。4はサイドシヤーで、圧延鋼板Pを所定幅寸法に
仕上げるためにその両側端部をトリミングする。
【0009】5は圧延鋼板Pの平面形状を検出する形状
センサで、その検出された形状信号は形状測定装置6に
入力されて処理され、平面形状データとして出力され
る。ここで、形状センサ5の構成について補足すると、
図2に示すように、テーブルローラ1の下方に敷設され
たレール51上を走行自在とされる台車52に取付けられた
棒状の光源53と、テーブルローラ1の上方に敷設された
レール54上を走行自在とされる台車55に取付けられた複
数のCCDカメラ56とからなる光学式センサである。そ
して、CCDカメラ56によってテーブルローラ1上を移
動する圧延鋼板Pで遮られて影となる光源53からの光を
検出することにより、圧延鋼板Pの平面形状を検出する
のである。なお、このときの圧延鋼板Pの移動位置はメ
ジャリングローラ57によって検出される。
【0010】7はクロップシヤー3の前後に取付けられ
たメジャリングローラで、クロップシヤー3に対する圧
延鋼板Pの切断位置を正確に位置合わせする。8は採取
予定製品寸法登録装置であり、採取予定製品寸法データ
が登録される。9は在庫板採取基準寸法登録装置で、在
庫板採取基準寸法データが登録される。10は余長板処理
法決定装置で、採取予定製品寸法登録装置8から採取予
定製品寸法データを、また在庫板採取基準寸法登録装置
9から在庫板採取基準寸法データをそれぞれ入力すると
ともに、形状測定装置6から平面形状データを入力する
ことにより、余長板の長さを認識し、この余長板をスク
ラップに処理するか在庫板として採取するかの処理法を
決定し出力する。
【0011】11は剪断ライン制御装置で、採取予定製品
寸法登録装置8からの採取予定製品寸法データによって
テーブルローラ1およびクロップシヤー3、サイドシヤ
ー4を自動運転して指定寸法の製品を切断処理するとと
もに、余長板処理法決定装置10からの余長板処理法決定
出力に基づいて余長板を自動的に処理する。このように
構成された余長板処理装置の動作について以下に説明す
る。 まず、採取予定製品寸法登録装置8に採取予定製品
寸法データとして、たとえば図3に示す5枚の製品S1
〜S5 の寸法を登録する。ここでは、各製品の長さ
(x)および幅(y)は、製品S1 は(x1 ,y1 )、
製品S2 は(x2 ,y 2 )、製品S3 は(x3
3 )、製品S4 は(x4 ,y4 )、製品S5
(x 5 ,y5 )とされる。これらのデータは、余長板処
理法決定装置10と剪断ライン制御装置11とに出力され
る。 また、在庫板採取基準寸法登録装置9に在庫板採取
基準寸法データとして、たとえば図4に示す在庫板採取
基準寸法を登録する。すなわち、在庫板の鋼種(たとえ
ばm個の種類)と板厚(たとえばn個の種類)との関係
は図4(a) のようにテーブル化しておき、その個々の内
容はたとえば図4(b) に一例を示すように、長さ(L)
と幅(W)との関係で決められる斜線領域を設定する。
これらのデータは必要に応じて、余長板処理法決定装置
10に出力される。 そこで、剪断ライン制御装置11によってテーブルロ
ーラ1を駆動して圧延鋼板Pを移動しながら、その平面
形状を形状センサ5で検出する。そして形状測定装置6
から出力された平面形状データをたとえば図5のような
イメージ情報として余長板処理法決定装置10に入力す
る。同時に、クロップシヤー3、サイドシヤー4が順次
自動運転されて、5枚の製品が寸法通りに採寸される。 余長板処理法決定装置10において、まず、圧延鋼板
Pの平面形状データと採取予定製品寸法データとを比較
して、図6に示すような5枚の製品の採寸を行った結果
から余長板Rの長さxR を認識する。そして、この長さ
R である余長板Rにマッチする在庫板が存在するかど
うかを在庫板採取基準寸法登録装置9に登録されている
在庫板採取基準寸法データと照合する。 そこで、余長板Rにマッチする在庫板があることが
判明すれば、余長板処理法決定装置10は剪断ライン制御
装置11に在庫板切断の指令を出力する。そこで、剪断ラ
イン制御装置11はテーブルローラ1、クロップシヤー
3、サイドシヤー4を自動運転して、図7に示すように
余長板Rから在庫板Tを切断する。 しかし、余長板Rにマッチする在庫板がないとき
は、余長板処理法決定装置10から剪断ライン制御装置11
にスクラップ処理の指令を出力する。剪断ライン制御装
置11はテーブルローラ1、クロップシヤー3を自動運転
して、余長板Rを短い長さに切断してテーブルローラ1
の下方に落下させる。
【0012】なお、上記実施例においては、形状センサ
に光学式を用いるとして説明したが、本発明はこれに限
るものではなく、たとえばメジャリングローラなどの長
さ計を用いるようにすれば、若干採寸精度が低くなる
が、装置を簡単に構成することができる。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
形状測定装置と採取予定製品寸法登録装置と在庫板採取
基準寸法登録装置と余長板処理法決定装置と剪断ライン
制御装置とを組み合わせて、余長板処理法決定装置にお
いて決定された余長板の処理法に基づいて剪断ライン制
御装置を介して剪断ラインのテーブルローラおよびクロ
ップシヤー、サイドシヤーを自動運転するようにしたの
で、余長板の長さの如何にかかわらず、切断処理を自動
的に行うことができ、これによって、省力化のみなら
ず、剪断ラインの能率向上さらには製品の歩留り向上な
どに大いに寄与する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の装置構成を示す概要図であ
る。
【図2】本発明に用いられる形状センサの一例を示す概
要図である。
【図3】採取予定製品寸法データの一例を示す説明図で
ある。
【図4】(a) ,(b) は在庫板採取基準寸法データの一例
を示す説明図である。
【図5】圧延鋼板の平面形状データの説明図である。
【図6】製品採寸後の平面形状データにおける余長板を
示す説明図である。
【図7】在庫板の採寸の説明図である。
【符号の説明】 1 テーブルローラ 2 駆動モータ 3 クロップシヤー 4 サイドシヤー 5 形状センサ 6 形状測定装置 7 メジャリングローラ 8 採取予定製品寸法登録装置 9 在庫板採取基準寸法登録装置 10 余長板処理法決定装置 11 剪断ライン制御装置 53 光源 56 CCDカメラ P 圧延鋼板 R 余長板 S 製品 T 在庫板

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧延鋼板を搬送するテーブルローラ
    と、圧延鋼板を長手方向に所定の長さに切断するクロッ
    プシヤーと、切断された圧延鋼板の両側端部をトリミン
    グするサイドシヤーとからなる剪断ラインにおいて圧延
    鋼板から製品を採寸する際に発生する余長板を処理する
    装置であって、 前記クロップシヤーの上流側に設けられて圧延鋼板の平
    面形状を測定する形状測定装置と、 採取予定製品寸法データが登録される採取予定製品寸法
    登録装置と、 在庫板採取基準寸法データが登録される在庫板採取基準
    寸法登録装置と、 前記形状測定装置からの平面形状データと前記採取予定
    製品寸法登録装置からの採取予定製品寸法データおよび
    前記在庫板採取基準寸法登録装置からの在庫板採取基準
    寸法データをそれぞれ入力して、余長板の長さを認識す
    るとともに、余長板をスクラップに処理するか在庫板と
    して採取するかの処理法を決定して出力する余長板処理
    法決定装置と、 該余長板処理法決定装置からの余長板処理法決定出力に
    基づいて前記したテーブルローラおよびクロップシヤ
    ー、サイドシヤーを自動運転する剪断ライン制御装置
    と、からなることを特徴とする剪断ラインにおける余長
    板処理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11242707A (ja) * 1998-02-25 1999-09-07 Amada Co Ltd 板材加工後の残材再利用方法およびその装置
KR101399860B1 (ko) * 2012-09-27 2014-05-27 현대제철 주식회사 소재 크롭 절단장치

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH11242707A (ja) * 1998-02-25 1999-09-07 Amada Co Ltd 板材加工後の残材再利用方法およびその装置
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