JPH08143018A - ポップラベル発行装置 - Google Patents
ポップラベル発行装置Info
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- JPH08143018A JPH08143018A JP28012594A JP28012594A JPH08143018A JP H08143018 A JPH08143018 A JP H08143018A JP 28012594 A JP28012594 A JP 28012594A JP 28012594 A JP28012594 A JP 28012594A JP H08143018 A JPH08143018 A JP H08143018A
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- pop
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- bar code
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 品名、価格などの情報を逐一キー入力するこ
となく、ポップラベルを発行させることができるように
すること。 【構成】 POSシステム5のネットワーク4に接続さ
れた発行機制御手段8と、バーコード情報を読み込むバ
ーコード読取手段9と、発行ファイルのポップ情報に基
づきポップラベルに印字して発行させるラベル発行機1
0とよりなるポップラベル発行装置7であって、発行機
制御手段8は、バーコード読取手段9により読み取られ
たバーコード情報をキーコードとしてPOSシステム5
中に必須の単品マスタファイル中を検索する検索手段
と、検索された情報を取り込む情報取込手段と、取り込
まれた情報を発行ファイルに出力する情報出力手段とを
有する構成とし、単品マスタファイルとともにバーコー
ド読取手段9を利用して商品情報を取り込むようにし
た。
となく、ポップラベルを発行させることができるように
すること。 【構成】 POSシステム5のネットワーク4に接続さ
れた発行機制御手段8と、バーコード情報を読み込むバ
ーコード読取手段9と、発行ファイルのポップ情報に基
づきポップラベルに印字して発行させるラベル発行機1
0とよりなるポップラベル発行装置7であって、発行機
制御手段8は、バーコード読取手段9により読み取られ
たバーコード情報をキーコードとしてPOSシステム5
中に必須の単品マスタファイル中を検索する検索手段
と、検索された情報を取り込む情報取込手段と、取り込
まれた情報を発行ファイルに出力する情報出力手段とを
有する構成とし、単品マスタファイルとともにバーコー
ド読取手段9を利用して商品情報を取り込むようにし
た。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ポップ広告(POP広
告=Point of Purchase advertising) に用いられる
ポップラベルを発行するポップラベル発行装置に関す
る。
告=Point of Purchase advertising) に用いられる
ポップラベルを発行するポップラベル発行装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種のポップラベルは、商品
名、メーカ名、特売価格などが目立つように印字されて
発行されるもので、商品販売を促進させるために小売店
の店頭などで直接的に活用される。よって、スーパーマ
ーケットなどの店舗においては、販売促進上、ポップラ
ベルは重要な位置を占めることになる。
名、メーカ名、特売価格などが目立つように印字されて
発行されるもので、商品販売を促進させるために小売店
の店頭などで直接的に活用される。よって、スーパーマ
ーケットなどの店舗においては、販売促進上、ポップラ
ベルは重要な位置を占めることになる。
【0003】このようなポップラベルを発行させるため
の発行装置は、従来、図5に示すように、ポッププリン
タ1とコンピュータ2とを接続した構成とされている。
これにより、キー入力によりコンピュータ2にデータを
入力し、このコンピュータ2からポッププリンタ1にポ
ップラベルの印字・発行に必要な全てのポップ情報を与
えることにより、ポッププリンタ1でポップ情報が印字
されたポップラベルが発行される。
の発行装置は、従来、図5に示すように、ポッププリン
タ1とコンピュータ2とを接続した構成とされている。
これにより、キー入力によりコンピュータ2にデータを
入力し、このコンピュータ2からポッププリンタ1にポ
ップラベルの印字・発行に必要な全てのポップ情報を与
えることにより、ポッププリンタ1でポップ情報が印字
されたポップラベルが発行される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のポッ
プラベル発行装置によると、ポップラベルの印字・発行
に必要な全てのポップ情報をコンピュータ2において全
てキー入力しなければならず、面倒な上に、情報入力に
時間がかかってしまう。また、入力ミスによる誤りも多
発しやすい。
プラベル発行装置によると、ポップラベルの印字・発行
に必要な全てのポップ情報をコンピュータ2において全
てキー入力しなければならず、面倒な上に、情報入力に
時間がかかってしまう。また、入力ミスによる誤りも多
発しやすい。
【0005】さらには、クリスマス商品などの季節商品
用のポップラベルにあっては、その特売時期などを覚え
ていて、その時期になったら、キー入力により価格変更
しなければならず、作業効率が悪い。
用のポップラベルにあっては、その特売時期などを覚え
ていて、その時期になったら、キー入力により価格変更
しなければならず、作業効率が悪い。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
単品マスタファイルを備えたホストコンピュータに対し
てネットワークを介して複数台のPOS端末を接続して
なるPOSシステムの前記ネットワークに接続された発
行機制御手段と、バーコード情報を読み込むバーコード
読取手段と、発行ファイルのポップ情報に基づきポップ
ラベルに印字して発行させるラベル発行機とよりなるポ
ップラベル発行装置であって、発行機制御手段が、前記
バーコード読取手段により読み取られたバーコード情報
をキーコードとして前記単品マスタファイル中を検索す
る検索手段と、検索された情報を取り込む情報取込手段
と、取り込まれた情報を前記発行ファイルに出力する情
報出力手段とを有する構成とした。
単品マスタファイルを備えたホストコンピュータに対し
てネットワークを介して複数台のPOS端末を接続して
なるPOSシステムの前記ネットワークに接続された発
行機制御手段と、バーコード情報を読み込むバーコード
読取手段と、発行ファイルのポップ情報に基づきポップ
ラベルに印字して発行させるラベル発行機とよりなるポ
ップラベル発行装置であって、発行機制御手段が、前記
バーコード読取手段により読み取られたバーコード情報
をキーコードとして前記単品マスタファイル中を検索す
る検索手段と、検索された情報を取り込む情報取込手段
と、取り込まれた情報を前記発行ファイルに出力する情
報出力手段とを有する構成とした。
【0007】請求項2記載の発明は、請求項1記載のポ
ップラベル発行装置の構成に加えて、発行機制御手段
が、変更価格情報、変更時間情報等の情報をバーコード
情報に対応させて予め格納した特売情報ファイルと、バ
ーコード読取手段により読み取られたバーコード情報を
キーコードとしてこの特売情報ファイル中を検索して該
当する変更日時情報を抽出する抽出手段と、現在の日時
情報と抽出された変更日時情報とを照合する照合手段
と、照合された現在の日時情報が変更日時情報に合致す
る場合に前記特売情報ファイル中からそのバーコード情
報に対応する変更価格情報を取り込む変更価格取込手段
とを有する構成とした。
ップラベル発行装置の構成に加えて、発行機制御手段
が、変更価格情報、変更時間情報等の情報をバーコード
情報に対応させて予め格納した特売情報ファイルと、バ
ーコード読取手段により読み取られたバーコード情報を
キーコードとしてこの特売情報ファイル中を検索して該
当する変更日時情報を抽出する抽出手段と、現在の日時
情報と抽出された変更日時情報とを照合する照合手段
と、照合された現在の日時情報が変更日時情報に合致す
る場合に前記特売情報ファイル中からそのバーコード情
報に対応する変更価格情報を取り込む変更価格取込手段
とを有する構成とした。
【0008】
【作用】請求項1記載の発明においては、ポップラベル
を発行させる対象商品についてバーコード読取手段によ
ってそのバーコード情報を読み込むと、そのバーコード
情報をキーコードとして検索手段によってPOSシステ
ム中の単品マスタファイルが検索され、その商品に関す
る品名、価格などの情報が情報取込手段によって自動的
に取り込まれる。取り込まれた情報が情報出力手段によ
ってラベル発行機中の発行ファイルに出力される。ラベ
ル発行機では、この発行ファイルに格納されたポップ情
報に基づきポップラベルに印字して発行する。つまり、
POSシステム中に必ず設けられている単品マスタファ
イルとともにバーコード読取手段を利用して商品情報を
取り込むことにより、品名、価格などの情報を逐一キー
入力することなく、ポップラベルを発行させることがで
き、短時間かつ間違いの極めて少ない発行処理となる。
を発行させる対象商品についてバーコード読取手段によ
ってそのバーコード情報を読み込むと、そのバーコード
情報をキーコードとして検索手段によってPOSシステ
ム中の単品マスタファイルが検索され、その商品に関す
る品名、価格などの情報が情報取込手段によって自動的
に取り込まれる。取り込まれた情報が情報出力手段によ
ってラベル発行機中の発行ファイルに出力される。ラベ
ル発行機では、この発行ファイルに格納されたポップ情
報に基づきポップラベルに印字して発行する。つまり、
POSシステム中に必ず設けられている単品マスタファ
イルとともにバーコード読取手段を利用して商品情報を
取り込むことにより、品名、価格などの情報を逐一キー
入力することなく、ポップラベルを発行させることがで
き、短時間かつ間違いの極めて少ない発行処理となる。
【0009】請求項2記載の発明においては、請求項1
記載の発明の構成に加えて、変更価格情報、変更日時情
報などの情報をバーコード情報に対応させて予め格納し
た特売情報ファイルを備えて、バーコード読取手段によ
りバーコード情報が読み取られた場合には、検索手段に
よる単品マスタファイルの検索と並行して、特売情報フ
ァイル中の検索も行い、特売対象となっている商品用で
あればその変更日時情報を抽出手段によって抽出して、
現在の日時情報との照合に供する。照合手段による照合
の結果、合致する場合には、変更時点に達しているの
で、変更価格取込手段によって特売情報ファイル中から
変更価格情報を取り込み、情報取込手段によって以前に
取り込まれていた価格情報を自動的に変更して、ポップ
情報の加工に供される。これにより、季節的な価格変更
も自動的に行われ、季節商品用のポップラベル発行の作
業効率のよいものとなる。
記載の発明の構成に加えて、変更価格情報、変更日時情
報などの情報をバーコード情報に対応させて予め格納し
た特売情報ファイルを備えて、バーコード読取手段によ
りバーコード情報が読み取られた場合には、検索手段に
よる単品マスタファイルの検索と並行して、特売情報フ
ァイル中の検索も行い、特売対象となっている商品用で
あればその変更日時情報を抽出手段によって抽出して、
現在の日時情報との照合に供する。照合手段による照合
の結果、合致する場合には、変更時点に達しているの
で、変更価格取込手段によって特売情報ファイル中から
変更価格情報を取り込み、情報取込手段によって以前に
取り込まれていた価格情報を自動的に変更して、ポップ
情報の加工に供される。これにより、季節的な価格変更
も自動的に行われ、季節商品用のポップラベル発行の作
業効率のよいものとなる。
【0010】
【実施例】本発明の一実施例を図1ないし図4に基づい
て説明する。まず、ホストコンピュータとなるストアコ
ントローラ3に対してネットワーク、例えば、LAN
(ローカル・エリア・ネットワーク)4を介して複数台
のPOS端末(図示せず)が接続されたPOSシステム
5が設けられている。前記ストアコントローラ3には、
周知のように単品マスタファイル6が設けられている。
この単品マスタファイル6には、例えば、図2(a)に
示すように、各種商品に関する情報がJANコード毎に
格納されている。JANコードは日本用バーコードであ
る。商品に関する情報としては、POSシステム5にお
いて必要とするものであり、例えば、自社コード、名称
(品名)、メーカ名、規格、定番売価、メーカ希望小売
価格などの情報がある。
て説明する。まず、ホストコンピュータとなるストアコ
ントローラ3に対してネットワーク、例えば、LAN
(ローカル・エリア・ネットワーク)4を介して複数台
のPOS端末(図示せず)が接続されたPOSシステム
5が設けられている。前記ストアコントローラ3には、
周知のように単品マスタファイル6が設けられている。
この単品マスタファイル6には、例えば、図2(a)に
示すように、各種商品に関する情報がJANコード毎に
格納されている。JANコードは日本用バーコードであ
る。商品に関する情報としては、POSシステム5にお
いて必要とするものであり、例えば、自社コード、名称
(品名)、メーカ名、規格、定番売価、メーカ希望小売
価格などの情報がある。
【0011】本実施例のポップラベル発行装置7は、こ
のようなPOSシステム5に接続されて構成されてい
る。まず、発行機制御手段となるコンピュータ8が前記
LAN4に接続されて設けられている。このコンピュー
タ8の入力側にはバーコード読取手段となるタッチスキ
ャナ9が接続され、出力側にはラベル発行機となるポッ
ププリンタ10が接続されている。前記タッチスキャナ
9は商品などに付されたバーコードの読み取りを行っ
て、バーコード情報を前記コンピュータ8に入力させる
ものである。前記ポッププリンタ10は発行ファイル
(図示せず)中に格納されたポップ情報に基づきポップ
ラベル(図示せず)に対して印字を行ってポップラベル
を発行させるものである。
のようなPOSシステム5に接続されて構成されてい
る。まず、発行機制御手段となるコンピュータ8が前記
LAN4に接続されて設けられている。このコンピュー
タ8の入力側にはバーコード読取手段となるタッチスキ
ャナ9が接続され、出力側にはラベル発行機となるポッ
ププリンタ10が接続されている。前記タッチスキャナ
9は商品などに付されたバーコードの読み取りを行っ
て、バーコード情報を前記コンピュータ8に入力させる
ものである。前記ポッププリンタ10は発行ファイル
(図示せず)中に格納されたポップ情報に基づきポップ
ラベル(図示せず)に対して印字を行ってポップラベル
を発行させるものである。
【0012】前記コンピュータ8は、通常通り、キーボ
ード、ディスプレイ等を備えているが、この他、例え
ば、ポップマスタファイル11を備えた構成とされてい
る。このポップマスタファイル11には、各種商品に関
する各種情報の内で、ポップラベルの発行に必要な情
報、例えば、図2(b)に示すように、品番、品名、価
格1、価格2、付加説明1、〜、JANコードなどの情
報が順次格納されている。このコンピュータ8は、さら
に、内蔵のCPU(図示せず)等による制御の下に、検
索手段、情報取込手段、情報出力手段、抽出手段、照合
手段及び変更価格取込手段なる各手段による以下の処理
を実行する機能を備えている。
ード、ディスプレイ等を備えているが、この他、例え
ば、ポップマスタファイル11を備えた構成とされてい
る。このポップマスタファイル11には、各種商品に関
する各種情報の内で、ポップラベルの発行に必要な情
報、例えば、図2(b)に示すように、品番、品名、価
格1、価格2、付加説明1、〜、JANコードなどの情
報が順次格納されている。このコンピュータ8は、さら
に、内蔵のCPU(図示せず)等による制御の下に、検
索手段、情報取込手段、情報出力手段、抽出手段、照合
手段及び変更価格取込手段なる各手段による以下の処理
を実行する機能を備えている。
【0013】また、前記ストアコントローラ3中には特
売情報ファイル12が設けられている。この特売情報フ
ァイル12には、各種商品に関する各種情報の内で、季
節商品に関する特売用の極く限られた情報、例えば、図
2(c)に示すように、開始日(変更日時情報)、終了
日(変更日時情報)、定番売価(変更価格)、変更売価
(変更価格)なる情報がJANコード毎に予め格納され
ている。
売情報ファイル12が設けられている。この特売情報フ
ァイル12には、各種商品に関する各種情報の内で、季
節商品に関する特売用の極く限られた情報、例えば、図
2(c)に示すように、開始日(変更日時情報)、終了
日(変更日時情報)、定番売価(変更価格)、変更売価
(変更価格)なる情報がJANコード毎に予め格納され
ている。
【0014】そこで、JANコード情報を利用してポッ
プラベルを発行させる場合の制御処理例を図3に示すフ
ローチャートを参照して説明する。まず、対象商品を用
意し、その商品に付されているJANコード(バーコー
ド)についてタッチスキャナ9で読み取りを行い、JA
Nコード情報を取り込む(ステップS1)。次に、取り
込まれたJANコード情報をキーコードとしてポップマ
スタファイル11中を検索し(S2)、そのJANコー
ド情報に該当する商品情報がポップマスタファイル11
中に存在するか否かをチェックする(S3)。ステップ
S3のチェックの結果、ポップマスタファイル11中に
存在しなかった場合には、LAN4を通じてストアコン
トローラ3中の単品マスタファイル6の検索を行う(S
4)。この単品マスタファイル6の検索も、取り込まれ
たJANコード情報をキーコードとして検索手段によっ
て行われる。
プラベルを発行させる場合の制御処理例を図3に示すフ
ローチャートを参照して説明する。まず、対象商品を用
意し、その商品に付されているJANコード(バーコー
ド)についてタッチスキャナ9で読み取りを行い、JA
Nコード情報を取り込む(ステップS1)。次に、取り
込まれたJANコード情報をキーコードとしてポップマ
スタファイル11中を検索し(S2)、そのJANコー
ド情報に該当する商品情報がポップマスタファイル11
中に存在するか否かをチェックする(S3)。ステップ
S3のチェックの結果、ポップマスタファイル11中に
存在しなかった場合には、LAN4を通じてストアコン
トローラ3中の単品マスタファイル6の検索を行う(S
4)。この単品マスタファイル6の検索も、取り込まれ
たJANコード情報をキーコードとして検索手段によっ
て行われる。
【0015】ステップS4の検索の後、JANコード情
報に該当する商品情報が単品マスタファイル6中に存在
するか否かをチェックし(S5)、存在していれば、ポ
ップラベル発行に必要な情報(名称、メーカ名、定番売
価など)を単品マスタファイル6からLAN4を通じて
コンピュータ8側に取り込む(S6)。このステップS
6の処理が情報取込手段により行われる。JANコード
情報に該当して取り込まれた商品情報は、コンピュータ
8のキーボード等によるメッセージや発行枚数の設定な
どの入力情報の追加を受けて、データ加工に供される
(S7)。このデータ加工は、例えば、「平日価格に対
して、¥△△△△」というようなメッセージを含めて、
ポップラベル印字に必要なポップ情報となるように処理
することを意味する。よって、この段階では、品名、メ
ーカ名、売価、メッセージなどの情報によってポップ情
報が加工生成される。データ加工後、このポップ情報は
コンピュータ8上のポップマスタファイル11に追加登
録される(S7)。これは、ポップラベル発行に供され
るポップ情報をポップマスタファイル11に登録してお
けば、次回、同一商品に関するポップラベルを発行する
際には、ポップマスタファイル11の検索処理(S3,
4)で済み、POSシステム5のLAN4側に逐一アク
セスしなくて済むからである。
報に該当する商品情報が単品マスタファイル6中に存在
するか否かをチェックし(S5)、存在していれば、ポ
ップラベル発行に必要な情報(名称、メーカ名、定番売
価など)を単品マスタファイル6からLAN4を通じて
コンピュータ8側に取り込む(S6)。このステップS
6の処理が情報取込手段により行われる。JANコード
情報に該当して取り込まれた商品情報は、コンピュータ
8のキーボード等によるメッセージや発行枚数の設定な
どの入力情報の追加を受けて、データ加工に供される
(S7)。このデータ加工は、例えば、「平日価格に対
して、¥△△△△」というようなメッセージを含めて、
ポップラベル印字に必要なポップ情報となるように処理
することを意味する。よって、この段階では、品名、メ
ーカ名、売価、メッセージなどの情報によってポップ情
報が加工生成される。データ加工後、このポップ情報は
コンピュータ8上のポップマスタファイル11に追加登
録される(S7)。これは、ポップラベル発行に供され
るポップ情報をポップマスタファイル11に登録してお
けば、次回、同一商品に関するポップラベルを発行する
際には、ポップマスタファイル11の検索処理(S3,
4)で済み、POSシステム5のLAN4側に逐一アク
セスしなくて済むからである。
【0016】データ加工などの処理が済み、ポップ情報
が生成されると、このポップ情報は情報出力手段によっ
てポッププリンタ10中の発行ファイルへ出力され、書
き込まれる(S8)。この情報には、発行枚数情報も含
まれる。
が生成されると、このポップ情報は情報出力手段によっ
てポッププリンタ10中の発行ファイルへ出力され、書
き込まれる(S8)。この情報には、発行枚数情報も含
まれる。
【0017】ポップラベルを発行しようとする種類分に
ついて、このようなステップS1〜S8の処理が終了し
て各々のポップ情報が得られると(S9)、ポッププリ
ンタ10による発行処理が行われる(S10)。即ち、
ポッププリンタ10では発行ファイル中に格納されてい
るポップ情報に従い、ポップラベルに印字を行い、品
名、メーカ名、売価、メッセージなどが印字されたポッ
プラベルを発行する。
ついて、このようなステップS1〜S8の処理が終了し
て各々のポップ情報が得られると(S9)、ポッププリ
ンタ10による発行処理が行われる(S10)。即ち、
ポッププリンタ10では発行ファイル中に格納されてい
るポップ情報に従い、ポップラベルに印字を行い、品
名、メーカ名、売価、メッセージなどが印字されたポッ
プラベルを発行する。
【0018】よって、POSシステム5中の単品マスタ
ファイル6が保有している商品情報を有効に活用でき、
ポップラベル発行に際しては、タッチスキャナ9で対象
商品のJANコードの読み取りを行うだけで基本的な入
力操作が済み、キーボードによって商品名、メーカ名、
売価などの情報を逐一入力する面倒さがなくなる。この
結果、入力処理が短時間で済むとともに、JANコード
読み取りによるため、キー入力操作時のような誤入力が
極減するため、間違いの少ない発行処理となる。
ファイル6が保有している商品情報を有効に活用でき、
ポップラベル発行に際しては、タッチスキャナ9で対象
商品のJANコードの読み取りを行うだけで基本的な入
力操作が済み、キーボードによって商品名、メーカ名、
売価などの情報を逐一入力する面倒さがなくなる。この
結果、入力処理が短時間で済むとともに、JANコード
読み取りによるため、キー入力操作時のような誤入力が
極減するため、間違いの少ない発行処理となる。
【0019】次に、特にクリスマス商品などの季節商品
に適したポップラベル発行用の特売情報発行処理につい
て、図4に示すフローチャートを参照して説明する。こ
の処理は、前述した図3によるポップラベル発行処理が
過去に行われていることを前提とする。まず、特売対象
となり得る商品を用意し、その商品に付されているJA
Nコードについてタッチスキャナ9で読み取りを行い、
JANコード情報を取り込む(S11)。次に、取り込
まれたJANコード情報をキーコードとしてストアコン
トローラ3内の特売情報ファイル12を検索し、該当す
るJANコード欄の情報中、開始日又は終了日欄の変更
日時情報を抽出する(S12)。このステップS12の
処理は抽出手段により行われる。そして、コンピュータ
8により管理されている現在の日時情報(システム日
付)と抽出された変更日時情報とを照合手段によって照
合する(S13)。照合の結果、システム日付が変更日
時情報に合致していたら、変更時期であるので、そのJ
ANコード欄に格納されている変更売価又は定番売価の
情報を変更価格取込手段によってLAN4を通じて読み
出して、それ以前にポップマスタファイル11に格納さ
れていた定番売価又は変更売価を、変更売価又は定番売
価に変更する。これが、ステップS14におけるデータ
加工処理である。つまり、開始日情報に合致した場合に
は、特売期間に達したことを意味するので、それ以前の
定番売価から特売用の変更売価への価格変更が自動的に
行われ、逆に、終了日情報に合致した場合には、特売期
間が終わることを意味するので、それ以前の特売用の変
更売価から通常の定番売価への価格変更が自動的に行わ
れ、各々、ポップラベル発行に供される。さらに、コン
ピュータ8におけるキーボードによる発行枚数設定操作
を受けて、発行ファイルに対するポップ情報の設定し直
しを行い、ポッププリンタ10により発行処理が行われ
る(S18)。
に適したポップラベル発行用の特売情報発行処理につい
て、図4に示すフローチャートを参照して説明する。こ
の処理は、前述した図3によるポップラベル発行処理が
過去に行われていることを前提とする。まず、特売対象
となり得る商品を用意し、その商品に付されているJA
Nコードについてタッチスキャナ9で読み取りを行い、
JANコード情報を取り込む(S11)。次に、取り込
まれたJANコード情報をキーコードとしてストアコン
トローラ3内の特売情報ファイル12を検索し、該当す
るJANコード欄の情報中、開始日又は終了日欄の変更
日時情報を抽出する(S12)。このステップS12の
処理は抽出手段により行われる。そして、コンピュータ
8により管理されている現在の日時情報(システム日
付)と抽出された変更日時情報とを照合手段によって照
合する(S13)。照合の結果、システム日付が変更日
時情報に合致していたら、変更時期であるので、そのJ
ANコード欄に格納されている変更売価又は定番売価の
情報を変更価格取込手段によってLAN4を通じて読み
出して、それ以前にポップマスタファイル11に格納さ
れていた定番売価又は変更売価を、変更売価又は定番売
価に変更する。これが、ステップS14におけるデータ
加工処理である。つまり、開始日情報に合致した場合に
は、特売期間に達したことを意味するので、それ以前の
定番売価から特売用の変更売価への価格変更が自動的に
行われ、逆に、終了日情報に合致した場合には、特売期
間が終わることを意味するので、それ以前の特売用の変
更売価から通常の定番売価への価格変更が自動的に行わ
れ、各々、ポップラベル発行に供される。さらに、コン
ピュータ8におけるキーボードによる発行枚数設定操作
を受けて、発行ファイルに対するポップ情報の設定し直
しを行い、ポッププリンタ10により発行処理が行われ
る(S18)。
【0020】これにより、季節的な特売対象となる商品
に関しては、販売計画を立てて、その特売時期に関する
情報や特売価格に関する情報を予め特売情報ファイル1
2中に格納しておけば、後は、ポップラベル発行に際し
て、上記のJANコード読取操作を行うだけで、特売時
期に達した時点で価格変更も自動的に行われるので、作
業効率よくポップラベルを発行させることができる。
に関しては、販売計画を立てて、その特売時期に関する
情報や特売価格に関する情報を予め特売情報ファイル1
2中に格納しておけば、後は、ポップラベル発行に際し
て、上記のJANコード読取操作を行うだけで、特売時
期に達した時点で価格変更も自動的に行われるので、作
業効率よくポップラベルを発行させることができる。
【0021】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、POSシ
ステムのネットワークに接続された発行機制御手段と、
バーコード情報を読み込むバーコード読取手段と、発行
ファイルのポップ情報に基づきポップラベルに印字して
発行させるラベル発行機とよりなるポップラベル発行装
置であって、発行機制御手段が、バーコード読取手段に
より読み取られたバーコード情報をキーコードとしてP
OSシステムの単品マスタファイル中を検索する検索手
段と、検索された情報を取り込む情報取込手段と、取り
込まれた情報を発行ファイルに出力する情報出力手段と
を有する構成としたので、POSシステム中に必ず設け
られている単品マスタファイルとともにバーコード読取
手段を利用して商品情報を取り込むことにより、品名、
価格などの情報を逐一キー入力することなく、ポップラ
ベルを発行させることができ、よって、短時間かつ間違
いの極めて少ないポップラベルの発行処理を行わせるこ
とができる。
ステムのネットワークに接続された発行機制御手段と、
バーコード情報を読み込むバーコード読取手段と、発行
ファイルのポップ情報に基づきポップラベルに印字して
発行させるラベル発行機とよりなるポップラベル発行装
置であって、発行機制御手段が、バーコード読取手段に
より読み取られたバーコード情報をキーコードとしてP
OSシステムの単品マスタファイル中を検索する検索手
段と、検索された情報を取り込む情報取込手段と、取り
込まれた情報を発行ファイルに出力する情報出力手段と
を有する構成としたので、POSシステム中に必ず設け
られている単品マスタファイルとともにバーコード読取
手段を利用して商品情報を取り込むことにより、品名、
価格などの情報を逐一キー入力することなく、ポップラ
ベルを発行させることができ、よって、短時間かつ間違
いの極めて少ないポップラベルの発行処理を行わせるこ
とができる。
【0022】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の発明のポップラベル発行装置の構成に加えて、発行
機制御手段が、変更価格情報、変更時間情報等の情報を
バーコード情報に対応させて予め格納した特売情報ファ
イルと、バーコード読取手段により読み取られたバーコ
ード情報をキーコードとしてこの特売情報ファイル中を
検索して該当する変更日時情報を抽出する抽出手段と、
現在の日時情報と抽出された変更日時情報とを照合する
照合手段と、照合された現在の日時情報が変更日時情報
に合致する場合に前記特売情報ファイル中からそのバー
コード情報に対応する変更価格情報を取り込む変更価格
取込手段とを有する構成としたので、季節的に特売対象
となる商品に関しては、販売計画を立てて、その特売時
期に関する情報や特売価格に関する情報を予め特売情報
ファイル中に格納しておけば、後は、ポップラベル発行
に際して、バーコード読取手段によってバーコード読取
操作を行うだけで、特売時期に達した時点で価格変更も
自動的に行わせることができ、特売時期に合わせて作業
効率よくポップラベルを発行させることができる。
載の発明のポップラベル発行装置の構成に加えて、発行
機制御手段が、変更価格情報、変更時間情報等の情報を
バーコード情報に対応させて予め格納した特売情報ファ
イルと、バーコード読取手段により読み取られたバーコ
ード情報をキーコードとしてこの特売情報ファイル中を
検索して該当する変更日時情報を抽出する抽出手段と、
現在の日時情報と抽出された変更日時情報とを照合する
照合手段と、照合された現在の日時情報が変更日時情報
に合致する場合に前記特売情報ファイル中からそのバー
コード情報に対応する変更価格情報を取り込む変更価格
取込手段とを有する構成としたので、季節的に特売対象
となる商品に関しては、販売計画を立てて、その特売時
期に関する情報や特売価格に関する情報を予め特売情報
ファイル中に格納しておけば、後は、ポップラベル発行
に際して、バーコード読取手段によってバーコード読取
操作を行うだけで、特売時期に達した時点で価格変更も
自動的に行わせることができ、特売時期に合わせて作業
効率よくポップラベルを発行させることができる。
【図1】本発明の一実施例を示す概略ブロック図であ
る。
る。
【図2】各ファイルの格納情報例を説明するための模式
図である。
図である。
【図3】ポップラベル発行用の基本処理例を示すフロー
チャートである。
チャートである。
【図4】特売情報発行処理例を示すフローチャートであ
る。
る。
【図5】従来例を示す概略ブロック図である。
3 ホストコンピュータ 4 ネットワーク 5 POSシステム 6 単品マスタファイル 8 発行機制御手段 9 バーコード読取手段 10 ラベル発行機 12 特売情報ファイル
Claims (2)
- 【請求項1】 単品マスタファイルを備えたホストコン
ピュータに対してネットワークを介して複数台のPOS
端末を接続してなるPOSシステムの前記ネットワーク
に接続された発行機制御手段と、バーコード情報を読み
込むバーコード読取手段と、発行ファイルのポップ情報
に基づきポップラベルに印字して発行させるラベル発行
機とよりなり、 前記発行機制御手段が、前記バーコード読取手段により
読み取られたバーコード情報をキーコードとして前記単
品マスタファイル中を検索する検索手段と、検索された
情報を取り込む情報取込手段と、取り込まれた情報を前
記発行ファイルに出力する情報出力手段とを有すること
を特徴とするポップラベル発行装置。 - 【請求項2】 発行機制御手段が、変更価格情報、変更
時間情報等の情報をバーコード情報に対応させて予め格
納した特売情報ファイルと、バーコード読取手段により
読み取られたバーコード情報をキーコードとしてこの特
売情報ファイル中を検索して該当する変更日時情報を抽
出する抽出手段と、現在の日時情報と抽出された変更日
時情報とを照合する照合手段と、照合された現在の日時
情報が変更日時情報に合致する場合に前記特売情報ファ
イル中からそのバーコード情報に対応する変更価格情報
を取り込む変更価格取込手段とをさらに有することを特
徴とする請求項1記載のポップラベル発行装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28012594A JPH08143018A (ja) | 1994-11-15 | 1994-11-15 | ポップラベル発行装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28012594A JPH08143018A (ja) | 1994-11-15 | 1994-11-15 | ポップラベル発行装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08143018A true JPH08143018A (ja) | 1996-06-04 |
Family
ID=17620689
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28012594A Pending JPH08143018A (ja) | 1994-11-15 | 1994-11-15 | ポップラベル発行装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08143018A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002292940A (ja) * | 2001-03-29 | 2002-10-09 | Sato Corp | プリンターにおけるプリセット登録データ発行装置および発行方法 |
JP2010052298A (ja) * | 2008-08-28 | 2010-03-11 | Max Co Ltd | ラベルプリンタ |
JP2011051223A (ja) * | 2009-09-01 | 2011-03-17 | Toshiba Tec Corp | ラベル印刷装置およびラベル印刷方法 |
JP2011056718A (ja) * | 2009-09-08 | 2011-03-24 | Toshiba Tec Corp | ラベル印刷装置およびラベル印刷方法 |
JP2013075450A (ja) * | 2011-09-30 | 2013-04-25 | Brother Industries Ltd | 印字ラベル作成システム及びラベルデータ管理サーバ |
EP3055820A4 (en) * | 2013-09-06 | 2016-11-30 | Avery Dennison Corp | METHOD, SYSTEM AND APPARATUS FOR PROVIDING PRODUCT DATA |
-
1994
- 1994-11-15 JP JP28012594A patent/JPH08143018A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002292940A (ja) * | 2001-03-29 | 2002-10-09 | Sato Corp | プリンターにおけるプリセット登録データ発行装置および発行方法 |
JP2010052298A (ja) * | 2008-08-28 | 2010-03-11 | Max Co Ltd | ラベルプリンタ |
JP2011051223A (ja) * | 2009-09-01 | 2011-03-17 | Toshiba Tec Corp | ラベル印刷装置およびラベル印刷方法 |
JP2011056718A (ja) * | 2009-09-08 | 2011-03-24 | Toshiba Tec Corp | ラベル印刷装置およびラベル印刷方法 |
JP2013075450A (ja) * | 2011-09-30 | 2013-04-25 | Brother Industries Ltd | 印字ラベル作成システム及びラベルデータ管理サーバ |
EP3055820A4 (en) * | 2013-09-06 | 2016-11-30 | Avery Dennison Corp | METHOD, SYSTEM AND APPARATUS FOR PROVIDING PRODUCT DATA |
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