JPH08142728A - 車両用シートの制御装置 - Google Patents

車両用シートの制御装置

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JPH08142728A
JPH08142728A JP28085894A JP28085894A JPH08142728A JP H08142728 A JPH08142728 A JP H08142728A JP 28085894 A JP28085894 A JP 28085894A JP 28085894 A JP28085894 A JP 28085894A JP H08142728 A JPH08142728 A JP H08142728A
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seat
vehicle
control
posture
state
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JP28085894A
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Osamu Takeda
修 武田
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 車両に大きな姿勢変化が生じたスピン状態で
あっても、乗員に不快感を与えることなく姿勢制御を行
う。 【構成】 車速及び操舵角から演算された加速度の方向
と検出された加速度の方向とが所定角度以上ずれている
か否かを判定し(ステップ112)、肯定判定の場合に
は、シートが基準位置に至ったと判断されるまで(ステ
ップ114)、所定の駆動値λ0 を上限とした、シート
を基準位置に戻すためのシート姿勢駆動部の駆動値の設
定を行い(ステップ116、118、120)、設定さ
れた駆動値に基づいてシート姿勢駆動部を駆動する(ス
テップ122)。これにより、シートは基準位置に戻
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両用シートの制御装
置に係り、より詳しくは、車両に設けられたシートの姿
勢を制御する車両用シートの制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、車両には乗員が着座可能な座席シ
ートが備えられており、この座席シートは車両の走行時
に移動しないように車両に取り付けられている。最近で
は車両の性能向上に伴って操縦安定性が大幅に向上して
きており、例えば座席シートが乗員の体型に合わせて位
置を調整可能とされるなど、座席シートの着座感の向上
が図られている。ところが、座席シートは固定されてい
るため、例えば、車両が旋回している(なお、交差点等
で右又は左に曲がる場合も含む、以下同様)時には、旋
回により生じる慣性力(遠心力)によって、座席シート
に対する着座状態が変化し、乗員に不快感を与えてい
た。これを解決するために、車両の走行時の慣性力をセ
ンサ(加速度センサ、車速センサ、ステアリングセンサ
等)によって検出し、この検出値に基づいて座席シート
の姿勢を変更することにより、乗員の座席シートに対す
る着座状態を維持して乗員の不快感を解消しようとする
座席シートが提案されている(特開昭57−84232
号公報、実開昭61−85527号公報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、シート
の姿勢変更の向きは一般的に車両の操舵方向(ハンドル
角)によって推定されているため、例えばスピン状態の
ように車両に大きな姿勢変化が生じた状態では、シート
の姿勢制御が最適にできないケースや急激な着座姿勢変
化によってアクセル・ブレーキ等の操作を行いづらくな
るケースがあり、不快感を感じることがあった。
【0004】本発明は、上記事実を考慮して、車両に大
きな姿勢変化が生じたスピン状態であっても、乗員に不
快感を与えることなく姿勢制御を行うことのできる車両
用シートの制御装置を得ることが目的である。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1記載の発明は車両に設けられたシートの
姿勢を変更する姿勢変更手段と、少なくとも車速及び操
舵角を表す前記車両の運転状態及び前記車両の挙動変化
を表す走行状態を検出する検出手段と、前記検出手段に
より検出された走行状態に基づいて前記車両の走行状態
がスピン状態か否かを判定する判定手段と、前記検出手
段により検出された少なくとも前記車両の運転状態に基
づいて前記姿勢変更手段を制御すると共に、前記車両の
走行状態がスピン状態に陥った場合に、前記シートの姿
勢変更を中止させるように前記姿勢変更手段を制御する
制御手段と、を備えている。
【0006】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の発明において、前記制御手段は、前記車両の走行状
態がスピン状態に陥った場合に、前記シートの姿勢が予
め定められた基準位置となるように前記姿勢変更手段を
制御することを特徴とする。
【0007】
【作用】請求項1記載の発明では、姿勢変更手段は車両
に設けられたシートの姿勢を変更し、検出手段は少なく
とも車速及び操舵角を表す車両の運転状態及び車両の挙
動変化を表す走行状態を検出する。この車両の挙動変化
を表す走行状態には、車両の加速度の方向やこの加速度
の変化量等がある。判定手段は、検出手段により検出さ
れた走行状態に基づいて車両の走行状態がスピン状態か
否かを判定する。制御手段は、検出された車両の運転状
態の車速及び操舵角に基づいて姿勢変更手段を制御す
る。これと共に制御手段は、車両に大きな姿勢変化が生
じたスピン状態に陥った場合に、シートの姿勢変更を中
止させるように制御する。これにより、車両に大きな姿
勢変化が生じた場合であってもシートは姿勢制御される
ことがなく、乗員は不快感を感じることはない。
【0008】また、請求項2記載の発明では、制御手段
は、車両の走行状態がスピン状態に陥った場合に、シー
トの姿勢が予め定められた基準位置となるように姿勢変
更手段を制御する。これにより、シートが姿勢制御によ
る継続的な位置に位置することがなく、予め定められた
基準位置に戻る。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細
に説明する。
【0010】なお、図中矢印FRは車体前方方向を、矢
印INは車幅内方方向を、矢印UPは車体上方方向を示
す。
【0011】(座席シートの構造)図1に示したよう
に、車両内には、座席シート10及びステアリング16
が設けられており、この座席シート10は、周知のよう
にシートクッション12及びシートバック14を備えて
いる。
【0012】図2に示したように、座席シート10のシ
ートクッション12の下方、前方右側には、シート姿勢
駆動部20Aが配設されており、座席シート10のシー
トクッション12下方の後方右側には、シート姿勢駆動
部20Bが配設されている。一方、中心線CLを軸とし
てシート姿勢駆動部20Aと対称な位置の、シートクッ
ション12下方の前方左側には、シート姿勢駆動部20
C(図4)が配設されており、シートクッション12下
方の後方右側にはシート姿勢駆動部20D(図4)が配
設されている。
【0013】図3(1)、(2)には、シート姿勢駆動
部20Aの概略構造図及び作動図を示した。シート姿勢
駆動部20Aは、サポート22A、フランジ24A、ス
テイ26A、移動ブロック28A、ナット部30A、ハ
ウジング32A、ネジ36A及びモータ34Aから構成
されている。
【0014】サポート22Aは、断面コ字状であり、屈
曲部の先端付近の各々には貫通孔が設けられている。ま
た、長形状の平坦部にも貫通孔21Aが設けられてお
り、この貫通孔21Aにボルトを通して座席シート10
下部に固定することが可能になっている。
【0015】ステイ26Aは、断面コ字状であり、屈曲
部の先端付近の各々には貫通孔が設けられている。ま
た、長形状の平坦部にも図示しない貫通孔が設けられて
おり、この貫通孔にボルトを通して図示しないシャシに
固定されたレール92に取り付け可能になっている。
【0016】サポート22Aとステイ26Aとは、略三
角形の板状に形成されたフランジ24Aを介して連結さ
れている。フランジ24Aは、各々の頂点付近に貫通孔
が合計3つ設けられており、1つ目の貫通孔とステイ2
6Aの貫通孔とにリベット23Aが軸着されている。ま
た、2つ目の貫通孔とサポート22Aの貫通孔とにもリ
ベット23Aが軸着されている。
【0017】フランジ24Aの3つ目の孔には、移動ブ
ロック28Aの板状の先端部に設けられた貫通孔と共
に、リベット23Aが軸着されている。移動ブロック2
8Aの一方にはナット部30Aが設けられており、ナッ
ト部30Aには、その中心にネジ36が通されている。
【0018】ネジ36Aの一端は、ハウジング32Aへ
回転可能なように取り付けられており、他端は保持部材
33Aに取り付けられている。このハウジング32A
は、図示しないウオームギヤ及びウオームホイールを内
蔵しており、ウオームギヤの回転軸にはモータ34Aの
回転軸が取り付けられ、ウオームホイールの回転軸には
ネジ36Aが取り付けられ、モータ34Aの回転がネジ
36Aに伝達されるようになっている。また、このハウ
ジング32Aは下面がレール92に固定されている。
【0019】モータ34Aは制御装置40(図7)に接
続されており、制御装置40からの信号に応じて回転す
るようになっている。このモータ34Aは、図7に示す
ように、回転駆動を司る回転駆動部35A及びエンコー
ダ68Aから構成されている。エンコーダ68Aは回転
駆動部35Aの回転軸に取り付けられており、回転駆動
部35Aの回転角度に応じた信号を出力するようになっ
ている。なお、エンコーダ68Aを設けることなくオー
プン制御が可能なパルスモータを使用してもよい。
【0020】従って、モータ34Aが図3(2)矢印A
方向(図3(1)の反時計方向)に回転すると、ハウジ
ング32A内のウォームギヤ及びウォームホイールによ
ってモータ34Aの回転がネジ36Aに伝達され、ネジ
36Aが図3(2)矢印B方向に回転する。ネジ36A
の一端がウォームホイールに固定されていることによ
り、ネジ36Aの回転によりナット部30Aは図3
(2)矢印D方向に移動する。ナット部30Aは移動ブ
ロック28Aに固定されているため、移動ブロック28
Aの先端が図3(2)矢印D方向へ移動する。移動ブロ
ック28Aはフランジ24Aを介してレール92に固定
されたステイ26Aに取り付けられているため、フラン
ジ24Aはリベット23Aを軸として図3(2)矢印C
方向に回転する。フランジ24Aに取り付けられたサポ
ート22Aは図3(2)矢印E方向に移動し、想像線D
へと至る。一方、モータ34Aが図3(2)の時計方向
に回転すると、サポート22Aは、想像線Uへ至る。こ
のように、サポート22Aが上下動することにより、サ
ポート22Aが取り付けられた座席シート10は上下に
移動可能になる。なお、シート姿勢駆動部20B、シー
ト姿勢駆動部20C、及びシート姿勢駆動部20Dもシ
ート姿勢駆動部20Aと同様の構成になっている。
【0021】図4に示したように、定常走行状態または
停止状態における座席シート10の位置を基準位置とし
てヒップポイントPを通る鉛直線Ovで表すと、右側の
シート姿勢駆動部20A、20Bのサポート22を上昇
させると共に、左側のシート姿勢駆動部20C、20D
を下降させることにより、座席シート10はヒップポイ
ントPを中心として基準位置から図4の矢印θA方向へ
所定角度回転する。一方、シート姿勢駆動部20A、2
0Bのサポート22を下降させると共に、シート姿勢駆
動部20C、20Dを上昇させることにより、座席シー
ト10はヒップポイントPを中心として基準位置から図
4の矢印θB方向へ所定角度回転する。
【0022】図5に示したように、右側のシート姿勢駆
動部20A、20Cのサポート22を上昇させると共
に、左側のシート姿勢駆動部20B、20Dのサポート
22を下降させることにより、座席シート10はヒップ
ポイントPを中心として基準位置(ヒップポイントPを
通る水平線OH で表す)から図5の矢印θC方向へ所定
角度回転する。一方、シート姿勢駆動部20A、20C
のサポート22を下降させると共に、シート姿勢駆動部
20B、20Dを上昇させることにより、座席シート1
0はヒップポイントPを中心として図5矢印θD方向へ
所定角度回転する。なお、座席シート10が上記の図4
の鉛直線Ovで表される基準位置及び図5の水平線OH
で表される基準位置に位置する時、座席シート10は基
準位置に位置するとみなす。
【0023】(制御装置の構造)図7に示したように、
制御装置40は、ROM44、RAM46、CPU4
2、入力ポート50、出力ポート52及びこれらを接続
するデータバスやコントロールバス等のバス48を含ん
で構成されている。なお、ROM44には、後述するフ
ァジイ推論を行なうために利用するファジイルールおよ
び制御プログラム等が記憶されている。
【0024】入力ポート50には、ステアリングセンサ
62、車速センサ64、Gセンサ63、ストロークセン
サ66A、66B、66C、66D、エンコーダ68
A、68B、68C、68D、ドアスイッチ21、シー
トベルトスイッチ23、イグニションスイッチ61、及
びシート制御スイッチ67が接続されている。このうち
ステアリングセンサ62はステアリング16の操舵角θ
と回転方向に応じたパルス信号を出力し、車速センサ6
4は車両の速度を表示するスピードメータ(図示省略)
のケーブルに取り付けられ、車両の速度Vに応じた信号
を出力する。
【0025】ストロークセンサ66A〜66Dは、図示
しないサスペンションに取り付けられており、車体と車
輪との変位に応じた信号を出力し、エンコーダ68A〜
68Dは、上記モータ34A〜34Dの各回転軸に取り
付けられており、このモータ34A〜34Dの各々の回
転角度に基づいてシート姿勢駆動部20A〜20Dのサ
ポート22の上下位置を検出することができる。
【0026】また、ドアスイッチ21はドア11(図1
参照)の開閉状態に応じた信号を出力し、シートベルト
スイッチ23は図示しないシートベルトのロック状態に
応じた信号を出力する。更に、シート制御スイッチ67
は車両の運転状態に応じた座席シート10の姿勢変更制
御を実行するための選択信号を出力する。
【0027】出力ポート52は、増幅回路54を介して
回転駆動部35A、回転駆動部35B、回転駆動部35
C、回転駆動部35Dに接続され、それぞれを回転する
ようになっている。
【0028】(座席シートの制御量)次に本実施例に用
いた座席シート10のシート制御量について説明する。
なお、座席シート10の姿勢制御を連続的に制御するの
でなく、後述するように予め2つ又は3つの所定値を定
めておき、この所定値により座席シート10の姿勢を制
御することにより、連続的に制御した場合と等価な制御
を行うことができることが実験により確認されている。
【0029】シート制御量のうち座席シート10をヒッ
プポイントPを中心に左右に揺動させるための制御量L
に関しては、表1に示すように座席シート10の初期位
置から順に大きくなる制御量L1、L2、L3が予め定
められており、座席シート10をヒップポイントPを中
心に前後に揺動させるための制御量Kに関しては、表2
に示すように座席シート10の初期位置から順に大きく
なる制御量K1、K2が予め定められている。
【0030】
【表1】
【0031】
【表2】 (ロール制御のファジィ推論規則)本実施例では、上記
のシート制御量を演算する方法の一例として論理積によ
るファジイ推論によりシート制御量を演算する例を示
す。以下、車両を旋回したときに座席シート10をヒッ
プポイントを中心に左右に揺動させるロール制御のファ
ジィ推論規則について簡単に説明する。以下に示す表3
に、ファジィ推論規則(ステアリング16を右回転した
ときのロール制御)をテーブル化して表した。
【0032】
【表3】 但し、θ:ステアリングの操舵角 (ZR:小さい、R
M:中程度、RL:大きい) 、dθ:ステアリングの角
速度 (ZR:小さい、PM:中程度、PL:大きい) 、
V:車速 (ZR:低速、PM:中低速、PL:中高速、
PVL:高速) (a) 〜(t) :ファジイ推論規則の番号 上記のファジィ推論規則をif〜then〜の形で表す
と、例えば(f),(g) については以下のようになる。また
(a) 〜(t) の内、他のファジイ規則についても同様に表
されるが、記載を省略する。 (f)もし、ステアリングを右に中程度回転しかつ車速
Vが中低速度であると共にステアリング角速度が小さい
ならば、座席シート10の姿勢制御を行わない。 (g)もし、ステアリングを右に中程度回転しかつ車速
Vが中高速度であると共にステアリング角速度が小さい
ならば、座席シート10を右に少し傾ける。
【0033】上記ステアリング16の右回転の場合の操
舵角θの言語値ZR、RM、RLの各々は、図8(1)
に示すメンバシップ関数Fθによって定量化され、ステ
アリングの角速度dθの言語値ZR、PM、PLの各々
は、図8(2)に示すメンバシップ関数Fdθによって
定量化される。また、車速Vの言語値ZR、PM、P
L、PVLの各々は、図8(3)に示すメンバシップ関
数FVによって定量化され、座席シート10の姿勢制御
の言語値ZR、PS、PM、PLの各々は、図8(5)
に示すメンバシップ関数GLによって定量化される。な
お、Fθ()、FV(),GL()・・・は各々()内
の言語値に対するθ、V、Y・・・のメンバシップ関数
を表す。
【0034】なお、本実施例では、座席シート10がヒ
ップポイントPを中心に左右に揺動するため、座席シー
ト10の右側の変位量と左側の変位量が基準位置から対
称に同量変位させる。例えば、座席シート10を右側に
L1だけ傾ける場合には、右側のシート姿勢駆動部20
A、20Bを「−L1」に、左側のシート姿勢駆動部2
0C、20Dを「+L1」にすればよい。
【0035】なお、本発明は上記ルールに限定されるも
のではなく、ステアリング16の操舵角θ及び車速Vの
みからシート制御量が定まるようにしても良い。
【0036】(ロール制御のファジィ推論)次に、上記
ファジイ規則及びメンバシップ関数に基づいて座席シー
ト10のシート制御量をファジイ推論する場合を説明す
る。以下、説明を簡単にするため、一例として上記表3
の規則(f)及び規則(g)の2つの規則によるファジ
イ推論について説明する。
【0037】ステアリング16の操舵角θがθa、角速
度dθがdθa、車速VがVaのとき(図9(1)参
照)、上述したファジィ推論規則及び各々のメンバシッ
プ関数に基づいてステアリング16の操舵角θ、角速度
dθ、及び車速Vに対応する一致度を演算する。即ち、
規則(f)では、図9(2)に示したように、ステアリ
ング16の操舵角θはメンバシップ関数Fθ(RM)に
よって一致度が演算され、角速度dθはメンバシップ関
数Fdθ(ZR)によって一致度が演算され、車速Vは
メンバシップ関数FV(PM)によって一致度が演算さ
れる。規則(g)に対しても同様にして図9(3)に示
したように、Fθ(RM)、Fdθ(ZR)、FV(P
L)によって一致度が演算される。
【0038】次に、上記規則の各々に対して一致度の論
理積つまり一致度の最小値w、即ち、ステアリング16
の角度θ、車速V、ステアリング16の角速度dθ、車
加速度dVに対する適合度を演算する。規則(f)で
は、図9(2)に示したように、求めた一致度の最小値
が適合度w1 となる。規則(g)に対しても同様にし
て、図9(3)に示したように、各々の最小値が適合度
2 となる。
【0039】次に上記規則毎に推論結果を算出する。即
ち、規則(f)に対する座席シート10のシート制御量
のメンバシップ関数GL(ZR)を適合度w1 でカット
した集合W1(図9(2)には線分で示される)と、規
則(g)に対するGL(PS)を適合度w2 でカットし
た斜線部の集合W2(図9(3)参照)との和集合とし
て求められる図9(4)に斜線で示す集合Wが、ファジ
イ推論の推論結果になる。この集合Wの重心を求め、求
めた重心値から最も近い座席シート10のシート制御量
(0、L1,L2,L3の何れか)であるL1をシート
制御量と決定する。この場合、座席シート10をヒップ
ポイントを中心に傾けるためには左右同量の制御量にす
ればよいため、右側のシート姿勢駆動部20A、20B
の制御量SRは「−L1」に、左側のシート姿勢駆動部
20C、20Dの制御量SLは「+L1」になる。
【0040】(スクォート・ダイブ制御のファジィ推論
規則)次に、車両を加速、減速したときに座席シート1
0をヒップポイントを中心に前後に揺動させるスクォー
ト・ダイブ制御のファジィ推論規則を示す。以下の表4
にスクォート・ダイブ制御のファジィ推論規則をテーブ
ル化して表した。
【0041】
【表4】 但し、V:車速 (ZR:低速、PM:中低速、PL:中
高速、PVL:高速) dV:車加速度(NL:大きく減少、NM:少し減少、
ZR:絶対値が非常に小さい、PM:少し増加、PL:
大きく増加) AF:座席シート前側の制御、AB:座席シート後側の
制御(共に、PL:多く上昇、PM:少し上昇、ZR:
制御を行わず、NM:少し下降、NL:多く下降) (a) 〜(n) :ファジイ推論規則の番号 上記のファジィ推論規則をif〜then〜の形で表す
と、例えば(j),(k) については以下のようになる。また
(a) 〜(n) の内、他のファジイ規則についても同様に表
されるが、記載を省略する。 (j)もし、車加速度dVが少し増加し車速Vが中高速
ならば、座席シート10の前側の姿勢制御を行なわずに
座席シート10の後側を少し上昇させる。 (k)もし、車加速度dVが大きく増加し車速Vが高速
ならば、座席シート10の前側の姿勢制御を行なわずに
座席シート10の後側を多く上昇させる。
【0042】上記車速Vの言語値を定量化するメンバシ
ップ関数FVは上記ロール制御時に説明した図8(3)
と同様であるため、説明を省略する。車加速度dVの言
語値ZR、PM、PL、PVLの各々は、図8(4)に
示すメンバシップ関数FdVによって定量化され、座席
シート10の姿勢制御の言語値ZR、PM、PLの各々
は、図8(6)に示すメンバシップ関数GKによって定
量化される。
【0043】(スクォート・ダイブ制御のファジイ推
論)次に、スクォート・ダイブ制御についてファジイ推
論して座席シート10のシート制御量を求める例につい
て説明する。また、このスクォート制御またはダイブ制
御は、上記ロール制御のときと同様に説明を簡単にする
ため、上記表4の規則(j)及び規則(k)の2つの規
則によるファジイ推論を説明する。
【0044】車速VがVc、車加速度dVがdVcのと
き(図10(1)参照)、上述したファジイ推論規則及
び各々のメンバシップ関数に基づいて車速V及び車加速
度dVに対応する一致度を演算する。即ち、規則(j)
では、図10(2)に示したように、車速Vはメンバシ
ップ関数FV(PL)によって一致度が演算され、車加
速度dVはメンバシップ関数FdV(PM)によって一
致度が演算される。これにより、求めた一致度の最小値
が適合度w1 となる。規則(k)に対しても同様であ
り、図10(3)に示したように、FV(PL),Fd
V(PL)によって一致度が演算され各々の最小値が適
合度w2 となる。
【0045】従って、規則(j)では、座席シート10
の前側の制御量Afのメンバシップ関数GK(ZR)及
び座席シート10の後側の制御量Abのメンバシップ関
数GK(PM)を適合度w1 でカットした集合W11
(図10(2)には線分で示される)及び斜線部の集合
W12(図10(2)参照)が求められ、規則(k)で
は、メンバシップ関数GK(ZR)及びメンバシップ関
数GK(PL)を適合度w2 でカットした集合W21
(図10(3)には線分で示される)及び斜線部の集合
W22(図10(3)参照)が求められる。そして、前
側の制御量Afに関しては集合W11と集合W21との
和集合W1が、後側の制御量Abに関しては集合W12
と集合W22との和集合W2が、各々のファジイ推論の
推論結果となる(図10(4)参照)。これらの集合W
1、W2の各々の重心を求め、重心値に最も近いシート
制御量(0、K1,K2の何れか)を座席シート10の
制御量とする。この場合、座席シート10の前側の制御
量Afは0に、座席シート10の後側の制御量AbはK
2になる。
【0046】(実施例の作用)以下、本実施例の作用を
説明する。
【0047】車両のイグニションスイッチ61がオンさ
れると、図11に示す制御ルーチンが開始される。この
制御ルーチンはCPU42において、所定時間間隔で繰
り返し実行される。なお、図示は省略したが、アクセサ
リースイッチ等をオンすることにより制御ルーチンを開
始しても良い。
【0048】まず、ステップ102ではRAM46の記
憶域のクリア等の初期設定処理を行う。
【0049】なお、この初期設定処理では、シートベル
トスイッチ23、ドアスイッチ21、車速センサ64、
及びイグニションスイッチ61等からの出力信号に基づ
き、当該車両が走行前の状態であることを判断し、当該
車両が走行前の状態である場合には予め定められた製造
時の基準位置(ニュートラルポジション)から乗員の体
格に合わせたハンドル16の傾斜角度や座席シート10
の高さ等の自動調節等を行うことができる。
【0050】次のステップ104では各種スイッチ及び
センサを読み取る。即ち、車速センサ64により車速
V、Gセンサ63により実加速度Ga と予め定められた
道路面と略平行な二次元の絶対座標系(X,Y)におけ
る実加速度Ga の方向Pa 、及びシート制御スイッチ6
7により座席シート10の姿勢変更制御の実行の可否を
表す指示状態を読み取る。また、ステアリングセンサ6
2によりステアリング16の回転方向に応じた操舵角
θ、ストロークセンサ66A〜66Dの各々により車体
と車輪との変位、及びエンコーダ68A〜68Dの各々
によりモータ34A〜34Dの各々の回転角度を読み取
る。
【0051】次のステップ106ではシート制御スイッ
チ67がオンであるか否かの判定を行い、否定判定の場
合にはシート制御を行う必要がないため本ルーチンを終
了すると共に、肯定判定の場合にはステップ108へ進
む。ステップ108では車速Vが予め定められた設定車
速V0 以上であるか否かを判定し、車速Vが設定車速V
0 以上である場合にステップ110へ進み、車速Vが設
定車速V0 未満である場合は本ルーチンを終了する。上
記設定車速V0 には、シート制御するに充分な車速が予
め定められている。
【0052】ステップ110では車速V及び操舵角θか
ら車両に加わる推定加速度Gb の上記の絶対座標系
(X,Y)における方向Pb を演算し、次のステップ1
12では推定加速度Gb の方向Pb と実加速度Ga の方
向Pa とが、絶対座標系(X,Y)において予め定めら
れた角度Φ以上ずれているか否かを判断する。角度Φ
は、スピン等、車両の挙動が不安定となる基準値が予め
定められている。推定加速度Gb の方向Pb と実加速度
Ga の方向Pa とが角度Φ以上ずれていない場合は、車
両の挙動は通常走行のように略安定的であるため、ステ
ップ124へ進み以下に述べるようなシート制御処理を
行う。
【0053】ステップ124の詳細は図12のフローチ
ャートに従って実行される。まずステアリング16の操
舵角θ、車速Vに基づいてステアリング16の回転する
角速度dθ、車加速度dVを演算し(ステップ17
0)、次に上記で説明したファジィ推論規則に従ってス
テアリング16の操舵角θ、角速度dθ、車速V、及び
車加速度dVの各々の一致度を、対応するメンバシップ
関数に基づいて演算する(ステップ172)。次の、各
規則における一致度の最小値wi(iは規則の番号)、
即ち、各規則毎の適合度を演算し(ステップ174)、
各規則毎に各々の適合度wiによって重み付けされた集
合(論理積)Wiを求める(ステップ176)。次に、
規則毎に算出された推論結果(各々の集合Wi)から和
集合によって推論結果(集合W)を求め(ステップ17
8)、この集合Wの重心を求め、求めた重心値から最も
近い座席シート10のシート制御量を決定する(ステッ
プ180)。そして、求めたシート制御量に基づいて、
シート姿勢駆動部20A〜20Dの各々の駆動値λa 、
λb 、λc 、λd を演算し(ステップ182)、シート
姿勢駆動部20A〜20Dの各々を駆動値λa 、λb 、
λc 、λd だけ駆動する(ステップ184)。以上でシ
ート制御処理を終了する。
【0054】図11のステップ112で推定加速度Gb
の方向Pb と実加速度Ga の方向Pa とが角度Φ以上ず
れている場合は、ステップ114へ進み、エンコーダ6
8A〜68Dの信号に基づいて、座席シート10が基準
位置に位置しているか否かを判定する。肯定判定の場合
には座席シート10の位置を変更する必要がないため本
ルーチンを終了すると共に、否定判定の場合にはステッ
プ116へ進む。
【0055】ステップ116では、座席シート10を現
在の位置から基準位置に戻すためのシート姿勢駆動部2
0A〜20Dの各々の駆動値λa 、λb 、λc 、λd
を、エンコーダ68A〜68Dの信号に基づいて演算
し、次のステップ118では駆動値λa 、λb 、λc 、
λd のうち予め定められた設定駆動値λ0 以上のものが
あるか否かを判定する。なお、この設定駆動値λ0
は、一度に駆動した場合に乗員の運転操作の妨げになら
ない程度の駆動値が設定されている。
【0056】ステップ118で否定判定の場合はステッ
プ122へ進むと共に、肯定判定の場合にはステップ1
20において設定駆動値λ0 以上の駆動値を設定駆動値
λ0に変更した後ステップ122へ進む。ステップ12
2ではシート姿勢駆動部20A〜20Dの各々を、上記
のステップ116又はステップ120で設定された駆動
値λa 、λb 、λc 、λd だけ駆動し、ステップ114
へ戻る。これにより座席シート10は基準位置に至る。
【0057】以上の説明から明らかなように、車両に大
きな姿勢変化が生じ、車速Vと操舵角θとに基づいて演
算された推定加速度Gb の方向Pb とGセンサ63によ
り検出された実加速度Ga の方向Pa とが予め定められ
た角度Φ以上ずれている場合、座席シート10の姿勢制
御は中止され座席シート10は基準位置に戻されるの
で、乗員は違和感を感じることなく、より快適に運転操
作を行うことができる。
【0058】また、上記実施例では、座席シート10を
基準位置に戻す際に、一度に駆動するシート姿勢駆動部
20A〜20Dの各々の駆動値に、乗員の運転操作の妨
げにならない程度に設定された設定駆動値λ0 という上
限を設けることにより、シートの姿勢が急激に変更され
乗員の運転操作が妨げられることを防止することができ
る。
【0059】なお、上記実施例では、推定加速度Gb の
方向Pb と実加速度Ga の方向Paとが予め定められた
角度Φ以上ずれている場合、座席シート10の姿勢制御
を中止し、更に座席シート10を基準位置に戻す例を示
したが、上記の場合には座席シート10の姿勢制御を中
止するだけでも、座席シートは安定し、乗員は不快感な
く運転操作を行うことができるという効果がある。
【0060】また、上記実施例では、車両に大きな姿勢
変化が生じた状態を、車速Vと操舵角θとに基づいて演
算された推定加速度Gb の方向Pb とGセンサ63によ
り検出された実加速度Ga の方向Pa とが予め定められ
た角度Φ以上ずれていることにより判断していたが、本
発明はこれに限定されるものではなく、例えばGセンサ
63により検出された所定方向の加速度の履歴を記録し
当該加速度がほぼ周期的に変動していることをもって判
断しても良く、またヨーレートセンサにより検出された
車両のヨー角の変化速度(ヨーレート)やスリップ角セ
ンサにより検出された車両のスリップ角等が、各々に対
応して予め定められた基準値を超えていることをもって
判断しても良い。
【0061】また、上記実施例では、自動車の運転席の
座席シートに本発明を適応した場合について説明した
が、本実施例は車両の種類および座席シートの位置に限
定されるものではなく、座席シートを有した車両には適
応可能であり、更に座席シートの位置には助手席または
後部座席、及びこれらを組み合わせて用いてもよい。
【0062】また、上記実施例では、ファジイ推論によ
り演算したシート制御量に基づいてシート制御を行う例
を示したが、本発明におけるシート制御はこれに限定さ
れるものではなく、他の方法によってシート制御を行っ
ても良い。
【0063】また、上記実施例では、シートクッション
12の姿勢を制御する例について説明したが、シートバ
ック14、ヘッドレスト、ランバーサポート等を上記と
同様の手順に沿い同時に制御してもよい。
【0064】更に、本発明は上記請求項記載の構成の他
に、以下の実施態様を有するものである。
【0065】前記検出手段によって検出された前記車両
の運転状態に基づいて前記車両の走行状態を推定する推
定手段を更に備え、前記制御手段は、推定された走行状
態と検出された走行状態との差異に基づいて前記シート
の姿勢変更を中止することを特徴とする。
【0066】上記のように走行状態を推定すれば、実際
の走行状態と現時点において至ることが予想される走行
状態との差異を容易に求めることができる。従って、車
両の挙動変化を即時的に求めることができる。
【0067】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、車両の走
行状態がスピン状態に陥った場合に、シートの姿勢制御
を中止するので、車両の挙動が不安定な場合であって
も、シートは安定し、乗員は不快感なく運転操作を行う
ことができるという優れた効果を有する。
【0068】また、請求項2記載の発明によれば、車両
の走行状態がスピン状態に陥った場合に、シートを基準
位置へ戻すので、乗員はより快適に運転操作を行うこと
ができるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例に利用可能な車両を示す斜視図であ
る。
【図2】本発明の実施例の制御シートが適用された座席
シートの右側部分を斜め前方から見た斜視図である。
【図3】(1)は、実施例の制御シートに利用したシー
ト姿勢駆動部の構成斜視図、(2)は、(1)の側面図
である。
【図4】座席シートを車両の車幅方向に揺動した状態を
表すイメージ図である。
【図5】座席シートを車両の前後方向に揺動した状態を
表すイメージ図である。
【図6】ステアリングの回転方向を示す線図である。
【図7】本実施例に利用した制御装置の構成を示すブロ
ック図である。
【図8】(1)乃至(6)は、本実施例に利用したファ
ジイ推論におけるメンバシップ関数を表す線図である。
【図9】ロール制御のファジイ推論において、(1)は
メンバシップ関数を示す線図、(2)〜(3)は推論過
程を示したイメージ図、(4)は推論結果を示したイメ
ージ図である。
【図10】スクォート・ダイブ制御のファジイ推論にお
いて、(1)はメンバシップ関数を示す線図、(2)〜
(3)は推論過程を示したイメージ図、(4)は推論結
果を示したイメージ図である。
【図11】本実施例の制御ルーチンを示す流れ図であ
る。
【図12】本実施例の制御ルーチンにおけるシート制御
処理を示す流れ図である。
【符号の説明】
10 座席シート(シート) 20 シート姿勢駆動部 40 制御装置 62 ステアリングセンサ 63 Gセンサ 64 車速センサ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両に設けられたシートの姿勢を変更す
    る姿勢変更手段と、 少なくとも車速及び操舵角を表す前記車両の運転状態及
    び前記車両の挙動変化を表す走行状態を検出する検出手
    段と、 前記検出手段により検出された走行状態に基づいて前記
    車両の走行状態がスピン状態か否かを判定する判定手段
    と、 前記検出手段により検出された少なくとも前記車両の運
    転状態に基づいて前記姿勢変更手段を制御すると共に、
    前記車両の走行状態がスピン状態に陥った場合に、前記
    シートの姿勢変更を中止させるように前記姿勢変更手段
    を制御する制御手段と、 を備えた車両用シートの制御装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記車両の走行状態が
    スピン状態に陥った場合に、前記シートの姿勢が予め定
    められた基準位置となるように前記姿勢変更手段を制御
    することを特徴とする請求項1記載の車両用シートの制
    御装置。
JP28085894A 1994-11-15 1994-11-15 車両用シートの制御装置 Pending JPH08142728A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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